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2012年5月

2012年5月26日 (土)

前例に生きた王朝貴族の歴史 陽明文庫名品展

120526平安京遷都794年から1869年の東京遷都まで約1,100年の都としての京都の歴史の中にあって、天皇に次いでその中心的存在にあった藤原氏、そしてその筆頭たる摂関家、近衛家の名宝が一堂に会する美術展が開催された。まさに京都に相応しい美術展と言えるだろう。

17日土曜日に訪れたが、鑑賞者は年配の方が中心だった。展示品も書が多く、個々の鑑賞には一定の知識が必要なせいだろう、音声ガイドの貸出比率も多いように感じた。

前半は人臣の最高位を極めた摂政、関白、歴代近衛家当主の日記が並ぶ。日記と言っても、暦の余白に淡々とその日起きた行事を記したもので、後代の子孫のために前例を書き留めておくといった性質のものが多い。政治権力を失った王朝貴族にとって、限られた京都の中で繰り返される行事にあっては、前例に知悉しているかが他の貴族たちとの差別化に至るものであっただけに、それらをすべて網羅した知の蓄積もまた、藤原家、後の五摂家の権威を補完していた。

その藤原家の権威を決定づけたのは藤原道長、その彼の自筆の日記が「御堂関白記」であるが、この自筆が保存されつづけたことも、近衛家が自身の権威の源泉たる道長を尊崇していた証左であろう。1,100年前の歴史上の人物の自筆の日記が眼前にあること自体、その意味がわからなくても感激を感じずにはいられない。

全体的な展示は書に偏っている感は否めないが、それもいたしかたないだろう。しかしその書にあってコレクションアルバム的に名筆を一冊に集めた「大手鑑(おおてかがみ)」は面白い。聖徳太子、光明皇后など、その書風でこれこそが彼の手によるもの、と極めていったところに権威の自信が現れている。書画以外でも酒井抱一の「四季花鳥図屏風」は、金地に草木の緑、そして雪の純白が映え、文化に生きた貴族の趣味に合わせて描いた面目躍如の作品であり、むしろ政治権力を失った貴族の趣味が明確に表れ、興味深い。

京都で展開した王朝貴族による唯美主義的美術の世界、伝統の流れに思いを馳せ、普段は目に触れることのできない蔵の中に静かに保管されている作品群を目の当たりにできる、またとない機会となった美術展だった。

王朝美術の華 陽明文庫名品展

2012年4月17日~5月27日

京都国立博物館

2012年5月18日 (金)

シャプティエ シャトーヌフ・ド・パプ ラ・ベルナルディーヌ2007 AOCシャトーヌフ・ド・パプ

120518chateauneuf自称ローヌ好き、好きなワインと聞かれれば、イタリアを差し置いて迷わず「ローヌ」!と答えるのは、自分をワインに導いてしまった運命のワインがまさにフランス、ローヌの赤であったから。しかし、その時のワインはシラー100%だったので、もう一方のローヌの雄、グルナッシュとは未だに相性が悪い。

実はローヌ好きの人の中でも、グルナッシュの方に軍配を挙げる人が多いような気がする。ほっこりした甘みをたたえた果実味と、豊かなボリューム感が熟成を経るごとにこなれて、絶妙な味わいを醸し出す。熟成を経た味わいは、グルナッシュ苦手の自分が飲んでも確かにうまいと思う。

そんな自分だが、珍しくグルナッシュが飲みたくなったので、このワインを選んでみた。安定感抜群のシャプティエによるグルナッシュ100%のシャトーヌフ・ド・パプ。

シャトーヌフ・ド・パプの赤ワインは13種類の品種をブレンドして醸造できることで有名だが、シャプティエはグルナッシュ単一で作ってくるところに特徴がある。それほど、シャトーヌフ・ド・パプは作り手による違いが大きく、一つのワインを味わって全てを理解したように語ることはできない。

色は黒味の強い、懐の深さと奥行きを感じる落ち着いたルビー色。香りはプラム、バニラ、スミレ、スパイス、天津甘栗、バックには革の鞄のような香りも感じられる。

アタックは穏やかだで細だが緊密な酸と、旨味のある柔らかな果実味が最初から螺旋のように絡み合い、穏やかな酒質とともに体に染みるように入ってくる。ボリューム感は中程度で、若干面白みに欠ける感はあるものの、バランスの良さが心地よく、穏やかな心地を誘う。タンニンは少なく、全体にこじんまりとはしているものの、果実味、スパイシーさ、アルコール感の要素が万遍なくちりばめられ、中盤から広がる優しい甘さもきれいで、くどさはいささかも感じられない。

余韻は少しほろ苦い感覚も残しながら、切れの良い甘さがふんわりと口の中に広がりつつ、緩やかで包容力のある味わいの印象を残しつつ、きれいにゆるやかに引いていく。

ガツンと来るようなインパクトのあるワインではないが、さすが名手のワインと言えるバランスの良さと、後味の潔さを保っているワイン。グルナッシュ苦手な自分もたまにはグルナッシュがいいかな、と思わせてくれるのはさすがだな。

【大丸梅田店 5,250円】

2012年5月17日 (木)

終わりよければ、すべてよしとは? ウエスト・ブロムヴィyチ・アルビオンvsアーセナル

120513arsenalついにこの日を迎えたプレミア最終節、アーセナルはアウェイでウェスト・ブロムヴィッチ・アルビオンとの試合だった。この日まで4位のトッテナムとなんとか勝ち点差1で先行し、勝てばチャンピオンズリーグ進出権を確保できるだけに必勝の試合だったが、結果は逆転勝ちの2-3で3位を死守、スタートで躓いたこのシーズンとしては正直よく戦い抜いたと思う。

しかしまたしても無冠のシーズンを終えたことに変わりはない。この試合も勝ったとはいえ、相手GKのミスに助けられての2得点だったから、3位という結果は幸運だったと思う。

セスク、ナスリ、クリシー、エブエを放出してのシーズンは多難が予想されたが、それにしてもここに至る間の山谷は正直ほかのシーズンの比ではなかった。これをカバーしたのは神ファン・ペルシーの凄まじい決定力が大きいが、その他にも中盤ではフィットしたアルテタの運動量、ソングの攻守のアクセント、スチェスニーのファインセーブに助けられた。ウォルコットも昨シーズンからの成長が感じられた一年だったし、最終盤のベナユンの献身的なプレイも印象深かった。

しかし、それとともにマンチェスターの2強との力の差も感じさせられた年だった。ファン・ペルシー以外の得点力の不足、アルテタ負傷後のチーム得点力の急激な欠如は、層の薄さを否定することができないものだった。

それでも愛すべきこのチームは、最後の最後まで見せるべきところで魅せてくれた。今季最高の試合は優勝したシティを破った一戦、最後の最後で決めたアルテタが相手DFのパスコースを読んでカットし、ミドルでネットを揺らして勝ち越したシーンだった。あの劇的な試合、大事な試合で勝ち残るしぶとさ、そしてなんでもない試合を落とすもろさ、それらが同居するチームゆえに、すべてを呑みこんで見守らざるを得なくなるのだろう。

今年は大阪でハイバリー、東京でエミレーツ、名古屋でアーマリー、新居浜でコルニー、そして広島と観戦会が行われ、グーナーの実交流の輪が広がった年だった。広島以外は参加させてもらったが、アーセナルファンゆえに恵まれたこれらの機会に感謝するとともに、来季もまた共に一喜一憂し、最後はタイトルを獲得して歓喜の祝杯を挙げたいと思う。今年も皆さんお疲れ様でした。3か月の休養の後に、来季もまた燃えましょう!

2012年5月15日 (火)

エリック・ロデズ ブラン・ド・ブランNV アンボネイ

120513ericrodezここしばらくは、マラソン大会に向けてのダイエットのため酒量を控えていたけど、タイムは悪かったが完走できたので、この日ばかりはリミットをとっぱらっての晩酌。乾いた体にはやはり泡物、ワインであればシャンパーニュということで、好きな作り手のエリック・ロデズを開けることにした。

ピノ・ノワール主体のシャンパーニュを作るアンボネイで村長も務めたエリック・ロデズは、手作業による丁寧なシャンパーニュを造る。農法はリュットレゾネで農薬を抑え、醸造は木樽とステンレスタンクを併用することで、造り手による多様な表現を可能にする。このブラン・ド・ノワールはピノ・ノワール100%によるもの。

色はほんのりグレーがかった濃いゴールドイエロー。泡は少なめだが、しなやかに立ち上る。香りはリンゴ、ドライマンゴー、バニラ、バックにはジンジャーの香りが感じられる。

口に含むと柔らかな泡が舌先でほろほろと崩れるような感覚。酸は穏やかで丸みを持っている。ベースにはしっかりした渋みがあり、ドライな味わいの中に重心をもたらす。中盤にかけてのボリューム感、複雑さは中庸でもう少しふくらみが欲しい感じ。

余韻はドライな味わいが最後まで続き、心地よい酸味を渋みがうまく包み込みながら、抜けの良い味わいを残しつつあっさりと引いていく。

酸味もあり、渋みもあり、ブラン・ド・ノワールの特質をきっちりと抑えたシャンパーニュ。疲れた体をしっかり癒してくれる味わいだったな。

【Cave de Terre淡路町店 5,800円?】

2012年5月13日 (日)

まねることはまなぶこと。 森村泰昌 まねぶ美術史

120512manebu「まねる」という言葉にはどこか後ろめたいニュアンスが含まれている。他人が既に行ったことを模倣するということが、人間の創造性に反する行為と感じられるのかもしれないが、決してそうではない。人はすべからく先人の行為を真似しつつ、そこから自分が何者であるかをつかみ、そして自分のものとして消化していく。そのこういが「まなぶ」ことなのだという。

「まねる」と「まなぶ」は同じこと、そうした「まねぶ」行為を一人の真似るアートで独自の世界を作り上げた芸術家がどのように辿ってきたかが、静岡市美術館の「森山泰昌 まねぶ美術館」で体感できる。

森山泰昌の凄いところはアートとは対極にあるかのような真似る行為をアートとして成立させたことだ。しかしそれがなぜアートなのかはなかなか表現しづらい。自分の中では、その作品が真似ているようだが模倣ではなく、ある面では写実的であり、全体では写真であり、しかしある点では絵画的であり、それらがパッチワークのように組み合わさり、真似たものとは違う独自の世界として鑑賞者の中に伝わってくるところなのだと思う。決して美しいとは思えないのだが、不思議と引き込まれるものを持っている。

彼の作品を見ていると、ほかの美術品にはない楽しさを感じることができる。それは元々真似るということが自分たちが辿ってきた過程と共通するからなのだろう。誰もが子供の頃テレビのキャラクターにあこがれ、変身グッズを親にねだり、それを身に着けなりきって楽しんでいた時代があった。そんな誰もが抱いた憧れを体現していることへの羨望もまた彼が人気を得ている一つの要素であると思う。

この美術展では彼が影響を受けた作品と彼自身の作品を併設しながら、その作品から彼が何をまねび、そして今の真似る作品群の表現に至ったのかを追体験する構成になっている。真似る行為も独自の世界になりうることを証明するアーティストの世界を堪能できる、充実した美術展だった。

森山泰昌 モリエンナーレ まねぶ美術史

2012年4月7日~6月10日

静岡市美術館

2012年5月12日 (土)

ゴールデンウィークは四国ツアー

GWは久々に長い9連休...これだけ休むと予想通りに直後の1週間はしんどいの一言でした。休み慣れしていない貧乏性な体をこれほどまでに感じたことはなかった1週間...

あまり長い旅行はしなかったけど、帰省を含めてあちこち出かけたが、最後の2日間は充実の四国旅行だった。まずは、今まで行きたくて行けなかった丸亀。ここでは猪熊弦一郎美術館で好きなアーティスト、塩田千春の美術展を見た後、名物の骨付鳥を腹にしっかり入れて丸亀城、讃岐うどん、不思議な個人美術館を訪れた後、時間が余ったので近くの善通寺に寄ってからこの日の最終目的地新居浜へ。

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新居浜ではもちろん、アーセナルの観戦会コルニー・ナイト!観戦場所は予想外の屋外。しかし20人近いグーナーが集合して酒をあおりつつ、熱い夜を過ごすことができた。結果はノーウィッチ相手に残念な3-3の引き分けに終わったけど、充実のガナ合宿だった。

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よー解らんうちに寝入って当然のごとく2日酔いの2日目は新居浜から松山に移動して、松山城を巡ったのちに道後温泉に。松山はすごく雰囲気のある街で、やはり平山城を擁する町は丸亀にしろ、本当に城下町らしい風情を持っているな、と思う。

120516gw8120516gw9120506gw11そして最後は岡山に移動して、これなしではいられないワインイベント。満月に合わせてロゼワインを傾けつつ、充実の2日間を締めくくった。今思い出しても楽しい旅行だっな。各地でご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!
                                                              

2012年5月 4日 (金)

イ・カンピ ヴァルポリチェッラ カンポ・チョットリ2009 DOCヴァルポリチェッラ

120504alpolicella人によると、自分はあまりまっとうなワインを好まずに、ニッチなところばかりに関心を寄せていると思っているらしいけど、そうでもないんです。たまにはこういう王道イタリアワインにも興味を示します。

ヴァルポリチェッラはイタリアワイン好きならば何度か耳にした名前だと思う。ヴェネツィアを擁するヴェネト州の著名なワインだが、そのカテゴリーは大きすぎて捉えどころがない。品種はコルヴィーナ、ロンディネッラ、ヴェロネーゼ、モリナーラなど土着品種の混醸で、割合はそれぞれのワインで異なる。造り方にしろ、干しブドウを用いた甘口のレチョート、レチョートを長期間樽熟成させ辛口に作ればアマローネ、アマローネに用いたブドウの搾りかすを再利用して造られるリパッソなど、その製法も多岐にわたる。

このヴァルポリチェッラはブドウはコルヴィーナ80%、ロンディネッラ10%、クロアティーナ5%、オセレタ5%によるが、30%のブドウは陰干しブドウの搾りかす、つまりリパッソを使用。ステンレスタンクで発酵後、6か月の間ステンレスタンクで熟成させている。

色はアメリカンチェリーの皮のように赤く鮮やかだが、しっとりした湿り気も感じる落ち着いたルビー色。香りはイチゴジャム、スミレ、パッションフルーツ、工作粘土のような重みのある香りもバックに感じられる。

口に含むと瑞々しい赤い果実の酸がまろやかさを保ちつつ、開放感とともに広がる。酸は抜けがよく、刺激の少ない熟したベリーの旨味を伴い、タンニン分は少ないが存在感はあり、軽快な味わいを引き締めるには十分な役割を果たす。香りのボリュームに比べて、味わいはそれほどジャムっぽくなく、抑制が効いている。その分ボリューム感、複雑さには欠けるが、バランスの良さ、洗練された旨味、何よりもチャーミングな果実味がこのワインの持ち味。リパッソで引き出された甘みとコクも程よく、このワインにアクセントを与えている。

余韻はベリーの洋菓子を食べた直後のような甘酸っぱさの味わいが心地よく広がり、爽やかな甘みを残しつつ、口の中を撫でるように優しくあっさりと引いていく。

香りのボリュームに比べて味わいはバランスよくまとまり、造り手の意図がよく感じられるワイン。飲んでいて負担感なく染み込んでくる感覚は心地よい。気軽に飲めて、しかも味わいがあるイタリアワインらしい特質を備えたワインと言えそうだ。

【エノテカ イル・ソッフィオーネ 3,500円?】

2012年5月 2日 (水)

守り続けた一つの伝統 巨匠たちの英国水彩画展

120501suisaiga4月になって行ってみたい美術展が一挙に増えて困る。その中でもぜひ訪れたいと思っていたのが、愛知県岡崎市の岡崎市美術博物館で開催されている「巨匠たちの英国水彩画展」だった。

http://www.city.okazaki.aichi.jp/museum/bihaku/top.html

初めて訪れるこの美術館は外観がガラスで透明感に満ちたスタイリッシュな造り。この日はあいにく灰色の空だったが、青空の日であればさぞかし映えることだろう。

今回の展覧会ではヴィクトリア朝の主要な画家、ターナー、ミレイ、ロセッティ、バーン・ジョーンズ達が描いた水彩画をマンチェスター大学ウィットワース美術館のコレクションから構成するもので、量、質ともに充実した展覧会だった。

水彩画というジャンルが英国で一定の地位を占め続けたのは、フランスの印象派が点で世界を捉えたのに対して、線を重視したことに一つの要因があると思う。先駆者でもあったターナーが印象派に近いとはいえ決定的に異なるのは、画像から感じられる躍動感であり、それを構成していたのは動きのある線描であった。油絵のように書き直しがきかず、一瞬の戸惑いが色彩の濁りに至ってしまう水彩画にあっては、彼らは即決で描ききるしかなかった。

油絵の濃い色調に見慣れた目には水彩画の色彩は淡く、頼りなげで儚く見えてしまうかもしれない。しかしだからこそその透明な色彩を通して描かれる英国の風景は、清涼な大気に満ち溢れ、心の中に自然に染みてくる感覚を覚えた。珠玉の作品に満ちた、素晴らしい美術展だった。

巨匠たちの英国水彩画展~ターナーからブレイク、ミレイまで~

岡崎市美術博物館

2012年4月7日~6月24日

愛知県岡崎市

2012年5月 1日 (火)

勝ちきれない試合が続く ストークシティvsアーセナル戦

120428arsenal_2アルテタ、ウォルコットの欠場が痛いアーセナル、勝ちきれない試合が続く中で相手はアウェイでのストーク戦。この日のハイバリーナイトは、いつもセッティングの労をとってくれていたN君の転勤送別会を兼ねての観戦会ということで、わざわざ横浜からハイバリー生みの親の安藤君もサプライズ参戦となった。

試合は先発がGKスチェスニー、DFギプス、フェルメーレン、コシエルニー、サニャ、MFソング、ラムジー、ベナユン、ロシツキー、ジェルヴィーニョ、FWファン・ペルシー。

前半10分、クロスからゴール前に詰めていた長身クラウチのヘッドが決まって先制されるが、その直後の15分にはベナユン、ロシツキー、ファン・ペルシーと連携が決まって同点に追いつく。しかし、ここから試合は長居膠着状態に陥り、アーセナルも得点のチャンスは何度かあったが決めることができず、逆に終了直前の82分にはあわや失点かという相手の鋭いシュートはスチェスニーがパンチングで防いだ。結局終わってみれば、1-1でまたしても引き分け。

120427arsenalトップ下のロシツキーはいい動きでチャンスを演出し、この日は1アシスト。ベナユンとの相性も良く、もっと早くからこのコンビを見てみたかった。左サイドが機能していた反面、右が使えずにジェルヴィーニョはブレーキとなってしまっていた。ここのところ調子を落としているジェルヴィーニョが心配だ。ファン・ペルシーは一時の不調を脱し、この試合は決定力も戻りつつあることを感じさせた。大事な残り2試合で神の復活は心強い限り。

残り2試合を勝てば、自力で3位が確定するアーセナル。連勝でシーズンを締めくくってもらうしかない。ポドルスキの加入も決まり、まずはいい形で終わって、ぜひ来季に大きな期待をもたせて欲しい。