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カテゴリ「アーセナル」の334件の記事 Feed

2014年11月 3日 (月)

サンチェス無双 アーセナルvsバーンリー戦

141101arsenal久しぶりにアーセナル戦の観戦記。この試合を迎えるまでは3勝1敗5分と、負けないという印象よりは勝ちきれない、という方が正しい結果となっていたが、それも相変わらずの負傷者の多さ、特にジルー、ウコルコットの欠場の影響が大きかった。

しかし、この試合でようやくウォルコットがベンチ入りして、少しずつ選手層も厚さを増していきそうだ。そしてこのところ好調を維持している新加入、アレクシス・サンチェスへの期待がどんどん高まっている。この日の相手バーンリーが降格圏で苦しんでいるとあって、大量得点への予感を漂わせていた。

先発はGKスチェスニー、DFギプス、メルテザッカー、モンレアル、チェンバース、MFアルテタ、フラミニ、カソルラ、サンチェス、オクスレイド・チェンバレン、FWウェルベック。

試合は前半から圧倒的にボールを支配するアーセナルペースだが、フィニッシュまで持って行くものの、引き気味の相手DFに弾かれる、相手GKの好セーブに阻まれるなど、思うように点に結びつかない。前半はフラストレーションがたまったまま、0-0で終了。

引き気味の相手に時間がたつにつれて攻めあぐねる、という悪循環にはまる試合を観てきただけにこの日のその深みに落ちそうな雰囲気があったが、それをこじ開けたのはやはりこの男、アレクシス・サンチェスだった。71分、チェンバースからのクロスをサンチェスがDFの合間をかいくぐって頭で合わせて先制、3試合連続のゴールを決める。そしてそこから間を置かずに73分、こんどはカソルラのFKからウェルベックのシュートのこぼれ球をチェンバースが足を延ばして押し込んで2点目を挙げる。

この連続2点が試合を決定した。バーンリーにはカウンターに出る余力もほとんどなく、途中テオ・ウォルコットの9か月ぶりの復帰という嬉しいシーン、サンチェスがウォルコットに得点させようとしたシーンもあったが、最後はサンチェス自身がアディショナルタイムにダメ押し3点目を決めて試合終了、3-0でリーグ戦では初の連勝となった。

正直3-0でもまだ足りない印象はあったが、まず勝てる試合を確実にものにして4位圏内に入ったことが大切。この試合はなんといっても好調を維持したサンチェスがMOM。個人力でなんとか得点まで持っていける、今のアーセナルでは数少ない選手が波に乗っているのだから、心強い限り。ただ他の選手、カソルラ、ラムジー、チェンバレン、ウェルベックがまだ本調子でないので、彼らの状態が上がってくれば、さらに攻撃力に厚みが増すのだが、サンチェス次第というところがやや脆さを思わせる。まだまだ安心できないが、上昇機運に乗っていることが感じられる試合だった。

2014年8月17日 (日)

プレミア開幕、新戦力は好発進! アーセナルvsクリスタルパレス戦

140817arsenal_2早いもので、プレミア開幕の季節を迎えた。昨季のFAカップ優勝で、もはや無冠の悪連鎖は断ち切った以上、次は「万年4位」などという評価を脱して、次のタイトルに向けての飛躍の年にしてほしいところ。

開幕を迎えて新たに加わったFWサンチェス、課題のDFにはドビッシュー、チャンバースが先発出場となったチームのスタメンは、GKスチェスニー、DFギプス、コシエルニー、チャンバース、ドビッシュー、MFアルテタ、カソルラ、ウィルシャー、ラムジー、サンチェス、FWサノゴ。

今季もアーセナルが目指すパスで相手を崩すサッカーは健在で、序盤からボールの支配率はアーセナルが圧倒。その中で期待の新戦力となるバルセロナから移籍したサンチェスは個人技があり、相手の出し抜くような動きでエリア内に攻め込んでいく。前半34分に課題のセットプレーからワンチャンスで先制を決められた後の45分のコシエルニーの得点も、サンチェスのFKが起点となった。味方との連携は必ずしも良くなかったが、試合を重ねてフィットするものだろう。

フェルメーレンが去った後のDFがどうなるか、と心配したがドイツ勢の欠場の中でコシエルニー、ドビッシューのフランス勢と若い19歳のチャンバースは手堅い守備を見せた。特にチャンバースは期待以上に冷静な対応を見せていた。ギプスが恒例ともいえる負傷で途中交代となり、モンレアルが入ったが、その後も特に不安な面は感じなかった。しかし本当のところは攻撃的な上位チームとの試合を観てみないとわからない。

試合は後半ロスタイム、エリア内での混戦の中でラムジーが決勝点を挙げて2-1で開幕戦を飾った。彼の負傷以後調子を落としたアーセナルだったが、今季も成長した彼が得点力を発揮し、中軸を担うであろうことを確信した試合になった。幸先の良い勝利にまずは乾杯!今年もよろしくお願いします。

2014年5月18日 (日)

9年ぶりの戴冠は次へのステップ FAカップ アーセナルvsハルシティ戦

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最近アーセナルでのブログをさぼり気味だったが、今日は書かずにはいられない。FAカップ決勝戦、ハルシティ戦は3-2で勝利し、実に9年ぶりのタイトルを獲得、無冠時代、負の連鎖に終止符を打った。

しかし試合は決して楽ではなかった。序盤10分間で2点を失う展開に、かつてのカーリングカップ決勝でのトラウマが蘇ったのは事実だが、その不安は前半17分、カソルラのフリーキックがダイレクトにゴールに突き刺さった時点で消え去った。

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前半は1-2で折り返したものの、決定的なシーンの得点力が半端じゃないコシエルニーがサニャのコーナーキックを頭でネットを揺らし同点に追いつく。その後アーセナルが攻勢に出るが決定的なシーンを外し、決めきれない。そして延長に突入、その後半戦も緊張が続く中で均衡を破ったのは今季のアーセナルの成長頭、ラムジーだった。勝利を確信しつつも残り10分は長く感じられたが、ついにその時は訪れ、3-2の勝利は無冠の形容詞をついに払しょくする歓喜となった。

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長かったタイトルへの渇望を終えた喜びは何物にも替えがたいけれど、本当に欲しているのはシリーズ、そしてCLのタイトルだから、この国内タイトルは一つの過程だと思う。このタイトルでチームが新たなステップに進んだと思うので、来季が正念場になりそうな予感がする。最後にこの日は関西のグーナーが難波に集結、約30人がこの瞬間を共にした。皆さん、お疲れ様でした。来季のさらなる飛躍を確信しつつ、今シーズンを締めくくったを記念すべき、思い出深い一日となった。

 

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2014年4月29日 (火)

快勝に複雑な気持ちも アーセナルvsニューカッスル戦

140429arsenalプレミアも残り3試合。3強の優勝争いに置いてかれた悔しさはあるものの、最低限のCL出場権は確保してもらわなければならない。5位のエヴァートンが足踏みしているだけに、ここは勝って自力での確定を引き寄せたいニューカッスル戦。

先発はGKスチェスニー、DFモンレアル、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFアルテタ、ラムジー、ポドルスキー、カソルラ、エジル、FWジルー。

ホーム戦、モチベーションからしてアーセナルが優位に運ぶべき試合で、しかもエジルとラムジーが復帰してきたとなれば、それほどの不安は感じなかったが、終始アーセナルペースで運んだ、安心して見られた試合だった。

得点は25分のカソルラのCKからのセットプレー、これに走り込んできたコシエルニーが押し込んで、先制点を決めると、41分にはアルテタの縦パスにジルーが反応し、相手DFを抜き去ってのシュートをGKに阻まれ、そのデフレクトを再び蹴り込むもDFに弾かれたボールが字エジルの真ん前に転がり、これを落ちついて決める。前半で2点を決めたアーセナルが、後半65分には2点目を決めそこなったジルーが頭で押し込む3点目のダメ押しで、3-0の快勝となった。

残り試合僅かとなって役者がそろい安定した試合運びで快勝した試合だっただけに、余計悔しさが残った。いつもながら、この布陣で通せたら3強に割って入って優勝争いも可能だっただろう。それほどエジルの巧さ、ラムジーの運動力と積極さが際立っていた。その二人につられるように久々にカソルラの技も感じられ、そして前の好調さによってアルテタの動きが活きた試合だった。2点目のジルーへ運んだ動きはそれが発揮された瞬間だったと思う。

エヴァートンが敗れたことであと1勝で4位以内が確定するアーセナル。昨年末を考えれば悔しい状況だが、FA優勝の芽も残っているだけに次節の勝利を信じたい。

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2014年4月21日 (月)

まずは勝利! ハル・シティvsアーセナル戦

140420arsenal時間がないので、本日は感情だけ。

やっぱアーセナル、最高!役者が戻ってきて、全ての歯車が回った試合。ラムジーの先制、ポルディの2得点も「らしい」得点で、久々にスカッとした。

0-3の勝利をぜひ再びFA決勝で。その日を楽しみに本日から出国します。

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2014年4月13日 (日)

メルティの執念とファビアンスキの意地 FAカップ ウィガンvsアーセナル戦

140413fabiansukiFAカップは日本で言えば天皇杯、英国のサッカーチームの頂点を賭けて戦うのだから、日本で考えられないくらいの価値があるのだろう。そして、それは下位のチームであるほどに価値があるに違いない。2部、3部、4部といった下部リーグがプレミアを破る、いわゆるジャイアント・キリングもこの大会ならではだ。

プレミアで苦戦が続くアーセナルはこの週末、FAカップで2部に降格したウィガンと準決勝を戦った。ウィガンは降格したとはいえ、昨年シティを破ってFAの覇者となったチーム、決して楽な相手ではない。既に他のタイトル可能性が消えた中で、唯一の戴冠の可能性を残したこの日はGKファビアンスキ、DFモンレアル、フェルメーレン、メルテザッカー、サニャ、MFアルテタ、ラムジー、ポドルスキー、カソルラ、チェンバレン、FWサノゴ。

下位チームと戦う時、時間がたてばたつほど相手の守備に阻まれ攻めあぐね、カウンターで失点するといったパターンが目につくアーセナルだけに、この日は早い段階での得点が是が非でも必要だった。しかし、この日もボール支配は予想通りアーセナルだったが、ウィガンの無理をしない、統制のとれた守備、ラインコントロールに徐々に絡まって、雑な攻撃が目につくようになる。

そして後半の58分、メルティがエリア内で相手の足に行って倒したプレイの反則を取られてPKとなり、これを決められてアーセナルが失点する。この悪い流れの中で見ている方の気持ちも正直切れかけてきた82分、ウィガンゴール前でのボールを巡っての混戦の中でぎぷすっが放ったボレーを最後に頭で押し込んだのはPKを取られたメルティだった!これで1-1となり、決着つかないまま延長戦に入ったもののそれでも勝敗が突かないまま、PK戦となった。

PK戦となれば、もはやGKファビアンスキに託すしかないのだが、今季で退団するであろう彼の元に神が微笑んだかのようにウィガンの一人目、二人目をセーヴ、アーセナルはアルテタ、ケルストレーム、ジルー、カソルラが確実に決めてPK戦を制し、決勝進出を決めた。

苦しい試合を辛勝したアーセナル。これでFAを制すれば2004-05以来9年ぶり11回目の優勝となり、同時に長い無冠の時代に終止符を打つことになる。待望のタイトルは目の前にやってきた。しかし、リーグ戦ではこの日7連勝を飾ったエヴァートンに抜かれてついに5位に陥落してしまった。残り5試合で苦しい状況が続くが、勝ち続けるしかないアーセナル。最後の踏ん張りを信じたい。

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2014年4月 7日 (月)

全てがご破算に エヴァートンvsアーセナル戦

140407cherry寒い週末だったが、一応桜も見た。ゆっくりと月を眺めつつ、家路をたどりながら思うのは、遠くの桜よりも、近くの桜がよりいとおしく感じるということ。

しかし、帰宅後に待っていたのは悲しい現実というものか。現地では日曜日昼、日本時間21時半キックオフのアーセナル戦は、アウェイで5位4ポイント差の難敵エヴァートン戦。状況からすれば勝たなければならない試合、4位を確保するのであれば少なくとも引き分けなければならない試合のはずだった。しかし終わってみれば0-3の完敗、これで4位すらも危うい状況に陥ってしまった。思えばクリスマスには1位を走っていたあの時、この事態を予想していただろうか。

この日の先発はGKスチェスニー、DFモンレアル、フェルメーレン、メルテザッカー、サニャ、MFフラミニ、アルテタ、ポドルスキー、ロシツキー、カソルラ、FWジルー。

ホームのエヴァートンの気迫と攻撃に対して、アーセナルが後手に終始してしまった。開始3分にひやっとするシュートを放たれてから浮き足たってしまい、15分にはゴール正面でのルカクの早いシュートをスチェスニーが弾いたところをネイスミスに押し込まれて先制点を許す。34分にはルカクにカウンターからのミドルを決められ、前半に2点を取られる最悪の展開。

アーセナルは後半に入っても点を取り返すだけのイメージに乏しく、スピードもなく単にパスをつなぐだけ。トップのジルーにもボールを運べないのは、やはりエジルの不在を思わずにいられない。61分には再びカウンターからオウンゴールで3点差を喫してしまい、66分にはポルディ、フラミニを下げて負傷から復帰のラムジー、チェンバレンを入れ、71分にはジルーとサノゴを交代したものの、既に勝負は決していた。ラムジーの復帰と、85分にチェンバレンの惜しい枠内シュートがあったくらいがせめてもの材料、といっていい試合だった。

これで優勝は勿論絶望的となり、5位とはいえ後半6連勝と波に乗るエヴァートンに1試合少ない中で1ポイント差に詰められ、4位でさえ自力確保ができない状況になってしまった。チームの悪い流れが止められないアーセナルだが、FAカップでのタイトルは可能性があるだけに、ここで断ち切って再び上昇のきっかけをつかんでほしい。

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2014年3月17日 (月)

センターバック無双 トッテナムvsアーセナル戦

140317arsenal前節ではストークに0-1で取りこぼし、CLではバイエルン相手に敗れて敗退が決まってしまった。FAカップが残っているとはいえ、やはりリーグ戦が本命に違いない。この日の相手は宿敵トッテナムとのノースロンドン・ダービー。

先発はGKスチェスニー、DFギプス、コシエルニー、メルテザッカーサニャ、MFチェンバレン、アルテタ、ポドルスキー、ロシツキー、カソルラ、FWジルー。

試合はいきなり2分、右サイドを上がってきたロシツキーがいったんチェンバレンに預け、チェンバレンがDFを引きつけて再びロシ、そのロシツキーが目の覚めるミドルをゴール上隅に突き刺してアーセナルがいきなり先制した。この試合点取り合戦になることも多いので、開始2分の得点はそうした雰囲気を醸し出したが、試合は予想に反して1点を争う均衡戦に。

エミレーツでは1-0で敗れたトッテナムは、本拠地ホワイト・ハート・レーンで敗れるわけにはいかず、積極的に攻めシュートも放つがあと一歩の所で及ばない。この日はコシエルニー、メルテザッカーの集中力が切れず、ギリギリのところで防ぎきる。特に後半48分、スチェスニーが補給を誤り後ろにボールを逸らしたところをチャドリに詰められるが、DF二人が体を張ってシュートを防ぎきった。

この絶体絶命のピンチを防ぎ切ったアーセナル、試合終了直前の89分にアデバヨールのシュートはスチェスニーが抑え、虎の子の1点を守り切ってダービー2連勝、この日マンUに0-3で勝ったリヴァプールに勝ち点差で並びつつ、3位を守った。

この日は目も覚める弾丸ミドルを放ったロシツキーも凄かったが、やはりMOMは味方ゴールを守り切った両CB、メルティとコッシーだろう。最近前半で得点しても後半に点が入らない状況に陥りやすい中で、この2人が安定しているのは心強い。エジルをケガで欠き、得点力がやや不足している感がある中で、このCB2人の活躍が次節チェルシー戦でも鍵を握るだろう。怪我人も相変わらず多いが、そろそろラムジーも戻ってくるだろうか?次の一戦がタイトル争いを決定づける試合になるに違いない。まさに負けられない戦いだ。

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2014年2月18日 (火)

FAカップで雪辱! アーセナルvsリヴァプール戦

140216arsenal先日プレミアでのアウェイ戦で5-1で敗れて首位をシティに明け渡す結果となった直後は、しばらくは赤いものを観るのも嫌だった。それがアーセナルのユニフォームであるにせよ(笑)

しかし、すぐに雪辱を果たす機会が訪れた。FAカップの5回戦でエミレーツにリヴァプールを迎えた試合は先発がGKファビアンスキ、DFモンレアル、コシエルニー、メルテザッカー、ジェンキンスン、MFアルテタ、フラミニ、ポドルスキ、エジル、チェンバレン、FWヤヤ・サノゴ。

この日はアーセナルが前半15分にチェンバレン、後半48分にはそのチェンバレンからポドルスキへのパスが決まっての得点で試合を有利に運ぶ。しかし58分、エリア内でスアレスが倒され、与えたPKをジェラードに決められて1点差に詰め寄られ、そしてまた63分にチェンバレンが同じくスアレスをエリア内で倒したように見えたが、ここは審判ハワード・ウェブが取らず。ひやっとする場面が多かったが、この日のGKファビアンスキの好セーブによって接戦をものにし、準々決勝にコマを進めた。

同じ相手に、今度はホームで負けるわけにはいかなかったが、しっかりと締めてくれたことを素直に喜びたい。これでショックは払しょくできたはずだから、次のCL、現地19日バイエルン戦にも弾みがついただろう。タイトルの可能性に向けて必勝あるのみ!

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2014年1月20日 (月)

カソルラ復調の兆し アーセナルvsフラム戦

140120arsenalいつもの事とはいえ、怪我人が続出してきたアーセナル。ラムジーに続いてウォルコット、ウォルコットは今季絶望の長期離脱が避けられなくなってしまい、調子が上がっていただけに痛恨の限り。

2月にはリヴァプール、マンU戦、CLのバイエルン戦と強敵が続くだけに下位相手には勝ち点3を積み上げることが何より大事。フラム戦の先発はGKスチェスニー、DFモンレアル、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFウィルシャー、フラミニ、カソルラ、エジル、グナブリー、FWジルー。

序盤からボール支配はアーセナルだったが、思ったようにパスがつながらず、トップに張るジルーまで運べない。パスミスも目立ち、中盤の守備が不安定なアーセナルは、逆にフラムにカウンターを狙われ危ない場面も迎えたが、そこはスチェスニーが集中して防ぎ得点には至らないものの、フラストレーションがたまる前半だった。

後半に入って徐々にアーセナルが修正し、リズムも良くなってきた感じが出てきたところで57分、左から中央に入ってきたカソルラからエリア内でジルー、ウィルシャー、最後は再びカソルラと、らしい早く細かなパスワークで崩しきってアーセナルが先制点を挙げた。

そしてその直後62分にはモンレアルの左からのクロスを相手DFが弾いたボールが、ゴール正面のカソルラの足元に落ちてミドルが決まり、連続の得点が決まってフラムを突き放した。そして試合はアーセナルが逃げ切り、終わってみれば2-0の完封で首位を守った。

前半は噛み合わず運動量も少なく、かえってフラムにカウンターで攻め込まれて失点してもおかしくなかったが、今季はこういう場合でも失点には至らないのが不思議だ。そして後半はその不振を修正して、短い時間帯で連続得点で突き放す、という展開が続いている。安定感には欠ける試合運びだが、それでも勝ちきるところが今年の勝負強さを表しているようだ。

この試合ではカソルラの2得点は収穫だった。今年はエジルが司令塔の位置にいるため、ウィングとしての起用が続いているためか去年ほどフィットしてない感があり、前節もミスで失点を招くなど動きが冴えなかった。今節でも前半は良くなかったが、後半1点目のエリア内へのゆっくりした侵入から早いパス回しへの転換で相手DFを翻弄する動きはさすがだった。2点目の正確なシュートも昨年を彷彿とさせたし、この試合が復活の転機となることを信じたい。

良くないなりに勝ち点3を積み上げたアーセナル。質も欲しいが、まずは結果を残すことが大事な時だからこの勝利を素直に喜びたい。

2014年1月 2日 (木)

勝ち点3をもぎ取った アーセナルvsカーディフ戦

140102arsenal元日早々の試合はプレミアならでは、ということで、この日はアーセナルのリーグ戦新年初戦のカーディフ戦。

時間がないので簡潔に書くと、結果は2-0のアーセナル完封勝利となったが、実際のところは先制点が87分と終了間際、途中交代でポドルスキに代わった移籍待望(?)ベントナーが、モンレアルの右からのクロスを頭で合わせたサニャのボールをGKが弾いたところを押し込んで決まったという、非常に苦しい展開の試合だった。ボールポゼッションでは圧倒していたが、引き気味の相手に攻めあぐねる昨年来の悪い展開にはまってしまっていた印象だった。

この直後、ロスタイムにはウォルコットが決めてダメ押しとなり、苦しい試合を勝ちきって貴重な勝ち点3を積んだ。今後は2月のリヴァプール戦までは上位との試合がないので、この期間をいかに勝ち点3を積み上げていくかに優勝はかかっている。2位シティ、3位チェルシーとの間はわずかに勝ち点1差、まだまだ楽観はできる状況ではないけれど、幸先の良い結果であることは間違いない。期待がまた膨らんだ元日の一勝だった。

2013年12月31日 (火)

首位で折り返し! アーセナルvsニューカッスル戦

131231arsenal今年プレミア最終戦のニューカッスルvsアーセナル戦。12月は調子を崩してリーグ戦で強敵シティに6-3の屈辱的な敗戦、チェルシーにはスコアレスドローとなり一旦は首位を好調リヴァプールに譲ったものの、リヴァプールもシティ、チェルシーに敗戦を重ねて、敵失で再び首位に返り咲いた。

このところ気になるのはジルーが点を挙げていない点、エジル、カソルラの動きにキレが見られないところだが、この日はエジルが連戦という事でお休み。前節ケガのラムジーも不在という事で、GKスチェスニー、DFギプス、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFウィルシャー、フラミニ、ロシツキー、カソルラ、ウォルコット、FWジルー。

試合はこのところ好調ニューカッスルと調子を落としてエジル、ラムジーを欠くアーセナルという実情を現して、ニューカッスルの攻めをアーセナルがジルーが後半ヘディングで挙げた虎の子の1点を守り切ったという試合だった。この日のMOMはフィジカルで負けずに守備を続けたフラミニにあげたい。今のアーセナルはDFが安定しているのでなんとか完封したが、それよりも得点の少なさは首位で折り返したものの、新年への展望がそれほど楽観視できないことを物語る。

それでも点のなかったジルーがゴールを決め、首位で折り返したことは素直に喜びたい。こんなシーズンは何年もなかった事を思えば、今年の選手の頑張りは心から称賛したいし、10年ぶりのタイトルが現実味を帯びてきた。大晦日をこの希望で締めくくることが嬉しく思う。グーナーの皆さん、お疲れ様でした。来年は間違いなく美酒に酔いましょう!

2013年12月15日 (日)

今季最低の試合 マンチェスター・シティvsアーセナル戦

130114arsenal語るにはつらい試合になった。結果から言えば3-6という無残な敗戦で、首位にあるチームとは思えない、集中力にかけた試合だった。この日は今季初めてハイバリーナイト観戦だったのだが、盛り上がったのは先制された前半でウォルコットが同点弾を上げて1-1に戻した瞬間くらい、その後は溜息と後半はいらだちしかない、残念な結果に終わった。

先発はGKスチェスニー、DFモンレアル、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFラムジー、フラミニ、ウィルシャー、エジル、ウォルコット、FWジルー。

ドリブルで仕掛ける選手の多いシティ相手という事で、モンレアルを先発に据えて守備を重視したのか、と思ったが終わってみれば守備が崩壊して、相手に決定的なパスを与えてそのまま運ばれて失点、というパターンで3点を献上。せっかくの決定機もジルーが外して3点は取れた試合であれば、敗戦も道理だった。とにかくこの日のアーセナルはパスミスが多く、特にウィルシャーはイライラが募ったのか後半はミスの連続。後半替えるならジャックからカソルラもしくはロシツキー、と思っていたが、反してヴェンゲル監督はフラミニを替えてグナブリーを入れる。この選択には首をかしげざるを得なかった。そしてこの後、前半でコシエルニーが負傷退場し不安定となっていた守備がさらに崩れていく。最後はジルーを替えてベントナーでは、監督が早々に試合をあきらめた、と思われても仕方がない。

敗れたとはいえ、首位はキープしているアーセナルだが、ナポリ戦、シティ戦と悪い流れが止まらない。不安を抱えたまま、上げ調子のチェルシー戦を迎える。まさに次節こそ正念場の戦いになりそうだ。

2013年12月 1日 (日)

古巣へ恩返しの2発 カーディフvsアーセナル戦

131201rsenal_2前々節でマンチェスター・ユナイテッドに敗れた影響は全くなく、その後もサウサンプトン、マルセイユ相手に勝ちを収めたアーセナル、この日はラムジーの古巣、カーディフ相手のアウェイ戦。先発はGKスチェスニー、DFギプス、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFウィルシャー、アルテタ、カソルラ、エジル、ラムジー、FWジルー。

開始1分早々ウィルシャーが放ったシュートは枠に嫌われ阻まれるが、この試合も行けそうな予感を抱かせるには十分だった。しかし14分にはオフサイドの旗があがってないのにジルーがGK1対1のプレイをやめてしまい、絶対の機会を逃してしまう。その後はカーディフのチェックも厳しく、アーセナルゴールへ迫るシーンが時折見られた中で、先取点は28分、左中盤からのエジルのクロスをラムジーが頭で合わせた。古巣との対戦とあって喜ばないラムジーの表情が印象的で、カーディフファンも彼の活躍に拍手を送っていたのが素晴らしかった。

試合はこのまま0-1の膠着状態に入ったが、アーセナルも再三カーディフに攻め込まれた。1対1の危ない場面もあったが、スチェスニーのビッグセーブに助けられ失点には至らない。そして86分に再びエジルからのクロスをゴール中央に走り込んできた途中出場のフラミニが押し込んで終盤で突き放す2点目。その後アディショナルタイムにラムジーがこの日2得点となるダメ押しの3点目を挙げて、アーセナルが0-3で勝利、勝ち点3を積んで首位をがっちりキープした。

今日のMOMは文句なく2得点のラムジーだろう。今季の決定力をこの試合でも見せつけたが、それも守備陣の堅守に支えられてのことだろう。特にアルテタ、フラミニが守備的な役割を果たすことで、ラムジーは去年よりも格段に前目でボールを持つことができる。そしてエジルのクロスの精度によって彼の得点機会が大幅に増えた。今のチーム構成がラムジーの動きにピタリと嵌っている故のことだろうし、これで彼はジルーを抜いてチームのトップスコアラーとなった。

しかし、この危ない試合を終わってみれば完封にした功労者はGKスチェスニーだろう。プレミア前半は冴えない動きもあったが、この日は集中力が切れずにカーディフの猛攻をしのぎ切った。反射神経の鋭さではプレミア随一と言えるこのポーランド人には12月、シティ、チェルシーの大一番でも大きく立ちはだかる存在となってもらわないと困る。

タイトルを狙うには正念場と言ってもいい12月を迎えて、危ない試合も無失点で乗り切ったのは大きい。益々期待は高まってきたな。

2013年11月 5日 (火)

がっちり首位固め アーセナルvsリヴァプール戦

131104arsenalタイトルから遠ざかってしまって、観ている方もそういうクセがついたのだろうか?物事が上手く進みすぎて怖いくらいだ。カップ戦でチェルシーに敗れたものの、狙うはリーグ戦なのだからむしろ集中できていいくらい。その意味で、この日の2位リヴァプール戦は序盤の大一番だった。

先発はGKスチェスニー、DFギブス、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFアルテタ、ラムジー、カソルラ、エジル、ロシツキー、FWジルー。

8得点のスタリッジと6得点のスアレスという2枚看板FWを擁するリヴァプールだけに気の抜けない相手だったが、結果は2-0の完封勝利となった。これもアーセナルの中盤の厚みが勝ったという事か。DFの質も大きくものを言った。先取点は前節でケガから戻ってきたカソルラが決めたが、サニャからのクロスに反応したヘディング、そのデフレクトを落ち着いて決めたシュートといい、この危険な選手をどフリーにしてはさすがに相手チームとはいえいけないだろう。

2点目は確かに乗り過ぎているラムジーのミドル。ゴール左上隅を捉えた見事なシュートでスアレスに並ぶ6得点目。トップスコアラーも十分狙えそうだ。出来過ぎで怖いが、ラムジーの快進撃がまさにチームの勢いとなっている。

チェルシーも負けて、スパーズも引き分け。2位と5ポイント差という地位は久しぶり。これから強豪との試合が続くが、それでも手ごたえを感じさせる試合になった。今年は本当にやりそうだね。

2013年10月20日 (日)

エジル効果、本人にも波及 アーセナルvsノリッチ戦

131020arsenal代表戦なんてなければいいのに、と思うほど好調なアーセナル、その試合が1週間飛ぶだけでこんなにつらい気分になるとは。それほど、チームは波に乗っている。こういう時こそ確実に下位に沈むノリッチも撃破して、勝ち点3を積み上げなければならない。

先発はGKスチェスニー、DFギブス、メルテザッカー、コシエルニー、サニャ、MFフラミニ、アルテタ、ウィルシャー、カソルラ、エジル、FWジルー。連戦出場のラムジーはベンチスタート。そしてケガからカソルラが復帰し先発出場。

序盤からアーセナルが主導権を握り安定した展開で、18分にゴール前、ウィルシャーが起点となって、カソルラ、ウィルシャー、ジルー、ウィルシャーとワンタッチで相手DFを翻弄し続けての先取点。前半はこの美しすぎる得点のみで終える。

後半は58分、カソルラが中央をドリブルで持ち込み右のジルーに開き、そのジルーらからのクロスをエジルが頭で決めて2点目。その後不注意から1点返されるが、83分途中出場のラムジーがDFを2度かわしてのシュートが決まり3点目。そして88分は左からのロシツキーのクロスをラムジーが後方のエジルにダイレクトパスを送り、そのまま押し込んで4-1でアーセナルが快勝となった。

エジルの好調に引っ張られて、ラムジーが今季早くも5得点。9月のプレミア月間MVP初受賞が伊達じゃないことを示した。1アシスト1ゴールのラムジーも見事だが、もちろん2得点のエジルは得点以上にチームの雰囲気を変えたことが素晴らしい。今季は絶対にやってくれるという確信を持たせるに相応しい活躍だった。カソルラも途中交代となったが、2点目のきっかけを作るドリブルは、パス主体のチームの中で異なるアプローチができる選手であることを改めて見せてくれた。攻撃の幅が広がっていることの何よりの証明となった試合だった。

4-1でがっちり首位を固めたアーセナル。まず下位に取りこぼさないことが大事。このままの調子が続きますように!

2013年9月30日 (月)

新生ナブリー、結果を残す スウォンジーvsアーセナル戦

130928gnabry_2週末から風邪をひいて、この日はおとなしく家観戦。今年はまだ1度もハイバリーには参戦してません。

前節で首位に立ったこの日はチェルシー、スパーズが直接対決で引き分け、マンUは早くも3敗目の絶不調、これはぜひとも勝って首位固めをしないといけない。しかし相手はミチュを擁する難敵スウォンジー。先発はGKスチェスニー、DFギプス、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFラムジー、フラミニ、ウィルシャー、エジル、ナブリー、FWジルー。

この日も簡単にはいかないと思っていたが、前半はスウォンジーがマンマークでアーセナルにスペースを与えない厳しい展開に。しかし、守る以上は攻撃のオプションも少ないスウォンジーは、決定的なクロスをミチュに与えることもできず、試合は膠着したまま0-0で前半終了。

後半も滑り出しこそがっぷり組まれていたが、58分に相手DFをひきつけたジルーからウィルシャー、ラムジーと細かくつないで、最後はフリーになったナブリーが落ち着いて決めて、彼にとってプレミア初ゴールが先制点。その直後62分にはラムジーが追加点を決めて突き放す。途中1点返されるも、逃げ切って勝ったアーセナルが勝ち点3を獲得、2位トッテナムに勝ち点2差をつけて、堂々首位を守った。

守備の意識が強いスウォンジーを攻めあぐねた場面が多かったが58分、62分に集中して相手を崩したアーセナルの勝負強さが光った。良くない試合展開でも勝ち越せるところが今季の違いだ。この試合はエジルが良くはなかったものの、それをカバーするように選手がそれぞれの役割を果たして、少ないチャンスをものにしたといえるだろう。MOMは1得点1アシストで、自身トップスコアラーに名乗りを上げたラムジー。このまま得点王も狙ってしまえ、と言いたくなるような攻守にわたる活躍は頼もしい限りだ。同じウェールズ代表のベイルに続く今年の飛躍と言えよう。

マンUが最悪の出だしとなり、チェルシーも良くはない。今年こそタイトル、の想いが日増しに強くなってくる。次の試合が待ち遠しくて仕方ないな。

2013年9月23日 (月)

暫定じゃない首位! アーセナルvsストーク戦

130923arsenal3_2130923arsenal2公式戦6連勝と波に乗っているアーセナル、CLも快勝して、プレミアに戻ってのホーム、ストーク戦。先発はGKスチェスニー、DFギプス、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFフラミニ、ラムジー、ウィルシャー、エジル、体調不良のウォルコットに代わって先発起用となった新人グナブリー、FWジルー。

ガツガツ当たってくるストークだが、この日はパスを重視した試合展開だったが、パスならアーセナルが一枚も二枚も上手。5分にはエジルが直接ゴールを狙ったフリーキックのデフレクトをラムジーが押し込んでアーセナルが先制。その後守備の隙を突かれて1点返されたが、36分には右コーナーキックから、ゴール前のメルテザッカーのヘディングが決まり前半のうちに勝ち越して折り返す。

後半早いうちに3点目を取って試合を決めたいアーセナルだが、ウォルコット、カソルラといった相手を崩せる選手が不在なので、どうしてもエジルに負担が多くなる。なかなか得点源ジルーへもうまくつながらず、意外に苦労したが、72分には再び右のコーナーからのセットプレイ、これに合ったサニャが放物線を描く緩やかなボールがゴール左上隅に吸い込まれて、ラッキーな3点目。このままアーセナルが3-1で勝ち、堂々暫定ではない首位に立った。

試合運びとしてはあまり良くなかったかもしれない。ただ、ストークのらしくない試合運びに助けられ、チャンスを生かして勝ちきった。エジルは3得点すべてに絡んで、文句なしのMOM。それに勝るとも劣らないのは、気迫あふれるプレイと運動量で不安な守備を第3のCBとして支えたフラミニだろう。彼が帰還して本当に助かっていると思う。ラムジーも好調を維持して頼もしい限り。

130923arsenal1この日は74分に宮市が入ったが、右サイドでの見せ場はほとんどなく、彼のところでボールをカットされる場面が2度ほどあった。守備面でも積極的に言っているとは思えず、サイドよりも中のほうばかり見ている感じがした。まだまだ信頼を得ているとはいえなさそうだが、チャンスを与えられてるのだから、今後に期待したい。

水曜日はリーグカップ、そして土曜日プレミア、今後スケジュールが厳しくなっていくが、アルテタも戻り、少しずつ選手が戻ってきている。何とかこのまま勝ち残ってもらいたい。

2013年9月15日 (日)

エジル、ジルー、ラムジーの活躍で暫定首位 サンダーランドvsアーセナル戦

130914arsenal_21週開いたプレミアだが、こんなに待ち遠しく思うとは。。。

その理由はレアルから移籍したエジルが先発初お目見えの期待が高まっていたからで、実際に先発出場が決まった時は、どんな化学反応をアーセナルが見せてくれるか気が気でなかった。

この日の先発はGKスチェスニー、DFギプス、コシエルニー、サニャ、ジェンキンスン、MFフラミニ、ラムジー、ウィルシャー、エジル、ウォルコット、FWジルー。

この日は序盤からテンポ良いボール回しが観られて、いつもより期待が大きかった。やはりプレミアの試合はスピード感が大事だよね。先発のエジルは期待にたがわず正確なパスを前線に供給し、ジルー、ウォルコットへと繋いでいく。そしてその結果は10分、左サイドのジルーから中央に走り込んできたジルーの足元へのパス、そのままそのボールをネットに突き刺したジルーが先取点を挙げる理想的な展開。このゴールは、今後のアーセナルに大きな希望をもたらす1点だった。

しかしサンダーランドも時折アーセナルゴールに攻め込む場面があり、課題の守備は安心できない。後半早々不用意なコシエルニーのエリア内でのアタックでPKを献上してしまい同点に追いつかれる。

しかしゲームのペースは終始アーセナルで、67分には若干不安視していた右サイド先発のジェンキンスンからのクロスを、ラムジーが強烈なボレーキックでネットを突き刺し勝ち越し弾。その後75分にはエジル、ジルー、ラムジーと繋いでの3点目が決まり、このまま1-3でアーセナルが勝利、4戦終わって3勝1敗、暫定ながら首位に立った。

130914arsenal_3開幕戦の敗戦で今年も、という気持ちになったのが嘘のような快勝で、しかもエジル加入で今後の得点力倍増の予感もあり、久しぶりに明るい気持ちになれた試合だった。ジルーもリーグのトップスコアラーを維持し、好調を持続している。しかし何よりこの試合のMOMは2得点を挙げ、豊富な運動量で攻守に効いていたラムジーを称えたい。特に3点目、一旦エジルに預けて、その間にDFをかわすようにゴール左にポジショニングし、ジルーのパスを受けて流し込んだシーンは、今までのラムジーのシュートシーンとは全く違うひらめき、アイデアの素晴らしさを感じさせた。まさにラムジー開眼、次のステージに上がったことを決定的に印象付けた見事な得点だった。この日のラムジーの活躍も、相棒となるフラミニが地味ながらベテランらしい守備を担っていたかこそだ。

これからの展望が大きく開けた試合。ただ、気になるのはこの日ベンチに入った宮市をはじめ、控えの選手層の薄さ。今後CLも入ってきて、これだけのメンバーで戦い抜けるとも思えない。決して楽観視はできないが、それでも次の試合もこの勢いが続できることを願わずにいられない。

2013年9月 3日 (火)

ノース・ロンドン・ダービーは快勝!そしてマドリーからの使者

130902arsenalもう2日経ってしまったので簡潔に。リーグ開始3戦目にしてホームにスパーズを迎える、ノース・ロンドン・ダービ。スパーズは、ギャレス・ベイルがついにレアルに移籍したけど、この夏積極的な補強で選手層は厚い。

一方アーセナルはいつになったらお金を使うの?お金を使え、というチャントまでスタンドからは聞こえる状態。しかし、2戦目で選手の状態も上がってきて、なにより得点源ジルーが調子がいいので期待して見ていた。

試合はスパーズのGKロリスの攻守に阻まれたシーンが連続したが、結果は1-0でアーセナルが勝利。2勝1敗でとりあえず4位に浮上した。

なんといっても先取点23分のロシツキー、ウォルコットの低いクロスをジルーが中に入ってきて綺麗に決めたシーンが秀逸。ジルーのポジション取りの良さが活きた、まさに好調時は何でも決まるというような見事なゴールだった。しかし、これも起点はラムジーから右に開いたロシツキーへのパスから始まっている。ラムジーの好調さと成長を実感させるシーンでもあった。

この試合では5年ぶりに戻ってきたフラミニが後半後退で出場。まだチームメイトとの連携はうまくいかなかったが、気迫のあるプレイは5年前と変わらない。彼の活躍も今後の起爆剤になってくれることだろう。

130902ogilそして翌日飛び込んできたのは、ついに来ました、大物が。レアルからエジルがアーセナルに加入することが決まった。中盤の層がますます厚くなり、パスの精度も高まるだろう。カソルラやロシツキーとの相性もよさそうなので、あとはジルーとはまるかどうか。いずれにしても、次節以降の展開が楽しみで仕方がない。

こんな移籍って久々の気がする。ウェルカム、エジル!

2013年8月25日 (日)

ようやく開幕! フラムvsアーセナル戦

20130824arsenal先週のホーム戦での敗戦はあまり思い出したくない。ので、まさにこの日からが開幕、という思い込みでアウェイ戦のフラム戦を観戦。この日の先発はGKスチェスニー、DFギプス、メルテザッカー、サニャ、ジェンキンスン、MFロシツキー、ラムジー、ポドルスキー、カソルラ、ウォルコット、FWジルー。

前節はアーセナルが先制した後のモチベーションに欠けるところが気になったが、さすがにこの日は敗戦で集中力が高まったのか、アーセナルの選手に攻撃の意識が切れなかった。結果は1-3でアーセナルが勝利し、開幕初勝利を手にした。

大雨の中での試合で先制点は16分、右サイドのラムジーからの低いパスをジルーが押し込んで、CL予選を含めて3試合連続の得点を決めた。ジルーの好調はアーセナルにとって好材料。続く追加点は40分、カソルラのパスから右のウォルコットの鋭いシュートをGKが弾いたものの、そのデフレクトを中央に走り込んできたポドルスキーがお得意の左足で振りぬき、強烈なシュートがゴールネットに突き刺さる。

前半で0-2と有利に進めたアーセナルは、68分にエリア内でボールを保持したカソルラが隙を見て後ろに戻して、フリーになっていたポドルスキーが追加点を決めて0-3で突き放す。その後1点を返されたが、アーセナルが1-3で攻撃的な試合をものにした。

この試合ではポドルスキーが2得点を決めて目立ったが、開幕戦で良くなかったカソルラのコンディションが目に見えて戻っているのが頼もしかった。ラムジーもすっかり定位置を確保し、自分の役割が自覚できたのか、あらゆる場面に顔を出す積極性が観られた。選手のモチベーションも上がっているようで、この試合がまさにアーセナルの開幕、というにふさわしい結果だったと思う。

ようやく始まったプレミアリーグ。無敗優勝はなくなったけど、これからの快進撃に期待したい。あと、やっぱりお金は使って欲しいとは思うんだけど。。。

2013年8月 4日 (日)

プレイバック豊田 アーセナルvs名古屋グランパス戦

130804arsenal7月21日、22日、夏季休暇を利用して豊田スタジアムに行ってきた。この日は勿論アジアツアー中のアーセナルが、地元名古屋グランパスとの試合観戦。豊田スタジアムは初めてで、バックスタンドでの観戦だったが、ピッチ全体が見渡せて、とても気持ちのいい環境だった。この日は試合前に凄い雨が降ったそうで、その直後という事もありさほど暑いという感じではなかったが、それでも約4万2千(?)の観衆はこのスタジアムでは最大の入り。さすがはアーセナルという感じだった。

130804arsenal1この日のために関西のアーセナルファンの集まり、ハイバリーナイトで弾幕を作っていたのだが、これもしっかりアーセナルサポーターの席に張られていて、バックスタンドからも綺麗に見えた。かすかに映ってるの解ります?この試合、バックスもメインも比較的静かに観戦していたし、名古屋のサポーター席も盛り上がりに欠けていたせいか、この弾幕周辺だけがやたら盛り上がっていた。後から見たニュース報道でもこの部分だけクローズアップされていたせいもあり、知ってる顔がチラホラ。

130804arsenal2試合はアーセナルが3-1で圧勝。前半はコンフィデ杯直後で来なかったスペイン勢、負傷のフェルメーレン以外はほぼベスト的なメンバーで、前半は宮市、ロシツキー、ウォルコット、サニャ、メルテザッカー、ファビアンスキー、アルテタ、ジルーが登場。特にウォルコットのスイッチが入った瞬間からの速さは圧倒的で、静かなスタンドが一気に歓声と感嘆に包まれた。もう一人挙げれば、ラムジーの運動量、当たりの強さには目を見張った。彼の今季の活躍が楽しみだ。

宮市は前半からのスタメン出場だったが、正直良くはなかった。一本左からのシュートが惜しくも枠を外したシーンはあったが、後はスピード感もかなり見劣りがして、正直このレベルでトップチームに残るのは厳しいという印象だった。2点目のPKは帰還のご祝儀といったところ。

しかし、シーズン間際にこれだけの選手が来てくれるというのは本当にうれしい限り。後半は若手中心で、その中でもゼラレムという選手の才能が際立っていた。今年の注目若手になるだろう。ぜひ早く、トップチームで見てみたい。

実はアーセナルの選手を直接見るのは初めてだった。次回はぜひ本拠イングランドで見てみたいものだな。

2013年5月20日 (月)

苦しみつつも4位フィニッシュ! ニューカッスルvsアーセナル戦

130519arsenalプレミア最終戦、3-5位は熾烈な戦いが最後まで続き、チェルシー、アーセナル、スパーズがそれぞれ勝ち点2、1差。アーセナルは勝てば自力で4位を確保できる最終戦はアウェイでのニューカッスル戦。前節は7-3で勝利しているが、油断はできない。

先発はGKスチェスニー、DFギブス、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFアルテタ、ラムジー、カソルラ、ロシツキー、ウォルコット、FWポドルスキー。

試合は0-0で前半を折り返した後半の52分、右サイドでサニャへのファウルで得たFKをウォルコットが蹴り、リバウンドをコシエルニーがボレーで決めてアーセナルが先制。その後苦しみつつ危ない場面も何とかしのいで、虎の子の1点を守り切ったアーセナルが4位を確保する勝利を挙げた。

正直今季の初めは4位入りも難しいかと思ったし、3月のスパーズとの直接対決に敗れたときはショックだったが、その後選手はモチベーションを維持して8勝2分、勝ち点26を積み上げて乗り切った。それに対してスパーズは5勝3分2敗、過密スケジュールも影響したか勝ち点は18にとどまった。

この試合のMOMは文句なくコシエルニーだろう。虎の子の1点を挙げたことは勿論、ソングが抜けてフィルターがなくなり、フェルメーレンの不調で不安定となった最終ラインを維持し続けた頑張りを称えたい。

今季を通して言えば、MVPは間違いなくサンティ・カソルラだろう。最多出場時間、チーム2位の12得点、アシストを加えれば最も得点に絡んだ選手となり、ファン・ペルシーの穴を少なからず埋めてくれたのは彼だった。巧いのにエゴがない、味方を活かすプレイは観ていても気持ちがいい。本当に素晴らしい選手だと思う。

今季の反省と来季への期待はまた別の日にして、とりあえずはこの勝利とスパーズを振り切った喜びに浸りたいと思う。皆さんお疲れ様でした。次は7月の来日戦です!

2013年5月17日 (金)

自力4位でいい アーセナルvsウィガン戦

130517arsenalプレミアも残すところあと2試合で、4位以内に入ってCL出場権を確保するしかないのは残念だが、最低限の結果は残したい。対戦相手はFAカップを制したウィガンとの試合で、エミレーツ最終戦を迎える。

先発はGKスチェスニー、DFギブス、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFアルテタ、ラムジー、カソルラ、ロシツキー、ウォルコット、FWポドルスキー。

FAカップ優勝から2日で残留を賭けたハードな試合を戦うとあって、ウィガンのモチベーションとフィジカルにかかった試合と言ってもよかったが、結果はアーセナルが4-1でこの戦いを制し、最終戦に5位のスパーズと勝ち点1を保った。これで最終戦、ニューカッスルとの戦いに勝てば、自動的に4位以内を確保することができる大きな一勝だ。

この試合ではポドルスキー2得点、ウォルコット1得点、ラムジー1得点となり、ラムジーは今季初得点で、後半以降は第3ラインで守備的な役割を担うことが多かっただけに、自分で角度のないところを決めたゴールはさぞかし嬉しかったことだろう。少年サッカーで得点を決めた選手のような感じで、微笑ましかった。

しかし、この試合の功労者は4得点すべてに絡んだサンティ・カソルラだろう。コーナーキック、横パス、縦パスと決定的なチャンスをお膳立てする能力の高さに今季どれだけ助けられたか、彼なしだったら今頃どうなっていたか考えただけで寒気がするほどだ。このところ疲れが見えたカソルラが調子を取り戻してきたこの流れは、最終戦に向けて大きな勇気になる。

残り1試合、勝って気持ちよく来日してもらいたい。それしか考えられないので、今から日曜日が待ち遠しい。

2013年5月 5日 (日)

負けるわけにはいかない QPRvsアーセナル戦

130505arsenalいよいよCL出場枠を賭けた3チームの争いが熾烈を極めてきたプレミア。我がアーセナルは順位的には圏内とはいえ、残り試合を考えればまずは残り試合を落とすことはできない。この日は既に降格が決まったQPR戦。

先発はGKスチェスニー、DFモンレアル、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFラムジー、アルテタ、カソルラ、ロシツキー、ウォルコット、FWポドルスキー。

試合開始早々1分もたたないうちにアルテタの縦パスから一閃、フリーのウォルコットが難なくシュートを決めて先制はアーセナル。これでこの試合かなり楽に観戦できると高をくくってしまったのだが、試合は予想もしない膠着状態に陥ってしまう。

この日のQPRはモチベーションが落ちていると思っていたが、さすがにホームゲームで守備の意識が最後まで切れなかった。アーセナルの選手が攻め込んだ場合でも数的優位を絶対に作らせない。こうなると、アーセナルの今季の悪い点、攻め手がなくなり、パスを出すうちにカットされるような状況が見られるようになる。後半はかなり危ない場面もあったが、両チームGKの攻守もあって、試合は0-1でアーセナルが逃げ切り勝ち点3を積み上げた。

ジルーの出場停止もあり、ポドルスキーのCF起用だったが、機能しているとは言えなかった。確かにシュートは強烈だが、そこに至るまでの各所のプレイが他の選手と連携するようには見えなかった。カソルラも少々疲れがたまっているのか、この試合ではいいところが感じられなかった。

試合内容はかなりさびしい内容ではあったが、あえて良い内容を探すとすれば、MF2列目のアルテタ、ラムジーの安定感だった。ラムジーはこの試合は当たりの弱さもまだ感じられたが、運動量の豊富さがこの試合でも活きていたと思う。今のチーム事情ではこのポジションが最適と思える。

とにかく勝ち点3を積み上げるしかないアーセナルにとって、最低限の仕事をしたと思えるような試合だった。この日は久々にハイバリーナイトでの観戦だったので、もっと盛り上がってほしかったのだけれど。。。

2013年4月30日 (火)

引き分けの意味 アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッド戦

130429arsenalプレミアはマンチェスター・ユナイテッドが独走で優勝を果たし、残りは4位以内の争いが焦点となってきた。アーセナルの今節はそのマンU戦。先発はGKスチェスニー、DFギプス、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFアルテタ、ラムジー、ポドルスキー、ロシツキー、カソルラ、FWウォルコット。

試合開始早々2分、ファン・ペルシーのパスミスからロシツキーの縦パスから、エブラの裏を突いて右サイドを抜け出たウォルコットが、オフサイドの様にも見えたがゴールを決めて先制点はアーセナル。この日の序盤はアーセナルが積極的な攻撃を見せて、マンUを上回って見えた。しかし裏を返せば、優勝の決まったマンUが消極的というか、やる気を見せなかったということ。この得点以降、ボールはアーセナルが保持していたが、いつもの攻め手のない時間が続く。

そして42分、バックパスのミスをファン・ペルシーに突かれたサニャが、慌ててエリア内にもかかわらず後ろからタックルに行くお粗末なミスの上塗りでPKを与えてしまい、ここをファン・ペルシーに決められて、前半で同点に追いつかれる。

後半は無理して攻めに行かないマンUを相手に、雑な攻めが目立つようになったアーセナルはコーナーやフリーキックを得てもそれを得点に結び付けられない。結局1-1のまま引き分け、勝ち点1のみを積み上げるにとどまった。

この試合の結果、今節勝ったチェルシーとは相手が1試合少ない状況で4差、スパーズとは2差となり、チェルシーの3位勝ち抜けの可能性が高まって、なおかつスパーズが勝てば5位陥落となる状況になった。アーセナルはQPR、ウィガン、ニューカッスル、スパーズはサウサンプトン、チェルシー、ストーク、サンダーランドを残している。アーセナルは下位とはいえ、残留争いのウィガンを残して、安泰とは言えない。勝てた試合を落として、引き分けに終わったこの日の影響は後々祟ってくるかもしれない。

この日も引いた相手に何もできない、アーセナルの崩しのなさが最後まで影響した。ファン・ペルシーへのブーイングが目立ったこの試合だったが、それは決定的な選手がいなくなった現状へのファンの不満の裏返しでもあるだろう。その中でこの試合、ロシツキー、ラムジーと動きの良かった選手を交代させたところで、より一層可能性が小さくなっていくように感じた。うぉるシャーはフル出場したが、ほとんど目立たずボールを捌くのみに終始し、試合を追うごとに幅の小さな選手になっていくように見えてしまう。色々な意味で今後の可能性を疑う出来に終わってしまった。

と否定的なことは言いつつも、残り3試合必ず勝つという信頼感は消えてはいない。最後にはきっちりと帳尻を合わせてくるという期待感をもって、残り3試合を応援したいと思う。

2013年4月23日 (火)

欠点を露呈 フラムvsアーセナル戦

130420arsenal残り試合もわずかで、CL出場権を賭けての3位以下の争いが熾烈を極めてきた。追う立場のアーセナルは勝ち続けなければならない。この日はアウェイのフラム戦。先発はGKスチェスニー、DFモンレアル、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFラムジー、アルテタ、カソルラ、ロシツキー、ウォルコット、FWジルー。

試合は前半12分にフラムDFがアルテタへの足の裏を見せる危険なタックルによりレッドカード一発退場となり、アーセナルが1人多い有利な立場に立ったものの、それが嘘のようにさえない展開がこの試合は続いた。選手のモチベーションも強く感じられない単調な攻めは、相手フラムが守備的であったことも影響したが、それにしてもこれだけ攻めに精彩のない試合は久しぶりだった。それでも前半43分にフリーキックからゴール左のコシエルニーが落として、それを右から入ってきたメルテザッカーがヘッドで押し込んで先制点を決めた。

後半に入っても攻めの鈍いアーセナルは1点差の危うい展開が続き、相手にゴールネットを揺らされる場面もあったが辛くもオフサイドの判定に助けられる。そして90分にはジルーが今度は足の裏で相手を蹴りに行ったととられて一発退場となったものの、この退場シーンは故意のプレイには見えなかった。そして試合はなんとかアーセナルが1点差を守り切って、貴重な勝ち点3を手にした。

この日は引いて守られた相手に対して攻め手を欠くというアーセナルの欠点が露呈したという印象が強い。先発のウォルコットも引いたDF相手だと途端に攻め手がなくなるというのが、彼が今一つ壁を越えられない所以だと思う。あと、ゴールの意識を持ってほしいウィルシャーがシュートを撃たない、意識があるラムジー、ジルーが決定力を欠くというちぐはぐな現状がこの試合も発現してしてしまった。その中で得点を決めたメルテザッカーと、GKスチェスニーの出来はまずまずだったと思う。ジルーの退場については故意とは思えないので、罰則の緩和に期待したい。

この試合の翌日、スパーズがシティに勝ち、チェルシーがリヴァプールと引き分けたことで、アーセナルの4位以内争いが困難な立場に立たされることになった。次節マンU戦は絶対落とせない。困難な状況だが、そんな場面を克服してきた強い粘りに次節は期待したい。

2013年4月15日 (月)

今は結果がすべて アーセナルvsノリッチ戦

130414arsenalリーグ戦では3連勝で、CL出場権に向けてチームの勢いが増してきた感があるアーセナル。できればこれが前半にあれば、と思わずにはいられないが、それでも今は勝ちきって4位以内、ストレートインの3位以内に入るのが絶対条件。この日はホームで、アウェイでは敗戦を喫したノリッチ戦。

先発はGKファビアンスキ、DFギプス、フェルメーレン、コシエルニー、サニャ、MFラムジー、アルテタ、カソルラ、ウィルシャー、ジェルヴィーニョ、FWジルー。

前半からボール支配はアーセナルで、ノリッチは防戦一方。得点の雰囲気はあったが、この日は怪我で欠場となった、このところ好調のロシツキー不在もあってか単調な攻めと、ノリッチの守備の意識もあってゼロの均衡を破ることができない。

後半に入っても展開は変わらなかったが、56分にフリーキックからのセットプレーでアーセナルがノリッチに得点を許してしまう。どうしても勝ちが必要なアーセナルは、60分にジェルヴィーニョと、ケガから復帰したが冴えなかったウィルシャーに替えてウォルコット、ポドルスキーを入れる。それでも膠着した展開を打開するため80分にサニャからチェンバレンに交代させるが、これがこの試合は勝たなければならないという何よりのシグナルとなった。

その直後85分、ゴール前の混戦からジルーが引っ張られて倒れたと判定した副審によって、PKを得たアルテタが決めて同点、88分にはチェンバレンの早いドリブルから、いったんポドルスキに預けてのワンツーを最後にジルーに渡しての逆転、最後はアディショナルの90分、ジルーが競り合いで得たボールをオフサイドポジションのウォルコットに落として、そこから持ち込んだボールを最後はポドルスキーがターンしながら蹴り込んでのダメ押し3点目。アーセナルが最後で3点を獲得しノリッチに勝利、暫定3位に浮上した。これで試合数で並んだスパーズとは実質順位がようやく上回った。

この日の前半はノリッチにうまく守られ、最後はこれしかない、というセットプレーで失点し、序盤戦であればずるずるといったかもしれないが、ヴェンゲル監督の早い交代と、リスクを冒しても勝つというシグナルに選手が応えたといえるだろう。副審のジャッジに影響された面はあるかもしれないが、それも今は結果がすべて。

この試合では復帰したウィルシャーが不調で、疲れもあったかカソルラの動きも今一つだったのでゲームの展開が単調だったが、後半のチェンバレンの交代でかなり試合が動いた。彼のドリブルの速さ、切り込みの鋭さは今のアーセナルの攻撃では流れを変える数少ない要素の一つに違いない。逆転はまさしく彼の個人的な技量によるものだった。

もう一人あげるとすると、やはりラムジーだろう。フル出場で全く落ちない運動量は特筆できる。守備的位置に下がって、アルテタとのコンビネーションも落ち着いて見ることができた。独創的な選手ではないので、本人の意思はわからないが、この位置の方が余計な考えをせずにプレイに集中できるのがいいのかもしれない。

これで4連勝で、スパーズとチェルシーにプレッシャーを与える立場となった。今週は中二日でエヴァートン、週末フラムと難敵が待つ。この2試合に勝てば大きく視界が広がる。まさに正念場を迎えたといえそうだ。

2013年4月 7日 (日)

ロシツキー2弾でも辛勝 WBAvsアーセナル戦

130407arsenalドイツで早々とバイエルンの優勝が決まり、プレミアもマンUの優勝は動かない。もはや興味は残念ながらチャンピオンズリーグ出場権を賭けての戦いしかないが、アーセナルはギリギリの5位。ここからはユナイテッド以外下位との試合が続くが、決して楽観はできない。

この日はアウェイでのウエストブロムウィッチ・アルビオン、WBAとの試合で、GKファビアンスキ、DFモンレアル、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFラムジー、アルテタ、ロシツキー、カソルラ、ジェルヴィーニョ、FWジルー。

試合は前半20分、自陣からのロングボールに左サイドで追いついたジェルヴィーニョが細かなドリブルで相手DFのチェックを外してから打った低いクロスにロシツキーが頭で合わせて、アーセナルが先制。後半50分には、右サイドを上がってきたラムジーから中央を並走してきたロシツキーの足元にパス、一度はセーブされたがそのリバウンドを自ら押し込んで2得点目を挙げて突き放す。

2点リードでこの日は勝てそうという安心感の高まりに水を差したのは71分、メルテザッカーがエリア内で不用意なタックルに出てしまい一発レッド退場。PKを与えてしまい、1点差に追いつかれる。その後は人的優位に立ったWBAに攻めたてられ危うい場面もあったが、相手の失敗にも助けられ、なんとか逃げ切って貴重な勝ち点3を積み上げた。

この日のMOMは2得点を挙げたロシツキーに違いないが、それに近い活躍を見せたのはジェルヴィーニョ。リーグ戦中盤は自分で行こうという気が強すぎて自滅したり、気負い過ぎて枠を外したりという場面が目立ったが、ここ最近は味方を良く見てパスを選択するなど、幅が再び出てきた。

2得点目のアシストとなったラムジーも同じく、ここ終盤戦では良い場面が目立つようになった。不安定さがなくなり、アルテタとのコンビネーションも良くなってきて、自信がついてきたのだろう。運動量も豊富になり、プレイに絡むことが多くなった。これでウィルシャーが帰ってくると楽しみの反面、中盤の選択に頭を悩ませることになるだろう。

3連勝で暫定4位。チェルシーとは勝ち点差2をキープして敵失を待つ現状に変わりはないが、希望の持てる展開にはなってきているな。

2013年3月18日 (月)

残り10試合、絶対に負けられない スウォンジーvsアーセナル戦

130318arsenalチャンピオンズリーグのベスト16ではバイエルンにあと一歩まで迫りつつ敗退が決まってしまい、今季無冠が確実となった我がアーセナル。もはやリーグ戦しか残されていないが、この日のアウェイ、スウォンジー戦を含めて残り10試合で5位、絶対に今後落とせない試合が続く。とにかく最後の目標は最低限の来季CL出場圏内だ。

しかし、この日の相手スウォンジーはプレミア中堅とはいえ、手堅い守備とFWミチュの得点力でアーセナルが欲しても届かないタイトル、キャピタル・ワン・カップを手に入れてしまった手ごわい相手。先発はGKファビアンスキ、DFモンレアル、コシエルニー、メルテザッカー、ジェンキンスン、MFアルテタ、ディアビ、チェンバレン、カソルラ、ウォルコット、FWジルー。

この日の試合、5分にはチェンバレンがエリア内に侵入して放ったシュートは惜しくもクロスバーに阻まれる。これが決まっていれば楽な展開になったのだが、チェンバレンは41分のシュートもそうだが、最近ツキがないのが残念。lこの後は予想通りスウォンジーのコンパクトな守備に阻まれ、アーセナルのパスもいつの間にかからめ捕られるようにカットされる苦しい展開のまま、前半は0-0の膠着状態。

後半も苦しい展開が続いたが、ようやく74分、カソルラが持ち込んで、パスを渡したジルーがコントロールミスから後ろに逃したボールをモンレアルが捻じ込んで、彼にとって移籍初ゴールが先制点となった。この後虎の子の1点を守ってのアディショナルタイムで、スウォンジーが前がかりになった隙を突いたジルーの縦パスから、右サイドを走ったラムジー、中央に飛び込んできたジェルヴィーニョと渡ってダメ押しの2点目を入れて勝負あり。苦しいアウェイ戦で0-2の勝利を勝ち取った。

この日は移籍初ゴールを大事な試合の先制点で決めたモンレアルを称えたい。移籍以降手堅い守備でギブスの穴を埋めていたが、得点も決めて本人も喜んだことだろう。メルテザッカーも相手FWミチュを詰めるように体を寄せて危険なシュートを打たせなかった。DF陣の手堅さが大きな勝利の原動力になった。アーセナルの守備を褒める機会はそうなかったが、この試合では危ない場面は前半立ち上がり以外は少なかったと思う。

試合後、スパーズが連敗したため4位との差が思いのほか詰まってきて、スパーズが1試合多い中での勝ち点4差となった。残り9試合、エミレーツでのマンU戦以外はすべて下位相手。スパーズは8試合でチェルシー、シティ戦を残している。残り全勝で行けば十分CL圏内に残るチャンスはある。ここからが絶対に負けられない戦いだ。

2013年2月24日 (日)

救世主はマラガコンビ! アーセナルvsアストン・ヴィラ戦

130220arsenalCL決勝トーナメントのファーストレグ、ホームでのバイエルン戦にいいところなく敗れたアーセナル。ヴェンゲル監督の采配を疑問視する声も出てきた中でこの日はリーグ戦に戻って、やはりホーム、アストン・ヴィラ戦。

このところどこかヴェンゲル監督の表情も曇りがち、眉間のしわも深くなりがちな気がするが、この日はスカッと勝ってもらいたいところ。ただ、スタジアムの観客の入りが非常に悪く、空席が目立った。ホーム戦の空席が最近目立つのが、ファンの無言の批判とは思いたくないのだが。

先発はGKスチェスニー、DFモンレアル、フェルメーレン、メルテザッカー、ジェンキンスン、MFアルテタ、ウィルシャー、ディアビ、カソルラ、ウォルコット、FWジルー。

相手が下位、降格圏のチームとあってボールの支配は終始アーセナルペース。待望の先取点は5分、左のエリア内でカソルラが打ったシュートは相手DFに当たって跳ね返されるが、そのボールを奪って、今度はコンパクトな振りでDF2人の股間を抜く美しすぎるシュートが決まった。DFの穴を見つけてそこに精度高く振りぬく、カソルラの十二分に持ち味が出たゴールシーンだった。このシュートでこの試合はカソルラゲームと予感し、それはある意味的中したのだが、ゲーム展開は全く予想しない、ボールは取れても決め手がない、いつもの袋小路状態に陥ってしまう。

アストン・ヴィラも決して悪くはなかった。守備の意識が徹底していて、その苦しさからたまらずアーセナルがパスミスでボールを失った時、素早くカウンターを仕掛けてゴールを狙う。これが後半の同点シーンにも結びついた。

このまま同点なのかと思った85分、左サイドの最奥までえぐったマラガ出身、加入間もないDFモンレアルがマイナスの低いパスをゴール中央に送れば、そこに駆け込んできたのはカソルラ、このボールを落ち着いて転がしネットを揺らした。元マラガ出身の二人の息の合った攻撃が決まりアーセナルが勝ち越し、これを守り切って2-1で勝利した。

130224carsenalカソルラの2得点でアーセナルはとりあえずの危機を脱した。彼がいなければアーセナルはどうなっていたのか、と思うくらいの今季の活躍ぶりだし、好不調の波もそれほど大きくない。1年目だがチームの大黒柱ということをつくづく思い知らされた。

得点こそなかったが、終始豊富な運動量で好守に活躍したウィルシャーも素晴らしかった。彼とアルテタがもう少し攻撃に参加できるチームの厚みがあれば、今季はもっとやれるはずなのだが。アルテタには特に前目で、昨季のようなミドルを打つ機会を狙わせたい。アーセナルに関しては年々ミドルシュートでの得点シーンが減っているような気がする。ディアビは試合勘が戻らないのか、テンポが他の選手と合わず、攻撃のスピードを遅らせて相手に守る余裕を与えてしまう場面があった。彼については徐々に期待感が薄れているのは事実。

とりあえず勝ち点を積んで、次節は敵地でのノースロンドン・ダービー、スパーズ戦だ。相手は4位だけにこれに勝たないとCL圏内は大きく遠のく。次節が本当の正念場かもしれないな。

2013年2月11日 (月)

守護神はスチェスニー、そしてサニャ サンダーランドvsアーセナル

130209arsenal前節ストークシティ戦も1-0で切り抜けて、ヒヤヒヤだったが貴重な勝ち点3を積んだアーセナル。アウェイであっても上位が負けない今とあっては格下相手は絶対負けは許されない。サンダーランド戦の先発はGKスチェスニー、DFモンレアル、メルテザッカー、サニャ、ジェンキンスン、MFウィルシャー、アルテタ、カソルラ、ラムジー、ウォルコット、FWジルー。この日は名古屋に遠征し、愛知近くのパブでグナー4人で観戦。

久々に参戦したジェンキンスンが2枚のイエローで後半62分に退場となった試合だったが、結果は虎の子の1点を守ったアーセナルが貴重な勝ち点3を積み上げた。この日の得点はカソルラの1点のみだったが、ウィルシャーの縦への切り込むドリブルからウォルコット、そして昨年ならば自分で決めに行ってふかすところを落ち着いてカソルラに渡して、そのカソルラが決める今季の決めるパターンでの得点シーンは観ていて鳥肌が立つ素晴らしいシーンだった。

しかし、後半は危ないシーンが目立って、最終の0封が信じられないくらいの展開だった。それもこれも反射神経抜群、GKスチェスニーの神がかり的な反射神経の成せる技。まさに守護神と言わしめるだけの活躍だった。

退場になったジェンキンスンはいただけないが、右サイドが攻められた展開ゆえにそうしたリスクが付きまとっていたことも事実。ラムジーはこの試合は運動量も豊富で存在感を示したが、後半に致命的なミスでピンチを招いてしまったことが、全体的に彼への信頼を損なわせてしまう。まだまだ安定感という意味では足りない。この日CB起用となったサニャはそつなくこなして決定的なミスはなかった事は、DFが手薄な中では嬉しい収穫。得点力では、この日決定的なシーンでまたしてもふかしてしまったジルー、決定力の欠如が後半戦にむけての不安要因になりつつある。

名古屋遠征の夜は苦しみながらも勝利し、出張ったかいがあった。これで5位に浮上、苦しい状況ではあるが、このまま勝ち点を積んでいくことが今のアーセナルには何より重要だな。

2013年1月25日 (金)

今年のリーグ戦初勝利! アーセナルvsウエストハム戦

130125arsenal案外こういう早朝の試合の方が、後工程の影響なく視聴できる。25時からとかだと、どうしても翌日に残してしまうので。。。

ここ2戦、シティとチェルシーに敗れてまだ2013年のプレミアに勝利がないアーセナル。取りこぼしは絶対に避けたいこの日はホームでのウェストハム戦。これまで懸案だったウォルコットも3年半の契約延長が決まり、再び浮揚のきっかけをつかみたい一戦の先発は、GKスチェスニー、DFギブス、フェルメーレン、メルテザッカー、サニャ、MFラムジー、ウィルシャー、ポドルスキー、カソルラ、ウォルコット、FWジルー。

先制点は許したものの、その直後22分にポドルスキーの強烈なミドルで同点に追いつく。ポルディのシュートは鋭くて力があるので、さぞ相手GKにとっても脅威だろう。そして前半こそこのまま1-1で膠着するが、後半はポルディーのアシスト劇場となった。

48分にウォルコットのコーナーキックからジルーが逆転のゴールを決めた後、53分エリア内GK前での混戦からポルディ→カソルラのヒールによる3点目、直後54分にはサイドを走ったポルディからの低いクロスに合わせたウォルコットのシュートが決まりあっという間に4-1と突き放す。57分にはスチェスニーのゴールキックがセンターのウォルコットに吸い込まれるように納まり、そこから左に飛び出したポルディがボールを受けてフリーで走り、自分で決めずに中央に飛び込んできたジルーに2点目を献上するように、たった5分で3アシストの大活躍を見せて試合を決めてしまった。

試合はこのまま5-1でようやくアーセナルが今年のリーグ初勝利を挙げて、連敗を止めた。この試合のMOMは文句なく1得点3アシストのポドルスキーで異論はないだろう。2アシストは自分で決めてもよかた場面だったが、あえて他者に譲ったところが素晴らしかった。ウォルコットの得点源となったクロスの精度も見事で、今後のアーセナルの調子はこの選手の出来に大きく負っていることを感じさせた。契約延長のウォルコットも同点の起点となったコーナーキックが正確で、このところの好調を持続していた。

次節はリヴァプール、こういう難敵を破って調子をさらに上向かせたいものだな。

2012年12月30日 (日)

終わってみればお祭り アーセナルvsニューカッスル戦

121230arsenal今年最後のアーセナル、リーグ戦は前節で3-4の打ち合いを演じたニューカッスル戦。かなりの乱戦になりそうな予感はしていたが、それを超える試合となって、結果は来年にむけた複雑な思いを感じさせるものとなった。

先発はGKスチェスニー、DFギブス、フェルメーレン、コシエルニー、サニャ、MFウィルシャー、アルテタ、ポドルスキー、アルテタ、チェンバレン、FWウォルコット。

まず先制は20分、ウォルコットがスピードを生かして左サイドを走って落ち着いて決めた。その後サニャの不用意なファウルで与えたFKで追いつかれて前半は1-1。

後半50分にはカソルラから右のチェンバレンに渡して決めた2点目。しかしまた追いつかれて、64分には2点目の失点を作ったウィルシャーのクロスからゴール前混戦の中で泥臭いポドルスキーの3点目が入る。しかしこれでもその直後、69分に返され3-3。

打ち合いの全く分からない試合だったが、ここからが意外なアーセナル劇場になった。4点目は73分再びウォルコット、84分にはウォルコットからゴール前、途中出場のジルー、そして87分には再びジルー、そして最後は91分、エリア内でファールを取るかと思って止まった相手のすきを冷静に突くウォルコットの期待通りのハットトリックで、最後は7-3の快勝に終わった。

この試合のMOMはウォルコットに尽きる。契約交渉で難航していると聞くが、この試合を観れば何より優先して契約延長するにふさわしい活躍だった。ゴールシーンも特に2点目、ボールを持ってそこから冷静にターンして決めるところは、以前の勢いだけのシュートとは違う一皮むけた技術があった。自分の得点だけでなく、ジルーの2点目などアシストも決められるところに23歳の選手がアーセナルというチームで獲得した技術を感じさせる。

最後の試合に得点力を爆発させたアーセナル。9勝4敗6分、1試合少ないが5位は満足するものじゃないけど、この試合を観る限りは来年の挽回が期待できそうな勢いだった。これで4連勝、とにかくまずは負けないことが大事だよね。グーナーの皆さん、お疲れ様でした。来年がいい年でありますように!

2012年12月19日 (水)

聖カソルラ、降臨! レディングvsアーセナル戦

121219casorlaカップ戦で4部相手にPK負けとはいえジャイアント・キリングされてしまった時には凹んだけど、リーグ戦はそうはいかない。3位以下は大混戦状態なので、まずは勝てる試合を落とさないことが重要。悪い流れを断ち切る意味で、最下位レディングはアウェイとはいえ負けるわけにはいかない。

先発はGKスチェスニー、DFギブス、フェルメーレン、メルテザッカー、サニャ、MFウィルシャー、アルテタ、ポドルスキー、カソルラ、チェンバレン、FWウォルコット。契約交渉難航のウォルコットは久々の1トップで先発。

試合は終始アーセナルペースで、結果を言えば2-5でアーセナルが快勝した。特にカソルラがプレミアで初のハットトリック、5点目も演出して3ゴール1アシストと文句なしのMOMだった。

解説でも言っていたけど、カソルラは上手いのに俺俺、というところが全く感じられず、自分が決められるときはきっちり決めるし、他の選手の動きも良く見て活かすことができる。あの人懐っこい笑顔も持ち味だが、加入早々にアーセナルのムードメーカー的な役割も果たしていそうだ。2点目のヘディングは身長が170cm以下という彼的には非常に嬉しかった得点だったろうし、3点目の相手股下に叩きつけて通す小憎らしい技ありゴール、4点目でフリーになったところを落ち着いてふかさずに決める冷静さ、3得点全てが彼の特性が現れた印象深いゴールだった。

5得点は良かったのだけれど、2失点はいただけない不用意なミスから生まれたものだった。守備の不安定さは未だに解消されない。メルティの足元の弱さは問題だが、中盤で救わないのは、カソルラ、ウィルシャー、アルテタの守備の分担が曖昧なのかもしれない。大差の試合だから良かったが、1点差を争う上位戦だったら致命傷になる。このまま引きずらなければいいのだが。

とにかく嫌な流れは断ち切って、一挙に5位に躍進できた快勝。週末のアウェイ連戦、ウィガン戦でもこの調子でいってほしいものだ。聖カソルラの加護あらんことを!

2012年12月 2日 (日)

どっちがアーセナル? アーセナルvsスウォンジー戦

121202arsenal最近アーセナルのネタで書くのがつらくなってきた。ホントつらくなってきた。。。

相手の自滅とはいえ、ノースロンドンダービーで快勝した勢いが続くと思っていたのだが、リーグ戦はそこから下降線の一歩。そしてこの日はホームとはいえ、相手は強敵スウォンジー。プレミアでは新進のチームとはいえ、すでに組織的なサッカーで定評を築いた相手だけに、今のアーセナルでは苦戦が予想されたが、それにしても結果は当然ともいえる結果だった。

先発はGKスチェスニー、DFギブス、フェルメーレン、メルテザッカー、ジェンキンスン、MFアルテタ、ウィルシャー、ポドルスキー、カソルラ、ウォルコット、FWジェルヴィーニョ。

前半からボールポゼッションはアーセナルが上回るが、このところの試合と同様に横パスで攻めあぐねて、どの選手も味方との連携が図れない感じが続く。このところ連戦でカソルラも疲れ気味なのか、動きにキレが見られない。こうなると、組織的なスウォンジーの方が効果的な攻めで、どちらがアーセナルなのか?と思わずにはいられない時間が続く。

そしてスウォンジーがアーセナルのパスミスを逃さずカウンターで攻め上がると、攻守の切り替えが効かないアーセナルの守備はバタバタに崩れ、簡単にエリア内に入り込まれてしまう。この日のスチェスニーの好セーブがなければ、楽に2、3点は献上していただろう。

後半も流れは変わらず、ジェルビーニョ、ポドルスキーを替えてジルー、チェンバレン、その後はウィルシャーからケガからようやく復帰したロシツキーを入れるも、3人とも流れを変えられず、かえって隙を作ったアーセナルがカウンターから試合終了間際に立て続けに2点を失い、0-2でホームとは思えない完敗を喫した。

この試合の前にガンバ大阪がJ2降格を喫してしまったが、ガンバとアーセナル、同じような問題を抱えてしまったように思えてならない。個々の選手のスキルはあるのだが、それが有機的につながらない。

そしてここにきて選手の得意とするポジションが偏り過ぎて、試合ごとにフレキシブルに対応できないのも痛い。できればアルテタは前で使ってほしいのだが、カソルラ、ポドルスキー、ウコルコットがいるのでそれも不可。かといって、アルテタはそれほど守備が得意ではないので、DFの体制が整うまでのフィルターの役割は果たせない。このチームにソングがいれば、今のような事態には至っていなかったのではないか。FWよりも後方の強化が喫緊の課題だと感じる。

これで4敗目となり、順位はズルズルと二ケタの10位に落ちた。もはやCLはおろか、ELさえ見えない。次節は好調WBA戦。勝ちに執着するチーム力が問われる。このまま落ちるのか、それとも踏みとどまるのか?2013年を迎えるまでに正念場がやってくる。

2012年11月25日 (日)

雨にたたられ無得点 アストンヴィラvsアーセナル戦

121125arsenalこの日の最大の敵は雨だった。結果から言えばアウェイとはいえ、下位に低迷するアストンヴィラ相手にスコアレスのドロー、勝ち点1は物足りない結果だった。

この日のスタメンはGKスチェスニー、DFギブス、コシエルニー、メルテザッカー、ジェンキンスン、MFアルテタ、ラムジー、ポドルスキー、カソルラ、チェンバレン、FWジルー。ウィルシャー、サニャを休ませつつ、ケガから復帰のギブスを左サイドに据えた布陣。ギブスが復帰したことで、CBはコシエルニー、フェルメーレンとメルティと選択の幅ができて、守備陣としてはようやく安定度が増した感じだ。

試合全体で言えばあまり取り上げるところが思い出せないほどの、単調な試合だった。ひどい雨の中、ボールも重く、パスもスピードが出ずに相手にカットされる場面が多かった。特に右サイド、せっかくの先発チェンバレンのところでボールを奪われて、攻撃が切られるところが目立った。このところチェンバレンの不振が目につくけど、若いから今は経験が大切。そしてせっかく先発フルのラムジーはこの試合も見せ場を作れず、信頼感がかなり揺らいできた感じだ。足にタトゥーも入れたらしいが、その気合が空回りしている。

良かったのは復帰してきたギブス。彼のスピードはさすがにこの試合では雨にセーブされ本領を十二分には発揮しなかったが、それでも攻撃の起点となる上りの速さが今までのアーセナルの攻撃の停滞に一つの良いきっかけを与えてくれそうだ。右サイドのジェンキンスンも良い出来で、この若い二人のサイドバックは今後の試合でも注目できそうだ。

あとはジルー。やはり決定的なシーンでふかしてしまうところが残念。得点も上げてプレッシャーは相当なくなってるだろうし、チームもジルーに合わせられるようになってきている。あとは本人の決定力次第だろう。

CL決勝トーナメント進出も決まり、今後の日程も厳しくなるに加えて、ただでさえ寒いロンドンでの試合は、今後相当の体力消耗になってくるだろう。それでもまずは着実にこういう試合をものにしていく粘り強さを期待したい。

2012年11月18日 (日)

自滅とはいえすっきり快勝! アーセナルvsトッテナム戦

どんなに調子が悪くても、この相手だけは勝たなくてはいけない。ノースロンドンダービー、トッテナム戦は、やはり普通の試合とは異なる感情が先走る。前節のフラム戦を3-3、ラストでのPK獲得も外して勝ち点を落とした悪い流れだけに、この試合で再浮上のきっかけもつかみたい。

先発は戻ってきたGKスチェスニー、DFフェルメーレン、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFアルテタ、ウィルシャー、ポドルスキー、カソルラ、ウォルコット、FWジルー。

121117arsenal1序盤はトッテナムペースで進み、10分にはミスからアデバヨールにゴールを許すも、そのアデバがカソルラに対してスパイクの底で刈るタックルで一発退場。ここからはアーセナル劇場に一挙に場の流れが変わった。

24分はウォルコットの正確なクロスを高さを生かしたメルティのヘッドで同点に追いつき、40分にはポドルスキーが体勢を崩しながらも放ったシュートが決まって勝ち越し。そして45分にはカソルラが転倒しそうになりながら立て直してゴールエリアに持ち込んで、ゴール中央に入ってきたジルーに渡しての3点目。前半で3-1と突き放す。それにしてもカソルラのコントロール、小柄だけど相手DFの当たりに負けない体力は素晴らしいの一言。

後半もアーセナルペースで試合は進み60分には左サイドを走ったポドルスキーから、ゴール右に入ってきたカソルラが浮かさず的確に決めて4点目。その後ベイルが緩んだ守備のスキを突いて1点返すが、90分にこの試合ではクロスの精度も抜群で攻撃のアクセントとなっていたウコルコットがダメ押しの得点を挙げて、昨季と同様に5-2でアーセナルが快勝した。

アーセナルの元FWによる自爆という面はあったものの、後半はアーセナルらしいパスの崩し、ようやく機能した選手間のコンビネーションが目立った。カソルラは最後まで動きの良さ、細かな技に裏打ちさた試合の演出力で、ゲームをコントロールしていた。今のアーセナルがカソルラなくしては語れない、それを確信させられる試合だった。

121117arsenal2カソルラだけでなく、ウォルコットも前に走るだけでなく、クロスの精度でチャンスの起点となってくれた。契約満了で来季の去就が気になるが、ぜひとも残ってほしい。ジルーもアーセナルのリズムに慣れてきたので、彼のクロスと合うようになれば得点量産も期待できそうだ。

ただ、やはり守備の不安は否めない。60分ベイルに決められたような隙、あまりにも簡単に破られるようでは、上位との試合では致命的だろう。ここを早く修正しないと、盛り返す上での大きな落とし穴になりかねない。

まだまだ万全とは言えないが、とにかくダービーを解消したのは気持ちいい限り。上位マンU、チェルシーも敗れて、まだまだ波乱がありそうなプレミア。諦めるわけにはいかないな。

2012年11月11日 (日)

アルテタ、痛恨のゲーム アーセナルvsフラム戦

121111arsenalこのところアーセナルネタでブログを書くのが痛く感じる日々が続いている。そしてこの日もそんな嫌な流れを引きずっての試合だった。しかし思いはどこかでこの流れを断ち切ってほしいと願っているのだが。。。

決して油断はできないフラム戦では、GKマンノーネ、DFフェルメーレン、コシエルニ、メルテザッカー、サニャ、MFアルテタ、コクラン、ポドルスキー、コクラン、ウォルコット、FWジルー。不安定な守備に関しては、ギプスの不在、サントスの浦とられまくり状態を考えれば、今はこれがベストの選択だろう。

この日のアーセナルの立ち上がりは上々で、11分にはセットプレーから頭でドンピシャのジルー先制点、23分にはアルテタの素晴らしい上りから最後はポルディが決めて早々と2点差にする。ここまでの流れで、どうして最後の結果を予測できただろう?

しかし29分にはやはり弱点のセットプレーからの失点、前半終了間際の40分、右からのカウンター攻撃でフェルメーレンが抜かれて、同点に追いつかれてしまう。相変わらず守備の不安定を突かれて、2得点以降はフラムの速さが目立ってしまった。

後半も同じ流れで、うまく試合を運んでいたのはフラム。アーセナルはいつものように攻撃の手順がつかめず、前にボールを渡せない。そして67分にはエリア内でアルテタが倒してしまいPK献上、これを決められてついに勝ち越されてしまう。69分にはこの日2点目のジルーの得点で同点に追いつく。

引き分け臭がプンプン高まり、まさに試合終了の笛が鳴る間際、アルシャビンの最後の攻撃がエリア内で相手のハンドを誘いPKとなり勝ち越しの大チャンス。そして蹴るのは何故かこの日不調のアルテタだった。この日の調子からすると嫌な予感は漂っていたが、そしてその負け癖の心が的中するように相手GKに読まれて阻まれPKならず。試合は3-3ドローで、不用意に勝ち点2を失う結果となった。

ホーム2点先行でも勝てない重症。対してマンUは逆にこの日の試合でアウェイの2点差をひっくり返しての勝利。負う方がこれでは、その差は開くばかり。まさにこのところの気分を払しょくするどころか、さらなる重荷を背負うような残念な結果になってしまった。

この日はアルテタが結果としてブレーキになった感は否めないが、前季と違い、後ろ目に位置するようになって彼の攻撃面の良さ、意外性のあるミドルも見れなくなってしまった。できたら前で使ってほしいが、今の布陣だと後ろにならざるを得ないか。アルテタには切り替えて、次節で雪辱を晴らしてほしい。

しかし、最も大問題は左サイドのフェルメーレンかもしれない。サイドが本職じゃないかれを左サイドで使うしかないというのが今のアーセナルだが、それにしても上がれない、突かれすぎでは攻撃面で相手につけ入るすきを与えすぎ。左サイド補強は冬の喫緊の課題だろう。

この苦戦の中でせめてもの希望は2得点を挙げたジルー。彼の得点力が今後の復活のバネになるし、そうなってもらわないと困る。本来なら3-3で打ち合いの面白い試合、なのだが全くそうは感じさせない、今のアーセナルの苦境をさらに露呈した試合になってしまった。でもだからこそ応援しないと。なんたって次はノースロンドンダービー、燃えるダービーなんだから!

2012年10月28日 (日)

今は結果が大事、だけど。。。アーセナルvsQPR戦

121028arsenal2戦続けて酷い試合を見せられてしまい、ブログを書く気も失せていたけど、この試合は書かずばなるまい。思わぬ長期離脱となってしまったジャック・ウィルシャーに加えて、バカリ・サニャも戻ってきて、これまでの沈滞ムードをどう払しょくしてくれるかが注目となったホームでのQPR戦。

先発はGKマンノーネ、DFサントス、フェルメーレン、メルテザッカー、サニャ、MFウィルシャー、アルテタ、ポドルスキー、カソルラ、ラムジー、FWジルー。

前半は長期離脱のハンデをものともしない、ウィルシャーの動きの良さ、シンプルで緩急のついたパスが効果的だった。復帰の悦びを全身に表すようなプレイを見せてくれたが、ケガの直後だけに再びやったら、という不安が付きまとってしまう。そんなハラハラとは別に、試合自体は連敗の2戦を修正したとは思えない、緩い展開。パスは回るものの、時間をかけすぎて相手に守る余裕を与えて、どうしようもなくなってしまう。

後半も殆ど展開は変わらず。その中でウィルシャーは大事を取って67分ウォルコットに交代。71分にはポドルスキーからジェルヴィーニョに交代して、早い攻撃を狙う。80分には相手チームの退場で数的有利に立つが、アーセナルも交代で入ったジェルヴィーニョが負傷退場、アルシャビンが入る。ジェルヴィーニョの怪我の程度が心配。

またしても膠着、打つ手がないのかと思われた84分、アルシャビンのクロスに頭で合わせたジルーのボールが、この試合ファインセーブ連発のGKジュリオ・セザールに弾かれ、そのデフレクトをアルテタが再びヘッドで押し込むが、これがゴールポストに跳ね返ったところを、アルテタ自身でねじ込んで、泥臭いゴールが決まって、ようやくアーセナルが先制。試合はこのまま1-0で終了、なんとか勝ち点3の結果を残した。

ゴールは決まったものの、アルテタのポジションはオフサイドで、誤審といえるものだが、あの局面では敵もアピールせず、タナボタとしか言いようがない。そして試合自体は攻め手に欠けるここ数試合の展開が殆ど修正されなかった。

ただ、ウォルコット交代のあたりから、テンポが明らかに変わって攻撃に速さが生まれた。この交代で右サイドにウォルコットが入り、ラムジーが後ろに下がった頃から、アーセナルの前への積極性が出てきた。サニャからウォルコットの連携も良く、現時点での右サイドのベストだと思う。

対する左サイドが今一つ機能しない。サントスの攻めも遅いが、何より守備が緩すぎるので、怖くてポドルスキーが前に出れない。負傷のギプス復帰が待たれるが、今日の試合を観てもサントスのチョイスは既にないように思う。フェルメーレンを左に置く選択も当面の救済策の一つではないだろうか。

サイドの攻撃に問題を抱えたまま、次週はこの日スタジアムに姿を見せたファーガソン率いるマンチェスター・ユナイテッド戦。既に2敗してしまった以上、なんとしても負けは許されない。強敵相手に底力を発揮してきたアーセナルの本領を信じたい。

2012年10月 8日 (月)

ジルー、待望のゴール! ウエストハムvsアーセナル戦

121006arsenalこの試合は、標題に尽きるかな。フランス、モンペリエから移籍してきたジルーが待望のゴールを決めた。ファンは勿論、本人も待望していたに違いない、プレミア初ゴールがようやく決まった。

試合は1-3でアーセナルが勝利したけど、試合運び自体はあまり良くなかった。パスミスが目立つ前半はお互いに攻め手を欠き、ロングボールで混戦の中から点を取ろうという場面が多く見られた。そうなるとキャロルをはじめ大型の選手が多いハマーズに勝機があり、先取点も奪われる。

しかしアーセナルも徐々に底力を見せて、その場面は41分、左サイドのポドルスキーが絶妙のクロス、ゴール中央に走り込んだジルーが押し込んでの同点弾。これはポルディのクロスが凄かったのだけれど、それでもここまで要所で外し続けたジルーも集中して決めたことがお見事。移籍組二人が前半で追いつく点を入れたのが大きかった。

後半からはアーセナルが落ち着きを取り戻し、時折セットプレーで危ない場面はあったものの、2点目はウォルコットのオフサイド位置を見定めて、我慢して放った縦パスが活きての追加点、そして3点目はカソルラのゴール正面からの威力あるミドルが決まり、1-3でアウェイの勝ち点3を獲得、チェルシー戦の敗戦を払しょくした。

この試合は1ゴール、1アシストのジルーにおめでとうを言いたい。ファンペルシーの後を受けての加入でこれまで無得点、本人にはプレッシャーがあったことだろう。しかしこの前のカップ戦で初得点を決め、ある程度楽になったのだのう。プレミア初得点もよかったが、それ以上に2点目のウォルコットへの前へのパスは、オフサイドを取られないギリギリのタイミングをよく見計らった、彼のセンスを感じさせた。ジルーはこの試合リーグ初のフル出場だったし、要所に顔を出して攻撃のリズムを作ったカソルサも良かったけれど、この試合に関してはMOMはジルーにあげたい。

いい展開で、いい結果を残したジルー。カッコよさは自他ともに認めるだろうし、時折見せる「しまった」的な顔もいいけど、今後はぜひドヤ顔を見せる場面を増やしてほしいね。

2012年10月 1日 (月)

ミス連発で初黒星 アーセナルvsチェルシー

121001arsenal_2正念場の9月、リヴァプールには快勝、シティには追いついてのドローで乗り切ってきたアーセナル、最後は首位チェルシー戦だが、お互い無敗とあっては負けるわけにはいかない。この日は早い時間帯とあって、大阪・ハイバリーナイトも大盛況。

この日の先発はGKマンノーネ、DFギプス、フェルメーレン、コシエルニー、ジェンキンソン、MFアルテタ、ディアビ、ポドルスキー、カソルラ、ラムジー、FWジェルビーニョ。

この日のアーセナルは序盤からミスが目立つ。そして前半早々の17分にはディアビが早くもチェンバレンに後退。ここまで好調だったディアビはまたしても怪我、早くもアーセナル劇場が始まったのか不吉な展開。そして初得点は20分、またしてもセットプレー、マタのフリーキックをトーレスが技ありの右足でねじ込んで追いかける展開。しかし42分には右サイドのチェンバレンの低い平行クロスがゴール真正面のジェルビーニョに通り、確実に決めて同点に追いつく。しかし後半早々、53分にはまたしてもゴール前のマタのFKをコシエルニーが触ってゴールに入れてしまい、アーセナルが勝ち越しを許す。

121001arsenal2この日のチェルシーの守備は決して固いものではなかった。アーセナルもシュートまで持っていく場面は多かったものの、決定的なシーンを決めきれない。そして91分には最後の決定的場面でジルーがふかしてしまい、万事休す。アーセナルが1-2で今季の初黒星を喫し、首位との差を勝ち点7に広げてしまった。

この日はチェルシーも本調子でなく、アーセナルらしい攻撃もみられたものの、最後までアーセナルの歯車は噛み合わなかった。これまで顕在化しなかったセットプレーからの弱さで2失点を喫し、攻撃面でも各選手の持つ問題点が大きくクローズアップされてしまった。ジェルビーニョは悪い時のボールの持ち過ぎで相手DFに守備を固める時間を与えすぎた。ジルーはここ数試合の決定力のなさで自分への自信、選手の信頼を失う悪循環に陥っている。。ラムジーは覚醒が感じられない平凡なプレイに終始、チェンバレンも無造作なパスを連発し、相手にカットされてリズムを崩してしまった。

負ける時はこんなものかもしれないが、それにしても悪いところが噴出して勝てる試合を失った感は否めない。それでも正念場の9月を2勝1敗1分で終えたのだから、決してまだまだ悲観するものでもないだろう。これからの巻き返しに期待したい!

2012年9月16日 (日)

聖カソルラ、縦横無尽! アーセナルvsサウサンプトン戦

120915mayaこの2週間が長かった...国際試合週刊明けのリーグ戦再開第1戦は、吉田麻也が加入した昇格組、サウサンプトン戦。ここまで未勝利と結果は残せていないが、評価は高いチームなので油断はできない。日本人がヨーロッパの第一線で戦う場ではつい、ひいき目で見てしまうが、ことアーセナルの相手となれば別。

この日の先発は怪我が癒えたGKスチェスニー、DFギプス、フェルメーレン、メルテザッカー、ジェンキンソン、MFアルテタ、コクラン、チェンバレン、カソルラ、ジェルビーニョ、FWポドルスキー。吉田麻也はベンチスタート。

試合はアーセナルペースで終始、まずは開始11分でポドルスキーから左サイドを駆け上がってきたギプスの鋭いシュートがオウンゴールを誘い先取点。31分にはそのポドルスキーが壁5枚をものともせずFKを直接決めて2点目。38分にはアルテタから吉田の裏を取ったジェルヴィーニョが決めて3点目。45分はギプスの横パスが相手DFに当たって2点目のオウンゴールと、前半で4点を挙げる快勝ペース。ただ、その直後にスチェスニーのハイボールの処理ミスから1点を返され、無失点はここでストップ。

後半もアーセナルの主導権は揺るがず、71分には中盤からのカソルラからのロングをゴール右で拾ったラムジーが放ったシュートが右ポストに弾かれるもジェルビーニョが押し込んで5点目。最後は88分にカソルラから上がってきたフェルメーレン、それをGKが防いだものの、転がったボールを最後はウォルコットが落ち着いて決めて、6-1でアーセナルが勝利、暫定3位に浮上した。

イエローも出ない綺麗な試合だったが、サウサンプトンの攻撃も厳しいとはいえず、アーセナルがスペースを活かして持ち味を十二分に出した試合だった。不安視された連携もうまく機能し、特にいつもは空回りがちだったジェルビーニョがこの試合では有効に機能していた。

120915arsenalそれもやはりこの試合トップ下に座ったサンティ・カソルラの見事さあってのことだろう。要所要所で出すパスの正確さ、すぐ出さずにタイミングをずらす感覚、ゲームをコントロールできる能力はセスクと同等、またはそれ以上の巧さが感じられた。

168cmの小柄な彼がゴール前で相手を出し抜いて、DFの裏をかき、味方の進路にパスを出す場面は見ていて興奮する。6点目の前段となったフェルメーレンへのパスはその最たるもので、DFの足元を抜いて、フェルメーレンが上がってくる足元に運ぶパスはまさに職人芸だった。本当にいい選手がやってきたものだ。早くもアーセナルが彼のチームになりつつある、と言って過言じゃない。ダビド・シルバがシティに行ったときはかなりショックを受けたが、今は我らに聖カソルラあり、そう叫びたい気分だ。

これで2勝2分、大差での快勝で次節はシティ戦。その前にはジルーの古巣、モンペリエとのCLが控えるが、いい感じで乗って行ける、そんな気分の試合だった。

2012年9月 3日 (月)

プレミア、ついに開幕(笑) リヴァプールvsアーセナル戦

120902arsenalプレミアは開幕したものの、フラストレーションがたまっていたのが実際のところ。なにせアーセナルは開幕から2試合連続のスコアレスドロー、確かに失点がないという事は評価できるのかもしれないが、点をとってこそのアーセナルでしょ!と言いたくなるような、攻撃面では見どころの少ない試合が続いていただけに、アウェイ、敵地アンフィールドでのレッズ戦は正直怖さがあった。

リヴァプールは開幕こそ大コケで3点を失っての完封負けしたものの、前節では昨年の覇者シティと引き分けるだけの力があるだけに、まさに今節が正念場。スタメンはGKマンノーネ、DFギプス、フェルマーレン、メルテザッカー、ジェンキンスン、MFディアビ、アルテタ、チェンバレン、サンティ・カソルラ、FWポドルスキー、ジルー。

序盤はリヴァプールがボールを持つ場面が多かったが、個々の選手の守備意識も高く、決定的なチャンスを与えるまでにはいかなかった。ボールを持たれても、それほど危機的な感じがしなかった中で前半31分、ジェラードからスアレスへのパスをカットした後、そのボールを受けたポドルスキーが一旦カソルラに預けて、その間にポルディが左サイドを快走、並行してドリブルで持ち込んだ中央のカソルラから左に張ったポルディへ繋ぐ速攻、カウンターが決まり、待望の今季初得点となった。初得点がカソルラ→ポルディと繋いでのゴールであった事が嬉しい。

この連携はこれだけではなかった。後半68分、今度は左サイドの崩しからカソルラ→ポドルスキー→カソルラと教科書のようなワンツーでの得点シーンが決まり、カソルラにも初得点が生まれる。GKレイナも反応したが、ボールの勢いが強く脇を突くようにネットを揺らした。この2試合を見てもカソルラのシュートは力があるし、不利な体勢からでも打ちぬける体の切れがあるので、GKにとっても脅威に違いない。この2点を守り切ったアーセナルがようやく今季の勝利をアウェイで勝ち取り、開幕戦(笑)を飾った。

これまでの2戦とは明らかに違った連携のスムースさが見て取れる試合だった。この試合のキーになったのはDFの安定に加えて、不安視されていた守備的MFの位置にディアビがはまっていた点。彼が安定したことで、DFにも余裕が生まれたし、前に動ける選手の自由度も高まった。元々ボールキープ力があるだけに、ゲームをコントロールできる能力は高い。待望する彼の飛躍こそが今季のカギと改めて感じた。

ポルディ、カソルラの得点は時間の問題だと思っていたが、あとはジルーが決めてくれれば、と思う。41分に1対1になる決定的なシーンを外してしまった惜しいシーンはあるが、まだ産みの苦しみ、1点さえ取ればFWは調子にも乗れるもの。彼の得点がチームにさらに勢いを出してくれるものと信じて、その時を待ちたい。

個々の選手のポテンシャルも上がり、かつ連携も高まった今季への不安がある程度払しょくできた試合になった。次節ホームのサウサンプトンで足固めといきたいところだね。

2012年8月12日 (日)

開幕1週間前 アーセナルの充実新戦力

早いもので、ロンドンオリンピックも残すところあと1日となったが、それが終わればいよいよプレミアの幕開けだ。8月18日の土曜日はホームでサンダーランド戦、そして9月にはなんと、リバプール、マンチェスター・シティ、チェルシーといった強敵との連戦が控え、早くもタイトルに向けた山場が待っている。

今季の移籍市場ではまず、ファン・ペルシーが自ら残り1年の契約期間を残して、新たな契約を更新しないとの自らのコメントが出されたまま、これまで沈黙が続いている。心変わり、契約更新を願わずにはいられないが、それ以外は例年になく、積極的な補強が相次いだ。

120812arsenal1最近で一番うれしかったのは、マラガから移籍するスペイン人MF、サンティ・カソルラの加入だった。

前回ユーロ2008でも活躍し、その後不調の時期もあったが、今季はマラガを牽引し、チャンピオンズ・リーグへ導く活躍を示した。168cmの超小柄だけど、中盤トップ下からウィングまで幅広く活躍できる選手だから、アルテタとの絡みで試合にリズムと変化を与える、アーセナルの攻撃に厚みを造る活躍を期待したい。

120812arsenal2移籍市場の開幕早々に決まった大型補強は、なんといってもドイツのFW、ルーカス・ポドルスキだろう。

ドイツ代表としての実績は既にキャップ3ケタの大台に乗せているし、交代も激しく、左に比べて不安があった右サイドの攻撃力の安定化につながってほしいし、ポジションがかぶりそうな成長株のチェンバレンにとっても、相乗効果を期待したい。

120812arsenal3最後はフランスの優勝チーム、モンペリエからやってくる、オリヴィエ・ジルー。リーグ得点王で代表にも名を挙げた25歳は192cmの長身は、ゴール前で大きな威力を発揮するだろう。

どうしてもファン・ペルシーの移籍を見据えて、との感は否定しようがないが、状況が状況だけに、手を打たないほうがクラブにとってはマネジメント的におかしい。ジルーの加入によって、今季開幕を迎える上で、ジルーの加入がファンにとって一定の安心感と展望をもたらしたことは、素直に評価していいのではないかと思う。

120812arsenal4来るものあれば、去る者も。メキシコ人FW、カルロス・ヴェラはレンタル移籍中のレアル・ソシエダへの完全移籍が決まった。ドリブルの突破力は魅力があり、好きな選手だったが、2008年以降アーセナルでは62試合出場、11得点と結果を残すことはできなかった。新天地での一皮むけた活躍を期待し、ぜひメキシコ代表にも戻ってもらいたい。ありがとう、ヴェラ。

さて、来週は開幕戦。全国各地で観戦イベントも行われるようで、東京・大阪・名古屋が確定している。自分も大阪で参戦、開幕戦を観戦する予定。熱い戦いを期待したい!

2012年5月17日 (木)

終わりよければ、すべてよしとは? ウエスト・ブロムヴィyチ・アルビオンvsアーセナル

120513arsenalついにこの日を迎えたプレミア最終節、アーセナルはアウェイでウェスト・ブロムヴィッチ・アルビオンとの試合だった。この日まで4位のトッテナムとなんとか勝ち点差1で先行し、勝てばチャンピオンズリーグ進出権を確保できるだけに必勝の試合だったが、結果は逆転勝ちの2-3で3位を死守、スタートで躓いたこのシーズンとしては正直よく戦い抜いたと思う。

しかしまたしても無冠のシーズンを終えたことに変わりはない。この試合も勝ったとはいえ、相手GKのミスに助けられての2得点だったから、3位という結果は幸運だったと思う。

セスク、ナスリ、クリシー、エブエを放出してのシーズンは多難が予想されたが、それにしてもここに至る間の山谷は正直ほかのシーズンの比ではなかった。これをカバーしたのは神ファン・ペルシーの凄まじい決定力が大きいが、その他にも中盤ではフィットしたアルテタの運動量、ソングの攻守のアクセント、スチェスニーのファインセーブに助けられた。ウォルコットも昨シーズンからの成長が感じられた一年だったし、最終盤のベナユンの献身的なプレイも印象深かった。

しかし、それとともにマンチェスターの2強との力の差も感じさせられた年だった。ファン・ペルシー以外の得点力の不足、アルテタ負傷後のチーム得点力の急激な欠如は、層の薄さを否定することができないものだった。

それでも愛すべきこのチームは、最後の最後まで見せるべきところで魅せてくれた。今季最高の試合は優勝したシティを破った一戦、最後の最後で決めたアルテタが相手DFのパスコースを読んでカットし、ミドルでネットを揺らして勝ち越したシーンだった。あの劇的な試合、大事な試合で勝ち残るしぶとさ、そしてなんでもない試合を落とすもろさ、それらが同居するチームゆえに、すべてを呑みこんで見守らざるを得なくなるのだろう。

今年は大阪でハイバリー、東京でエミレーツ、名古屋でアーマリー、新居浜でコルニー、そして広島と観戦会が行われ、グーナーの実交流の輪が広がった年だった。広島以外は参加させてもらったが、アーセナルファンゆえに恵まれたこれらの機会に感謝するとともに、来季もまた共に一喜一憂し、最後はタイトルを獲得して歓喜の祝杯を挙げたいと思う。今年も皆さんお疲れ様でした。3か月の休養の後に、来季もまた燃えましょう!

2012年5月 1日 (火)

勝ちきれない試合が続く ストークシティvsアーセナル戦

120428arsenal_2アルテタ、ウォルコットの欠場が痛いアーセナル、勝ちきれない試合が続く中で相手はアウェイでのストーク戦。この日のハイバリーナイトは、いつもセッティングの労をとってくれていたN君の転勤送別会を兼ねての観戦会ということで、わざわざ横浜からハイバリー生みの親の安藤君もサプライズ参戦となった。

試合は先発がGKスチェスニー、DFギプス、フェルメーレン、コシエルニー、サニャ、MFソング、ラムジー、ベナユン、ロシツキー、ジェルヴィーニョ、FWファン・ペルシー。

前半10分、クロスからゴール前に詰めていた長身クラウチのヘッドが決まって先制されるが、その直後の15分にはベナユン、ロシツキー、ファン・ペルシーと連携が決まって同点に追いつく。しかし、ここから試合は長居膠着状態に陥り、アーセナルも得点のチャンスは何度かあったが決めることができず、逆に終了直前の82分にはあわや失点かという相手の鋭いシュートはスチェスニーがパンチングで防いだ。結局終わってみれば、1-1でまたしても引き分け。

120427arsenalトップ下のロシツキーはいい動きでチャンスを演出し、この日は1アシスト。ベナユンとの相性も良く、もっと早くからこのコンビを見てみたかった。左サイドが機能していた反面、右が使えずにジェルヴィーニョはブレーキとなってしまっていた。ここのところ調子を落としているジェルヴィーニョが心配だ。ファン・ペルシーは一時の不調を脱し、この試合は決定力も戻りつつあることを感じさせた。大事な残り2試合で神の復活は心強い限り。

残り2試合を勝てば、自力で3位が確定するアーセナル。連勝でシーズンを締めくくってもらうしかない。ポドルスキの加入も決まり、まずはいい形で終わって、ぜひ来季に大きな期待をもたせて欲しい。

2012年4月22日 (日)

名古屋アーマリーナイト初参戦!でも。。。 アーセナルvsチェルシー戦

120422arsenal2120422arsenal3アルテタの負傷リタイヤ、今年彼がどれだけ貢献していたかを思い知らされた前節ウィガン戦の敗戦を受けてのチェルシー戦。ここからズルズルと行くわけにはいかない。チェルシーはチャンピオンズ・リーグが残っているけど、アーセナルには来年への希望、CLストレートインの権利、3位確保が絶対命題。

この日は名古屋のアーセナル戦観戦イベント、アーマリーナイトに初参戦。12人(?)のグーナーが名古屋駅すぐのポイント、アイリッシュパブ、ザ・クーパーズに集って熱気の中での試合開始となった。先発はGKスチェスニー、DFギブス、フェルメーレン、コシエルニー、サニャ、MFソング、ラムジー、チェンバレン、ロシツキー、ウォルコット、FWファン・ペルシー。

せっかくのアーマリーナイトだったんだけど、試合は今季一番盛り上がりに欠く単調な試合だったかもしれない。なんかまったり見てたらいつの間にか終わってた、という感じだった。攻め込む場面は何度かあったが、チェルシーの守備にうまく絡めとられて、唯一の惜しい場面はコシエルニーのバー直撃シーンくらい。

先発でも若手選手の空回り状態、連携の悪さが目立った。ラムジーはチャンスを生かし切れず、かえって守備ができない欠点を露呈してしまった。チェンバレンはこちらも思い切りのいい攻撃の持ち味が出ず、窮屈な動きに終始した。ファン・ペルシーも調子が下がり気味で、いい時の神がかり的な決定力は影をひそめてしまって、チーム全体に7連勝中の時の勢い、勝ちへの執念は全く感じられなかった。0-0で引き分けたのは残念ながら納得するしかないし、勝ち点1獲れたのは、幸いといえるかもしれない。

その中でウォルコット、ロシツキーが負傷で、特にウォルコットは今季おそらくは絶望。ウォルコット-RVPで得点を稼いできた方程式は最終盤に至って消滅、苦しい3試合を残すことになってしまった。次節はアウェイでのストーク戦、まだまだ3位の道は険しいと思わざるを得ない結果を残した。

それでも結果は別として、アーマリーナイトでの夜、お若いグーナーとの夜は楽しい名古屋のひと時でした。ご参加の皆さんお疲れ様でした。今度は快勝で雄叫びを挙げたいものです。

2012年4月 9日 (月)

ミドルの神様降臨! アーセナルvsマンチェスター・シティ戦

120409arsenalいやな予感はしてたんだけど、見事に的中してQPRに取りこぼし、連勝がストップしたアーセナルは終盤最大の難敵、2位のマンチェスター・シティ戦にホームで臨む。先発はGKスチェスニー、DFギブス、フェルメーレン、コシエルニー、サニャ、MFソング、アルテタ、ベナユン、ロシツキー、ウォルコット、FWファン・ペルシー。

試合は2位のシティが既に優勝をあきらめたかのような消極策に終始、予想以上にアーセナルが攻め込む。しかしこの日のアーセナルはまたしてもゴールの神様に嫌われたのか、あと一歩が出ない。15分のファン・ペルシーのヘディングは、ゴール前のフェルメーレンに当たってクリアされてしまうし、その直後の19分には一発レッド退場相当のバロテッリのソングへのタックルもカードすら出ず、とアーセナルには受難の展開。

後半52分にはナスリのクロスにアグエロが合わせる場面があったが、これはゴールの上を超えて行き、シティの攻撃はほぼこれ一本のみ。こんな状態にもかかわらず、61分のファン・ペルシーのヘディングがゴール右ポストに嫌われ、ゴール前を転がるものの、これを押し込むには至らない。またしても運のないアーセナルなのか。

しかしこの日はミドルの神様が再び降臨した!ヴィラ戦で美しすぎるFKを決めて、ミドルシュートの威力を見せつけたアルテタが、相手からボールを奪って30mの距離をものともせず放ったシュートは、名手ハートの左手をかすめつつもネットを揺らし、ついに86分で均衡が破れる!

このあと89分にこの試合危険プレイを連発していたバロテッリが2枚目のイエローでついに退場、93分にはカウンターからラムジーがフリーのファン・ペルシーを残して自ら放ったシュートが大ふかし、買っていたから笑い話になる笑えないオマケもついて、アーセナルが勝利。3位を確保して、スパーズとは勝ち点2差をつけた。

攻め続けたアーセナルは素晴らしいけれど、それにひきかえ消極策に終始したマンチェスター・シティは、いったいどうしたことだろう?この試合勝たなければならないのはむしろシティだったはずなのに。

アーセナルも試合展開からすればもっと点が取れていてもおかしくない試合だった。ファン・ペルシーの得点力も翳っているし、フェルメーレンはツキが落ちているとしかいいようのない、この2試合の逆貢献。それでも得点源が代わりつつ、勝ちに結びつけているところが前半の神頼み的な試合じゃない、底の厚さを感じさせる。

しかし、この試合はなんといってもアルテタに尽きる。前半はさんざんミドルを打てる選手がいない、相手の意表を突くところからでもシュートを狙える選手がいない、と愚痴をこぼしたが、この日のシュートはそんな不安を解消するに足りるものだった。ナスリの目の前で決めたのも正直胸がすくような気分だった。

宿敵に勝って3位をキープ。まずはチャンピオンズ・リーグ参戦圏内、しかもストレートインすることしかないんだから、あとの試合は取りこぼしなく乗り切ってもらいたいね。

2012年3月25日 (日)

快勝、7連勝! アーセナルvsアストンヴィラ戦

120325arsenal1ここ数年は後半戦で調子を落とす傾向にあったアーセナルだけど、今期はしり上がりに良くなってきて、ここまで6連勝。前半戦相次いだ負傷リタイアの選手も戻りつつあり、層も厚くなっている。3位を固めるだけじゃなく、ひょっとして上も?と思いたくなる好調ぶりだ。

この日は難敵アストンヴィラ、と思っていたのだが、予想に反して試合は一方的なアーセナルペース。久しぶりに安心して見ていられる試合になった。先発はGKスチェスニー、DFギブス、ジュルー、フェルメーレン、サニャ、MFソング、アルテタ、ジェルヴィーニョ、ロシツキー、ウォルコット、FWファン・ペルシー。

試合はまず14分、左サイドのジェルヴィーニョからエリア内のギブス、そしてギブスの思い切りのいい強いシュートはGK触るもそのままインし、彼にとってプレミア初得点にもなった先取点が入る。

25分にはセンターライン付近からのソングの縦パスを右サイドから走りこんできたウォルコットが右足でトラップして、落ち着いて決めて2点目。この得点はソングの縦パスの精度、ウォルコットのトラップの精度、いずれも素晴らしい技巧の勝利。特に最近のソングの「セスク張り」縦パスの威力は半端ではなく、相手選手にとっても脅威になっている。

久々に安心して見ていられる試合だったが、最後に圧巻が待っていた。ソングへのファウルで得たFKを蹴るのはアルテタだったが、ゴール前約30mをものともせず、放ったシュートは無回転シュートで綺麗な放物線を描きゴール右隅に突き刺さりダメ押しの3点目。美しすぎるシュートで締めくくった試合は3-0の完封、7連勝となった。

最後のアルテタのシュートはチームが波に乗っている象徴ともいえる、芸術的なFKだった。今もあの弾道が目に焼き付いて離れない。試合直前のコシエルニーの怪我というアクシデントで守備の不安もあったが、この日は相手の不調、レベル差もあったが攻め込まれる場面もなく、安心して見ていられた。

連勝が続いて選手の自身も出てきているのだろう。個々の選手のプレイも安定しており、特にロシツキーの速い切り替え、アルテタの運動量、ソングのパスの巧さが中盤に大きな厚みをもたらしている。この試合の差は両チームの中盤の差と言っても過言ではないだろう。

これで7連勝は、2007年10月以来。そしてアーセナルが1試合で英国選手(ウォルコット、ギブス)が2得点以上を挙げた試合は1997年10月以来のことなんだだそうだ。それもなんか凄いな。。。