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2014年1月29日 (水)

朝日町ワイン ソーヴィニヨン・ブラン2012 山形県朝日町

140126asahimachi日本ワインの白ブドウ品種と言えば甲州、その後に続くのはデラウェア、ナイアガラが頭に浮かぶが、その他シャルドネも勢力を強めつつある。しかし、自分としてはソーヴィニヨン・ブランもまた適しているのではないかと常々思っていたが、やはり徐々にそうしたワインが出回るようになってきた。

朝日山ワインの創業は昭和19年。しかし、元々はワイン醸造時に生成される酒石酸をレーダーに用いる部材の代替品として生産することが目的だった。その後昭和54年に今のワイン生産を始めて、このソーヴィニヨン・ブランは山形県で栽培されたブドウを用いて、スキンコンタクトを数時間行うことで旨味を引き出している。

色は薄めの張りがある澄んだレモンイエロー。香りはライムの柑橘系の香りに、シロップ、チューインガムの甘いニュアンスの香りが寄り添う。

アタックは滑らかなだが芯のある細めの酸味と、柑橘の青い、やや苦みの伴う果実味がバランスよく迫る。青い柑橘系の果実味は充実しており、旨味もきれいに乗って心地よい。ややキャンディのような味わいが平易に流れる感じは残るが、ソーヴィニヨン・ブランらしい青い香りがフレッシュ感を引き出し、後半にかけて全体の味わいをクリーンな印象に保つ。

余韻はクリーンなライムの甘みと共に、ハーブの清涼感漂う香りが爽やかに広がりつつ、きれいな後口を残して引いていく。

爽やかな香りとクリーンな旨味で、気軽に飲めつつ品種の個性もしっかり感じさせる味わいに仕上がっている。ソーヴィニヨン・ブランは冷涼な場所ではハーブ的、温暖な場所ではトロピカルな味わいになるというが、その中間を保っているところがこの品種の日本での相性を予感させているように思えるのだが、このワインを飲んで今後の展開がますます楽しみだ。

【酒商熊澤 2,000円?】

 

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コメント

ソーヴィニヨン・ブランもまた適しているのではないか

私も同意見です。
といっても、安心院とメルシャンの椀子ヴィンヤードぐらいしか飲んだことはありませんが。

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