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カテゴリ「セスク・ファブレガス」の74件の記事 Feed

2009年12月 9日 (水)

オプションが必要だ セスクの問題意識

091208fabregas週末のストークシティ戦では久々に2-0で勝利し、悪い流れを一応断ち切ったアーセナルだけど、試合自体は決して楽な展開ではなかった。アルシャビンの決定力がなかったら、試合はどう転んでいたかわからない。

リーグ戦この3試合を見ていて感じることは、やはりマークとなりうる高さのある選手が決定的に不足している点だ。ベントナーは復帰にはもう少しかかりそうだし、やはり1月に向けて移籍で補充する必要があるように思う。それはキャプテン、セスクも感じているようだ。

「カーリング・カップでのマンチェスター・シティ戦では、試合を通してボールはよく支配していた。でもカルロス・ヴェラは別として、誰も相手DFの裏を抜かせることはしなかった。」

「アーセナルには足元にボールを置く事を好む選手が多い。だから時として、いつもとは違うタイプの選手が必要になる事は確かだよ。」

首位を走るチェルシー戦では、3-0の完敗を喫した。その差はデディエ・ドログバの高さ、ふじかるの強さ、そして決定力にあった。セスクも今のアーセナルにはない彼の凄みを認めている。

「チェルシーは普通のチームだけど、世界で最高のストライカーを擁するチームだ。世界最高のストライカーがいる標準的なチームは、いつだって何かをやるものさ。そしてデディエ・ドログバこそがその違いなんだ。」

ヴェンゲル監督も補充の必要性は否定していない。果たしてそれは誰なのか?答えはもうすぐ出されるかもしれない。

2009年11月15日 (日)

スペイン代表、アルゼンチンを破る! セスクは途中出場

091115cesc昨日ようやっとArsenal TVに登録した。これでリアルタイムではないけどアーセナルの試合をネットで見れる環境にはなった。ポンドが安いので年間にすると6千円ほどだから、まずはお得か。試合のほかにインタビューなんかも充実してるから結構楽しい。

今週はインターナショナル・マッチということで、プレミアはお休み。やっぱり物足りないなぁ。でもスペイン代表はきっちり親善試合とはいえ、強敵アルゼンチンを2-1で破った。得点はスペインがシャビ・アロンソのペナルティを含む2ゴール、アルゼンチンはメッシのペナルティによるものだった。

両チームともほぼ主力メンバーのガチンコ対決だったようだが、これを勝ちきったスペインの実力はやはり凄い。間違いなくブラジルと並んでワールドカップ優勝候補の筆頭だろう。セスクは後半61分にシャビに代わっての途中出場だったようだが、ワールドカップ出場も決まっているだけに、今は代表選ではケガ無しで済んでくれればいい。なんせ月末はチェルシーとの首位争い天王山が待っているんだしね。

そのセスク、ウルヴスとの試合で決めた3点目が、本国Yahoo!の投票で前節のGool of the Weekに選ばれていた。ただ、あのゴールは中央で待っていて右から入ってきたセスクに絶妙なパスを出したロビン・ファン・ペルシーのお膳立てがあってこそだ。セスクもそれをきっちり右足でトラップし、インサイドでゴール右端に決めていった技はさすがだったけど、この評価は今季ピッタリ息の合った2人の連携によるものなんだろう。

来週土曜日は再びアウェイ戦だがサンダーランド戦。今の調子なら落とすことはない相手。まずは勝って、その次に待つチェルシー戦に弾みをつけてもらいたいな。

2009年10月 6日 (火)

セスクはアーセナルを愛し、そしてファンに愛される

091005091005_2日曜日のホーム、エミレーツでのブラックバーン戦、アーセナルが奪った6点に1得点4アシストの活躍で貢献したセスク・ファブレガス。

自らもタイミングを外してふわりと放ったセスクらしいシュートを決めた5点目のシーンでは、ファン達の前でアーセナルのエンブレムに口づけをして、チームへの忠誠心を示した。それに応えるファンのスタンディング・オベイション。

この試合の前にはバルセロナのシャビが「セスクはバルセロナに戻るべきだ。一緒にプレイしたい。」といった趣旨の発言が報道され、ファンの中にある不安を掻き立てる結果になっていた。それを誰よりも知っていたセスクだからこそ、このシーンを演出したんだろう。

バルセロナのカンテラ出身のファブレガスであり、カタルーニャ出身のセスクだから、いつかはアーセナルを去り故国に戻る日がやってくる現実はファンも心のどこかでは認めている。それ故に彼が示したチームへの愛情が地元のファンにとっては何よりも嬉しかったんだと思う。

セスクもこの試合の後で語っている。

「僕はこのチームに身を捧げているよ。今季は僕にとってアーセナルの選手としての7シーズン目なんだ。」

「僕がチームに忠誠を尽くしていない、またはそうしたことが囁かれているのを聞くのはつらいな。だからあれは僕がこのクラブを愛しているという事をみんなに示す良い機会だったんだ。」

彼が言うとおりセスクはまだ22歳だが既にアーセナルで7年目の選手だ。彼はスペイン人だけど、2010-11シーズンから適用される一定人数の地元選手起用を義務づける制度でも地元選手扱いとなる。それだけに、セスクはこれからもアーセナルにとって必要不可欠の選手だ。

感動的なあのシーンだったが、いつかセスクがチームを去る日にも目にすることになるかもしれない。それがまだまだ遠い未来であるように今は願おう。

2009年9月10日 (木)

スペイン代表、ワールドカップ本選進出決定!

090910spain 昨日の日本-ガーナの代表戦、かなり大味な試合だったな。前半からガーナのDFがユルユルで何度も日本に突破されて、それでも日本の決定力不足に助けられて1-3でリードされていた時にはまたか、と思ったけど、終盤ガーナのやる気のないDFに助けられて短い間に3点連取。結果は出したけど、試合内容はいただけなかった。ただ、個人的には稲本選手がアシスト+ゴールで活躍してくれたのは嬉しかった。海外では苦戦しているけど、こういうところで結果を出してくれた事はなによりだ。

普段日本代表の試合には全く冷めた(?)自分も、なぜかスペイン代表の結果だけは気になってしまう。そのスペイン代表、エストニア戦を3-0で勝利し、グループ5で早々と本選進出を決めた。

この試合先制点を挙げたのは、セスク・ファブレガス。この試合の前のインタビューで出場機会の少なさに不満を漏らしていたけど、与えられた場所ではきっちり結果を残して、前半33分に彼にとって代表での3ゴール目となる得点を決めた。セスクもこの日はこの結果を素直に喜んだ。

「グループ5で8戦全勝だ。こんな事をやり遂げたチームは多くはないよ。自分たちが出してきた結果を誇りに思っている。これからの試合、そしてワールド・カップの本選に向けて大きな自信になるね。」

ファブレガスに続いて、サンティ・カソルラ(ビジャレアル)、マタ(バレンシア)といった若い選手がゴールを決めて勝ちきったスペイン。今最も美しいサッカーを演じているこのチームが本選でも優勝候補であることは間違いない。コンフェデで見逃したスペインVSブラジルという最高の決勝の舞台が今から楽しみだ。

代表選で結果を残したセスク。週末はアデバヨールとコロ・トゥレを引き抜かれて、開幕ダッシュを決めた3連勝のマンチェスター・シティ戦が待っている。前節のユナイテッド戦では戦列を離れて初黒星となってしまったが、この試合はそうはいかない。キッチリ勝って実力の差を示してやってほしい!

2009年8月 8日 (土)

困難を克服できるか? キャプテン・セスクの正念場

090806cesc アデバヨールに加えて、コロ・トゥレも抜かれてしまった。。。その割には開幕を控えてイラつくほどおとなしいアーセナル。昨シーズン、そしてチャンピオンズ・リーグで露呈したDFの脆さをこのまま補強せずに開幕を迎えちゃうんだろうか?新たに加入したフェルメーレンだけではかなり不安なんだが。。。

スペイン帰国中は黄金のトサカ、もといモヒカンで注目を浴びたセスクだが、ロンドンに帰った時には髪を短く切っていた。そしてチームの置かれている状況の厳しさを自覚しているようだ。

「4位に終わるつもりでシーズンを迎えるなんてことは絶対にないよ。」

「どんな偉大なチームだって困難な時期を経験してきたんだ。そしてアーセナルはまさにその時なんだ。でも僕たちは前よりも強く、そしてまとまらなければならない。僕はチームが良い結果を出せると確信しているよ。」

チームを鼓舞する立場のセスクの発言だが、今のアーセナルの現状はやはり厳しいと言わざるを得ない。今まで以上にヴェンゲル監督の手腕が問われるシーズンになりそうだが、はたしてボスの胸中は?

2009年6月14日 (日)

ファブレガスはガナーズとともにタイトル奪取を!

090612cesc 移籍市場が急に慌ただしくなってきた。それも1チームの動向によって。

レアル・マドリードの「銀河系回帰作戦」によって、ミランのカカ、そしてついにマンUのC・ロナウドの移籍が決まった。特にミランはカカの穴をどう埋めてくるのだろうか?ミランはアデバヨールにも関心を示してきただけに、かなり心配。

で、かねてからレアルからのコンタクトも否定しなかったセスクだが当面はアーセナル残留の気持ちは変わってないようだ(と信じたい...)。

「もちろん、僕の将来はアーセナルとともにある。クラブとは長期の契約を結んでいるしね。最後まで全うする気持ちがなきゃ、そんな契約を結ぶ訳ないだろ?」

「ヴェンゲル監督は僕の言いたい事をちゃんと理解してくれているよ。誰だって他人が自分に関して言う事を止めることはできない。新聞記者たちは好きなことをなんだって書けるし、言えるものなんだ。僕はどのチームとも関係を一切持っていない。18歳の頃から彼らは僕が他のチームと接触しているような事を言い続けてきたよね。でも僕は今こうしてアーセナルにいるだろ?」

「僕は今感じていることを言いたいだけさ。それはこのアーセナルで長くプレイしたいという事、このチームでまだ獲得していないチャンピオンズ・リーグトロフィーを手にしたいという事なんだよ。プレミアやFAカップのトロフィーを獲得するためにもね。」

「今はそれが楽しみなんだ。だってこのチームの未来が明るいことを確信しているからね。」

カカの例もあるから楽観はできないけど、今はセスクが語る未来を信じたいし、そのためにはアーセナルの今の主力は絶対に抜けてほしくない。しかし荒れ模様の今季の移籍市場、しばらくは落ちつかない状況が続きそうな気配だ。。。

2009年6月12日 (金)

スペイン強し!でもセスクは頭部を負傷。。。

090610cesc代表選はスペインばかりに興味があるように見えるけど、日本代表選も見てます。早々と南アフリカでのワールドカップ参戦を決めたのは本当に嬉しい限り。それにしても長谷部選手はドイツに行ってタフになったなぁ~。オーストラリア戦は出場停止で残念。

で、我らが(?)スペイン代表はアゼルバイジャン共和国の首都バクー(昔、地理の授業で油田の街として習った記憶が)での親善試合に臨み、結果はダビド・ビジャのハットトリックを含めて6-0の圧勝となった。国際Aマッチでは2007年2月以来32試合無敗記録を更新し、ブラジルが記録した最長記録35が見えて、世界ランキング1位のチーム力はまさに絶頂の極みといった感じだ。

しかしこの試合、セスクは前半戦で頭部を負傷するアクシデントに見舞われて、ネットをかぶっての痛々しい姿に。このネット、子供の頃自分も滑り台の鉄骨に座っていたらバランスを崩してコンクリート基礎に頭をぶつけて3針縫うケガを負った時にしばらくかぶらされた。やっぱりセスクでもこのネットはカッコよくないな。

彼の場合も7針を縫うケガだったようだ。

「ぶつかった瞬間、血を見た時は怖かったけど、縫合の後は出場する事ができたよ。」

しかし後半戦は大事を取って途中交代となったファブレガス。ワールドカップに向けたヨーロッパ予選はバカンス終了後の9月からのようだし、それまではケガは勿論無理のないようにやってもらいたい。

2009年5月 5日 (火)

ハッピー・バースデー、セスク22歳 そして決勝に向けて

090505_3 5月4日はセスク・ファブレガスの誕生日で、ようやく今年で22歳になった訳で。。。いやはや若い。

去年は選手生活初の大ケガで長期リタイアも経験したが、復帰早々存在感を見せつけて、プレミアでチャンピオンズリーグの予選進出権利を得るための4位確保の原動力になってくれた。

右肘にはバルサ仕込みのタトゥーも見せ(これはあまりに合ってないと思うんだけど、これから増やすつもり?)、左肘にはキャプテンマークを巻いてピッチに立つセスク。

誕生日を迎えての第1戦は、今年の総決算といっても過言ではない決勝進出をかけたホーム、エミレーツでの準決勝2ndレグ、マンチェスター・ユナイテッド戦だ。

1stレグでは0-1で敗れているだけに、2点差以上の勝利が必要になる。状況が厳しいことは間違いないが、数々の困難な場面を何とか凌いできたチームだから、絶対に克服してくれると信じている。

運命の試合は明日の早朝3時から。う~ん、自宅で見れないからどこかに遠征するか?

とにかく、華々しく勝ってセスクのバースデー記念になりますように!

2009年4月 4日 (土)

セスク・ファブレガス復活!

090404cesc ついにこの日がやってきた!12月のリヴァプール戦でヒザを負傷したセスク・ファブレガスが3か月のブランクを経て、今日のマンチェスター・シティ戦で復帰戦を戦う。

先発かベンチスタートかはわからないが、とにかくピッチ上にユニフォーム姿で現れることは間違いない。先発ならば久々にキャプテンマークを巻いて、キャプテン・セスクがアーセナルの舵を握る。今からその時間が待ち遠しい。

ヴェンゲル監督も期待を寄せている。

「セスクは再出場の準備ができている。でも最高の状態に持っていくにはあと3試合は必要だろう。」

「我々は25日で8試合を戦わなくてはならない。そしてそれらの試合は自分たちの運命を決するような重要なものなんだ。」

セスク自身も今夜の出場に意欲を燃やしているようだ。

「気分は上々さ。先発でも大丈夫だよ。ただ、どの程度やれるかは僕にもわからないけどね。」

「この1週間は張りつめた気分だった。復帰戦で90分間戦い続けられるかどうかはわからない。だって、競り合うような試合をこなしてきてはいないからね。でも先発でもベンチスタートでも、僕が負傷しているとはもはや誰も言えない、それが良い事なんだ。」

「復帰戦ではとても幸せな気分になれると思うよ。だって再び自分がサッカー選手なんだ、って感じられるだろうからね。」

この夜の試合で、自分たちアーセナルファンも幸せな気分になれるのは間違いない。その時間が本当に楽しみだ。

2009年3月31日 (火)

アーセナルのセスクに迫る魔の手?

090331cesc明日から4月。先週はワールドカップの予選のためプレミアはお休みということで退屈な週末となったけど、セスクも復帰が近いという事で快調なアーセナルにさらに勢いがつきそうだ。チャンピオンズリーグも相手はビジャレアル、スペインのユーロ優勝の立役者、マルコス・セナのディフェンスを破れるかが焦点か?

そのセスクだが、あのレアル・マドリッドの前会長、カルデロン氏から電話で接触を受けたことがあったことを明かした。

「カルデロン会長が個人的に僕に電話をかけてきたことは事実だよ。電話で話をしたんだ。でもレアルと契約するつもりだ、なんて事は一切言ってないよ。僕は彼や他の誰にだってレアルに加入するつもりだという事を言ってはいないんだ。僕の代理人も同じだよ。」

「どのクラブにも自分がアーセナルを去るような理由を告げたことは全くないんだ。誰も僕が別のチームに参加することで合意したというような事は言えない、それは確かだ。」

「バルサ、レアルといった世界で最も重要なクラブが自分に興味を持ってくれていることは、最大級の賛辞だと思うよ。でも僕は今はアーセナルの選手であり、契約は2014年まで残っているからね。」

スペイン人である彼がやがてスペインのチームに戻ることは仕方ないことだとは正直思っているが、彼がヤングアーセナルのキャプテンとして、カップを握る日を見てみたい。まずは来るべき復帰戦、その日が楽しみだ。

2009年3月 8日 (日)

セスク・ファブレガス、4月4日復帰戦を目標に

090308_2ようやくセスク復帰戦のスケジュールが見えた!チャンピオンズ・リーグと、プレミアでの4位以内確保に向けて、大黒柱が戻ってくることは、アーセナルにとっても大きな力となるはず。その時期について彼自身がサン誌に語っている。

「今週はクリスマス以来初めてボールを蹴ったんだ。ようやくプロ選手なんだと感じることができたよ。」

「予定通りに進めば、4週間以内にチームに戻れるはずなんだ。これなら、僕とアーセナルにとって今シーズンが全く巻き返しできない訳じゃない、って事を証明するための時間はたっぷりあるさ。」

「まだ決まったわけじゃないけど、僕自身は4月4日のマンチェスター・シティとのホーム戦を復帰目標に置いているんだ。この頃にはウォルコット、アデバヨール、エドゥアルド、ロシツキー、シルベストル、そして僕、皆が再び出場可能になっているよ。」

初の長期離脱になったが、このケガはこれまで働き過ぎだった彼にとって必要な休養だったとも思っているようだ。

「選手生活で初めての長期離脱になったけど、このことでケガ以前よりも状態が良くなって、そして強くなって戻って来れるはずだと今は心から思っているんだ。おそらく、このケガは僕の体が僕に休養させるために発した手段だったんだよ。」

「復帰すれば今シーズンまだ15試合はアーセナルのために戦えるはずだ。でもこれはFAカップやチャンピオンズ・リーグの試合を含んでいるけどね。」

「アーセナルの選手全員が今後もまとまって、絶対にトップ4でシーズンを終われることを信じなくちゃいけないね。」

4位以内という目標にしなければならないことは、彼にとっても不本意だとは思うが、現実的には状況、そして将来の選手面、収益面からいって最低4位は死守しなければならないのが事実だ。特に4位を失えば、ファン・ペルシーなどは間違いなく離脱するだろうし、ますますタイトルは遠くなる。ヴェンゲル監督の去就にも影響するだろうし、そうなればセスク自身もアーセナルに留まる意味を失うだろう。多くの最悪シナリオが考えられるだけに、まずはセスクの言葉通り4位以内確保に全力を傾けてもらうしかないようだ。

とにかく4の字ばかりが踊ってしまうが、4月4日のリーグ戦でのセスク・ファブレガスの復帰戦が今から楽しみになってきた。おっと、そういえばセスクの背番号も4番だ。これはなんか狙っているのかな?

2009年2月 1日 (日)

セスク、早い回復を期待

090131cescセスク不在のアーセナル、ズルズルいかないまでには踏みとどまっているが、やはり勝てない。これだけ引き分けが多いのは、得点の起点となる攻撃、それを演出する閃き、そうしたアイデアを生み出す試合観の広い選手がセスク以外に不在ということなのだろう。

そんなセスク、怪我をした当時は4か月の欠場という事で3月までは無理という状況だったが、順調に回復しているようだ。本人も予想よりも早い復帰を期待している。

「足は良くなってきているよ。ドクターも靭帯は治ったと言ってくれているんだ。今は筋力を強化している段階で、ようやく軽いジョギングができるようになったよ。僕にとってはとてもいい兆候さ。着実に回復しているんだからね。」

「一歩一歩着実にやっていくよ。でも、できればケガをした当時に考えていたよりも早く戻りたいな。でもあせらないよ。」

今は故郷バルセロナで治療とリハビリに専念しているファブレガスだが、着実な回復ぶりでチームへの復帰も視野に入りつつあるようだ。

「2週間以内にはロンドンに戻るよ。そこで医師の診断を受けて、復帰日の目標を決めるつもりなんだ。」

31日、圧倒的に試合を支配しながらスコアレスドローに終わったアーセナル。苦しい台所でしのいでいるヴェンゲル監督、チームメイト、そしてファンが待ちに待つセスクの復帰はひょとしたら早まるかもしれない。無理はしないでほしいが、やはり苦境にあるチームを救える若きキャプテンの復帰は何よりも待ち遠しい。なんとも複雑な気持ちだ。

2009年1月17日 (土)

セスク、今はサッカーを忘れて治療に専念

090117 ヒザの怪我で4か月の戦線離脱を強いられているセスク・ファブレガス。彼にとっては初めての長期欠場、復帰は早くて3月ということで、アーセナルの苦境も考えればさぞかし悔しい思いだろう。

しかし彼としては今は故郷バルセロナに帰って復帰に向けた治療に専念し、あくまでこの怪我もポジティブに考えようとしているようだ。

「本当にサッカーの事は考えていないんだ。試合をも見ることも、冬の移籍市場をチェックすることも、他のことも一切考えていない。サッカーに関することはまさに全て忘れてしまっているんだ。」

「ガールフレンドでさえ驚いているんだよ。そんなこと僕にはありえないって。でも正直なところ今の時点でサッカーに関することについては、再び体が動かせるようになるまでは距離を置くよ。」

そんな心境の中でも、アーセナルが苦戦する状況は否応なく彼のもとに届く。やはり彼もその事が一番つらいようだ。

「それが怪我をして一番辛いことなんだ。ここを出てボールを蹴ることができないこと、チームメイトと一緒にいることができない、ってことがね。かなり辛いんだけど、受け入れなくちゃならないってことはわかっている。」

「どんな選手だって、選手生活の中でこうした時期を経験していくはずなんだ。だから今度は僕が経験する番だと思っている。再びプレイできるまではできるだけ前向きな気持ちを保たなくてはだめなんだ。今は可能な限りリラックスして、そし必ず今よりも強くなって戻ってくるよ。」

今はセスク不在で本当に苦しいいアーセナルだが、セスクが戻ってくる3月にはウォルコット、ロシツキー、エドゥアルドといった面々も復帰してきているだろう。そこまでは今のメンバーにすべてを託して、セスク自身は初の本格的な怪我を後に残らないように治療に専念してもらいたいものだ。

2008年12月25日 (木)

新キャプテン、セスクは4カ月離脱 試練のアーセナル

081225cescfabregas リヴァプール戦で負傷したセスク・ファブレガスのケガは残念ながらかなり重く靱帯の断裂、4か月の戦線離脱となった。アストン・ヴィラに抜かれてビッグ4からも脱落しようとしているアーセナルにとっては痛すぎるセスクの退場。セスクのいない試合は敗戦が続いただけに、今後の展開はまさに苦難としかいいようがない。

セスクにとっても試練と言えるだろう。彼の選手生活にとっても初めて経験する大きなケガでの長期離脱。毎試合でも出たいと言っていたセスクにとっては不本意な日々がしばらく続くことになる。

「僕のサッカー人生で初めての深刻なケガにみまわれた。どんな選手も通ってきた道で、今度は僕の番だ。今は我慢して治療に専念し、そしてできるだけ早く復帰するしかないよ。」

「考えうる最高の医師の診断を受けて、僕は手術しないことを決断した。もし手術しなければならないのであれば、僕にとって初めてのことだったんだけれども、医師は手術しないことを勧めてくれた。僕がまだ若いことと、半月板までは痛めていないからなんだ。」

「今僕が考えていることはチームメイトの力になるためにできる限り早くピッチに戻ってくることだ。そして再びサッカーをするために自分が最も望むことをやることなんだ。」

そしてヴェンゲル監督こそセスク不在の苦境を最も深刻に感じている人物に違いない。

「セスクの欠場は残念だ。言葉に言い表すことはできないほどだ。我々は乗り越える道を見つけなくてはならない。そして皆にそれ以上のものを与えるためにも、セスク不在という現実を埋め合わせる方法を見つけたい。そして我々はそれをやれると確信している。」

「セスクが復帰する時、その最終盤にセスクは我々が限界を超えるための力になってくれるはずだ。私は自分たちがそれを成し遂げることができると確信している。」

セスク不在のまま迎えるアストン・ヴィラ戦。ビッグ4の誇りに賭けて負けられない一戦だが、セスクのほかにアデバヨールも欠く苦しい展開だ。しかしだからこそこれを乗り越えれば新たな展開も期待できる。今までどん底状態を潜り抜けてきたアーセナルだけに、年末最後の大一番でもそうした底力を信じたい。

2008年11月29日 (土)

キャプテン・セスク、船出を飾る!

081127cesccaptain 一軍で200試合を超える出場を誇ろうとも、わずか21歳でイングランドの名門チームのキャプテンマークを巻くことになったプレッシャーはいかばかりのものなんだろう?

セスク・ファブレガスにとって初めてのアーセナル・キャプテンとしての試合はチャンピオンズ・リーグでのディナモ・キエフ戦。ギャラスと違い、大声をあげるタイプでなく、ましてや点を取りに行くタイプでもないセスクだったが、その初の責任はプレイで見事に示した。

0-0でこう着状態だった試合は後半87分、レフリーがケガで試合を止めたところからの再開で、セスクが上げたロングボールをベントナーが腕を使ってコントロールしたように見えたものの、審判はノーホイッスル。そしてこのボールをベントナーが2人のDFを抜いてゴールを決めた。この値千金のゴールでアーセナルは見事に本戦への進出が決定、見事なセスクの新たなステージへの船出となった。

そのセスク率いるアーセナルだが、プレミアではどん底とも言える状態。すでに5敗を喫し、プレミアのタイトルは絶望的な状態だが、セスクはまだまだこれからだと言う。

「目標はトロフィーを抱くことだ。チャンピオンズ・リーグでは最終の16チームの中にも入った。どの試合でも勝機はあるさ。」

「今季プレミアはまだ14試合しか戦っていない。リーグはこれからだし、何も終わったわけじゃない。僕たちは最後まで戦うだけだよ。目標はプレミアに戻って、そして勝つことだ。他の上位チームだって同じように苦労しいるじゃないか。」

「チームとしてまとまった試合をして、そして巧妙で早いパスができればどんなチームが相手だとしても勝利を手にすることができるんだ。アーセナルというチームは引き分けを狙わない。いつだって勝ちに行くんだ。チェルシーも同じだと思う。その証拠にチェルシーと対戦する時はどの試合でも勝つために前へ前へと攻めてくるんだ。」

マンチェスター戦以上に正念場となったチェルシー戦。前節はセスクをイエロー累積出場停止で欠いて全く精彩を欠いたアーセナルだったが、常に土壇場で力を発揮してきたチームだけに、セスクの積極性とチームの若い可能性に期待して、あきらめずに勝利を期待し応援を送りたい。

2008年11月25日 (火)

救世主はこの男しかいなかった! セスクがアーセナルの主将に

081126cescfabregas 土曜日のマンチェスターシティ戦、セスクがイエロー5枚累積で出場停止となったこの試合、帰郷中のためビデオ録画はしていたものの、結果を先に知ってしまったため、見る気も起きずにお蔵入り...のつもりだったが、やはり見なきゃと思いつつ見た。結果はわかっていたけれど、やはり見なければよかったと思うほどのここ数年での最悪の出来だった。

ベントナーは相変わらず結果を出さない。何度も好機を作ってもらいながら、それを生かすことができない彼を使い続けるヴェンゲル監督の忍耐、気持ちはわかるがそんな悠長な事態だろうか。負けるのならいっそ若い選手を試して、積極的な姿勢を示してくれれば苦しいながら納得もできるんだけど、今までの戦い方を繰り返すだけではこのピンチは打開できないのではないだろうか?

ギャラスがチーム内の内紛を暴露する発言でキャプテンを剥奪された。彼の行為はよろしくないとしても、そうした憤りはチームを見守る者の気持ちを代弁したものであることも事実。ピンチでもボールに食らいつくことなく、早々と諦める選手たちを見れば、そうした言葉も吐きたくなる気持ちは理解できなくもない。吐く場所、手段は選ぶべきものだろうが。

そんな中で、ついにアーセナルの立て直しはこの男に多くを負うこととなった。セスク・ファブレガスがウィレム・ギャラスに代わって恒久的なチーム・キャプテンに指名された。ヴェンゲル監督は語る。

「ファブレガスが今後キャプテンを務める。ずっとだ。理由を話す必要はないだろう。キャプテンは外に向かってクラブの声としての役割を担うものだし、チームのリーダー的存在の一人でもある。」

「しかし私はチームの問題を解決するために、ロッカールームで一人の選手だけに信を置くことはない。成功を収めているチームというものは、リーダーとしての責任を選手間で分担しているものだ。だからセスクもリーダーの一人であって、彼一人に負担を負わせるわけではない。」

セスクはかねてからキャプテンに指名された時はそれを受ける、と発言してきたが、ついに名実ともにアーセナルの顔となったことに対してその意欲を語っている。

「世界でも最高のチームの一つであるアーセナルのキャプテンに指名されたことを名誉に思っているよ。今、まさに誇らしい気分だ。責任は重いけど、チームのみんなとやっていく。僕たちには強い気持ちがあるし、再び勝利をもぎ取る意欲、自分たちの可能性を発揮するだけの力があるんだ。」

この水曜日はホームでのチャンピオンズ・リーグでのキエフ戦。キャプテン交替でチーム再生に向けて真の若手中心チームへと不退転の舵を切ったヴェンゲル監督。そしてこのキャプテンシーが、今季は昨季に比べて積極性に欠けていた感のあるセスクのプレイにも好影響を与えることを祈りたい。

2008年11月10日 (月)

MU戦の勝利はヴェンゲル監督のために

081110cesc 週末の試合でマンチェスター・ユナイテッドに勝利しタイトル争いに踏みとどまったアーセナル。逆境に強いこの若いチームの本領を発揮した試合だったが、この勝利こそヴェンゲル監督のためのものだとセスク・ファブレガスはSporting Lifeのインタビューの中で語っている。

「監督のために僕達はやったんだ。ヴェンゲル監督は僕たちを信じてくれていた。監督のおかげで今の僕達があるんだから、今度は僕達がそれにピッチ上で応えなければならなかったんだよ。」

「負けたときはみんなが僕達の不出来を批判するけど、MU戦で自分達はいつものように戦ったんだ。そして今度はみんないい試合だったと言ってくれる。」

「チームにとって良いのは、皆が決して失望したこと、自分達を情けなく思ったことはないってことなんだ。僕達は良くなりたい、もっといい試合をしたいと思っている。そして今それを実証したんだ。」

「アーセナルについていろいろ話があった事は知っているよ。『アーセナルはタイトルを獲れるのか?』ってね。でもそんな話に影響されることはなかったし、アーセナルがいいチームだって事は示したんだ。」

「最良のチームに対して最高の内容を示し、しかもプレッシャーの中でさえ勝ったんだ。アーセナルはタイトルを狙えるよ。勝ちたいし、その資格があることを示したのさ。」

「MU戦はお互いのライバル関係と試合の重要性という事で、僕のキャリアでも最高の試合だったよ。辛い時間を戦ってきて、リヴァプールとチェルシーには少し遅れを取ったけど、この試合が本当に重要な試合だった。僕達は、良い結果を想像できなかったんだ。」

ここ数日のマスメディアのヴェンゲル監督への批判に対しても彼は動じず、ヴェンゲル監督への信頼がMUを倒す原動力になったと語っている。

「ヴェンゲル監督への批判は全て公平なものではないよ。シーズンはまだ始まったばかりだし、結論を出すには早すぎるさ。彼は世界で最高の監督の一人だし、彼のためにプレイできるのは本当に名誉なことだよ。」

「多分、僕達はまだリバプール、チェルシー、MUの経験には対抗できないけど、この試合は私たちが昨シーズンとここ数週間の経験で、どれくらい成長できたのかを示す答えになったと思うよ。」

マンチェスタ・ユナイテッドという壁を乗り越えたアーセナル、再来週は2位のリヴァプール戦、そしてその後はチェルシー戦が控えている。セスクのヴェンゲル監督に対する信頼が揺るがない限り、アーセナルのタイトルへの期待はまだまだ諦めるには早いようだ。

2008年10月16日 (木)

セスク、アーセナルの現状を分析

Cesc93 今、イングランドに虎の猛威が吹き荒れている。序盤戦、ビッグ4に割って入ったのは今季昇格してきた「タイガース」、ハルシティだ。7試合を終えて4勝1敗2引き分けの勝ち点13は首位を走るチェルシー、リヴァプールに1勝差であり、4勝2敗1分のアーセナルを上回る。

そのアーセナル、ハルシティに完敗を喫し、やはり格下のフラムにも敗れ早くも2敗。前節はサンダーランド相手に負けを覚悟したロスタイム、セスク・ファブレガスのヘッドでようやく引き分けに持ち込んだ。実力を考えれば勝てない訳はなかった試合、取れたはずの5ポイントを早々に落としたこの影響はおそらく終盤に重くのしかかってくることだろう。

セスクもそうしたチーム状況について、若い選手中心ゆえの経験不足を理由に挙げている。以下Sporting Lifeのインタビューから。

「チームは数の上でも不十分だし、僕達選手もまだまだ若いんだ。僕の他にもデニウソンが20歳、ソングは21歳だし、ウォルコットは19歳、ナスリだって21歳なんだ。僕が最年長の中盤、そんなの想像するのが難しいよ。」

「自分達は試合に勝つのが難しいって事はわかっている。だって僕らはまだ十分な経験を積んでいないからね。」

「僕は昨シーズン13ゴールを挙げたけど、その時は多くの助けがあったんだ。ロシツキーもいたし、フラミニはどんなボールも拾いまくってくれたし、そしてフレブはグラウンドの外でも兄貴のようだったんだ。あのときのチームは高い技術力のボールタッチが決まっていたし、レンガ造りの塀のように堅固だったから、相手もつけ入る事ができなかったんだろうね。」

「今はロシツキーも、フラミニも、そしてフレブもいない。自分は違う世界にいるように感じるよ。今のチームはより守備的でたくましいけど、技術面で自分達の真の力を発揮してはいないね。」

リーグ戦復帰の今週は下位に沈むとはいえ難敵のエヴァートン戦。11月にはマンチェスター・ユナイテッドとチェルシー戦が控えている。ビッグ4に残るためにも、今後取りこぼしは許されない状況だけに、まずは週末土曜日、ここ2試合のモヤモヤを吹き飛ばす快勝を期待したい。

2008年9月28日 (日)

若手セスクが超若手を絶賛!

Vela2 カーリング・カップ3回戦、最年長がGKファビアンスキの23歳いという超若手編成のアーセナル快勝劇は、21歳のトップチーム司令塔、セスク・ファブレガスにとっても衝撃的だったようだ。Sky Sportsでその思いを語っている。

「あの試合は衝撃的だったよ。選手達が自分達の役割を果たしつつ、しかもみんな素晴らしかった。そこにいた5万6千人のファンも堪能したはずさ。」

「僕にとって、いや他のチームメイトにとってもこの結果は驚くべきものじゃないよ。だって僕達は毎日彼らと一緒に練習の場でサッカーをしているわけだし、彼等の実力は理解しているんだ。」

「これが素晴らしい世代となることを願っているよ。このチームには確かに成し遂げるだけの可能性がある。だって僕らは若いんだし、ファースト・チームでプレイしている選手でさえそうなんだ。例えばデニウソン、ソング、そして僕はまだ21歳だし、クリッシーは30歳くらいに見えるけど彼だって24歳なんだ。」

「僕達全員、これからも進歩し続けることができるよう願っているよ。みんなが理解してくれていると思うけど、ヴェンゲル監督のもとではいいプレイをすればチームに残れるんだから、それができるかは僕達次第なのさ。」

そんな若手が台頭するアーセナルだが、セスクが現実を冷静に見据えることも忘れない。

「昨シーズンはみんながアーセナルの事を語り、シーズンの4分の3は首位にいたんだ。でもタイトルは何も獲得できなかった。だから僕達は今季は慎重にならなきゃね。」

今季は補強も少なく危ぶまれたアーセナルだが、それを補うような若手の伸び。苦境の中で開花する才能が今季のアーセナルの快進撃を続けさせてくれることを期待したい。

2008年9月 7日 (日)

ファブレガス、アラブの誘いを一蹴

Cesc89 タイが混乱している。タクシン派の与党の選挙違反を主張する野党が首都バンコックの首相府を包囲して非常事態宣言が発せられる事態となった。死者、ケガ人も出ているようだが、バンコック全体では一部の混乱のようで、首相府以外の場所は極めて平静のようだ。バンコックに勤務している人からも通常通り仕事をしているとの連絡があり、出張も止められていない。この国ではこうした政治劇は何度も繰り返されてきていて、国民も慣れているのだろう。しかしタイの混乱がどのような形で収拾されるのか、仕事でも関係あるだけにタクシン派、非タクシン派で二分されてしまった観のあるこの国の今後が心配だ。

その混乱の当事者、タクシン元首相は事実上の亡命生活が続く苦しさからか、ついにマンチェスター・シティをアラブ首長国連合の投資会社アブダビ・ユナイテッド・グループに売却した。そして新たなオーナー、スライマン・アル・ファイム氏は無尽蔵の資金を投入してシティをビッグ4に対抗できるチームに強化するため強引な選手獲得策に乗り出した。その第一弾がチェルシーが獲得しようとしていたレアル・マドリーのロビーニョ横取り。そのために払った移籍金は約66億円。そしてそれではまだ足りず、C・ロナウド獲得に法外の約268億円を用意するという!

オイルマネーが流入するアラブの国々。アラブの富豪は今後の選手獲得の手を緩めるつもりはないようだ。彼の念頭にあるという選手は、C・ロナウドをはじめ、フェルナンド・トーレス、そしてセスク・ファブレガスににも興味を示しているという。

しかしセスク自身は全く関心がないらしい。彼がもしアーセナルを去るとすれば、彼の思いはおそらくバルセロナにしかないはずで、金でプレミアのチームを渡り歩くような馬鹿なことは彼の理性であれば選択肢にないはず。シティの金満オーナーの食指にあっさりとノーを突きつけた。

「シティに移籍することは、僕の21歳でのキャリアにとって自殺行為だ。意味がないよ。」

彼に限ってそんな事はないと信じているが、過去にはそうした移籍があったことも事実だ。プロだから自分を高く評価してくれるチームに移ることは止むを得ないし、正当な行為でもあると思うが、それでも昨日まで蜜月だったチームをあっさりと裏切る行為は許されるものではない。そうした選手に遠慮なく突きつけられるブーイングの嵐は、見ていても複雑な気持ちにさせられる。もしいつの日かセスクがアーセナルを去る日が来ても、そうした事がないように願いたい。

2008年7月28日 (月)

セスク、新たなタイトル獲得には移籍も?

Cesc86 シーズンオフのアーセナル、後半戦選手層の薄さがモロに出て優勝戦線から急降下してしまった現実を抱えながら、未だにナスリ以外の補強の声が聞かれない。ヴェンゲル監督はフラミニ、フレブの抜けた中盤にあと1人の補強を明言しており、水面下では動いているのだろうが、果たして誰なのか?

そして未だに移籍の噂が消えないアデバヨールと、そしてセスク・ファブレガス。そのセスクは将来はさておき、今の時点でスペインに戻る考えはないと語っている。

「(レアル・マドリッドの)カルデロン会長にノーとは返事をしなかった。ただ、今はマドリーに行く時ではない、と答えたんだ。」

「レアルは歴史上最高のチームだ。そういうチームが自分を必要としている、という事は大切なことだよ。」

44年ぶり2回目のヨーロッパチャンピオンの栄冠を獲得し、セスク自身も途中出場が多かったが3アシストで勝利に大きく貢献した。そして新たなタイトルを獲得するためには、移籍も選択肢に入ってくると言う。

「4シーズン、何のタイトルも獲得できなかったって事が、僕に重くのしかかってくる事になるだろうね。レアルは今年のリーグ戦では優勝候補の本命だよ。」

そしてそのレアルとの移籍問題が解決しないクリスティアーノ・ロナウドの力を評価し、彼の移籍がレアルを優勝に近づける原動力になるはずだと語る。

「プレミア・リーグとチャンピオンズ・リーグでマンチェスター・ユナイテッドが優勝できたのは、ロナウドがいたからさ。レアルに移籍しても、彼は優勝に向けて貢献するだろうね。」

やがてはセスクがアーセナルを去る時がやってくるだろう。ただ、その時はアーセナルが優勝した上でであって欲しい。

シーズン開幕まであとわずかだが、まずはセスクの今季の相棒が誰になるのか?新加入のナスリとウォルコットがサイドを張るとして、残り中盤をセスクと共に務める選手は誰になるのか?シーズン開幕の8月16日(土)までには結論が出ているはずだ。

2008年7月20日 (日)

セスクの相棒は?ヴェンゲル監督の胸中はいかに?

Cesc85_4 開幕まで1ヶ月のプレミア。アーセナルからは中盤のフラミニ、フレブ、ジウベルトの放出が続き、昨年以上にシーズン開幕に向けた不安が募ってきた。若手中心のチーム作りで困難を克服してきたヴェンゲル監督だが、果たして来季に向けてどうしう心境なのだろうか。

サイドは新加入のナスリ、ウォルコットがいるものの、セスクと共に攻撃と守備の要となるべき中盤の選手の不足は明らかだ。

ヴェンゲル監督もそれは認識しているはず。最大2人、少なくとも1人は新たな選手の獲得を意図しているようだ。

「アデバヨールはアーセナルの選手だ。彼は残ってくれると確信している。」

「(新加入の)ラムジーは大丈夫だ。疲れていたようだが、(勝利した交流試合では)よく動いてくれたよ。もちろん彼にとって大きな変化だとは思うが、彼はやってくれるさ。」

「他の選手と同様、彼も既に私のプランの中にある。彼にしても働きと技術にかかってはいるが、若い選手の中にはトップチームに近い選手もいる。」

「今週に入って我々は2人の選手(フレブとジウベルト)を失ったが、新たに2人(ナスリとラムジー)を獲得した。数の上では変わっていない。」

確かに数の上では変わっていないが、去年優勝を逸した選手層の薄さはさらに薄くなってしまった観は否めない。セスクの相棒を務めるセントラルMFの補強が課題だが、個人的にはスペイン代表で共に戦ったダビド・シルバが最高だけど、それはありえない。当面はヴェンゲル監督の手腕を不安を抱えつつ見守るしかなさそうだ。

2008年7月 2日 (水)

セスク、生涯最良の日?

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スペイン優勝の感激からまだまだ醒めない。本国に帰った代表も大歓迎を受けたという。今まで一体感に乏しかったスペインにあって、このチームの雰囲気はスペイン人にとっても熱いものがあったんじゃないだろうか。

そしてセスク・ファブレガスもまた感激に酔っているはず。トップチーム・レギュラーとしては初のビッグタイトル獲得、それも十分に存在感を出しての奪取となればなおさらだろう。

「僕の人生で最高の日だよ。44年かかったけど、僕達は再びそれを手にしたんだ。僕達が手にしうる最高のトロフィーだし、僕達の夢の一つでもあったんだ。」

「これだけの実力があって、ピッチ上のボールを奪おうと狙い続けて、かつ美しいサッカーをやろうとしたチームが栄冠に到達するには長い時間を要した。でも今や僕達はそれを成し遂げた。そしてそんな僕達がどれだけ若いチームかわかってくれるよね?2年後のワールドカップにはこのまま戦っていけるはずさ。」

代表として結果を出したセスク、次に狙うのはもちろんプレミアの舞台でのタイトルしかない。

「来年はアーセナルでトロフィーを獲得したいよ。これが僕の目標さ。」

「僕はまだ若いけどついに結果を出した。でもスペイン代表としてできるとは思わなかったよ。だから今はアーセナルで同じ事をやり遂げたいんだ。」

「アーセナルでもスペイン代表の時と同じくらいのゲームの質を持っているはずだから、アーセナルのゲームがもっと良くなっていくことを願っているんだ。」

スペイン優勝の原動力はやはり中盤の底の厚さにあった。それもシャビ、セスクはパサーとしての精度と的確さ、イニエスタ、シルバは自らがドリブルで切り崩していけるタイプの違いが、敵チームに一体どうしかけてくるのか不安を起こさせ、スペイン代表はその隙を逃さず得点につなげていったことにあったと思う。

フラミニ、フレブといった後者タイプの中盤が欠けることになりそうなアーセナル。来季はアンリが去った以上に危機かもしれない。しかしそれを乗り越えて結果を出して来たアーセナルだ。そしてそれを糧に成長してきたセスク・ファブレガス。来季はいよいよプレミアタイトルへの渇望をバネにして、さらなる飛躍をとげてもらいたいと思う。

2008年6月26日 (木)

セスク、バルサの軽口を批判

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スペイン代表はいよいよ優勝の期待が高まっているが、その一方でアーセナルの来季に向けての不安感は増している。フラミニの退団、フレブの行方、アデバヨールに対する他チームの獲得欲...

バルセロナはアーセナルの選手に食指を動かしていることを公言してはばからないフレブ、アデバヨールといった主力選手にコンタクトしている、といった声が聞こえてくることに対してセスクも心中穏やかではないようだ。元のチームに対して憤りを地元ラジオに語っている。

「バルサほどのクラブであれば、アーセナルのようなチームに対してはもっと友愛の情を示すべきだ。アーセナルは移籍に関しては決して騒ぎ立てはしないし、いつだって適切に事を運んでいるよ。」

「ここ数週間でバルサからは少なくともアーセナルの7人の選手について話が出たけど、そんなの必要ない事だ。選手の心をかき乱して、不安に陥れることになるんだ。」

「アーセナルは違う。いつだって水面下で事を運んでいるし、ずっと普通な事さ。オープンにするべきではないんだ。もし選手が出て行きたいなら、いずれはそうするんだよ。」

「僕は話題に上っている選手の一人と話したんだ。もちろん彼は僕にとって友人の一人さ。だから僕は彼がチームを去るにしろ、残るにしろ、彼にとって最高の結果になるよう祈っているよ。フレブもアデバヨールも彼らの将来に対して最善を尽くし、そして幸福になるための事をすべきなんだ。」

選手として、もちろんお金も含めたより良い環境を選択していくことは当たり前の事で、セスクのような選手になればそうした話題に頻繁にのぼる事も当然。お互い様の所もあるが、それでもやはり選手としては今の良い環境を壊されたくないというのも本心だろう。それはセスクも同じ。

「でも僕はフレブにもアデバヨールにもアーセナルに残って欲しいんだ。」

そしてアーセナルファンにとっても同じ事。ナスリ獲得がほぼ確実になっているようだが、果たしてこの2人の去就はどうなるのか、不安な状態が続いていく...

2008年6月23日 (月)

セスクが決めた! 優勝しかないぞ、スペイン

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準決勝進出を決めたスペイン。24年ぶりのベスト4、88年ぶりの公式戦イタリア戦での勝利、とスペインのサッカー史を塗り替えた原動力はイケル・カシージャスの神がかりセーブだったかもしれないが、その勝利を決めたのはPKを最後に決めたセスク・ファブレガスだった。

代表戦では必ずしも真価を発揮しているとはいえないセスク。ベンチスタートに甘んじる事もあったが、大事な場面で冷静に決めることができた事は本当に素晴らしいと思う。

そのセスクもこの歴史的勝利によって優勝への手ごたえをさらに確かなものにしたようだ。

「自分が経験した中でも例えようのないPKだったよ。僕が思うには自分達は勝利に値したと思う。それはあの場所に集まってくれた多くのファンのためのものだったんだ。」

試合では左足一本で神がかりの反応でセーブ、PK戦ではデ・ロッシとデ・ナターレのPKを止めてスペインを勝利に導いた「聖イケル」カシージャスも気持ちは同じだったようだ。

「僕達は勝つに値したと思う。とても難しいゲームだったけど、自分達の全力を出し尽くしたよ。だってそれだけの熱い試合だったんだからね。勝ち抜く事がとても厳しかったよ。」

今年のスペインチーム、初戦のビジャがアシストに徹してくれたベンチのトーレスに得点後駆け寄ったシーン、2戦目は先制ゴールを決めたトーレスに子供のようにダイビングで抱きつき押し倒したビジャ、勝利の後にファンと一体で勝利を喜び合うチーム、ベンチの選手も一緒に喜ぶシーンと、このEURO2008のチームでスペインほど一体感を感じるチームは他にない。それはキャプテンであるカシージャスの統率力もあるんだろうけど、シンボリックな選手がいない中でお互いの力を尊重し、協力している雰囲気があるからなんだろう。

さて次はロシア戦。名将ヒディングが予選のような戦いをする事はあるまい。これで安心して再び「優勝候補」に戻ることがないよう、残り2試合を戦って欲しいと思う。

2008年5月29日 (木)

僕は残るさ! セスクの誓い

U6zwqtkg シーズンが終って、正直あまりいい話題がないんで沈黙してました。フラミニの離脱も正直ショックでした。でもミランってどうなんだろ、イタリアのサッカーで彼のMFとしての運動量が活かせるんだろうか?

フレブもかなり移籍の確率が高そうで、なんか来季に向けて明るい話題がないなぁ、と思っていた中でようやく、というかネタ的にはいつものパターンかもしれないがセスクの来季に向けたコメント。

「僕はアーセナルに残る。監督が僕に残って欲しいと頼んだから、僕はあなたを信頼している、と伝えたんだ。」

「プレミアの舞台で優勝したいんだ。僕は欲しいと思うものを手に入れるまで戦う、そういうサッカー選手の一人なんだよ。」

でもアーセナルを去る選手が多いのはやはり給料に問題があるようだ。MUやチェルシーが最高クラスの選手に支払う週給は13万ポンド、しかしアーセナルは8万ポンドだそうだ。これが本当ならアーセナルって結構金ありそうなのに案外シビア...

フラミニの移籍もそうした常識離れ(?)の契約金だそうだが、プロである以上より多くの金を出してくれるチームに行くのは仕方ない。去るものは追わず、いや本音は追えずかもしれないが、残った若い選手が必ず穴を埋めてくれるはずだ。アンリの不在を埋めてくれたアデバヨールのように、大化けしてくれる選手が出てきてくれることを期待。

2008年4月29日 (火)

若手最優秀選手はセスクに

Z6ao9xqe イギリスのプロサッカー選手協会が選ぶ今年の最優秀選手賞にはクリスティアーノ・ロナウドが2年連続で選出された。そして昨年ロナウドが同時受賞した若手最優秀選手賞には、今年ついにセスク・ファブレガスが受賞となったセスクは同時にベスト・イレブンも受賞している。

セスクは去年も両賞にノミネートされたが受賞ならず、今年ようやく若手部門の受賞となった。しかしこの若手賞、どういう基準で区別しているのか不明。。。セスク自身は最優秀選手にロナウドを推したたそうだ。

受賞直後のセスク喜びのコメントから。
「とても誇りに思っているよ。今まで自分がやってきたことには満足しているからね。チーム全体がシーズンを通して全力で戦った分、終盤には失望も感じていたんだ。でも少なくとも誰かが何かを手にすることはできる、ってことさ。」

「でもこの賞はチーム、そいてファンのみんなのものさ。だって一緒になってこの良いシーズンを戦ってきたんだから。たとえ最後に何も獲得できなかったとしてもね。この賞は皆への感謝でもあるんだよ。」

そんなファブレガスを来季のキャプテンに推す声があることについて、彼自身は積極的なコメントをしていない。
「わからないな。それは僕が決めることじゃない。監督が決めることだからね。ギャラスには敬意を払わないといけないよ。サッカーにおいて今まで彼がしてきた事、そしてまさに今やっている事に対してだ。僕は彼がよくやっていると思っているよ。」

「僕にとって一番大事なことは、ピッチ上で全力を尽くすことだよ。僕が本当に気にかけていることはそれさ。」

自分が賞を受賞したものの、やはりチームが終盤失速し、タイトルを獲得できなかった事に対する思いは強いようだ。悔しさとともに、来季への発奮材料にとの思いを語る。
「個人賞を受賞するって事は、チームとしてやってきた事の表れだと思っている。みんなが何もタイトルを獲れない事に失望している、って言ったけど、僕達は経験、運動量、そして精神面で大きな前進を遂げたんだ。僕達一人一人が何かを得るに値したと思うよ。だってチームはとても素晴らしいサッカーをしたからね。」

「終盤、心の中にあったのはトロフィーの事だったよ。今年は一つも獲れなかった。でも来季こそ獲ってやるぞ、って気分なんだ。もちろん、何か獲得できると思うよ。」

そして定番、ヴェンゲル監督への感謝のコメント。
「ヴェンゲル監督が僕にしてくれた事、そして今も僕、そしてクラブのためにしている事に感謝しているって、僕はいつだって言い続けてきたさ。彼には世界中を見て廻っているスカウトがいて、彼自身も選手を見極める直観力があるんだ。誰が優れた選手、そして優れた人物になるかっていうことをかぎ分ける嗅覚が備わっているのさ。」

終盤失速した感があったので個人賞もどうかと思っていたが、今年は無事選出されてよかったと思う。セスクのようなある意味「地味」、個人技で魅せるわけではない選手が脚光を浴びることが逆に凄いと思うし、彼の確実性、チーム全体の動きを把握する能力の凄さを物語っている。この能力が6月のユーロ2008でスペイン代表としても発揮できれば万々歳だが、果たして?

2008年4月 2日 (水)

セスク、決勝への決意

H4wvq2fl 今日から始まるリヴァプール3連戦。試合開始は3時からで、テレビも見れないので勝利を信じて明日の結果を待ちます。さすがに週の中日で徹夜はキツイ...

このところ勝利から遠ざかっていたアーセナルも、ようやくセスク・ファブレガスの決勝点で勝ちを掴んだ。たとえ相手に当たったとはいえ、決めて欲しいときに決める、さすがセスク!大黒柱!!

そのセスクもこのところの不調振りには少しヤケも入っていたようだ。珍しくぼやきが聞こえてきた。

自分達が負けたり、いいプレイができない時は、いつだってみんなが楽しそうに思えるんだ。いい試合をしようとしている選手に向かってどうして反感を持つのか、未だに理解できないよ。」

「今までずっといいサッカーをしてきたんだ。でもみんな僕達が負けるのが見たいんだ、そうとしか思えないんだよ。」

でももしリーグで優勝したいのなら、もう負けるわけにはいかない。前向きに考えなくちゃ。絶対にできると信じないとね。何があろうと最後まで戦い抜くさ。僕達は改めてそう決意したんだ。状況を変えることはできるはずさ」

「マンチェスター・ユナイテッドはチェルシー戦を残しているし、僕達だってオールド・トラフォードで必ず勝つよ。昨シーズンでは勝利をもぎ取ったし、ここしばらくだって何度かあった事じゃないか。今回できないわけがないよ。」

「一試合ずつ進まないとね。シーズンの終わりまでどの試合だって決勝戦のようなものなんだよ。」

プレミアも正念場だが、チャンピオンズ・リーグもまたプレミア勢の戦い、リヴァプール戦が控える。トーナメント戦にめっぽう強い相手を蹴散らさないことには、リーグ戦とともにタイトルは見えてこない。

「前回以来のチャンピオンズ・リーグ決勝で戦うことを夢見ているんだ。バルセロナ相手だったら難敵だね、彼らはすごいチームだから。全ての願いは決勝で戦うことさ。たとえ相手がどのチームであってもね。」

できればリヴァプールよりはヨーロッパ本土のチームと戦いたかったと思うよ。リーグ戦の舞台で毎週プレイしてテレビでも見るような選手とやるよりは、バルセロナやレアル、イタリアのチームとやる方がよかっただろうね。」

でもそれが今の僕達に与えられた境遇なんだから、それを乗り越えるしかないんだよ。」

正直リーグ戦の状況が厳しくなっている中で、タイトルの可能性があるチャンピオンズ・リーグの方が重要性を増していることは否めない。タイトルを渇望するセスク、ミラン戦でも見せてくれた気迫のプレイをリヴァプール戦で期待するしかない。その決戦、ファーストレグはいよいよ今夜

2008年3月 5日 (水)

Fab gunners MAKE THE HISTORY!

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見事に敵地でディフェンディング・チャンピオン、ミランを破ったアーセナル。まさにFabulous(素晴らしい)!このFabはもちろんファブレガス(Fabregas)に引っ掛けているわけで、今季は何度も目にしているこの見出しではあるが今回のはまさに格別だ。

ヴェンゲル監督も結果を出したチームに賞賛を惜しまない。
「我々はゲームを支配したし、少しのミスも犯さなかった。頭脳的な試合運びで前に向かっての攻撃を恐れなかったね。」

「自分達がやりたいと思っていた試合ができた。本当に誇りに思うよ。若い彼らがミランのようなチームを破ったことは素晴らしいの一言だ。未来に向けて申し分のない結果だよ。」

残り時間も少ない中でアウェイゴールを挙げて勝負を決定づけたセスク・ファブレガスも喜びを隠さない。

夢がかなったんだ。このサン・シーロでミラン相手に2−0で勝つなんてね、凄すぎるよ。試合前はただピッチに出て自分達のサッカーを楽しみたい、と思っていただけだったのに。」

でもこれは始まりにすぎないさ。トーナメントに向かって一歩前に進んだという事なんだよ。」

ミランは破ったがまだベスト8。バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドと難敵が待ち構える。しかし今の勢いならばきっともう一歩も二歩も進んでくれるはずだ。期待したい。と、いうか今日一日自分かなり興奮してます...

2008年2月 4日 (月)

セスク、優勝に手応え

Qmry8hxu 土曜日の結果でマンチェスター・ユナイテッドから首位を奪回、再び勝ち点差2をつけたアーセナル。まだまだタイトルレースは長いが、セスク・ファブレガスはいよいよ優勝への確かな手ごたえを感じているようだ。

万一優勝できなかったら、物凄くがっかりするだろうね。それは間違いないさ。」

「僕達は若いチームだけど、全世界に向けて僕達が出来ることを示してきたさ。僕達は学ばなきゃならなかったし、我慢もしてきた。だからこそ今こうしてチャンスを手にしているんだ。」

「ギャラスやアルムニア以外はみんな20歳、22歳、24歳なんだよ。若い選手と経験豊かな選手がうまくミックスされているんだと思うよ。みんなが満足しているし、しっかり働いているよ。チームが一致団結しているんだ。それはアーセナルのようなチームにとって本当に重要なことなんだよ。」

首位には立ったが、MUやチェルシーといった実力もあるチームとの差は絶対的なものではない。そのことはセスクも自覚している。

マンチェスターだけじゃないさ。チェルシーも侮れないよ。両チーム共にいい状態だよ。だって何も言わなくたってちゃんと勝っているんだからさ。もしかするとMUもチェルシーも彼らの実力通りには試合が出来ていないのかもしれない。でも彼らは1-0や2−1で勝っている。こういった積み重ねがシーズンの最後になって結果を分ける事になるんだよ。」

「何が起こるかはやがてはわかる事だろうけど、彼らが最後まで残っていることは確かさ。MUはとても強いチームだよ。彼らが負けることはめったにない事はよくわかっているよ。だからこそ僕らは最後の最後までいい状態を保っていかなくちゃならないんだ。」

プレミアのタイトル争いは完全に3強、アーセナル、MU、チェルシーに絞られた。直接対決までいかに取りこぼさずに勝ち点を積み重ねることが出来るか、5月までの長丁場を制するのはそれが出来たチームに違いない。

2008年1月31日 (木)

セスク絶賛、アデバは最高の選手さ

Jvrtuzun このところコンスタントに得点を挙げ続ける、アーセナルの得点王、エマニュエル・アデバヨール。現在アフリカではアフリカネーションズ・カップの真っ最中だが、彼の祖国トーゴは予選敗退し、アーセナルにとっては正直ありがたい結果となっている。

ここ7試合で9得点と好調を維持しているアデバヨールをセスク・ファブレガスも絶賛している。
「アデバヨールは世界最高の選手の一人さ。疑いの余地はないね。」

「誰だって彼に対して文句のつけようがないはずさ。アデバヨールは常に動いているし、ディフェンスもする。敵のセンターバックを振り払って追い越していくんだ。そして足元のコントロールもできて、素晴らしいファーストタッチと見事な技術を持っているんだよ。」

「学ぶには吸収するための余裕も必要だけど、我慢することも必要なのさ。彼の場合はアンリがいたときはまさにそうだった。そしてアデバヨールがチャンスを得て、彼はそれを勝ち取ったんだ。それは偉大な選手の証さ。」

「時に選手の中にはチャンスをもらっても、それを取ろうとしない場合があるよ。でも彼はチャンスを活かした。彼の活躍は素晴らしいし、日に日にうまくなっている。今じゃまさにクラブのアイドルなんだよ。」

今季既に16得点、文句なしにアーセナルの得点源となっているエマニュエル・アデバヨール。昨年はアンリの影でどことなく遠慮していたような彼も、今季は強い自覚の中で攻守に亘って活躍してくれている。おそらくプレミアを見渡してもこれほど守備の意識の高いFWはいないだろう。確かに今この時点では彼を世界最高のFW、と呼んでいいのかもしれない。

2008年1月 7日 (月)

セスク、レアル移籍を否定

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レアルからの一方的な秋波だとは思うが、それでも故郷のビッグクラブの誘いとなれば...一抹の不安も事実。

レアル・マドリッドの会長がなにやらセスク・ファブレガス移籍の可能性が高いなんてコメントを出して、その後代理人もこれを否定するコメントで反応していたが、セスク自身も現時点での移籍を否定した。

「わからないな。まだ1月なんだ。全く知らないよ。」

「誰もがわかってくれると思うけど、レアルみたいなチームが僕を欲しがっているってことは、僕にとって光栄なことだよ。素晴らしい評価だ。でも僕は今はアーセナルの一員だし、プレミアで優勝したい。今の時点では僕はアーセナルのために命を賭けるつもりだよ。」

「このチームではとても気持ちよくプレイしているし、とても大切だと感じている。そして僕にとってはそれが欠かせない事なんだ。とても貴重なことなんだよ。サッカーを楽しんでいるのさ。」

今時点でアーセナルを離れる気持ちはないようだ。しかし将来的な選択肢としては否定しない。
「今の僕の年齢で、サッカーで今まで起きた事や今後起きるであろう事全てを考えた上で移籍するつもりか、それとも残留するつもりかを答えるのは難しいよ。いろんな要素が関わってくるんだ。今僕は幸せってことは確かだよ。でも先の事はわからないな。」

昨シーズンアーセナルとの契約を8年間延長したセスク。しかしそんな延長が確実なものでないことはいろいろな例が証明している。

彼も将来的には間違いなくスペインに戻るはず。そしてそれはタイミングの問題なのかもしれない。まずはヴェンゲル監督の去就、そして今年の結果、移籍金は70億ともいわれる中でのチームの思惑、いろいろな要素が絡み合う問題だから、確かに20歳の選手に現時点で語ることは難しいものなのだろう。ただ今はまずプレミアの優勝が目標、彼にとってのビッグタイトル獲得にのみ照準を合わせていることに間違いはなさそうだ。

2007年12月25日 (火)

タイトルに飢えたファブレガス?

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いよいよプレミアのタイトル争いも正念場。今年も残す所2試合になったが、ここを乗り切れば優勝がグッっと近くなる。シーズン前の予想を覆して快走アーセナル。セスク・ファブレガスもタイトル獲得を熱望して止まない。そしてプレミアシップの銀器こそ彼が最も欲しているタイトルだ。

「チームはタイトルに飢えていて、何かを獲得したいんだ。そして皆の鼻をあかしてやりたいのさ。これからの12ヶ月多くの事を成し遂げたいよ。もし全部勝てたら完璧だけど、それはどうかな。でもプレミアシップは勝ち抜く素晴らしさがあるタイトルレースだよ。」

もしアーセナルが優勝すれば、おそらくMVPは自動的にセスクが手にするだろう。名実共にアーセナルはアンリの影を払拭し、セスクがアーセナルの顔となる。

「僕にとってアーセナルで5年目のシーズンだけど、長い間多くの選手達と共に戦ってきたから僕は今の結果には全く驚いていないんだ。僕は自分たちが出来ることを知っている。単に少しばかり我慢しなければならなかった、という事なんだ。」

「(ティエリ・アンリの退団に関して)今なら言えるかもしれない。なぜなら僕には以前よりも責任があるからね。2年前や1年前にアーセナルの事を見る時は、もしかするとアンリの事を見ていたのかもしれないね。アーセナルの事を考えるときは、アンリの事を考えていたのかもしれない。まるで他に選手がいない、ってような感じだったんだ。」

「僕は思うんだけど、彼の退団は皆にとっていい機会だったんだよ。僕達はここにいるんだ、僕達はチームで偉大なクラブなんだってことを示すためにもね。ティエリ・アンリという世界で最高の選手の一人が僕達のもとを去った時でさえ、僕たちは未だに何かを成し遂げる事が可能なのさ。」

「(ヴェンゲル監督がセスクとミシェル・プラティニを比較した事に関して)プラティニは偉大な選手に違いないし、僕だっていくつかビデオは見たさ。もちろんヴェンゲル監督がそんな事を言うってこと自体凄いことだよ。でも僕は人とは違った独自の選手、セスク・ファブレガスという選手になりたいと思っているんだ。だから自分自身のやり方でプレイしたいと思っているよ。」

セスクをアンリの後継者と呼ぶ者はまずいない。他人を活かし自分も活かされるというチームプレイ、その中で決定的シーンを演出していく彼のスタイルはまさに独自のFab Styleと言えるだろう。

2007年12月 1日 (土)

セスクもアーセナルも大ピンチ

Ytnl8oxv 先日のチャンピオンズ・リーグ、セビージャ戦で公式戦初黒星となったアーセナル。しかし既にグループリーグの突破は決まっているので、むしろこの辺りで負けといた方が後々プレッシャーにならなくていいとも言える。考え方は前向きに...

しかしその試合で後半交代となったセスクが負傷していた。ハムストリング(大腿屈筋)の負傷ということで10日はかかるとの事。セスクのケガはあまりなかったが、場所が場所だけに気になる。当然今日のプレミアは欠場となった。


セスク自信がケガについて語っている。
「前半でハムストリングに違和感を感じたんだ。そのままプレイを続行したんだけど、後半でも同じような感覚に襲われたんだ。だから大事を取って交代した。」

「こんな感覚は僕のサッカー人生で初めてだよ。だから僕はリスクを犯したくなかった。土曜日のプレミアには戻ってきたいと思っている。(でも間に合わず...)」

「セビージャ戦は手痛い敗戦となってしまった。勝ちたかったけど、一生勝ち続けるわけにはいかないからね。いつかは負ける時がくるんだよ。だから僕達はいい相手と戦って敗れた、まぁそういう事だと思う。この敗戦をバネにして、土曜日のプレミアでは勝ってみせるさ。」

ヴェンゲル監督のコメント。
「セスクがどれくらいかかるかはわからない。とにかくできるだけ、本当に短期間であることを願っているよ。土曜日の試合にだって間に合うかもしれない。(結局間に合わず...)メディカルスタッフは楽観的だが、現実的には最悪のケースで10日間のアウトだ。」

セスクにとって初めてのハムストリングの負傷。今後の事を考えれば欠場は仕方ないけど、正直痛い...

今日のアストン・ヴィラ(6位)戦、決して楽観視できない。中核のセスクを欠き、フレブ、クリッシーはケガを抱えて、ファン・ペルシーも復帰が遅れている。今後過密スケジュールでますますケガ人が増えてきてもおかしくないだけにまずは今日の試合をどう切り抜けるかどうか、気になるところだ。しかし今季はそうした逆境を跳ね返してきているアーセナルだけに、今回もそんな底力を信じたい。

2007年11月 5日 (月)

タイトル奪取への秘策は? セスク・ファブレガス

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リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド戦と初のビッグ4との戦いを2引き分けで乗り切り首位をキープするアーセナル。その立役者はセスク・ファブレガスだが、ここにきてようやくロングインタビューが入ってきた。

まずはMU戦でキャプテンとして気迫を示したウィリアム・ギャラスについて。
「ギャラスは強靭な選手さ。チェルシーでもフランス代表チームでも、もちろんこのアーセナルでも際立った特性を持った選手だってことを示しているよ。彼のことはとても尊敬しているし、キャプテンとして僕達を支えてくれている。でも僕達一人一人がリーダーであって、そう思うことが最も大事なことなんだよ。」

そしてアーセナルのスタートダッシュと今後のタイトル争いについて語っている。
「皆が僕らが出した結果に大きな敬意を払ってくれていると思うよ。僕達がいいサッカーを演じ、攻撃も守備もうまくできていて、しかもチームとしてもまとまっているということを理解してくれているんだ。」

「ビッグチームと対戦する時でも、今の僕らを軽くは見ないだろう。それはいいことだよ。去年エミレーツにやってきたチームは僕達を打ちのめせる、って本当に思っていたんだろうね。でも今年はそうじゃないんだ。」

「タイトル争いの先はまだまだ長いよ。でもMUを抑えて現時点で首位ってのは上出来さ。負ければ取り残されてれて、相手は3ポイント先に行ってしまうんだ。相手より1試合消化が少ない中で首位に立っているんだから、とてもいい結果だと思っているよ。」

「でも僕らはこれから続く試合でもホーム戦、アウェイ戦に関わらず全て相手を倒すつもりでいかないとね。リヴァプール、チェルシー、そしてMUのホームグラウンドで戦う場合だってそれは同じことなんだ。勝たなくてはならないんだよ。」

「もちろん僕達は自分の力を信じている。信じるってことはサッカーをする上でとても大切なことなんだ。自分が信用できなければチャンスはやってこないものなんだよ。」

「取りこぼしを少なくするってことも大事なことだね。こうした事がビッグチーム間でのわずかな差になって、タイトルを届かないもにしてしまうものものなんだ。だからまずは下位チームに対して取りこぼさないこと、そしてその上で上位チームとの試合で結果を出せば、タイトルレースで僕達を有利にしてくれるはずだよ。」

今までの展開はまさにこの言葉通りだ。このまま今の状態が続けば、結果はおのずとやってくる。マンチェスターもおそらく簡単には負けないだろう。リヴァプールも調子を落としているが負けてはいない。チェルシーも監督交代のゴタゴタから復活しつつある。今後厳しさを増すタイトル争いに勝ち抜く秘策はない。結果を分けるのはまさに下位との戦いをいかに堅実に勝ち抜くかということなのだろう。

2007年11月 4日 (日)

頂上決戦引き分け 無敗継続、セスク6点目

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前半のヤマ、マンチェスター・ユナイテッドをホーム、エミレーツに迎えての頂上決戦。ルーニー、ロナウド、テベスを擁しこのところ得点力と勢いはアーセナルの上をいく観もあっただけにこの戦いがヤング・ガナーズの正念場だった。

試合は前半終了間際、ルーニーが右サイドから打ったシュートがギャラスに当たって、そのボールが入り結果オウンゴールになり失点。

そして後半開始早々、レッズ戦でも得点を決めたセスク・ファブレガスがこの試合でも決めてくれた!アデバヨールが狙ったシュートをMUのキーパー、ファン・デル・サールが弾き、それをサニャがうまくゴール真正面でフリーになっていたセスクに合わせて、セスクが落ち着いてゴール。これを決めなきゃどうするのっ、て感じだったが今季はこういうところで絶対にふかさないのが強み。

その後ペナルティキックを得てセスクが狙った場面もあったが決められず、後半残り時間も少なくなった断面でC・ロナウドに逆に決められてしまい、敗戦の予感が重くのしかかる...

でも今季は違った。そしてこの試合キャプテンマークをつけたこの男も迫力が違った。ウィリアム・ギャラスがロスタイムにゴール前での混戦となったボールを押し込んで値千金の同点ゴールを決め、2−2の引き分けに持ち込んだ。点を取られても追いつける、やってくれると期待さできるのが今季のアーセナルの強さ。

これで1試合消化が少ない中での首位キープ。ホームでの引き分けは残念だが、引き分けに持ち込んで無敗を守った結果を考えれば勝ちに等しい。

ギャラスも自ら決めた同点ゴールに興奮していたのか、試合後のインタビューも熱い。
「僕らは戦わなければならなかった。もし死ななきゃいけないのならば皆で一緒にピッチの上で死のう、と言ったんだ。」

「前半は自分たちのサッカーをしようとしたけど、それは容易なことじゃなかった。必死に戦ったけど、スペースを見出すのが難しかったよ。そしてゴールを奪われてしまった。たぶん僕が少しばかり遅れたんだろうね。でもそれがサッカーなんだ。だから後半は前半よりもさらにいいプレイをしなければならない、と僕らは誓ったんだ。」

「このまま首位をキープして、他のチームにプレッシャーをかけ続けないといけない。チェルシーや勿論他のチームだって盛り返してくる可能性はある。MUに圧力をかけるためにもトップであり続けなければいけないんだよ。そうすればたぶん彼らだってミスをすることもあるよ。」

まずは最初の上位決戦を2分けで終えた。上位戦でも負けなかったことで今年のアーセナルの強さが証明されたし、これで終盤まで十分やってくれるだろうという自信もついた。

セスクはこれでリーグ戦6得点。アデバヨールと並んでチームトップ、リーグではポーツマスのFW、ムワルワルの8点に次いで2位。いよいよ覚醒しちゃったか、という感じで量産体制に入った。得点王や去年取れなかったMVPも視野に入ってきて、ますます目が離せなくなってきた。頼むよセスク〜。

2007年11月 2日 (金)

セスクのチームメイト評は?

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31日のカーリングカップ準々決勝、シェフィールド戦もアーセナルは3−0で勝利。平均年齢20歳そこそこのチームで、キーパーもファビアンスキ、ツートップはベントナー、エドゥアルドでの戦いだったが、エドゥアルドが2得点、デニウソンもゴールを決めて安定した戦いぶりだったようだ。

セスクはこの試合温存。今週末土曜日の大一番、MU戦に向け期待は高まる。首位と2位の最初の天王山、アーセナルも好調だが、相手のMUもまた絶好調、ルーニー、C・ロナウド、テベスを擁し得点力は今のプレミアでは抜群だろう。

そのセスクがチームメイトであるフレブとアルムニアについて語っている。フレブは右サイドハーフとして1試合を除く試合に出場し、抜群のボールキープでサイドを走りぬけ中央へパス、ゴールシーンを演出している。

「ハイレベルな選手はたくさんいるけど、僕が思うに、例えばあまり多くを語られていない選手がフレブなんだ。彼には驚かされるよ。いつだって彼にボールを預けることができて、そしたら彼はすぐに動作に入りドリブルでもって走り出せるんだよ。本当に何でもこなせる選手なんだ。」

「でも彼がベラルーシ出身だからなのか、彼について何も語らない時があるんだ。理解できないことだね。」

アルムニアはレーマンが怪我で欠場した後はこれまでレギュラーを守り続けている。失点は少ないが、これは今まで格下チームと戦ってきて相手のゴールシーンが少なかった事もあるだろう。しかし時折見せる危ないシーン、必ずしもアルムニアが正GKの地位を手にしたとは言いがたい。

「ゴール前にアルムニアが立っていると僕らはとても安心するんだよ。今まさに僕が言えるのは、アルムニアは旨くやっているってことさ。この3年間彼とはチームメイトだったから、彼の能力については理解している。」

「でも今後どうなるのか、そして監督がレーマンを呼び戻す決断をするかどうかはもうすぐわかるはずだよ。それは監督の問題、とは受け入れられない決断になるだろうね。」

プレミアとチャンピオンズリーグ全試合に出場し続けるセスク、まさにチームリーダーと目される存在になったと思うが、本人はそれを否定する。

「このチームのリーダーは僕じゃないよ。自分が出来るかぎりのことをやっているだけなんだ。」

しかし13試合でチーム最高の7得点を挙げている彼がアーセナルの中心であることは誰も否定できない現実だ。絶好調MUの攻撃を止め反撃の起点を作るのは、やはり絶好調のセスクしかいないはずだ。次の試合はまさに彼から目が離せない試合になりそうだ。

2007年10月30日 (火)

神様、仏様、セスク様〜

Qda0i__4 コテコテだけど、このフレーズしか頭に浮かばない。今シーズンのまさに試金石、3位で負け無しのリヴァプールとの一戦、今日の朝飛び起きて結果だけ見たら1−1、前半早々にジェラードに先行された試合を、後半セスクが今シーズン10得点目、プレミアでは5ゴールの値千金ゴールで引き分けに持ち込んだ。勝っていた試合らしいが、まずは負けない、勝ち点を積み重ねていくことが大事だ。そして次のマンチェスター戦をトップで迎えることは最高の展開だと思う。

なぜか大勝した後の試合は不利になることが多い。前の試合、チャンピオンズリーグで7−0と大勝ちしすぎたアーセナル。こういう試合の後だけに不安を感じたが、引き分けに終ったことは御の字だ。それにしても今季のセスク・ファブレガスは決めるべきところで決めてくれる。ホント、アーセナルの中核としてアンリ同等の選手になってくれている。

リヴァプールのスティーヴン・ジェラードも今季のセスクには驚嘆の声を挙げざるを得ないようだ。

「セスクは今思いのままのサッカーを演じているね。このまま世界の最高レベルであり続けることができると思うよ。そのことに疑いの余地はないね。」

「今季のこれまではセスクにとっては最高の時じゃないかな。もし彼が今後の試合でも力を発揮して、今までの様にチームに貢献し続けるならば、どんなことでも成し遂げることが出来ると思うよ。」

そんなジェラードの賞賛の言葉に対して、セスクもまたリヴァプールの中心であるMFに対して尊敬の言葉を贈る。

「ジェラードとは一緒のチームでプレイしたくて仕方がないんだよ。彼は4、5年前に僕がまだスペインにいた当時から尊敬していた選手なんだ。そして今、僕は彼と戦う機会を手に入れたんだよ。それは僕にとって素晴らしいことなんだ。
彼からは常に学ぶことがあるんだ。だってジェラードはサッカー界で最高のMFの一人なんだからね。」

いよいよ正念場のMU戦を迎えるが、セスクも今季これまでの結果には十分な自信を感じている。

「僕達はいつだって十分な自信を持っていたんだよ。今シーズンに自分たちが成し遂げられるであろう結果に対してね。シーズン前にもその事は言っていたんだけど、今ではより多くの人にそのことを納得してもらえるんじゃないかな。」

「まだまだゴールへの道のりは長いよ。でも僕達には実力があるんだから、今のままの戦い方をうまく続けていって、最後は優勝できると思っているんだ。」

今週の土曜日、上り調子でルーニー、テベス、ロナウドを擁するMU戦もまたセスクの出来が試合の行方に大きな影響を与えることは間違いないだろう。

2007年9月29日 (土)

アンリは友人、セスクの思い

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前回掲載したアンリの存在がチームを萎縮させて、思うようにプレイできなかったようなというコメントに対して、セスクはこれを否定した。

「アンリは僕にとって友人だし、チームメイトなんだ。彼のことを悪く言うのはフェアじゃない。アーセナルというチームの歴史の中で、アンリは最高の選手だったんだ。彼の移籍は大きな損失だよ。彼に対して悪く言ったことは絶対にない。」

「今シーズンの彼の試合は全部見ている。彼は進化しているし、セビージャ戦ではゴールに繋がる素晴らしいパスを出したね。ポストに当たっちゃったけど、いいチャンスだったと思うよ。」

「後方からボールが来たとき、アンリは僕達が知っている能力を発揮し始めているね。直に彼はベストの状態にもどるさ。」

セスクのコメントはコメントとして、チーム状況を見ればアンリの存在はやはり他の選手にとって無意識のうちに「縛り」になっていたことは否定できないと思う。

アンリ不在の中で、セスクは今まで欠けていた決定力、得点力を手にしつつある。イングランドのNo.1セントラルMFの評価を不動のものとするために、土曜日のウェストハム戦でも積極的なミドルシュートを期待したい。

アーセナル首位で巨人もマジック点灯、今週末は理想的な展開だな〜smile

2007年9月24日 (月)

止まらぬセスクの快進撃、首位キープ

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シーズンが始まる前、何を悩んでいたんだろうか、と思うほどの快進撃だ。土曜日のダービー戦も5−0の一方的な試合で完勝。これで6戦負けなし、5勝1分で首位をがっちりキープ

4強が徐々に上位を占めつつある中で、チェルシーのモウリーニョ監督解任という、この時点では驚くニュースが飛び込んできた。その直後のマンチェスターU戦はランパードもドログバもいない事もあったが、全くいいところ無く完敗。今後に大きな不安を投げかけた。

そんな中でもアーセナルは安定している。なにより得点力の向上はすごい6試合で既に15得点とダントツだし、ダービー戦でハットトリックを決めたアデバヨールは6得点、今年は昨年外してた安易なキックも確実に決めて、しかも攻守にわたる運動量の豊富さは目を見張る。目を離すといつの間にか後ろに引いて守備に入る。FWも参加する守備の堅さが今季の失点わずか4点に表れている。

そしてアデバの6点に次ぐ4点のセスク。全ての得点に絡み、名実ともにアーセナルはセスクのチームになったと言ってしまっても最早異論はないだろう。もともとコーナーキックの精度は高かったが、それが今季はミドルシュートに確実に表れている。

「10年後もこのチームにいるか、って問われれば現時点ではイエスだね。イギリスサッカーの全てが大好きなんだ。試合展開の速さ、攻撃的なサッカースタイルが気に入ってるんだよ。ストリートでサッカーに興じている子供のような気分さ。」

「アンリの存在は僕達を萎縮させていたんだろうね。彼はすごく偉大な選手だから、彼のそばで一緒にプレイすることは並大抵のことじゃなかったんだ。僕達は心ならずも自分たちのしたい事をせずに、自分たちを抑えてしまっていたんだろうね。アンリがやりたかったこと全てに任せてしまって、それに頼っていたんだよ。」

「誰もがアンリ不在の今年、アーセナルはどうにもならない、また無冠に終るだろうと予想していたね。そして僕達はそれに奮い立ったってわけなんだよ。」

アンリ不在は確実にチームの意識を良いほうに変えた。バルサで必ずしも期待通りの結果を出していないアンリもアーセナルを称えるコメントを出しているが、複雑な気分だろう。この調子で進んで行って、チャンピオンズリーグ決勝、モスクワで両チームが対決する場面も期待したいし、その可能性は十分だ。

2007年9月19日 (水)

セスク&アデバヨール 首位での決意

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土曜日のトッテナム戦に3−1で快勝、ついに首位に立ったアーセナル。しかし次節土曜日の相手ダービーはニューカッスルを破り最下位を脱出した。アーセナルには水曜日にはチャンピオンズリーグのセビージャ戦がある。続く土曜日の試合は厳しいが、気を抜かず確実に勝ち点3をものにしてほしい。

土曜日のトッテナム戦で2得点を挙げたエマニュエル・アデバヨール。2点目のボレーキックは見事だった。決まるはずのゴールを決めずにああいうのを決めてしまうのは、まだ信頼感に欠けるが、とにかく結果は出ている。アデバヨールのインタビューから。

「僕達は今の状態に満足しているし、自信を持っている。今後もこの状態をキープしかないとね。」

「出場する試合の一つ一つが実験だと言われているし、僕達もそう感じている。でも一番大事なことはその時の一試合を勝ち抜いていくことなんだ。」

「僕達のチームが今も成長し続けているってことは皆もわかっているだろう?どの選手も90分をどうやって戦っていけばよいかを理解しているんだ。でも今はタイトルのことを口にしたくはないな。今はただこの調子をキープすることだけさ。」

「僕達は今もテクニックを身につけながら、それでいていいサッカーが出来ていると思うよ。これが続けられればシーズン終了後には結果がおのずとついてくるさ。」

2点目のミドルシュートを決めたセスク・ファブレガスもプレミアでは既に3得点、CLを含めれば既に5得点と得点力の向上には目を見張る。アンリ移籍で最も良い影響を受けたのはセスクに違いない。昨年までならパスでつないでいく場面でも、今季は積極的にシュートを狙う。その結果は確実に自らの得点とアーセナルの首位という結果に出ている。セスクもその手ごたえを語っている。

「昨シーズンも同じようなチャンスは何度もあったんだ。でも得点はできなかった。今年は少ないチャンスをものにできているよ。」

「勝ち続けることが必要だ。それがこの2シーズンに亘って自分たちに欠けていたものだと思っている。序盤戦で手に入ったはずの多くの勝ち点を落とし、そこから挽回しなければならなかったんだ。でもトップにいるチームは全然星を落としてくれなかったから、それも難しくなってしまったんだよ。」

「今はうまくやってるけど、これは単にこの1試合の事なんだから、続けていかないとね。シーズンはまさに今始まったばかりなんだから。」

アデバヨールもセスクも言うとおり、1試合1試合勝ち抜いていけば結果はついてくるはずだ。先は長い。タイトルよりもまずは次の試合に集中して勝ち点3を確実に手にして欲しい。ただセビージャ戦も大事なんだけど...

2007年9月 3日 (月)

好調セスク、アーセナルを引っ張る

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今季のセスクは違う。ついに一皮向けてランパードやジェラードを超える、得点力のあるセントラルMFへと進んでいくシーズンになりそうだ。

ホームに昨季9位のポーツマスを迎えた第4戦、セスクは前半でアデバヨールのPKに次ぐ2点目を上げ、プレミアでは今季早くも2得点。チャンピオンズリーグでも既に2点を挙げており、あきらかに昨季とは違うゴールへの執着が感じられるし、その結果を残している。

試合は途中センデロスの退場で1人欠く10人での試合となったが、ロシツキーが3点目を決めて3−1で逃げ切った。これで4試合で3勝1分の負けなし。勝ち点10でトップを行く4チームの一角を占めている。

そのセスク、先日亡くなったセビージャのプエルタに対する思いをスパルタ・プラハ戦の後で語っている。

「スパルタ・プラハ戦でのゴールは彼に捧げるよ。彼は22歳の若さだったんだ。彼があんな亡くなり方をしたなんて、言葉に言い表せない思いなんだ。」

「悪いとは聞いていた。でも必ず回復すると思っていたよ。でも昨日彼が亡くなったことを聞いてたまらない気持ちになったんだ。U−21で彼とは1年間共にプレイした。そして僕と同じ頃デビューしたんだ。彼はサッカーを愛し、才能にあふれた選手だったんだ。」

そのセスクも現在のチームの状況にはしっかりした手ごたえを感じているようだ。

「再びアーセナルが成長しているんだ、ってことを僕達が示しているのであれば、チームが団結しているってことだよ。ディフェンスは前よりもよくなっているし、ゴールも決める事ができる、ってことが理解できているからね。」

「一番大事なことはチームが一つになること、そしてチームとしての試合がうまくできている、ってことなんだよ。」

去年後半に不満だった中盤の選手が中心になって得点を挙げている今のチーム状況は決して悪くない。後は決めるべきFW、ファン・ペルシー、アデバヨール、ダ・シウバあたりの得点力が伸びてくれれば、快進撃を続けるリヴァプールに食らいついていってくれて、今年を実り多いシーズンにしてくれるだろう。なんだかんだ言って、結構今年は期待できそうな気がしてきた。がんばれ、アーセナル!



2007年8月26日 (日)

やっぱセスクだね!

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プレミアでのアーセナル第3戦。ホームながら相手は3連勝、しかもマンチェスター・ユナイテッドを破ったマンチェスター・シティ。

この試合さすがに好調のシティ相手に苦戦。しかし後半の80分、ついにセスク・ファブレガスが虎の子の1点を挙げて、勝ち点3をゲットした。

マンチェスター・シティの硬い守備、しかしそれに負けないファブレガスの攻守にわたる活躍。今日の試合はまさにファブレガスここにあり、だった。アンリがいなくなってもそれを埋める可能性、というかそれをさらに成長の糧にしそうな将来を感じさせた。本当に今日はしびれたね〜

でも今日はもう一つ、マンチェスター・シティのGK、カスパー・シュマイケル、デンマーク出身のGKの獅子奮迅の活躍も感動的だった。彼がいなければ正直もっと楽に点を取れただろうし、ファン・ペルシーのPKも止めたのは見事だった。そして終了間際、アーセナルゴールを襲い、あわや引き分けになりそうなヘディング!20歳の活躍は今後も注目できそうだ。敵ながらあっぱれ!

これでアーセナルはホーム連勝、2勝1分、まずまずの結果を残している。このまま頼むよ、やっぱこのチームを引っ張ってくれるのは彼だ、セスク・ファブレガス!

2007年8月18日 (土)

セスクの報復?

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チャンピオンズリーグ予備予選、3回戦1stレグ。アーセナルはプレミアの開幕戦に続き、アウェー戦ながらチェコのスパルタ・プラハを2−0で破った。アウェーでのこの勝利は予選突破に向けた大きな前進だし、セスク・ファブレガスが得点したこと、そして再びフレブのシュート、チームにとっては明るい材料がそろった。

しかし試合自体はかなり際どく荒っぽいものだったようだ。スパルタのDF、元ウェストハムのトマス・レプカがファン・ペルシーに対してハードに仕掛けてきて、今度はファン・ペルシーがレプカを後方から掴んで引き倒した。

その後も体当たり守備でアーセナルのパスをカットするスパルタ・プラハ、イエロー・カードが両チームの選手に出される中で、ついにセスク・ファブレガスもレプカとの接触プレイの中でレプカの右ヒザに向けて蹴りを入れたとされ、イエローを食らった。場合によっては一発退場にもなりかねない危険プレイ。結果、レプカは途中退場となった。試合後にセスクはそのプレイについて語った。

「相手を傷つけるようなサッカーはしないよ。あれはファウルだったんだ。イエローカードは正しいジャッジだと思う。」

前半でのレプカ退場の後、後半に入ってアーセナルはファブレガスがクリッシーの芸術的な中央突破からのパスを受けて先制ゴール。フレブの2点目を加えてアーセナルが勝利した。

「うん、今までより以上にゴールを決めるっていう目標があるんだ。でも去年のシーズンでも同じ頃に同じ事を言ってたかな。僕がチャンスを的確に活かせなかったこともあれば、キーパーのファインセーブにも阻まれた事もあったしね。」

「僕にとって本当に大事なのはゴールへのチャンスを作り出すって事だよ。スペイン代表のルイス・アラゴネス監督が常々言ってるんだけど、最も重要なのはゴールを決めること、そしてその事がとっても素晴らしい、と自分が感じることなんだ。」

「でも僕は小さい頃からアシストすること、チームプレイをするように教わってきたから、その事が自分にとってはおおきな楽しみなんだよ。もしゴールを決めてチームに貢献できれば、それに越したことはないんだけどね。」

「だけどやっぱり昨日のゴールはクリッシーのものだよ。彼が駆け上がってきて、好調さと素早さを見せつけたんだ。全部クリッシーのおかげさ。僕はキーパーの動きを見て、その裏をかけばよかったんだ。」

まだ20歳で成熟さを感じさせるセスクだが、時折垣間見る荒々しさ。サッカー選手だから当然だが、彼の場合アーセナルの主軸として「蹴る」機会よりも「蹴られる」機会のほうが多くなっている。その荒さがいつか彼自身の身に報復として降りかかってこないことを願いたい。

2007年7月14日 (土)

セスク、残留。とりあえずホッ?

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このところレアル・マドリッドへの移籍の噂が流れていたセスク・ファブレガスだが、ようやく自身の声での否定が聞こえてきた。アンリが抜け、セスクが抜けでは今年のアーセナル、お先は真っ暗だった。

「レアルには感謝しているし、あんな凄いチームが自分に関心を持ってくれているなんて、とても名誉なことだと思うよ。でもアンリがバルセロナに去った今の時点で、アーセナルを見捨てては行けないよ。」

セスクはレアルとの接触は持ったものの、最終的にはヴェンゲル監督の説得で思いとどまったことを明かした。

「レアルのカルデロン会長やスタッフとは話す機会を持った。すばらしい人達だったよ。レアルは凄いチームだし、彼らの話が聞けて満足だった。でも僕はこのチームに残る決断をしたんだ。」

「ヴェンゲル監督とはじっくりと話し合った。監督は僕にとってどんなことでも話すことが出来る人なんだ。」

ヴェンゲル監督のアーセナルとの契約期間は来季いっぱいだが、セスクは監督がその後もチームの指揮をとってくれるであろうことをほのめかした。

「監督は必ず契約を更新してくれるよ、僕は疑っていないさ。ヴェンゲル監督はアーセナルを信じ、僕達の事も信頼してくれているんだよ。」

「僕はまだ20歳だし、僕が今しなきゃいけないことはサッカーを楽しむこと、そして自分を成長させること、それが全てなんだ。そして僕はこのチームでそれを実現させたい。アーセナルでタイトルを獲得し、ヴェンゲル監督に自分の持てるものすべてを尽くして報いたい。」

「チャンスを与えてくれているヴェンゲル監督に、僕はいつだって感謝しているんだよ。」

今のチーム状況にセスクは欠かせない存在だ。アンリが抜けた割に必ずしもチーム補強への熱意はあまり感じられない気はするのだが、リヴァプールが派手にやっているのでよけいそう感じてしまう。

たしかに昨季、アンリが抜けた期間を若いチームはうまく切り抜けていた。しかしそれがシーズンを通してとなると...移籍に関してチームの不協和音も聞こえてくる中で、秋から始まる来季がアーセナルの正念場となりそうだ。

2007年7月 9日 (月)

セスク、消えぬ移籍への不安

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アンリの移籍以降、セスク・ファブレガスの移籍に関する噂が消えない。アンリは移籍の大きな理由にヴェンゲル監督が来年以降もアーセナルに留まるかが不透明である事を挙げていた。そしてヴェンゲル監督の申し子であるセスク・ファブレガスにとっても、その事は自らの移籍の判断の大きな要素になるはずだ。

しかし今の時点でアーセナルが自らセスクを放出することはない。セスク自身も今季はアーセナルに留まることを意思表示している。

「アーセナルが僕のチームだ。ロンドンに残るよ。」

レアル・マドリッドの監督就任が取りざたされていたヴェンゲル監督も、レアルの監督にヘタフェのベルント・シュスター監督就任が確実になっており、これで来期の陣容がほぼ固まった。新戦力、アンリの穴を埋めることが期待されるクロアチア代表エドゥアルド・ダ・シルヴァは背番号9、レーマンと正GKを争うはずのポーランド代表ルカスツ・ファビアンスキは21番を付けることになった。

さて、そのレアル・マドリッドだが、まだセスクへの関心を示し続けている。

「もちろん彼に興味はある。1年以上も前から彼には関心を持っていたし、今だって興味がある。彼は素晴らしい選手だし、全てのチームが彼に対する関心を持っていることだろう。」

レアルかどうかはわからないが、近い将来彼がリーガに戦闘の場を移すことはおそらく確かだ。来季もし今よりも悪い成績、チャンピオンズ・リーグの出場権を失うことになれば、移籍へ舵を切ることは予想できる。そしてその場所は彼が今も心のよりどころとしている故郷のビッグチーム、カタルーニャのあのチームしかないはず。

今年の秋、セスクにとってアーセナルで最後のプレイが始まることになるかもしれない。

2007年6月22日 (金)

セスクはアーセナルのスタイルを守る

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オフ中のアーセナルの公式HPでは、アーセナルの年間最優秀選手がまもなく発表される。既に3位がコロ・トゥーレ、2位がキャプテンのジウペルト・シウバ、となれば、既に1位はセスク・ファブレガスに間違いない。今年は不振といわれたアーセナルにあって、ただ一人各誌でもその活躍に評価が与えられていた。

しかし終盤のチーム得点力不足にはセスクにもその責の幾分かはあるだろう。彼に足りなかったのは、是が非でも自分でゴールを狙いに行こうという積極性だった。

そんな批判に対して、彼自身も認めるところはあるようだ。

「何て言ったらいいんだろう?今季唯一欠けていたのは何度もあったチャンスを前にしてのゴールだったんだ。僕達があまりに細かくやりすぎたって批判する人がいるけど、気にしていないよ。僕達はサッカー選手なんだから、そういうプレイをするものだよ。」

「僕自身、自分がやりたいプレイがわかっているし、チームのみんながどういった試合がしたいのかも理解している。だからそれが僕達のやり方なんだよ。」

「でもゴールは少なかったな。サッカーでは一番大事なものであるんだけどね。」

そうした中でもこのアーセナルの中核は、ヴェンゲル監督への賛辞は忘れない。

「監督が僕にしてくれた最高のこと、それは監督が僕のことを信頼してくれていたってことだよ。それなら今度は僕がお返しをする番だ。だからこそ僕はヴェンゲル監督に、僕がこのチームにふさわしい存在なんだ、という事を示さなきゃならなかったんだよ。時々はよくないプレイもしたさ。それでも監督は信じ続けてくれたんだよ。」

アンリの去就がまだクリアにならない中で、アリアディエールの移籍が決まった。セスクは昨年8年契約を結んでいるので、来季もまずはチームの中核を担うことは間違いない。

今年は確保したが、来季チャンピオンズ・リーグ出場権さえ失うようだったら、このチームの求心力は一挙に失われるかもしれない。そうならないように、来季はますますの奮起を期待せずにはいられない。

2007年6月 7日 (木)

セスク、アンリの去就を語る

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無冠のリーグ戦が終って、すっかりセスクに関する話題も少なくなったが、久しぶりにセスク・ファブレガスが語っている。

待望の休暇に入ったはずのセスク・ファブレガスだが、やはりチームの大黒柱、ティエリ・アンリの去就は気が気でないようだ。それも自分が愛着並々ならぬものがあるチーム、バルセロナとの接触であればなおさらだろう。

ヴェンゲル監督への恩を人一倍感じ、アーセナルへの愛着も語っているセスクだが、やはりバルセロナへの思いは別格のようで、いつかはバルセロナに戻ってプレイしたいと常々言っている。そんな中でバルセロナがアンリに関心を示しているとなると、心中穏やかではいられないのかもしれない。

「バルセロナに対して『ノー』と言うのは難しいと思うよ。アンリはバルセロナに好感を持っている。障害となるのは、アーセナルが彼に対して与えてきたいろいろな事や、アーセナルで彼が培ってきた経験に対して、彼がこのチームをとても愛しているということだよ。」

「バルセロナは例え最高とはいえなくえも、世界でも有数のチームだし、アンリは偉大な選手の一人だ。バルセロナは常に世界での優秀な選手を擁している。アンリはもう既にワールドカップでも勝利を手にしているから、彼は今、クラブでのタイトルを望んでいるだろう。」

「僕にとってバルセロナは頂点にあるクラブの一つだし、アーセナルだってそうだ。でも、アンリにとってどこが最高のチームなのかを決めるのは、アンリ次第だよ。もし僕の立場だったら、僕はアンリと残りの選手生活を共にプレイするような道を選ぶだろうね。」

「僕もいつかバルセロナに戻る機会があることを願っている。僕のことをわかってくれる人たちは、この僕の願いを知っているはずだ。でも問題は、スペイン代表チームに関して僕が語っているのと同じく。バルセロナには今既にシャビやイエニスタといった優秀な選手がいることなんだ。願いはいつも持っているんだよ。」

セスクがアーセナルに留まる求心力はまずヴェンゲル監督、そしてアンリのカリスマ的な魅力なのだろう。その一方が欠けた時果たしてどうなるのか、今は噂話であって欲しいと願わずにはいられない。来季の挽回を期すためにも...

2007年5月 9日 (水)

セスクの限界?

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チェルシー戦は1−1で引き分け、トップチームとも互角に渡り合う戦力があることを証明したアーセナル。来季に向けた収穫もあった。結果としてチェルシーとの直接対決を待たずにマンチェスター・ユナイテッドの優勝を決めさせることにはなったが。

しかし前半で退場を出し10人対11人になった試合、勝てた試合を引き分けに終えたアーセナルの課題は大きい。得点はジウベルトのPKで、相変わらずFWの得点力不足は致命的だ。これでドログバがいたらどうなっていたかどうか。

しかし今回顕在化したのは実はセスク・ファブレガスの問題かもしれない なぜ彼はゴールを撃たないのか? 彼が決めるべきシーンが少なくとも2回はあった。既に4位以内が確定し、消極的になる理由は何もないはず。決定力不足のFWにパスを出す必要がどこにあるのだろう?

カカと決定的に違うのはここだ。味方がいても自分で決めようとするカカに比べ、セスクは味方を使おうとする。しかしそれも度が過ぎるとゴールを決めるべきときに決めることが出来ない、嗅覚のなさに映る。

セスクにはゴールを切り裂くドリブルも、相手を抜きさるフェイントもない。相手の動きを読んで、ボールキープの巧みさで駆け上がっていくタイプだ。だから安定感はあるが、意外性は少なく、相手を怖がらせることもない。今後オールラウンダーから飛躍していくためには、少々カカの強引さも見習ってもらいたいと思う。決めるべきときには、多少無理をしても自ら持っていくくらいの気力があっても19歳の選手を誰が責めるだろうか?

そのファブレガス自信も今季のアーセナルの不振がMFの得点力不足に一因がある事を認めている

「今までも素晴らしいサッカーをしてきたけど、一番大事なことはゴールを決めることだよ。」

「アンリやファン・ペルシーといった良いコンディションの選手を欠いた事を言い訳にするつもりはない。それがサッカーなんだ。それならば別の解決策を見つけなければならない。そして僕達には解決策はあったんだよ。でもそれはストライカーに関することじゃない。」

「挙げなければならない得点を挙げたMFはただ一人、ジウベルトだ。ジウベルトに関しては良いけど、でも僕達MFは同じようにもっとゴールを決めなきゃならなかったんだ。この事は改善できると、来季は希望を持っているよ。」

3位リヴァプールと勝ち点で並び、得失点差で4位につけているアーセナル。残り2試合だが、来季に希望のある戦いを見せてもらいたい。セスクがゴールを上積みできるかが一つのポイントになるだろう。

2007年4月26日 (木)

セスクはヴェンゲルと共に

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一時は4位も危ういかと思われていたアーセナルだが、この3試合でセスクとロシツキーが2得点、しばらく得点もなかったアデバヨールもようやくゴールを決めて2勝1分。どうやら来期チャンピオンズ・リーグ進出の最低ノルマ達成にめどがついてきた。

ここのところのアーセナルの復調のきっかけは、なんといってもセスク・ファブレガスだ。自身あれほど決まらなかった初得点を決めて以来、自らの2点を含めてアーセナルの全ての得点は彼を起点にしているといっても過言ではない。ゲームの組み立て、コーナーキックの精度、やはりアーセナルが今やセスクのチームということを実感したこの3試合だった。

そのセスク、自分がアーセナルにいる理由はやはり「恩師」ヴェンゲル監督だと語っている。

「僕がアーセナルにいる理由の一つはヴェンゲル監督だね。監督は契約を果たすといっていたし、僕もその言葉を信じているよ。」

「スペインのサッカー界に戻りたいとは思うけれど、その前にイングランドでの仕事をやり遂げないとね。今、僕の念頭にあるのはロンドンに残る事なんだ。」

「このチームにいることができて幸せさ。サッカーをするのが楽しいよ。良い結果は残してこれなかったけれども、良いプレイは出来ている思う。」

「何が起こるかはわからない。アーセナルが僕を放出するつもりなのかどうかはわからないけど、でも僕はここにいることが幸せなんだよ。僕と監督は強い絆で結ばれているし、僕は彼がこのままチームの監督であり続けてくれると思っているよ。」

ここまで厚い信頼で結ばれた関係はなかなかない。ヴェンゲル監督が残る限り、セスク・ファブレガスはアーセナルでプレイし続けてくれるだろう。