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2011年9月

2011年9月28日 (水)

どんだけ造るねん! イタリア地方料理研究会

と、突っ込みを入れたくなるような贅沢なイベントだったイタリア地方料理研究会。

今回が3回目のイベントが9月19日、本町のサグラ・マーブル・トレで開催された。ここに集結したリストランテは大阪のイタリアンでその名を轟かすトレ・ルマーケ、ダ・ルーポ、ボッチォ、リット・マーブル・トレ。

この日の研究会の料理はトスカーナ、ラツィオ、マルケ、エミリアロマーニャ、ウンブリア、アブルッツォ州の郷土料理。しかし研究会とはいえ、この名だたるシェフが集結したら作ること作ること。確かに定員50名(?)だったかもしれないけど、一品一品きっちり50人前作って、品数は30種類!自分は前日飲み過ぎで体調も万全でなかったが、他の参加者も前菜だけでグロッキー状態。でも、そんな参加者の状況を無視するかの如くどんどん出てくる料理の数々。。。

あんたら作り過ぎや!どんだけ作るねん!!と大阪人なら突っ込まずにはいられないほどの量に圧倒されつつ、シェフの心意気と料理に合わせたワインを提供してくれたWineshop FUjimaruさんに感謝せずにはいられない、次回も必ず参加したくなる、腹いっぱいのイベントでした。

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2011年9月25日 (日)

セスクの後継はソングなのか? アーセナルvsボルトン戦

110924arsenal最悪の時期をどうやら脱しつつあるアーセナル。主力も戻りつつあるが、ウィルシャーはついに足首の手術で長期離脱が避けられなくなった。今季の苦難は最後まで続きそうだ。

この日は最下位のボルトンをホームに迎えての試合。先発はGKスチェスニー、DFギブス、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFソング、ウィルシャー、ジェルビーニョ、アルテタ、ウォルコット、FWファン・ペルシー。

前半は2分早々FKからいきなりシュートを狙われスチェスニーがセーブするピンチの場面があり、いつも通りセットプレーの不安を増す展開に。この後もボールは持っても連係が悪く、0-0の均衡を崩せないまま終了。

後半は開始早々の46分、ここまで引き気味で積極さを欠いたように見えて仕方のなかったラムジーが中央をドリブルで運んでファン・ペルシーに繋いで、ファンペルシーが左エリアからDFの足元を抜ける際どいコースを緻密に決めて先取点。ファン・ペルシーの度胸と決定力を示したシュートだった。

このあとボルトンが決定的シーンでウォルコットを倒した事によるレッドで10人に減ったこともあり、アーセナルが完全に主導権を握る。しかし、ボルトンのGKがナイスセーブを連発して追加点を防いでいくが、71分には右サイドから上がったウォルコットから再びエリア内のファン・ペルシーが左足のアウトサイドで合わせて追加点を決める。

78分にはウォルコットが独走でGK1対1のシーンをわざわざ真正面にシュートを放ち、チャンスをみすみす潰すいただけないシーンもあったが、89分には右サイドのサニャから、ゴール正面に入ってきていたソングがDFをかわしながら精度良く3点目を決めてアーセナルが3-0で完勝となった。

開幕以来初めて安心して見ていられた試合だったが、ディフェンスはまだまだしっくり来ず、失点の不安は拭いきれていない。しかし、ファン・ペルシーの決定力で2点を挙げ、そしてこの試合ではかなり前に出てきていたソングのダメ押し点で完封勝利できたことは素直にうれしい。

この試合のMOMは2得点のファン・ペルシーだが、それに劣らず結果を出していたのはアレックス・ソングだと思う。アルテタとのコンビはむしろラムジーよりもソングの方が良さそうだし、ソング自身かなり攻めの意欲が高い。後半は下がり気味のアルテタ、ラムジーに代わってエリア前に顔を出し、時折出すセスク張りの縦へのパスは精度も良く、相手DFの意表を突いたコースにうまく通っていた。このチームでセスクの試合観を一番共有出来ていたのはソングなのかもしれないし、ソングをトップ下、という試合も見てみたいような気を起こさせた。いずれにしろ、この試合を見ていると全く替えの効かない選手に成長したソングにはぜひ長期契約を期待したい、というかお願いします。。。

まずは勝ち点3を積み上げていくことが大事なアーセナル。次に繋がるいい試合だったな。

2011年9月22日 (木)

禅画の遊びを理解した外国人 ギッター・コレクション展

110921bunka真に日本美術を理解しているのは外国人の方じゃないかと思うことがしばしばだけど、京都文化博物館で開催されているギッター・コレクションを観てもそれを感じた。

http://www.bunpaku.or.jp/exhi_gitter.html

ニュー・オリンズ在住の眼科医、ギッター氏が夫人とともに40年かけて集めたコレクションは、酒井抱一、長沢芦雪、丸山応挙、池大雅、谷文晁といった江戸期日本絵画の巨匠を網羅しつつ、しかもそれぞれの魅力を十二分に発揮した名品を揃えている。なぜ眼科医がこれほどの美術品を集めることができたのか不思議で仕方ない。コレクションを集めた自邸も素晴らしく、よほどの資産家なのだろう。

ギッター氏の集めた日本美術はとてもシンプルで、あまり贅を尽くさず抑制の効いた作品だ。だから日本が独特の金地よりも、より淡い色彩のものを好んでいる。そしてフォルムのよりしっかりした作品だ。淡い水墨画よりも、雪舟の流れをくむ筆致のはっきりした絵が多い。

そしてその傾向は禅画のコレクションでより一層明らかになる。白隠や中原南天棒の作品はどっしりした筆遣いで描かれた白と黒だけの明確なコントラストの中に、描く対象は洒脱で遊びの心を持っている。特にこのコレクションで初めて知った中原の托鉢僧の作品はまさに「ゆるキャラ」の先駆を行く。むしろ「ゆるキャラ」 の心はこの時代の禅画にその軌を発するのかもしれない。

かつてのハリケーンでこのコレクションは水没の危険もあり、何作品かは実際に失われたというが、人々の努力で維持されこうして日本でも目にすることができた。真の日本美術を海外で守り続けていることに感謝したい、そうした気持ちを思い起こさせた美術展だった。

ニューオリンズ ギッター・コレクション展 帰ってきた江戸絵画

京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)

2011年9月3日~10月16日

2011年9月21日 (水)

Miyaichi発進!しかし主役はAOC。 CC戦 アーセナルvsシュルーズベリー戦

110921arsenalいつもならリーグ戦の合間のカップ戦はうざったらしいんだけど、急増の補強でチームがフィットしていない状況では、今のうちに試合をこなして呼吸を合わせてほしい。そんなカーリング・カップの3回戦は4部(だったかな?)のシュルーズベリー戦(こう読むのか?)。

スタメンも騒がれた宮市はベンチスタートでGKファビアンスキ、DFギブス、ジュルー、ミケル、ジェンキンソン、MFチェンバレン、コクラン、ベナユン、フリンポン、FWはシャマフ、パク・チュヨン。最初は久々の2トップ、4-4-2かなと思ったけれど、次第にシャマフ1トップの4-2-3-1に戻っていった。

結果は3-1でホームのアーセナルが勝利。ジュルーが相手をフリーにして先取点を取られる緩さをまたしても披露してどうなることかと思ったけど、得点シーンはそれぞれ見どころがあった。

先取点はセンターのフリンポンが右サイドのジェンキンソンに振って、ジェンキンソンの低めのクロスを相手が左に弾いたところをフリーで待っていたギブスが頭でドンピシャリ合わせたもの。ジェンキンソンはクロスの精度も良さげだし、右サイドでよく動けていたのでサニャ負傷の間にガンガンやってほしい。

2点目はフリンポンからのパスを今季初加入、アレックス・オクスレイド・チェンバレン(略してAOCと言うんだそうだ。ワインみたい?)が低い弾道のミドルを突きさし勝ち越し点。まだ18歳の彼はこの試合でも動きだしが早く、積極的に前に顔を出していた。新たな戦力の登場、しかもシュートの精度はウォルコットを上回る感じがする。テオもうかうかしていられないかも?

そしてダメ押し3点目はゴール前混戦の状態からオジャクプが一旦カットされたボールを再度拾ってゴール前のベナユンと繋ぎ、ベナユンがボールを一旦落ち着かせてのゴール。格下相手とはいえ3-1の勝利をものにした。

この試合71分、パクに代わって宮市がアーセナル移籍後初の公式戦デビューとなった。正直あまりゲームに絡んだとは言えないが、まずは第一歩を示してくれたことで、今後に大きな期待ができる。19歳の日本人がエミレーツに立つという事自体が凄いことなんだから。

でもこの試合は彼より1歳若いチェンバレンが大きな成果を挙げたという事なんだろう。ウィルシャーよりも宮市よりも若い選手が、最後に交代したとはいえ90分間出場機会を与えられていることが彼への期待を物語るし、この試合でも運動量豊富で2点目のミドルも冷静に相手DF足元を抜くコースで決めてくれた。待望のミドルを撃てる選手の登場は、相手チームにとっても気を抜けない、今のアーセナルに不足している「相手を怖がらせることのできる選手」になってくれるかもしれないとの予感を漂わせる。これからどんどん出場機会を与えてやってほしい選手だ。

カップ戦序盤とはいえ勝利を収めたアーセナル。久しぶりに収穫の多い試合になったかな?

2011年9月19日 (月)

パリを知り過ぎた画家 荻須高徳展

110918ogisu京都伊勢丹の美術館えきで開催されている荻須高徳展。パリに住みパリに溶け込んだ画家の作品は、芸術の都というイメージとは異なる、人間臭いパリの下町の雰囲気が漂っている。

画風は佐伯祐三と共通しているが、佐伯の荒々しさに比べると、線の描写も丸みを帯び、安定感がある。そしてどの絵にも共通なのは秋から冬にかけてパリに広がる鈍い灰色の空。しかしこの灰色の空こそがパリには必要なのだ。灰色のバックに少し黒く煤けた石の町、そして天空に向けて真っ直ぐに枝を伸ばす木々。ボリューム感のある石造りの町は面が支配する世界だが、その世界に突如現れる線のコントラストが、画家のインスピレーションを刺激したに違いない。

パリを愛した画家はヴェネツィアにまつわる作品も残したが、パリほどには感動を与えない。サンマルコ大聖堂や運河を描きつつも空は暗い。やはりヴェネツィアには青空がふさわしいと思えてしまう。

パリを知り過ぎてパリを表現しつくした画家。彼の作品を見てまたパリを訪れたくなった。それも1月2月、灰色の空に覆われた、荻須が愛したコントラストの街並みを久しぶりに見てみたい。 懐かしい心地にさせてくれた美術展だった。

生誕110年記念 荻須高徳展

美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)

2011年9月8日~10月10日

ロゼ・デ・リセィ2005 モレル・ペール・エ・フィス AOCロゼ・デ・リセィ

110917roseフランスワインも大概飲んでる気がするけど、それでもまだまだだなーと思うのはこういうAOCがあるという事を知る時だ。

シャンパーニュ地方の南端、リセィ村は勿論シャンパーニュも産する地域だが、ここではピノ・ノワールからロゼだけを作ることが許させるAOCが存在する。それがロゼ・デ・リセィ。

リセィ村があるコート・デ・バール地区はシャンパーニュの最南端で、その南は既にブルゴーニュ、シャブリになる。シャブリに近い石灰質の土壌に、独特のキンメリジャンという貝の化石を含んだ粘土質土壌が表層を覆っており、ピノ・ノワール主体のシャンパーニュを産み出している。シャンパーニュの方が商品価値が高いだろうに、それにも関わらずロゼを作るという所に生産者の不思議なこだわりを感じるのだが、さて?

色は濃い目でルージュがかった落ち着いた色調のロゼ。香りはイチゴ、フランボワーズ、ザクロ、赤い花、少し粘土質な重めの香りも感じられる。

口に含むと穏やかな酸にしっかりとボリューム感のあるタンニンがどっしりと控える。タンニンの広がりとともに、凝縮感はあるが甘みは抑制の利いた果実味がゆっくりと、しかしじわじわと力強く広がってくる。中盤は心地よい旨みが幅広に広がり、濃さと繊細さを両立させた味わいを表現していく。

余韻は戻ってきたタンニンがベースになり、旨みのしっかり残るフレッシュな果実味がやさしく口の中を漂いつつ、ゆっくりと引いていく。

今まで飲んだロゼの中で、これほどタンニンと旨みがしっかり感じられたワインもない、と思うほど不思議な存在感のあるワインだった。フランスでもまだまだ知らないAOC、ワインがあるんだねぇ。まだまだです、はい。

【ラ・ヴィネ 4,500円】

2011年9月18日 (日)

オウンゴールで勝ちを献上 ブラックバーンvsアーセナル戦

110918arsenal前節で苦しみながらようやくプレミア初勝利、そして今節ではサスペンションのジェルビーニョとソングが戻ってくるとあって、巻き返しが期待されたアーセナルだったが、結果はそんな希望を吹き飛ばすほどの無残なものとなってしまった。

ブラックバーン戦での先発はGKスチェスニー、DFサントス、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFラムジー、ソング、アルシャビン、アルテタ、ジェルビーニョ、FWファンペルシー。

先取点は10分、ソングの縦パスから生まれたジェルビーニョの初得点だった。復帰戦でいきなり決めてくれたこの得点でこの試合はこれまでとは違う、と確信したのだったが、25分に新加入のヤクブに同点弾を決められる。しかし、34分には右サイドサニャからラムジーのマイナスのパスをゴール前中央でアルテタが決め、彼もアーセナルでの初得点で1-2の勝ち越し点となった。前半はこれで終了し、これでなんとか、と思っていたのだが。。。

後半開始早々の50分、アルシャビンのファウルからのFKがソングの足に当たりオウンゴールで同点、そして59分にはセットプレーからゴール前に詰めていたヤクブに再び決められ逆転の3-2、そして69分にはカウンターから右サイドで途中交代で入っていたジュルーが抜かれて破られたところをコシエルニーがゴール前食い止めようとしたが、またオウンゴールとなり4-2。一試合オウンゴール2本では勝てる試合も勝てるはずがなく、このあとシャマフがヘッドで3点目を挙げ、オフタイムも惜しいシーンがあったが決められず、4-3の手痛い敗戦となった。

サントスの加入はあれ現状ではほぼベストに近いメンバーだったことを考えれば、最下位相手にこの試合結果は今まで以上に悪いものと言わざるを得ない。何本シュートを打っても決めなければ点にならないのは当たり前だけど、それにしても決定力が他のチームに比べてなさすぎる。セットプレーからも今のアーセナルは殆ど点が入らない。逆に相手には少ないセットプレーで決められてしまえば負けも当り前か。パスミスも昨季に比べて多すぎで、パスミスから相手に拾われて、切り替えられずに慌てているうちに失点に結びついてしまっている。

個々の選手ではジェルビーニョの活躍が目立った。緩急のドリブルで相手を崩すし、右左関係なく顔を出す運動量の豊富さは群を抜いていた。アルテタは初得点を決めたものの、それ以外はもっとやってくれそうな不満が残る。DFはサントス、コシエルニーの所が機能せず、破られっぱなしでは、いくら点を取っても無駄だろう。

5試合終わって早くも3敗目で、しかも得失点差は断トツドベの-8。ある意味マンU戦以上にヘコむ結果にはなったけど、次のホーム戦での巻き返しを期待したい、というかやってくれ、絶対!

2011年9月17日 (土)

政治都市に集まる珠玉の作品 ワシントン・ナショナル・ギャラリー展

111017washington京都で始まって間もないワシントン・ナショナル・ギャラリー展に行ってきた。今から10年以上も前にワシントンで本物にも遭遇したが、今回が久しぶりの再会になる。

http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/exhibition/washington_2011.html

京都市美術館では現在併設で「フェルメールからのラブレター展」も開催中で、今なら普通であれば考えられない美術展が同時に楽しめる。フェルメールは以前既に訪れていたが、この美術展鑑賞後、ついもう一度鑑賞してしまった。

ワシントン・ナショナル・ギャラリーはメトロポリタン美術館、ルーブル美術館、プラド美術館などに比べると日本人の知名度的には一歩譲る所があるけど、実際にはダヴィンチ、フェルメールも3点、ヨーロッパの宗教絵画から、そして今回の展覧会の主題でもある印象派のコレクションまで幅広く所蔵していている。まさにアメリカという国の経済力の集積がここにあるといっても過言ではないと思う。

その膨大なコレクションから集められた作品は、財力に不自由しない富豪がその美意識のままに集めたものとあってその画家の中でも一級の作品ばかりで見ごたえがあった。

印象派の巨匠、マネ、モネ、ドガ、ルノワール、そしてセザンヌから後期印象派のゴーギャン、ゴッホの作品は勿論素晴らしいが、アメリカらしく女流画家のモリゾ、ゴンザレス、カサットの作品も堪能できる。

特に自分の好きな作品はカイユボットの「スキフ<一人乗りカヌー>」だ。ブルジョア出身で裕福だった彼は、貧しい画家であったモネやピサロを支援するため作品を買い上げ、その後彼が所蔵した印象派の作品をまとめて国家に寄贈し、今のオルセー美術館は彼のコレクションが基盤になっている。

彼の作品からはその裕福な境遇ゆえかゴッホなどに見られる迫力は少ない。しかし、場面を切り取り再現する能力、構図の確かさ、水面を反射する光の表現が、見る者にその場を共有し同時に立っているかのような錯覚を起こさせる。印象派から写真へと表現手段が移る時代を色濃く反映した画家だと思っている。

印象派の鮮やかな光に包まれて満ち足りた高揚感を味わえる、そんな贅沢な美術展だった。

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクション

京都市美術館(京都市左京区岡崎)

2011年9月13日~11月27日

2011年9月11日 (日)

勝負に勝ったが試合は負けた アーセナルvsスォンジー戦

110911arsenal3戦終わって勝ちがないアーセナル。この日はホームに昇格組のスォンジーを迎えての試合。移籍マーケットが閉じられる直前、一挙に4選手を補強しただけに、その選手の出来に何よりも興味が集中する。そして、その中でもセスクに代わって司令塔の役割を果たすべき、エヴァートンから移籍したアルテタの出来に注目せざるを得ない試合だった。

先発はGKスチェスニー、DFギブス、コシエルニー、メルテザッカー、サニャ、MFラムジー、フリンポン、アルシャビン、アルテタ、ウォルコット、FWファン・ペルシー。

序盤はいきなり期待のアルテタのいい動きが目立った。セスクとダブるような動き、短いパスの精度は高く得点のチャンスを作る。長く在籍しているような落ち着きがあり、他の選手とのフィットが上がってくればかなりやってくれそうだ。

正直この試合は昇格組との試合ということで楽観視していたが、時間がたつごとにそれがとんだ思い上がりだったことを思い知らされる試合展開になっていく。スォンジーの組織的な攻め、好守の切り替えの速さに翻弄されるアーセナルは、時折得点のチャンスをつかむけれども決定力の不足、枠に飛ばさない雑なシュートを繰り返して、悪い連鎖にまたしても陥る。

そして膠着状態の中の得点シーンは、ウォルコットのいつものごとく大ふかしシュートから、なんと相手GKのクイックスタートのボールがDFの足に当たり、アルシャビンの目の前に転がり、それを無人のゴールに突き刺すだけのごっつあんゴールが決まってアーセナルが待望の先取点が転がり込んだ。最初カメラも映らない間に点が決まり何が起こったかわからず、歓喜の声を挙げるきっかけもなかった。

こんな点で勝ったのでは後味が悪すぎる。なんとか崩して勝ってくれと思ったが、相手スゥオンジーの堅いコンパクトなサッカーに攻め手を全く欠いたアーセナル。56分のファン・ペルシーはポストに嫌われ、83分、途中交代のシャマフの久々ヘッドはGK真正面で阻まれて得点のツキもないが、絶体絶命のピンチもスチェスニーの好反応でなんとか防ぎきって、まさに虎の子の1点を守りきりようやく勝ち点3を手に入れた。しかし、完全に勝負に勝ったものの、試合内容では負けた試合だった。

この試合はスォンジーの素晴らしい統制のとれた好守に驚かされた。個人の能力は秀でていても、それが連携しなければ全く機能しない。今のアーセナルがまさにそんな状態にあり、スォンジーは個々の選手の能力は平均でも、それをカバーする意識が徹底していたように思う。

個人の能力とは言っても、それもどうか?これだけシュートを外しまくっていては勝てる相手にも勝てない。あと中盤の構成、アルテタ自身は良くても、その相棒が力不足。特にラムジーのアイデアのなさは深刻。単にパスの通過点に落ちている。それも通過するならまだましだが、それを奪われて相手のカウンターの原因になっているようでは、レギュラーを張るのは正直しんどい。

期待した試合だったが、内容は乏しすぎてスォンジーの強さに感心するだけだった。ただ、次節は3試合出場停止のソング、ジェルビーニョが戻ってくるのがせめてもの材料。ウィルシャー、フェルメーレンとケガで欠くアーセナルの今季はかなーり厳しいと改めて思わずにはいられない試合だった。

2011年9月 5日 (月)

ツンデレ日本酒娘の注ぐ酒 日本酒餐昧(ざんまい)うつつよ

110904ututu1110904ututu2110904ututu3夏の暑い盛りはやはり冷えたお酒に見た目も涼しげな和食の取り合わせがいい。そして和食が食べたい場合は、日本酒がパートナーとしてふさわしいのは言うまでもない。その土地の味にはその土地の酒を合わせる、ってのがまずは鉄板だよな。

仕事場から少し離れているが、行けない距離でもない本町もこの5月に新しくオープンした日本酒と和食のお店「日本酒餐昧(ざんまい)うつつよ」は、大黒町の「やまなか」出身のご主人が地酒とそれに合う和食を楽しませてくれる。

そして、ここにはかつて「world beer & cafe. Qbrick」でアルバイトで働き、物凄い日本酒知識を披露していた燗板娘、またの名をツンデレお嬢の村岸さんが満を持して、何十種類の日本酒のストックから好みに合った酒を注いでくれる。

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この日も自分の好みの「旨みがしっかりあるもの」「酸がきれいに出ているもの」から、的確にチョイスしてくれた。ワイン、焼酎に押されていた感はあるが、最近はこうした日本酒にこだわるお店が増えてきたことはとてもうれしい。日本人なら日本酒、これもまた鉄板だしね。

日本酒餐昧(ざんまい)うつつよ

大阪市中央区本町3-2-1 2F

06-6281-8322

17:30-22:30

日曜、祝日の月曜休

2011年9月 4日 (日)

再起動! 屈辱から立ち直れるかアーセナル

110903arsenal振り返るのもためらうほどの惨敗だったアウェイでのマンチェスター・ユナイテッド戦。8-2で、ルーニーのハットトリックとやりたい放題。4部のちーむでももっとましな戦いができただろうに、と思うほどの守備崩壊だった。

セスク、ナスリ、クリシーとトップレギュラーの移籍、そしてソング、ジェルビーニョのレッド退場による出場停止、ウィルシャーの負傷となれば、戦力の格差は明らかだった。ある程度覚悟はしていたが、それでもこの結果は受け入れるにはあまりにも残酷、無残な結果だった。

しかし、底を見たのだからあとは上がるしかない。その期待を抱かせるように移籍期限のクローズ寸前にヴェンゲル監督も相応の補強を行った。

http://www.arsenal.com/news/news-archive/arsenal-s-summer-the-ins-and-outs-

まず守備面ではメルツザッカー。26歳で公称198cmと長身の彼はフィジカルの強さでフェルメーレンと共にCBの要として、喫緊の課題である守備の強化が期待される。そして移籍したクリシーの後釜として左SB要員として28歳、ブラジル人サントスが加入した。

そして中盤MFではエヴァートンから29歳のスペイン(バスク)人、ミケル・アルテタが4年契約で、チェルシーから今シーズンのローンでイスラエルの31歳ヨッシ・ベナユンが加入した。

今回の移籍では比較的ベテランで安定感のある選手で手堅く補強したという感じ。この中ではミケル・アルテタの出来に注目したい。特に今まで観ていた訳ではないけど、足元の技がしっかりしていると聞いているので、ラストパスの精度、ナスリの役割を埋めることができるかどうか、アーセナルの攻撃力の復活は彼のフィット状態にかかっているんじゃないだろうか。

3試合終わってまだ勝ち星のないアーセナル。移籍でとりあえず開いた穴は突貫工事(?)で埋めた感じだけど、まずは実践を見てみないと。次の9月10日土曜、今季昇格組のスワンジー戦が楽しみだ。爆発して得失点差を埋めてもらわないと!

2011年9月 3日 (土)

シャンパーニュと鮨の相性とは? at鮨れんげ

110903champange1110903champange2110903champange3いつも面白いイベントを企画してくれる淡路町のカーヴ・ド・テールの店長、弓場氏入魂の企画が、和食とシャンパーニュとの相性を探る企画、その和食も鮨とあっては、これは行かずばなるまいに、と勝手に決めて参戦したイベントに8月24日お邪魔した。

この日のシャンパーニュは...

1)ル・メニル グランクリュ ブリュット ブラン・ド・ブラン

2)ラ・スル・グロア ル・レイブ グランクリュ ブラン・ド・ブラン

3)ジャン・ムータルディエ キュヴェ・カルト・ドール

4)アンドレ・クルエ シルバー・ブリュット

5)ジャン・ヴェッセル ブリュット・ロゼ・ドセニエ

110903champange4110903champange5110903champange6織部の綺麗な器に盛られた品々はいずれも吟味された素材を活かした繊細な味わい。それに寄りそうように合わせられたシャンパーニュも、酸味のまろやかで柔らかな味わいのものだった。

そして、のどぐろや甘いたれの乗った料理にロゼ・シャンパーニュとの相性が良いことを改めて実感。食した後にロゼ・シャンパーニュを飲むと、香ばしい焼きの香りがふわりと口の中に広がってきて、心地よい。この香りがふくらむ感覚は、日本酒とはまた違った和食との相性だと思う。

和食とワイン、自分ではなかなか試せない難しい相性も、さすがのプロのお導きでその可能性を実感するまたとない素敵な機会だったな。