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2010年2月

2010年2月28日 (日)

悪夢を乗り越える強い力! ストーク・シティvsアーセナル戦

100228ramsy この試合の前に首位チェルシーがマンチェシター・シティに敗れて、3位のアーセナルは絶対負けられない試合となった。ただ、相手が相性の悪いストーク・シティデラップのスローインにやられ続けているだけに、この試合を乗り越えられるかどうかが、タイトル争いの正念場だ。

先発はGKアルムニア、DFクリシー、フェルメーレン、キャンベル、サニャ、MFラムジー、ソング、セスク、FWがナスリ、ベントナー、エブエ。

試合開始直後の8分、またしても右からのデラップのスローインから頭で合わされてストークに先鋭点を許してしまう。ストークは後は守り続けて、この切り札を切るタイミングを狙えばいいから、アーセナルのボールをチェックしてことごとく攻めのチャンスをつぶしていく。

前半はアーセナルのリズムがつかめずに得点の匂いがなかったが、この時間帯で32分、右サイドからのセスクのクロスに唯一高さのあるベントナーが頭で決めて、前半で同点に追いつく。前半はこのまま1-1で終了。

後半もストークの厳しいチェックの前に、攻め手を欠くアーセナルにイライラする時間帯が続く。そして66分、ラムジーとの接触プレイから相手がレッドカードを与えられたが、ラムジーがすぐに担架を要求するほどのケガを負ってしまう。これに相手も味方もショックを受けてしまうほどの事態だから、相当のダメージには違いない。そしてエドゥアルドの時の悪夢がよみがえる。負傷退場のラムジーから、ロシツキーに交代。

この後はお互いにショックを引きずったままの展開が続くが、これに喝を入れるべくヴェンゲル監督はエブエからウォルコットへの交代に続いて、意外とも思えるナスリからエドゥアルドへの交代へとカードを切る

これがメッセージになったのか残り10分でアーセナルの猛攻が始まり、87分にはエドゥアルドの体を張った攻めを見せるが得点はならず。しかし、このエドゥアルドの積極性がアーセナルに火をつけて、90分ベントナーがもぎ取ったエリア内でのハンドをセスクが蹴る。そのPKをGKもコースを読んでいたが勢いが勝って1-2とアーセナルが勝ち越した

そして直後94分、ロシツキーが正面から放ったミドルをGKがセーブ、そのデフレクトをセスクがチェックし、そこから冷静すぎるパスをゴール前に走りこんできたフェルメーレンに送って決定的な3点目が決まる。そして試合は1-3でアーセナルが勝利、上位がら落として廻ってきたタイトル争いの権利をがっちり確保した。

100301arsenal 正直最初にデラップに決められた時はまたかと思ったが、それを乗り越えた選手の底力を今日ほど頼もしく思ったことはない。ラムジーの途中負傷のショックを乗り越えて、勝利をもぎ取った選手達を誇りに思う。今日は誰がいい悪いということはやめにしよう。この後にアーセナルの選手が円陣を組んで結束を誓ったし、その中心にいるセスク・ファブレガスのキャプテン・シーが、残りのタイトル争いに大きな期待を与えてくれる試合だった。

この日も最近ガナーズの守護神、御霊神社に参拝した。試合前はチーム勝利を祈ったが、試合後はラムジーの早期復帰を願わずにはいられなかった。未来ある彼が早くピッチに戻ってくることを信じよう。ラムジーのケガという辛い出来事はあったけど、終盤の得点シーンに見られた強い精神力を目の当たりにして、今日ほどアーセナルファンでよかったと思ったことは正直なかった。この悪夢を乗り越えたチームの強さ、そしてタイトルへの大きな可能性を信じさせてくれるビッグゲームだった。

2010年2月27日 (土)

ドメーヌ・レノワー スキャマンドレ2004 ACコスティエール・ド・ニーム

100227scamandre北新地のカーヴ・ド・ランジュは仕事場からの帰宅に寄れて、23時まで開いていて、しかも試飲もできるという願ってもないショップだから、最近実店舗で立ち寄る頻度が一番多い。充実しているのはブルゴーニュの上級キュヴェだが、手頃な価格帯のワインも扱っている。

今回はロゼの試飲会の時に立ち寄った際に購入した、南仏のワイン。新着の品でどれがお勧めかな、と聞いたときにこれが出てきた。ラベルがアートっぽく良い感じで、ラベルにつられた面もあるが、実はこれがある意味正しかった。

フランス南西部、コスティエール・ド・ニームでフランク・レノワー、ステファン・ビュレー、ピア・マリー・ブリッソンという3人が2000年に興したワイナリーで、2003年が初ヴィンテージ。http://www.fwines.co.jp/lineup/winery/fr_languedoc02/index.html

セパージュはシラー50%、カリニャン30%、ムルヴェードルとグルナッシュが10%ずつ。

このブリッソン氏が元々この地に住んでいてアトリエを構えているアーティストで、このラベルを担当したのだそうだ。こういう土の香りがする素朴なアートが自分は大好きで、ラベル買いしたワインにはずれなし、の鉄則があるのだが、さて?

色は焦げた色調を全体に帯びていて、色素量が詰まっている落ち着いた色合いのルビー色。曇った色合いで、フィルターをかけていないのだろうか。香りはカラメル、黒砂糖、鉄錆、乾燥イチジク、タールのような重い香りもバックに感じられる。

口に含むと意外なほど自然で滑らかなバランスの良い味わい。しかし時間をおくと味わいの要素が広がってくる。酸はまろやかで、旨みのきれいな果実味との調和がとれている。タンニンは細かく繊細だが、ボリューム感は中程度。もう少し下支えする感じがあった方が、グリップが強くなって良いとは思うのだが。全体にシラーらしいスパイシーさが表現されつつ、それをあまり強くなり過ぎないようカリニャンがコントロール、旨みとコクをムルヴェードルとグルナッシュで補うコンセプトだろうか。

余韻は熟したベリーの旨みがきれいに伸びて、そこにスパイス、鉄、土といった香りが包み込み、落ち着いた心地にさせながらゆっくりと引いていく。

初ヴィンテージから2年目でこれだけ充実したワインを作り上げるのには、正直驚いた。品格も感じさせながら、南仏らしい土地からのニュアンスも忘れない、とてもよくできたワインだと感服。Good JOB!

【Cave d'Orange 3,100円】

2010年2月25日 (木)

日本料理と熟成ドイツワインのマリアージュは? 馳走侘助の夕べ

21日の日曜日は、この週は連続になるがCave de Terrさんの企画、夙川本店の目の前の蕎麦会席の店、「馳走侘助」さんでの「熟成ドイツワインと蕎麦会席の夕べ」の席にお邪魔した。

100222soba7 この日は、1994年から2000年と熟成期間を置いたドイツワインと共に日本料理を楽しんでいこうという企画。

普段ドイツワインをこうした機会で選んでいくということは滅多にないのでとても興味をそそられたが、一番のお目当てはやはり蕎麦だ。蕎麦好きで、ワインという二大好物が揃うとなれば行かざるを得ない。これでメニューの中に牡蠣でも入ってくれば言う事はないのだが、残念ながら当日メニューには牡蠣は含まれず。その代わりに汁椀の中にはおおきな蛤が入っていたので、納得だったが。

この日の料理も一品一品凝った作りで、とても美味しくいただけた。途中揚げ物とごはんのところだけ写真を撮るのを忘れてしまったが、都合8品出てきた。

100222soba1100222soba2100222soba3

100222soba4100222soba5100222soba6肝心のマリアージュだが...正直微妙。

リースリングの鋭角的な酸、ピノ・グリの重心の低い果実味は、熟成を経てこなれてきてはいるけれど、存在感が合って、日本料理の繊細なところと重なると、どうしても消しにいってしまう感じは否めない。

その中ではこの日出てきたトロリンガーの赤のピュアな旨み、グラウアー・ブルグンダー(ピノ・グリ)の土っぽさは比較的相性は良く感じられた。

ただ、難しい組み合わせで、自分が選ぶ身となればファーストチョイスになるかと言えば、それはリスクがあると言わざるを得ない。自分で選べないからこういう企画にお邪魔して体験する価値がある訳だけどね。

2010年2月24日 (水)

ジェラール・シュレール アルザス ピノ・ノワール2007 ACアルザス

100215pinot 理屈で言えば、同じ価格を出すのであれば濃く旨みのあるワインを選んだほうが正解だろう。ピノ・ノワールのように場所を選ぶ品種であればなおさらだ。良いヴィンテージ、良い場所、良い造り手を選んでいくほうが満足度がある。まして大勢と楽しむ場であればなおさらだ。

でも、そう割り切れないところがワインにはある。だから自分で飲む時はそうした理屈を抜きしたワインを味わいたいと思う事が往々にしてあるのだ。このワインもそうした一つ。

アルザスで唯一の赤と言ってもいいピノ・ノワール。北の産地だから、ブルゴーニュのような味わいを期待することはできない。でも、だからこそ、この品種の違った一面、それを表現する造り手の熱い思いを感じることができる。アルザスのビオの名手、ジェラール・シュレールもまさにそうした造り手に違いないだろう。

色はロゼを濃くした、アセロラのような薄めのルビー色。香りはビオらしい重めの香りがまず感じられ、そのバックにクレヨン、アセロラ、しば漬けの香りがある。

口に含むと細い鋭角的な酸が舌先から力強く、速攻で広がっていく。果実味は若く未熟のストロベリー、しかし後半は意外なほど落ち着いた甘みを感じる。そのギャップにいささか驚く。いずれの要素も直線的で、お互いに調和しようという趣きは感じない。これをおいしい、素敵と感じる向きはあまりないかもしれない。

余韻も鋭い酸が口の中を刺激する感覚が残る。そこに紫蘇のような味わい、ほどよい甘さという要素が感じられ、それぞれのはっきりした主張に戸惑いを覚えつつ、予想外に長く続く後味にこれも意表を突かれる。

かなり鋭さを持ったワインで、これが旨いと思う人はそう多くないだろう。ワインとして完成されたものではないのかもしれないが、でもこれほど産地、造り手の意図を感じさせるワインもないに違いない。この淡い色に注がれた味わいの要素の濃さ、そこにこそこのワインの存在価値があると思う。

【ワインショップ リヴ・ゴーシュ 3,500円?】

2010年2月22日 (月)

ドメーヌ・リニエ・ミシュロ モレ・サン・ドニ アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジュ2006 ACモレ・サン・ドニ

100221michelot 最近はブルゴーニュ回帰の傾向が強まっている。イタリアの土着も好きだけど、やはり飲んでいて落ち着きを感じさせてくれる。そしてそれは、このピノ・ノワールというたぐい稀なブドウのポテンシャルと、それを表現する土地、作り手の組み合わせによって最大限となる。

モレ・サン・ドニはまず土地の上ではピノ・ノワールの特性を最大限に発揮できる場所だろう。この村は特級と一級の占める面積が最大だが、しかしジュブレとシャンボールに挟まれたが故に、一般的な知名度は必ずしも高くない。だからこそ愛すべき理由がある。

そんなモレ・サン・ドニの中で最近評価をあげてきているのがこのリニエ・ミシュロ。このワインは村名ワインだが、畑は特級クロ・ド・タールと隣接し、それよりも高地に位置する場所だから、決して悪くはないはずだがさて?

色は濃くはないが、落ち着きが感じられ、しっとりとした艶をまとったルビー色。香りはスミレ、ブラックベリー、ローズマリー、鉄、鉱物的なミネラルを感じさせる香りがベースにある。

口に含むと、しっとりした丸みのある酸を感じる。その後でその酸がきれいに伸びて、後に続く若々しい、程よい甘みを備えた果実味を引き出す。タンニンは中程度だが、細かく密度が濃い。ボリューム感は大きくないが、安定していてバランスよく、こじんまりとしながらも溶け込んだ要素は深い。何よりも押しつけがましさのないところが飲んでいて安心感を誘う。

余韻は少し酸の切れの悪さも感じるが、ほんのりとした甘みの感覚、かすかに残る塩っぽさがうまく絡み合って、細長い後味を残していく。

重厚感はなくあっさりした感じだが、これが高地というテロワールを表現した味わいということなのだろうか。でも、そこに甘んじない深みを引き出しているのは造り手の力量なのだと思う。昨今の重さだけを表現したワインとは確実に違う、一つの答えがあるような気がした。

【Cave d'Orange ?円】 

2010年2月21日 (日)

エブエの気迫!アーセナルvsサンダーランド戦

100219eboueポルト戦で悪い負け方をしたアーセナル。リーグ戦に戻って土曜日はアウェイで敗れたサンダーランド戦。優勝争いに残るには残り下位との試合には絶対に負けられない。この日のスタメンはGKアルムニア、DFにはクリシー、フェルメーレン、シルベストル、エブエ、MFはソング、ラムジー、ファブレガス、FWにナスリ、ベントナー、ウォルコット。

この試合、注目したのはサニャに代わって右サイドバック先発となったエブエ。ポルト戦終了間際に入ってチャンスメイクした気迫あるプレイはあの試合唯一の救いだった。この試合でもなにかやってくれそうな期待をしていたが、結果はその期待に見事に応えてくれるものだった

試合開始からアーセナルがボール支配で圧倒し、サンダーランドに付け入るスキを与えない。しかしサンダーランドもアーセナルに最終ラインまでは突破させない守備網を引いてゴールを許さない。

しかし、この試合ではこれまで不振だったナスリ、ウォルコットがよく利いている。サイドで相手を引き付けておいてかわすテクニックはやはり素晴らしい。ウォルコットもさすがに単純駆けっこなら誰もかなわないスピードで、相手を置き去る。これで冷静さと、もう少し溜めることができたら精度も上がって得点も狙えるんだけど。。。

でも得点の匂いだけはしているのに点が取れない時間帯が続いたが27分、この試合サイドバックだけど常にゴール前に顔を出し続けていたエブエがドリブルで切り込み、DFを引きつけておいた上で左にパスを出し、そこをベントナーが軽く押し込んでアーセナルが先制点を決める!ゴールはベントナーだけど、エブエが個人技で決めた点だった。前半はこのまま1-0で終了。

後半に入って直後の49分、左サイドからのセスクのFKはコースも良かったが、フェルメーレンにあと一歩合わず、惜しくも追加点ならず。これ以降もアーセナルが圧倒するが、時折スキが出て攻め込まれる場面もあり、1点差試合の緊張感、不安感が漂う。62分にはエリア直前でウォルコットが倒されて得たFKを蹴るのはフェルメーレン、威力は抜群だったがキーパー正面でセーブされる。しかしフェルメーレンのキック力、本当にDFかよ。。。

72分にはナスリからロシツキー、78分にウォルコットからサニャに選手交代。88分にはサンダーランドに嫌な位置でFKを与えてしまうが、これは壁に弾かれて難を逃れた。90分にはこの試合獅子奮迅と言ってもいい活躍をしてくれたエブエを下げてデニウソンを入れる。

そして終了間際のロスタイム3分、セスクがエリア内にドリブルで切り込もうとしたところを倒されてPKとなり、これをセスクが自身で決めてようやく2-0に。そして試合はこのまま終了、直前にエヴァートンに敗れた2位ユナイテッドとの勝ち点差を2に縮める勝利を手にした

この試合は何と言ってもエブエの活躍に尽きるな。彼のキャラクターが今日は良い方に大きく傾いた。サイドバックなのにあれほど上がれたのは、サンダーランドのチェックも緩かったせいもあるだろうが、これまでの鬱憤を晴らすように途切れない運動力でチャンスを作った。彼らしいミスもあったが、彼だから笑って許せるのは、やはりキャラクターだろう。でも交代の時にファンからスタンディング・オベイションで送られたのが、この日のエブエを何よりも物語っていたと思う

それとやはりソングの落ち着いたプレイ、冷静に相手ボールをカットして攻守切り替えるスイッチの役割を果たしてくれていた。完全にこのポジションで自分の居場所、役割を掴み、替えが益々利かない選手になってしまった。去年でさえここまでになるとは想像できなかったな。まさに脱帽。

もう少し得点できそうな気配はあったけど、まずは2-0で完封できたから素直に喜ぼう。このまま取りこぼさず、上位の潰し合いを見ながら浮上していくのを期待したい。

ps この日も事前に御霊神社に参拝。誠に霊験あらたかな神社です。感謝!

2010年2月19日 (金)

牡蠣食えば、シャンパンあくなり、淡路町。

100218huitre1100218huitre3牡蠣と蕎麦には目がない自分、こういうイベントがあると見境なくエントリーし、仕事だろうがなんとか(ごまか)してやってくる。

そんな牡蠣好きにはたまらないイベントを淡路町のカーヴ・ド・テールさんがやってくれた。来たら最初に「腹壊してもあなたの責任ですからね!」って言われたが、そんなの牡蠣好きにとって当たり前。今更言われるまでもないことです。

この日は夙川本店近くのフレンチ、ベナトンさんからシェフとスタッフが牡蠣を携えて来店。次々と手際よく牡蠣をさばいていく。この日のノルマは一人30個。今まで20個くらいは食べた記憶はあるが、未知の領域はどうだろうか?

100218huitre2 30個の牡蠣とあって、添えるソース、薬味もヴァラエティに飛んでいる。定番のレモンから塩、マヨネーズ、エシャロット、白コショウ、ビネガー、かんきつオイルなど、それぞれの味わいを楽しんでいく。

個人的にはやはりレモン、かんきつオイル、そしてバターが相性良く感じられた。いろいろ試しながらとはいえ、10個を過ぎると結構腹が張ってきてペースが落ちてくる。それでも何とかノルマを達成するべく食べ続けていく。これだけ肉厚だと、腹持ちも良いようだ。満腹感と戦いながら、皿に盛られた牡蠣との格闘は19時から閉店間際の22時まで続いた。

100218huitre4100218huitre5 この日牡蠣の友となったのは、いずれもシャンパーニュ。この全てを飲んだわけではないけど、魚介類との相性は確実だった。シャンパーニュの品揃えについては随一だろうこの店の面目躍如といったラインナップだろう。

牡蠣とシャンパーニュに溺れたイベント。こんな凄い企画に出席できて、まさに至福の夜だったなぁ。

2010年2月18日 (木)

ファビアンスキに喝! CL決勝T ポルトvsアーセナル戦

100218arsenal2か月の中断期間を経て再開したチャンピオンズ・リーグ。アーセナルの決勝トーナメント最初の試合はアウェイでのポルト戦。リーグ戦ではアーセナルと同じ3位に位置しているポルトは今季調子がいいとはいえないから、負けるわけにはいかない。

今日のスタメンはGKファビアンスキ、DFはギャラスの代わりにキャンベルが入り、残りはクリシー、フェルメーレン、サニャ。MFは前がディアビ、セスク、底にデニウソン。FWは中央ベントナー、左ナスリ、右ロシツキー。

前半3分にエリア内でキャンベルが中途半端なクリアをカットされてシュートに持ち込まれて、試合開始早々ヒヤっとしたが、そこから時を置かず11分にはクリシーが抜かれて右サイドを走られた末にシルベストル・ヴェレラが打ったのはクロスだと思ったが、低いボールは直接キャッチに行ったファビアンスキが後ろにこぼしてしまい失点。アーセナルが追う展開となった。

しかし19分には左コーナーからのセットプレー、一旦弾かれたボールを右にいたロシツキーが戻して、ゴール中央でキャンベルが頭で合わせて同点に追いつく。この後はアーセナルが主導権を握ってボールを回すが、得点シーンは生まれず前半は1-1で終了

後半開始直後の51分、ゴール前でキャンベルとファビアンスキの間にボールがある、と思っていた瞬間、いつのまにかボールがゴールネットを揺らしている。何が起こったのか誰にも分からない間のポルトの得点。。。

キャンベルが足に当たったボールをファビアンスキがキャッチ。それをバックパスと取られてしまい、二人が不満を漏らしている間に審判がポルトにボールを与え、そこからすぐにリスタートを許してしまい、ファビアンスキが後ろを向いている間にその横からゴールを決められてしまうありえないゴールシーン。欧州最高のリーグ戦、しかも決勝でこんな得点シーンを見せつけられるとは。。。間を取らなかった審判の責めというよりも、エリア内で集中力を欠いていたアーセナルのミスから生まれた失点には違いない。

不注意な失点でアーセナルの流れが一気に悪くなり、選手のイライラが目につくようになる。急に得点の匂いもしなくなり、アーセナルのチャンスはポルトの守備で確実に芽を摘まれていく。66分にはロシツキーに代えてウォルコット、82分にはベントナーに代わりヴェラ、88分にはナスリからエブエに交代するが、事態は変わらず。最後の1分でエブエが気迫を見せてゴール前に2度ボールを供給するが、追いつく気迫が他の選手には既になく試合は終了、1stレグは2-1でホームのポルトが勝った

負けたとはいえ、アウェイゴールを取っているからまだ悲観するほどではないが、それにしても取られた2点が悪すぎ。これほど質の低い得点シーンはなかなか見れるものではないんじゃないか、と思うくらい酷過ぎた。ファビアンスキの不用意な失点、これでは前の選手の信頼は得られないだろう。今日の敗戦は彼の責と言われても仕方ない。

まだホームゲームが残っているし、これ以上悪くなることはまずないだろうから、気持ちを切り替えて、ホームでボコボコにやってもらうしかないな。

2010年2月17日 (水)

ドメーヌ・ヴァインバック シルヴァネール・レゼルヴ クロ・デ・キャプサン2006 ACアルザス

100207weinback 今回のヴィーニ・ジャポン京都でも生産者が集ったが、やはり知名度ではシチリアの「暴れん坊(?)」フランク・コーネリッセンに注目が集まっていた。見た目は優しそうで驚いたけど。

でも自分が一番合いたかったのは、このアルザスの生産者だった。残念ながら京都には来なかったので、興味も半減したのが事実。今やアルザス最高の造り手に数えられるまでになったこのワイナリーは、夫君を亡くされたコレット夫人と娘のカトリーヌ、ローランスによって守られている。

このワインはクロ・デ・キャプサンという一区画の畑で生産されたシルヴァネール種から造られたシルヴァネール。2005年から完全ビオ・ディナミに移行し、収穫量を抑えて遅摘みのブドウには一部貴腐も付くのだそうだ。シルヴァネールはおとなしいブドウ品種だが、だからこそ生産者の力量が最も出やすい品種だと思うが、さて?

色は落ち着いた印象の黄金色がかった黄色。香りは若干控えめだが白い花、アプリコット、黄桃、ビワの香り。

口に含むと滑らかなアタックを感じ、その中に直線的で浸透力のある酸、ミネラルがしっかりあり、舌の表面から中心にと勢いよく吸収されているのを感じる。ボディは大きくないが、木なりの果実のような程よい甘さを感じる。振幅は少ないけれども、度量のある落ち着きのある味わいだ。

余韻は最後まで残るミネラル感、そして細長く続いた酸の心地よさも残しつつ、細く緩やかにに引いていく。

シルヴァネールの良い意味でのおとなしさを残しつつ、そこに酸とミネラルの深みをうまく強調させた、チャーミングだけど深さも感じさせるワインだ。女性3人が求めるワインとはなんだったのか、これを飲むにつけぜひとも聞いてみたかった、と残念感が再び沸いてくるワインだった。

【Cave d'Orange 3,500円?】

2010年2月16日 (火)

BABBI BABBIで的鯛を喰らう

100216babbi1フットサルの練習帰り、近鉄線だったので難波で地下鉄に乗り換えたはいいが、21時半とまだ少々時間があったので、ついつい心斎橋で途中下車して、BABBI BABBIに寄ってしまった。

で、時間も少なかったので1品くらいで切り上げようと、何にしようか品定めしていたら黒板の中に大きく書かれていたアクア・パッツァの文字。このところ肉食が続いていたため、ニーズにもぴったり合っていたので、これをチョイス。魚は的鯛、カサゴ、コチから選べるとあったが、ここは的鯛を選んだ。体に大きな丸い斑点を持ったこの特徴ある魚は、自分が釣ったことのある魚の中では最大級。釣れた時は、針にかかったチャリコ(小鯛)をそのまま飲みこんでいた。

淡白な魚だけに濃い目のスープがしっかり染み込んで旨みを増す。青オリーブとローズマリーの香りも効いていた。皮や目の周りのゼラチン質のところが旨い。骨をしゃぶるように食らいつく。

100216babbi2最後は少し身を残しておいて、残りスープでリゾットを仕上げてもらう。パスタもしてくれるけど、この場合はやっぱリゾットが良さそうだ。これまた味が染みていて旨い。最後まで無駄なく食べてあげたので、的鯛も本望だろう。合掌。

この日はニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランと南仏のシャルドネと一緒にいただいた。どちらもキャラクターがしっかり感じられる厚みのある味で、この力強い料理との相性も良かった。次はコチを試してみたいな。

2010年2月15日 (月)

久々基本練習! フットサル

100214footsul 今日は初めて八戸ノ里のフットサル場に参戦。ここで基本練習の会に参加させてもらった。

いつも試合中心だったので、やっぱ基礎練習もやってみたいと思って初めて参加させてもらった。基本に忠実、勉強になるね。ただ、試合で応用できるかと言うと、それは。。。。

今日のテーマは相手にボールを取られないためのテクニック。なるべくボールから体を離さない、相手からは遠くに置くというテーマだった。狭いコートで相手にボールを渡さない上では大事な事だな。

他の皆さんはやっぱうまかったけど、嫌がらず相手してもらってありがとうごさいました。こういう機会は貴重なんでまた時間が合えばお邪魔したいな。

2010年2月14日 (日)

コラーゲンしかない、台湾の牛筋麺 林東芳牛肉麺

100211lin1 台湾の桃園空港到着後、台北市へのアクセスはセコく乗合バス。ホテル近くの復興南路停留所で降りて、そこからホテルへの道中、八徳路を西に進む途中に地元民で昼間からにぎわう小さな店を発見。

店の前では大きな鍋に牛肉を煮立てていて、それがウマそうで仕方がない。この時はトランクを抱えていたので、狭い店には入れそうになく一旦ホテルにチェックイン。しばし休息したのちに向かってみたのだが、それでも店は満杯状態。まだ16時だというのに回転率のいいこと。やむなく他をぶらぶらした後で、ようやく入れたのは1時間後。

100211lin2100211li3 ここで注文したのは、牛肉麺とかあったにもかかわらず、なぜか牛筋麺。そして出てきたのは、そのものズバリ!大きなどんぶりに細うどんのような麺がしっかり入って、そこに大きなぶつ切りの筋肉が入った麺。

この筋肉がまたここまで煮たのか、と思うくらい柔らかくて、かみしめるたびに旨みが出てくる。価格は240台湾ドル、約720円と他の屋台に比べると高めだが、この量と日本の場合を比べれば十分に安い。おかずにミミガーのようなものとキュウリのピクルスを取って、これで300台湾ドル、900円なら、旅行客としては文句ない。今回は牛筋麺を頼んだけど、後からメニューを見れば半肉半筋麺というのもあった。こっちの方が両方楽しめて良かったのかも。。。

しかし、今回の台湾旅行、殆どこんな屋台ばっかりで食事していたような。ま、それがアジア旅行の醍醐味ではあるんだけどね。

林東芳牛肉麺

台北市八徳路二段

2010年2月13日 (土)

内から出ずる力の源とは 蔡国強・泡美術館

100211sai1 台湾の現代美術シーンを見てみたい、と思い立って、残り時間は少なかったけど郊外に位置する台北市立美術館にやってきた。

ここは台北市内から地下鉄で圓山駅下車し歩いて10分。途中のエリアは今年開催される花博イベントの準備で工事真っ最中。近くにはサッカー場もある。台湾で例がない世界的な博覧会開催とあって、熱もこもっているようだ。

モダンな美術館の中は平日にもかかわらず高校生、大学生クラスの若い観客でごったがえしていた。そして、そこでは中国出身、ニューヨーク在住の蔡国強の大々的な回顧展が開催されていた。

100211sai2_3100211sai3_2 美術館に入っていきなり度肝を抜かれたのは、天井からつりさげられた車に、花火のようなイルミネーションが取り付けられた作品。そのパワフルさに圧倒される。

そして1階の会場では、トラの剥製が何十本の矢に射抜かれている作品や、そして90匹以上の狼が床から空中へ駆け上がるも、やがて目に見えぬ壁にぶち当たって跳ね返されて再び地上に戻されるという、会場半分を占めている作品が並び、その合間に爆破、花火といったパフォーマンスを記録したビデオアートが展示されていた。その他にも大型の船の遺跡、粘土で造られた塑像といった大型の力強い作品が鑑賞できる。しかし2階は一転して中国的な水墨画の要素を取り入れた絵画、土を塗りつけたような素朴な、デュビュッフェにも似た壁画の世界が繰り広げられていた。

どの作品からも内から発散される並々ならぬパワーを感じることができる。しかしそのパワーは単に一方通行で発散されているわけではない。狼が直面した目に見えぬ壁のように、なにかしらそのパワーをさえぎる存在、それに対する反発が感じられた。一旦封じ込められたエネルギーが、反発力によってさらに力を増して外に向かって放たれる。特に花火のパフォーマンスに強いメッセージが込められているような気がした。

しかし単なる反骨心だけで作品を作り上げているのではない。中国という自分を産んだ風土と文化を愛し、そこに生きる人たちを愛する作家の思いがベースにある。だからこそ、これらの一見外向きに見られる作品が、見る者の心の中に共感と共に入り込んでくるのだと思う。

旅先で遭遇した素晴らしいアート、台北の素敵な一日を演出してくれた。日本のプロジェクトにも参画しているアーティストであるし、今後注目していきたい。

蔡国強 泡美術館

2009年11月21日~2010年2月21日

台北市立美術館(台湾)

2010年2月12日 (金)

ギィ・シャルルマーニュ ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ ブリュット・レゼルヴNV

100211guyシャンパーニュは祝いの酒であることは、議論を待たない。であれば、嬉しいことがあれば即座に開けることは非難されないだろう。この日は愛すべきアーセナルが苦しい4連戦の最後に一矢報いてライバル、リヴァプールを1-0で完封してくれただけに、何か開けずにはいられなかった。休日でもあるし。。。。

このギュイ・シャルルマーニュはル・メニル・シュル・オジェ地区の生産者。この地はシャブリのような石灰質土壌の畑で、シャルドネによる酸の秀でた引き締まったシャンパーニュを生産する地域として定評があるところ。

色は全体にグりーンがかった明るく枯れた感じのイエロー。泡は細かく、中心から何条も勢いよく上がってくる。香りは若い柑橘系で、レモン、リンゴ、金属的で鉄のような香り、ミネラル香も豊かに感じられる。グラスを回すと食パンの白い部分のような香りもしてくる。

口に含むと鮮烈ではっきりした若い柑橘系の酸味を感じる。味わいはドライで、残糖分は殆ど感じず、飲んでいると上顎の部分が乾いてくる印象。果実味の中にしっかりしたほろ苦さがあり、口の中を引き締める役割を果たす。この感覚はステンレスタンクで醸造しているものだろうか。ピュアな酸味が際立ち、樽からのニュアンスは殆ど感じない。

酸を基調とした味わいは最後まで持続し、余韻まで途切れない。若いピュアな酸味がきめ細かな泡によってほどよく中和され、そこにうまく乗ったミネラルの味わいと共に豊かな余韻を形作り、引き締まった味わいを残していく。

たまたま台湾から帰国してカラスミを購入してきたので、このシャンパーニュと合わせて楽しんだ。抜群の相性、とまではいかないが、それでもカラスミの香り、濃い味わいをやさしく包み込んで、酸が口の中をリフレッシュして、飽きさせなかった。こういう魚卵にも合わせられるワインとしては、さすがシャンパーニュの懐の深さと言えるだろうか。

【Cave de Terre淡路町店 6,000円?】

2010年2月11日 (木)

神を味方に! アーセナルvsリヴァプール戦

100211arsenal4 大事な4連戦をこれまで1分2敗と結果が出ず、優勝争いから後退したアーセナル。今日はホームに好調リヴァプールを迎え撃つ試合だ。これに負ければ、優勝争いはおろか4位争いに引きずり込まれてしまうだけに、絶対勝利しかない。

この日はベントナーが10月以来久々に先発で、左にアルシャビン、右にナスリを置く。中盤は前がディアビ、セスクで、底にソング。DF陣はサニャに代わってエブエを使い、その他はクリシー、フェルメーレン、ギャラス、GKアルムニア。

前半はこのところ好調のリバプールが統率のとれた守備を展開して、なかなかアーセナルにスペースを与えてくれない。ただ、選手の調子は悪くなく、特にベントナーはやはり高さがあるし、守備の意識も高く戻りが速い。しかしやはりリヴァプールのプレスもよく効いているので、ゴール前の決定的なチャンスには持っていけない。セスクも前半はパスミス、他の選手との連携がうまくいかず、チャンスを途切れさせてしまうらしくない展開が目立つ。途中でナスリがロシツキーに交代するアクシデントもあり、前半は崩しきれずにフラストレーションがたまる試合運びのまま0-0で終了

後半も一進一退の攻防が続くが、徐々に両チームが得点を狙って攻め込む場面が多くなる。53分には相手に走られ1対1の大ピンチを招くが、ギャラスがエリア内で必至のカットを試みて防ぎきる。これは紙一重のナイス・ディフェンス!そして71分、セスクからベントナー、ベントナーが囲まれたところを一旦外に出し、そのボールを拾ったロシツキーが絶妙のクロスを入れて、そこにディアビが頭でドンピシャ、ついにアーセナルが先制点をもぎ取った

その後86分には途中交代のライアン・バベルの強烈なミドルがアーセナルゴールを襲うが、アルムニアがワンタッチでバーの外に逃れる。その後ロスタイム4分終了間際にエリア直前で与えたフリーキックだったが、セスクの「神の左手」に跳ね返されてそのまま試合終了アーセナルが連敗を2で止めた。そして今節で2位マンチェスター・ユナイテッドは引き分け、首位チェルシーが敗れたため、それぞれ勝ち点差は5と6に縮まる願ってもない結果となった。

全試合を通して、リヴァプールの守備の素晴らしさが目立った試合だった。しかしその厳しい守備をかいくぐって、最後は決めてくれたアーセナル。いろいろ不満を感じたけれど、このスタイルで勝利を挙げてくれた事はとても嬉しい。先発のベントナー、決定的チャンスを外したものの今日はポジショニングも良かったし、あの高さはやはり貴重だ。虎の子の1点をお膳立てしたのは彼だし、結果を出してくれてよかったと思う。あとは決定力。

セスクは前半良くなかったけど、それでも後半は自分でドリブルで勝機を作ろうとしたり、積極性は随一だ。それに比べると途中交代のナスリはどうも物足りない。ディアビ、ソングはコンスタントに結果を出せる良い選手になったとつくづく実感。特にソング、この試合ではパスカットが良かった。ポジショニングと試合観が凄く向上したんだろうな。アルムニアには最後のスーパーセーブでピンチを摘んでくれて感謝。

100211arsenal2_2100211arsenal3 なおこの日は関西ガナーズの聖地、キューブリックで観戦していたんだけど、試合前に今までの悪い流れを清めていただくべく、店の真ん前に鎮座する御霊神社に集団参拝。その結果、霊験あらたかにも今日の勝利となった。勿論、終わった後は戦勝報告でお礼の参拝。

今後この御霊神社は、関西アーセナルファンの守護神となるかも?次回からも参拝は欠かせないかもしれないね。

2010年2月10日 (水)

高原に花開いた仏教芸術 聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝展

100131tibet谷町4丁目駅近く、大阪歴史博物館で開催されているチベット仏教美術の展覧会に。おそらくチベット美術を大規模に公開する展覧会は、大阪では初めてなんじゃないだろうか。

ポスターにもなっている十一面千手千眼観音立像は、それぞれの手の中に眼が刻み込まれている。これほど多くの表現すべき約束を守りながら、全体の造形の美を保っている事にまずは驚かされた。実物の輝き、開かれたそれぞれの手の精巧さ、まさにチベット美術の最高傑作の一つに違いない。

戦乱の中から久々に中国に現れた統一王朝である唐、しかしその帝国でさえも恐れた吐蕃(とばん)王国。その力ゆえに、唐王朝は皇帝の娘を嫁がせなければならなかった。その時に受け入れられた仏教が深く根を下ろし、独特のチベット仏教が花開く。

目を見張るのは金地に彩られた仏像に施された彩色の鮮やかさだ。日本の仏像もかつてはこのよう彩色が施されていたというが、その原型は今では失われたインドにおける仏教美術なのだろう。しかしインドでは仏教を駆逐包含したヒンズーの神々が、チベットでは逆に取り込まれて図像の中にしっかりとその原型を留めながら仏として生きていることが面白い。全身が青い姿、象のような姿、そして抱き合う仏、そうした異質なものを取り込んで、それを美しく造形に再現させた工芸職人の確かな技には驚かされる。

展覧会の最後にはチベット医学を表した軸絵があり、そこには今でも使われているような治療法が描かれていた。標高四千メートルの奥地で日本とは遠く隔たてはいるが、生きるための知恵には共通するものがあるのだ。いや、よく見てみれば独特と思っていた美術の中にも、なんらかの共通点が見いだされてくる。

遠く離れたチベットに咲いた仏教文化、それがやがて中国を経由して日本にも伝わり、密教世界を構築する。時と場所を超えたたくましい文化の流れを感じさせる、他にはない展覧会だった。

聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝

2010年1月23日~3月31日

大阪歴史博物館

2010年2月 9日 (火)

ドメーヌ・アルロー モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ オー・シェソー ACモレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ

100130moreystdenis ブルゴーニュの好きな村を挙げるとすれば、北のコート・ド・ニュイであれば真っ先にモレ・サン・ドニを挙げるだろう。その次はニュイ・サン・ジョルジュだろうか。

モレ・サン・ドニは以前はあまり脚光を浴びない地域だった。5つも特級畑があるのに、ジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーに挟まれて、知名度の点では今一つだった。不遇な地域、しかしだからこそ近年優秀な造り手が注目し、その評価も上げてきている。

ドメーヌ・アルローはモレ・サン・ドニを本拠としているが、以前はそれほど評価が高くない造り手だったそうだ。しかし前回ACブルゴーニュを飲んだ時に、緻密な深さのある味わいが印象的だった。

http://cesc22.blog.eonet.jp/default/2010/01/2007-8ae8.html

今回は上のキュヴェ、モレ・サン・ドニの1級にチャレンジ!

色は薄曇りで、しぼりたてブドウのような明るいルビー色。香りはチョコレート、デミグラスソース、ベリージャム、キャラメル、全体に甘さを感じる香りが強く出ている。

口に含むと落ち着いた果実味がまず一体で感じられ、そこから時をおかず、さっと酸、旨み、渋みの成分が別れていく。タンニンは中程度だが受け口は広い。熟したベリーの甘さも展開するが、その甘さが若干平板で砂糖っぽい感じ。酸もその甘さを絞りきれていない。まだ若いからなのかもしれないが、甘さが強くなりすぎる。モレ・サン・ドニのキャラクターでもあるとは思うが、それでも突出している感は否めない。

余韻も最後まで強い甘さが口の中に残り、ソフトな口当たりだけれど、少しもたつく印象。

飲んでみて、ACブルゴーニュ・クラスを飲んだ時に感じたようなインパクトは正直感じなかった。厚みもあって、旨みも強いんだけど、緩さの印象は否めない。もう少し芯の強さが感じられれば良かったんだろうけどな。

【Cave d'Orange 5,400円?】

2010年2月 8日 (月)

これから台北

これから台北
チェルシーに負けた辛さを引きずりつつ、台湾に向かいます。

でもリバプール戦までには戻って来ますよ!

あ、最近ツィッターはじめました。@cesc22です。こちらでもしょーもなくつぶやいてますので。

打開策もなく...チェルシーvsアーセナル戦

100207arsenal前節マンチェスター・ユナイテッドに完敗して後がなくなったアーセナル。今節は首位のチェルシー戦で、負ければ実質優勝争いから脱落する試合だったが、それを挽回するだけの力が無く、0-2で敗れた。

前半開始早々の8分、セットプレーからドログバに決められてしまい、早くも先制されてしまう。絶対与えてはいけない先取点を取られて、不得意の追う展開に。

アーセナルがボールを持っても、チェルシーの守備を崩すことはできない。相手が強いほどに守備の手堅さを増すチェルシー、アーセナルに攻めさせても、最後の一線を破られるまでは至らず、最期で跳ね返す。逆にアーセナルは23分カウンターで責められてランパードからまたしてもドログバ、MUに負けた試合と同じように守備の乱れを突かれて追加点を許す。当然注意しなければならない選手をフリーにしてしまうありえないシーン。

ボールポゼッションは互角のように見えても、結局最期まで決めることはできない、決定力がない、と見切っていた余裕のチェルシーの守備に絡め取られてしまった。18分のアルシャビンのシュートをチェフに左足1本で止められたシーン、この試合はチェフの攻守に阻まれた。このシュートがもし決まっていれば、アーセナルのモチベーションも違っていたように思えるが、正直負けられない試合の割には淡白な攻めに終始した。

それにしても、ここ2試合のアーセナルの軽い守備はどうしたことだろう?2点目、ドログバに決められたシーンは、数的優位に立っても破られて決められてしまった。これを決められるようならば、正直優勝なんか不可能と思えるようなシーンだった。クリシーは復帰以来精彩を欠いて、この試合もケアができていなかった。フェルメーレンもいつもの安定感がなく、守備の連係が機能していなかった。

マンチェスター・ユナイテッドに敗れた試合を立て直すこともできず、チェルシーにダブルを許す完封負けとなってしまった。水曜日は調子を上げてきたリヴァプール戦。優勝争いどころか4位争いに引きずり込まれかねない試合になってしまったことが悲しい。。。

2010年2月 7日 (日)

お得ランチ Le Caneton

100131caneton2100131caneton3100131caneton4100131caneton5100131caneton7日曜日はチベット展で谷町筋の大阪歴史博物館に行ったので、そのついでに久々にLe Canetonにランチを食べに行った。

以前このビストロは夜に行ったことがあるけど、その時は結構額が行ってしまったので、それ以降足が遠のいていたけど、昼のランチもやっているようだったので覗いてみた。

この日は2,800円のコースを選んだが、思いのほかボリュームがあった。アミュゼから前菜、スープ、魚料理、肉料理と来て、最後はデザート、そして食後のコーヒーにはお菓子が付いている。ランチでちゃんとしたコース料理になっているのは珍しいし、かなりお得感がある。

店のキャラクターらしく、スープにはフォアグラが入っていたが、とても軽やかなクリーミーなお味がとてもおいしく感じた。メインのホロホロ鳥のロースト、皮がパリットしていて肉も柔らかく、量もあってこちらも満足。

100131caneton1100131caneton6_2 この日飲んだのはシャンパーニュ、アイ村のゴッセ・ブラバン。そして白はギガルのコンドリュー2006。

大好きなヴィオニエだが、やはりコンドリューは別格。最初の苦みの凝縮度と、引き締まったボディが硬質の飲み心地を演出する。それでいて香りは可憐な花のエッセンスのような香水のようで、このワインとホロホロ鳥の相性も良かった。

1,800円と2,800円のコースがあるようだけど、これだけ出てくるなら2,800円コースのほうがお得感がある。結構よさげなワインと合わせるだけの内容があるから、贅沢なランチを楽しむにはいい感じだな。やっぱレストランも何度か行ってみないといけないもんだね。

2010年2月 6日 (土)

神聖と言われた一族の残した芸術 Theハプスブルク展

100125 現在改修中の京都国立博物館で開催されている、ハプスブルク王朝に伝わる絵画、工芸を展示しているTheハプスブルク展。そして展示品は確かに世界最高の地位を占めた一族にふさわしいものだった。

最初は工芸品の類が多いかと思っていたが、殆どを絵画作品が占める。そしてオーストリアを本拠に、ドイツ、フランドル、スペイン、イタリアを勢力範囲としたこの一族らしく、それぞれの地域の一線級の画家の一線級の作品が集っている。イタリアでは若くして亡くなり作品数も少ないジョルジョーネ、ラファエロ、フランドルからは細密な描写のデューラー、バロックを代表するうねる作品を多く出したルーベンス、スペインでは激しい筆致で宗教画を描いたエル・グレコ、他にもスルバラン、ゴヤといった有名どころが続く。

特にドイツ、クラナハの媚びるような妖艶なサロメを描いた作品は圧巻だ。これまでも何度か展覧会で見たことはあったクラナハだったが、小さくて質も良くなかった。今回来ているサロメはその怪しげな表情も勿論だが、保存状態も素晴らしく、北ドイツの冷涼な気候を表現するコバルトブルーの空の背景が彼の冷静な筆致をさらに際立たせている。今まで見たクラナハでも最高の作品だった。

中間にあるハプスブルク歴代の皇帝、皇后の肖像画だが、やはり特筆すべきなのは2人の女性、女帝マリア・テレジアとエリザベート皇后だろう。近代オーストリアの礎を築いた女傑マリア・テレジアの若いころを描いた肖像画は、争い事など知らない可憐な姫そのものだ。そしてその体面に等身大で立っているエリザベートもまた、やがて来る王朝の滅亡など知る由もないほどに優雅に描かれている。

最期の工芸品も、各国から王家の威厳を飾るために集められた宝石をちりばめた贅沢な品ばかりだ。しかしこれほど富を集めた王家も、第一次世界大戦の敗戦によってその地位を追われてしまう。

王朝はなくなったが、そこに集められた富は祖国に残された。その遺産によって、政治的には小国のオーストリアは今でも人々の注目と興味を集め続けている。その事が続く限り、この王朝の名前までも人々の記憶から消え去ることはないのだろう。

Theハプスブルク展

2010年1月6日~3月14日

京都国立博物館(東山七条)

2010年2月 5日 (金)

梅田某所35階、秘密のワイン会?

100121100121_2 先日、とある梅田某所35階の一室で行われたミッション。いつものように持ち寄りワイン会だけど、場所、雰囲気が自宅とは違う。

見下ろせば、淀川、繁華街、降り立つ飛行機、いろいろな大阪の姿を眺めることができるこの絶好のロケーションだから、当然集まるワインもそれにふさわしいものになるはず。

そしてそれらは期待に違わぬものだった。

①クリュッグ ブリュット グラン・キュヴェ NV

繊細だが力強く湧き上がってくる泡。口に含むとさらさら溶けて、やさしく舌先を包む。旨みも層が厚く、充実した味わい。

②シルヴァン・カティアール ヴォーヌ・ロマネ 1erクリュ オー・マルコンソルト1999

瑞々しい酸、赤い果実の味わいが凝縮している。繊細なタンニンが細かく絡み、中盤まできれいな果実味を導く。余韻は丸みを帯びた穏やかな味わい。

③マルク・テンペ アルザス ピノ・ノワール アルテンブルク2004

アセロラのように直線的な伸びのある鮮烈な酸。ジューシーだが、熟したベリーの味わい。ボリュームもあり、余韻は爽やかな若々しさを残す。

④ジョルジュ・リニエ モレ・サン・ドニ 1erクリュ クロ・デ・ゾルム2002

最初から酸、タンニン、果実味が調和している。密度があり、重心の低い味わいがじわじわと浸透してくる広がりを感じさせる。

⑤ベルナール・フォーリィー エルミタージュ2005

重みのある酸に、細かなタンニンが序盤のきれいな味わいを造る。軽やかに香り立つスパイスとともに、後半はしなやかさを感じさせる果実味。余韻はきれいに流れるような浮揚感。

⑥ジョルジュ・ミュニレ リュショット・シャンベルタン グラン・クリュ1998

カシスの香り豊かだが、アタックは軽やかさを感じさせる。柔らかでしなやかな味わい、酸は穏やか。グラン・クリュという迫力はあまり感じないが、果実味のふくよかさにポテンシャルを感じる。

⑦ドゥーデ・ナダン ブルゴーニュ ブルゴーニュ 150アニヴェルセール1998

熟成を感じさせるエッジのオレンジ。焦がした醤油のような独特の香り。タンニンは強いが、若さを保った酸がうまくフォローしえいる。果実味はほどよく、今がまさに飲みごろか。

⑧ドメーヌ・ラモネ シャサーニュ・モンラッシェ 1erクリュ レ・ヴェルジェール2002

(ウッ!メモ取り忘れてる...)

夕暮れから夜の闇に包まれるまで飲み続けたラグジャリーなワイン会。たまにはこういう雰囲気もいいなぁ。主催者様、ありがとうございました。ますますブルゴーニュ回帰の傾向が強まりそうです。

 

2010年2月 3日 (水)

マルセル・ラピエール ル・カンボン2007 ACボジョレー

100126 ガメイというブドウは気の毒なブドウ品種だ。言わずと知れたボジョレーのブドウだけど、それ故にかなり低い評価に甘んじている。

歴史的にもかつての中世フランスで、時のブルゴーニュ公がこのブドウを「収穫量が多くて品質の低い、忌まわしきブドウ」と言って栽培を禁止したということが伝えられている。

そんなガメイにも情熱を傾けている造り手はいる。有名どころでは帝王と呼ばれるジョルジュ・デュビュッフがそうだが、マルセル・ラピエールも負けてはいない。フランス自然派の巨匠であり、自然派と言うと名前がすぐに上がるフィリップ・パカレも彼の甥だ。このワインはラピエールが良い年だけに醸すキュヴェ。

色は明るめだが質感があるしっとりとしたルビー色。香りはスミレ、ブルーベリー、カモミーユ、黒オリーブ、若いボジョレーにあるバナナの香りはあまり感じない。

口に含むと、酸のボリュームはあまり感じず、柔らかい甘い果実味を豊かに感じる。アルコールは豊か。タンニンは控えめでまろやかだが、全体のバランスがよく揃い、角の立たないきれいな酒質が中盤まで続く。

余韻は最後に底力を示す存在感あるタンニンが、柔らかな果実味と相まってきれいな旨みを残しつつ、ゆっくり引いていく。

パンチと言うか、インパクトは最初感じないけれど、後々になって滑らかさ、きれいな旨さが引き立ってくる。そしてこれがガメイなの?と思わずにはいられない品の良さ。ブドウ品種のポテンシャルを引き出す造り手の見事さに感服だ。Good JOB!

【リカー・マウンテン 2,600円?】

2010年2月 2日 (火)

大河ドラマをぶった斬る!大河ドラマ入門

100123taiga 実は時代劇大好きでして、ケーブルテレビの時代劇チャンネルなんか、大好物です。「暴れん坊将軍」、「大江戸捜査網」、「忠臣蔵」なんか、ついつい見てしまいます。

NHKの時代劇と言えば、やはり大河ドラマ。今でこそそれほど神通力がなくなっちゃたけど、昔は視聴率軽く30%超えだったほどの国民的番組だった。自分の生まれた市は、毎年この大河ドラマを題材に菊人形イベントを開催していたから、思い入れも強いんだろうな。

で、この大河ドラマを作品、キャスト、音楽と言った断面からバッサバッサと斬って見せてくれるのがこの新書。やっぱり視聴率が大事っ、てことはNHKも民放と何故か変わらないようなので、題材は戦国(織田・豊臣・徳川)、幕末、忠臣蔵といったところに偏りがちだけど、そのキャストを表で比較してくれているのが面白い。あ、この女優、この俳優が演じていたのか!って驚きを感じることもしばしば。

全てに納得するわけではないけど、視聴率と作品の質が必ずしも一致しないってのは、確かにそうだと思う。で、勝手ながら自分が見た中での大河アカデミー賞を!

作品賞:「おんな太閤記」、「翔ぶが如く」、「太平記」、「花の乱」、「毛利元就」

主演男優賞:西田敏幸「おんな太閤記;豊臣秀吉」、真田広之「太平記;足利尊氏」、津川雅彦「葵 徳川三代;徳川家康」、中村橋之助「毛利元就;毛利元就」、渡辺謙「独眼竜正宗;伊達正宗」

主演女優賞:宮崎あおい「篤姫;篤姫」、佐久間良子「おんな太閤記;北政所」 、仲間由紀恵「功名が辻;千代」

助演男優賞:片岡鶴太郎「太平記;北条高時」、笹野高史「天地人;豊臣秀吉」、野村萬斎「花の乱;細川勝元」、小林稔侍「翔ぶが如く:岩倉具視」、中村梅雀「八代将軍吉宗;徳川家重」

助演女優賞:岩下志麻「独眼竜正宗;お東の方」、紺野美沙子「風林火山;三条局」、田中裕子「翔ぶが如く」、大竹しのぶ「元禄繚乱;りく」、稲盛いずみ「義経;常盤」

てな感じですが、皆さんはいかが?

大河ドラマ入門

小谷野 敦(こやの とん)著

光文社刊(光文社新書)

740円(税別)

2010年2月 1日 (月)

共有できない致命傷 アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッド戦

100201arsenal 重要な試合だったのに...既に結果は出ているので、いつものように淡々と書いても仕方ない。重症かと思ったフェルメーレンも戻り、アフリカ杯で敗退したソングも戻り、現有のベストメンバーで臨んだ試合だったが、2位のマンチェスター・ユナイテッドに1-3で敗れてしまい、再びタイトル争いは厳しくなった

力負けじゃなく、守り負けだった。1点目は前半33分、右サイドでナニがクリシー、デニウソンをかわして放ったシュートをアルムニアが防ぎきれなかった。結果はアルムニアのオウンゴールだったが、これはナニの素晴らしい技だった。

しかし37分の2点目は全く問題外。カウンターで右サイドを走られれば、中央にルーニーが入ってくる事くらいわかるはずなのに、だれもケアしなかった。特にデニウソンの走りには必死さがない。これでは責められても仕方ない。

後半52分の3点目は見るも無残に守備は形をなしてなかった。パク・チソンに一人で走られ、決められてしまう。最後80分にフェルメーレンがゴール前で必死のボレーシュートを決めて完封負けにはならなかったが、今季MUとはダブルで屈辱的な結果となってしまった。

この試合ほど選手間のやる気の違いが如実に現れた試合は今季なかったんじゃないだろうかアルシャビン、セスク、ソング、ギャラス、フェルメーレンは最後まであきらめてはいなかった。セスクはこの試合他の選手との連携が冴えず、最後まで合わせることができなかった。その点が彼、そしてチームにとって尾を引く敗戦になってしまったような気がする。

ソングはアフリカ杯敗退の悔しさもあったのだろうか、終始モチベーションが高かった。前半イエローをもらったものの、後半まで積極差を失わず攻撃にも顔を出した。フェルメーレンも攻撃から守備へと幅広く駆け続けた。アルシャビン、彼の前半のシュートの内、1本でも決まってくれていれば試合はわからなかっただろう。

彼らに比べると、他の選手はどうだろう?クリシーは昨季ほどの鋭さがない。ロシツキーもムラは否めない。ナスリはうまいけど相手に怖がられないので、いつの間にか消されてしまっている。今日のアルムニア、得点シーンはさておいても、最後のクリアミスは緊張感まったくなし。デニウソンに関してはもう言うのはやめよう。

このところいいところがないウォルコットだが、あれだけMUに隙間なく守られてしまえば、彼はスペースがないと力を発揮できないのでチャンスを作れない。エブエ、ベントナーを入れても試合の流れは変えられなかった。

それにしても今日のアーセナルの試合、本当に今季大事で負けられない試合だという意識が本当に共有できていたんだろうか?結局それを共有できていたチームが勝った、守りをおろそかにしなかった強者がそれをおろそかにした挑戦者に勝った、それだけの結果だったような気がする。最後に見せたセスクの悲しげな顔が辛い完敗だった。