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2010年3月 3日 (水)

映画がつなぐ親子の対話 ローマで語る

100227_2イタリア人よりもイタリア人じゃないか、と思ってしまうイタリア在住の作家、塩野七生氏による最新作は、映画界に進んだ息子との対話集。彼女自身映画をよく観ていて、映画に関する著作も持っているが、息子が実際に製作の道に進んだという事は知らなかった。

「この本は私としては最後の一冊になるでしょう。なぜなら私生活を公開することは今までなかったから。」そう言いつつも、私的なおしゃべりとは言いながらその語り口はとても理論的で、最初から知らされていなければこの二人が実の親子だとはわからないのではないか、と思ってしまう。

語られる対象となる映画がかなり新しかったのが意外だった。相手が36歳の息子ということもあるのだろうが、そうした作品を見続けている感性が素敵だと思う。そして前書きに実はあったのだが、このテーマ自体は彼女が意識して提供したものだった。若い彼と対話するには、何もかも歩み寄る必要はないけれど、年長者からテーマを与える必要はあるのだと。この考えは歴史を深く見続けてきた彼女の言葉ゆえに重く感じられた。

親子と言うよりも恋人に近い感覚の会話は、まさにイタリア的な印象を与えてくれる。一般的な評価とは違った受け止め方も面白く感じられた、気軽に楽しめる映画談義だ。

ローマで語る

塩野七生/アントニオ・シモーネ著

集英社(集英社インターナショナル)刊

1,300円(税別)

2008年11月13日 (木)

会話にスパイスおいしいスペイン語

会話にスパイスおいしいスペイン語
ダラダラですが最近興味を持って勉強しているのはスペイン語。今度海外旅行に行く時はスペインが第一候補。やっぱりその国に行けば、その国の言葉でなりきりたい。あ、あとセスク・ファブレガスが将来バルサに帰った時の対策もあったりして。

スペイン語を話すなら明るく陽気に、短い言葉で恰好よく決めたい。そんなフレーズを勉強するにうってつけの本がラジオ講座の巻末連載をまとめたこの本。

スペイン語がわかんなくても、スペイン人の生活観がよくわかる。スペインの暮らしが決して開けっ広げ一辺倒じゃなくて、細かな心配り、人と付き合う上での葛藤もあるんだって理解できる。当たり前だけど。

短くカッコイイ表現が満載。これを読めばすぐにでも使ってみたくなるのは仕方ないところかな!?
会話にスパイス おいしいスペイン語
森本 祐子著
NHK出版刊
1200円