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2008年10月

2008年10月27日 (月)

初ベトナム

初ベトナム
碧い機体が印象的。

それでは1週間行ってきます〜〓

CL怪勝の後、アーセナルVSウェスト・ハム戦

Fabregas チャンピオンズリーグではフェネルバフチェ戦でのガチンコ勝負に5-2で勝利したアーセナル。得点は挙げたものの、守備面での不安が表面化した後でのリーグ戦。この試合ではギャラスが復帰、2トップはファン・ペルシーとニコラス・ベントナーでアデバヨールはお休み。

序盤は比較的静かな立ち上がり。その中で20分、ウォルコットがゴール前まで持ち込んで放ったシュートはゴールポストに弾かれる。しかしやはり今ノリノリの19歳、伸び盛りの彼は試合毎にワクワクさせてくれる存在に成長している。

24分、ウエスト・ハムのGKグリーンがエリア外でボールをキャッチするミスを犯すが、これを副審が見逃してフリーキックもなしアーセナル、今季は審判のミスジャッジに泣かされる場面が目に付く。29分、ベラミーがクリッシーを振り切って1対1での決定的チャンスで放ったシュートはアルムニアが左足で防いでナイスセーブ!アルムニアもこのところ好調、まさに守護神だ。

42分、エリア外でのウエスト・ハムのファウルから得たフリーキック、これはカットされてチャンスを活かせず。45分、セスクからの抜群のクロスが左から入ってきたベントナーに合ったもののベントナーはこれを安易なトラップミス。。。こ のまま両チーム得点できないまま前半終了。

後半に入って49分、ギャラスのカットミスから得たコーナーキック、ウエスト・ハムのアプソンをフリーにしてしまうが、ここはアルムニアが防ぐアーセナル、今シーズン再三痛い目にあっているコーナーキックでのディフェンスの不安がまたしても露見

56分、ゴール前の接触プレイからファン・ペルシーが倒れて、ヒザをかなり痛そうにする。ケガの多い彼だけに大丈夫か、とも思ったが何ともないようで安心。

後半もなかなか膠着状態を打開できないアーセナル、先に動くヴェンゲル監督はナスリを下げてディアビ、ウォルコットを下げてアデバヨールを投入。正直この試合で動きの良かったウォルコットを下げるのには疑問符だが果たして?

70分、右からの強烈なファン・ペルシーのキックをグリーンが好セーブ。72分、やはりファン・ペルシーのフリーキックはゴール左ポストに嫌われて弾かれた。しかし74分、アデバヨールが放ったシュートを相手DFが触ってオウン・ゴール!攻め続けたアーセナルがようやく先取点をものにした!

1点差では安心できないアーセナルは攻め続ける。79分、左サイドに上がってきたベントナーからの横パスをゴール正面で受けたアデバヨールのシュートはキーパー正面で弾かれる。そして90分、ベントナーの綺麗な縦パスが第一線に走りこんでいたアデバヨールに通り、GKが飛び出していた無人のゴールにシュートが決まって決定的な2点目。92分、ウェストハムのコールがソングに後ろからタックルして一発レッド退場、ソングは足を痛めて外に出たのは残念だが、このままアーセナルが2-0で勝ち点3をしっかり確保した。

この試合、良くも悪くもベントナーが存在感を見せていたと思う。昨シーズンよりもチームにフィットしているし、相変わらず所々雑なプレイはあるが、今日後半のアデバヨールとのコンビはなかなか良かった。最後の縦パスは動きを良く見たナイスパスだったと思う。アデバヨールに替えるのはベントナーだと思ったが、ヴェンゲル監督の采配は結果正しかった。

スケジュールも過密となり、しかも11月はビッグ4との対戦が組まれる正念場となるアーセナル。マンチェスター・ユナイテッドも引き分け、首位決戦はリヴァプールが制した。まだまだプレミアはわからない。この11月の逆境を乗り越えてタイトルへの夢をつなげてもらいたい。

2008年10月26日 (日)

パオロ・スカヴィーノ ランゲ・ビアンコ2006 DOCランゲ

081026_2 先日ストック用にパオロ・スカヴィーノのバローロを購入したが、そこにあまり目にしない白ワインがあった。あれ、スカヴィーノも白ワインを作るんだ、そう思ったら思わず購入。

パオロ・スカヴィーノは現代バローロのトップ・スター的存在として、おそらく今や最も知名度の高いワイナリーの一つではないだろうか。そんなスカヴィーノが生み出す白はソーヴィニヨン・ブランとシャルドネの混醸によるものだが、さて?

色は薄めで、ほのかな緑を帯びたレモン果汁のような薄黄色。香りはライム、白菜、アプリコット、ミント、ポワロ葱のような青さを感じさせる。

口に含むと舌先をチクッと刺す酸、その鋭角な酸がやがて幅広に広がり、その中に包まれてきた柑橘系の果実の甘さが広がってくる。その甘さも酸とのバランスが良く、べたつきを感じさせない。そして最初は柑橘系の若い鮮烈な味中心だったが、後半はほろ苦さを伴ったミネラル中心の味わいに変わっていく。この味わいがくっきりと二重構造のように感じられるが、移行は自然でその変化の度合いも面白い。

余韻は再び涼しげなハーブの香りが戻り、柑橘の酸が口の中を引き締めて塩っぽい味わいを残しながらゆっくり引いて行く。

青い鮮烈な香りが豊かでピエモンテの涼しさを旨く表現しつつ、そこに落ち着きのある旨さを加えた味わいのある、南国的要素も感じられるワインになっている。北と南の良い所をうまく組み合わせた技ありのワインといえそうだ。

【LIQUAR WORLD 2,880円】

朋、遠方より戻りて...自宅ワイン会

081026 土曜日は東京から戻ってきた友人の歓迎会的なワイン会を自宅にて開催。かつて毎日新聞社のワインセミナーで出会って以来、既に10年以上のお付き合いになる。セミナーで出会った人は他にもいたが、未だに残っているのはこのメンバーだ。その5人による持ち寄りワイン会はいつもより少しゴージャス?4時から10時の6時間で、結局7本とともにアテも綺麗にたいらげる盛会(?)となった。以下はこの日のラインナップで久々にフランス中心。

①アラン・レオ ブリュット・トラディシオンNV

ピノ・ノワール100%。ビオ・ディナミによるシャンパーニュは堅実でどっしりした旨みをたたえつつ、泡は繊細で力強い。重量感のあるシャンパーニュ。

②ドメーヌ・ド・ラリヴェ・ブラン2001 AOCペサック・レオニャン

シャトー・ラリヴェ・オーブリオンのセカンドワイン。思いのほか甘みを感じる。パッションフルーツのようなボリューム感を感じるが、中盤から余韻にかけての旨みの柔らかさ、しなやかさが印象的。ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンの混醸。

③アンリ・グージュ ブルゴーニュ・ピノ・ブラン2004 AOCブルゴーニュ

不勉強ながらAOCブルゴーニュでピノ・ブラン100%が作れるとは知らなかった。ブルゴーニュで作るとピノ・ブランもこれだけ鮮烈で滋味のあるワインになるとは。直線的に伸びてくる酸とミネラル感がある旨みが、シャルドネとは違った個性を感じさせる。

④シャトー・デ・ロンテ プイィ・フュッセ1989 AOCプイィ・フュッセ

まいった。これは見事。かなり汚れた外見だったが中身はまだ力強さを感じさせる。褐色の色合い、みたらし団子のような香り、まさにオロロソ・シェリーの感覚。酸も繊細で雑味をそぎ落とし熟成してきた、ブルゴーニュの本領がここにある。

⑤ジャン・グリヴォ ヴォーヌ・ロマネ2001 AOCヴォーヌ・ロマネ

濃密なタンニンに、カベルネ?と思わせたピノ・ノワール。リシュブールで評価が高い生産者のヴォーヌ・ロマネは最初あまりの力強さにとまどうが、中盤は優雅でしなやかな果実の旨さ、重量感を感じさせつつ、若い酸がそれらを引き締めて優雅さを演出している。

⑥ディエゴ・コンテルノ バルベーラ・ダルバ フェッリオーネ2005 DOCバルベーラ・ダルバ

最終章に向けての助走のつもりで、1本イタリアを。バルベーラらしいキビキビした酸、そこに溶け込んだ細かいタンニンと若い山葡萄のような旨みが詰っている。

⑦シャトー・ランシュ・バージュ2005 AOCポイヤック

最後を締めるのはこのブログでは珍しい(!?)ボルドー格付けワイン。5級ながら2級クラスの評価のランシュ。2005年はまだまだ若く、タンニンは固く閉じた印象だが、果実実に溢れ凝縮感は熟成へのポテンシャルを感じさせる。複雑でカシス、枯葉、ローストの香りと、湿り気のある酸が口の中にどっしりと居座り、そして中盤から余韻はなめらかな旨みを感じる。

なかなか充実のラインナップ。最初出そうと思っていたリストからはかなり変わったけど、臨機応変に軌道修正できるところも自宅の長所。アテもすっかりなくなり、完食完飲。満足だった。参加の皆さん、お疲れ様でした。ご協力どうも、またやりましょう!

2008年10月25日 (土)

ラディコン リボラ・ジャッラ200? IGTヴェネツィア・ジューリア

081024babbi4 木曜日、BABBI BABBIさんでの2000円以下限定ワイン会終了後、実は最初から飲む気満々だったこのワイン。試飲疲れをクールダウンするために最もふさわしいであろう、北イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のワイン。

ラディコンは去年のアンブロシアでのワイン会で醸造家にもお会いした。なかなか愛嬌のあるおじさんだった。以前はマイナーだったが、自然派ブームもあって今では北イタリアを代表する生産者としてメジャー級の知名度になってまった。ラディコンの造りはあくまで自然に、化学肥料を抑制し、ブドウの持つキャラクターを最大限引き出すためにマセラシオンの期間も長く取る。そのため普通のワインよりも色調が褐色味を帯びてくる。

このブドウ品種、リボラ・ジヤッラもフリウリ地方に古くから伝わる土着品種で、昔は甘口のワインも作られていたそうだ。そして今日スプマンテからクリアな白ワイン、そしてかなり凝縮感のある「褐色」ワインまで作られる、フリウリで最もファッショナブルな土着白ワイン品種となった。

色はまさに褐色、リンゴジュースでも濁ったタイプの色調を幾分濃くした感じ。しっとりした色調は映画のセピア色のようだ。香りはレモン、接着剤、ハチミツ、花梨、ダージリン。最初は涼やかな香りだったが、やがて有機質の香り、そして甘い木なりの果実の香りとそのベースには紅茶の香りがしっとりと感じられる。

口に含むと緩やかだがしっかり引き締まった酸がじんわりと舌先から奥のほうに染みあがってくる感じ。そしてその酸に先導されて、果実の甘みがやってくるが、その甘みも単純でなく、徐々に一枚一枚皮がめくれていくように濃さが増してくる。ベースにはほのかに柿の渋みのような苦さも感じられる。いろいろなうまみの成分が溶け込んでいて、口の中で次々と現れる味の要素をいつのまにか謎解きするかのように楽しんでいる。

中盤に膨らんだ旨みはその複雑さを減じることなく、ただボリュームだけは少しずつ減じながら余韻へとつながり、そしてやさしい甘みの感触を残しつつ引いて行く。

とても自然で、かつ中に詰った複雑な旨み成分がしっかり溶け込んでいて喧嘩していない、一つの作品としてまとまった構造を成している。飲んでいて一切の負担感を感じないのは不思議だ。試飲とブラインド疲れを癒すにはまさしく格好のワインだった。

【BABBI BABBI 6,800円】

2008年10月24日 (金)

BABBI BABBIワイン会で沈む。。。

081024babbi2 木曜日の夜は心斎橋のイタリアン、BABBI BABBIさんのワイン会にオジャマ。ここでのワイン会には初参戦。

http://r.gnavi.co.jp/c503600/

今日は赤白それぞれ12種類の2千円以下のリーズナブルな価格帯のワインをブラインドでテイスティングしていき、人気投票のように一番オススメを決めるというもの。

渡されるシートには得点とコメント、ブドウ品種と生産国の選択肢が5個ほど書いてある。もちろんその他ってのもあり。これは後で提出というわけでなくて、答え合わせの際のお楽しみってわけ。

さすがにブラインドとなると真剣。いつもなら試飲でも飲んじゃうのに、この日は紙コップに吐きつつあまり酔わないように気を配っていくが、その内それも忘れて飲んじゃっているし。。。

2千円でもボトルごとに違いがやはりある。しかし最初はこれはアレだ、と思っても飲んでいくうちにだんだん自信がなくなって。。。やはりブラインドは難しい。だんだん基本も忘れて色も見ないで味だけで判断するようになってしまうし、集中力も切れる。これを切らさずにワインを評価していくプロの技はやはりたいしたもんだと思う。

そして答え合わせ。結局24種の内、なんとかあたっていたのは6種。あら、ヴィオニエも好きな割には外してるし、落ち込むなぁ。

でもとても楽しかった。なかなかこの量をブラインドで楽しむ機会はないし、2千円以下のワイン、決してガツンとくるものではないけど、それでもポテンシャルの高さは十分感じられた。これだけいい2千円ワインを集めてくる店長Nakamackyさん恐るべし。あと、このワイン会では以前ブログにコメントを書いてくれたmadridさんとお会いできた。お若いのにスペイン語の先生だそうでビックリ。またその内スペインサッカーとワイン(?)って企画でもしましょうか~中身わかんないけど。

そしてワイン会終了後、打ち上げと自分の週明け海外出張への気合い入れを兼ねてフリウリの銘酒をオーダー。そのレポートはまた別に。

2008年10月21日 (火)

異質の出会いが産む異質 アジアとヨーロッパの肖像展 in 国立国際美術館

081019 京阪電鉄の中之島線が開通して中之島が近くなった、らしい。それを確かめるかのように開業当日に天満橋から乗ってみて、国立国際美術館の最寄り駅渡辺橋駅で下車。そして一番美術館に近い出口に進むと...そこには長~い階段が。大阪一深いかも知れない路線から地上への道筋はかなり厳しいものだった。体力に自信のない方は遠回りでもエスカレータのある出口をお勧めします。

国立国際美術館で開催されている「アジアとヨーロッパの肖像」展は、茨木の国立民族学博物館とのコラボレーション企画。それだけに国立国際での展示も美術展というよりは、博物学的な展示という感じだった。

しかし、これがなかなか面白い。確かにヨーロッパ絵画もそれまで築いてきた3次元的な描写に対して、日本浮世絵の潔い2次元的な表現に衝撃を受けてその世界を受容した。しかし本展覧会で興味深いのは、やはりアジアの土着的な美術表現が西洋的な理性とであったときの変容だと思う。インドの細密画、ビルマの伝統的描法、日本の浮世絵的絵画が西洋の合理主義とであったとき、その絵画もまたそうした表現、三次元的な表現を取り入れて変化する。しかし変化しきれないもの、人物描写はあくまで旧態たる表現に留まりながら、背景のみが遠近法の表現描写を獲得し、その両者間に言いようのないアンバランスな感覚が生まれて、それがまた見るものに不思議な違和感、異質な世界観を感じさせるようになる。

世界各国のそうした異質なもの同士の接触による作品群も見ているだけで楽しいものだが、作品独自の魅力で理屈抜きに楽しめるものもあった。特に若くして亡くなった松本竣介の「立てる自画像」、小さな背景をバックにすっくと画面中央に立ちつつもその表情はどこか虚ろで、下向きで定まらない視線が将来への不安を持ちつつも進まなければならない人の弱さ、孤独さを表現している。

美しいものを鑑賞するというよりも、異質が異質と出会ったときに放つ更なる異質、その偶然の面白さを探して興味本位で楽しんだ方がこの展覧会は楽しめるし、ふさわしいのかもしれない。11月24日まで。

アジアとヨーロッパの肖像 SELF & OTHER

国立国際美術館(大阪・中之島)

~11月24日(月)

マルク・テンペ アルザス・シルヴァネール ツェレンベルグ2005

081021 アルザスワイン、フランスにあって品種を全面に出す土地柄。アルザスという土地はかつて教科書に載っていた「最後の授業」に描かれたドイツとの領土争いの歴史もあるように、隣国ドイツの影響を抜きには語れない。

アルザスで栽培される品種の中で主要なもの、ゲヴュルツ・トラミネール、ピノ・ノワール、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、いずれもドイツにおいても栽培されている。そしてここに紹介するシルヴァネールはフランケン地帯で独特の瓶の形をしたワインの品種としても有名だ。

マルク・テンペはアルザスのビオ生産者。ブドウも丁寧に造り、そしてワイン造りにあっても手摘み、ゆっくりとしたプレス(圧搾)、そして負荷をかけない醸造、濾過も行わない。それでいて価格は未だにリーズナブルさを保っている。このワインは2001年のヴィンテージも飲んで、繊細な味わいだったと記憶しているが、2005年はどうか?

http://cesc22.blog.eonet.jp/default/2007/09/post-16ce.html(2001年)

香りはとても甘いパッションフルーツ、マンゴー、白い花、ハーブオイルのような香りが強く放たれる。色もすこしにごりを感じさせる黄色。

アタックは鮮烈なリンゴ果汁のような酸。その酸をすぐに追いかけてやってくる熱帯系フルーツの甘みが強靭。その甘みがようやく収まった頃に、シルヴァネールらしいベースの塩っぽさをかじるようになってくる。旨み成分がしっかりしており、甘みのボリュームも豊か。中盤は口の中に塩味、フルーティな甘さ、そして幅広な酸が絡み合いつつ、最後には甘みが勝ち残って軽いデザートワインのような味わいを展開していく。

シルヴァネールにはなかなかない甘さのボリュームには驚いた。最初このワインを「甘口」と売っていたとき、そんな馬鹿な、と思ったが確かにこれは甘口以外の何者でもない。こんなワインが平然と出来てしまう2005年、やはり温暖化の影響がやってきているのだろうか。そうだとしたらせっかくの地域性も失われていってしまうのか。そんな不安も感じさせるほどアルザスには規格外のボリュームあるシルヴァネールだった。

【大丸梅田店 2,500円?】

天王寺のランチ プティ・スープル

081020 週末は芸術の秋を堪能すべく、天王寺の市立美術館で開催されている最終週の佐伯祐三展に。その前にお腹を満たすべく、なかなか行く機会のなかったワッシーズさんのレストラン、プティ・スープルへ。

まず最初に出てきたのはサービス品の丹波黒豆。野性味満々のさやの中にかくれていたのは、やはり黒色を帯びたかっちり肉厚の豆。これだけ食べていたいと思わせるような旨みのある豆が旨い~。

081020_2 やっぱりジビエの季節だから、ランチも鴨にしようということで若干値段が高いステーキランチをチョイス。これでも1,800円。最初にカボチャのスープが出てきて、これもシナモンが効いていて旨かった。シナモン好きにはありがたい一品。

そしてメインディッシュの鴨には、オーストラリアのピノ・ノワールを合わせてみた。なかなか酸もしっかりあって、若いベリーの酸っぱさの中にある旨みを連想させる味わいが、このジューシーなソースにもマッチしていた。結構なボリュームがあるのでこれだけで十分満腹。デザートまで行く余裕がなかったので、デザートワイン代わりにカリフォルニアのヴィオニエをセレクト。これは予想外に繊細、しかしながら乳酸系の香り、そしてしっかりとヴィオニエらしいほろ苦さがベースにある。やはりヴィオニエを飲むなら、しっかりしたほろ苦さを感じていたい。

さすがに人気店だけに12時を廻るとお客さんの数も増えていった。天王寺ではブランド的存在なんだろうね。ただ、ランチが千円台ならもう少しカジュアルで安い価格帯のグラスを充実させてもいいんじゃないだろうか。質はいいけど2杯くらい飲んじゃうと軽くランチの値段を超えてしまう。昼酒的な使い方をするまでには自由度がないのかな、という印象は拭えなかった。ランチはお得なんだけど、それに添えるワインの値頃感を感じなかったのは残念。

プティ・スプール

543-0051 大阪市天王寺区四天王寺1-5-3

06-6774-0117

ランチ  11:30~14:00

ディナー 17:00~23:00(ラストオーダー 22:00)

火曜休

2008年10月19日 (日)

アーセナル、エヴァートンを後半で叩く!

Vanpersie2 リーグ戦のここ2試合精彩を欠くアーセナル。下位に2敗を喫して今季のタイトル獲得も不安はつのるばかり。チャンピオンズ・リーグではいい試合しているのに、なぜかリーグ戦ではぴりっとしない。上位対決のある11月に向けて勢いを取り戻して欲しいが。

この試合前代表戦でセスク・ファブレガスが鼻の骨折というアクシデント。手術も必要か、という話もあったがこの試合出場してきた。やっぱ彼の替えはいないということか。

前半戦、アーセナルがいつものように細かいパス回しでチャンスをうかがう。しかし先取点は8分、エヴァートンが一旦左に開いてから中央に走りこんできたオズマンに合わせてゴールを決められた。この試合、ギャラスが足の怪我で欠場しているが、それにしても簡単にDFが破られてしまったのはどうよ。。。今日はサニャもいないし、早くも怪我人続出の気配が漂っている。

23分、ソングの右からのクロスを起点としたゴール前の攻防、中央が開いたところをナスリがシュートを狙うが空振り、アデバヨールがカバーするもGK防いでチャンスは実らず。その後もボールはアーセナルが支配するが、得点に至らない今までの流れを変えるには至らず前半はモヤモヤのまま終了。

後半はトゥレに替えてウォルコットを投入。そして後半開始早々48分、コーナーからの攻撃をナスリがペナルティエリア外のゴール真正面から撃った低いミドルが相手DFの股間を2回突き破った末にネットを揺らして同点に追いついた。このシュートは弾道も鋭く、お見事なプレミア2点目。

57分、ナスリの左からのクロスに入ろうとしたファン・ペルシーがエリア内で倒されたようにみえたが、これは審判取らず。58分には別のプレイであわや乱闘、というシーンはアーセナルもイライラがつのっているということか。60分、ウォルコットがゴール前で倒れてヒヤッとするがこれは大事なし。しかしウォルコットの右手首にもタトゥーが入っていたのが見えて、これは優等生的印象があっただけに意外。サッカー選手はタトゥー好きだなぁ。

そして69分、エリア外からのパスをアデバヨールが撃てずに、ここでエリア内のゴール前中央に進入してきたセスクに再び戻して、そのセスクが放ったシュートにGKが弾いたもののファン・ペルシーがそれを頭で押し込んで勝ち越しの2点目。アーセナルがついに逆転成功。

82分、接触プレイで倒れたナスリに替えてディアビー投入。ここまで積極的にゲームを仕掛けていたナスリだけにヒヤッとしたが、幸い軽い打撲のようだ。これ以上怪我人はねぇ。

1点差とはいえ最近の試合運びを考えれば決して安心できないアーセナル。緊迫感をともなっていた試合終了間際の89分、オフサイドトラップをかいくぐったディアビが最奥から放ったパスをウォルコットが決めて3点目となり勝負ありアーセナル、後半はゴール前で崩す「らしい」攻めが決まって勝ち点3をものにした

アーセナル、ホームでの200勝のメモリアルゲームとなったが、試合内容はやはりこのところの好不調がはっきり現れる結果となった。まだまだ本調子とはいえなさそうなアーセナルだが、とりあえず勝ち点はしっかりゲットしたことで今日は良しとしようか?

2008年10月16日 (木)

セスク、アーセナルの現状を分析

Cesc93 今、イングランドに虎の猛威が吹き荒れている。序盤戦、ビッグ4に割って入ったのは今季昇格してきた「タイガース」、ハルシティだ。7試合を終えて4勝1敗2引き分けの勝ち点13は首位を走るチェルシー、リヴァプールに1勝差であり、4勝2敗1分のアーセナルを上回る。

そのアーセナル、ハルシティに完敗を喫し、やはり格下のフラムにも敗れ早くも2敗。前節はサンダーランド相手に負けを覚悟したロスタイム、セスク・ファブレガスのヘッドでようやく引き分けに持ち込んだ。実力を考えれば勝てない訳はなかった試合、取れたはずの5ポイントを早々に落としたこの影響はおそらく終盤に重くのしかかってくることだろう。

セスクもそうしたチーム状況について、若い選手中心ゆえの経験不足を理由に挙げている。以下Sporting Lifeのインタビューから。

「チームは数の上でも不十分だし、僕達選手もまだまだ若いんだ。僕の他にもデニウソンが20歳、ソングは21歳だし、ウォルコットは19歳、ナスリだって21歳なんだ。僕が最年長の中盤、そんなの想像するのが難しいよ。」

「自分達は試合に勝つのが難しいって事はわかっている。だって僕らはまだ十分な経験を積んでいないからね。」

「僕は昨シーズン13ゴールを挙げたけど、その時は多くの助けがあったんだ。ロシツキーもいたし、フラミニはどんなボールも拾いまくってくれたし、そしてフレブはグラウンドの外でも兄貴のようだったんだ。あのときのチームは高い技術力のボールタッチが決まっていたし、レンガ造りの塀のように堅固だったから、相手もつけ入る事ができなかったんだろうね。」

「今はロシツキーも、フラミニも、そしてフレブもいない。自分は違う世界にいるように感じるよ。今のチームはより守備的でたくましいけど、技術面で自分達の真の力を発揮してはいないね。」

リーグ戦復帰の今週は下位に沈むとはいえ難敵のエヴァートン戦。11月にはマンチェスター・ユナイテッドとチェルシー戦が控えている。ビッグ4に残るためにも、今後取りこぼしは許されない状況だけに、まずは週末土曜日、ここ2試合のモヤモヤを吹き飛ばす快勝を期待したい。

ル・マゼル キュヴェ・レ・レッシュ NV ヴァン・ド・ペイ・ド・ラルディッシュ 

081016 秋はアートの季節でもあるが、同時にワインの季節でもある。イベントの機会も多くなるし、ジビエも出てくる、そして間もなく最大イベントのボジョレー・ヌーヴォーもやってくる。楽しみが多くなるにつれて、散財の頻度も...

高いワインもいいけど、やっぱこのブログでは比較的安めのところを幅広く扱っていきたいと思っている。決して高いワインが飲めない負け惜しみじゃないから、たぶん。

今日の白ワインは自然派の代表格、マゼルがローヌで作ったブドウから醸したワイン。輸入元のディオニーさんは自然派ワインにこだわりのあるラインナップで、関西でも定評のある会社だから、品質の信頼は十分だ。このワインは大丸梅田店での試飲販売で購入したもの。

マゼルのワインは酸化防止剤であるSO2を使っていない。酵母も自然酵母を用いているそうで、ガチガチの原理主義(?)かと思いきや、温度管理が整ったタンクによって発酵させるなどワイン作りに関しては柔軟思考のようだ。このワインの品種はシャルドネとグルナッシュ・ブランの50%:50%だが、さて?

色は若干薄めで、とても清涼感のある若い麦わら色。香りはアップルパイ、ナシ、カリン、バゲット、甘い香りのバックにはライムのような清涼な香りも控える。

口に含むと、若干舌先をくすぐるピリピリした感覚とやさしくまろやかなリンゴ酸をまず感じる。その後に充実したジャム系の甘さが現れ、しばらくその甘さが膨らんだかと思うと、舌の表面に広がってくるほろ苦さと、スプーンの表面を当てられたかのような金属的な味わいを感じるようになる。それぞれの味わいは異なるのだが、その移行がとてもスムースで自然。

やがて感じる酸化したリンゴのような味わい。そしてそれらが収まった後には、再び酸の余韻をはっきりと感じ、舌の横を引き絞るかのような感覚が長く続いていく。このワインの力の源はこの酸、伸びつつもただ鋭いのではなく、丸みを帯びた酸がこのワインの異なる旨み成分をうまく包含し、その隙間を埋めて一つの味わいにまとめあげている。

自然派が醸したワイン、確かにこの味わいの推移は全く自然、酸の誘いに身を任せてただスルスルと口にしていけばいい、そんなワインといえそうだ。

【大丸梅田店 2,730円】

2008年10月13日 (月)

動の風景、静の人物 コロー ~光と追憶の変奏曲~展

081013_2神戸市立博物館で開催されているコロー展。普段は印象はの先駆けといった形で断片的に扱われることの多いコローの生涯にわたる芸術の変遷をたどる大規模な展覧会。

風景画家として著名なコローとあって、前半の若い頃の絵はローマの風景など明るい光に包まれた硬質なタッチのものが多い。こうした絵が展示されることは稀だけに興味深いものがあったが、やはりどこか単調で光の扱いもそれほど特徴的とは思えない。コローでなくても描けたのでは?と思ってしまう。

この展覧会の特徴として、コローだけでなく、その影響を受けた画家の作品も同時に展示されているのだが、それがうまくアクセントになっている。もしそれがなければ、印象も単に「きれい」といった表面的なものに終ってしまうような気がした。同じ題材を扱いながら、異なる表現があることを実感させられる。

そしてやはり本領は後半、2階の展示だ。ここにきて風景画に独特の動きが現れる。水墨画に通じるたゆたうような枝の表現、霧に囲まれたかのような鬱蒼とした煙る風景が心に強く訴えかける。こうした表現は長谷川等伯の名作「松林図」に共通している。

しかしコローの風景には同時に独特の異教的世界も感じられる。西洋世界には伝統的な「グリーンマン」という題材があるが、これはかつて森に覆われたヨーロッパにあって、全身から植物を発して緑で体を覆った森に住む妖精のことで、教会の柱彫刻などにも時折見受ける。そして彼の描く木々は不思議なうねりからか、前に立つと枝がやがて画面を飛び出して捕えられてしまうかのような何か得体の知れない心地にさせるものを感じる。風景画なのに次の瞬間枝が形を変えてしまっているような怪しさ、それが彼の風景画を独特の物にしていると思っている。

そんな風景画の名手コローだが、人物画は余技として描いたというものの一点一点が普遍性をもった静謐かつ荘重な雰囲気を持っており、風景画とは違った魅力に溢れている。風景画の方に怪しげな心地にさせられ、人物画では全く逆の印象を感じさせられるというのも不思議なものだと思う。やはり出色は「青衣の婦人」、「真珠の女」だろう。特に後者はモナ・リザをモチーフにしながらその表現は決して真似に陥らず、物憂げな色を濃くしつつも魅力的な女性像となっていて、彼が生涯手放さなかったのも当然と思える。

前半はあまり乗らなかったが、後半に進むにつれてすっかりコローの世界に魅入られた展覧会。歳月が芸術性を深化させていった軌跡を目の当たりにするには絶好の機会といえるのではないだろうか。

コロー 光と追憶の変奏曲

神戸市立博物館

~12月7日(日)

一度は憧れる神秘 シャガール展

081013 最終週となった兵庫県立美術館で開催されているシャガール展へ。故郷ロシアのトレチャコフ美術館のコレクションを中心に、そして今回は大作の大型壁画「ユダヤ劇場」が展示されるということで注目していた。

誰でも一度はシャガールの世界に憧れるのではないだろうか。教会のステンドグラスのように赤、青、緑とまばゆい色彩に彩られながら派手にならず、聖書から題材をとりながら頑なな宗教色を帯びず、そして神秘的な雰囲気を発散する独特の世界観。絵の中に入り込まなくても、見ているだけど不思議な安息感に包まれるような気持ちになる。

前半は少し重い雰囲気を持った絵が並ぶ。しかしそれだけにかえって色彩は強固でくっきりとしており、画家の意思、思いが強く感じられる。自画像、時計、若くして亡くなった弟の肖像などが印象的だった。

そして中盤にいよいよ大作、ユダヤ劇場の壁画が一室に並ぶ。予想していたよりも色彩を抑えた表現だが、劇場という場面に合った浮遊感が漂う。所々に山羊、牛、バイオリン弾き、頭を下にした人物像など、画家が育んできたイメージが控えめな表現の中に散りばめられていて、部屋の中に独特の柔らかな雰囲気を感じさせる。

後半は版画家シャガールの世界、それは最初は白黒の表現から多色の世界へと移っていくものの、色彩だけでない確かなデッサン力が表現されている。

そして最後を飾るのはシャガールを題材にした大きなタペストリー。西洋伝統の表現方法ではあるが、これは正直なところ大きさには圧倒されたもののシャガールらしい柔らかさが出ているとは思えなかった。質感のあるタペストリーという媒体が、シャガールの浮遊感と相容れないところがあるのではないだろうか。

異なる媒体、異なるシチュエーションで色々な顔を見せるシャガールの世界。しかしやはり共通する神秘性と浮遊感がどの作品にも感じられる。もっとアクロバティックな絵を多く見てみたいという気持ちも残ったが、それでもシャガールの魅力を十分に感じさせてくれる展覧会だった。

色彩の詩人 シャガール展

兵庫県立美術館

~10月15日(水)

2008年10月12日 (日)

アンティコ・ブロイロ コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ スキオペッティーノ2004

081012_2 前日サッカーで足を怪我して歩くのもままならず、その割りには一応阪神のイタリアワインフェアには顔を出してきた。有料バーで飲んだワイン、なかなかマニアックな品揃え。でもこの場でも飲んだのはリグーリア、フリウリなど。やっぱトスカーナよりもこうした地域性のほうに惹かれてしまう。

で、夜遊びの代わりのワインも東京から持ち帰った新種のフリウリワインを。

品種は初体験のスキオペッティーノ。最初はスキアーヴァの亜種か、同じなのかと思っていたがどうも違うらしい。別名リボッラ・ネッラというから、最近フリウリ注目品種のリボッラ・ジャッラの変種かもしれない。この品種に関してはあまり文献にも記述がないので、なんとも判断できない。正真正銘の土着品種のようだ。

アンティコ・ブロイロはフリウリの銘酒、レ・ドゥエ・テッレのフラヴィオ・バジリカータが手がけるヴァライエタルワイン。品種ごとに特徴を前面に押し出し、そしてフリウリの冷涼な気候を生かしたチャーミングなワインを生み出し、しかも価格はリーズナブル。今後おそらく評価が上がっていくはずだ。

色は黒味が強く濃厚で暗めのルビー色。香りはプラム、杉、ローズマリー、インク、黒胡椒、シナモンといったスパイス系の香りが顕著。

口に含むとまず充実したベリーの甘みを感じるが、すぐに固さはあるが粒子は細かいタンニンと、スパイシーさを伴う酸がやってくる。味わいは硬質的で、口に広がる熟したベリーの香りとやや鼻に付く焦がした樽の香りが少しアンバランスさを感じる。この味わいはロワールのカベルネ・フランに果実味をプラスしたような感じといえるだろうか。

中盤はしっかりした果実の旨みを感じるが、まだこなれていないタンニンとの相性がまだしっくりこない。しかし酸が思いのほか鮮烈なわりに太さもあるので、これらのもたつきをカバーするかのように口の中に清涼感を運んでくる。そして余韻もこの涼しげでかつワイドな酸が基調となって、比較的長く果実味の爽やかさを口に残していく。

予想していた味とは全く違う、どちらかというとボルドータイプと言ってもいいくらいの強固なタンニンに驚いた。スキオペッティーノはイタリア語でスコッピアーレ、爆発するという言葉から由来するというが、確かにこのポテンシャルはそうした表現もなるほどと思う。

洗練されているとはいえないけど、北イタリアでこれだけのボリューム感、そして骨太の酸を演出できる品種の力技、面白い特性を備えた「知る人ぞ知る」的ワインと言えるかも?

PS このワイン、1日置いたら固さがほぐれて果実の甘みが前面に出てきた。少し時間が必要なワインのようだ。

【東急百貨店 渋谷本店 4,200円】

今度は脚が~

081012 またやってしまった、しかも今度は前よりもキツイ...

ナイターでのサッカー練習中、左足を踏み込んだときに土踏まずに「ピキッ」という感覚がはっきり走った。その後激痛というわけではないんだけど、踏み込むと痛みが走る。痛みはないから肉離れではないと思うんだけど、それでも歩行にはかなりの支障。足首を固定して変な歩き方するから、足首の筋肉も疲労で痛くなるし...

スパイク替えてからこれで2回目。合ってないんだろうか?履き心地は格段に良くなったんだけど、だからかえって自分の下手さも弁えず無理しちゃう結果になっているのだろうか?

今日1日は用があったので伊丹まで出張ってたんだけど、歩くのがきつかった。明日の用事はキャンセルして、おとなしく休養するつもり。来週からの出勤までによくなればいいんだけど。暗い連休になりました...

2008年10月11日 (土)

ウェイン・ルーニーのウォルコット教育方針とは?

Walcott6 イングランド代表戦でも活躍中のテオ・ウォルコット。その存在感、スピードも増すばかりだが、彼にはルーニーも一目置いているようだ。Team Talkで語っている。

「そりゃ、もし俺がテオを手助けできるならやるよ。でも俺は父親ってガラじゃないからな。」

「テオは俺達になにか違ったものを与えてくれるんだ。奴は俺が今まで眼にした中でも最速のスピードを持っているよ。」

「テオが大舞台でようやくチャンスを与えられたことを喜んでいるさ。テオが俺達と一緒にワールドカップに呼ばれたとき、皆もかれがしてきた以上の事をそこでやるだろうと思っていたんだ。俺達はとうに練習場で彼の出来る力を見ていたから、彼にしてみれば試合でそれを再現しただけなんだ。これが長く続けばいいだろうな。」

ユーロでは予選敗退、代表監督の交代とゴタゴタが続いているイングランド代表チーム。そんな中でウォルコットがしっかりとしたポジションを占めつつあることは、アーセナルファンとしても嬉しい。アーセナルは外国人が多すぎるという非難もある中で、イングランド人もいるんだという事を彼の活躍でぜひとも示してもらいたい。

フィリップ・コラン サントーバン プルミエ・クリュ ル・シャルモア2005

081011_2 昨晩はまさかの巨人優勝で、地下の居酒屋にくり出して同志と共に祝杯。大阪であまり大声を上げると刺されそうだから、そこは品位を持って。でもいつのまにか12時だし。。。

で、そんな次の日の迎え酒には先日めったに目にしない戸主がメチャクチャ旨かったサントーバンを。

サントーバンはブルゴーニュの南、コート・ド・ボーヌの銘酒、シャサーニュ・モンラッシェとピュリニー・モンラッシェと同じ地域で、その西側に広がる地帯。1級格付けの畑が3分の2を占めることからもこの地域のポテンシャルがわかりそうだが、何故か知名度は今ひとつ。この無骨な名前がかなり影響しているような気もするのだが。。。

そんな土地でこの造り手フィリップ・コランは農薬を極力使わないリュット・レゾネ農法を実践、まろやかな旨さを志向しているとの事だが、さて?

色合いは照りのある健康的な、少し黄緑の色調を感じる黄金色。香りはバター、ヨーグルト、消しゴム、白い花、白胡椒、杏仁豆腐の香り。

アタックは思いのほか慎重で、正直弱いのか?と思うが、その直後にまろやかな酸と、塩っぽさのしっかししたミネラル味、そして柑橘系の果実味がゆっくりと、しかし幅広でやってくる。音楽用語で例えれば、ラルゴって感じだろうか?ラルゴは単にゆっくり、遅くってことじゃなく、あくまで幅広にゆったり構えた感じで、というニュアンスだと解釈しているが、このワインの序盤はまさにそうした表現にかなっていると思う。

中盤もあふれるボリューム感があるわけではないが、それでも酸、果実味、ミネラル感それぞれの要素に奥行きを感じさせてくれる。どちらかというと内向的な味わいといえるかもしれないが、そんな中でも特に塩味の印象が強く、まろやかな酸の中で確固として存在するミネラル感がこのワインの特徴といえそうだ。

余韻もゆったりとした雰囲気、口に広がるほのかなバターの香りを感じながら、塩味を舌の表面に残しつつ、ラルゴの情感をキープして引いて行く。

スマートな印象のワインだが、そのベースにはしっかりとした旨みがある。決してインパクトのあるワインとは言わないけど、このゆったりした時間を演出できる自前のテンポを持ったワインもそう多くはない。一杯一杯時間をかけて飲むには理想的なワイン、術中にはまったのかもしれないな。

【Cave d'Orange 4,000円?】

2008年10月 9日 (木)

ロ・ゾッコライオ バルベーラ・ダルバ スクレ2004

081009 台湾での安グルメ旅も終了。物価の安さに驚いた。地下鉄は勿論、タクシーも安いのでかなり効率的に動ける。そして場所を選ばなければ、1品500円以下で結構楽しめるのが嬉しい。自分はホテル近くの大学周辺の店、あと定番の屋台ばっか廻ったけど、その中でも臭豆腐の店はあたりに「ドブ」のような臭さを放ってんだが、それでも食べてみたら案外フツーの木綿豆腐だった。結構旨いです。お試しあれ。

で、そんな店では定番の地元ビール、台湾ビールを楽しんでたわけで、一滴もワインは注入しなかった。食品の安い台湾もワインは安くなかったからね。そして家飲み赤ワインはやはりイタリアで始めよう!しかもいつ、どこで(たぶん阪神だった)買ったかも忘れてしまったようなワインから。

ピエモンテでも実力ある造り手ヴィラ・ラナータの「ロ・ゾッコライオ」はバローロの畑で作られ、バローロで醸造される。そして「スクレ」はそんなバローロで作られたバルベーラ。温度管理のもとで10日間の長期スキンコンタクトにより皮の周りにつまった旨みを抽出、発酵後は18ヶ月をフレンチ・オークの小樽で熟成させている。全てが伝統的な手法によりながら、その工程自体は近代的な管理、手法で再現しているというが、その実力は?

色は黒味の強い、深さを感じさせるルビー色。周縁まできっちりと色素が入っている。香りはバニラ、黒糖、紹興酒、カカオ、山椒といった重めの香り。果実よりもスパイス的な香りを強く感じる。

アタックは香りとは対照的な伸びやかな丸みのある酸。しかし刺々しさはなく、若干タンニンの堅さは感じるものの、それを上回る鮮烈な伸びやかな酸が好印象。その酸の中に細かなタンニンと果実の旨みがうまく並存し、荒ぶることなく口に収まる範囲で自己主張していく。ベリーの旨みも厚みがあって、この伸びのある酸を下からうまくキャッチして、味の骨格を形作る。そうした深みも感じさせつつ、バルベーラらしいスピード感、潔さもキッチリ表現してくる。

余韻は甘酸っぱい若いベリーの旨みと、若干の収斂感を伴う酸が絡み合いながら、もたつくことなく抜けの良い軽妙さを演出してこのワインを締めくくる。

深さを感じさせつつ、バルベーラに期待する抜けのよさ、疾走感を持ち合わせているこの構造が素晴らしい。一方を求めれば一方を失う、そんなジレンマはこのワインには全く感じない。深さと軽快さ、それを両立した姿がこのワインには感じられた。Good JOB!

【阪神百貨店? 3,200円?】

2008年10月 7日 (火)

マンゴーピンって...

081007 台北に着いたが、今日はあいにくの大雨。一時はずぶぬれになるくらいの降りだった。

夕食を食べた後、名物といわれていたマンゴーピンを食べようと注文。150NTD(新台湾ドル)=450円ほどだったが、出てきて絶句。写真じゃわからないかもしれないけど、ラーメンのどんぶり山盛りって感じ。

マンゴーたっぷりで、甘くてうまいけど...こんな量食えるか!途中降参しました。明日は杏仁豆腐でも探すか?

2008年10月 6日 (月)

台湾へ

台湾へ
行ってきます〜

2008年10月 5日 (日)

スペイン白ワインの個性に迫る!

081005

土曜日の夜は神戸でスペイン白を集めたワイン会に参加。スペインワインでも白だけで集めた稀有のワイン会、こういうのには敏感に反応してしまう昨今の自分。ブルゴーニュやボルドーには鈍いのに、最近はどんどん変な方向に走っている向きなきにしもあらず?

でもスペインワインって赤の知識は相応あっても、白ワインは殆ど知らない。それじゃ片手落ちだし、赤ワインだけじゃつまんない、って思えるからこういう機会にじっくりと白ワインの世界を楽しみたい。そして確かに最近のワイン会にあっては稀有の面白い体験となった。さて、そのワインリストとは?

(1) Covides Sant Sadumi D'Anoia, Cava DO"Gran Castellflorit" Brut NV

(2) Mas Que Vinos, Vino de La Tierra de Castilla "Ercavio Blanco" 2005 (アイレン主体)

(3) Bodegas Itsas Mendi, Bizkaiko Txakolina Jattori Izena DO 2006(オンダラビ・スリ100%

(4) Bodegas Francisco Casas, Vinos de Madrid DO "Los Caminillos Blanco, Marvar" 2005(マルヴァル100%)

(5) Finca La Emperatriz, Rioja DOC Viura 2006(ヴィウラ100%)

(6) Bodegas La Tapada, Valedoras DO "Guitian Godello" 2006(ゴデ-ジョ100%)

(7) Tierras El Guijarral, Vino de Mesa "Valdebonita Blanco" 2005 (アルビロ100%)

(8) Raul Perez, Rias Baixas DO "Sketch" 2005(アルバリーニョ100%)

(9) Bodegas Naia Vina Sila, Rueda DO "Naiades" 2006(ヴェルデホ100%)

(10) Clos Mogador, Priorat DOC "Nelin" 2004(グルナッシュ・ブラン、ヴィオニエ、ピノ・ノワ  ール、ルーサンヌ、マルサンヌ、マカベオ)

(11) Bodegas Naia Vina Sila, Rueda DO "Naia" 2006 (ヴェルデホ100%)

スペインの白ワイン品種アイレン、ビウラ、マカベオ、アルバリーニョは勿論、 初めて聞く品種もあって飲む前から感心。まずは定番のカバから始まって、白ワインを次々と空けていく。

フランスの白ワインのようにくっきりした違いはないものの、やはり飲み比べるとそれぞれのワインに異なる個性を感じることが出来る。今まではスペインの白ワインって、赤に比べると物足りない、あまり楽しめないという印象があったのが正直な所だけど、やはりいろいろ面白みが詰っていて、その違いを表現する面白み、これがなかなか難しいんだけどそれだけにやりがいがあるというか、腕の見せ所といえそうだ。

そんな中で(10)のフランス品種のアッサンブラージュが比較的濃厚な旨みで人気があったようだが、個人的には(8)のアルバリーニョがスペインでも北だけに涼しげで爽やかな酸が心地よい伸びを示してくれて、スペインの白の面白さを実感させてくれた。

しかし特筆は最後のベルデホ(11)。ステンレス樽での発酵とアリエ産フレンチオークでの発酵をフレンドしたワインだったが、最初の鮮烈な酸主体の味わいがやがて口の中で静かに移行、最後は樽の香りをほのかにたたえた落ち着いた味わいに自然に変わっていた。この変化、味わいの二面性がくっきりと感じられるところが素晴らしい。

いろいろ特徴を感じられたスペイン白ワイン。今はやりのスペイン・バルだがやはり主流は赤。願わくばこうした個性的な白をチョイスできるホンモノのバルと巡り会わんことを。いや、お見事なワイン会だった。これは行ってよかったな。                                                        

サンダーランド戦、連敗危機をセスクが救った!

Cesc92 チャンピオンズリーグでポルト相手に快勝した直後のプレミアは敵地でのサンダーランド戦。前節でハルシティにまさかの敗戦を喫しただけにリーグ戦でどれだけ立て直せるかが注目。

メンバーはほぼ今のベスト・メンバー。2トップはCLに続きアデバヨールとベントナー。サミル・ナスリはベンチスタート。

試合は雨の中前半はいやな予感が的中したかのような膠着状態。アーセナル、パスは廻すものの堅く守ったサンダーランドに攻め込むことができない。

サンダーランドはシセ一人を敵陣に残し10人でアーセナルのパスに向かって行って確実にコースを消していく。そして時折チャンスを見つけてはゴール前のシセにボールを供給、決定的チャンスを作っていく。やばいぞ、これはこのところの負け試合パターンではないのか

アーセナル、ボールを持つもの切れがない。ウォルコットも持ち前のドリブルで相手ゴールに切り込んでいく場面が全く見られず、アデバヨール、ファン・ペルシーも決定的チャンスを見出せない中で前半戦終了

後半、選手交代なし。試合は殆ど展開せず前半戦と同じパスを廻して攻めあぐねるアーセナる、その間に守備を固めて自陣深く入らせないサンダーランドの構図は変わらない。56分には敵陣最奥に詰められて放ったウォルコットのボールにファン・ペルシーが蹴り込んだシュートはネットを揺らしたが、これはその前にラインを割っていたと判定されノーゴール

ゲームが動かない中で先に動いたのはヴェンゲル監督。66分にこの日あまりいいところがなかったウォルコットからナスリ、74分デニウソンをヴェントナーに交代のカードを切る。そしてそれを待ったかのようにサンダーランドの闘将ロイ・キーン監督は引き分けの匂いが漂いだした84分に若手リードビターを投入

そしてこの采配が見事にはまってしまった!85分、ゴール前の混戦の中替わった直後のリードビターが放ったシュートは強烈な角度がついてアルムニアの頭上を越えてゴールポストの内側に当たり、そのままネットを揺らしついに均衡が破られて0-1。またしてもセットプレーから点を失ったアーセナル...ゴールを決めたリードビターは興奮と喜びのあまり泣いてしまっている。

残り時間、ソングを替えてヴェラを投入して最後の勝負に賭けるも堅い守りのサンダーランドにことごとく跳ね返される。そして90分を使い果たしてロスタイムは予想よりも多い4分間。しかし敗色が濃くなり誰もが連敗を覚悟した92分、チームを救ったのはやはりこの男だった!右コーナーからのファン・ペルシーのクロスにセスク・ファブレガスが頭で合わせて起死回生の同点弾を決め、なんとか引き分けに持ち込んだ!そしてそのまま1-1で終了、なんとか最悪の事態は免れた

アーセナルの攻めも切れを欠いていたのは事実だが、やはりこの試合はサンダーランドの見事な守備が素晴らしかった。アーセナルと戦うチームは研究していて、アーセナルのパス回しから決められる前に素早く多数がゴールに戻って早い段階でコースを消していく、これをチーム全体が理解して徹底していく。これでは飛び抜けたスーパープレイヤーのいないアーセナルは局面を大きく打開することは出来ない。2つの敗戦と今日の引き分けは同じパターンだった。

しかしなんとか連敗だけは防げた。最後にヘッドを決めたのがアデバヨールでもなく、ベントナーでもなく、小柄なセスク・ファブレガスだったということがこの試合のアーセナルの出来を象徴しているだろう。首位との差が開きつつある現実が重くのしかかってきた辛い引き分けといえそうだ

2008年10月 4日 (土)

2トップ爆発、ポルト戦!アデバヨールはファン・ペルシーを賞賛

Adebapersie プレミアではよもやの敗戦を喫したアーセナル、しかしチャンピオンズ・リーグではポルト相手に4-0の圧勝で立て直してきた。この試合からケガで欠場していたナスリが復帰、そしてアデバヨールとファン・ペルシーの2トップで4点をたたき出す理想的な試合展開となったようだ。しかしこの試合、残念ながら見れず...この土曜日はプレミアでサンダーランドとのアウェイ戦。好不調の波が激しすぎる今季のアーセナルだけに勝ちすぎた後の試合が不安だ。

そんな中、アデバヨールが相方ファン・ペルシーについてSporting Lifeで語っている。

「僕らはチームのために全力で戦っている。ファン・ペルシーも僕と同じ意欲を持っているさ。僕達はチームのために、そして何らかの勝利に貢献するためにここにいるんだ。だから彼がポルト戦で見せたプレイにはとても満足している。僕は彼に、そして彼は僕にパスを出した。僕達がいい関係にある証拠さ。僕達はとても満足しているし、願わくば今シーズンで何かタイトルが獲得できることを願っているよ。」

アデバヨールはセスク・ファブレガスに対しても賞賛を惜しまない。

「セスクは見事だった。彼は常にボールを正しくコントロールしていた。彼は常にいい動きをしている。とても素晴らしい選手さ。でもどうか誤解しないでほしい。彼だってみんなと同じ人間なんだから、時として全てが難しい方向に向いてしまう。でも彼はいつだって持ち味を示しているよ。彼は21歳だけど、その肩には大きな責任がのしかかっている。だけど彼はとてもうまくこなしているよ。」

そしてアデバヨールとファン・ペルシーの間のコンビネーションには、セスクが一役買ったのだそうだ。

「僕達は以前は大親友ってわけじゃなかったけど、時々は皆で外に食べに行くんだ。ロビンがセスクに接触して、そして彼がみんなを一同に座らせるんだ。今僕とロビンはとても親しい関係にあるし良い友達さ。」

「僕達は選手なんだから時々は座って話をするんだよ。時々は解決方法を見つけなくちゃならないし、自分達の出来、不出来について話し合わなければならないからね。こうした事は自分達がどうしたら一緒に向上していけるのかを理解する試合の次の日に始めるんだ。」

「僕達は口で言わなくてもお互い分かり合えるようになるべく努力しているのさ。チームが何かタイトルを獲得することに貢献するよう頑張りたい。このチームで何か勝ち取りたいんだ。それは彼も同じだと思う。」

「ポルト戦では自分たちは一緒に何かが出来る、って事を見事に示せた。皆満足しているし、それは最も大事なことなんだ。」

「ロビンが復帰してきてから一緒に5,6試合を共に戦った。お互いがさらに理解し合って、そしてどうしたら良い試合ができるかを学んでいける事を願っているよ。ロビンが回復した上で全シーズンを良いコンディションで通せれば、今季何かを勝ち取ることが出来るはずさ。」

アデバヨールとロビンの息のあったワンツー、そしてそれを演出するセスクのパスでアーセナルが再び高みに到達する日を期待したい。