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カテゴリ「レストラン」の110件の記事 Feed

2014年3月23日 (日)

美味し国バスクの宴 エチョラ

大阪でバスク料理と言えば真っ先に挙がるのはこの店、エチョラに違いない。そしてこの日はシンガポールから一時帰国の友人をお迎えしてのディナー、コーディネートしてくれた方の熱い思いを表現した素晴らしいラインナップだった。

ホワイトアスパラガスのクワハダと歯舞産の生雲丹

淡路産赤海老のスモークとフォアグラのムース

宝塚西谷卵の温泉卵、ポルチーニのソテーと黒トリュフ

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140323etxola3                            

                   

                

                     

                                                           

                         

                                           

                                                                       

                                                                     

                                                                       

                                                                       

                                                                   

バスクトロサ産の黒豆の煮込みと豚の血のテリーヌ

宮崎産新ゴボウと富山湾内産ホタルイカのごはん

長崎産ヒラメのサルサヴェルデ

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ブラックアンガス牛リブロースの炭火焼き

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140323etxola8                                        

                                

                           

                                

                                                                        

                                        

                                         

                                       

                                                                                             

                                                                      

                                                                

                                                                      

ワインはバスクと言えばまずは定番のコップ酒、チャコリから始まり、フォアグラに合わせたやや甘口のシェリー、そこから黒トリュフと豚の血テリーヌに合わせたリオハの赤、ホタルイカ、ヒラメに寄り添うような、最近スペインで急上昇の注目品種ゴデージョの白、そして締めはどっしりとしたティント・ディ・トロ(テンプラニージョ)による赤、と料理に沿った構成で、これも素晴らしい相性を示してくれた。

見た目からすればフレンチと言ってもいいほどなのは、フランス国境に近いバスクの土地柄故だ。盛り付けにも細心の注意が注がれた洗練されたお料理で、連休中日の疲れも飛んでしまった楽しい宴だった。

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2014年3月22日 (土)

サンマリノ共和国料理とは クッチーナ・ディ・サルティーニ

イタリアは国の中に独立国を抱えている。バチカン市国は有名だが、もう一つのサンマリノ共和国を場所まで言い当てる人はそう多くはいないだろう。

自分も以前切手を収集していた関係で、切手を主要な財源とするこの国の存在は知っていたけれど、内陸の国というイメージだけしか持っていなかった。今回調べてイタリア中部、アドリア海沿岸マルケ州の北、エミリア・ロマーニャ州との州境にあり、内陸国だが海岸線からはさほど遠くない場所に位置することがわかった。

この知る人ぞ知る独立国の料理をメインにするレストランが大阪にあったことも驚きだ。天満橋駅から歩いて5,6分にあるクッチーナ・ディ・サルディーニは、サンマリノ共和国のレストランで長く勤めていたシェフが開いたお店とのこと。

マルケ州に近いという事で、料理は素材を活かして味付けはシンプルに、香草やトリュフをアクセントにした親しみやすいもののようだ。

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この日は前菜盛り合わせに旬のホワイトアスパラ、うさぎのカリカリ揚げ、トリュフ仕立ての自家製パスタ、Strozzapreti(ストロッツァプレッティ)、桜えびを散らせた詰め物パスタCannelloni(カンネッローニ)、牛ホホ肉の白ワイン煮込み、そして野菜の香草パン粉オーブン焼きをいただいた。

うさぎは胸肉とのことだったが、鶏肉よりも淡白な肉は揚げ物にはもってこいで、ビールが飲みたくなる。Strozzapretiは弾力性のあるショートパスタで、噛みごたえがあり、トリュフ仕立てのクリーミーなソースがきれいに絡んで美味しかった。Cannelloniも桜えびが香ばしくアクセントになって彩も春らしい一品。ホホ肉はトロトロに野菜と共に煮込まれて、白ワイン仕立てということもあり、確かに赤よりも白と合わせるべき味だった。最後の野菜は玉ねぎ、ズッキーニ、ナスを香草パン粉をまぶして焼いたシンプルなものだったが、見た目も鮮やかで野菜自体の甘みが素直に引き出されていた。

厨房はシェフ一人のようだったが、料理は待たせずテンポよく出てきて気持ちがよかった。パスタが結構なボリュームだったので、この日はメイン1品にとどめたが、魚介の料理もぜひ試してみたい。価格も手ごろで、気軽にサンマリノ料理を楽しめる大阪でも貴重なお店に違いない。

クッチーナ・ディ・サルティーニ

大阪市中央区内平野町1-5-1 1F

水曜休

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2013年12月 5日 (木)

ジャン・ヴェッセル in THE PLACE

最近イベントにはご無沙汰だったが、久々に参戦。なにせ好きなシャンパーニュの作り手、ジャン・ヴェッセルとあっては行かずばなるまい。場所は梅田大淀、最近開店したカフェ、THE PLACE。

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ジャン・ヴェッセルはシャンパーニュでも北部、黒ブドウであるピノ・ノワールが主体のシャンパーニュが造られるモンターニュ・ド・ランス地区で、家族経営で小規模ながら価格は手頃、品質が高いという、素晴らしいシャンパーニュを産み出している。この日は奥様で当主のデルフィーヌさんだけの参加だったが、既に8度の来日で今年に限っても2度という親日家だ。

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                                                                        この日は瓶詰の際に殆ど糖分添加をしないエクストラ・ブリュット、果皮と種との接触を短時間に終わらせて、ブドウ本来のフレッシュ感を際立たせる非常に稀な作り方をするロゼ、ウィユ・ド・ペルドリ、そして糖分を多めに添加してデザートに合わせるような造りをしたドゥミ・セックの3種を楽しんだ。いずれのシャンパーニュも繊細でフレッシュな酸味があり、そして何より泡の繊細さと余韻の長さと抜けの良さが質の高さを何よりも物語っている。

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                                                              この日のジャン・ヴェッセルのシャンパーニュに合わせた料理もまた細かな心配りが感じられるもので、冷前菜、温前菜、パスタ、メイン、そしてデザートまで、会費6千円では破格の構成だった。そして初めてシャンパーニュに添加される「門出のリキュール」も初体験。ジャン・ヴェッセルではブドウから得られた糖にアルコールを加えたリキュールを添加することで、あくまでブドウ由来の味を大切に、本来の味わいを損ねない工夫を凝らしていることが実感できた。

シャンパーニュのこだわりと美味しさが満喫できたまたとない機会、それもシニアソムリエ、シェフ、そしてスタッフの息の合ったサービスがあってこそ。そしてこのお店のこだわりの照明、インテリアの雰囲気に合って、参加した方もこういうイベントとしては若い方が多く、かなり新鮮な夜だった。

コストパフォーマンスの高いイベントで大満足。最近価格が上がり過ぎてしまった感のあるワインイベントだけど、良心的かつ熱意の溢れるこの日の夜を提供してくれたスタッフの方々には本当に感謝感謝の夜だった。

THE PLACE

大阪府大阪市北区大淀南1-1-16

http://the-place.jp/

 

 

2013年9月14日 (土)

安く飲んで食べて パプリカ

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130910papurika1_3最近の福島は入れ替わりが激しいので、ちょっと見ないと新しい店ができていたりで油断できない。その中でここも最近のお店だが、気軽に呑めて、料理もしっかりしているのでお勧め。

料理は野菜をメインに据えているので、ヘルシーな感じの一品が多い。気軽なワインに合いそうなラインナップ。

そういう雰囲気に合わせてかボトルの単価も安いので、ぐいぐい飲みたいときにいい。ワイン好きなスタッフに話せば、リストにないようなものも開けてくれそう。

場所は福島浄正橋交差点の南東角あたり、ビアパブ・コプタの東側、二階。なんといっても朝の5時まで開いているそうなので、終電遅れの場合も使えそう(自分はそういう場合もタクシーで帰って寝ますが)。コプタでビール飲んで、こちらでワイン飲み、という使い方もありかな。

 

パプリカ

大阪市福島区福島1-6-14

06-6346-1238

18:00-29:00

火曜休

 

2013年9月13日 (金)

京橋はええとごだっせ、のイタリアン ヴィネリア・ジャンニ

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130910kyobashi3ワイン好きにはたまらんですね。京橋駅ちか、というかど真ん前(JR北口からわずかに正面斜め右)ですから、迷うはずもなく到着できるはず。

この日はフラっと立ち寄ったのでスタンディング(あるのが嬉しい)、前菜の冷製盛り合わせをいただきながら、ワインでもと思ったら、泡はシャンパーニュ、グラスは白赤それぞれ6種以上で、聞けば書いてないのもあるとか。ワインはイタリアに限らず、むしろフランスが多いかもしれない。フランスもロワールとか、アルザスとか、自分の好みにピタリとはまる。それが、自分の知らない生産者が多いとくれば、好奇心はくすぐられ放題。

調子に乗ると、全種制覇してしまいそうだったので5杯でやめておきました(それでもたいがいかな?)。また別の機会にぜひとも参戦したい。今度はちゃんとした料理付きで。いや、素敵なお店です。脱帽。

ヴィネリア・ジャンニ

大阪市都島区東野田町3-4-21

06-6314-6633

17:00-24:00

月曜日、第3日曜日休

 

2013年6月 2日 (日)

3か月待ちも納得 トラットリア・イル・ピスタッキオ 

最近の大阪イタリアンは郷土料理ブーム、各州の料理に特化したリストランテが流行りではあるが、ここまで徹底したお店はないかもしれない。

昨日初めて訪れたJR茨木駅近くの「トラットリア・イル・ピスタッキオ」、待つのが嫌いな自分が3か月待ちを厭わずに予約したほどの人気で、今最も予約がとりづらいリストランテかもしれない。それもそのはずで、シェフ1人で切り盛りし、お客の数も8人までという小規模なリストランテなのだ。

130601pista1130601pista2_2130601pista3この日は4人だったので、シェフの勧めに従い前菜、パスタ2種、メイン2種をまずは注文し、その最初の前菜はシェフのお任せで供された。まずはブルスケッタから、その後小皿4品が出てきた。今の季節は魚介メニューという事で、マグロ、エビ、イワシが並ぶが、いずれも塩味がしっかりしている。

前菜はこれでおしまい、と思いきやまだ後3皿出てきて、この前菜の時点で結構なボリューム感があり、腹の方は6分目くらいになってしまったので慌ててメインで頼んでいたカジキマグロと鯛のうち、鯛を外すことにした。

130601pista4130601pista5_3130601pista6パスタは雲丹のパスタ、魚介のクスクス、そして最後のメインにマグロの身を巻いて詰め物をしたインヴォルティーニ。

クスクスはフランス料理と思っていたが、元来アラブ由来のものなので、アラブ文化の影響を色濃く受けたシチリアに根付いているのは考えてみれば当然なのだ。この料理はシチリアの西、トラパニの名物だそうで、トラパニで修行されたシェフには思い入れのある料理なのだろう。インヴォルティーニも、外側はパリッとしているが、中は柔らかさを残すように優しく火を入れてあった。

料理全般には最初の前菜以外は塩も抑え目で、とても食べやすく仕上げられている。そしてどの料理にもシェフのこだわり、隅々まで目を行き届かせている感覚がうかがえた。シェフ一人で調理もサーブもこなしているが、8人というお客数も自分ができる最大限以上の無理をせず、その中でより良いものを作ろうという気持ちを反映させたものだろう。料理も待たせることなく、適切な感覚で提供される。シェフ一人のお店にあっては、これはなかなかできることではない。

130601pista9130601pista10_2130601pista11そしてもう一つ、ワインもすべてシチリア産で統一している潔さ。その中でこの日飲んだプロセッコの泡は、本場ヴェネトのプロセッコはドライすぎると感じていた自分にとって、柑橘の甘い香りと柔らかな旨味がとても心地よかった。フラッパーとのロゼもチャーミングな酸味の飲み口だが後味はグリップ感があり、魚介中心のメニューに良く調和した。

そして最後、シチリアの食後酒としては外せないのはマルサラだが、自分が好きなマルサラの作り手、フローリオが置いてあった。芳醇な酸化熟成の香り、柔らかな酸味と後から染みるように押し出してくる自然な甘みが、食後のひと時を満ち足りた気分にさせてくれた。最後はグラッパ、ジビッボ種とネロ・ダーヴォラ種の呑み比べだが、白品種のジビッボはハーブの香り、赤品種のネロは花のエッセンス、ヴァニラのアロマティックな香りが特徴的だった。

隅々まで妥協しないこのリストランテの空間だけは、確かに大阪ではなくシチリアそのものかもしれない。

トラットリア・イル・ピスタッキオ

大阪市茨木市西中条町2-12(JR茨木駅すぐ)

2013年5月22日 (水)

三条新町の新展開 アル・ヴィーノ

130520alvino1130520alvino2ワインに関しては家呑み率が多い自分かもしれないが、大阪にあまり自分がしっくりくる店がないという理由がある。でも、なぜか大阪以外の店はフィットするのは何故だろう?

このバルもその一つ。京都の三条新町、旧コチネッラに開店したワインバル、アル・ヴィーノは、食とワインで最も信頼すべき京都の友人に勧められたお店。

6時の開店直後からおつまみ+ワインのお得なコースで始めて、まずはフランチャコルタ。アンティカ・フラッタのシャルドネ100%によるフランチャコルタは、細かな泡と、柔らかな酸味がスムーズ。

グラスワインも6種開いていて、その中から定番ベナンティのエトナ・ビアンコから、ネッビオーロ、サン・フェレオーロのル・プロヴィンチャーレへ。

130520alvino3130520alvino4イル・プロヴィンチャーレはDOCランゲ・ロッソだが、ネッビオーロらしい骨太のタンニンと、鉄っぽい風味を持った複雑な味わいが表現されていて、ネッビオーロ派の自分も満足いく旨さ。このワインに合うように特別にパスタをアレンジしてもらい、、トマトソースベースも若干辛めにアラビアータ風にしてもらった。店主の浅田さんはサービスが長いそうだが、元々調理もしていたのでこういう嬉しい対応をしてもらえる。

ワインはいずれも状態がバッチリ、飲みごろにサーブされるのはさすがサービスの経験ゆえだろう。

京都には頻繁に行くけど、立ち寄りたい店が増えすぎて困る。京都の店のゆったり構えた焦らない雰囲気が大阪の店と違った個性で、それが自分に合っているのかもしれない。ワイン以外のお酒もありそうで、気軽に立ち寄れる感覚が嬉しい。このお店も今後のレパートリーの一つにしたいお店だな。

アル・ヴィーノ(Al Vino)

京都市中京区三条通新町西入ル釜座町14

075-241-0305

日曜休

2013年4月20日 (土)

ありそでなかった 立ち飲みでビールを軽く molto!

130420molto1_2130420molto2ワインネタばかり提供してるけど、ビール大好きです。特にこれからの時期はビールが恋しくてたまらない。好みは苦みの効いたIPAとか、すっきりしたピルスナーで、濃いめのスタウト、あとヴァイツェン系は苦手です。

そんなビール好きにとって唯一の不満は、気軽に飲める場所が通勤経路になかった点だったのだけれど、それもようやく解消された。阪急梅田駅2階中央改札の真下、紀伊国屋書店の西側にある地蔵通りの一角に、新たにビールの立ち飲みがオープン。

ここは阪急グランドビル31階にオープンしたビール店の2号店。31階の店も知ってはいたが、上がらなくても気軽に飲める場所を提供してくれたのは、自分にとってはうれしい限り。

タップは4つと少ないけど、その他にボトルのビールもあるし、日本ワインをスパークリング含めてグラスで6種類おいてくれているのはありがたい。カタシモ、タケダワイナリー、小布施のボトルもあったから、ワインも考えてくれてそうだ。これからのラインナップに期待したい。

アテも300円台で充実しており、名物と題された海鮮ブルスケッタはパンから零れるくらいに魚介類が乗っていて確かにお得感がある。フリットも量がしっかりあるので、2品も頼めばビールのお供には十分。

会社帰り、本屋帰り、便利な立地なのでいろんな機会にちょくちょく寄ることになりそうだ。

ビアスタンドmolto

大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街1F

11:30~15:00(L.O.14:00)、17:00~24:00(L.O.23:00)

不定休

2013年2月12日 (火)

CL決勝進出チーム出陣式? 新町・マンモスカフェ

いよいよ明日から始まるチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメント。欧州のトップ16に入るだけでも凄いが、その頂点となればまさに世界最強チームだ。我がアーセナルもこの一角に入って初戦はバイエルン。16強の中では最多得点を誇るこのチームを守るのは、今のアーセナルの完璧とは言えない守備では容易なことではないけれど、まずはホームでの失点を抑えることが必須条件だ。

130211manmos1さて、16強がぶつかり合う前にお互いのチームの健闘を願って(?)と銘打った夕食会に招待いただいた。場所は新町のマンモスカフェ。

こちらはメインのフレンチ・レストラン、ラ・バレンヌの姉妹店で、厨房がつながっているという不思議な構成。レストランとはまた違う、気軽な雰囲気でのフレンチを楽しむコンセプトがとても素敵だと思う。

130211mamos2130211mamos3130211mamos4_3フレンチの姉妹店ということで料理の味は安心できたが、予想外だったのはその量。3千円コースと聞いていたので前菜、タパス的なものの盛り合わせだと思っていた。

もちろんそれも出たのだけれど、他にもコロッケ、キノコのクリームソース、最後にはしっかりお肉のメインも出てきた。この質と量はかなりお値打ち。

130211mamos5この日のワインは8人で5本と量は控えめだったけど、フランスの泡から始まって、白はスペイン、リアス・バイシャス(アルバリーニョ)とフランス・ボルドー(ソーヴィニヨン・ブラン他)、赤はフミージャ(モナストレル、ガルナッチャ、シラー)、サンテミリオン(メルロー他)とフランスに拘らず、いろいろと楽しめた。

さて、応援したチームが勝てばシャンパンを奢ることになったようだけど、我らがアーセナルはどうだろう?シャンパン1本で済むのであれば、ぜひとも勝ちますように。「思い出作り」では終わらないように願いたいものです。

マンモスカフェ

大阪市西区新町1-16-5 橋口ビル1F

06-7501-6433

11:30~22:00LO(日曜~18:00)

月曜、第4日曜休

2012年10月29日 (月)

カジュアルでもしっかりイタリアン ボッチォ初参戦

ずっと行きたいと思いつつ行けていなかった長堀通のイタリアン、ボッチオに初めて行くことができた。お店はステンドグラス風の照明、小さなタイルを敷き詰めた綺麗なサーブ用のデスク、ミシン台を再加工したテーブルなど、インテリアも細かなところにこだわりが感じられる、気持ちのいい空間だった。

この日いただいたのは、前菜2、パスタ2、メイン1、そしてドルチェ。

121028boccio2_2121028boccio3_2121028boccio4_2121028boccio5_3前菜は奄美大島のマグロ、熊本の馬肉をサラダ仕立てにした一品。マグロはスモーキーで穏やかな酸味がマッチしていたし、馬肉は桃のジャムの甘さがジューシーで、そこにチーズ、黒胡椒を大胆に振り掛けた眼にも豪快な一品だった。

パスタは北海道産の肉厚な牡蠣、仙鳳趾と赤ねぎソースのパスタと、栗粉のトロフィエ。赤ねぎは熱を通すと甘くとろりとした食感になるが、それが肉厚の牡蠣のジューシーな旨味によく合っていた。栗粉のトロフィエは、栗のほっこりした甘さ、粉っぽさを残しつつもちもちした食感の表現が楽しかった。

121028boccio6_2121028boccio7メインは丹波地鶏のロースト、表面カリッと、中はもっちりという表現がピッタリで、肉厚のジューシーな鶏を、肝のソースとともにいただく。添えてある野菜も味が濃く、蕪の甘さ、そしてナポリ野菜だという、福岡産のブロッコリーの葉は驚くほど色も濃かった。

この日のワインは4人で2本、ジーニのソアーヴェ・クラッシコと、ラ・カステッラーダのビアンコ・デッラ・カステッラーダ2003。ジーニのソアーヴェは旨味がしっかりある穏やかな味わい、そしてビアンコ・デッラ・カステッラーダはとろりとした木なりの果実の甘みが優しく漂い、ゆったりした雰囲気を醸し出すがこのリストランテにとてもふさわしいと感じた。

これだけ食べても、ドルチェはしっかり4人それぞれ4種類、しかも今月誕生日だった自分のためにチョコプレートのサービスまでしていただいた。しっかりした料理と美味しいワイン、素敵な空間、味のあるサーブ、非常に満足できるディナータイムだった。ぜひともまた近いうちに訪れたいな。

BOCCIO(ボッチォ)

大阪市南船場2丁目2-21 Life&Designビル2F202号

06-6260-0055

12:00~14:00(L.O) 18:00~24:00 (金・土のみ18:00~2:00)

火曜休

2012年4月14日 (土)

元町の新名所! 酒商熊澤

120409kumazawa2120409kumazawa1三宮よりも元町界隈の方に行く機会が多い自分だが、その元町にまた楽しいスポットができた。駅前から北に上がったすぐのところにある「酒商 熊澤」だ。

一階は日本ワインが充実したショップと立ち飲みスペースが半々。この日はワインを買おうと思って立ち寄ったのだが、それだけではすむはずもなく、まずは立ち飲みスペースへ。。。

食べ物はお惣菜から、思わず食べてみたくなる缶詰など、立ち飲みに相応しいものがそろっている。ワインはすべて日本ワインだが、品数が豊富なのと値段も手ごろなものばかりなので、ついつい数を重ねてしまう。

この日は滋賀のヒトミワイナリーのその名も「Kirekire Dela」や、中央葡萄酒の「グイド甲州」、旭洋酒の「ヒクモルージュ」をいただいた。Kirekireはその名のとおり酸が尖っているという表現がぴったりの切れ味、グイド甲州は対照的な落ち着きのある深い酸、そしてヒクモルージュは牛蒡のような香りがある土っぽい個性的な味わい。いずれも香りと味にしっかりした主張を持っているものだった。

この日もあっという間に立ち飲みスペースは満員。しかもお知り合に偶然再会して、次なるスポットも紹介してもらった。やはり酒飲みのつながりはこうした気さくな場所で広がっていくものなのだ。

酒商 熊澤

神戸市中央区北長狭通4-4-15 1F

078-333-0087

15:00~23:00(LO22:30)
ショップは12:00~23:00

火曜休

2012年2月16日 (木)

半殺しにはされなかったけど しんみどう

以前岸里のイタリアン、リネアセッテでのワイン会の帰りに有志の人が「新御堂行かない?」と言っていたのを聞いて、「岸里から今更新御堂行って何するの?」と真剣に思っていたのだけれど、実は店の名前だったんだということをこの週末ようやく知りました。

聞くとミーツにも登場する、岸里界隈では知る人ぞ知るというか、皆が知る名店なんだそうだ。ここに行く前に同地の名店イタリアン、リネアセッテのシェフから「ミックスホルモン、ジャガイモチヂミ、(あと一品忘れた)」を薦められたうえで、経験者に連れられて初めての来店となった。

それほど狭くはない店だけど、10人はいればという感じのお店ではママさんが一人で切り盛りしている。韓国風のメニューが並び、実は結構辛い物好きな自分としてはどれも食してみたいメニュー。

120216sinmidou1_2120216sinmidou2_3120216sinmidou3ホルモンミックスも、真ん中の豆腐の上にチャンジャキムチ+高菜の載った半殺し奴(?)も、辛いんだけど程よい甘辛さが癖になる。ベタ甘じゃないところが自分好みで、腹いっぱいじゃなければおかわりしたいところ。そしてさいごのジャガイモチヂミは不思議なモチモチ感とあっさりした味付けで、こちらも美味しかった。

こういうお店はなかなか最初が入りづらいんだけど、入ってしまえば抵抗がないし、次回も行きたくなってしまう、不思議なお店でした。

しんみどう

大阪市西成区岸里東1-19-20

06-6661-3724

18:0-26:00

不定休

2011年9月 5日 (月)

ツンデレ日本酒娘の注ぐ酒 日本酒餐昧(ざんまい)うつつよ

110904ututu1110904ututu2110904ututu3夏の暑い盛りはやはり冷えたお酒に見た目も涼しげな和食の取り合わせがいい。そして和食が食べたい場合は、日本酒がパートナーとしてふさわしいのは言うまでもない。その土地の味にはその土地の酒を合わせる、ってのがまずは鉄板だよな。

仕事場から少し離れているが、行けない距離でもない本町もこの5月に新しくオープンした日本酒と和食のお店「日本酒餐昧(ざんまい)うつつよ」は、大黒町の「やまなか」出身のご主人が地酒とそれに合う和食を楽しませてくれる。

そして、ここにはかつて「world beer & cafe. Qbrick」でアルバイトで働き、物凄い日本酒知識を披露していた燗板娘、またの名をツンデレお嬢の村岸さんが満を持して、何十種類の日本酒のストックから好みに合った酒を注いでくれる。

110904ututu4110904ututu5110904ututu6110904ututu7110904ututu8             

            

             

この日も自分の好みの「旨みがしっかりあるもの」「酸がきれいに出ているもの」から、的確にチョイスしてくれた。ワイン、焼酎に押されていた感はあるが、最近はこうした日本酒にこだわるお店が増えてきたことはとてもうれしい。日本人なら日本酒、これもまた鉄板だしね。

日本酒餐昧(ざんまい)うつつよ

大阪市中央区本町3-2-1 2F

06-6281-8322

17:30-22:30

日曜、祝日の月曜休

2011年8月12日 (金)

暑さもまた調味料?京都の有名店 鉄板28号

110811teppan2110811teppan1最近大阪よりも京都の店の方が興味がある。ツボにはまる個性的な店が多いというか、マニアックというか。。。あまりガヤガヤしていない、混んでいてもアクセクしない不思議な余裕があるような気がして、結構居心地が良い。

このお店も前々から耳にはしていて、ぜひ一度は行きたいと思っていたお店。しかし、京都の夏はとにかく暑い、大阪より数段暑い、という印象があるのでこの季節は足が向きづらかったのだけれど、意を決して突入。

阪急四条大宮駅から後院通を北に歩いて5分くらいの「鉄板28号」。まず、名前でウケる。突入した5時半ごろはまだ人もまばらで、この時間はふつうのタコ焼き、焼きそばのお店だが、6時を超えるとそれが一変、ワインタイムとなり、一挙にお客の数も増えてくる。

110811teppan3110811teppan4_2アテもワインに合わせて一挙に品数も増えて、この日選んだグレープフルーツのサラダと牛筋のピリカラ風味もボリュームたっぷり。

グラスワインは銘柄が書いてなくて、あっさり白、しっかり赤、のようなオーダーの仕方で出てくる。そしてなんとブラインドで国と品種を当てたら100円引いてくれるという面白企画も。やっぱりワイン好きはあててみなければ、と思ったが5杯飲んで当たったのは1杯だけでした。。。

噂に違わぬ面白いお店だけど、店主のワインにかける情熱が感じられるお店だった。京都はさすが奥深い。。。

鉄板28号

 

2011年8月 6日 (土)

ポーランド料理の名店 ウ・フキエラ

海外に行けば、なるべくその土地の料理を食したいもの。しかし、仕事で行くとそうした融通もなかなかきかないんだけど、この日はポーランドの首都、ワルシャワでも有名な店の一つでポーランド料理を初体験。

110805fukiera2110805fukiera1ワルシャワは第二次世界大戦で徹底的に破壊されてしまったが、市民は崩されたレンガを一つ一つ積み上げて昔の景観を元通りに復元した。

そのことを知らないと、古い街並みがそのまま残っているとしか考えられないほど整ったたたずまいをみせるワルシャワ旧市街のレストラン、ウ・フキエラは、ポーランド料理のレストランとしては最高級の部類に入る。伝統が感じられる装飾、インテリアが連なる店の奥へと通されると、少し狭めだが中庭へと案内された。

110805fukiera3110805fukiera4110805fukiera5この日頼んだのは、ポーランド風餃子のピエロギ、酸味のあるスープ、 そして、アヒルをソテーしたメインディッシュ。

やはり色合いがフランスやイタリア料理に比べると華やかさに欠けるけれど、このレストランは味わいはフレンチの要素も入りつつ、上品な仕立てになっていた。ピエロギの中は餃子のように豚のミンチ、キノコなどが入っているが、皮が厚めでねっちりした歯ごたえ。スープは酸味も抑えられつつ、ハマると結構癖になる味わい。そしてメインのアヒルだが、それよりも付け合わせのキャベツとジャガイモの多さ。。。

110805fukiera6110805fukiera7この料理に合わせたのは、前半こそビールだけど、やはりワイン。ポーランドにもワインはあって、白はシャルドネ、リースリング、赤はカベルネ、メルロー、ピノ・ノワールがあったが、この日は無難に地域的な近さを考慮して白のリースリングにした。

アルコール度は10%と控えめで、ドイツのリースリングよりも酸味はまろやかで、ボリューム感はそれほど大きくなく、全体にこじんまりとした感じだが、ちゃんとバランスよく作られていた。

最後のデザートはこれを食べると翌日踊り続けなくてはならない?というピスタチオを練り込んだケーキ。これでもか、という量と甘さ。こんなの毎日食べ続けたら確実に糖尿病になるよなぁ。

華やかさはないものの、土地の農産物をふんだんに使ったポーランド料理。日本では食べることのできない料理を楽しむ、まさに旅の醍醐味でした。

2011年5月 8日 (日)

新たなイタリア食堂の船出 La vineria BRAVURA 

110504italy1110504italy2110504italy34月25日に本町に新たに開店したLa vineria BRAVURAというイタリアを楽しむお店に、GW真っただ中の5月4日に初めてお伺いした。

お店の名前は「ぶらぶら」から、というわけでなく、BRAVO(凄い)の名詞形からきているそうだけど、もちろんぶらりと立ち寄れる気軽な店を目指しているということも表しているんだそうだ。

この日はイタリアを愛する友人主催のイベントということで、昼間っからの昼酒会。明るい中で酒を飲むっていうのは、かすかな罪悪感がアクセントになって、なんとも言えない魅力があるもんだ。

料理とワイン込みで3,500円という格安の会費設定で約20人が集まって、1時からワイワイと昼酒ならではの楽しいひと時。店から出されたワインも美味しかったが、やはり持ち込みもしたいということで、何種類かは持ち込みワインも供された。

110504italy4_2110504italy6この日自分が持ち込んだのはフリウリの白、ヴィノ・デッラ・パーチェというワイン。

なんと約600種類のブドウによって作られている。争いの多い中、多くの異なる人種が一つの平和な世界の中で生きることができるように、という願いが込められている。味わいはミュスカのような芳香が強く出ているが、味わいは締まっていて心地よく程よい甘さの後味がきれいに伸びてくる。

110504italy5_3一通りの呑み会メニューが終了した後は、心斎橋のイタリアン・バル、BAR ZUMACCINO(ズマッチーノ)のバリスタさんによるラテ・アートの実演講習会。最初から最後までイタリア尽くしの楽しい会だった。お疲れ様でした!仕事場にも近いし、ぶらぶらっと日を改めて寄ってみたいお店だったね。

La vineria BRAVURA 

大阪市中央区淡路町3-6-3 NMプラザ御堂筋B1F

06-6484-6789

平日 11:00~14:00(L・O 13:30) 17:00~23:00(L・O22:00)

土曜 11:00~14:30(L・O 14:00)

定休日 土曜日夜・日曜日・祝日

2011年3月25日 (金)

2軒目誕生! リジュボア・タシュカ・ポルトゲーザ

立ち飲み屋でもないのに、立ち飲み屋づかいで飲んでしまう大阪淡路町、カーヴ・ド・テール淡路町で紹介してもらったポルトガル料理店に初めて突入できた。僕が知る限り、大阪でも2軒目のポルトガル料理専門店。こちらはカウンター中心の気軽なレストラン。

http://lisboa-jp.com/

この日は仕事が終わった22時半からという、完全晩酌モード。

110325por1110325por2110325por34時間残業で腹も減っていたので、到着後立て続けにしっかりしたメニューをオーダー。

この日選んだのは、トマトとバカリャウ(鱈)のオムレツ、タコのサラダ、そして放牧豚のソテーとアサリのアレンテージョ風。

ここで初めて知ったんだけど、ポルトガルってパクチー使うんだね。コリアンダーとして乾燥させて使うのはヨーロッパでもあるけど、ベトナムのように生の葉っぱのまま使うとは知らなかった。ベトナムでも人のパクチーを横取りするくらいのクサクサパクチー好きとしては、これはポルトガル料理に否が応でも魅かれてしまう。

オムレツは鱈の旨みがしっかり出ているし、放牧豚はニンニクとパクチーが効いて力強い味わいだった。この最後の一皿に合わせたのは勿論、アレンテージョの赤ワイン。

110325por5 しかし、ポルトガルワインって全然知らないな。白ワインなんか特に飲む機会がないので、どういうワインか名前からでは全く推測できない。一つには赤ワインもそうなんだけど、ポルトガル独特の土着品種で作られているからなんだろうけど、飲んでみると果実味が強く出ているストレートな味わい。これからもっと飲んでみたい、自分にとっては未開の地域だな。

グラスも結構開いているし、この時は飲み損ねた「ぶどうの焼酎」というのもぜひ試したい。ジェシー・アイゼンバーグ的風貌の若いポルトガル人シェフもいい感じ。近いうちにもう一度訪れたい、一人でも気軽に楽しめるポルトガルレストランだったな。

リジュボア・タシュカ・ポルトゲーザ

大阪市中央区本町4-8-8 篠福ビル1

06-7494-9592

11:30-13:30(平日) 17:30-20:30

火曜休

2011年1月30日 (日)

時代が追いついた ミッシェル・ヴァン・ジャポネ

110116michel2110116michel3110116michel4べ時流に乗るという事は当たり前だけど容易い。時流に乗らずに、それを続けて行くことがどんなに困難なことか、僕には想像できない。

ワインにとって此処ほどそれを感じさせる店を僕は知らない。大阪にあって、今や唯一ではないけれど、昔から日本ワインで勝負してきた谷町のミシェル・ヴァン・ジャポネ。僕自身、最近になって日本ワインの可能性を確信しているけれど、この店はそれよりもずっと前にそれを確信してそれ一本で勝負してきたのだから、素晴らしいという一言に尽きる。

この日飲ませていただいたワインもいずれも素晴らしい個性が感じられた。ココファームのシャルドネによる「山のシャルドネ」、熊本のこれも素晴らしいシャルドネを作るワイナリー「菊鹿」のカベルネ・ソーヴィニヨン、そして愛知県豊田で造る不思議な赤、新しい出会いにワクワクさせられる味わいだった。

110116michel1ワインに合わせる料理も勿論本格的で、この日は手打ちパスタに海藻を練り込んだバタークリームソース、鯛を添えた一皿。繊細な日本ワインには不思議と魚を合わせたくなる。

日本ワインと日本的なニュアンスを持った料理のマリアージュを十二分に楽しめる稀有の存在感。それを演出するのはミシェルとアランの御兄弟。勿論日本人なんですけどね。。。

ミッシェル・ヴァン・ジャポネ

大阪市中央区常盤町1-1-9 REV35 1F

06-6941-3010

月ー金   17:30-23:00(L.O)
土&祝   14:00-23:00(L.O)
日曜休

2010年10月16日 (土)

醸造酒に醸される夜。。。カモシヤクスモト

10101681010169カモシヤクスモト、その存在はかなり前から知っていたけど、場所がよくわからない(この日も迷った)のと、かなり人気店、そして若干予算お高めという感覚を持っていたので、足を向ける機会がなかった福島の名店にようやく到達した。

店内に入ってカウンターの席にこの日は6人で座る。目の前には多くの種類、サイズを取りそろえたグラスが棚の中に整然と置かれている。最初はこの意味が分からなかった。

まずは泡物ということでビール、とは勿論行かずにシャンパーニュ。2種類のシャンパーニュを選べたが、この日はしっかり、がっしり系好きの自分はポール・ロジェを。期待に違わず凝縮感のある詰まった味わいの中に、柔らかい泡が散りばめられた感覚。

実はこれを飲む前に、レギュラーにするか、ハーフにするか聞かれた。この店ではグラスの大きさを指定でき、ハーフでちょっとずつ多くの種類を試すことができる。しかも全てグラスオーダー可能。このシステムには意表を突かれた。こういうシステムは、いろいろ試して呑み比べたい自分にはかなり嬉しいシステム。

1010161101016210101631010164101016510101661010167

                                                                                       

                                                                               

                                                                            

                                                                          

                                                                                   

                                                                         

                                                                

                                                                

                                                                  

その後は次々と料理が運ばれてきて、デザート含みで計7品。フォアグラを削り節に見立てて散らした伊勢海老とカボチャの冷製から始まって、秋刀魚と松茸、鮎の揚げ物、鮑、マナガツオ、エゾシカ、最後はだだちゃ豆のアイスクリーム。

この日飲んだお酒はポールロゼのシャンパーニュ、ヴーヴレィ、佐賀の日本酒鍋島の濁り酒、マコン、コルナス、オーストラリアのタナ(作ってるんだ!?)、そして最後はヴァイツェンビール。

これだけ飲んで食べて、予算的には範囲内(1万7千円)だった。この日の料理では伊勢海老のプリプリ感、秋刀魚のいい感じの〆具合、あと一番いい感じだったのは子持ちアユの腸の苦さが日本酒によって程よく浮かび上がらせてくれる絶妙のマリアージュ。こういうのを体験すると、やっぱ日本料理、魚には日本酒かなぁと思ってしまう。

7時から始まった会も終わりのミント水を飲むころにはいつの間にか11時過ぎ。4時間あっという間のマリアージュ捜索活動だったな。満足です。

カモシヤクスモト

大阪府大阪市福島区福島5-17-14

06-6455-8827

18:00~翌1:00(L.O)

月曜、第1日曜休

2010年9月28日 (火)

種に味がある? カンティネッタ・バルベーラ

100927barbera1100927barbera2100927barbera3 以前堂島のアマンジャでマネジャーをしていた森氏が新たな店で活動開始した。その店がお初天神近くの「Cantinetta Barbera(カンティネッタ・バルベーラ)」。

この日は友人が関東に転勤するという事で、その送別会だった。まずはプロセッコで乾杯の後、料理をいただく。前菜は秋刀魚、そしてスタッフの方が農家をしていて、そこで作られている福島県産の野菜。この野菜の内、とうがらしのようなものがメチャクチャ辛い。ひとたび口に入れて噛むと、後引く辛さが染みだして、しばらくはシーシーという音が止まらなくなる。。。そしてとびこのタップリ乗ったパスタもボリュームあり。

100927barbera4100927barbera6100927barbera7メインまで4皿、このあとチーズもいただいて、その間に開けたワインは4本。7人で4本はいつもに比べると少なめだったかな。後半は店の名前に敬意を表して、バルベーラ・ダスティとバルベーラ・ダルバの飲み比べ。気持ち、アスティの方が酸が細く、果実味の輪郭がしっかりと感じられる。それに比べるとアルバは肉付きの良さ、酸の太さを感じさせる。バルベーラ自体が近年しっかりした作りに変わってきているような気がするが、2本とも凝縮感がしっかりあるバルベーラだった。

そして最後は丹波ワインで摘んできたというバルベーラとサンジョヴェーゼのブドウの食べ比べ。実の味は大きくは違わないが、種の味が全然違うのには驚き。バルベーラの種はそれほど味、渋みを感じなかったが、サンジョヴェーゼは噛むと渋さが強く染み出てきて、少しスパイシーな感覚もあった。これがワインになると味を決める要素になるのかも、とかってに納得。

名前はバルベーラだけど、バルベーラ以外のワインも豊富にありそうだ。次回は他の地域のワインにも浮気しながら楽しんでみたいもんだな。それにしても野菜が辛かった。。。

カンティネッタ・バルベーラ

大阪市北区曽根崎2-5-22 日宝パティオ曽根崎ビル6F

06-6362-7055

18:00~26:00(土・日・祝は24:00)

不定休

2010年9月18日 (土)

祝、開店!アルボーレ

100917italia1_4100917italia2_3100917italia3_3100917italia4_3100917italia5_2100917italia6_3 先週の事だけど、心斎橋BABBI BABBIのスタッフとシェフが新たに開店したイタリアンを襲撃した。西大橋駅から歩いて1分、仕事場からも近い(自宅とは逆方向だけど。。。)。この日は周辺に仕事場を構えるラテン好きの友人を急きょ招集しての夕食会となった。

最初から大盛りの前菜で度肝を抜く。開店1週間のサービスと言う事なんだけど、これだけで腹が一杯になりそうなボリューム。

そしてそれを食べつくしたつわもの達は、腹ごなしが終わってアクセルを踏むかのように一品料理をこれでもかと展開。しかしそうしたくなるような、一品一品の安さ。ワインも安いが品数は多いという、気軽に飲みたい向きには嬉しい展開。最高でも6,000円程度だから、ボトルで頼んでもあまりお会計を気にしなくて済む。

100917italia7開店と言う事で、店頭にはお祝いの花の数々。店長の交友の広さを物語るかのように、有名人の名前も。ミナミの落ち着いた雰囲気で気軽に立ち寄って楽しめるスポット。今後のご活躍を期待しております。

アルボーレALBORE

大阪市西区新町1-29-5 コーシン四ツ橋1F

06-6533-3010

18:00~24:00

不定休

2010年8月14日 (土)

イカと日本酒に酔う... いか匠

100814100814_2イカ、イイッすねー。イカ大好きです。刺身の中ではイカが一番好きかも。イカ刺しとくれば、日本酒しか考えられない。この日ばかりはワインはノーサンキュー。

夏の暑い盛りにイカが食べたくなって、新地のイカ専門店、「いか匠」へ。

まずは水槽に泳いでいたイカを手際よく調理してイカ刺しに。身がまだ透き通っていて、新鮮この上なし。仄かな甘みを受け止めてくれる酒は、日本酒以外に考えられない。このお店の日本酒アドバイザーの方に好みだけ言って、酒を選んでもらう。お勧めしてもらったのは愛知の純米酒、蓬莱泉。「米の味がしっかり出ているお酒を」とお願いしたところ、酸は控えめでありつつふっくらとした柔らかみが感じられる旨みのあるお酒だった。和食と日本酒、これでいいんです。刺身のあとは、げそのところを天ぷらにしてもらって、これがまた旨い。

100814_3この後も、豚の角煮とか、茄子とか、いろいろ食べて最後はお決まりのご飯ものは「いかめし」。煮たイカも最高に旨いね。

このところ残業続きだったけど、イカ三昧で少し気が晴れました。もうちょっと頑張ってみたいと思っております。

北新地 いか匠

大阪市北区曽根崎新地1-6-1 ENISHI北新地ビル2F

06-6341-7887

月~金 17:00~02:00(LO 01:30)

土 17:00~24:00(LO 23:30)

日祝休

2010年8月 1日 (日)

バスク料理初体験!エチョラ

100731basuk1100731basuk2100731basuk3100731basuk4100731basuk5100731basuk6100731basuk7100731basuk8100731basuk9100731basuk10この7月に本町にオープンしたバスク料理店、エチョラにお招きいただいた。

このお店、かつてスペイン料理の名店、エルポニエンテ・カルボンのソムリエの方がはじめたお店だそうだが、それにしてもバスク料理とはニッチな。

行くまでは素朴な感じの料理なんかと思っていたんだけど、凄く繊細で 、聞いていなかったらフランス料理かと思ってしまう。

場所的にはスペインと言ってもフランスに近く、リゾート地も擁している所だから、料理も自然とフランス料理に近くなっていくのかもしれないな。

この日は見た目も懐石かと思うような前菜から始まって、オコゼのパステル、平目の魚介ソース、そして圧巻の仔羊、イカスミのご飯、そしてデザートまで、ボリューム感溢れるお料理を堪能した。

合わせるワインもカヴァからアルバリーニョ、そしてリオハ、リベラ・デル・ドゥエロのテンプラリーニョと、この日はスペインづくし。最後の熟成感あるテンプラニーリョは、タンニンが柔らかく、熟れた果実の甘みが稠密に織り込まれて、角のない味わいがとても印象的だった。

最後には振る舞い食後酒で、グラッパ、ペドロ・ヒメネスの甘口シェリー、アニスリキュール、そして珍しいどんぐりリキュールも出してもらう。特にどんぐりリキュールがナッツの香りが豊かで、少しざらっとした甘さの感覚も面白かったな。

素材感にソースの濃さ、旨みが加わったバスク料理。こういう地域独特の料理に焦点を合わせたお店が大阪でも増えてくれると嬉しい限り。

しかしコーヒーのミルク容器の牛、これが洒落てるね。思わず欲しくなってしまった。ロフトにないか?

レストラン エチョラ

大阪市西区靱本町1-4-2 プライム本町ビルディング1F

06-6136-3824

11:30 ~ 14:00(準備中)/17:30 ~ 24:00

不定休

2010年7月28日 (水)

日本酒会?それともワイン会?? チルコロ

100728tirukoro1100728tirukoro2100728tirukoro3100728tirukoro4100728tirukoro5100728tirukoroこの店にようやく行ってきた。

西天満、アメリカ領事館と大阪地方裁判所の中間点にある居酒屋?と言っていいのだろうか、酒飲みの間では有名な「チルコロ」。

日本酒も、ワインもこだわっていると聞いていたけど、確かに普通では置いていない、いかにも好き者が選んだ、という雰囲気がプンプンするチョイスだった。

この日は自分は日本酒メインで、滋賀の七本槍、広島の竹鶴、熟成酒の達磨正宗、不老仙、花垣、天穏等々、チビチビと試す。こうして飲み比べると、違いが良く分かる。特に味わいの持つ輪郭の違いは明瞭だ。ある酒は入り口は柔らかなのに徐々に姿がくっきり現れてくるダ・ヴィンチのスフマートのような印象、もう一方で最初は冷涼で硬質な質感から次第に豊潤な味わいが浮かび上がる、絵で言うなら北方ドイツ、妖艶なクラナハの世界に似た味わい。こうして飲みながら、この味わいに近い画家の作品を思い浮かべるのは、最近の楽しみ。

アテはお任せで頼んだので、洋食系のアテに偏ったせいもあり次第にワインモードって感じになった。ワインも1997年のコート・デュ・ローヌは酸も生きていてチャーミングだったし、イタリアの赤も果実味がピュアで素敵だった。

でもやっぱ日本酒がいいな。今度来る時は日本酒オンリーで和食を肴に楽しみたい。一度来たからいつでも来れそう。それに、この看板は一度見たらもう忘れる心配がないだろうからね。。。

チルコロ

大阪市北区西天満4丁目10-3

06-6365-6758

17:30-23:00

休日不明

2010年7月17日 (土)

再びKyoyaでイタリアン

100718kyoya1100718kyoya2慌ただしい東京日帰り行程の最後は、いつもの定番、山王溜池交差点近くのイタリアン、Kyoyaさんにおじゃました。

この日は前行程が遅れて、滞在予定時間は1時間半程度とあって、前菜とパスタだけのショートバージョン。ただし、ワインはグラスで10種類は開いていて、どれを選ぶかいつもながら迷ってしまう。

この日はまず前菜に福岡産あわびと白ナスのカルパッチョ。合わせたワインは初めて見るトスカーナ。ファットリア・ディ・カスプリのルナ・ブルーという究極的な自然派ワインだそうだ。主体はマルヴァジア。濁りのある濃い黄色からはアプリコット、ドライフルーツの香りが上ってきて、酸がシャープ。味わいは切れがあり、くどさを感じず案外柔らかい旨みで、素直に美味しい。料理はアワビが肉厚で適度な弾力、そこに絡んだキャビアと、一緒に食べると鮮烈で涼しい香りが立ちあがる白ナスがうまく調和していた。白ワインが磯の香りを邪魔しないところが、なかなのマリアージュだったと思う。

100718kyoya4100718kyoya5100718kyoya3パスタは長野産ウサギのアニョロッティ、ボナーティーのバターソス。これにエトナ・ロッソは少し強いかと思ったが、このネレッロ・マスカレーゼはボリューム感はほどほどだが、まろやかな酸を持った赤いベリー系の味わいで、料理にもよく馴染んだ。そして今まで飲みたくても飲めなかった、マッサ・ベッキアのカベルネ・ソーヴィニヨン。こちらは良くも悪くもマッサ・ベッキアという味わい。カベルネの個性よりも、マッサ・ベッキアの一連のワインの味わいを強く感じで、正直「これ、カベルネ?」と思わずにはいられなかった。ワインはタンニンが思ったよりも少なめで、バランスのとれた果実味主体の味わいだった。

100718kyoya6最後は自分の趣味を良くご存じのシェフが出してくれた、ボルク・ドドンのグラッパ。最初は水のように自然に入ってくるのに、後からガツン!と殴られるように上がってくるボリューム感、数種のブドウで造られたからだろうか、複雑な香味が口の中に充満してくる。グラッパでもこのキャラクターだから、本当に恐れ入る。

いつもながら料理とグラスの数々で楽しませてくれるKyoyaさん。ここのワインとはいつも新しい出会いがある。まさに東京の夜、帰阪の前の憩いの瞬間。。。

2010年7月 3日 (土)

香港トランジット、憩いの瞬間

100701100701_2出張の時に香港経由ってのは結構多い。比較的便利だし、他の空港に比べてワインも充実している。

この日も約3時間のトランジットを利用してのワインタイム。フードコート近くにあるこのバーでグラスワインを頼みつつ、シーフードに舌鼓。

この日はシャンパーニュから入って、プイィ・フュメ。合わせたのはスモークサーモン。定番と言ってもいい合わせ方だけど、スモーキーな香りが良く引き立つ。

決して安くはないけど、品揃えが良いので多分これからもお世話になるんだろうな。ラウンジはタダだけど、こういう場所で好きなものを頼んでいた方がリラックスできるので好きです。

新橋、炭火、イタリアン GINZA TAPPO

100701ginzatappo100701doppo16月の東京、最終の新幹線で帰るまでのディナータイムは、今回初お目見え、新橋駅近くのGINZA TAPPOにお邪魔した。

このお店を見つけたきっかけはTwitter。小さなレストランのようだが、ワインもこだわりを持っておられるようだったので、東京駅にも近く帰りも楽そうだったので初めて訪れた。それにしても新橋駅界隈って飲食店が多くて、しかもその店の殆どに外から見えるばかでかいセラーがおいてある。さすが東京、バブリー。。。この日は日本代表戦 があったので、外は青いユニフォームで盛り上がる。

100701doppo2_2100701doppo3お店はあまり大きくはなくカウンター席メインのようで、これは自分のような飛び込みで入りたい客には気分的に楽。まずはリグーリアのピガートで開始。合わせたのは枝豆と鮎を使ったパスタ。緑のニュアンスとグレープフルーツの印象があるピガート(ヴェルメンティーノ)が、この涼しげなパスタには良く合い、鮎のほろ苦さもきれいに引き出された。

その後は珍しくトスカーナのワイン。カンポ・ア・ラ・カーサというワインで、サンジョヴェーゼ主体でカベルネを混醸しているそうだ。弾力があって噛むと上質の旨みが染み出てくる馬のハラミ肉のジューシーさを邪魔しない柔らかな味わい。

100701doppo4100701doppo最後はカサルフェッロというサンジョヴェーゼ主体でメルロを足したワイン。濃密だが、決して野放図ではない抑制の効いた貫録のある熟れたベリーの味わいが最後にはふさわしかった。

そして関係なく、順番を無視して頼んだ豚のおっぱいの炙り焼き。外観ではその部位が確認できるわけではないが、噛んでいるとやはりそれらしいコリコリとした所が自然と別れて残ってくる。なんか怪しげで恥ずかしい気分が沸いてくる一品?

わずか2時間、駆け足だったけど美術館巡りで疲れた気分を回復させてくれる楽しい時間だった。でも、このおっぱいは癖になりそう。。。

GINZA TAPPO

東京都中央区銀座7-2-20 銀座第1金井ビル 2F

03-3572-3599

DINNER 17:30~23:00(close)
LUNCH (木・金・土) 12:00~13:30(L.O.)

日・祝(月曜の場合)休

2010年6月13日 (日)

チャンピオンズ・リーグ総括? トレ・ルマーケで反省会

100612tre1100612tre2_2100612tre3_2 サッカー好きの皆さんとこの日は遅まきながらチャンピオンズリーグの総括のための食事会。優勝はご存知のとおり、イタリアのインテル。従って優勝したチームと、優勝を予測的中させた方に敬意を表して、場所は南森町のイタリアン、トレ・ルマーケ。イタリアでも郷土料理、力のある味で、今では指折りの有名店になったけど、自分は夜は初めてということもあって、前々から楽しみだった。最初にパスタの種類をこうしてサンプルで選ばせてくれるのは、素敵なサービスだと思う。

100612tre4_2100612tre5100612tre6最初はサッカーの話をしていたけど、好きなチームが所属するリーグが違うと、知っている選手も背景も違うから、話の共通項がありそうで、なさそうなのが悩みどころ。それに元々食べるのが好き、飲むのが好きなメンバーなので、徐々にサッカーの話とは離れて飲み食い話に話題が移っていったりして、当初の目的は何だったのか?という感じになってしまったな。ま、それでいいんだけどね。

100612tre7100612tre8100612tre9この日は前菜のチーズ盛り合わせを含めると5人で7皿、1.5人前にしていることもあったけど、一皿一皿結構なボリュームで、自分はパスタのあたりでかなり満腹感が出ていた。最近こちらのお店のブログで辛子にこだわっていたのは知っていたけど、2皿目のパスタが凄く辛い~。そりゃ辛いとは書いてあったけど、予想を超える辛さ。イタリア人って、実は辛いのが好きなのか?

ワインはヴェネトのプロセッコから、アルト・アディジェのシルヴァネール、プーリアのアリアニコ・ロゼ、最後はモリゼのサンジョヴェーゼとなかなか面白いラインナップ

シルヴァネールのアタックの甘みの凝縮感、サンジョヴェーゼの、トスカーナとは違う獣っぽさが不思議だった。こういうワインを飲むと、やはり土地の力の強さというものを感じずにはいられない。

最後は定番のグラッパで締め。自分はもうギブアップだったので少しだけ味見させてもらったが、 ネッビオーロ、バルベーラ&ピノ・ネロというピエモンテ産のグラッパでもやはりキャラクターは全然違うものだった。好みは香水のニュアンスが良く出ていた後者かな?

かくしてインテル優勝記念会は終了。しかし、今回優勝したのがインテルだったからイタリア料理だったけど、アーセナルが優勝したらどうしよう?イギリス料理なんかあるのか?誰が来るのか?なんて余計なことも考えちゃう楽しいひと時でした。

2010年6月 8日 (火)

長い店名の誘惑 CAPITOLO 2 CIVETTERIA O DANDISMO

100605itaky1まず、この写真は失敗。明るすぎて、この店の雰囲気を伝えるにはふさわしくない。(オーナー、ゴメンナサイ!)

金曜日にマイミクさんの誕生日パーティーに誘われていくはずだった四ツ橋の旧厚生年金会館近く、宅配ピザ屋さんの2階にある隠れ家的なリストランテは、大阪でもクリティティヴな人の集まる街の雰囲気に合って、すこし薄暗い雰囲気の中にある。

7月のミーツに紹介されたこの店は、多分最高に名前が覚えにくい。直訳すれば「第2章 戯れまたはダンディズム」となるだろうか? 入った時には普通に想像するイタリアン的店とは想像が異なるかもしれないが、雰囲気に慣れれば戯れ的な空間が心地よく感じる。ワインはイタリアでも土着品種中心で、あまり目にせず、それでいて価格的にリーズナブルなワインが並ぶのが嬉しい。

100605italy2_2100605italy3 100605italy2_2この日は岡山のイタリア人、農場が造った野菜によるサラダをアテにしつつ、モリーゼ州の白ワインと、パッセリーナをいただく。特に後者のワインは、苦みが効いた野菜サラダとの相性を考えて出してくれたワインだったが、確かに苦さのある野菜と一緒に取った時に、その苦みが柔らかくなって、ワインとうまく調和してくれた。苦みとに合うワインを即座に出してくれる所に感服。

でもこの日の目的は、前回の来店の際におススメいただいたグラッパを飲む事だった。モスカートとバルベーラによるグラッパは、前者はウォッカのようなアルコール感が満ちた液体の中に若いバナナ、ハーブの香りが強く感じられ、味わいは凝縮感があり、引き込まれたかと思うと一気に発散するメリハリの強さが衝撃的だった。一方バルベーラは香水、バラエッセンスのような華やかな香りが強く、味わいはアルコールの厚み、上品な甘さが感じられ前者とは対照的に穏やかだった。

ワインの知識も素晴らしいけど、まだまだ引き出しが多そうなオーナー。日曜日も6時から開いているので休日の帰宅前に一杯飲んで早めに仕上げ、って感じで行かせてもらえるのが嬉しいかも。イタリアらしさと、ミナミらしさを両方持った個性的なお店だったな。

キャピトロ・ドゥエ チヴェテーリア・オ・ダンディズモ

大阪市西区新町1-11-9 2F

06-6451-0800

18:00~24:00

月曜・祝日休

 

2010年5月25日 (火)

香港人のパワーの源? 蛇肉スープ初体験!

1005261005262 旅行に行ったら、その土地でしか食べられない料理をやっぱり楽しまないと面白くない!

ということで、香港旅行初日に訪れたのが、香港の下町的な地区、深水埗(サムスイポー)にあるこの蛇料理店。といっても、正直きれいとは言い難い店の中にテーブルと丸椅子がおいてあるという感じの食堂的雰囲気。しかしその店の前には籠の中に眠っているかのように動かない蛇、店の奥には硝子の甕の中におそらくは沈んでいらっしゃるであろう、これまた動くはずもない蛇。そんな店内は地元の人だろうか、蛇を食べにきたお客で昼間とはいえ結構賑わっていた。

薬効あらたかな蛇の料理を扱う店も最近では少なくなっているのだそうだ。この蛇、ガイドブックによると中国の野生の毒蛇を仕入れてさばいているそうで、食べると体が温まるという。本当の旬(?)は秋から冬、捕獲した蛇の皮をはいで、骨付きのままスープを取り、肉は細く切ってスープと煮込んでいただく。レモンの葉の千切り、小麦粉のチップスが薬味で一緒に出てきた。

濃厚なスープはジンジャーが良く効いている。そして肝心の蛇の肉は鶏のささ身を堅くしたような感じで、しゃきしゃきとした歯ごたえがあり、くせもなく美味しい。スープ1杯は28$とリーズナブル。店に来る客もこのスープがお目当てのようで必ず頼んでいた。

初の蛇食。結構この感触は癖になるかも~。

蛇王協

香港 鴨寮街170(地下鉄 深水埗駅A2出口すぐ)

11:00~21:00

旧正月3か日休

2010年5月 9日 (日)

濃密煎茶の後の豪快パエリア! スペイン炭火料理 EL FOGON 

100505espana1100505espana2100505espana3毎年GW恒例の行事、二条城で開催される京都市民煎茶の会の後でお連れいただいたランチは今回スペイン料理。

京都は近い割にあまり行く機会がないのでどんな店があるのかも知らないが、いつもいつもオシャレな店に連れてっていただけるこの機会は貴重。この日はいつもの飲み友5人と煎茶の後で連れてきていただき、スペイン料理に舌鼓。定番オムレツ、ひよこ豆とほうれん草、そしてホタルイカのフリッタ、あとタコのマリネの前菜から、プリプリ海老のアヒージョ、そして最後は豪快多鍋の海の幸ふんだんのパエリヤと堪能させてもらった。このアヒージョのオイルが、外側パリパリ、中モチモチのバゲットにつけて食べると旨くて仕方ない。ついついバゲットをおかわりしてしまった。

100505espana5100505espana6 当然このメンバーで行ってワインなしではすむはずもなし。この日は白、赤のカヴァをボトルで1本ずつ開けてしまった。

最初の白はシャレロ50%、パレリャーダ25%、マカベオ25%による「エメンディス」というカヴァだったが、落ち着いて旨みの濃い味わいだった。そして次の赤のカヴァはこれも面白いセパージュで、トレパ、モナステルにピノ・ノワールというものだったが、落ち着いて重さを感じさせない華やかなカヴァだった。

料理も満足したけど、この店が素敵に感じたのはワインリストに品種が漏れなく書かれていた点。これは選ぶ方にとってはありがたいが、なかなかできない事だと思う。そして店長さんだと思うんだけど、誠実なサービスが心地よかった。いいランチタイムになるのはやはり接していただくスタッフの方に負うところが多いと思うが、まさにそれを実感。京都の心地よい昼酒タイムを満喫させていただいたお店に深謝。

スペイン炭火料理 EL FOGON

京都市中京区御幸町御池上ル亀屋町380

075-221-5517

12:00~26:00(L.O.)

無休

2010年4月30日 (金)

白、脂、大好き! 龍の巣でホルモン

100323 最近ホルモンばやりだけど、自分もホルモン大好き。特に脂っぽいシロのところなんかたまらない。

この梅田の人気店、なんといっても特選ホルモン1人前が399円とあって、いつも来るたびに何皿も頼んでしまう。この日も3人それぞれ3皿以上は食べてしまった。単品は安いんだけど、ついつい頼んでしまうんで、会計の段階になると結構いってる場合が多いのは悩みの種。ま、フツーの焼き肉に比べれば全然安いんだけど。

ホルモンが落ち着いた後は、かすモツ鍋。ここのかすモツ鍋は出世鍋で、まずは白いダシのモツ鍋から、辛し味噌を足していって赤い鍋にする、一度で2度違う味を楽しめる。モツ鍋ってなんでこんなにうまいんだろうね~キャベツ、モヤシもプラスして、前半あれだけホルモンを食いまくったとは思えないペースでモツ鍋もがっつき、最後は定番うどんを入れて終了!

この日も21時から行ったのに周りはいっぱい。さすがの人気店だが、価格も十分満足でした。

焼き肉ホルモン 龍の巣梅田店別館

大阪市北区堂山町15-14イーハトーブビル

06-6364-1729

17:00~07:00

無休

2010年4月 8日 (木)

ごめんね、豚さん。でも美味しい TRATTORIA Linea 7

100406pork最近ツィッターもやってますが、そこでフォローしてもらっていたイタリアン・レストラン。昨日たまたま読んだ料理雑誌で、ワイナリーの畑に撒く堆肥を作るために飼育されているハンガリー原産、マンガリッツァ豚の事を紹介したら、なんという偶然、なんというタイミング、この日にメニューに加えたとという情報を得たので、アーセナル敗戦で傷ついた心を慰めるべく、天下茶屋まで南下!

この地には実は思い出があって、大阪フィルハーモーニー交響楽団の練習場が近くにあり、当時合唱の練習に毎週通っていた懐かしい場所。13年ぶりにやってきたが、あまり変わっていなかったな。天下茶屋の駅前はかなり変わっていたのに、正直取り残されているようだった。

それはさておき、地下鉄四つ橋線駅近くのお店に到着。かつてシェフがトスカーナで修業時代に使っていた「7番系統」のバスに由来しているんだそうだ。

そしてこの日はいきなりメインの豚さん肩ロースをお願いした。合わせたワインは果実味はたっぷりあるが、タンニンはやさしいDOCサリンチェ・サレンティーノ。

豚肉ってやはり脂が命。このマンガリッツァ豚は脂肪が細かく入っていて、かみしめると脂分の甘みがじわじわと染みだしてくる。上品な味だけど、旨みがしっかり。

他にも美味しそうな料理がいろいろあったんだけど、この日はこの豚さんと自家製パンな凝ったをいただいて終了。ロエロ・アルネイスとモスカートのグラッパまで食べつつ、シェフの修業時代のお話を聞きながら楽しい時間を過ごさせてもらった。無機的と思われているツィッターだけど、こういう出会いもあるんだね。

TRATTORIA Linea 7

大阪市西成区千本中1-3-2 日丸ビル1F

06-6659-8788

18:00~23:00(LO22:30)

月曜休

2010年3月30日 (火)

グビグビいきたい居酒屋感覚 瓦町ブラン

100319100319_2大阪・本町の南、淡路町近辺は最近気になる食事スポットが多い。その中でもいつも賑わってそうで、なかなか立ち寄れなかったこの店にようやく入ることができた。

ラスト・オーダーの10時半に近い時間に入ったけど、みせはまだまだお客さんで一杯。あまり広くない店はカウンターとテーブル席は確か3席ほどだけど、こういう雰囲気は大好きだ。

まずはグラスワインだが、ニューワールド中心に500円くらいのリーズナブルなワインが泡、白、赤あわせて10種くらい開いているのが嬉しい。ボトルも頼めるけど、1本3千円以下でこれもイタリア、フランスも含めてなかなか面白い展開。この価格だったら4人集まれば1本頼んでも全然大丈夫だ。しかし、この日はスペシャルボトルにオーパス・ワンが出ていたが、こちらは値段相応、そりゃそうだ。

料理も種類多くて、しかも単価が安いので気兼ねなく自分の好きなものを頼むことができそう。この日は時間もなかったので、手っ取り早くエシャロットの焼き野菜、ハマグリのシェリー蒸し(?)をいただいた。

オーダーストップの時間になってもまだお客さんが来る。この界隈の人たちにこの店はさぞかし愛されているんだろうな。

大衆食堂瓦町ブラン

大阪市中央区瓦町4-5-6

06-6232-1181

昼 11:30~14:00 ※なくなり次第終了

夜 17:00~24:00(フードラストオーダー22:30)

土日休

2010年3月19日 (金)

遅くても安心。 寿司よし

100319 このところ残業続きで、会社を出るのは10時半。自宅と会社の往復が続くだけの日が続きムシャクシャすると、どうしてもその反動は食生活に跳ね返る。

この日もなぜかむしょーに寿司が食いたくなったので、10時半から福島のこの店に足を向けた。

ここに入ったら、まずはこの特上握りから始めなければならない。この品揃え、しかも店なのに1,500円で出してくれるのだから嬉しい限りだ。これだけでも十分満足できる日もある。

ただ、この日はこんなんじゃおさまらなかった。ここからサーモン、カンパチ、タコ、イカ、蒸しエビ、タイラギ、赤貝、アワビ、アテにホタルイカ、桜エビのかき揚げと頼みまくり、途中から日本酒にバトンタッチ。やっぱ寿司には日本酒だよね。

寿司食いたい病が治癒するには1時間半の手術、治療費7千円がかかった。しかし、この日の薬は特効薬、これ以降寿司食べたい病がピタリとおさまていることは言うまでもなし。ほんと、重宝な寿司屋さんです。

寿司よし

大阪府大阪市福島区福島5-11-6

06-6453-3185

10:00~15:00 16:30~02:00

無休

2010年2月16日 (火)

BABBI BABBIで的鯛を喰らう

100216babbi1フットサルの練習帰り、近鉄線だったので難波で地下鉄に乗り換えたはいいが、21時半とまだ少々時間があったので、ついつい心斎橋で途中下車して、BABBI BABBIに寄ってしまった。

で、時間も少なかったので1品くらいで切り上げようと、何にしようか品定めしていたら黒板の中に大きく書かれていたアクア・パッツァの文字。このところ肉食が続いていたため、ニーズにもぴったり合っていたので、これをチョイス。魚は的鯛、カサゴ、コチから選べるとあったが、ここは的鯛を選んだ。体に大きな丸い斑点を持ったこの特徴ある魚は、自分が釣ったことのある魚の中では最大級。釣れた時は、針にかかったチャリコ(小鯛)をそのまま飲みこんでいた。

淡白な魚だけに濃い目のスープがしっかり染み込んで旨みを増す。青オリーブとローズマリーの香りも効いていた。皮や目の周りのゼラチン質のところが旨い。骨をしゃぶるように食らいつく。

100216babbi2最後は少し身を残しておいて、残りスープでリゾットを仕上げてもらう。パスタもしてくれるけど、この場合はやっぱリゾットが良さそうだ。これまた味が染みていて旨い。最後まで無駄なく食べてあげたので、的鯛も本望だろう。合掌。

この日はニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランと南仏のシャルドネと一緒にいただいた。どちらもキャラクターがしっかり感じられる厚みのある味で、この力強い料理との相性も良かった。次はコチを試してみたいな。

2010年2月14日 (日)

コラーゲンしかない、台湾の牛筋麺 林東芳牛肉麺

100211lin1 台湾の桃園空港到着後、台北市へのアクセスはセコく乗合バス。ホテル近くの復興南路停留所で降りて、そこからホテルへの道中、八徳路を西に進む途中に地元民で昼間からにぎわう小さな店を発見。

店の前では大きな鍋に牛肉を煮立てていて、それがウマそうで仕方がない。この時はトランクを抱えていたので、狭い店には入れそうになく一旦ホテルにチェックイン。しばし休息したのちに向かってみたのだが、それでも店は満杯状態。まだ16時だというのに回転率のいいこと。やむなく他をぶらぶらした後で、ようやく入れたのは1時間後。

100211lin2100211li3 ここで注文したのは、牛肉麺とかあったにもかかわらず、なぜか牛筋麺。そして出てきたのは、そのものズバリ!大きなどんぶりに細うどんのような麺がしっかり入って、そこに大きなぶつ切りの筋肉が入った麺。

この筋肉がまたここまで煮たのか、と思うくらい柔らかくて、かみしめるたびに旨みが出てくる。価格は240台湾ドル、約720円と他の屋台に比べると高めだが、この量と日本の場合を比べれば十分に安い。おかずにミミガーのようなものとキュウリのピクルスを取って、これで300台湾ドル、900円なら、旅行客としては文句ない。今回は牛筋麺を頼んだけど、後からメニューを見れば半肉半筋麺というのもあった。こっちの方が両方楽しめて良かったのかも。。。

しかし、今回の台湾旅行、殆どこんな屋台ばっかりで食事していたような。ま、それがアジア旅行の醍醐味ではあるんだけどね。

林東芳牛肉麺

台北市八徳路二段

2010年2月 7日 (日)

お得ランチ Le Caneton

100131caneton2100131caneton3100131caneton4100131caneton5100131caneton7日曜日はチベット展で谷町筋の大阪歴史博物館に行ったので、そのついでに久々にLe Canetonにランチを食べに行った。

以前このビストロは夜に行ったことがあるけど、その時は結構額が行ってしまったので、それ以降足が遠のいていたけど、昼のランチもやっているようだったので覗いてみた。

この日は2,800円のコースを選んだが、思いのほかボリュームがあった。アミュゼから前菜、スープ、魚料理、肉料理と来て、最後はデザート、そして食後のコーヒーにはお菓子が付いている。ランチでちゃんとしたコース料理になっているのは珍しいし、かなりお得感がある。

店のキャラクターらしく、スープにはフォアグラが入っていたが、とても軽やかなクリーミーなお味がとてもおいしく感じた。メインのホロホロ鳥のロースト、皮がパリットしていて肉も柔らかく、量もあってこちらも満足。

100131caneton1100131caneton6_2 この日飲んだのはシャンパーニュ、アイ村のゴッセ・ブラバン。そして白はギガルのコンドリュー2006。

大好きなヴィオニエだが、やはりコンドリューは別格。最初の苦みの凝縮度と、引き締まったボディが硬質の飲み心地を演出する。それでいて香りは可憐な花のエッセンスのような香水のようで、このワインとホロホロ鳥の相性も良かった。

1,800円と2,800円のコースがあるようだけど、これだけ出てくるなら2,800円コースのほうがお得感がある。結構よさげなワインと合わせるだけの内容があるから、贅沢なランチを楽しむにはいい感じだな。やっぱレストランも何度か行ってみないといけないもんだね。

2010年1月27日 (水)

コチネッラでクエ・コラーゲンに浸る...

100125_7100125_8ヴィーニ・ジャポンであんまり落ち着いて楽しめなかったので、その後は会場のある五条通りから大宮通りを北上、途中漬物の川勝本店によって、振る舞いのお茶と漬物を賞味、大好物の千枚漬を買ってから、最近ワイン会でお世話になっている三条のイタリアン、コチネッラで夕食。

この日は黒豚ときのこソースの手打ちパスタと、メインはクエのズッパ・ディ・ペッシェを注文。パスタは程よい甘さとコクのあるソースが、縮れた細めのパスタに良く絡んで旨かった。

そしてなんといっても、メインのクエのスープ。クエってこんなにコラーゲンたっぷりの魚だったんだな。皮の下のところが旨い魚ってなかなかないし、トロトロのスープが京野菜、蕪や里芋にしみ込んで、ただでさえ冬に甘くなる根野菜がなお甘くなって味の濃さを増している感じだ。

100125_9 この料理と共にいただいたのは初めて飲むウンブリアのワイン、修道女が作る安ウマワイン、コエノビウムの茶色バージョン。品種は普通出回っている白ラベルバージョンと同じヴェルディッキオ、トレッビアーノ、マルヴァジアだが、発酵前に果皮を長く付け込んで旨みを抽出する工程を長くとっているそうだ。だから、甘さがまろやかで深みが一段と感じられる。白ワインだけど、しっかりめのソースの料理にもきちんとフォローしてくれるだけの力が備わっている。

ということで、最後はゆったりとワインと料理を楽しんで、京都の休日は終わったのだった。しかし京都で終わっただけで、大阪ではまだまだ終わらない。その行先は?ご想像にお任せします。

2009年11月28日 (土)

酔っぱらいエビと唐辛子ガニ シンガポールのシーフード

091128今週は久々にシンガポールに行ってきた。これが3回目のシンガポール。

前回去年の10月頃に行った後、シンボルマークのマーライオンに雷が直撃して、耳がもげるトラブルがあったらしい。その後修復されて、この日は再び元気(?)にライトアップされていた。

このマーライオンはやっぱり夜にみるべきだね。昼と夜じゃ全然違う。昼はそっけない石像にしか見えないもんな。

091128_2091128_3この日の夕食は、シンガポールのシーフードに舌鼓。そしてこの国のシーフードといえば定番の品をチョイス。

左はチリクラブ。甘辛いチリソースで炒めたカニで、中はとても厚い肉が詰まっている。このソースも残さずに、揚げパンなどにつけて食べるのが流儀だとか。確かにパンにつけて食べると、カニのエキスが入ったソースがとても香ばしく感じる。

右はお酒に酔っ払わせて蒸しあげられた、気の毒なブラックタイガー。スープが独特の香辛料で味付けられていて、日本にはない味。これが東南アジアのエスニック風味ってやつか?

他にもいろいろ食べたけど、やはりなんだかんだ言われても定番は外せない。3回目でようやくシンガポールらしい料理を食べることができたかな?

2009年11月14日 (土)

濃くウマ 仙鳳趾(せんぽうし)

091114福島の日本酒の有名店、尊尊我無で食べた牡蠣がとても旨かった。最近友人の方も食して一発で虜になった噂の牡蠣。

なんでも北海道の釧路で採れる牡蠣だそうで、その肉質はこれが牡蠣?と思うくらいの肉厚。これがぶつ切りになって出てきた。

そして口の中に入れると、すごいミルキーな香りと味が漂う。フツーのカマンベールじゃなくて、クリームを入れて脂肪分を強化したパヴィ・ダフィノエのような味わい。

実はこの秋以降初めて食べた生牡蠣だったけど、これは癖になるね。日本種と合わすと最適だろうな。でもこの時はまだビールだった。残念。

初めて行ったけど、家からも近くて歩いても30分。実は仕事場と家の途中にあるという便利な場所だった尊尊我無。カウンターもあるようだし、また行ってみたいな。もちろん、次は最初から日本酒!

2009年11月12日 (木)

塚口駅前のカジュアルイタリアン 大衆イタリア食堂アレグロ

091025_4091025_5少し前だけど、関西のワイン好きならだれしも知っている塚口の名ワインバー、ナジャを初めて訪ねた。しかし、その前にこの日ご一緒した友人の方お薦めの、カジュアルイタリアンに。

塚口駅前をぐるりと取り囲むように立つショッピングセンターの一角にあるその店は、他の店を圧倒するようにお客さんで賑わっていた。聞くと、隣の和風居酒屋も同じ系列の店で、その店に入りきれないお客さんがこの店が空いている時には、しばし待合室の如く使う事もあるんだとか。また、うまいこと回転させている事で。。。

料理も安く、気楽に何品も頼める雰囲気だ。それほど広くない店の中には大きな窯も座っていてなかなか楽しい。そして何より、この店のいいところは2千円から3千円のお安いワインが種類も多く揃っていること。

この日もシチリア産のネレッロ・マスカレーゼとネロ・ダーヴォラによるワインを楽しませてもらった。いずれもシチリアの土着品種だけど、ネロ・ダーヴォラは比較的安いワインも目にするが、ネレッロ・マスカレーゼの方はあまりお目にかからない。こうした価格帯のワインもあるってことは初めて知った。なかなかやってくれるじゃない!

塚口の駅も初めて降りたんだけど、なかなか面白いスポットがあるようだ。この店もワインと料理、そしてガヤガヤとした雰囲気は楽しませてもらった。

こうして少し腹を満たした一同は、いよいよ本丸のナジャへと突入することとなった。しかし、この後道に迷って、せっかくのほろ酔い気分がどこかに飛んで行ってしまうことに。。。

大衆イタリア食堂アレグロ 塚口

尼崎市南塚口町2-1-2 さんさんタウン2番館1F

06-6427-3910

昼 11:00~15:30(L.O.15:00)、夜 17:00~23:00(L.O.22:30)

不定休 

2009年9月29日 (火)

恐るべき魚崎・御影ワールドPart3 屋台の名店 いくちゃん

090925090925_2立ち呑みの世界を堪能した3人が最後にたどりついたのは、知る人ぞ知る御影駅の名店の名も高い屋台の串カツ屋だった。

年をとっても矍鑠として現役、大将が串を上げ続けるこの屋台はすでに営業から40年以上を超えているのだそうだ。10時半を回っても暖簾の中はすでに満席近く、たまたま空いたのでなんとか滑り込むことができた。

串は1本90円から200円ほどの価格で、お酒も安い。カラッと揚げてサクサクの衣をまとった食材はとても瑞々しくておいしい。たいらぎの串は噛めば噛むほど濃い味が染み出てくる。

090925_3大将の手元さばきと、味のある話を聞きながら最後のお酒も進む。気がつけばもう終電ギリギリ。8時半から11時半まで3件回って1人4千円ほどで終わってしまった。驚きのコストパフォーマンスの魚崎・御影ワールド。これは病みつきになってしまいそうだ。電車も近いし便利だしね。

串カツ いくちゃん

阪神御影駅前

営業時間?

休日?

2009年9月28日 (月)

恐るべき魚崎・御影ワールドPart2 いまどき2桁? ライオン堂

090925_5090925_7モーツァルトのオペラの如く、夜の女王の誘いの声に魅せられた一行は次のスポット、阪神御影駅に移動。

そこで誘い込まれたのは立ち飲み屋。店の中は多くのお客さんがいたが、たまたま入り口付近のスポットが口を開けて我々を待っていたかのように空いていた。

そしていざ注文とメニューを見たが、何コレ?単価安~。久々に2桁価格のメニューを見させてもらった。すでに人気のメニューは当然の如く売り切れ。ここでは鯨カツ280円、ビフテキ(ライオン堂サイズ)380円を頼んだ。ま、おそらく小さいサイズを安く売ってるんだろうな、とタカをくくっていたのだが。。。

090925_8なんじゃ、この山盛りの肉は!フツーの居酒屋料理よりボリューム感あるな。これで500円以下、ってどういう価格設定なんだろう?ほんと、コスパ的には最高だ。こりゃ、お客さんがひっきりなしにやってくるのもうなずける。

ビールも飲んで、あれこれ頼んで、しかもボトルのワインも飲んで、3人で4千円たらず。最近の感覚だと、それでいいの?と思わず突っ込みたくなるようなお値段だった。ここだったら少し遠出しても価値があるかも。御影ワールドも恐るべし。しかし、次には更なる異郷空間が待っていたのだが?

立ち呑み屋 ライオン堂

神戸市東灘区御影中町1丁目6-3クヴェレ御影1F東

078-842-3229

17時~23時半

日曜休

2009年9月26日 (土)

土曜の夜食タイム チェルキオ

090920どこかのバーでふとお会いしたシェフの店には、たいがい後日訪れる。こちらも以前から店の名前は聞いていたが、たまたまとある店で遭ったことがあり、その時にもらったカードから訪ねた。しかも土曜の夜中。

心斎橋と本町の間にあるチェルキオ。このリストランテは土曜日だけは夜遅くまでやっている。自分のように南で飲んで、その後帰る段になって小腹がすくという性分の人間にとってはありがたい。

比較的小さなお店だけど、ワインは充実している。この日はグラスで何杯かいただいたが、セレクトはリーズナブルなものだった。力強く香りもしっかりあるジェノベーゼとともに、ブドウとしてはしっかり果実味があるタイプのネグロアマーロが、最後の1杯的にはいかにも緩やかで優しい。

090920_2 そう、こちらのシェフはあの77年生まれの最強集団「77会」の一員だと聞いていたので、ここで11月1日のイベントに参加を申し込んだ。後の情報ではまだ1か月前にも関わらず、既に定員に達したとか。滑り込みセーフ。

あと、味には関係ないけどシェフとカメリエーレ君、誰かに似てるなと思って見ていたのだが、カメリエーレ君は作家の石田衣良、これはすぐ思いついた。でシェフは後から考えたのだけど、浅草キッドの方だったんだよね。あんまり嬉しくないか?

すいません。これは全くの余談でした。

Cerchio(チェルキオ)

大阪市中央区南久宝寺町4丁目3-2

06-6244-1700

Lunch  (火~日)11:30~14:30(L.O)
Dinner  (火~金・日)18:00~23:00(L.O)/(土)18:00~26:00(L.O)

月曜、第3日曜 休
 

2009年9月14日 (月)

久々フレンチ、でも? 福島・ブザンソン

090913土曜日のアーセナルvsマンチャスター・シティ戦の負けは痛かった。。。ヤケ酒が祟って、日曜日は9時半まで寝過した上に軽い二日酔い。なのに脈絡もなく、フレンチが食べたい!病が突発的に発症してしまった。

思えば最近イタリアンばっかりで、ちゃんとフレンチ食べてないなぁ。思い立った時に行かないと、ということで自宅から自転車で10分もかからない福島まで出掛けて、かねてから名前は聞いていたフレンチ「ブザンソン」に飛び込んだ。

12時を回った直後でそれほど混んではいなかったが、しだいに予約、飛び込みのお客さんが増えてきて13時頃にはほぼ満杯。中は少し暗めだが落ち着いた雰囲気。カウンターの席からはオープンキッチンでシェフの方の仕事ぶりがよく見える。

この日は1,400円のランチをチョイス。さすがにガッツリ食べたいと思ったものの、体が自然に拒否してしまいました。この日の前菜はキノコのキッシュとサラダ、メインはサーモンのポワレとレンズ豆のソースを合わせたもの。その後で200円プラスしてエスプレッソとデザート。デザートはプリンとフランボワーズのソルべだった。

しかし、フレンチもこれが今風なのかな?とてもしなやかな味付けで、素材を生かすためなんだろうか。疲れた胃にはちょうどいい加減かもしれないけど、結構負荷を与えるつもりでフレンチにした分には少々物足りなさも感じた。いいんだけど、インパクトには欠けるというのが正直なところ。

でもサーモンの焼き加減、ちゃんと火は通っているんだけど中がほんの少しレアっぽい感じに仕上がっていたので、素材の味が感じられたのは好感。あとフランボワーズのソルベがかなり酸っぱい~、これは鮮烈。

ランチとして分量もしっかりあり、満足はできた。でもフレンチをがっつり食べたい病は治癒しなかったな。あと何回かセカンド・オピニオンで通院が必要?

ブザンソン

大阪市北区大淀南2-6-4 福井ビル 1F

06-6451-1811

11:30~14:00(L.O)、18:00~21:30(L.O)

月曜休

2009年9月 6日 (日)

ボルク・ドドンに酔いしれる 東京Kyoyaでの夏休み

8月末、見たいと思っていた美術展の数々が閉幕近くになったのに合わせて、夏休みを兼ねての東京ステイ。といっても1泊2日の強行軍ではあったが、なかなか濃いめの東京アート旅行になった。

そして夜は東京宿泊では恒例となってしまった溜池山王のイタリアン、Kyoyaさんでのディナーをセット。宿泊ホテルもここから歩いて10分に満たない虎ノ門のホテルオークラだったので、酔っ払ってもなんとか帰れるわ、という万全の体制で襲撃したが、完全に迎撃される結果となった。

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この日も彩り鮮やかで、京野菜をつかった涼しげかつ味もしっかりありそうな料理の数々。

前菜は京加茂うりとずいきのソットアチェート、パスタもやはり京都の野菜を使ったサンマと丹波枝豆のソースを絡めた自家製パスタ。ちぢれてモチっとした食感のあるキタッリーナというパスタには繊細なソースも良く絡んでおいしい。

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この日のメインディッシュは北海道産の夏蝦夷鹿モモ肉のタリアータ。タリアータとはイタリア語で「切った」って意味で、薄切りにした肉全般を指すとのことだ。でも薄切りというよりは、カツオのたたきにも似て肉厚で、表面は炙ってあるが中までは強く火を通さず、赤身の肉がとてもきれいだった。脂の少ない肉は弾力があって、噛んでいるとじわりと肉の旨みが染み出てくる。ジビエは秋だけかと思っていたけど、夏にもあるんだ。これと合わせたシチリアの赤の果実味との相性も素敵だった。

この日飲んだワインは、飲んでいる時は全く意識しなかったがなんと7種類ほど。いろいろ飲ませてもらったが、この日はボルク・ドドン特集。フリウリ州の作り手で生産量も少なく、店頭に出てくることはめったにない。たまにネット販売に出てもすぐに売り切れになってしまう。それでもなんとか飲んできたが、ここの「ヴェルドゥッツオ」は試したことがなかった。で、その事を前回訪問した4月にポロッと口に出していて、その後シェフが取り寄せてくれていたのだ。なんてありがたいお店。。。

090905kyoya1090905kyoya3090905kyoya7090824_3まずはクロアチアの白。そしてパオロ・ベアのトレッビアーノによる白ワイン。赤はシチリアのラモレスカ。そしてボルク・ドドンのワイン4連発。

右からトカイフリウラーノ、ウィス・ブランシス、ヴェルドゥッツオ、そして最後はパッシートの赤、アリ。

この中でトカイフリウラーノは味自体は一番すっきりしているが、深みのある味わい。ウィス・ブランシスはコクが豊かで、力強い落ち着きのあるワイン。ヴェルドゥッツオは最初のインパクトはそれほど厚くないが、時間とともに旨み、繊細で枯れた甘さがじわじわと染みてくる。

そして驚きはパッシートのメルローによるアリ。なんと開けて1年近くたっているとのことだが、ぜんぜん萎れていない。言われても全く信じられないほど酸が生きている。フツーのワインで1年も持つワインってなんなんだ?常識を根底から覆されるワインに出会ってしまった。まだまだワインって奥深い...やっぱ飲まなきゃ解らない世界だな。

こうして大満足の東京の夜は12時近くまで。本当にこの店が大阪になくてよかった。たまに行くからこうして大盤振る舞いで飲める訳で、大阪にあったら既に破産です。。。

2009年9月 3日 (木)

庄内の有名店に初お目見え パセミヤ

090831090831_2090831_3このところ自分の周りで不思議に話題になることが多かった豊中のお好み焼き屋、パセミヤにようやく初めて行くことができた。

この店は関西ワイン好きの中では抜群の知名度を誇っているようだけど、その理由は場所、門構え、そして店の雰囲気を実体験すればすぐにも理解できる。そして出される料理も味わえばなおさらの事だ。この日はバビのワイン会常連メンバー6人で遠征。

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この日はホスト役のブルゴーニュ王子(?)にほぼお任せ状態でお願いしていたので、自分も店に来るまでどのような展開になるのか全く予想がつかなかったが、いきなり繊細なお料理が続いたのでビックリ。先付けのような「梅ごぼう」から、前菜としてアボガドやゴマを練り込んだコンフィ、冷製スープ、岡山県産の地鶏「桃太郎」、レンズ豆の煮込み、サツマイモのホイル焼きといった多彩な料理だった。

味付けは薄めの程よい感じ。素材の味を邪魔しないようにという気配りだろうか。野菜は最近よく登場するハンガリーの方の農園、GGファームからも取り寄せているそうで、そうしたことからいろんなお店と繋がっているんだろう。肉も野菜も産地と種類にこだわっていて、素材の味がしっかりしており、かつ口に含むと確かに香りを強く感じる。

090831090903_2090831_5 この日飲んだワインは珍しく量は控え目に3本。

1本目はクレマン・ド・ブルゴーニュ、ポール・ショレのブリュット。キリットした芯の強い酸味と残糖の少ない締まった味わい、ミネラル感がくっきりした輪郭を感じさせる。

2本目はジュラのシャルドネ、フルール2007。ジュラのシャルドネは酸化熟成のニュアンスを帯びたシェリータイプのものと、すっきりした果実味主体のものに区別できるが、こちらのワインは後者。香りは開けたてはビオ的な還元香が少し強く出ていたが、時間とともにゆっくりと収まってきた。味わいはとてもスムース、ほのかな甘さもあり、滑らかな酒質ですっきりした旨さ。

3本目はお好み焼きに合わせてみようと思って選んだ、イタリア・サルディーニャ島のカンノナウ(グルナッシュ)から作られるマリポーザ2006。若い山ブドウをそのまま口に頬張ったような、充実感のある果実味が印象的。少し甘いソースに抜群の相性で、この選択はなかなかうまくいったようだった。

しかし、不思議な店だ。店の中にある大きなワインセラーにはいったいどんな珍品ワインが潜んでいるんだろう?またいずれかの機会に探索してみたいもんだ。

お好み焼きパセミヤ

豊中市庄内西町2丁目23-23

06-4867-1076

12:00~21:00(水曜 12:00~19:00)

水曜不定休

2009年8月12日 (水)

味と野菜のボリューム感 イタリア食堂アルバ

090811alba1 最近自分も少し野菜料理に興味が出てきたので、いろいろ試したい店はあるんだけど、今日はその中でもイタリアンで野菜に力を入れているレストランということでぜひ足を運びたかったお店にようやく到達した。

阪急岡本駅から歩いて約10分ほどの場所にあるイタリア食堂アルバ。ここは他のレストランの店のブログから行きついて興味を持った店だが、野菜にかける情熱は素晴らしいと思う。

こちらの野菜は三田市の畑で、いわゆるビオディナミに近い農法で野菜を作り続けるハンガリー人農家、カルマー・ゲルギリィ氏が作った物だと聞いていた。ビオディナミのワインは数々飲んできたけれど、ビオディナミの野菜とはどんな味がするんだろうか?

090811alba2ランチはパスタ3種が選べる通常ランチ(1,000円)と、リゾット(1,200円)、そしてスペシャルランチ(1,800円)があった。この日のスペシャルは牛スジとなすび、青菜の煮込みソース、手打ちパスタとあり、「牛スジ」、「なすび」、「煮込み」と自分の好きなキーワードが3つも揃ったこのスペシャルを迷わずチョイス。

野菜の味は期待通りにしっかり歯ごたえがあって、やはり味が濃い。噛みしめるとしゃきっとした音とともに、青さと微妙な苦さをともなったくっきりした味わいが口の中に膨らんでくる。気のせいだろうか、野菜自体が少し塩味を帯びてるんじゃないかとも思える。香りもハーブを利かせてるように思えるほどだ。しかし何よりも食べていて気持ちいいのは、噛みごたえのある肉厚さだ。これなら、サラダだけ大盛りで一度試してみたくなる。

090811alba3そして最後のパスタは、牛すじとゴロゴロとした塊の野菜が具だくさんに盛られて出てきた。パワフルな料理で、味も煮込みらしく濃いめのソースがしっかりと絡んでいた。牛すじがとてもやわらかく、脂もあっていい香り。下ごしらえがしっかりしてあるからだろう。とても満足できた。

この日はランチ一番乗りだったが、次第に家族連れの方が入ってきて、必ずしも便のいい場所ではないだろうにいつの間にか賑わっていた。地下だけど外の光がふんだんに入るような設計になっていて、店の中もゆったりしていい雰囲気だ。ゆっくりとランチを楽しむには格好の場所だと思う。そして外に立てられていたワインの空ビンは全てビオワイン。ビオ野菜にビオワイン、これは一度試してみたい組み合わせだな。

イタリア食堂アルバ

神戸市東灘区田中町1-2-12 ドゥース本山地下1階

078-452-6086

11:30~14:30(L.O.) 17:30~21:30(L.O.)

水曜休

2009年7月27日 (月)

素敵なイタリアンの宝庫、ただかすかな疑問符 アマンジャ

090727_2 少し前だけど、北新地のアマンジャでディナーをいただいた。イタリア好きの友人とともに、イタリアワインを楽しむという事で期待して行った。

堂島アバンザの北側、3階の隠れ家のような雰囲気だが、中は広く落ち着いた雰囲気。カウンター席もあって、一人でのバー使いもできそうだ。

料理も本格派で、このパテもジューシー。噛むほどに甘い肉汁が口の中に染みてくる。味付けは濃くもなく薄くもなく、バランスがいい。

090727_3この日は一番お安いコースをチョイスしてワインを楽しむ。まずはリグーリアのワイン、ピガート。この香りが独特で、汗、もしくは獣っぽい香りを感じた。味わいは全く違うミネラル分豊かな、しっかりした白なんだけど不思議な感覚。

2本目はイタリアでも栽培していることを初めて知ったグリューナー・フェルトリーナー。残糖が少なく、緑のハーブの香り、この品種の個性を感じるが、オーストリアのグリューナーを少しまろやかにした感じだった。

3本目はファルネーゼのモンテプルチアーノ・ダブルツォはビターチョコのように濃密な味わい。ただ若干自分的には重厚過ぎて好きなタイプではなかった。しかし4本目のシチリア、ネレッロ・マスカレーゼはスレンダーできめ細か、かつ伸びのある酸と、若々しい木イチゴのような旨みがあって、この品種の実力が十分発揮されていた。

090727_4 リストに溢れるイタリアワインの数々。料理も本格的だし、とても魅力あふれるお店だと思う。

ただ、どうしても納得いかなかった点があった。時間の経過を楽しむつもりで少しばかり残しておいた白ワインを無造作に片づけられてしまった、あの瞬間。お客も多く忙しい時間帯であったのかもしれないが、もう少し気を使って欲しかったなぁ。いろんな店で飲んだけど、これは初めての経験でした...

アマンジャ

大阪市北区曽根崎新地1-3-1大橋ビル3F

06-6341-1969

17:30~24:00(金曜・土曜 17:30~4:00)

日曜、祝日休