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2011年7月

2011年7月31日 (日)

またやってしまった。。。 エミレーツ・カップ2011 アーセナルvsボカ戦

110731arsenalシーズン開幕を2週間前に控えての、恒例のエミレーツ・カップ戦。最近はこの「カップ」しか獲得していないような。。。

初戦はボカ・ジュニアーズ戦。スタメンはファビアンスキ、トラオレ、ジュルー、コシエルニー、ジェンキンソン、ジェルビーニョ、ナスリ、ウィルシャー、フリンポン、アルシャビン、ファン・ペルシー、シャマフとほぼベストに近い布陣。

前半はアーセナルペースで、まず1得点目、自陣からウィルシャーの長いパスを左サイドで受けたジェルビーニョから中のファン・ペルシーへと美しいカウンターが決まった。ウィルシャーのロングパスはセスク張りで、上手く左のジェルビーニョを走らせた。希望の10代はまだまだ進化しているようだ。プレシーズンで最も活躍しているジェルヴィーニョの動きも素晴らしい。この2人は活躍してくれそうだ。

そして2点目はカルロス・ヴェラが細かなドリブルで相手DFを体制を崩しつつもかわし、中央のラムジーにボールをつないでの得点。この2人も今季活躍してもらわないと困るだけに、いい得点シーンだった。

しかし、良かったのはここまでで、後半は追い立てられてあたふたとするシーンが目立ち、そしてシーズン終盤で何度も目の当たりにさせられた「アーセナル同点劇場」。。。2点の差を守り切れずドローに終わってしまった。

全体的には昨年とあまり変わり映えのしない試合運びを見せられたような感じ。中盤と最終ラインの連携が崩れて大きなスペースを作ってしまい、相手の得点シーンにつながってしまった。これ以上のDF補強は考えにくいので、残された期間で中盤と守備陣のコンタクト強化が図れるかどうか?不安を覚える結果になってしまった。

あと、この日観客席で観戦していたキャプテン。残り2週間での彼の決断が最も心配の種なんだけど、ぜひ残留でお願いしますorz

2011年7月23日 (土)

さすがカトリック国の美術館! ワルシャワ国立博物館

110713museum1110713museum27月、初めてポーランドに行ってきた。ポーランドは日本ではまだまだ東ヨーロッパ、発展途上国というイメージが強いけど、今ではEU圏内でスペイン、イタリアに次ぐ力を有し、旧東欧諸国では経済的には断トツと勢いとなってきた。そして何より強みは資源が豊富な点。最近では豊富なシェールガスの埋蔵も確認され、今後は欧州の強国へと発展するポテンシャル大。来年のEURO2012開催国と、まさにイケイケの勢いだ。ただ、代表チームは弱いのであまり国内では盛り上がっていないようだけど。。。

そんなポーランドはカトリック国としての伝統を誇り、かつてはオスマントルコによって包囲され滅亡の危機にひんしたハプスブルク、神聖ローマ帝国を救っている。しかし、その後は衰退し、ポーランド分割、ドイツ侵略によって国土を蹂躙される悲劇に見舞われた。しかし、其のたびにかつての栄光の歴史をバネとして復活を遂げた。

その歴史を何より物語るのが首都ワルシャワにある国立博物館。そこには中世キリスト教美術が満載。その数々を観て、まさに溜息。これだけまとまった作品を観ることができるのもカトリック国ならでは。その中に、レンブラント、クラナハといった作品もこっそりと置いてあって、久々に西洋古美術(?)的な芸術を堪能できた見ごたえある内容だった。ではその一部を。

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2011年7月20日 (水)

完成されなかったもの 青木繁展

110717shigeruaoki既に京都では終わってしまったけど、今は東京で開催されている没後100年記念の青木繁展は、かねてからぜひ開催してほしいと思っていた美術展だった。

28歳で世を去った夭折の画家、青木繁。その短い一生からは一見想像つかない破天荒な人生を送った画家のようだが、その人生から産み出された作品もその時の画家の心象を反映して波の激しいものだった。

最初に彼の作品を観たのは実は切手で、昔切手収集していた時に「日本近代美術シリーズ」の第一弾として発行された「わだつみのいろこの宮」だった。しかし、全体に青白い画面のこの絵からは当時何か得体のしれない恐ろしいものを感じ、しばらく観るのも嫌だった記憶がある。そうした経験が今の自分の絵画観、「おどろおどろしいものの中にこそ美がある」という思いに大きく影響を与えているようで、そうしたことからもこの画家は自分にとって特別の画家になっている。

この美術展では冒頭に登場する「わだつみのいろこの宮」、荒々しく、全身血を帯びたような「自画像」、不思議な魅力を伴う代表作「海の幸」、神話の主人公とは思えないモダンな「日本武尊」など、強く印象に残る作品がある半面、さほど個性を感じない、青木らしくないとも思える作品も展示されている。青木の画業が揺れ動いていたことがよく理解できる。

生前は広く認められることがなかった画家は、28年の短い生涯で自分を見定めることは出来なかったかもしれない。しかしその生涯の中で忘れられない作品を確実に残した。トータルで質の高い作品を残す画家は後に忘れ去られても、彼の作品の放つ妖しげな力は確実に人々を魅了して、今に至っているのだろう。

没後100年 青木繁展~よみがえる神話と芸術~

2011年5月27日~7月10日

京都国立近代美術館

(7月17日~9月4日 ブリヂストン美術館)

2011年7月19日 (火)

やはりローヌワインが好きなんだ 持ち寄りローヌワイン会

110717rohne1110717rohne2110717rohne3 ひと月ほど前なんだけど、久々にローヌ持ち寄りワイン会に参戦した。

場所は女性シェフによる素敵で繊細な盛りつけ、味付けのビストロ、阿波座のサンテリセ。

ローヌワインとなるとどうしても赤ワインが主体になるけど、白ワインも他にはない魅力がある。この日は泡のクレマン・ド・ディー、シャトー・ヌフ・ド・パプ、そしてローヌ白の代表格ともいえるコンドリューが登場。赤は自分が持ち込んだコルナス、そしてシャトー・ヌフ・ド・パプが複数揃って、それぞれ造り手や畑の違いなどが比較できる楽しいラインナップとなった。

110717rohne4110717rohne5自分はローヌワインの魅力は独特の際だったスパイシーさにあると思っているので、南のグルナッシュ主体よりは北のシラーが好みなんだけど、この会ではどちらかというといつもグルナッシュ系が多くなる。だから、自分の好みとは違ったワインを飲むことができるまたとない機会だ。

そしてシラーでも自分が持ち込んだオーギュスト・クラップのコルナスと、ポール・ジャブレ・エネのコルナスでは特徴が明確に違っていて面白かった。前者は想像よりも滑らかで抑制の効いた味わい、後者はよりシラーらしいスパイシーさを前面に出した味わいが印象的だった。

料理と合わせて楽しむべきローヌワイン。その魅力を存分に楽しめた会だったな。

2011年7月18日 (月)

やっぱりアーセナルがないと! アジアツアー

110717arsenalシーズンオフで物足りない時間を過ごしている中で久々にアーセナルの試合を観る機会となったアジアツアー。マレーシア代表と杭州緑城との試合も組まれた中で、やはり注目は初めてアーセナルとして試合に臨んだ宮市選手の出来具合。

42番MIYAICHIの背番号をつけたユニフォームを着て左のサイドに張ってのプレイは、時折スピードでチャンスを作る場面はあったものの、まだフィットしていないのか、単発的でゲーム全体で存在感を発揮したとは言い難い。まぁ、まだ1年目だし、まずは初のファーストチームの雰囲気に触れて、今後の課題が見えたんじゃないか?やはり期待して見守っていきたい。

あとの選手ではさすがにナスリ、ウィルシャーの動きは別格。特にウィルシャーは上手さ、当たりの強さに加えて広い試合観がますます冴えてきた。彼はセスクから確実に何かを学んできたようだ。

新加入のジェンキンスもまずまず。ロシツキーはこの試合得点はあげたけど、昨シーズンは無得点でブレーキの原因ともなった。今季は親善試合だけじゃなく、ぜひ早い時点でプレミアでの得点を挙げて調子の波に乗ってほしい。ウォルコットのシュートの精度が上がってこないのがやはり気になるが、彼のスピードは他チームの脅威には違いない。

思えば開幕まであと1カ月を切ってしまった。果たして開幕戦、ニューカッスル戦でのメンバーはどうなるだろうか?不安と期待が入り混じるけど、8月13日が待ちきれない!

2011年7月 9日 (土)

海外で認められた江戸の華 ハンブルグ浮世絵コレクション展

110702humburg浮世絵の展覧会は人気があるので、混雑を覚悟しなければならない。この展覧会もどうか、と思ったがやはり人は少なめで、観る者にとってはありがたかった。

浮世絵は日本だけでなく、海外でも人気が高く、ゴッホを始め印象派の画家たちにも多大な影響を与えた。当然海外の収集家も多く、外国にこそ優れた質の高い名品が残っているケースが多いが、今回のドイツ、ハンブルク美術工芸博物館のコレクションによる展覧会も、それぞれの作品の色彩が鮮明で、線も力強く残っており、とても質の高いものだった。

集められた画家は鈴木晴信、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、安藤広重、そして今最もホットな歌川国芳といった最高峰。

前半では「酒呑童子」の連作が全て展示されていて、名前は知っていても話の筋はよく知らなかったので興味深く鑑賞した。そして喜多川歌麿の作品と、安藤広重の名所江戸百景「大はしあたけの夕立」は、実は針のごとく細い線の描写で表現された雨が、微妙に角度の違う線による二回の刷りで描かれている事を知り、版画という職人的技を駆使した美術表現の奥深さに驚かされた。

200年を経ても色褪せていない一作一作からは、真の日本の美を追い求めた西洋コレクターの真剣さが感じられる。この日は特別公開で祇園祭を描いた絵巻も特別展示されており、充実した展示内容で大満足の美術展だった。前後期で展示替えもあるようなので、後期もぜひ訪れたい。

日独交流150周年記念 ハンブルク浮世絵コレクション展

相国寺 承天閣美術館

前期2011年5月21日~7月18日、後期7月23日~9月11日

2011年7月 7日 (木)

ドメーヌ・ミシェル・エ・ステファン・オジェ ラ・ロズィーン2007 ヴァン・ド・ペイ・デ・コリーヌ・ロダニエンヌ

110704michelogier暑い夏には熱いもの、ということであれば、暑い夏には濃いローヌワインという組み合わせもあながち間違いとは言えない。いや、時として濃いワインを無性に飲みたくなる時があるのも事実なのだ。

ということで、この週末に開けた赤ワインはローヌの名手としての定評も固まったミシェル・オジェのヴァン・ド・ペイで出されたシラー100%ワイン。

ミシェル・オジェはコート・ロティを本拠とするが、本格的に有名になったのは2000年に入ってからで、息子のステファンがブルゴーニュでワインを学んで本格的に醸造の道に入ってからその評価を高めた。コールド・マセラシオン(低温浸漬)などの技術を導入して造られるワインは、果実味を保ちながら上品さを併せ持つワインとして新たなコート・ロティ像を打ち立てた。

このVDPはロティの畑の南にある急斜面の畑で平均10年から15年の若木のシラーによるワイン。ステンレスタンクでの発酵後、14か月を樽で熟成させ、清澄濾過は行わない。

色は濃密で凝縮感のある、落ち着いたルビー色。香りはシラーらしいスパイスの香りが強く出ており、その中にプルーン、スミレ、タール、スモーク香が感じられる。

口に含むと濃厚な果実味がまず力強く迫ってくる。その果実味に溶け込んだ鮮烈な酸味は少し刺激もあるが勢い良く広がり、口の中を引き締める。濃厚かと思っていた果実味は意外にコンパクトで、鈍重な甘さを感じさせない。全ての要素にエネルギーが感じられるが、そのエネルギーが野放図に発散されることなく、一つの枠の中に収まる構造が飲んでいて感じられる。凝縮度の高さと緻密な構造が両立し、そこでは隠しおおせない粗さもまた魅力の一つとして感じられるほどだ。

余韻はスパイスを漬け込んだようなエキス分の濃い味わいが、重さを感じさせずに口の中にしっかりと残り、最後まで息を切らさないわかめの酸が後を受け継いで堂々とした味わいを締めくくっていく。

それぞれの要素のボリューム感は大きいが、全体の味わいとしてはきっちりと上品さを失わない範囲に仕上げる。則を超えさせない、計算された醸造家の技を感じさせるスーパーVDPといったところかな。Good JOB!

【横浜君島屋 3,500円?】

2011年7月 6日 (水)

ローズ・ド・ジャンヌ シャンパーニュ アンフロレッサンス ブラン・ド・ノワール ブリュットNV

110314florescence 夏はどうしても泡物が飲みたくなる。でも、まず第一の選択はビールだな。ビールの爽快感はこの時期、暑い時期だからこそ味わえるってところもある。何より量も楽しみたいし、スプマンテ、そしてシャンパーニュはその次かな。

この時期にシャンパーニュを開けちゃうとあれよあれよで一本飲みきっちゃうから悩みどころ。このシャンパーニュもそんな感じで飲みきってしまった一本。

ローズ・ド・ジャンヌは最近好きになった造り手で、新進気鋭の若手醸造家、セドリック・ブシャールがシャンパーニュではメインとは言えない地域で、単一の区画から単一品種、単一収穫年のブドウからシャンパーニュを醸している。低収量でビオロジック農法を実践、発酵も天然酵母を用いている。 

色は輝きのあるゴールドがかった明るいイエロー。泡は細かで緩やかに優しく立ち昇る。

香りは甘いキャンディー、リンゴの蜜、乳清、ハーブの香り。重くはないが、柔らかな甘さを感じさせる香りが全面に放たれる。

口に含むと柔らかく繊細な泡が舌先をくすぐり、その直後直線的なイチゴの酸味と味わいが舌を突き進む。芯のしっかりした筋の通った味わい、その周りにスレンダーだけど実の伴った清々しい果実味が寄り添う。展開自身は複雑さよりも、素直な旨さ、酸味の清々しさの心地よさ。中盤も若干内向きな印象だが、密度の濃さがそれをカバーする。

余韻も最後まで勢いを落とさない酸味が味わいを引き締め、透明感のある硬質な旨みを感じさせつつ、ゆっくりと引いていく。

鮮烈な酸味の中にジューシーな旨みが閉じ込められていて、味わいは凄くピュアで清々しい。夏の涼しい料理と合わせて楽しいマリアージュが期待できる、そんなきれいなシャンパーニュだったな。

【創酒タカムラ 6,600円?】 

2011年7月 4日 (月)

珠玉の3点揃い踏み! フェルメールからのラブレター展

110702vermeer最近はフェルメールラッシュ、と言ってもいいくらいにフェルメールを目玉にした美術展が開催されるけど、全世界40作品程度しか真筆と認められていないこの画家の作品でも、質の高低にはかなりのばらつきがある。しかし、今回やってきた3作品はいずれも小品だが、フェルメールでしか描けない世界観に満ちたものだった。

京都市美術館でつい最近始まった「フェルメールからのラブレター展」は、17世紀オランダを舞台に、遠く離れた人々をつなぐ唯一のコミュニケーション手段でもあった「手紙」にスポットを当てた企画展。しかし、なんといっても目玉はフェルメールの3作品とあって、土曜日のこの日も相当の混雑を覚悟したが、来館者も少なく全くの肩透かし。この日の京都自体が今週の本格的な暑さ、震災の影響で観光客が驚くほど少なく、休日とは思えない状態だった。

作品はフェルメール以外でもテル・ボルフ、ヤン・ステーン、デ・ホーホといった名手の質の高い絵画が多く出展されていた。彼らの描く静謐な庶民の日常生活、親子の触れ合い、賑やかな宴会の情景からは、今も変わることのない人間の営みの基本が感じられ、安心感を覚える。そして彼自身の作品こそ登場しないが、レンブラントの影響を強く受けた作品はこの画家のオランダ絵画における影響力の強さを物語っていた。

そして、フェルメール3作、「手紙を書く女」、「手紙を書く女と召使」そして「手紙を読む青衣の女」が最後に登場する。この中では「手紙を書く女」の普遍的な表情、そして「青衣の女」の蒼の美しさが印象的だ。「女と召使」はやや光の表現がコントラストに過ぎている感じがあるが、視線を交わすことのない二人の感情解釈を観る者に任せるような構成の楽しさがある。

作品数は43点と少ないもののそれぞれの質が高く、オランダ絵画の魅力に触れるまたとない機会となった美術展だった。

フェルメールからのラブレター展

2011年6月25日~10月16日

京都市美術館

2011年7月 3日 (日)

カーヴ・ド・テールで鮎に舌鼓。

はっきりって、鮎が大好物だ。ひょっとしたら魚の中で一番好きかも?食べる時は頭から全部たいらげてしまう。なんといっても肝のところの苦さ、そして身の甘さのコントラストが、他に比類ない味わいと言ってしまっても過言じゃない。

この日はいつも素敵なイベントを企画してくれるワインショップ、カーヴ・ド・テール淡路町店でも鮎のイベントということで、珍しい鮎の一夜干しとシャンパン、ロゼワインを合わせて舌鼓。一夜干しは淡路町のY店長が和歌山出身とあって、自信を持ってお勧めの一品。炙っていると香ばしい香りが店の中に漂ってきて、食欲をそそる。ホントは店の前で塩焼きみたいなことをやろうと思ってたんだそうだが、それは断念されたようだけど、これでも十分いけます。かえって珍しくて、自分にとっては嬉しい選択。

110702terre1110702terre2鮎の苦みは結構ワインにとっては難しいところだろうけど、シャンパーニュのブラン・ド・ノワールは無難に合っていたがこの苦みを引き立たせるまではいかない。

やはり驚きだったのはこのお店のイチオシ的造り手、ハンガリーのヴェニンガーによるシラー・ロゼ。果実味が強すぎるんじゃないか、と思っていたが、このシラー・ロゼはドライな造りで、鮎との相性も驚くほどドンピシャリ。生臭さもなく、苦みを持ちあげるように味わいを広げてくれた。このマリアージュは想像できなかったなぁ。

このイベントは本日3日までで、夙川店、淡路町店で開催中。おためしあれ!