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2014年5月14日 (水)

イル・モリーノ・ディ・グラーチェ キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ2005 DOCGキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ

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イタリアワイン好きを自称しつつ、サンジョヴェーゼ派ではなかった自分だが、最近はこの品種に開眼しつつあるように思う。造り方によっては軽いワインにも重厚なワインにもなるニュートラルさはあるが、共通するのは透明な酸味とスムースなストラクチャー、その流れに身を任せれば素直に楽しめるイタリアらしいブドウだ。

このブドウが本領を発揮するのはやはりトスカーナ州であろう。トスカーナにあってキャンティ・クラッシコは古くからサンジョヴェーゼを栽培してきた地域にのみ許されるDOCGだが、その中でリゼルヴァはアルコール度が通常のクラッシコより高い12.5%が必要になる。

このワインは100%サンジョヴェーゼで、海抜300mから400mの丘にある畑から、1haあたり37hlに収量を抑えたブドウを手摘みで収穫する。その後27~28℃に保ちつつ20日の醸し発酵を経て、スロヴェニア産オーク樽と、1,2回使用したフランス産の小樽で11か月の熟成させる。

色は深みのある濃密なダークルビー。香りはプラム、カシスリキュール、ビターチョコ、ヴァニラで、甘みの印象を強く引き出す香り。

アタックは瑞々しい真っ直ぐな酸味が徐々に力を増し、その後こなれたタンニンを備えた純度の高いベリーの果実味が豊かに広がる。酸味、果実味共にピュアで透明度が高く、雑味を感じさせない。中盤は細かなタンニンが受け皿のように果実味を優しく支え、ふくよかなボリューム感を表現する。全体のバランスも整っており、乱れぬ構成は後半まで緩まない。

余韻は熟したブドウの甘みが適度な浮力を伴いつつ広がり、やがて空中で昇華するように自然なフィニッシュに至る。

整然とした味わいが印象的な緻密な構成のワインだが、気難しいところはなく、ストレートに楽しめるところがトスカーナ、イタリアワインたるゆえんだろう。これがサンジョヴェーゼに備わった魅力ということなんだろうな。

【エノテカ・イル・ソッフィオーネ 2,800円?】












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