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2011年1月

2011年1月30日 (日)

時代が追いついた ミッシェル・ヴァン・ジャポネ

110116michel2110116michel3110116michel4べ時流に乗るという事は当たり前だけど容易い。時流に乗らずに、それを続けて行くことがどんなに困難なことか、僕には想像できない。

ワインにとって此処ほどそれを感じさせる店を僕は知らない。大阪にあって、今や唯一ではないけれど、昔から日本ワインで勝負してきた谷町のミシェル・ヴァン・ジャポネ。僕自身、最近になって日本ワインの可能性を確信しているけれど、この店はそれよりもずっと前にそれを確信してそれ一本で勝負してきたのだから、素晴らしいという一言に尽きる。

この日飲ませていただいたワインもいずれも素晴らしい個性が感じられた。ココファームのシャルドネによる「山のシャルドネ」、熊本のこれも素晴らしいシャルドネを作るワイナリー「菊鹿」のカベルネ・ソーヴィニヨン、そして愛知県豊田で造る不思議な赤、新しい出会いにワクワクさせられる味わいだった。

110116michel1ワインに合わせる料理も勿論本格的で、この日は手打ちパスタに海藻を練り込んだバタークリームソース、鯛を添えた一皿。繊細な日本ワインには不思議と魚を合わせたくなる。

日本ワインと日本的なニュアンスを持った料理のマリアージュを十二分に楽しめる稀有の存在感。それを演出するのはミシェルとアランの御兄弟。勿論日本人なんですけどね。。。

ミッシェル・ヴァン・ジャポネ

大阪市中央区常盤町1-1-9 REV35 1F

06-6941-3010

月ー金   17:30-23:00(L.O)
土&祝   14:00-23:00(L.O)
日曜休

2011年1月29日 (土)

トレルマーケ 持ち込みワインでのジビエ会

西天満のタベルナ・トレルマーケでジビエ会。この期間、ジビエ注文するとワインの持ち込みがOK、しかも4本以上は持ち込み料上限キャップ、そうなりゃ大勢がお得なので6人募って開催した。

110115tre1110115tre2110115tre3                           

                       

                      

                      

                                                                  まずはイタリア各地の野菜料理でお腹のウォーミングアップ。その次に来たのは牛内臓の煮込み。辛いと書いてあった、ハンパなく辛かった~。三品目の前菜は青首鴨のカルパッチョ、噛むたびに味が染みてくる。

110115tre4110115tre5                                    

                                   

                                            

                                     

                                                             

                                                                 パスタはまずは猪バラ肉のパスタで、クリーミーで旨みがしっかり乗っていた。そしてもうひと品はトリュフの香りが凄い!遠くからでも香ってくる力強さ。


110115tre6110115tre7                                      

                                       

                                     

                                    

                                                              メインのジビエは鳩と山鶉。どちらも柔らかく、ジューシーな肉汁が旨い。


そしてワインも豪華に。。。

110115tre8①ウリス・コラン ブラン・ド・ノワール エクストラ・ブリュットNV
②テルラン ノヴァ・ドムス2004
③ラディコン オスラヴィエ1996
④ラ・ビアンカーラ ロッソ カナ2000
⑤城戸ワイナリー プライベート・リザーブ メルロー2008
⑥ポンソ ブルゴーニュ キュヴェ・ドゥ・パンソン2004 (マグナム)
⑦ドメーヌ・ド・ペゴー シャトー・ヌフ・ド・パプ1990

自分が持ち込んだのはウリス・コランのブラン・ド・ノワール。色がロゼに近く、イチゴの香りが華やかで、他のものとはかなりキャラクターが違う独特の味わい。

そして2本目は初めての城戸ワイン。今回はこれが開けたくて催した会だったんだけど、期待に違わぬ香りの複雑さ、繊細だが芯のある味わいに驚いた。日本のワイン、凄いことになってるなと改めて実感。

いずれもおいしいワインを持ちこんでいただいたけど、最後のペゴーのシャトーヌフ、香木のような香りはグルナッシュとは思えない異次元の世界は圧巻。味わいも余計なものがないまろやかさで、最高の風格だった。

久々の持ち込みワイン会、ジビエもがっつり食べて大満足の夜だった。ご参加の皆さん、ありがとうございました!!で、もう来年開催も決まったようだし。。。

2011年1月24日 (月)

掌に収めたい器 室町三井家の名品展

101223mitsui器の良し悪しは良く分からないが、魅力のある器とは思わず手にとってみたくなるかどうかにあるような気がしている。

東京日本橋の三井記念美術館で開催されている、室町三井家と言う越後屋から始まる三井家の分家に伝わった茶器、茶道具の展覧会はそうした器が多く集められた展覧会だった。

http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html

特に素晴らしいのは国宝、卯花墻(うのはながき)と呼ばれる茶碗。志野茶碗と呼ばれる中でも一級品であり、日本で焼かれた茶碗の中で国宝に指定されている二作品のうちの一つでもある。

とにかくこの茶碗だけでも見る価値があった。乳白色の素地に薄く褐色で鳥居のような文様を描いた素朴な意匠が観る者の心を落ち着かせる。素朴ゆえに観ていて飽きない。硬いはずの茶碗が今にも形を崩すかのように思わせる独特の雰囲気、口の周りがほんのりと朱色に染まり、色っぽさも感じさせる。

「やまさとの うのはなかきの なかつみち ゆきふみわけし ここちこそすれ」

この歌とこの茶碗の持つ雰囲気の共通点を見事に読み取った完成も素晴らしい。生垣の赤茶けた竹が雪をまといながらも、一部が透けて見えるような情景を思い描いたのだろうか。

明治時代以降、経済力を失った大名諸侯から流出する名器を収集した財閥家が集めた品々が一堂に会した魅力あふれる展覧会だった。

室町三井家の名品 卯花墻と箱根松の茶屋

三井記念美術館(東京・日本橋)

2010年12月3日~2011年1月29日

2011年1月23日 (日)

The oscar goes to Robin van Persie!? アーセナルvsウィガン戦

110123arseal結論からいっちゃうと、まさにロビン・ファン・ペルシー爆発、ロビン祭りって感じの試合だったなぁ。

降格圏で苦戦するウィガンをホームに迎えてのアーセナル。この日のスタジアムはウィガンのサポーターが陣取るはずの場所も空席が目立っていた。アーセナルはほぼ現時点のベストメンバーで、GKスチェスニー、DFクリシー、コシエルニー、ジュルー、サニャ、MFソング、ウィルシャー、ナスリ、セスク、ウォルコット、FWファン・ペルシー。

試合は最初から完全にアーセナルペース。ウィガンは全く攻め方を掴めず、アーセナルのパス廻しにフィジカルで対抗する訳でもなく、観ていても安心できる展開。こうなれば誰が最初に得点するか、という所に興味が行くんだけど、今季のアーセナルはそういう試合でも決め切れない。セスクが何度も得点のチャンスに絡むが、相手キーパーの好守にも阻まれて、思いのほかネットを揺らすのに苦労する時間が続く。

しかし、やはりこの男がやってくれた。初ゴール以来1点、2点と得点を挙げてきたファン・ペルシーが22分、ソングのパスからゴール前で待ち構えていたファン・ペルシーに通って待望の先制点。そして59分には今度は右サイド中盤からセスクの絶妙、最高のコントロールで放たれたクロスに合わせたファンペルシーの2得点目。

こうなればファン・ペルシーのハットトリックに期待が集まり、その絶好の舞台が71分のPKだったんだが、これを久々に大きくふかして、追加点ならず。その後73分に放ったシュートは今度はポストに嫌われてしまう。これで終わっちゃうかな、と不安がよぎった最終盤の85分、エリア内でDFを背負って粘ったウォルコットのボールをもぎ取るかのように突き刺した3点目が決まって、ロビンはアーセナルで意外にも初めてのハットトリックを決めて、3-0の完封試合をものにした。

放ったシュートは枠内15本、枠外9本、相手は合わせてもたったの3本。一方的な試合だったが、あと2,3点は決めることができた試合だった。ファン・ペルシーのここのところの得点力上昇は頼もしいが、外したシュートの方が気になってしまうのは悲観的だろうか?ああいう所で決めるか決めないかが、今後の優勝争いに大きく影響しそうな気がする。

それにしても、今のプレミアでセスク、ナスリ、ファン・ペルシーのコンビは最高のパフォーマンスを示してくれているという事を改めて実感した。そして相変わらずソリッドな動き、運動量で隙間を埋めるような働きをしてくれるウィルシャーは立派の一言。DFはジュルーが試合中に肩を押さえるしぐさを何度も見せて、薄いCBがさらに薄くなるのか?と不安に思ったが結局最後まで出場して大きな負傷ではなさそうなのは幸いだった。

シティもスパーズも負けて、いよいよ無敗のユナイテッドに対抗できるのはアーセナル、という雰囲気になってきた。こういう試合で着実に勝ち点3を積んで、4月のホーム決戦に持ち込んでほしいな。

2011年1月22日 (土)

初の日本ワイン会inQbrick

自分が単に飲みたかったから、始めた企画だったけど何とか終了しました。でも今回は準備が殆ど出来ず、バタバタの開催になってしまったのが申し訳ない。。。しかもこの日に限ってカメラも携帯も忘れてしまい、記録なしです。

それでも14人の方に集まっていただき、盛況のうちに終わることができました(?)。ビールまでいく余力が殆どなかったけどね。

この日のラインナップは

 (泡)高畠ワイナリー 穣スパークリング シャルドネ07(山形)                                                                 
 (白)宝永ワイナリー ケルナー2008(北海道)
    小布施ワイナリー シャルドネ オルディネール(長野)
    ココファームワイナリー 甲州FOS(栃木)
    旭洋酒 ソレイユ甲州(山梨)
    熊本ワイン スキッカ シャルドネNV(熊本)
    熊本ワイン 菊鹿 シャルドネ 樽熟成2008(熊本)
 (ロゼ)都農ワイン アーリーキャンベル ロゼ2010(宮崎)
     都農ワイン アーリーキャンベル ロゼドライ2009(宮崎)
 (赤)山崎ワイナリー ピノ・ノワール2008(北海道)
    ルミエール イストワール2006(山梨)
 (甘口)四恩醸造 仄々(山梨)

110122 この中では、宝永ワインのケルナー、山崎ワインのピノ・ノワール、そしてココファーム・ワイナリーの甲州FOSが気に行った。

ケルナーは柔らかく、誰もが素直に美味しいと思えるはずのクリアな味わい。程よい甘さは口の中をゆったりした心地にさせてくれる。ピノは決して強い味わいではないけれど、飲んだ後に染みわたる優しいベリーの旨みが思いのほか長く後を引く。そしてココファームのFOS、スキンコンタクトによる深い旨みが、全体に抑えた味わいの中にもしっかりと表現されていた。

いずれも個性が感じられるワイン。全体的には白ワインの方が印象的だった感はあるけど、いつも飲んでいるワインとはまた違った世界を感じさせてくれる日本のワインを自分も十二分に感じさせてくれる会になった。参加いただいた方々、ありがとうございました!!     

2011年1月17日 (月)

旭洋酒 甲斐ノワール2009 山梨県(山梨市)

110116kainoir来週久しぶりに自分の企画、日本ワインによる会を開くことにしているので、日本ワインに関する情報を収集中。知識だけでなく、味も知っておかなくてはという事で、最近タイムリーに開店したWineshop FUJIMARUの3号店、Les Papille Japonaiseにもちょくちょく通っている。

そこで見つけたのが聞いたことのない品種のワイン。甲斐ノワールとはこれいかに?

甲斐ノワールはカベルネ・ソーヴィニヨンと日本で造られた交配品種、ブラック・クィーン種を交配させた日本独自のブドウ品種。このワインはその甲斐ノワール80%に、メルロー20%をブレンドしている。

旭洋酒は山梨県でご夫婦が開いたワイナリーで、ご主人が醸造、奥さんが栽培を担当しているそうだ。甲州をはじめ、ピノ・ノワール、メルロー、この甲斐ノワール、マスカット・ベリーA、そしてシラーまで栽培している、意欲的なワイナリー。ここのワインは洞爺湖サミットの夫人夕食会で供されたというから、その質も高いことがうかがえる。

色は濃縮ジュースのように濃い紫色。香りは熟したプラム、杉、牛蒡、土の香り、ピーマンの青さも感じられる。

口に含むと熟した山ブドウのような味わい。酸はまろやかで滑らか。ソフトでするりと喉元を過ぎていく心地よさ。飲み進めると口の中に土の香りが広がってきて、この独特の香りに若干抵抗もないではないが、それもまた独特の個性。タンニンは中程度、ソフトな果実味で中盤まで飲ませる。

余韻はジューシーな味わいが続き、最後に少し青さが感じられつつも、土の香りも残しながらゆっくりと引いていく。

全体的にはボルドー的な味わいだが、農作物、という印象を強く意識させる土っぽい雰囲気を多分に感じさせるワインに仕上がっている。普段飲んでいるワインと比較すると若干抵抗があるかもしれないが、こういう独特の世界も面白いと思うな。

口に含むと

2011年1月16日 (日)

相手が悪すぎた!? ウェストハムvsアーセナル戦

110116rvp_2久々のプレミアだが、このところカップ戦等を含めると3試合で1敗2分けとイライラが募る展開のアーセナル。アウェイとはいえ、最下位のハマーズにはスカッと勝ってもらいたいのだが?

スタメンは肩の不調で戦列を離れたファビアンスキに代わってGKがスチェスニー。DFはクリシー、コシエルニージュルー、エブエ、MFにソング、ウィルシャー、ナスリ、セスク、ウォルコット、FWにファン・ペルシー。

試合は終始アーセナルペース。アーセナルの動きが特段良かった、というよりもハマーズのの方に攻め手がなかったという印象。それでも14分、中央のウィルシャーが一旦右サイドのウォルコットに振って、そのウォルコットが放った横パスをナスリが上手くスルー、そしてゴール正面のファンペルシーが右足ダイレクトで決めるアーティスティックなゴールが決まってアーセナルが先制。

その後41分、今度はファン・ペルシーのエリア左最奥からのマイナスのボールをゴール前に詰めていたウォルコットがネットに突き刺し、待望の追加点を前半で決める楽な展開に。

こうなると無理をする必要はないアーセナル。それに対してハマーズは得点への熱意もあまり感じられない。76分にはファン・ペルシーがPKを決めてダメ押しの3点目。アーセナルが久々に安心して見ていられる試合展開で勝ち点3をがっちりキープした。

この試合は2得点1アシストと全得点に絡んだRVPが文句なしのMOM。ポストに弾かれたおしいシュートもあって、あれが決まっていればハットトリックだったのに。。。それにしても混戦の優勝争いの後半でエースストライカーが調子を上げてきているのが何より心強い。

セスクはこの試合は安定していたし、ウィルシャーは連戦で観ている方が疲労を心配するけど、豊富な運動量でこの試合も好守に効いていた。DFではジュルーがミスを連発して調子を下げているのが気にかかる。あと、途中交代のデニウソン、相変わらず軽いチェックはなんとかならないものか?

勝って当たり前だけど、この試合に関しては相手の出来が悪すぎたのかもしれない。こういう試合をこれから絶対に落とさないことが、無敗のマンUに挑戦する絶対条件だな。

2011年1月15日 (土)

新年会、フリウリvsピエモンテ inコチネッラ

新年初のワイン会は、京都三条のオステリア・コチネッラにて。こちらのワイン会は、もはや自分の中では外せないので、万難を排して参上します。この日は中身はあまり事前に聞いていなかったけど、期待を超えるラインナップ!なんせ大好物のフリウリ&ピエモンテ中心なんで。。。

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                                                                        この日のラインナップは以下のごとし。

①ラ・カステラーダ リボラ・ジャッラ2003(フリウリ、リボラ・ジャッラ100%)

山吹色。アプリコット、松ヤニ。丸みのある柔らかな酸。程よい甘み。ヴェールに包まれたような優しい外郭。余韻にゆったりした苦みが現れる。

②ラディコン オスラヴィエ1998(フリウリ、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、フリウラーノ)

飴色。シナモン、木の皮、濃い目の紅茶。口に入れた瞬間、グミのように跳ねる立体感のある味わい。中盤の渋み、旨みの広がりが豊か。甘みのボリュームも豊か。

③カスティーナ・ルイジン バルベーラ・ダルバ1998(ピエモンテ、バルベーラ100%)

華やかで艶のあるルビー色。プラムジャム、ゴム、腐葉土。勢いを失わない酸が芯を成し、その周りに集う果実味は熟していて、余計なものが感じられない。余韻にベリーの旨み。

④ドミニコ・クレリコ バルベーラ・ダルバ2000(ピエモンテ、バルベーラ100%)

重めのルビー色。ビターチョコ、干しブドウ。厚みのある凝縮した果実味に寄り添う柔らかな酸。前半のボリュームから、後半は落ち着いたメリハリのある味わい。余韻は優しい甘さ。

⑤アンティノーリ ピノ・ネロ1994(ウンブリア、ピノ・ネロ100%)

エッジに薄くオレンジを帯びた明るいルビー色。おがくず、胡椒。落ち着いたまろやかな酸にまだ若い果実味が絡む。中盤から存在感のあるタンニン。全体にジューシーな味わい。

⑥アルド・コンテルノ バローロ2000(ピエモンテ、ネッビオーロ100%)

オレンジがかったルビー色。クレヨン、プラム。鋭角の酸、タンニンは細かで密。全体のボリュームが豊かで、余韻に戻ってくるピュアな伸びのある酸味。

⑦ヴィーニャ・デッラ・レオン タッチェレンゲ1990(フリウリ、タッチェレンゲ100%)

湿ったルビー色。腐葉土、煮もの系の香り。まろやかな酸と果実味がアタックからやってくる。スレンダーなボディ。伸びと浸透力のある酸が後半まで力を失わない。余韻のコクが豊か。

⑧マシャレッリ ヴィラ・ジェンマ1993(アブルッツォ、モンテプルチアーノ100%)

濃厚なルビー色。インク、オイル、プラムジャム。アタックから甘みが強い。ボリューム感を引き締める酸。ビターチョコのような苦みがベースとなって、幅広な味わいを展開。

この中ではタッツェレンゲというフリウリ土着の品種を、しかも1990年で飲ませてくれたのが凄い。フリウリの赤って比較的早飲みの印象だけど、この品種で20年間もたせて、しかも味わいがコクの豊かなものになっているというところが驚かされた。

料理の仔牛赤ワイン煮込みも堪能し、新年から楽しませてくれました。やっぱりこの会は外せないね。次回もエントリー、しかし既に満席のようです。。。

2011年1月 9日 (日)

なんでこうなるの!? FAカップ アーセナルvsリーズ戦

110108arsenal結果から言ってしまうと、全く予想外の大苦戦でしたねぇ。こんな事になるとは予想しなかった。

FAカップ戦は、ホームで2部リーグ、リーズとの試合。シティ戦からは若干メンバーを落としてくるかと思ったが、それでもGKシチェスニー、DFギブス、スキラッチ、ジュルー、エブエ、MFデニウソン、ソング、ロシツキー、FWアルシャビン、シャマフ、ベントナー。前にシャマフとベントナーを置いて、しかもベントナーを右サイドに置くというポジションは意外。この試合、ついにラムジーがベンチ入りし、いよいよトップチームでの復帰も近い!出場機会の少なくなったヴェラも久々に顔を出す。

試合は中継がないのでネット観戦で、時折止まってしまう不安定な中、流れがあまり掴めなかったが、アーセナルの流れの良さが殆ど見られなかったというのが全体を通しての印象逆にリーズはエミレーツ満員近い観客の中で、モチベーションも高く集中したプレイでアーセナルのパスをカットして、決定的なチャンスを与えない。中盤で起点となる選手がロシツキーだけ、というのもきつかった。後半直後、エリア内でデニウソンが不用意に相手を引っ掛けて倒し、与えたPKの1点が重くのしかかっていく展開に。

予想外の展開にたまらずヴェンゲル監督はセスクを投入。その後ウォルコット、ヴェラも入れるが、流れは変わらない。しかし90分、セスクがPKを決めて同点に追いつきなんとか引き分けに持ち込んだが、完全に負け試合。FAの場合引き分け再試合となり、ただでさえきつい2月のスケジュールがさらに過密になってしまった。

この試合スタメンの選手がいいところなく終わってしまったのが気がかり。特にロシツキーはまたしても無得点で、彼のスタメンの試合は苦戦が続いている。アルシャビンも得点は挙げているものの、昨季に比べれば動きは良くない。彼らがフィットしてくるかどうかが、後半戦のアーセナルの攻撃力に大きく影響してきそうだな。

しかし、観る者も油断していたとはいえ、なんでこうなるの!?という感じだなぁ。。。

2011年1月 8日 (土)

形から解き放たれる絵画 カンディンスキーと青騎士展

101223kandinsky抽象画というジャンルは難しい。まず、この絵とどう向き合うか、に戸惑ってしまう。良くも悪くも題名があれば、そこを手掛かりに入って行けるのだが、それさえもなければ、どうすればいいのだろうかと考えあぐねて、挙句諦めてしまい、その絵と再び対することはなくなる。

その抽象画の父的存在と言ってもいいカンディンスキー。彼が始めた「青騎士」というグループに集った芸術家フランツ・マルク、恋人でもあるガブリエーレ・ミュンター達の作品と共に、彼の画業を概観する展覧会が、東京駅近く、丸の内の三菱一号館美術館で開催中だ。

http://mimt.jp/aokishi/

カンディンスキーも最初から抽象画から始めた訳ではない。当たり前だけど初期は風景画、人物画を描いている。しかし、その時期からも彼の関心が形よりも全体の表現方法、色彩に向かっていることは読み取れる。

そして自然を描写することを辞め、抽象の世界に向かいはじめた初期の絵画は、まだ具象の色を残しておりとっつきやすい。「ムルナウ 鉄道と城のある光景」はまさにそうした一枚で、緑を基調とした背景の中に、白い水蒸気を空に放ちながら進む漆黒の機関車が進んでいく。誰もが心の中に持っている懐かしい風景を見事に表現した一枚だと思う。

そこから次第に形を解き放たれたカンディンスキーの絵画は、幾何学的な形の組み合わせに進み、やがてそうした形の枠からも逸脱した即興、コンポジションと呼ばれる一連の作品へと移行していく。それでも、初期ゆえに彼の作品はまだ難解と言うほどではない。所々に理解できる手がかりが残されている。そうした安心感もまだ感じられるところが、彼の絵画の魅力にもなっているのだろう。いつもは単発でしか紹介されることのなかった、20世紀現代美術への扉を大きく開いた画家をまとまって鑑賞できた、有意義な美術展だった。

レンバッハハウス美術館所蔵 カンディンスキーと青騎士展

三菱一号美術館(東京・丸の内)

2010年11月23日~2011年2月6日

2011年1月 7日 (金)

そりゃ怒るわな アーセナルvsマンチェスター・シティ戦

110106arsenal選手にレッドカードを挙げるんじゃなくて、チームに挙げてほしかった。そりゃ、アウェイだし多少守備的になるのはわかるけど、無敗の1位を追いかける仮にも2位のチームがやる試合じゃなかった

アーセナルの先発はベストに近い、GKファビアンスキ、DFクリシー、コシエルニー、ジュルー、サニャ、MFウィルシャー、ソング、セスク、FWナスリ、ファン・ペルシー、ウォルコット。

前半立ち上がりはアーセナルの動きが良く、縦パスも狭いコースでうまく決まり、良い形でフィニッシュまでもっていく展開が続いた。しかしこの試合もまたも相手チームの影のDF、ゴールポストに嫌われ、得点までいかない。相手GKハートは非常にいいキーパーであり、彼の好守にも阻まれた。

それにしてもシティのドン引きは、アーセナルの高いDFラインとは対照的だった。自陣に籠って出てこないシティは、テベスが時折前に出てきても、それをサポートする味方がついていかない。これではアーセナルも、シティも得点を奪えるイメージは出てくるはずがない。

結局面白かったのは前半30分程度まで。攻めあぐねて疲れも見えてきたアーセナルは足も重くなり、シティの泥沼にはまり込んで後半は見るべき攻めもなかった。終盤にベントナー、アルシャビンを入れて局面打開を図るも、効果なし。最終盤にはイライラのたまったサニャが相手選手と頭突きを交わして、喧嘩両成敗にしても酷過ぎる両者一発退場というシーンも見せられた挙句、試合は0-0のスコアレスドローに終わった。

この試合はシティに尽きる。枠内シュート0本、シュートを狙う気配もなく、ただ自陣にたてこもって出てこない籠城戦を展開した。彼らにとってアウェイで勝ち点1を取ったことは収穫かもしれないが、それにしてもこれがプレミア上位のチームの試合、アラブのオイルマネーを使って名手をあさりまくった結果だろうか

チームの状況を冷静に見つめたイタリア人監督、マンチーニの素晴らしいイタリア的采配を褒めるべきだろうか?しかし守らせてもカウンターを仕掛けないでは、カテナチオでもないだろう。セリアBの降格圏で苦しむ田舎チームじゃあるまいし。。。

朝から最悪の相手に絡まれてしまったアーセナル。チェルシーもスパーズも負けてどうしても勝っておきたい試合をまたもや落としてしまい、かなりのボディーブローになりそうな試合だったなぁ。。。

2011年1月 5日 (水)

ジャン・グリヴォ ニュイ・サン・ジョルジュ レ・シャルモワ2005 AOCニュイ・サン・ジョルジュ

110103grivotお正月最初の赤ワインは、王道ブルゴーニュの王道造り手による、好きな産地ニュイ・サン・ジョルジュから。

ブルゴーニュでも最高の知名度を誇るヴォーヌ・ロマネ村。その地でフランス革命以前からワインを作っていたというドメーヌ、ジャン・グリヴォ。本拠であるヴォーヌ・ロマネ村の南に隣接するニュイ・サン・ジョルジュ村にも畑を所有している。

ニュイ・サン・ジョルジュはその中央を流れるモーザン川の北、南で特徴が分かれる。北はヴォーヌ・ロマネに続く土壌の地域であり、酒質もヴォーヌ・ロマネに近い。そしてこの川の南がいわゆるニュイ・サン・ジョルジュらしい果実味のある、少し野性味の感じられるワインを産出する地域であり、レ・シャルモワの畑はこのモーザン川の南河岸に広がる標高約250~300mに位置する、村名畑。

色は濃密でしっとりと濡れた感じのある暗めのルビー色。香りはブラックカラント、深煎りコーヒー、墨、胡椒、スモーク香。

口に含むと瑞々しい山ブドウ的な若い果実の酸。そこに溶け込む、細かで密だが全体ではまだ硬さが感じられるタンニンの充実度。果実味は凝縮感があり、落ち着きが感じられる。スケールは大きくないものの、骨太でどっしりした肉づきの良い酒質で中盤にかけて力強い味わいを形作る。

余韻は強めのタンニンと、充実した果実味が最後まで太めの味わいを演出しつつ、長い後味を残していく。

強い味わいだけど、けっして外向きに走らない抑制力が働いて、まとまりのあるワインにしている。本拠ではないし、一級・特級ではないけれど、産地の個性を反映した肉づきのいい味わいをきっちり造ってくるから、さすがはジャン・グリヴォ。信頼のおける造り手に違いないな。

【Cave de Terre淡路町店 ?】

2011年1月 3日 (月)

謹賀新年! いきなり三役揃い踏み!! バーミンガムvsアーセナル戦

あけましておめでとうございます!

このブログを見てくださっている皆様、今年もよろしくお願いいたします。今年も昨年の路線を全く変えずにやっていきますので、それでもよろしければたまには覗いてやってください。

新年最初の記事はまたしてもアーセナル。興味のない方には申し訳ないが、1月1日から試合があるプレミアだから、これを最初に取り上げないわけにはいかない。

前節ウィガン戦を引き分けてしまったアーセナル、新年最初の一戦は降格圏に沈むバーミンガムとはいえ、ほぼ現時点でのベストメンバー。GKファビアンスキ、DFクリシー、コシエルニー、ジュルー、サニャ、DFウィルシャー、ソング、セスク、FWがナスリ、ウォルコット、ファンペルシー。これで控えにアルシャビン、ロシツキーが残っているんだから、豪華豪華。

110101persie_2110101nasri_2110101cesc_2結果的には、3-0でアーセナルが完勝、完封で幸先のいい2011年のスタートを切った。

バーミンガムがガツガツくる相手とあって、怪我人が出ないか、というのが一番の心配事だったが、杞憂に終わった。

そして勝ち方が素晴らしい。今のアーセナルの攻撃の三本柱、ファン・ペルシー、ナスリ、セスクがそれぞれ得点に絡んだ

今季得点のないファン・ペルシー。これまでもチャンスメイクでは存在感を出していたが、やはりストライカーは点を取ってナンボ、それを本人も十二分に解っていたのだろう、この試合はFKも積極的に蹴りに行き、12分に相手DFの壁に当たってコースが変わってラッキーだったものの、初得点を挙げた。おめでとう、ファン・ペルシー!ここから得点ラッシュを期待したい。

そしてこの試合もキレキレナスリ、アウェイながらもナスリのチャントがひときわ大きくこだましたのはファンの期待の現れ。そしてそれに応えて58分、セスクからのパスをピシャリと足元に合わせて、細かな緩急で相手DFとの間合いを外し、放ったアーティスティックなシュート!足技の冴えは今や世界最高クラスと言っても過言じゃないはず!!

最後はキャプテン、"フランセスク”・ファブレガス。前節とは試合のテンポを全く変えたものにするのはさすが、そして今や最高レベルのナスリと遜色なく合わせることのできる技術の高さ、3点目のオウンゴールを演出して、ダメを押した。後半戦も核になるのは彼しかいない。

4-8-10の絡み、これが機能すればプレミアのどのチームにも負けることがない、そんな思いを強くした一戦だった欲を言えば1月1日誕生日、若き中盤ジャック・ウィルシャーの19歳記念ゴールが生まれなかったことくらいだな。ま、それは次の試合に取っておいてよ、Happy Birthday, Super JACK!