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2011年2月

2011年2月27日 (日)

ニコラ・フィアット シャンパーニュ グラン・クリュ ブリュット・ミレジメ1996

110227feuillatte シャンパーニュを選ぶときの自分の基準としては、やはりピノ・ノワールというか、黒ブドウ系の比率が多いものを選ぶことが多い。泡物とはいえ、好み的には味わいに落ち着き、力強さが感じられるものが好きなようだ。シャルドネ単一のブラン・ド・ブランも嫌いではないが、やはりピノ系の方が安心して楽しめる。

今回選んだシャンパーニュもブラン・ド・ノワールとは書いていないが、モノ・セパージュとあるのでピノ・ノワール100%ということだろう。ニコラ・フィアットは1970年代創立の若い生産者だが、今や世界7位にまで生産量を急激に伸ばした。このシャンパーニュの生まれるヴェルズネー村はシャンパーニュ地方北部、モンターニュ・ド・ランス地域に位置し、この村では約85%でピノ・ノワールが栽培されている。北東向きの畑は日照的には不利な条件だが、この村は気候が温暖なためバランスの良さの中に繊細な酸を備えたシャンパーニュが作られる。

色は少し焼けた印象のある濃い目の黄金色。香りは焼きたてのアップルパイ、プディング、カリンの甘い香りのバックに鉄のような金属香、そして酸化熟成の香りも感じられる。泡立ちは細かく、ゆっくりと静かに立ち上る。

口に含むと細かで張りのある泡、そして伸びのある鮮烈な酸に凝縮感のある豊かな渋みを含んだ果実味が感じられる。泡がほどけるように口の中に広がると、その直後にしっかりした渋さの感覚がどっしりと口の中に座り、その中でレモンのような活きのいい酸が清涼感をもたらす。中盤にかけても息を切らさない鮮烈な酸が力強い。

終盤もこの酸が最後まで力を緩めず、旨みのある果実味を引っ張っりながら長い余韻を保って緩やかに引いていく。

最初から最後まで息を切らさない酸が予想を裏切る展開だった。ピノ・ノワール主体でありながら軽やかさを持ちつつ、ベースの力強さも失っていない。両者のバランスを保ちつつ、うまく熟成のニュアンスも手に入れた、とても複雑なシャンパーニュだなと感じた。

【創酒タカムラ 7,000円】

2011年2月25日 (金)

後味の悪さを残して アーセナルvsストークシティ戦

110224arsenal4冠を狙える位置にいるアーセナルだけど、やはりその中でもプレミアはぜひとも勝ち取ってほしい。そのためには下位の取りこぼしは絶対に避けなければならない。

この日は延期になったストークシティとのホーム戦。ストークには負けていないものの、何故か嫌な気持ちがよぎる相手。ゴリゴリ削ってくるようなタイプのチームだし、この局面では何と言っても怪我を負わないかが一番の心配だ。

先発はGKスチェスニー、DFクリシー、ジュルー、スキラッチ、サニャ、MFソング、ウィルシャー、アルシャビン、セスク、ウォルコット、FWベントナー。

序盤からボールコントロールに勝るアーセナル。そして早々の8分、右コーナーからのウィルシャーからゴール前でクリアされたボールを左にいたベントナーが折り返したボールに、詰めていたスキラッチが頭で合わせてアーセナルが先制点。

こうなると早い追加点に期待がかかったが、好事魔多しで14分にセスクが古傷だろうか、ハムストリングの違和感を訴えてアルシャビンに交代。カップ戦決勝とバルサ戦を控えて大黒柱の負傷離脱は痛すぎるよ。。。この後はストークにサッカーをさせない格の違いを見せつつも、アーセナルもまた追加点を奪えないまま1-0で前半終了。

後半もアーセナルがボールポゼッションで上回るが、流れがチグハグでアーセナルらしい攻めよりもボールを体当たりに近いチェックでボールを奪うストーク、という場面が目立ってくる。ただでさえ過密日程、ケガが心配なのにこの相手のやりようは見ていて辛すぎる。それと1点差の局面ではデラップのロングスローからの攻撃次第で一気にひっくり返されてしまう。

69分にはウォルコットが相手選手との接触の中で着地中に足をひねって途中退場。またしても負傷者が出てしまった中で、デニウソンと交代。その後もデラップの、ストークにはこれしかないロングスローからの攻撃にヒヤヒヤしながらも、なんとか守りきって1-0で勝ち点3を獲得、1試合数多く消化したとはいえ首位と1点差に詰め寄った。

流れ自体は終始アーセナルだったけど、明らかな得点のチャンスはセスク交代から殆ど描けなかった。後半はフィジカル面で攻勢を強めたストークにこわごわ対応していたような気がする。そしてセスク、ウォルコットという攻撃の2枚が失われてしまった影響は大きい。価値はしたものの、失ったものも大きい試合になってしまった。

その中でもウィルシャーが示す毎試合での高いポテンシャルは本当に驚嘆の一言。守備と攻撃両面兼ね備えた才能はもはや疑うべくもない。小柄でも当たり負けしないところが凄いし、ソングとのコンビは今年最初とは思えないほど息が合っている。不安視されたDFも彼らのサポートがあって致命的にはなっていない。

勝つには勝ったが、後味の悪さも残した。今はセスクとウォルコットのケガが軽傷であることを願うしかないね。

2011年2月22日 (火)

ローズ・ド・ジャンヌ シャンパーニュ レ・ウルシュル ブラン・ド・ノワール ブリュットNV

110220roseschampagneチャンピオンズ・リーグのアーセナルvsバルセロナ戦見た?いい試合だったな。去年はセスク、ソングの欠場で敵地カンプノウでボコボコにやられて悔しい思いをしたが、その借りを返すホームでの逆転勝利だった。カンプノウでも去年のような事には絶対にならない!

その勝利を記念してのシャンパーニュ。この日は最近知名度の上がってきたローズ・ド・ジャンヌのブラン・ド・ノワール。

1976年生まれ、セドリック・ブシャールはシャンパーニュでは中心から外れた南端のセル・シュール・ウールス村で2000年からワインを作り始めた新興の醸造家。このシャンパーニュはステンレスタンクで天然酵母を用いて発酵、乳酸発酵を経て澱と長時間接触させたままにし、収穫翌年に瓶詰、ドサージュは一切行わない。

色は全体にグレーがかかったうすいイエロー。香りはナシ、レモンスカッシュ、アップルパイ、バックにジンジャーの香りも感じられる。泡は比較的大粒の泡が中心から3条、勢いよくテンポよく立ち上る。

口に含むと力は弱めだが、繊細で細かな泡が優しく舌先をくすぐる。その泡が舌先から柔らかく舌を包み込むように広がり、その直後に爽やかで冴えた酸が、そして次に重心の低い濃い果実味が現れる。中盤からは黒ブドウらしい渋みが広がり、味わいに安定感をもたらす。

余韻はベースの渋みがしっかり感じられ、ピュアな果実味が力強く残りつつ、長い時間をかけて引いていく。

まず一番に驚かされたのは優しくクリーミーな泡の感覚。しかし味わいは軽いだけではなくしっかりした渋みを伴う複雑さを持っている。シャンパーニュでは辺境的な土地からこれだけしっかりして、かつ繊細さを兼ね備えたものができるんだから面白いもんだねぇ。Good JOB!

【創酒タカムラ 8,500円】

2011年2月20日 (日)

Yeah, we're proud of YOU!! CLアーセナルvsバルセロナ戦 

110220arsenal1去年の借りを返す舞台がやってきた。チャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント、ホームにバルセロナを迎えての試合。この試合は残念ながら海外出張のためリアルには観戦できず。しかし、出張先までアーセナルのユニは持ちこんで体制は整えていたから、実際起きて結果を見て小躍りしたのは言うまでもなし!なんせバルサ相手に2-1、見事に勝利したんだから!!これを見るのが待ち遠しくて、帰国最初にテレビをつけて録画再生したのは当然でしょ!?

110220arsenal2 去年のカンプノウではセスクがその前の試合、1stレグで引き分けに持ち込んだ代償で負った怪我のため欠場、そして守備の要ソングもいない中で4-1と完敗を喫した。アーセナルのパスサッカーが完全に封じられて、メッシ一人にやられまくった。見ていて声も出す暇もないほどにバルセロナのサッカーの凄さに絡め取られてしまった。

しかしこの試合、だからといって自分達のサッカー、とにかく細かなパスをつないで相手ゴールに迫るそのスタンスを彼らが変えるはずもなかった。確かに前半、全体にはバルセロナが攻めていた時間が多かったし、メッシが得点をとってもおかしくない、特に前半13分のようなシーンもあったかもしれないが、守備の安定感は去年とは違っていた。特にソングのやる気、6分早々にイエローはもらったものの、メッシを絶対に封じるという気迫が感じられた。チームメイトにも彼の思いが伝わっていたんじゃないだろうか。

110220arsenal3 セスクの思いも他の選手とは違ったものがあったんだろう。最後は少し涙ぐんでいた?あの年でキャプテンを張って、そして去年の完敗からここまで引っ張ってきた、確実に去年とは違う結果を出したという事に対する思いが込み上げてきたんだろうな。イエローが出た選手を即座にケアする彼の姿勢も感動ものだった。

守備の一瞬の緩みを突いたビジャのゴールから巻き返したチームの底力、ファン・ペルシー、アルシャビンで2点をたたみかけた勢いもこのチームには確実にある。ウィルシャーも大舞台で19歳とは思えない中央突破からのチャンスメイクを見せた。この19歳はどこまで進化するのだろうか?アーセナルのポテンシャルを見せつけた、最高の試合だった。こりゃ、何杯もおかわりするしかないんだろうね?

2011年2月19日 (土)

宝水ワイナリー RICCA ケルナー2008 北海道岩見沢市

110214housuikerner_2 日本ワインの中でも今最も新規参入の多い地域は北海道なんだそうな。その理由はまず第一に地価の安さ。まずはブドウの栽培に力を注ごうとする作り手にとって、初期投資をいかに抑えるかは第一命題。

そして次には梅雨がないので、生育期間は短いものの湿潤によるブドウの病害から守られる。しかし冬の豪雪期間からブドウの木を守るために、わざわざブドウを雪の中に寝かせなければならない。零下20度にも下がる大気中では生きていけないが、雪の中は0度でありこれならばブドウは耐えられる。しかし、そのストレスで北海道のブドウの木は樹齢30年程度が最大なのだそうだ。

そんな決してやさしくはない地域でブドウを作っている醸造家は20代の若い世代が多い。この宝水ワイナリーもその一つで、このRICCAと言う名前も「六花」、つまり雪の結晶から取られたものだそうだ。ラベルもその名前にちなんだ愛らしいデザイン。

色は透明感のある、表面に硬質な張りを感じさせる薄いレモンイエロー。香りは白い花、乳酸飲料、ライム、チューインガムのような甘い香りを感じる。

口に含むとまろやかだが張りのある内に詰まった酸が感じられ、その直後にふわりとした甘さが広がる。味わいがピュアで混じり気を殆ど感じさせない。ストレートな果汁のうまさがそのまま残っているが、バックには程よいミネラル感、苦みが甘みだけでは終わらせない複雑さのエッセンスを加えている。膨らみは中程度で、中盤まで程よい甘みが持続する。

余韻は戻りの酸と繊細な苦みが果実味に上手く絡みつつ、心地よい甘みを残しながらゆっくりと引いていく。

雪解け水で醸したような味わいは日本酒にも通じるところがある。ここまでピュアに作られたワインもそうそうないのではないか、と思うくらい自然に体に染みてくる。アロマティックなケルナーを嫌味なく作り上げるところが素晴らしいと思った。Good JOB!

【虎屋リカー 2,415円】

2011年2月18日 (金)

ボルク・サンドリーゴ(ドドン) フリウラーノ2006 IGT(フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア)

110210dodonfuriulanoフリウリでも名前自体が印象深いボルク・ドドン。去年あたりは結構買うのも難しかったけど、今年は結構出回っているようで、何本かまとめ買いしてしまった。こことアオスタの農学校のワインは安くても旨みがしっかりあるので気に入ってます。

で、そのボルク・ドドンのスタンダードなフリウラーノ。実はスタンダードの割に今まで飲んだことがなかった(ひょっとしたらグラスで飲んだことあるかも!?)ので、今回も楽しみで真っ先に開けてしまう。そして期待に違わぬ枯れた山吹色の液体が出てきたら、不思議とテンションもあがるんだけど?

フリウリの代表的品種、フリウラーノ100%。平均樹齢17年と若めの木から作られるワインは自然酵母で発酵、セメントタンクで熟成される。

色は枯れた薄めの山吹色。香りはドライフラワー、セメダイン、真鍮、枇杷、柚子、全体に有機的な香りが前面に出ている。

口に含むと表面はまろやかだが、その実芯のある硬質な酸が現れ、その後に枇杷のような甘さを持った柔らかな果実味が広がってくる。内に詰まった厚みのある味わい。中盤に広がる柚子のような柑橘類の酸味が戻り、程よい苦みがバックで支える。

余韻は爽やかな酸味を伴った果実味をベースの苦みが支えつつ、柔らかな後味を残して引いていく。

有機的な香りと柑橘系の味わいが無理なく同時に表現されているところが不思議だ。この技はイタリア、フリウリでしか表現されない個性といえるのかもしれない。ドドンのワインは濃くて癖があるけど、このワインは癖はありつつも清々しい酸味が出ていて気軽に楽しめるワインといえそうだ。

【MARUYAMA 2,480円】

2011年2月17日 (木)

白ワインとロゼワインの境目って? 誕生日企画イタリアワイン会

110202italy2110202italy3もうだいぶ前、1月の話なんだけど。。。

友人のお誕生日企画のイタリアワイン会にお邪魔した。

いつものように場所をお借りして、好きなイタリアワイン、食べたい一品を持ち寄るという気楽なスタイル。いつもであれば少々の例外は許されるが、イタリア好きの主催者、主賓の意向もあり、この日ばかりは厳格なイタリア縛りが敷かれた、と思っていたのだが、最後の一本はブルゴーニュの白でした(笑)。

110202italy1ラインナップは

①レッジャーノ・メディチ・エルメーテ ランブルスコ アッソーロ・ロッソ

②マッサベッキア ビアンコ2003

③ボルク・ドドン ヴェルドゥッツオ・フリウラーノ2003

④ラ・ビアンカーラ メルロー2003

⑤ヴァレンティーニ モンテプルチアーノ・ダブルッツオ チェラズオーロ1999

⑥ロ・トリオレ ヌス2009

⑦ラ・ビアンカーラ レチョート

⑧ルイジ・マッフィーニ クラトス2007

⑨(生産者書き漏れ)ピュリーニー・モンラッシェ 1er クロ・ド・ラ・ムーシェ1985

110202italy4今回特におもしろかったのは白のラインナップ。自分が持ってきたドドンのフリウリ土着品種ヴェルドッゥツオ、マッサ・ベッキアの白、共に茶褐色と言っていいような色合い。そしてヴァレンティーニのロゼも、これロゼ?っていうような色合いで、3種並べてみると白とロゼという境目がとたんに曖昧さを帯びてくる。これがある意味イタリアワインの他の地域には無い特徴、個性と言えるのかもしれないな。

いろいろメモを取ろうとはするんだけど、こういう会になると後半はかなりいい加減になってくる。もう目の前のワインをただ飲むだけで精一杯になっちゃうな。しかし、ドドンのワインがこれほど受けるとは。自分も含めて集まった方々、一般ワイン愛好家とは少し違う世界を歩んでるのかもね?

2011年2月16日 (水)

スパダフォーラ ソーレ・ディ・パドリ2005 IGT(シチリア)

110211sole好きなブドウ品種はシラー、これは一貫してる。ブルゴーニュも、シャンパーニュも好きだけど、やっぱり魅かれるのは洗練されていてもその中に少し武骨さを感じるシラーの複雑さにある。

そんなシラーは全世界にその勢力を広げていて、ついには決してフィットしないと思われていた日本でさえもシラーに魅せられて試験的に栽培するワイナリーも見られるようになった。しかしそのシラーはいわゆる「シラー」とは少し違う「日本のシラー」であるように、この品種もまた育った地域によって融通無碍に変化する。

その産地の中でシチリアはシラーにとって理想的な気候であるように思える。熱い気候、乾燥して焼けた大地、熟したシラーが最大限そのポテンシャルを発揮しそうな場所だ。スパダフォーラはこの地に古くから勢力を持っていた貴族であり、イタリア土着品種よりもフランス系の国際品種を主に栽培している。そしてこのワイナリーが特に力を入れているのがシラー。

色は黒みの強い、色素の詰まった凝縮感のあるガーネット色。香りはブラックチェリー、黒オリーブ、鉄、スモーク香、チョコレートの香りも感じられる。

口に含むと落ち着いているがじっとりと染みてくる酸、そしてそのすぐあとからスパイシーな香り、凝縮した果実味、ボリューム感のある甘さが押し寄せる。しかしボリューム感はあるが決して野放図に広がる訳ではなく、しっかりした輪郭のなかに収まる抑制力が働いている。果実味に溶け込んだタンニンは力強く、まだ若干粗さは否めないが、味わいに安定感をもたらす。中盤はタンニンの渋みとスパイスの感覚がより現れる。

余韻にはしっかりした苦みが味わいを引き締め、ビターチョコの食後感のようなリッチな感覚とふくよかな甘みを残しながら長い時間をかけつつ引いていく。

シラーだが、系統的にはオーストラリアのシラーズに近い味わい。しかし味わいはしっかり抑制が効いていて、決してボリューム感だけで嫌気を起させないところが作り手のさじ加減といったところだろうか。僕の好きなシラーとは若干違うんだけど、イタリアワインらしい凝縮感あふれるワインといったところかな。

【酒喜屋 7,380円】

2011年2月13日 (日)

慎重に狼退治 アーセナルvsウォルヴァーハンプトン

110213arsenal_2 前節でニューカッスルに4点差を追いつかれてしまい、後への影響が心配されたアーセナル。この日はホームでこれまで負けた事のないウルヴスとの試合。しかしウルブスは前節マンUを破って最下位を脱出し、勢いがあるだけに不安も?

先発はGKスチェスニー、DFクリシー、コシエルニー、ジュルー、サニャ、MFソング、ウィルシャー、アルシャビン、セスク、ウォルコット、FWファン・ペルシー。怪我の度合いが心配されていたソングが早くも復帰してきたのは嬉しいかぎり。

試合は開始からアーセナルペースで進む。しかしウルヴスもピッチ中盤はアーセナルにボールをコントロールされても、最後までは攻めさせない。ウルブスの選手はアーセナルの選手よりも大型でフィジカルも強く、当たりも仕掛けてくる。審判のアーセナルに不利なジャッジに対する不満もたまっているようで、カードが出るような場面がないか心配な時間が進んでいく。

しかし16分、右中盤からのセスクのクロスをゴール左のファン・ペルシーが右足のボレーでネットに突き刺し、アーセナルが先取点を決める。その後得点のチャンスもあったが、決め切ることができず1点差のまま前半は終了。

後半、シュートの数は多くなっても決め切れない展開が続いた中で後半56分、ウルヴスに攻められてから右のソングから左のセスクに一旦振って、そのセスクがすかさず右サイドを駆けだしたウォルコットに長いボールを送り、そしてゴール前併走してきたファン・ペルシーに横パス、それを確実に決めてアーセナルが突き放す2点目。あと何点か入ってもいい場面はあったが、完封でアーセナルが2-0とウルヴスを下した。

復帰以降ゴール量産のファン・ペルシーはこれで10得点といつの間にか2ケタに乗せている。このところのキックの精度の高さは素晴らしい。他の選手の精度のイマイチさが余計に目立ってしまう。セスクは2得点のきっかけを作る動きは相変わらずさすがの試合観だったが、この試合シュートを決め切れなかった所は残念な点。そろそろ彼の得点シーンも見てみたい。

そしてソングの復帰がアーセナルの守備の安定させていた。ソングとウィルシャーのコンビは今最も上手く機能している。どちらも上がりたがる選手だけど、ソングが上がるときはウィルシャーが下がり、そしてウィルシャー上がればソングが下がる、とそれぞれの連携、役割の徹底ができている。今中盤の厚さではまさにプレミア一と言っていいんじゃないだろうか。

欲を言えばもっと点を取れた試合だったけど、取りすぎて次の試合全然、ってよりはこのくらいにしておいて次の試合に期待した方がいいのかもしれない。とりあえず完封、危なげない勝利だったな。

2011年2月12日 (土)

ワインも料理もガッツリ、話もガッツリ Wineshop FUJIMARU 日本ワイン会

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3連休最初の日は、WineshopFUJIMARU主催、堂島マツケン食堂での日本ワイン会に参戦。実はFUJIMARUさん主催のイベント、マツケン食堂さん共に初体験ということで、それが日本ワインということであれば最初から期待大。

この日のワインは北海道ワインからケルナー09、鶴沼ツヴァイゲルトレーベ08、ヴァイスブルグンダー90マグナムの3本、山崎ワイナリーからシャルドネ08、ピノ・ノワール08、タカヒコワイナリーからヨイチノボリ キュムラ ピノ・ノワール09の6本が出品。この中ではやはり注目は希少性からもタカヒコのピノ・ノワール。小布施ワイナリーの曽我氏の弟さんが北海道で醸すワイナリーとあって興味大。

料理も会費7千円とは思えない分量で、魚介類、肉をバラエティ豊かに取りそろえたラインナップ。小エビのフリットとか、太刀魚のサラダ、豚・鹿・鴨を煮込んだ料理、最後に豚肩ロースの炭焼きが出てきたときはもう満腹で、口に入れるのも苦しい状態だった。

ワインも料理もガッツリ、だったけど、それ以上にガッツリだったのは藤丸氏の解説。今まで自分は聞く機会がなかったんだけど、学校でもこんな感じなのかな?熱の入った解説は、日本ワインへの熱い思いが十二分に感じられた。

ワインはいずれも美味しいものだったが、山崎ワイナリーのシャルドネはとてもすっきりして、北海道の爽やかな気候が感じられる味わい。北海道ワインのケルナーは香りも華やかで、まろやかな酸味と果実味が誰にも好かれるだろう。90のピノ・ブランは糠漬けのような特徴ある香りの割に味わいは繊細。

そして圧巻はヨイチノボリ、当初はヨーロッパのビオワインの感覚に似ていたが、後半から余韻にかけての細く長く伸びてくる旨みの強靭さには驚かされた。確かに開けるにはまだまだ早すぎなのだろうが、今まで飲んできた北海道ワインとはかなり違った個性を感じることができた。

ワインも料理も大満足。もっと違う世界がありそうな日本ワインだけど、惜しむらくは飲みたいワインが生産量も少ないのでなかなか飲めないこと。それもずっと前から飲み続けてきた人優先、と思えば仕方ないかと思いつつ、これからも期あるごとに飲み続けていきたいな。

2011年2月11日 (金)

シャンパーニュ グロンニェ ブラン・ド・ノワール ブリュット NV

110210gronget今日はひさびさにジムに行って2時間以上たっぷりと運動。やっぱり体を動かすのは気持ちいいもんです。仕事で残業が多かったので頻度も減ったけど、時間を見つけて行くようにしないと。運動はリフレッシュには最高の手段だし、飲み続けるには必須のカロリー消費手段だしね。

で、スカッと気持ちいい夜の晩酌にはシャンパーニュ。必ず冷蔵庫には一本は備えているけど、それもやはりピノ・ノワール主体のしっかりしたボディのある一本がいい。今日開けたのはブラン・ド・ノワール。

女性醸造家セシル・グロンニェがシャンパーニュの80%を生産するマルヌ県の最南端に位置するコート・ド・セザンヌ地区の村、エトージュで醸すピノ・ノワール50%、ピノ・ムニエ50%によるブラン・ド・ノワール。白亜質の土壌に粘土質の土壌が混ざることから、この地方は活きのいい酸と深いコクの味わいを併せ持ったシャンパーニュが生まれるという。ブドウは農薬を極力抑えたリュットレゾネ。

少し枯れた感じのするイエロー。泡立ちは勢いよく、しっかりと登ってくる。香りは鉄っぽさ、鉱物質をまず感じ、焼きたてのパン、カスタード、ナッツ、リンゴの香りが出てくる。

口に含むと快活な泡が舌先をくすぐる。酸は勢いがあり直線的。その中に苦みがしっかりと感じられ、酸と共に広がる穏やかな果実味をくるみ、そして押し下げるように働き、味わいを腰の低いものにしている。若干渋みの出過ぎを感じなくはないが、全体にはどっしりとした深みを感じる味わい。

余韻はコクのある味わいと、最後まで残る渋みがフィニッシュを引き締めて締めくくる。

ブラン・ド・ノワールに求めるどっしりした旨みを持ちつつ、そこにフレッシュな酸が絡んで立体的な味わいを形作っている。荒っぽさも感じるけれど、これくらいの力強さがあった方がブラン・ド・ノワールらしいし、個性的で好きだな。荒削りな所も含めてGood JOB!

【Cave de Terre淡路町店 4,500円?】

2011年2月10日 (木)

アンスティテュート アグリコーレ レジオナル プティ・ルージュ2009 DOCヴァレ・ダオステ

110206petitrouge最近日本ワインとかブルゴーニュに目が行きがちだけど、イタリアワインも勿論好きです。最近仕入れたワインも殆どイタリアワイン、しかもその内5本はこの作り手。

アンスティテュート・アグリコレ・レジオナル、いわば農業学校産のこのワインはラベルには読めないけど情報がいっぱい詰まっている。北イタリア、アルプスの麓ヴァレ・ダオスタ州でブドウを栽培する学生によるワインは、採算よりも彼らの経験を積むために忠実に作られたワインであるからこそ、信頼が置ける。この赤ワインは、ヴァレ・ダオスタ独自の土着品種、プティ・ルージュ85%と、バッカ・ロッサ15%によるもの。標高670mの畑で作られ、28度に管理された環境下で16日の発酵を経ている。

色は赤みがかった明るめの艶やかなルビー色。香りはアセロラ、バラ、少しオイリーな香りも感じられる。

口に含むと繊細で粒子の細かな酸がまろやかに舌の表面を浸透してくる。そして柔らかい果実の甘みが程よく広がると、その直後に強くはないが存在感、締まりのある稠密なタンニンが現れる。ボリューム感は大きくないが、収まりのあるグリップ感が心地よい。

余韻は若いベリーにある甘酸っぱさが広がり、そして程よい甘みが伸びてきて軽やかな味わいを締めくくる。

北のワインだしそれほど強い味わいではないけれど、内に秘めたグリップ、浸透力は真剣に向き合うに不足ないポテンシャルを感じる。北の大地で学生が真面目に作り醸したワイン、それが余すところなく表現されたチャーミングなワインだな。

【酒喜屋 2,180円】

2011年2月 8日 (火)

野獣満載、ワインも満載。山女庵ジビエ会

110205jibie1110205jibie2110205jibie3ジビエシーズンも最終段階かもしれないが、この日はまさにそれを堪能する日になった。なんたって、しとめた鹿、猪をそのまま調理してくれるというんだから。。。

初めて訪れた「山女庵」、少し遅れて到着した時には囲炉裏の周りに食材、ワインが並ぶ並ぶww。まず度肝を抜くのは骨がゴロンと転がる鹿のもも肉(多分)の煮込み。これが脂身が少なく、締まった肉質でジューシー。そしてその合間に出される下仁田ネギの焼き物は、中がジュルジュルで甘い~。肉厚のシイタケの焼き物も、添えられて溶けたバターが軽やかで居酒屋で出されるようなベタなもんじゃない。

写真に撮るのを忘れたけど、シカ肉のステーキも凄く、これがクスダワインのシラーにドンピシャだった。クスダワイン、そんなに好きという訳ではなかったけど、これは凄いマリアージュだったな。最後は猪肉の味噌鍋で、具だくさんの中にしっかり野趣あふれる香りを放つ猪肉がゴロゴロ!

110205jibie4ワインもシュレールのピノ・グリ、1970年代瓶詰めのシャンパーニュ、自分が持ち込んだダール・エ・リボのサン・ジョセフ2001、1990のシャトーヌフ、シャトー・バタイユ、アマローネ。。。といろいろありすぎて困るくらい。

その中でも1992のブルゴーニュ・アリゴテには参った。もともとアリゴテは酸があるから熟成のポテンシャルは少なからずあると思うが、ここまで熟成できるとは信じられなかった。シャルドネとも間違うくらいのポテンシャルに脱帽。

全てに圧倒させられたジビエ会。この時期しか楽しめない企画を開催してくださった幹事様に大感謝です!

2011年2月 7日 (月)

サッカーイベント 福西・小倉トークショー

110206soccer1110206soccer3日曜日はQbrick、ハイバリーナイトのレギュラー陣の面々とサッカーイベントに参加。元ジュビロ磐田の福西氏と元名古屋グランパスの小倉氏のトークショー。

境遇は違うけど、両者とも太く短く現役生活を送っただけに、印象が強い。特に小倉氏はJリーグ創設当初のスーパー選手として三浦選手とも互角に渡り合う評価だっただけに思い出深い。彼の凄かった時代、今じゃあまり想像できないだろうな。福西氏は未だに日本代表の活躍が鮮烈に思い出されるし、今はNHK解説やプレミア、FOOT!でも頻繁に出てくるから、あまり遠い存在には思えない。この日はトーク、抽選会、写真撮影会で約2時間、二人の掛け合いもなかなかにおもしろかった。

110206soccer2_2で、抽選には当たらなかったけどもれなくサインももらって、ハイバリー・レギュラー陣で全体写真撮影会もさせてもらって、見事にミーハーな満足感を得た。たまにはこういうイベントも面白いもんだね。

2011年2月 6日 (日)

セント・ジェームスに棲む魔物 ニューカッスルvsアーセナル戦

110205arsenal前節で逆転勝ちを飾ったアーセナル、週末は敵地セント・ジェームスでホームでは負けを喫したニューカッスルとの雪辱戦。この試合直前にキャロルがリヴァプールに移籍したとあって、若干気が楽になっていたのは事実だが、まさかこんな試合結果になろうとは夢にも予想していなかった。

先発は肩の手術で今季絶望となったファビアンスキに代わり、もはや不動のレギュラーとなりそうなGKスチェスニー、DFクリシー、コシエルニー、ジュルー、サニャ、MFディアビ、ウィルシャー、アルシャビン、セスク、ウォルコット、FWファン・ペルシー。

試合開始からザルのニューカッスル・ディフェンスに助けられ、1分経たない間にウォルコット、そして3分にはアルシャビンのFKから訳のわからない間に詰めていたジュールーが押し込んで2点目、そして10分にはこれでもか、のファンペルシーと瞬く間にアーセナルが3点を奪う。これは一体何点奪う事になるやら?応援する方もすっかり関心がそっちに行ってしまうほどのゴールラッシュだった。26分にはサニャの絶妙の右サイドからのクロスをファン・ペルシーが頭で合わせて4点目。

これで勝負あり、と思った。「いや、まだまだ」と思いつつも9割方勝利の美酒を予想した。早々にスタジアムを後にするニューカッスルファンもいた。しかし、ここからがセント・ジェームス劇場の始まりだった。

試合が完全に変わったのは50分、ディアビが絡んだバートンを投げ倒し、そして割って入った選手を突き飛ばす行為で一発退場してから。ここからアーセナルは防戦一方で、傾いた試合の流れを引き戻すすべを失った。フィルターを失って後詰のディフェンス陣は混乱に陥り、エリア内に攻め込まれて、審判運にも見放され、PKを二本も与えてしまう。あっという間に3点を取り返され、終了間際の87分には同点弾を叩き込まれてついに4-4のイーブン。アーセナルが勝てる試合を落としてしまった。この直後マンUが今季初の黒星を喫しただけに、ひっくその代償は大きくついてしまった。

この試合バートンの悪質なプレイもあったが、それが致命的とはいえなかった。レッドをもらったディアビはたとえ挑発されていたとしてもあの時点で出てしまうのは弁解の余地がない。ディアビは恐らく3試合は出場停止になるんじゃないだろうか。その影響も心配だが、この直後、彼が良かっただけに、その彼を失った後のアーセナルが自滅する脆さは目を覆うばかりだった。

そしてそれに輪をかけたのは交代選手の質の低いプレイ。ロシツキー、スキラッチが最後まで試合にフィットできず、しかも相手PKの原因を作ってしまう。これでは勝てる試合も落としてしまう。全てが悪い方向にしか行かず、今思えば引き分けで済んで良かったと思える。最後にはあわや逆転、のシーンもあったのだから。

今季最悪の試合として記憶に残りそうなセント・ジェームス劇場。終わったことだし、切り替えて4ポイント差のマンUにくらいついていってもらうしかないな。勝ち点1は詰めたんだしね。

2011年2月 5日 (土)

嵐電貸切チーズ会 初参戦!

このところブログサボり気味です。書くことは結構あるんだけど、毎日就業が22時を超えてて、帰宅すると23時、ツィッターくらいが関の山。。。

先週末はマイミクさんの企画で、京都嵐山電鉄を借り切ってのチーズ会。ワインは持ち寄りとのことだが、この企画は初参戦なのでどういう雰囲気か良くわからず、とりあえずワインは寒い中持ち歩くには白が気を使わない、という自分勝手な理由に基づき、アルト・アディジェのシルヴァネールを持参する。

110130randen1_4110130randen2110130randen3ようやく嵐電到着!中はちゃんとチーズ会仕様になってました。

各自に配られたランチボックスのほかに、それぞれいい感じで熟成したチーズの数々。そしてテーブルには30人が持ち寄ったワインが所狭しと並ぶ。電車が動いている間はワインがこぼれないかと心配しつつ、車窓の風景を眺めつついい感じで酔いが回っていった。

しかし、貸し切り電車とはいえちゃんと各駅に停まるんだね。電車が来たかと思った乗客が開かない扉と、中での宴会に驚く光景を何度見た事か。さぞかし変な奴らと思われてたんだろうな~。一両に30人ほどが座ったので、あまり動きが取れなかったのでチーズの写真などは殆ど撮れなかったけど、量もたっぷりのチーズには大満足でした。電車が四条大宮から嵐山、嵐山で1時間半余り停車して、ふたたび四条大宮に戻ってきたときには、車内が自分でもわかるくらいチーズくさかった。

110130randen4チーズ会では終わらない猛者はこのあと2次会に突入したようだけど、自分は烏丸御池の同志社大ビールイベントに顔を出してから、いつもの河喜屋へ蕎麦をすすりに。この時間は奥の部屋が誰も居らず、貸切で酔い覚ましのいい時間を過ごした。そしてこの後大阪に戻ってのワイン会へ。そのレポートはまた後日。

2011年2月 4日 (金)

ドメーヌ・ド・ペルドリ ニュイ・サン・ジョルジュ1erクリュ オー・ペルドリ AOCニュイ・サン・ジョルジュ1erクリュ

110228perdrixAOCニュイ・サン・ジョルジュ、この地域は一口に同じに扱えない難しいところがある。まず、この地域はニュイ・サン・ジョルジュ村とプルモー・プリセ村の二村が包含されている。そしてニュイ・サン・ジョルジュ村はモーザン川を挟んで南北に分かれ、北は隣接するヴォーヌ・ロマネ村、南がいわゆるニュイ・サン・ジョルジュらしい力のあるワインが生まれるという。

このドメーヌ・ド・ペルドリの畑、オー・ペルドリは南、プルモー・プリセ村に位置する1級畑で、標高250m。畑のほとんどをこのドメーヌが所有し、ブドウは100%除梗、発酵中にピジャージュ、ルモンタージュは行わない。

色は黒みの強い凝縮感のあるルビー色。香りはダークチェリー、アールグレイ、スモーク香、湿った粘土の香りがベースに感じられる。

口に含むと詰まった果実味、甘みのボリューム、まだ粗さのあるタンニンがほぼ同時に現れる。果実味の凝縮感が強力で、がっちりした構造。濃密な果実の味わいは熟成のポテンシャルを感じさせるが、まだこなれておらず、中盤以降口の中に収斂感がやや残る。酸が大きな味わいをまとめ切るにはまだ力不足の感じ。

余韻は少しざらつき感が残るが、果実の甘みが豊かに残り、力強い味わいを長く残しつつ引いていく。

正直今飲むには早すぎた、という感じ。勿論それは覚悟の上で、このドメーヌのポテンシャルを知りたいという思いがあったから開けたんだから、この結果は仕方ない。しかし予想外にボリューム感のある味わい。このワインが熟成するには少なくとも20年は必要かもしれないな。

【Cave d'Orange 9,000円?】

2011年2月 2日 (水)

跳ね返した大きな勝利 アーセナルvsエヴァートン戦

110202arsenalカップ戦でプレミアとしては間が開いてしまったが、ミッドウィークのホーム戦は相性のいいエヴァートン戦。ただ、カップ戦でナスリが負傷し、いつもの後半怪我人続出、アーセナル劇場の幕開けを恐れているのだが。。。

スタメンはGKスチェスニー、DFクリシー、コシエルニー、ジュルー、サニャ、MFソング、ウィルシャー、ウォルコット、ファブレガス、ロシツキー、FWファン・ペルシー。

前半24分、右サイドのエリアからのコールマンのロングボールは、ゴール前で一人張っていたサハに出された明らかなオフサイドだったが、審判はこれを全く見逃しアーセナルが不本意な先制点を許す。今季ホームで調子の今一つなアーセナル、運にも見放されたか?といやな予感がよぎる失点。その悪い予感を増幅させるような前半のアーセナルの攻めのぎこちなさ。

しかし後半は違った。追いつく力が必ずこのチームには宿っている、と確信する時間帯に入った70分、セスクの浮き球の柔らかいパスを拾ったアルシャビンが決めて同点に追いつく。そしてその直後76分には、ファン・ペルシーの右からのコーナーキックに、ゴール前にフリーで入っていたコシエルニーが頭ではたき落として勝ち越しの2点目!アーセナルが残り時間を守りきって、マンU、チェルシーが勝っている以上負けは絶対に許されない試合を逆転勝ちでもぎ取った。

前半はこのままズルズル、といういやな予感も漂ったけど、後半巻き直して劣勢から見事2点を取ったこの試合は後半に向けて弾みのつく勝ち試合になったと思う。ただし、ソング、ウォルコットが負傷したようで、軽いことを祈るばかりだ。

しかし、良い材料はアルシャビンの復調。セスクのチャンスメイク力の健在、ディアビの復調といろいろあった。あとはベントナー、ロシツキーあたりが点を取ってくれるとかなり後半戦に希望が出てくるんだけどね。とりあえず負けられない試合を逆転勝ちしたチーム力、これがなによりの収穫だったな。