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2011年4月

2011年4月29日 (金)

神戸 トラットリア・バンブー ワイン会初参戦

110429banboo1110429banboo2110429banboo3110429banboo4110429banboo5110429banboo6110429banboo7110429banboo8110429banboo9110429banboo1024日の日曜日は、先日の花見会でお知り合いになった神戸のイタリアン、トラットリア・バンブーの初ワイン会にお招きいただいた。

阪急三宮駅から歩いても5分程度とあって、自宅からは意外と便利。なんせ、電車一本で行けるからね。

この日は6種類のワインと5種類の料理がセットで会費7千円と破格のコスパ。店主さんいわく、初めての試みと合って会費も手探り状態なのだそうだ。このボリュームなら、もう少し取ってもらってもOKですよ!

ワインはフランチャコルタから始まって、フリウリの白、フリウラーノ、トスカーナ・ビアンコ、その後は赤に移ってピエモンテのネッビオーロ、トスカーナのサンジョヴェーゼ、そして最後は名手コッリネーレ・ルッケージの銘酒、スカッソ・ディ・チェザーリで締めくくられた。

この中では意外に白のフリウラーノの味わいが印象的。もともとフリウラーノは好きな品種だけど、この日のワインは品種の個性としてスレンダーなボディと硬質なミネラル感はあるが、それを覆うようにグレープフルーツような柑橘系の旨み、バックの苦みによる厚みが加わり、ボリュームの豊かさが感じられた。

110429banboo11ワインもたっぷり、料理もたっぷりで終了時点では満腹状態だったけど、それでもデザート&デザートワインまでしっかりいただきました。店主さん、ありがとうございました!

そして最後は...ま、これは冗談です(笑)。

   

2011年4月26日 (火)

終戦やむなし。 ボルトンvsアーセナル戦

110426cescまたやってしまった。しかし、この試合でやってしまうとは予想だにしなかった。アーセナル、今年も無冠に終わることは確実になったといわざるを得ない。

首位マンUとの勝ち点6差で迎えたアウェイでのボルトン戦だが、陣容はほぼベスト。GKスチェスニー、DFクリシー、コシエルニー、ジュルー、サニャ、DFソング、ウィルシャー、ナスリ、セスク、ウォルコット、FWファン・ペルシー。

この陣容なのに序盤から固く中央を閉じて中に入らせない守備を徹底するボルトンを攻めあぐねる。この攻めあぐねから、去年も散々失望させられたセットプレーからのチャンスを決められてしまいまさかの先制点を許す。その後後半早々にジュルーの軽率なチャージからPKを与えてしまったが、ここはスチェスニーが抜群の度胸と反応を見せて追加点を防ぐ。

この時点でまだ勝機は十分あったし、それを信じていた。そしてその後プレミアでのアウェイ戦連続得点新記録となるロビン・ファン・ペルシーの同点弾が決まったが、その後もチャンスを活かすことなく均衡のまま終了間際の88分にまたしても悪夢のコーナーキックからの失点を許し、このまま2-1で敗れて、首位との勝ち点差9では万事休す。終戦宣言も悔しいがやむを得ない。これで「まだまだ可能性ある!」なんて言うのがしらじらしい。

終わってしまったことは仕方ないけど、同じミスを重ねすぎだ。この試合最悪はクリシーだったのは否めない。カウンターで攻め込んで来る相手のチェックが消極過ぎ。せっかく攻め上がってもクロスの精度が低いので、無為にチャンスを潰してしまった。

ただ、クリシーだけでなく他の選手もタイトルを狙うという気迫は殆ど感じることのない、淡々とした試合だった。ナスリにしろ後半切れが無くなったとはいえ、あの1対1を外すとは?セスクも昨シーズンの決定力が今シーズンは全くなくなってしまった。

たぶんボルトンとしては守り易かっただろうし、作戦まんまと的中といったところだろう。ナスリもセスクもミドルの精度がない以上、他にミドルを打てる選手がいなければ、あとはゴール前のヴァイタルエリアに選手を集めて隙間を小さくすればなんとかしのげる。後半は攻めあぐむアーセナルが横にパスを回す間に守備を固めたボルトンが立ちはだかり、苦し紛れのクロスがゴールの枠外を越えていくシーンが多くなった。

ウィルシャーも動き回るけど、彼にはミドルシュートがない。相手にとってはそう怖くはない選手に映っているかもしれない。彼が大きく成長するかのカギは相手を怖がらせるような武器を持つか持たないかにかかってくると思う。

タイトルは正直諦めた。でも次はマンチェスター・ユナイテッド戦。ここで意地を示してもらいたい。大阪グーナーの聖地、Qbrickのハイバリー・ナイトは今年でその幕を終える。この試合が最高に盛り上がることは間違いない。自分も当然参戦するし、この一戦で爆発する選手の姿を今は信じたい!

2011年4月24日 (日)

Wineshop FUJIMARU企画連発 第2回日本ワイン会!

110424japan14月23日土曜日は、木曜日のBABBI BABBI試飲会に引き続き、Wineshop FUJIMARUさんの企画にお邪魔した。この日は堂島のマツケン食堂での第2回日本ワイン会で、僕は前回に引き続いての参加。

前回は北海道を特集していたが、今回は九州ワイン6種類をラインナップ。場所も大分、熊本、宮崎と、つい最近まではワインを作っていることさえ知らなかった地域だ。聞くと最近では沖縄でもワインを作っているそうで、おそらく日本全国どこかでワインが作られているのではないだろうか。それにしても沖縄で作られているワインがピノ・ノワールだというのは意外。。。

110424japan2110424japan3110424japan4110424japan5110424japan6110424japan7この会の素敵なところは料理も力が入っている点。ワインが九州特集だけに、素材もこの日は九州にこだわっていて、レンコン、ソースに使われたデコポン、熊本産の鶏を使った料理を楽しむことができた。最後の冷や汁は宮崎風のご飯を麦味噌で合わせていて、飲んだ後の料理には最高だった。

ワインはいずれも印象深いものばかり。大分、安心院のスパークリングはシャルドネの瓶内二次発酵によるもので、繊細な泡と最後にふわりと残る渋みがアクセントとなって、心地よい飲み心地。都農のアーリー・キャンベルのドライ・ロゼは完熟イチゴの甘い香り満載だが、味の甘みは抑えられていて、ドレッシングに使われていたデコポンとの相性がとても良かった。そして熊本のシャルドネはいずれもクラシックな造りで美味しかったが、畑違いの個性も明瞭に表れていた。

ワインも料理も楽しめたワイン会。第3回があればおそらく行くだろうな。

2011年4月23日 (土)

Wineshop FUJIMARU企画 一般向けワイン試飲会!

110425babbi1110425babbi2110425babbi3 大阪のワインセレクトショップの第一人者、Wineshop FUJIMARUさんがお気に入りのイタリアン、BABBI BABBIを借り切ってのワイン試飲会となれば、いかなきゃいかんでしょ?ということで木曜日の夜にもかかわらず、さっさと退社して参戦。

この日はヴィナイオータ、パシフック洋行、テラヴェール、Wのインポーター4種合同試飲会。他社とは違う独自のラインナップで定評のあるインポータが集っただけに、期待大。そしてそのラインナップに呼応するようにBABBI BABBIさんの料理も、N店長も気合入りまくり。

110425babbi4110425babbi5110425babbi6各社持ち寄りのご自慢ワインはリストによれば総勢51本!全部が飲めるはずもなく、白ワインから気になるワインを飲み始めつつ、その過程でどんどん運ばれてくる気合の入った料理の数々。正直もっと集まるのかなと思っていたけど、それほどでもなかったので飲む方にとっては丁度いい距離感でインポーターの方や、Shopの方の話も聞きつつ、ワインは少量ずつとはいえ進む進む。。。

110425babbi7110425babbi8呑み進めて行くうちに、リストには無いワインも出てくるなど、正直感覚が無くなっていくきがした恐ろしい試飲会(?)。最後はご一同の記念撮影を終えて、楽しすぎる会は終了!〆の後も残りのワインを囲んで宴は続いていたようだけど、飲み過ぎライン越えを悟った自分は早めに退散。それでも既に時計は23時を軽く廻っていたのだった。素敵な試飲会を催してくれたWineshop FUJIMARUさんと、インポーターさん、そしてBABBI  BABBIさんのスタッフに感謝です!

アジエンダ・アグリーコラ・イル・パラディーソ・ディ・マンフレディ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2002 DOCGブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

110425brunello友人の中ではサンジョヴェーゼ嫌いということになっているようだけど、別に嫌いじゃない。ただ、イタリアワインの中であまりにもメジャー品種だし、自分よりも知っている人が多いので、あえて興味が向かなかっただけ。でも、ブルネッロは結構魅かれる。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはサンジョヴェーゼで作られる最高峰のワインと言っても過言じゃない。しかし決して歴史ある産地ではなく、1967年にDOCGに昇格してから40年超の間にイタリアワインの最良の生産地としての評価を得るまでになった。

このワイナリーは小規模生産で年産はロッソと合わせても約9,000本。除草剤殺虫剤を一切使わずに、土地のエネルギー、ニュアンスを反映したワインを作り続けている。

色は黒みの強い湿った感じの暗いルビー色。香りはラズベリー、干しプラム、鉄、革、古木の香り。

口に含むとチャーミングな完熟ベリーの酸味と旨みが同時に押し寄せる。しっかりしたフォルムが感じられ、力はあるがそれが一方的に外に向かうことはない。滑らかな果実味が中心だった味わいは、中盤から塩っぽさ、ミネラル感に転じる。下支えする密で細かなタンニンがその繊細な味わいをしっかり受け止め、隙間を埋めるかのように緊密なストラクチャーを構築する。全体のフォルムが非常に滑らかで、均整がとれた味わいが印象的。

余韻は塩っぽい味わいを残しつつ、完熟ベリーの甘みが心地よく広がり、複雑な味わいの印象を持たせながらゆっくりと長く引いていく。

自分がサンジョヴェーゼを苦手とするならば、突出した時に攻撃的に感じる酸味に原因があるのかもしれないが、このワインはそれぞれの味わいの要素が強くても、全体の構成にまとまりが感じられる。これは美味しい、と素直に言えるワインだな。Good JOB!

【パピーユ・ジャポネーズ 7,200円?】

2011年4月22日 (金)

またしても守りきれず トッテナムvsアーセナル戦

110416arsenal個々何試合、負けられない戦い、と叫び続けたかと思い返してしまうほど、つらい結果が続いているが、週半ば早朝のノース・ロンドン・ダービーもそれを繰り返してしまうことになってしまった。

布陣的には今考えうるほぼベストメンバー。GKスチェスニー、DFクリシー、コシエルニー、ジュルー、サニャ、MFディアビ、ソング、ナスリ、セスク、ウォルコット、FWファン・ペルシー。

前節から考えて攻撃的な撃ち合いになるとは思っていたが、まずはセスクの絶妙の縦パスを受けて走り込んだウォルコットの落ち着いた先取点でアーセナルが先制。その直後にファン・デル・ファールトに同点にされるも、その後はナスリ、ファンペルシーが決めて1-3と2点差に拡大した。

が、正直2点差でも勝ち切る気がしないのが今のアーセナルで、自分でもそんな気分になるのが嫌なのだがこの試合でも全く安心できなかった。そして悪夢のようにそこからハドルストンの強烈なシュート、そしてスチェスニーの反則からのPKで追い付かれて、結局3-3のドローに終わってしまった。DFの脆さがこの試合も出てしまい、突破力のある両サイドに散々破られてしまった。

後半同点に追いつかれた後はヒヤヒヤもので、スチェスニーの股間止め、足で掻きだした2本は入っていてもおかしくなかった。PKで同点に追いつかれたことは責められても仕方ないと思うが、それ以降のスチェスニーはまさに守護神。彼の反応の良さ、精神的切り替えの早さは素晴らしいと思う。

ただ、この試合に関しては悪いばかりじゃなかった。セスク、ナスリの動きも良かったし、前半はアーセナルらしい早いパス回しから崩す攻撃が見られた。ただ、トッテナムは攻撃的チームで守備も緩いので、アーセナルとしてもやりやすかったとは思うが。

しかし、動き自体は良かったものの、この決定力の不足はどうしたものだろう?80分で最後にベントナー、アルシャビンを入れても、局面は変えることはできない。ベントナーをサイドで使っても彼の持ち味は全く発揮されないだろうに。この起用法だけは疑問で仕方がない。

これでアーセナルは3位後退。しかし勝ち点自体は首位と6点差。直接対決もあるし、マンUはチェルシー戦も控えている。まだまだ可能性があるだけに諦めない戦いと、大量得点が必須だな。

2011年4月19日 (火)

信じるしか...アーセナルvsリヴァプール戦

110417arsenal簡単に勝てる相手ではないと思っていたけど、この結末だけは予想できなかった。。。

111分を戦って追いつかれてのドロー。この結果が尾を引かない訳はないけれど、信じるしかない。その言葉だけは口にするわけにはいかない。このチームを信じた以上、最後まで可能性が無くなるまではその言葉だけは絶対に口にしない。

とにかく次です。次しかない。直接対決まで何が起こるかわからないのだから。

だからこの試合を振り返るのはやめにします。切り替え、切り替え(涙)!!

2011年4月18日 (月)

精進料理とワインの相性は? 普茶料理ワイン会

110417otera1110417otera2110417otera3気持ちのいいくらい快晴の週末の日曜日は、宇治に近い黄檗のお寺で精進料理である普茶料理をいただきながらのワイン会にお邪魔した。

普茶料理は江戸初期に中国から伝えられた禅宗の黄檗宗による精進料理で、「普く衆人に茶を施す」という意味で、仏事の後に集った客をもてなす料理が今日の形になった。中国からということもあり胡麻の香りが高く、大皿に盛られた料理を分け合うところに特徴がある。

110417otera5110417otera6110417otera7この黄檗の地はかつて3週間学校の研修で住んでいたこともある懐かしい地。その地でこうしてワインを飲むのも不思議な縁だと思いつつ、料理と共にワインが進む。特に胡麻豆腐と醤油の味に、ドラピエの1990ビンテージシャンパーニュの熟成した味がベストマッチ。自分が持ち込んだのは、マルク・テンペの2003リースリング。酸味もまろやかになり、柔らかい味わいが印象的だった。そして料理もどんどん出てきて、ワインも次々空いて、ついていくのがやっとの感じ。これを和尚さん一人で調理しているのが信じられないくらいだ。よほど下ごしらえしておられるのだろう。ただただ感謝。

110417otera8110417otera9110417otera4ルロワのムルソー、シュレールのピノ・ノワール、そしてジョルジュ・ルーミエのモレ・サン・ドニ1er、シャンボール・ミュジニー、シャト・ダレキム・ベッカー、シャトーヌフ・ド・パプと、開けるワインもバラエティに富んで、ワインも料理も見事に完食!精進料理でも味がしっかりしているので、ワインにも負けず相性も良かった。今まで経験したことのない不思議なワイン会、楽しいひと時でした。 

2011年4月17日 (日)

ヴィルジル・リニエ・ミシュロ ブルゴーニュ・ルージュ2008 AOCブルゴーニュ

110416michelot一番苦手なワインのジャンルを問われれば、間違いなくブルゴーニュを挙げる。

この世界はスコッチにも似て、深さを極めればきりがない。その多くを把握するのは、普通のワイン好きには困難だが、本当にブルゴーニュを愛する人はその困難を克服して自分のものとしている。それを目の当たりにしてしまうと、この世界は自分のような者には能力的にも経済的にも無理と思ってしまう。

それでも好きなものは好きなので、広すぎる世界を絞って向き合うのが最良の策かもしれない。自分にとっては、今はニュイ・サン・ジョルジュとモレ・サン・ドニがその対象となっている。

ヴィルジル・リニエ・ミシュロはモレ・サン・ドニを本拠とする40代前半の若い作り手で、彼が3代目となるドメーヌの当主だ。1995年にこのドメーヌを引き継いで以来、濃厚主義とは一線を画すしなやかなワインを志向した。この2008のブルゴーニュはモレ・サン・ドニ村の南、シャンボール・ミュジニー村にある畑で醸したワイン。

色は湿った感じのある落ち着いた軽めのルビー色。香りはスミレ、サクランボ、スパイス、土の香り。

アタックの酸は穏やかで若干低め。その酸が若くストレートだが、クリアなベリーの果実味の隙間を埋めるように浸透する。タンニンは粒子は細かいが、総量は思いのほかどっしり。バランスが良く、抑揚こそ小さいもののシンプルに美味しいと思わせる味わいを中盤にかけて展開する。

余韻は程よい甘さをクリアな酸味がうまく引き締めて、おとなしいが主張はしっかりある味わいを残しつつ、ゆっくりとそのボリュームを減じていく。

おとなしいという表現が否定的に取られる危険性をあえて犯してでも、このワインを飲んで思うのはまさにその大人しさ、しかしその黙して語らない中に秘めた熱さ、複雑さが十分に感じられる。作り手のポテンシャルと意図が表現された見事なACブルゴーニュだと思った。Good JOB!

【パピーユ・ジャポネーズ 3,160円】 

2011年4月16日 (土)

ありえないコスパ! BABBI BABBIワイン会 ヴェネト特集

110415babbi1110415babbi2110415babbi3金曜日の夜は、久々に心斎橋のイタリアン、BABBI BABBIが主催でワイン会をやってくれるということでお邪魔した。

今回のテーマは何故かヴェネト州。ヴェネト州と言うと、正直ソアヴェく、造り手ではビアンカーラくらいしか思い出せないほどノーマークな州なので、かえって期待が大きくなる。しかし実際はその期待をはるかに超える凄い楽しい会になった。

まず、この日出たワインは泡1、白5、赤2、デザート1の計9種。これに料理が前菜の甘エビ、メイン6種、最後にリゾットのようなパスタとデザートのティラミスまで出て、会費4,500円はありえない!昨今会費の相場が上がり放題の中で、この価格でやってくれる心意気にまずは感動です。料理も勿論美味しいし、コヤリイカとインゲン豆の煮込みが特に気に入った。

110415babbi4110415babbi5この日のワインのラインナップは。。。

①カーザ・コステ・ピアーネ プロセッコ(プロセッコ)

②テヌータ・サン・アントニオ ソアヴェ2009(ガルガネガ90%、トレッビアーノ5%、シャルドネ5%)

③カ・ルガーテ ソアヴェ・クラッシコ モンテ・フィオレンティーネ2008(ガルガネガ100%)

④アンジョリーノ・マウレ イ・マシエリ2009(ガルガネガ80%、トレッビアーノ20%)

⑤アンジョリーノ・マウレ ピコ2008(ガルガネガ100%)

⑥ラルコ ヴァルポリチェッラ・クラッシコ・スペリオーレ2005(コルヴィーナ50%、ロンディネッラ35%、モリナーラ、クロアティーナで15%)

⑦カ・ルガーテ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ2007(コルヴィーナ40%、ロンディネッ30%、コルヴィーノ30%)

⑧ダニエーレ・ピッチニン ビアンコ・ディ・ムーニ2008(シャルドネ80%、ドゥレッロ20%)

⑨アンジョリーノ・マウレ レチョート2001(ガルガネガ100%)

この中では⑤のウコンの香りと活きのいい酸味に落ち着いた黄桃のような甘みがうまく張り巡らされた濃密な味わいが面白かった。そして⑧のシャルドネの柔らかさをドゥレッロというここでしか産み出されない鮮烈な酸を持つ品種が加わることで、特徴的な味わいを演出するアッサンブラージュ妙のようなものを強く感じた。

最初はヴェネトでできるの?って思っていたが、見事にまとめていただいてこれだけの充実感あるワイン会を企画していただいた店長、シェフ、スタッフには完全脱帽です。今年最高のワイン会と言っても過言ではありませんでした。orz 

2011年4月15日 (金)

切って、貼って、廻して パウル・クレー おわらないアトリエ

110325pauluパウル・クレーという画家は正直自分にとってとっつきにくい画家だと思う。それは今も変わりない。色彩と形の組み合わせで構成されたその作品が、自分にはあまり強く伝わってこなかったという事もあるように思う。しかしこの美術展ではそうした作品が自分の中にある記憶と共に、シンクロして響いてくるように感じた。

この美術展ではあまり大作は紹介されていない。しかしクレーがアトリエで作品を作り上げる過程を紹介しながら展示されているその試みが面白いと感じた。クレーが自分の作品を切断し、角度を変えて作り上げる作品、その悪戯とも思える過程は、実は誰もが経験しているであろう子供の頃のパズルやブロックで遊んでいた時の懐かしい記憶と重なってくる。アーティストが作品を作り上げているプロセス自体は、自分達とそう変わりはないのかもしれない。しかしそれを突き詰められるか否かが違うのだろう。

組み合わせたパズルのような作品は、誰もが作れそうで作れないからこそ独特の力を放っている。今までとは違ってクレーを、アーティストを身近に感じることができた美術展だった。

パウル・クレー おわらないアトリエ

京都国立近代美術館

2011年3月12日~5月15日

2011年4月12日 (火)

久々の勝利も課題が ブラックプールvsアーセナル戦

110410arsenal勝たなければならない試合2つを続けて引き分けて首位との差を広げてしまったアーセナル。自力優勝が出来ない状況になってしまって、状況は厳しいがこれ以上負けるわけにはいかない。戦力も戻ってきて、アウェイとはいえ久々の快勝を期待したブラックプール戦。

先発はGKに久々のイェンス・レーマン、DFクリシー、コシエルニー、スキラッチ、こちらも久々先発のエブエ、MFディアビ、ウィルシャー、アルシャビン、セスク、ナスリ、FWファン・ペルシー。

前半アーセナルがようやくらしい早い攻めを見せて、得点への期待も感じさせてくれるが、それ以上にディフェンスのバタつきが気になる。裏を取られて奥まで攻め込まれて、ブラックプールの決定力不足とレーマンのセーブに助けられて、失点には至らないが、これが上位との試合だったら、早々に点を取られていたかもしれない。かなり不安を感じさせる内容だった。

得点シーンは前半、セスクの絶妙のロングパスからファン・ペルシー、ディアビの連携による先取点、そしてエブエの気迫あふれるプレイでのワンツーによるナイスゴールと2点立て続けで生まれて、これはホームの時のように大量得点も、と思ったがここから不思議と苦戦。後半に1点返されてしまったが、ファン・ペルシーが3点目を決めて、貴重というか絶対の勝ち点3をもぎ取った。

前節までのように手詰まり感は感じなかったが、安定感には程遠い内容だった。相手に決定的な選手がいたら点を取られていても不思議じゃないシーンが何度かあったし、アーセナルも決めることができたシーンがいくつかあった。最終盤の上位戦を勝ち抜けるには、不安も残った一戦だったな。

2011年4月10日 (日)

夙川の桜満開、ワインも全開!

110409sakura11土曜日はお花見に行ってきた。午前中は雨模様でどうかな、と思っていたけれど、昼を過ぎたころから日も差して、絶好のお花見日和となった。

これも神様が沈みがちの昨今を心配して、せめて花見くらいさせようと気を遣ってくれたのかもしれない、と思いながら阪急の夙川駅を降りると、花見目的の人、人、人!駅前では大学生のサークルの待ち合わせでごった返していたが、お前らムチャして救急車呼ぶなよ、と心の中で突っ込みつつ、この日のお花見のホストに車で拾ってもらって会場の公園へ。

110409sakura12110409sakura13こちらの会には初めてお邪魔するので勝手がわからなかったが、料理ワインも持ち寄りでの気軽な会ということで、それなら自分も何かこさえて持ってくればよかったなと思いつつ、手ぶらで来たことをいささか後悔。。。

今回はチャリティを兼ねてということだったので、その分は必ずその分でお返しさせていただくこととし、料理とワインを楽しませてもらった。このほかにご手製のおでんも登場。特に牛筋の煮込み具合、少し甘めの味付けが自分好みで、聞くところ昨日から下ごしらえされていたとか!本当にありがとうございます!!

イタリア好きのみなさんとあって、出てくるワインもイタリア主体。生野の某有名イタリアワイン主力、ニ〇ノ酒店からの差し入れ、トスカーナのゲヴュルツも自分は2度目だったが、相変わらず素敵な味わい。クリュシャールのシャルドネもミネラル豊富な深さを感じさせてくれた。

この後は2次会で自宅にもお招きいただき、シャンパーニュやらなんやら出していただいたものの、既に記憶は薄れながらぶっ倒れるのだけは避けつつ帰宅の途に着いた。酔い覚ましの〆は夙川駅近くの蕎麦屋「侘助」でおろし蕎麦の大盛で、非常に楽しい一日を締めくくらせてもらった。主催者様、参加者の皆様、ありがとうございました!

2011年4月 7日 (木)

ピンコ・パリーノ特別企画 お留守番営業の2週間!

110403pinco1110403pinco2 先週の金曜、土曜はひさびさにイタリアワインの巣窟(?)、ピンコ・パリーノにお邪魔した。

しかしご店主は不在。ご店主はこの州から祖国(?)イタリアに飛び、ヴィーニタリアのイベント他、各地を回る旅に出ている。その間、普段はお客としてこの店に来ている中でも選りすぐりの方々による「お留守番営業」イベントが行われることになった!

それにしても、お客の立場から売る方に変わるってどんな気分なんだろうね。でもやっぱり大変そうだ。いつもは気楽に飲んでる人も、カウンターに立つと気を張るというか雰囲気が違ってる。自分の趣味を押し付けるわけにもいかないし、かといって自分が美味しいと思うワインも飲んでもらいたいし。。。こういう気分を味わうつらさを思うと、自分はやはり気楽な呑む立場でいた方がよさそうだ。

この企画、2週にわたって行われるそうで、今週は4月7日から10日まで店主が交代で、毎日お勧めの品を出しつつ楽しませてくれるそうだ。僕は初日、2日目と参戦して、2日目のこの日はダリオ・プリンチッチのリボラとカベルネ・ソーヴィニヨンを楽しませてもらった。誠に御苦労さまでした!

ここで本編とは関係ないけど、明日8日、北新地のワインショップ、カーヴ・ドランジュで震災チャリティの試飲会が開催される。いつもは無料でいいワインを試飲させてもらえる会を開催してくれているが、この日は会費2千円を取る代わりに、普段よりいいワイン、スピリッツの試飲をさせてくれるそうだ。開店の13時から閉店の23時まで、いつ行ってもいいので、時間がある方は協力してあげてください。自分もどこかの時間帯で顔を出すつもりです。

カーヴ・ドランジュ

大阪市北区曽根崎新地1-1-8 アストリアビル1F

06-6344-3903

2011年4月 4日 (月)

リヴァーポイント・ヴィンヤード カタカタ ヴィオニエ2008 ニュージーランド ギスボーン

110327katakataラベル買いはあまりしない方なんだけど、このラベルは見ていて楽しくなってしまうカジュアルさで、そのインパクトに負けてつい買ってしまった。しかしそれでも品種がヴィオニエでなかったら、買わなかったかも。

ヴィオニエはフランス、ローヌ地方のコンドリューで作られていたブドウで、比較的暑い地域でその真価を発揮する。酸が控えめで、バックにしっかりした苦みがある。熟するとアプリコットのような香りが強まり、リッチなワインを産み出すため世界でも流行の品種で、今では新世界でもよく目にするようになったが、ニュージーランド産は初めての経験。

ニュージーランドのギズボーン地区はそのニュージーランドでも北島の北に位置するワイン産地で、酸のしっかりしたシャルドネで定評がある。このワインの名前「カタカタ」は現地マオリ語で「大笑い」という意味だそうだ。

色はねっとりした粘着質が感じられる落ち着いた麦藁色。エッジは厚め。香りはシロップ、アプリコット、消しゴム、チューインガムといった甘さが前面に出た香り。

口に含むと丸みのある柔らかな酸と共に、甘みが十分感じられる果実味がいっぺんにやってくる。その甘みも均整がとれていてくどさがない。そして最初は弱めと思っていた酸が思いのほか包容力があり、甘さの広がりを抑制し、全体のバランスをコントロールしている。バックに独特の苦みもあるが、インパクトは若干弱め。中盤からの広がりよりも、前半の果実味の厚みで勝負してくる。

余韻は缶詰の黄桃を食べた後のような感じが残り、その味わいがそのまま収束していくように引いていく。

後半の複雑さは少ないが、前半に見せる果実味の厚さ、バランスで魅せてくる味わい。ラベルのように理屈抜きで楽しむ場所こそがこのワインにとって最も適した場に違いないな。

【京都伊勢丹 2,100円】

2011年4月 3日 (日)

諦めてはいけない アーセナルvsブラックバーン戦

110403arsenalEURO2012予選を挟んで2週間ぶりのプレミア。アーセナル戦のない2週間がとても長く感じたが、それに加えてこのところアーセナルらしい得点シーンのない試合が続いているので、フラストレーション溜まりっぱなし。そろそろ快勝して、首位を走る悪魔のしっぽをがっちり掴んでほしいんだけど。。。

この試合では怪我人も戻ってきて、この日はウォルコットとソングが復帰。セスクもサブでベンチ入り。先発はGKアルムニア、DFクリシー、コシエルニー、スキラッチ、サニャ、MFウィルシャー、ソング、アルシャビン、ナスリ、ウォルコット、FWファン・ペルシー。

前半はアーセナルらしい早い攻撃、サイドのウォルコットの上がりからゴール前を脅かす場面が見られたが、このところゴール前の競り合いでは得点シーンに見放されるようにGKの好セーブ、ポストに嫌われるなどで、最後まで持っていけないシーンが再現される。左のアルシャビン、FWのファン・ペルシーの動きもこの日は精彩を欠いていた。

そしてこの試合最大のアクシデントは14分早々にナスリが相手選手との接触で額を大きく腫らすケガを負ったこと。78分のベントナーとの交代まで試合には出場したものの、ナスリの負傷以降アーセナルに決定的な攻めの形が失われてしまった。58分にアルシャビンに代わってセスクが入ったものの、試合を展開するには至らず、結局見せ場もそれほどないまま、11本もシュートを放ったにしては見どころの少ない試合は0-0で終わってしまい、アーセナルとマンUの差は1試合消化が少ないものの7点差と大きく広がる結果となった。

この試合も相手に思うような試合をさせてしまい、それを打ち崩すことができなかった。相手は降格圏が間近に迫る中でのアウェイで、引き分け勝ち点1でもいい。対してアーセナルはタイトル獲得では絶対に負けられない試合。その2チームのモチベーションは、結果からすれば前者が大きく上回ったという事か。中を絞った引き気味の守備は面白みは全くなかったが、ブラックバーンの立場に立てばこれが正解。引き気味の相手を崩せないのは、クロスの精度、ミドルシュートの不足にあるように思う。中途半端なクロスを入れるよりも、シュートに行ったほうが可能性はあると思うのだが。。。

アーセナルの選手に代表選で疲れがあったのは否めないかもしれないが、それでもこの試合は動きが悪すぎた。相手にとっても動きが悪く、パスを重ねてもミドルシュートを狙ってくるような危険性のないチームは守り易いのだろう。今季のアーセナルはミドルシュートのシーンが少ない。ウィルシャーも運動量はいつもながら素晴らしいのだが、自分から狙っていく場面は殆ど無いので、相手には怖くないのかもしれない。彼が突き当たる壁はおそらくこのあたりにあるように思う。

徐々に開きつつある首位との差。ただ、試合消化数も少ないし、直接対決もあるから全く可能性がないわけではない。選手が早々に諦めているとは思いたくないし、そのはずはないので、今は信じるしかない。信じるしかないけど、結果は極めて厳しくのしかかってくる、そんな重たい試合だった。

2011年4月 1日 (金)

ニコレッロ ロエロ(ロッソ)・スペリオーレ ヴィーニャ・ポディオ1990 DOCロエロ

110401roeroネッビオーロというブドウは非常に気難しいブドウだ。まずは、イタリア・ピエモンテ以外で栽培しても、その魅力を発揮するとは言い難い。そういう意味では特定の土地に根付いてしまった土着中の土着品種と言っていいんだろう。

もうひとつ、若い時はタンニンのオバケのように硬い味わいで、その真価を発揮するには十分な時が必要だという事。若飲みするカテゴリーのものもあるが、それでさえ若い時に開けるとまだまだ熟成ポテンシャルを感じる場合が多い。そんなに長い時間を待てないイラちな飲み助にはつれないブドウだ。

しかし、その一筋縄でないブドウを作り続けるワイナリーの中にはそうした飲み助の気持ちを解ってくれて、その苦悩をかわりに引き受けてくれるありがたいところもあるようだ。このニコレッロもそうしたワイナリーの一つで、熟成したワインをリーズナブルな価格で提供している。このネッビオーロ産のワインは白ブドウで有名なアルネイスで作られるもので、1990年という良いヴィンテージでも安く売られているのは、比較的赤ではマイナーな場所から産まれたワインであることも大きく影響している。

色は暗く黒みの強い、焼けた感じのルビー色。香りはブラックベリー、アニス、薬草酒、黒オリーブ。

口に含むとまろやかだが厚みのある酸と、凝縮した密度の濃いタンニンが一気に現れ、タンニンが重量感を示しつつベースに退くと、落ち着いた果実味が口の中に渋さを中和するかのように広がってくる。中盤の広がりは大きくなく変化は小さいが、野太い味わいがどっしりした安定感を演出する。最後まで剛直なタンニンが主体の味わい。

余韻は粉っぽい渋さが少し粗さを残すが、最後は黒みのベリーの旨みを感じさせつつ、ゆっくりと引いていく。

20年を経ても失われない朴訥なタンニン主体の味わい。ロエロという場所で作られたネッビオーロでもこの味わいなのだから、本場バローロ、バルバレスコは20年でもまだ本来の味わいを表現するには短いのかもしれない。このかたくなさが好きなんだけど、本当に付き合いにくいブドウだな。

【阪急百貨店梅田店 3,500円】