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2015年12月27日 (日)

シャルル・デュフール ビュル・ド・コントワール #3 エクストラ・ブリュットNV ランドルヴィーユ(コート・ド・バール)

151227charlesdufortシャンパーニュの3大産地はモンターニュ・ド・ランス、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、コート・デ・ブランであり、この3地域はシャンパーニュの中心都市であるエペルネ周辺に広がっている。しかし、昨今注目を浴びている第4の産地、コート・デ・バールは南に約100km離れ、そのすぐ南はシャブリが控えている。土壌も同じキンメリジャン、石灰岩土壌となる。

このコート・デ・バール、全体ではピノ・ノワールが優勢だが、ブルゴーニュに比べてやや寒冷な気候のため、シャルドネの栽培が難しいようだ。しかし、それでも造り手によっては白ブドウに果敢に挑戦しており、このシャルル・デュフールもその一人で、しかもピノ・ブランによるシャンパーニュを世に送って定評を得ている。

ビュル・ド・コントワール とは「カウンターの泡」という意味で、美味しさや快楽を皆で分かち合いたい、という思いが込められている。セパージュはピノ・ノワール55%、シャルドネ35%、ピノ・ブランが10%であり、2011年産のブドウを使用するが、2010年産の#2というキュヴェを40%ブレンドしている。マロラクティック発酵の後、澱引きをせずにそのままシュール・リー環境で9ヵ月間熟成、無清澄・ノンフィルターでビン詰めし、ドサージュは濃縮ブドウ果汁で5g/l。

色はややこもった感じのあるゴールドを帯びた濃い目のイエロー。泡は柔らかくゆっくりと立ち上る。香りは黄桃、カリンジャム、蜜、トースト、ブリオッシュ、シナモン、胡椒も感じられる。

アタックから充実感のある果実味とシナモン、酸化熟成のニュアンスをはっきりと感じる。泡はきめ細かく、濃い目の味わいに優しさと膨らみを与え、全体を調和する役割を果たしている。中盤から後半はややドライな味わいへと変化、その中でしっかりした苦み、ミネラル感が広がり、複雑さを表現する。

余韻は香ばしさと、すっきりした果実味がミネラル感とともに持続し、それらが自然に昇華して品の高いフィニッシュへと至る。

前半は充実の果実味で見せるが、中盤には苦み、ミネラルの印象がはっきりと感じられ、シャブリとの共通点を思わせる。これがテロワールというものの為せる業だろうか。フィニッシュの透明感ある味わいも素敵で、それぞれに豊かな表現力を示す。最近飲んだシャンパーニュでは出色の出来かも?Good JOB!

【今井商店(ヌーヴェル・セレクション)6,053円】

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