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2008年4月

2008年4月30日 (水)

松屋町 空堀 楽

4yxypb4x 松屋町空堀にある御屋敷再生施設、「錬」。古い屋敷を複合商業施設に改造した都会の中のオアシスポイント。
http://len21.com/index2.htm

こちらはその中にあるカフェ、「楽」。たまにライブなどのイベントもやったり、エスニックな雰囲気のあるカフェ。この日は天気もいいので、外の席にした。

今日は豆乳グリーンティーを干しイチジクとともに。品のいい甘さで、旨い。

ゆったりと過ごさせてもらいました。
たまには和風もいいですね〜


大阪市中央区谷町6丁目17−43
06−6763−2066
11時〜24時

2008年4月29日 (火)

若手最優秀選手はセスクに

Z6ao9xqe イギリスのプロサッカー選手協会が選ぶ今年の最優秀選手賞にはクリスティアーノ・ロナウドが2年連続で選出された。そして昨年ロナウドが同時受賞した若手最優秀選手賞には、今年ついにセスク・ファブレガスが受賞となったセスクは同時にベスト・イレブンも受賞している。

セスクは去年も両賞にノミネートされたが受賞ならず、今年ようやく若手部門の受賞となった。しかしこの若手賞、どういう基準で区別しているのか不明。。。セスク自身は最優秀選手にロナウドを推したたそうだ。

受賞直後のセスク喜びのコメントから。
「とても誇りに思っているよ。今まで自分がやってきたことには満足しているからね。チーム全体がシーズンを通して全力で戦った分、終盤には失望も感じていたんだ。でも少なくとも誰かが何かを手にすることはできる、ってことさ。」

「でもこの賞はチーム、そいてファンのみんなのものさ。だって一緒になってこの良いシーズンを戦ってきたんだから。たとえ最後に何も獲得できなかったとしてもね。この賞は皆への感謝でもあるんだよ。」

そんなファブレガスを来季のキャプテンに推す声があることについて、彼自身は積極的なコメントをしていない。
「わからないな。それは僕が決めることじゃない。監督が決めることだからね。ギャラスには敬意を払わないといけないよ。サッカーにおいて今まで彼がしてきた事、そしてまさに今やっている事に対してだ。僕は彼がよくやっていると思っているよ。」

「僕にとって一番大事なことは、ピッチ上で全力を尽くすことだよ。僕が本当に気にかけていることはそれさ。」

自分が賞を受賞したものの、やはりチームが終盤失速し、タイトルを獲得できなかった事に対する思いは強いようだ。悔しさとともに、来季への発奮材料にとの思いを語る。
「個人賞を受賞するって事は、チームとしてやってきた事の表れだと思っている。みんなが何もタイトルを獲れない事に失望している、って言ったけど、僕達は経験、運動量、そして精神面で大きな前進を遂げたんだ。僕達一人一人が何かを得るに値したと思うよ。だってチームはとても素晴らしいサッカーをしたからね。」

「終盤、心の中にあったのはトロフィーの事だったよ。今年は一つも獲れなかった。でも来季こそ獲ってやるぞ、って気分なんだ。もちろん、何か獲得できると思うよ。」

そして定番、ヴェンゲル監督への感謝のコメント。
「ヴェンゲル監督が僕にしてくれた事、そして今も僕、そしてクラブのためにしている事に感謝しているって、僕はいつだって言い続けてきたさ。彼には世界中を見て廻っているスカウトがいて、彼自身も選手を見極める直観力があるんだ。誰が優れた選手、そして優れた人物になるかっていうことをかぎ分ける嗅覚が備わっているのさ。」

終盤失速した感があったので個人賞もどうかと思っていたが、今年は無事選出されてよかったと思う。セスクのようなある意味「地味」、個人技で魅せるわけではない選手が脚光を浴びることが逆に凄いと思うし、彼の確実性、チーム全体の動きを把握する能力の凄さを物語っている。この能力が6月のユーロ2008でスペイン代表としても発揮できれば万々歳だが、果たして?

アーセナル久々大勝、アデバヨールはハットトリック!

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前節2−0でレディング戦に勝利したアーセナル、今日はアウェイでの最下位ダービー戦。数字の上では優勝も残るが、MUかチェルシーが残り2試合で1勝すればジ・エンド。しかし可能性がわずかでも、全力で戦って欲しい残り試合。

今日はGKにファビアンスキがプレミア初出場。フレブが残り3試合出場停止になり、代わりにウォルコットが左サイドに入った。デニウソンが先発、2トップはベントナーとファン・ペルシーといった布陣。

アーセナル、立ち上がりはダービーにうまく攻められゴール前で1対1になったり、あわやオウンゴールの場面もあり、DFの中途半端な守備でピンチを招く。ボールはアーセナルが支配しているが、どうも立ち上がりがよくない。16分にも易々とダービーをエリア内に攻め入らせてシュートを撃たせる場面が。

しかし24分、ここまで集中していたダービーだったが自陣での守備ミス、ベントナーがボールを奪って右から落ち着いたシュートを決めてアーセナル先制。そしてベントナーのゴールを今回は祝福するチームメイト、最近のベントナーに対する態度を見るにつけ、これが一番ほっとした。

27分、ウォルコットが左からドリブルで持ち込んで右から走りこんできたファン・ペルシーにパスを出す。ファン・ペルシーはフリーだったがゴールの枠内に決められず...やはり今季決定的なチャンスを決めることができないファン・ペルシー。

そして30分、ソングのファウルによるダービーの左サイドでのFK、これをゴール前の混戦から押し込まれて早くも1−1に追いつかれる。アーセナル、得点後早い段階での失点という今季後半の悪循環がこの試合でも...この試合ずーっと感じていた守備の不安定さがここで露呈してしまった。

しかし39分、ようやくこの人が決めた!エブエのクロスにゴール前のファン・ペルシーが再びGKと1対1になり、落ち着いて決めてアーセナルが2−1と再び勝ち越し。そしてこのまま前半終了。

後半はファン・ペルシーに替えてアデバヨールを投入。アデバヨールとファン・ペルシーの違いは、自らもドリブルやパスを廻して全体の攻撃の流れを形作っていける柔軟さだ。彼が入ってアーセナルの攻撃の流れが目に見えて良くなる。

53分、セスクがドリブルで相手DFを引きつけておいて、ヒールパスでコロ・トゥレに、しかしこれはバーの上。54分、アデバヨールからのベントナーのパスはこれもバーの上に行くが、前半いろいろあったこの2人だけにこの流れはやはりホッとするものが。

58分、デニウソンが相手DFからボールを奪い、それをウォルコットが右からエリア内に持ち込んだボールをアデバヨールがゴール前で押し込んで3点目。これで今季22得点目となった。

60分、今度は右からのベントナーのクロスにアデバヨールが合わせる場面。これは外すがこれにもホッ。この2人、なかなかいい感じでお互いを使う場面が見られるのは今後の好材料。63分、ウォルコットが快足ドリブルでキーパーと1対1になるも、わずかにゴール右だが、ここは決めて欲しかった!

ここでデニウソンに替えてジウベルト・シウバを投入。この後は一方的なアーセナルペース。73分、ダービーの久々のシュートはファビアンスキの真正面。76分にはアーンショーが抜け出してキーパーと1対1になり、これを決められて1点差に詰め寄られるが、その直後78分、ウォルコットがエリア内左からゴール右隅に決めて4対2と再び突き放す

80分、クリッシーの左サイドからのパスをアデバヨールがゴール中央でDFを振り切って受けて23得点目のゴールで5−2。前半途中までは集中力のあったダービー守備陣ももはや崩壊状態で易々とゴールへ攻め込ませてしまう。

91分、セスクからの柔らかく浮かせたスルーパスを受けたアデバヨールが前に飛び出したキーパーを振り切り、今季ダービー相手に2度目のハットトリックで6−2、このまま試合終了でアーセナルは久々の大量得点での快勝となった。アーセナルはこれで3位以上が確定。少なくとも昨シーズンより順位は上に。

アデバヨールのハットトリックウォルコット、ファン・ペルシー、ベントナーと攻撃陣が揃い踏みで得点と、満足できる内容だったが、欲を言えばDFが相手に振り切られての2失点はいただけない面も。

今日良かったのはベントナー。フル出場になったが、積極的な攻めを見せていたし、ボールを持っていないときの動きもよく考えて、空いたスペースを埋めていたと思う。これが続けばチームの信頼も得て、来季にも期待できる。アデバとのパス交換もスムースだったのには安心。

ま、今日はアーセナルFWの得点ショーということで、素直に喜びますか。オマケでアデバヨールがハットトリック記念のボールをユニフォームの中に抱え込んで、それを叩き落とそうとするチームメイトの雰囲気が何とも微笑ましかった。

2008年4月28日 (月)

サンドロ・ファイ カルテリア2004 DOCGヴァルテリーナ・スペリオーレ

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ネッビオーロ=ピエモンテ州って公式は確かに真実。しかしイタリアには結構ピエモンテ以外でこのブドウを栽培している場合も多い。その場合、名前が違ったり、別のブドウがDNA鑑定で同じ品種だったとわかったり。

大都市ミラノを擁するロンバルディア州。この北部、ほとんどスイスに接した山間の地、ヴァルテリーナ。ここで栽培されているネッビオーロは「キアナヴェンスカ」と呼ばれている。これは土地の言葉で「ワインに適したブドウ」という意味だとか。

このヴァルテリーナで作られるネッビオーロのワインは、1998年にイタリアの最高格付DOCGにランクされた。ただこのDOCG、最近は乱発気味。ワインの選択にはあまり役立たないのも事実。

Rdlij4rc サンドロ・ファイの畑は険しい山間部のヴァルテリーナにあって南向きと日当たりの良い場所にあり、傾斜が厳しいこともあって作業は全て手作業、もちろん収穫も手摘み。そしてそんな厳しきワイナリーを率いるのは15歳の若さで醸造家を志して勉学の道に入ったマルコ・ファイ氏。発酵はステンレスタンク、その後は小樽で熟成と現代的で、ヴァルテリーナのワイン作りに新風を吹き込んだと評価が高い。


色合いは落ちつきのある黒みの強いルビー色。エッジまで稠密な色素が入っているが、バローロやバルバレスコにあるオレンジの色調はない。香りはアメリカンチェリー、ドライフラワー、ザクロ、ミント、バラの花。

口に含むとまずはなめらかさ、一呼吸置いて伸びのある酸、そして間髪入れずに細かだが重みのあるタンニンがやってくる。タンニンは重くはなく、酸とのバランスが取れている。その酸とタンニンが収まった後に残るのは、ほんのりとした甘さをたたえたブドウの旨み。ここまでの移行がスムースに展開していく。バランスのなせる技か?

余韻は心地よい果実の旨みが決して強くはないが、しなやかな感覚と共にあくまでやさしく、ここでもスムースにフェードアウトしていく。

ネッビオーロは結構とがった印象を与えるブドウだと思うし、それこそがこのブドウの特徴だと思っていた。そうであれば、このロンバルディア産ネッビオーロはそれとは全く違う、バランスとしなやかさの産物だ。このワインを飲むとネッビオーロの持つ可能性が十分理解できるのだが、それを発揮するのは今現在一部の土地でしかない。やはりワインは不思議な産物だ。

【グラシアス大阪空港店 4,800円?】

御陵院 香雅(かが)

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梅田のど真ん中、未だにディープな香り満載の新梅田食堂街。この狭い空間には安くて旨い店がひしめきあっている。まさに関西人好み的グルメの激戦区。

そんな中で本格的な蕎麦屋さんが店を構えたと聞いて、これは行かなきゃ、と思って土曜日の4時ごろに行ったらなんか雰囲気が...のれんはかかってないし、中ではおかみさんのような人がお金を勘定しているし、どう見ても店をあけているようには見えない。よくよく見ると、「本日は終了しました。」なんじゃそりゃ、まだ日は高いのに〜

後で聞いたらそばが売り切れ次第お仕舞いだそうで、そんなに早く閉店とは、恐るべし。そう聞けばますます行かないと。次の土曜日は開店前からうろついて、開店時間になると速攻で突入。

お品書きはそばしかない。これだけでもやる気満々の蕎麦屋だ。蕎麦は十割そばのみ、北海道産のそばで40食しか作らないという。中は1つのテーブルに8脚ほどの木を切り出して作った野趣溢れる椅子のみ。

いつもの如くおろしそばの大盛り(1,350円)を注文。そばは堅くかっちりしており、歯ごたえは少しもっちりした感じだ。何より印象的なのは香りが豊か。口に含むごとに蕎麦の何ともいいがたい香ばしさが漂う。

だしも旨みが濃く、蕎麦の力強さに合っている。蕎麦とは本来こういうしっかりしたものが本当じゃないんだろうか。圧巻は蕎麦湯。甘酒のように濃く、ドロドロして底が見えない。旨み成分が溶け込んで、正直飲んで「ウッ」ときた蕎麦湯は初めて。嬉しい嗚咽、こんな気持ちわかってもらえるだろうか?

この店に行く場合は時間を惜しまず、とにかく早く行くべし。なくなってて悲しい思いをするよりはマシなはず。それだけの価値は充分だ。

御陵院 香雅(かが)
大阪市北区角田町9−25 新梅田食堂街
06−6364−8689
11:20〜 売切れ次第終了
月曜休

2008年4月27日 (日)

15のミドリの物語 Green Cocktail in Art Cocktail

J85uc0jk 家から歩いて5分、阪急中津駅高架下スペースにあるアートスペース「Art Cocktail」。この隣にはライブハウスもあり、米屋もある。ドライアイスも作ってる。なかなかにユニークなエリア。

アート・カクテルHP
http://www.art-cocktail.net/

そのアートカクテルで今日から始まったそうだが、このスペースで作品を展示、活動しているアーティストを中心に、15人の作品展が行われている。展示会の名前は「グリーン・カクテル」、その名前のとおり、グリーンをモチーフに描いた作品を15人が持ち寄った展覧会だ。

Cr4nfnsh_s広いスペースの奥にその展示スペースがある。それぞれがユニークな表現方法を用いて、緑の世界を語っていく。あるものはキャンバスを緑の絵の具で塗り重ね、あるものは陽に透かされた葉を寄せ集め、一見緑とは関係のなさそうな題材もあり、しばし作者の意図を探しあぐねて立ちすくむことも。


Butbnqq7_sこの絵はたまたま会場で話す機会のあった若いアーティスト、KEM.君の作品。元々イラストレーターの勉強をしていたそうだ。一見ディズニーの映画にありそうなほのぼのとした世界だが、実は彼が込めた世界、ストーリーは決してそういう一面的な甘いものではない。話を聞いているとこのほのぼのとした世界、森に見守られた子の安らぎの情景が次の瞬間悲劇的な場面に変わる可能性をはらんでいる事に気がつく。森は人を包むだけじゃない。そこに生きる者を取り込んで己が栄養物にして生き残りを図る、そんな一面も持っているのだ。


期間中はこの展示のアーティスト達が輪番で詰めているのかもしれない。そうした人と実際に話をしてみると、自分達の鑑賞が一面的に過ぎないことを知り、次見たときには何か自分の見方が変わっていることに気がつく、そんなきっかけになるかもしれない。5月6日まで。

Green Cocktail 15のミドリの物語

Art Cocktail
大阪市北区中津3−1−24
06-6371−0012
12時〜19時
月曜休

2008年4月26日 (土)

大一番!マンチェスター・ユナイテッドVSチェルシー

Ovroywts いよいよプレミアも大詰め。ついに首位のマンチェスター対二位チェルシー戦を迎えた。両チームの勝ち点差は3、チェルシーが勝てば勝ち点差で並ぶ。これがアーセナルでないのが本当に残念だsad

この試合の前、木曜日にフランク・ランパードのお母さん、パット・ランパードが肺炎で急死した。まだ58歳の若さでの死、今日はランパードを欠いたチェルシーだが全員が左腕に喪章をつけて望む。ランパードが戻ってきたときに優勝争いをしていることを誓ったチェルシーには勝ちしかない。

対するマンチェスターはこのところ調子を落としているC・ロナウドをベンチに、そしてカルロス・テベスも同じくベンチスタート。2枚の切り札を大勝負で温存するファーガソン監督。

お昼の試合で、ロンドンも20度近くまで気温が上がる。つい最近まで雪が降っていたと思っていたのに...試合はまずチェルシーペースで進むが、前半8分、MUのビディッチがボールをクリアしたときに相手の足が顔に入って口から出血、しばらく治療を行うが脳震盪のような状態でプレー続行不可。かわってハーグリーブスがイン。

その後もチェルシーが攻勢気味で試合は進む。そんな中、ジョー・コールが再三ゴールに攻めあがって、シュートチャンスを狙っていく場面が目立つ。早い段階で1点が欲しいチェルシー、守ってOKのMU。そんな気持ちが伝わってくるような試合になってきた。

そしてロスタイムに入った45分、右サイドからのドログバのセンタリングを、ゴール中央に走りこんできたバラックが合わせて先制チェルシー!喜ぶチェルシーの選手たちは、亡くなったパット・ランパードの「背番号8」シャツを掲げて、この先制ゴールを彼女に捧げた。前半は1−0、チェルシーリ−ドで終了。

後半は選手交代なしでスタート。緊張した試合が続いていた中で、ふとしたエアポケットが生まれた!ドログバとアンデルソンのバトルが終ってチェルシーゴールからのスタート、ボールを持っていたカルバーリョがプレッシャーにあわてて軽率なバックパス、それを見逃さなかったルーニーが奪ってドリブルで持ち込んでゴール!!試合は1対1の振り出しに...ミスが今までの好守を帳消しにしてしまう、サッカーの恐ろしさを見せ付けられた場面だ。

後半59分、ペナルティエリア付近でのFKを得たチェルシー、バラックの強いシュートはナニに当たって弾かれる。後半62分、今度はMUの攻勢でギグスが強いシュートを放つがチェフがセーブ。ここで再三わき腹を痛がって、ベンチにサインを送っていたルーニーがアウト、替わってC・ロナウドが入る。64分にはアンデルソンを下げてオシェイ。チェルシーも66分にはフェレイラを下げて、アネルカを入れてドログバとの2トップで再び勝ち越しを狙う。

71分、チェルシーが再びペナリティ・エリア近くでのFKを得る。誰が蹴るかでドログバとバラックが揉めるが、ここはバラックが譲って、ドログバのキックはファン・デル・サールがナイスセーブ。その直後のカウンターはナニが一人でドリブルで攻めあがってジョン・オビ・ミケルが懸命にディフェンスに入り、得点を許さない。この後もドログバがバラックに食って掛かる場面が...内部分裂はいかんぞ、チェルシー。

後半80分、カルーに替わってシェフチェンコ投入。ドログバ、アネルカ、シェヴァと攻撃の札3枚をそろえて残り10分に賭けるグラント監督。

そして83分、エリア内でキャリックが痛恨のハンドを取られて、チェルシーにPKが与えられた!蹴るのはバラック、そしてこれファン・デル・サールが飛んだ右とは逆の左上に落ち着いて決めて勝ち越し、バラックは今日2得点目で再びリードを奪った。バラックに真っ先に飛びつくカルバーリョ。自らのミスを帳消しにしてくれたバラックに感謝したことだろう。

ここでジョー・コールに替えてマケレレを入れて守備を厚くする。スタンフォード・ブリッジのチェルシーファンは総立ちで応援、勝利を祈る。

88分、ロナウドのシュートはディフェンスに当たって入らず。そして91分もゴール前で混戦、あわやゴールといった場面もシェフチェンコが必死のクリアで危機を救う。そしてついに試合終了、見事にチェルシーが2−1で勝利し、順位は変わらないが勝ち点差ではMUに追いついた

軽率なミスでチェルシーが勢いを失ったかに見えたが、モチベーションが下がらなかったのは、やはり優勝争いへの執念と、ランパードへの思いだったのかもしれない。甘い凡百の感傷的な見方かもしれないが、ランパードのお母さんが息子のいないチェルシーを守った、そんな雰囲気と熱い思いが感じられたいい試合だった。

さぁ、これで優勝争い全くわからなくなった。最終戦までもつれ込みそうな雰囲気だ。しかしここにアーセナルがいたらなぁ...返す返すも残念。

ダニエーレ・ピッチニン ロッソ・デイ・ムーニ2006

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イタリアワインの世界は広すぎて、ホントとまどう。こんな世界に踏み込んだら、それこそ底なし沼だ。いさぎよく案内は専門家に任せるに限る。

そんな専門家の中でもコアな道を行くのは輸入元ではヴォナイオータ。このワインもそのコアな輸入元ゆえに日本でお目にかかるワイン。

元々ソムリエだったダニエレ・ピッチニン氏は、自分が経営するレストランの権利を売り渡してまでブドウ造りを始めてしまう。そしてビオにこだわり、ビオ・ディナミ農法を実践し、醸造の過程での二酸化硫黄添加は一切拒否。そんなこだわりであるから、当然生産量も極小。白で3,000本、赤は900本という少なさ。そんなワインが日本に入ってくる奇跡!コルクを開けるのも覚悟がいる。ロッソはカベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー30%のセパージュだが、さて?

色は明るいルビー色。香りはビオらしい還元香があるが、しばらく放っておけば消えていく。収まった後の香りはビスケット、カスタード、巨峰、黒すぐりジャムの香り。徐々に甘い香りが立って来る。

一口含むと、舌を突き刺す細かなガスの刺激。発泡性ではないが、ガスを含んでいるのか?最初は堅さしか感じなかったが、時間を置くとそんな攻撃性は影を潜め、程よい甘さの果実味を感じる。しかしやはり堅い。タンニンの粗さ、収斂性は高貴さには程遠い。2006年初ヴィンテージだそうだが、こなれた旨みを演出しているとは言いがたい。

中盤はそんな収斂感も収まって、やさしいふんわりとしたブドウの甘さが心地よい。ブドウに力があるんだろう、この旨み、凝縮感はなかなかのものだ。余韻に感じるタンニンの力強さ、果物の自然な甘さはポテンシャルを十分に感じる。

今の段階では決して最上のワインではないし、味わいの流れが良いともいえない。しかし、それでも経験を積めばコクの深みもあり、きれいな酸もあり、そして余韻の美しさ、滑らかさを会得したワインになりうる実力はあるだろう。今後が楽しみなんだけど、900本では次のワインを楽しむ機会が果たしてあるんだろうか?複雑....
【Wineshop FUJIMARU 2,740円】


2008年4月24日 (木)

ただ甘い世界 マリー・ローランサン展

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天保山、サントリー・ミュージアムで開催されているマリー・ローランサン展へ。

女流画家、独特の幻想的な世界観がパリのイメージにマッチするのか、その芸術性以上に評価の高い印象があるローランサン。正直なところ、僕は彼女の作品にあまり高い芸術性を感じない。あまりにも甘美過ぎて、いわゆる「毒」、人の心をわしづかみにするような狂気が感じられない。あまりにも心地よい音楽が耳には良くても、後に残らないように。

そんなローランサンの絵画が初期から晩年まで概観できる展覧会が開催されているこの機会に、そうした固定観念を打破してくれるような作品があることを期待して会場に足を運んだ。

当時のパリの社交界の華であった彼女だが、実は生まれはかなり田舎だったようだ。そうしたコンプレックス、いや彼女ではなく彼女の母が持っていた都会、上流階級へのあこがれが彼女の生き方を既定づけたのかもしれない。

初期はピカソ、モディリアーニのようにプリミティヴなアフリカ的造形に影響を受けていたようだが、やがてその画風は独自の甘いピンク、灰色、エメラルドグリーンといった中間色が支配する世界が固定化されていく。その後は画題は違えどデジャ・ヴュ、かつて見た世界が形を変えて展開したようで、見ているほうがそれを否定して何か違う世界観を見つけようとして躍起になっていることに気がつく。

甘いその世界を突き崩す必要が画家には全くなかった。それが彼女の芸術性だと思わせることができたなら、何故彼女にそれを壊す必要があったのか?独自の芸術を構築する必要がなかった彼女は、世間一般が彼女の世界と思っている世界を再生さえすれば、その役割は十二分に果たせるのだから。

油絵でなくていい。時折現れる水彩、カラーの本の挿絵、そうした世界にこそ可憐で小粋なローランサン的芸術の生きる場所があったのかもしれない。これから時を経て、彼女の芸術は果たして生き残れるんだろうか?でもフランス、パリに関する雑誌が本屋に溢れる以上、彼女の存在はたぶんに安泰なのだろう。

生誕125周年記念 マリー・ローランサン展
サントリー・ミュージアム
〜5月11日(日)

2008年4月23日 (水)

テヌータ・サン・アントニオ ソアーヴェ モンテ・チェリアーニ2005

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だんだん白ワインに比重を移してきます。節操ないんで、別に赤ワインにこだわってるわけじゃないもんで。

やっぱこれからの季節は冷蔵庫で冷やして楽しめるワインが重宝する。だからあんまり高級なのはいけない。味わいがわからなくなるからもったいない。かといってあんまり安すぎるのも...酸がどぎつくなって2杯3杯がつらくなる...

そんな中で重宝するのがフランスではミュスカデ、イタリアではソアヴェなんか。そして今回のワインもまたソアヴェ。

最近のソアヴェは品質がものすごく向上して、味わいのコクがとても豊かなものが多い。そしてこのワイナリー、サン・アントニオは価格がリーズナブルなのに品質は飛びっきりだ。一度千円台のソアヴェを飲んでぶっ飛んだ。

シェークスピアの戯曲でも有名なヴェネト州ヴェローナを本拠としているこのワイナリーだが歴史は浅く、活動を開始したのはわずか約20年前。そして家族経営で、4人の兄弟が力を合わせて品質の高いワインを作り続けている。

このワインはガルガネーガ100%、収穫は手摘み、ステンレスタンクを用いて発酵し、その50%はマロラクテッィク発酵で酸をやわらかにしているが、果たして?

香りはまろやかでミルキー、パッションフルーツ、洋ナシ、白い花、青リンゴ、シロップの香り。ライチのような感じもアル。そして色は黄色が強く、濃厚で落ち着いた色合い。熟した果実に由来する力強さを予感させる。

アタックはまろやかな熱帯系の果実の甘さ。しかしべったりとしたものではなく、その後にやわらかい落ち着きのある酸がやってきて、甘さを洗い流す。そして残るは白い花のふんわりとした香り、そしてほんのりと感じるほろ苦さ。

余韻は舌の側面にはっきりとした苦味が残り、それを薄く覆うような白桃のような甘みがあるが、長さは中間程度。

香りが華やかで、味わいも熟した果実を思わせる凝縮感が楽しめる。これが2千円台で楽しめるんだから、正直作り手が大丈夫なのか、いらない心配もしてしまう。低価格で高品質、見事に背反する現実を成し遂げてしまう醸造家に完敗、いや乾杯!Good JOB!!

【グラシアス大阪空港店 2,000円?】

タライ・ベッリ チャコリ・デ・ゲタリア2006

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仕事帰りに立ち寄る阪神百貨店、最近はあまり掘り出し物というか、興味を引くのがなかったんだけど、フツーのスペインワインの棚にあったこのワインが目に付いた。

ラベルを見るが、なんだこれ?読めない...何語かわからない。ローマ字読みすれば「タライ・ベッリ」?後ろのラベルに至ってはなんのことやら???

このワインはバスクワイン。バスクといえば大西洋岸のフランス、スペイン国境の地区。スペインでは独立派がテロを行っていたいわくつきの地域。かつてはナヴァール王国として、フランス、スペインにも属さない王国として存立していたが、16世紀にブルボン家のアンリ・ド・ナヴァールがフランス王アンリ4世として断絶したヴァロア家を継承して、やがて一部はフランス領へと編入されていった。

独自の歴史を誇る地域ゆえに、スペインにあってもスペインに同化することをいさぎよしとしない気風が脈々と受け継がれてきた。今ではカタルーニャのように独自の文化を受け継ぐためのバスク語の教育も行われているという。

このワインも品種はオンダリビ・ズリ90%、オンダリビ・ベルザ10%という聞いた事のない土着品種。こういった美発泡の辛口ワインを現地では「チャコリ」と呼んでいてまさにバスクの地酒存在、現地のバルでは気軽にコップ酒のように飲まれるんだそうだ。底が平たいチャコリ用のグラスもあるんだとか。

色はごく薄い黄緑色。微発泡で、注いだときに細かな泡がかすかに立つが、すぐに消えていく。香りはミルキー、そして青い柑橘系の果実、ライム、セロリ、ミント、白いネギの香り。

アタックは舌先をつつくガスの刺激、そして軽快で舌の周りをうっすらと包んでいく酸。フレッシュで活きのいい味わい。

ミッドはほとんど残糖を感じさせず、ライムの食後感のような感覚に似ている。それが収まると口の中にほんのりとした甘さも残り、最初は感じなかった旨みもきっちりと備わっていることがわかる。

余韻は長くはないが、口の中に清涼感漂う感覚が心地よい。

パワフルではなくて、あくまでフレッシュさを感じさせるワインだと思う。特にインパクト、強い印象を残すものではないが、それよりも普段というかまずは行くことはない異国、しかも隔絶された地域からこうしてやってきたワインと出会えたことに対する感慨、そしてそのワインの持つ安心感が価格以上のものを演出してくれる。

コスパ、コスパばかり言ってワインを飲むのはせちがないと思う。その地域の風土、伝統を味わうことがワインを楽しむ大きな要素でもあり、そしてそれがワインは決して高貴な嗜好品でもなくて、あくまで単なる「農産物」だと確認することになるはずだから。

【阪神百貨店梅田店 2,700円】

2008年4月22日 (火)

ニューシューズ!

8yq__bm0 ずーっと履いていたジョギングシューズがくたびれてきた、というか底が固く感じるようになったので新しいシューズを買いに淀屋橋のミズノへ。

シューズに関してはミズノが一番。日本人の足に合った作りだと思う。

ミズノでは女性の店員さんに足の診断をしてもらって、適したシューズを選んでもらった。

選んでもらったのは『プリシジョン』(右)と『ウェーブライダー』(中)。前者は路面をしっかりグリップする感じ、後者はクッションか効いて軽快。

どちらも捨て難かったので両方買っちゃった!毎日変えて走るのもありだろうし、それも楽しそうだ。

そして今日は早朝早速履き馴らしのジョギングへ。やっぱり新しいものを試すってことは、どんな時でも楽しいもんです。

2008年4月20日 (日)

ベゴーニャさんも来たぜ ヴェガ・シシリア試飲会

金曜日はイタリアワイン、そして日曜日の今日は同じラテン系でもパワフルな印象のスペインワインを体感。スペインワインはイタリアワインに比べると、カジュアルな印象があるけどこのワインだけは違う。その名はヴェガ・シシリアの最高峰「ウニコ」。

B1s9vwct_sヴェガ・シシリアは間違いなくスペイン最高のワイナリー。リベラ・デル・ドゥエロの地で土着品種のテンプラニーリョ、フランス由来のカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、マルベックなどから、長期熟成してこそ真価を発揮する高品質のワインを生み出している。その最高峰が「ウニコ」、ユニーク、唯一といった名前にふさわしい評価。今日初めて飲むことができるので興奮。この人が醸造責任者のハビエル・アウサス氏。この日はオーナーのパブロ・アルバレス氏と共に来日、じかじかに説明をしてくれた。右は今回の試飲会を主催した土佐堀の創酒タカムラのスタッフの方。この日は通訳を務めていた。


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試飲は7種で、スペインワイン4種とハンガリーの「王のワイン」、トカイ3種という超豪華。
右から
1.トカイ・フルミント ドライ・マンデユラス2005 ボデガス・オムレス
2.ピンティア2004 ボデガス・ヴェガ・シシリア
3.アリオン2001 ボデガス・ヴェガ・シシリア
4.ヴァルブエナ・シンコ・アニョ1999 ボデガス・ヴェガ・シシリア
5.ウニコ1996 ボデガス・ヴェガ・シシリア
6.レイト・ハーヴェスト2002 ボデガス・オムレス
7.トカイ・アスー 3プットニョス1999 ボデガス・オムレス

全てのワインに特徴があって、明瞭な違いがあった。やはり出色はウニコ。最初、この香りはなんだ?ってくらいほこり、湿った石灰、オイルのような不思議な香りが顕著で、どんな味だと思っていたら飲むとシルキーで柔らかい酸の中に稠密なタンニンが溶け込んでいる。これがウニコのキャラクターなのかな?しばし感嘆。

2〜5のスペインワインは伝統品種テンプラニーリョをメインにしながら、それぞれに異なる味わいを持った別個のワイン。そしてハンガリーから生まれるフルミントのワインもまたそれぞれ明確な主張を持っていた。

Uip4un3e_sそして最後のサプライズはこの方。NHKスペイン語講座の講師、ベゴーニャ・ビジャマリン
さんが取材に来ていた。どこかで見た人だなとは思ってたんだけど、髪の色が変わっていたのでわからなかった。さすがナイスバディ、ついつい見入ってしまうなぁ。この後インタビューも受けてしまいました。番組で使ってくれたら、どうしよう?今からスペイン語講座見るか?なんとも楽しい試飲会でした。

マンチェスター、リヴァプールも負けず

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プレミアシップ3連戦、さすがに上位チームの実力は図抜けている。ビッグ4との格差は年々拡大してしまっているような。。。shock

リーグ戦前半はもたついていたリヴァプール、後半は手堅く勝ち星を積み上げてチャンピオンズ・リーグ出場権のある4位以内を確実にし、アーセナルとの差もみるみる詰めてきた。

降格圏内にいるフラム戦も主力であるトーレス、ジェラードを休ませての布陣ながら2−0で快勝。この試合は最近好調のクラウチが先発。

この日はジャーメイン・ペナンが先制点をはじめ、よく動いて攻守の起点になっていた。クラウチも長いリーチを生かしたゴールを決めて、トーレスの影にかくれた鬱憤を晴らしていた。しかしドリブルはやっぱり苦手なのか、途中相手DFにすれ違いざまにあっさりボールを取られた場面は少し笑ってしまった。。。

マンチェスターは10位のブラックバーンに苦戦する意外な展開に。前半21分、フリーになったルケ・サンタクルズに先制ゴールを許してから、ブラックバーンの好守、そしてGKフリーデルのスーパーセーブに阻まれて得点できない。このところ調子落ち気味のC・ロナウドでさえ突破口を開けず。

ロナウド、ルーニ、テベスとそろい踏みなのに得点できないMU焦りの色が濃くなる中、ルーニーが相手との衝突で腰を痛める場面もあった。そんな中、チームを救ったのはやはりこのコワモテ男、アルゼンチン代表のカルロス・テベスだった。コーナーキックからのゴールをゴール前のスコールズがまずヘディング、そのボールを再びテベスが頭で合わせて、2段階ヘッドで1−1の同点にした。

試合はそのまま終了し、MUは貴重な勝ち点1をゲット。2位のチェルシーとは勝ち点差3とし、残り終盤戦を考えれば引き分けに持ち込んだのは大きい。次節はMUVSチェルシーの直接対決だが、仮にMUが負けても得失点差で大きく引き離しているので、首位交代はなくそのままMU逃げ切り、のシナリオも描ける。

さすがの底力を見せつけたマンチェスター、やはり優勝に向けた勢いと運はしっかり手にして離していないようだ。これで決まったのかなぁ?

2008年4月19日 (土)

アーセナルVSレディング戦 快勝も...

B0dnfzs8 タイトルが絶望となったつらいMU戦の敗北、いろいろな事があり必ずしも全面的に敗退を受け入れることはできないだろうが、来季に向けて残り4戦、アーセナルらしいパスサッカーを見せて快勝してもらいたい

そんな中での16位、降格圏内キワキワのレディング戦。ここまで豊富な運動量でアーセナルのパスワークを支えてきたマシュー・フラミニも離脱。アーセナルの台所事情も厳しい。この試合もセスクは出場、このところサブからの出場だったウォルコットも今日は先発。キーパーは手首負傷のアルムニアに替わってベテラン、レーマン。2トップはアデバヨールとファン・ペルシー。

立ち上がりはアーセナルペース。しかし中盤にかけて迫力に乏しく、ゴール近くに入ってきてもなかなか決定的なチャンスをものにできない。しかし20分を過ぎたころからアーセナルが攻勢を強める。セスクがドリブル、パスでチャンスを作り、ウォルコットが積極的にゴール前にポジションを取って狙っていく。レディングも1対1で守ろうとするが、アーセナルはパスを廻して徐々に相手を絞っていき、ラストの縦パスを狙っていく。

そしてついに29分、ウォルコットのドリブルから一旦トゥレに預け、ゴール前に走りこんできたアデバヨールにパスが通り、アデバヨールもこれを落ち着いて決めてまずはアーセナル先制。smile

32分トゥレのパスにセスクがゴール前に飛び込んでくるがわずかに合わず。合えば決まっていたと思うが...37分、ペナルティエリア前からのセスクのパスをゴール真正面のジウベルトがシュート、相手に当たったもののそのまま決まって2−0と点差を広げるsmileアーセナルがレディングゴールに襲い掛かる中で前半終了、まずはアーセナルらしい展開で終った。

後半47分右サイドからのFKをファン・ペルシーが蹴るが、ゴールは大きく外れて左へ。50分、長い縦パスが右サイドのファン・ペルシーに通るが、これもキーパー正面。なかなか決めきれないファン・ペルシー...

59分、相手との絡みの中でフレブが振り向きざまにレディングのマーティの顔に張り手を一発。これはいけない、あきらかに故意annoy。審判は見逃したが後日なんらかの制裁があるだろうな。。。出場停止も覚悟しなきゃだめだろう。

61分、セスクからの縦パスを中央からウォルコットがドリブルで攻めてシュートを撃つが相手DFに阻まれてCK。アーセナル、今日のCKは直接打たずにまずチョロを出してワンクッション置いての攻撃を試しているようだ。

70分、ウォルコットのドリブルをソンコが足を出してファール。ファン・ペルシーのフリーキックは際どいコースだがバーに嫌われて跳ね返る!72分のウォルコットのシュートもゴールバーにはじかれた!!ツイてない!!!

73分、アーセナルはアデバに替えてベントナー、フレブに替えてデニウソンを投入。しかし77分、相手CKからのセットプレー、ベントナーが相手マークを軽々と外してしまったことにレーマンをはじめチームメイトが怒りをあらわにする場面が。それを茫然と受けるベントナーの表情、どうも彼の孤立の色は試合毎に表面化しているようだ。退団もありうるか...

そしてタイムアップし2−0でアーセナルは勝ち点3をゲット。確かに勝ちはしたし、アーセナルペースで完勝だったが、後半は無得点に終わり決定的チャンスも物にできなかった。決定力不足は解消できず、フレブの暴行、ベントナーの孤立といったチームの綻びも見え隠れする試合になった。本当なら喜んでいいはずの勝ち試合なのに、個人的にはすっきりしない結果に終ったな、というのが実感shock

帽子屋さんのワイン会

Acduyf0h 金曜日の夜、最近入り浸っている(ほどでもないか?)帽子屋Barのワイン会に行ってきた。イタリアに身も心も捧げたツワモノお3方と共に賞味。

あまり先入観を持たないようにという事で、ワインの紹介なしで8種を連続テイスティング。飲みつつ、あれは何、これは何と想像していたんだけど、結局殆ど合ってませんでした...でもどれも旨みがしっかりあっておいしいワインでした。

1.Prosecco Extra Dry Tenuta Santome
北イタリア・ヴェネト州で作られる発泡ワイン。リンゴのような果実味があって食前酒には最適ですね〜。

2.Sassaia Senza SO2 La Biancara di Angiolino Maule 2006(Garganega, Trebbiano)
これはてっきりマルヴァシアかな?と。。。二酸化硫黄を用いないワインながら自然な味わい。「どぶろく」系ワインのたっぷりした果実の旨み。

3.Pinot Grigio Alto Adige Elena Walch 2006(Pinot Grigio)
やさしい味わいで繊細。しかしすーっと直線的に伸びてくる酸が印象的。

4.Aposeo Riesling Oltepo Pavese La di Frara 2005(Riseling Renano, Riesling italico)
ほのかな甘みと筋の通った酸。てっきりトレッビアーノかと思いましたが、全く見当違い。

5.Ichoure Miali 2006(Negroamaro,Primitivo,merlot)
香りはカカオティックで味わいのバックにあるセロリをかじったときのような青い苦味。これってプリミティーヴォの手がかりだと思ってるんだけど、このワインにもかすかにあった。でもこういうセパージュとは。。。

6.Rosso Masieri La Biancara di Angiolino Maule 2006(Cabenet Franc, Merlot, Lagrein)
香りは少しこもったプラム系、でも酸が甘酸っぱい感じでサンジョヴェーゼかと思ったが、ラグレインだったんですね。

7.Greppicante I Greppi 2005(Cabernet Sauvigyon, Cabernet Franc, Merlot)
豊かな味わいながら、やさしく穏やかな酸。まとまりのあるきれいなワイン。

8.Grato Grati Vecchia Annata Grati 1988(Sangiovese, Canaiolo, Trebbiano toscano, Malvasia bianco)
降参。こういうワインがイタリアにあるんですね。赤ワイン品種と白ワイン品種の混醸。1988年なのにピュアな酸を失わない、まだまだいけそうなワイン。

自分でやるのと違って、お店のワイン会は普段飲めないようなものと出会えるから価値があるのであって、高くてもよく目にするようなものであるならば感動は薄まってしまう。今回のワイン会、さすがイタリアで修行したソムリエールの選択、自分には到底真似できません。さすがプロは違います。飲んだくれてるだけじゃないんだよね〜!?

ジョバンニ・カノーニカ バローロ パイアガッロ2003

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イタリアワイン界の「人見知り王子」ネッビオーロ、その雄バローロ。有名な割には使い勝手が難しい。抜群のタンニン、そしてそれとタメを張るシャープな酸に対抗するには、料理もそれ相応のものがいる。そしてこちらもついつい手が出せずに...

それでもバローロ、その響きは一種憧れにも似て何故か惹き付けられてしまう存在だ。そのバローロも今はいろいろなスタイルができて、ひとくくりでは表現できなくなっている。いわゆる「バローロ・ボーイズ」の台頭もあり、バローロは古典派、中間派、革新派などといったカテゴリーに勝手に区分されている向きもある。

Xzyjs5oq_sこのジョヴァンニ・カノーニカはどこにカテゴライズされているのか知らないけど、1984年が初ヴィンテージとそう古くはないワイナリー。ネッビオーロにかける情熱は深く、良くない年はバローロとして出さずに桶売りしてしまうほど。最近の生産も5〜6000本と少ない。しかしそれでも価格が手ごろなのは「バローロを皆に飲んでもらいたいんだ。」いやはや凄い覚悟、恐れ入りました...


色調は紅茶のような品のある色。魚屋で目にする血の色、そんな感じといったらいいだろうか?エッジは薄い色だが、オレンジを帯びてグラデーションがきれいだ。香りは干しプラム、ブルーベリージャム、カカオ、塩昆布、カスタード、バックに砂鉄のような金属系の香り。

口に含むとまずは直線的に入ってくる酸、そしてそれを追うかのように放射状に広がる幅広のタンニン、決して重く固いものではなく、果実の皮に自然と含まれる細かでほろ苦いタンニンだ。だから収束も早く、その後に残るはほのかな甘さを漂わせた若いベリーの味わい。ミッドも舌の横にタンニンの収斂感を感じさせつつ、自然な甘さを伴ったピュアな果実味。

余韻は以外にさわやなかミンティーさが感じられ、ハッカのような清涼感を残しつつ、ゆっくりと旨みが引いていく。

バローロ、というかネッビオーロの面白さはこの味わいの構造がくっきり感じられるところではないだろうか。最初に酸がやってきて、その後にくるどっしりとしたタンニンを持ち上げて口の中に広げ、そして後に残るはしっかりとした凝縮感のある旨み。

そんな構造がしっかり感じられながら、あくまで自然にバトンタッチしていく妙味。重厚さを求める強豪(?)には少し物足りないかもしれないが、深みのない自分にはこうした自然に楽しめるバローロのほうが合ってますです...

【Wineshop FUJIMARU 7,080円】

2008年4月17日 (木)

悠久のインドを描く 秋野不矩展

5g4cupus 岡崎の京都国立近代美術館で開催されている秋野不矩展へ。
美術館公式HP http://www.momak.go.jp/

静岡に生まれ、京都で画業と後進の指導に当たり、そして老年に至りインドの大地に出会うことでその世界を大きく広げた秋野不矩。その魅力はやはり54歳で大学客員教授として1年間の滞在をしたインドと切り離して語ることはできない。

京都で過ごしてきた54歳の女流画家がいささかの躊躇いもなく決めた渡印。それまでの作品には正直なところ特別に心に響くものを感じなかった。しかしインドに渡った後に描いた作品には何とも言えない色彩のきらめきがある。

題名を失念したがインドの大地に急に激しく降り注ぐ雨の絵。黄色い大地を多い尽くすかのような漆黒の雨雲、そしてその分け目にかいま見えるエメラルドグリーンの空、そのコントラストが素晴らしい。大自然の一瞬の表情を閉じ込めたパノラマ風景だ。

インドだから寺院、廃墟、民芸品、そこに生きる人々と、彼女の創作対象は多岐にわたっている。しかし恐れずに言えば、そうした対象が少ないほどに彼女の作品の魅力は反比例してますように思える。書く対象が少ないほどに色彩のコントラストが勢いを増し、描く物体も抽象化されて普遍性を得ていく。その雄雄しさ、悠久さがまさにインドの表情にふさわしい。

後年は金属箔を用い、銀箔の上に黄色の大地、ガンジスを渡る水牛の形を断片的に置くなど、その表現は奔放さを増しながら、インド世界を多様に語っていく。

黄色とエメラルドと黒の織り成す世界、90歳まで生きたこの画家が到達した世界を見るにつけ、美しく老いるためには感性を鈍らせないことがいかに大切かということを考えさせられた。

生誕100年記念 秋野不矩展
京都国立近代美術館
〜5月11日(日)

2008年4月16日 (水)

京都三条のそば 晦庵河道屋

Rdhzhp9r 京都麩屋町三条にある蕎麦屋。「うなぎの寝床」と称される京都の町屋らしい雰囲気に溢れたこの店はお気に入りの休憩スポット。

ここのそばは山芋を練りこんでいると聞いた事があるけど、たしかに歯ごたえがもっちりしている。それとだしが物凄く濃い。だからそば全部をつけてしまうと、辛くなってしまう。ここではそばの先だけをだしにつけて、一気にすするのがいい。

今日はたけのこ御飯と一緒に賞味。醤油であさく焚いた御飯は京都らしく上品な味わい。美術館歩きで少々疲れた体にはなによりのご馳走。

晦庵 河道屋
京都市中京区麩屋町通三条上ル
075−221−2525
11時〜20時

縦横無尽、河鍋暁斎展

Opzaeeog 京都国立博物館で開催されている河鍋曉斎展へ。
http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

平日の昼という事もあって、かなりすいている。これならゆっくり楽しめそうだ。後半にはこの画家の特集番組も組まれているとの事。おそらくGWには混雑するんだろう。今日でよかった〜

暁斎は幕末から明治にかけて活躍した画家だが、何故こんなに特筆されるのか、正直理解できなかった。確かにうまいとは思うが、単独で展覧会をする程なんだろうか?と思っていた。

とんでもない間違いだった。これは凄い画家だ。これを見たら北斎さえ霞んで見えてしまう。

縦横無尽とは曉斎のためにある言葉だと思う。十代の絵から既に狩野派の風格ある絵を描きながら、そこに留まらずあらゆる手法をものにし、そしてそれを吸収して新たな作品を産み出していく凄まじさ。だからいかなる題材でも自分の力を発揮できてしまい、得手不得手、不自然さを全く感じさせない。美人、妖怪、動物、幽霊、菩薩、なんでもござれだ。

そして作品全てに感じるのは、斜に構えたアイロニー、ユーモア、画家が込めようとした思いだ。美人画にもただ美しいだけではないある種の毒が感じられ、愉しき妖怪画は異形ゆえに世間から疎外される者へのシンパシーが伝わる。古典的な題材を描いても数多の先人が描くようには筆を運ばない、まさに個性の塊!

小さき作品も、大きな作品も、そこに展開される世界の密度は全く変わることはない。最後の絵師と呼ぶに相応しい職人芸がここにはあった。 まさに桁外れの画家だ。この世界を真に理解するには本ではいけない、実際にその目で実物を見なければ。真実自分がそうだったのだから。必ずや得心してもらえるはずだ。

特別展覧会 没後120年展
絵画の冒険者 暁斎 Kyosai−近代へ架ける橋−
京都国立博物館
〜5月11日(日)

仁和寺御室桜は満開

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説明はいりませんな〜。

2008年4月15日 (火)

夕霧そば 瓢亭

Dcva3lwl 紹介するまでもない、お初天神裏の有名店。名物はそばに柚子の皮を練りこんだ、柚子の香り高い「夕霧そば」。

自分が思う「蕎麦」とは違うんだけど、それでも時として食べたくなるのはやはりこの柚子の香りが心地よいからだろうか。蕎麦をすするたびに鼻腔にふくよかに広がる爽やかな香り。蕎麦はやわらかいが、噛むとすこしもちっとした歯ごたえがある。

飲んだ後にラーメン、というのはウチの会社でもパターンだけど、正直ゴメンしたい。。。飲んだ後にはこうしたさっぱりした蕎麦でしめたいものだ。

でもここもご他聞にもれず値上がりしてたなぁ。最近値上げばっかりで少々うんざり。元が上がってるからどうしようもないんだけど。

夕霧そば 瓢亭
大阪市北区曽根崎2−2−7
06−6311−5041
月〜金 11時〜23時
土   11時〜22時30分
日祝休

2008年4月14日 (月)

脱落アーセナル、結果を出せず

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アーセナルにとってはまさに「負けられない戦い」、マンチェスター・ユナイテッド戦。チャンピオンズ・リーグも失い、もはやタイトルはリーグ戦しか可能性がなくなった中で首位のMUとは勝ち点差6、ここは勝っていくしか道はないが、快進撃の立役者、ドゥドゥ、サニャ、ロシツキー、フラミニを欠いて状況は厳しい。

対するMUは絶好調で後半進むにつれて、選手層の厚さ、得点力、破壊力を増してきた。現時点で世界最強と言っても過言ではないのかもしれない。

この試合アーセナルはアデバヨール1トップ、トップ下フレブ、ファン・ペルシーは左サイド。GKはレーマン、そしてソングが今シーズン初スタメン。MUはルーニー1トップで、パク・チソンとC・ロナウドが左右に張る。

最初の仕掛けはアーセナルがパスを回しながら積極的にゴールを狙っていく。対してMUは若干守備的で無理はしない。この試合はセスクも早い段階からシュートを撃ってくる。勝ち点3を意識していることがヒシヒシと伝わってくる展開だ。

前半9分、ロナウドがジウベルトに倒されFK。これは壁に当たり、ロナウドが再びボールを拾うが、アデバヨールが倒して再度FK。ロナウドは左サイドからかなり厳しい早いボールを打ってこれには誰も合わせられず。

12分、右から上がってきたエブエがゴール前のアデバヨールに合わせるが、アデバヨールのシュートはファーディナンドの足に当たって弾かれる。14分にはMUが逆に攻め込み、息つく暇ない展開。18分、アデバヨールのシュートはGK真正面、そこからすぐにゴールキック1本でルーニーに攻め込まれる。CLリヴァプール戦の4点目を思い出させて、一瞬いやな予感がよぎるcoldsweats02

22分、タッチライン際のボールをソングと争って抜いたロナウドが追いついてゴール前のルーニーに出すが、シュートは辛くもゴールの枠外。27分、フレブからの浮いたパスをゴール前で受けたアデバヨールのシュートは力んで大きく上へ。今日のフレブは細かく緩急つけたドリブルで相手に奪われない。34分、再びフレブがDFをかわして持ち込んだボールはアデバヨールに繋がるがファン・デル・サールの真正面。そしてこの直後、またしてもカウンターでルーニーに攻め込まれてあわやゴールの局面。少しでもミスをすれば即得点に繋がりかねない緊迫した展開が続いていく。そして0−0のまま前半終了

後半も選手交代はなし。ウォルコットは常にウォーミングアップして、投入の機をうかがう。後半46分、エブエのドリブルを倒されてアーセナルFKのチャンス。右からファン・ペルシーは中央のフレブに出して、その後混戦になるもファンペルシーが左からクロス、それをアデバヨールが押し込んで先制はアーセナル!smileアデバヨールは大台の20得点でアーセナルにはこの後が大事だ。今までここから早い段階で失点しているだけに注意が必要。

50分、アデバヨールが右から持ち込んだボールはファーディナンドに当たってあわやオウンゴール。しかし51分、今度はギャラスがペナルティエリア内で手に当てて痛恨のPK。これを蹴るのはもちろんロナウド、左隅に決まったかと思ったがやり直し。しかし再び同じコースに決めて1−1同点。。。shockまたしても得点直後で失ってしまった展開に。そしてここでMUはアンデルソン、テベスを投入。

アーセナルは60分、エブエに替えて切り札のウォルコットを投入。晴れていたオールド・トラフォードも雨rainが強くなり荒れ模様。64分、テベスに繋がって強烈なミドルが襲い掛かるがゴールの外。65分、フレブがドリブルで持ち込んで右サイドのウォルコットに預けて、ウォルコットのクロスに合わせたセスクがシュートを放つがゴールの上へ。66分には再びMUオウンゴールという場面もあったが決まらず、アーセナル、やはり最後のツキがないのか?

70分ルーニーのシュートはレーマンがよくセーブするが、その後の混戦の中でジウベルトがファールを与えてしまい、ゴール前でMUのFK。これをハーグリーブスが決めて勝ち越しの2−1。アーセナルにはあまりにも痛い追加点coldsweats02

勝ち越し以降はMU側の攻勢が続く。ファン・ペルシーを下げてベントナーを投入し、アデバとベントナーの2トップに。78分、ベントナーの攻撃からCKを得るも、ファン・デル・サールがキャッチ。80分、フレブが左から持ち込もうとするがカットされた。アーセナルに焦りの色が見えてくる。逆にMUは運動量が落ちない。84分、アーセナルはトゥレを下げてホイトを投入。85分、セスクのパスはゴール左に入ってきたベントナーがヘッドで合わせるも、ファン・デル・サールがセーブ。86分、ジウベルトのヘディングはゴールの上。

89分、ハーグリーブスに替えてギグス投入。ギグスは最多出場もかかってきた後半戦。ロスタイムもお互いに得点目指して反則スレスレの攻防を見せるが、時間は無常にアーセナルを追い詰めていく。そしてついに試合終了、2−1でアーセナル敗れて優勝争いから完全に脱落した。。。

攻防では決して負けてはいなかった。しかし今年に入ってドゥドゥを失った頃から次第に噛みあわなくなって好機を失い続けてきたってきた歯車はこの試合でも最後まで回復できなかった。PK、FKとチャンスを物にしたMU、あわや相手オウンゴールが2回もありながら決まらなかったアーセナル運も味方しないのでは勝ちようがない

3シーズンタイトルなし...終盤で自滅したタイトル争いはやはり経験のなさが出てしまった結果なのだろうか?残り5ゲームは悔恨と共に消化していくしかないが、それでも2位を目指してやるしかないし、最後の踏んばりに期待したい。当初の下馬評を覆し、ここまで優勝争いを繰りひろげてくれた若いチームの頑張りは本当に素晴らしいものだった。次のシーズンに向かっていくためにも、最後までアーセナルらしいパスサッカーを見せてもらいたい。この時点では早いのかもしれないが、まずはご苦労様、いうのが正直な所です。

2008年4月13日 (日)

アントネッリ サグランティーノ・ディ・モンテファルコ2001

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イタリアワインの品種の中でも、なかなか飲む機会がなかった品種、それがこのサグランティーノ。結構前から探してて、酒屋さんにも「なんでサグランティーノなんですか?」っていぶかしがられてしまった。しかし、サグランティーノ、あるにはあるが値段が高い...

サグランティーノの本拠、ウンブリア州。イタリア中部にあるこの州は海に面していない。そしてそこを流れるテヴェレ川の影響を受けて貴腐が発生しやすい地形を生かして、元々は甘口ワインの生産が伝統的だった。このサグランティーノも甘口、パッシートがメインだった歴史を持つ。

そんな中でこのワイナリー、アントネッリは土地の協会会長を務めるオーナーが率い、「パワーの強いだけのワインではなく、自然でハーモニーのあるエレガントなワイン」を目指したワイン造りを目指しているそうだ。ワインは長めのマセラシオン、ステンレスタンクでの発酵の後は大樽で熟成させている。

ウンブリアの土着品種、地元に愛されるサグランティーノ。サグラとは聖なる、という意味があるが、愛されてきた理由は何なのだろうか?

色合いは黒味の強い、深み、落ち着きのあるルビー色。エッジは割りに明るめで、ほんのりとオレンジを帯びている。香りは巨峰、プラム、墨、ゴム、黒胡椒の香り。

アタックはなめらかで、凝縮した果実ときめは細かいがボリュームの大きなタンニン。押しの強いタンニンが印象的。口の中を収斂感が支配する。そのタンニンがようやく治まった後は、果実のほんのりとした上品な甘さが漂う。タンニンがまだまだ堅いが、酸も伸びやかでしっかりしており、うまく口の中をリフレッシュさせてくれる。

余韻はベースにしっかりと感じられる苦味と柔らかい果実味、巨峰のような大粒のブドウの皮をかじった感覚によく似ている。

アタック、ミッド、バック、アフター、すべてに個性が感じられる。高貴なサンジョベーゼ、スーパータスカンと印象的にはよく似ているが、それプラス野性味を感じさせてくれる、そんなワインでありブドウ。確かに愛すべき理由を感じさせてくれる、イタリア土着品種の魅力+高貴な味わいを備えたワインだった。

【Cave de Terre 淡路町店 4,000円?】

のぼうの城

Urx8msrs 表紙が印象的だった。のぼーっつとした、どこを見るでもない覇気のない顔。こんな大将であれば、家臣も見捨ててしまうんじゃないだろうか。しかし北条傘下の支城、忍城ではそうじゃなかった。家臣はもちろん、農民達もこの将の元に集った。

「のぼう様が戦するってぇならよう、我ら百姓が助けてやんなきゃどうしようもあんめえよ。」

豊臣秀吉が天下統一を目前としていた北条、小田原攻めの時の物語。本城が蟻のはいでる隙間もないほど包囲されていたとき、その支城である忍城を攻めたのは、経済官僚として頭角を現しつつも、武功がなかった石田三成。

当時忍を守っていたのは成田氏。その当主の一族である長親は、領民からも「(でく)のぼう様」と呼ばれるくらいの無器量者。家臣からも見放された存在であったが、一人重臣で幼馴染の正木丹波は長親に単なる「うつけ」とは思えない何か言いようのないものを感じていた。

そして石田三成、長束正家、大谷吉継といった豊臣机下の俊英率いる約2万の兵に囲まれながら、長親はわずか2千で決然と戦いに挑んでいく。そして北条勢にあってただ1つ、その城を持ちこたえて意地を示した。

時代小説というがドラマ的な展開で、登場人物の行動も現代的だ。著者は元々脚本家だというから、それもうなずけるし、テンポもよく小難しい所がないので一気に読み進めることができた。凄惨な場面も少なく、読んだ後にはすがすがしさが残る。既に映画化も計画されているというが、確かにドラマ映えしそうな題材だ。

自らの智を頼まないヒーローだからこそやってのけた一服の快挙、数限りない過酷な城攻めが繰り広げられた戦国にあって、そんなエピソードももしかしたらあったのかもしれない、と思わせてくれる気持ちのいい小説だった。

のぼうの城
和田 竜著
小学館刊
333p
1,500円(税別)

怖い絵

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本当に恐ろしいもの、それは実際に眼に見えるものではなくて、その物の影に潜んだ得体の知れない物なのかもしれない。

著者がこの本を書こうと思い立ったのは、ダヴィッドが目撃して描いたマリー・アントワネットがギロチン台に向かう場面のスケッチだという。

Zt0bp9i5_sしかし、それはかつて栄光の絶頂にいた一国の王妃が、いまや後ろ手に縛られて刑場にむかうという運命の残酷さに対するものではない。著者の恐怖の対象は画家の人間性に向けられている。最後まで矜持だけは失わずに死地に赴かんとする元王妃、女性に対して一片の憐憫も表すことなく、あからさまな無表情、無造作に鋏を入れられたザンバラの髪を書き尽くした画家の悪意。そしてこの画家がやがて同じ運命をたどる革命家達を見捨てて、ナポレオンの宮廷画家となり、そして同様にナポレオンさえも見捨てて自らの栄達を保持していく現実に対してだ。


著者は20作品の中に感じられたいい様のない不安感、恐怖の原因をこうして解き明かしていく。そしてそれが明らかになったとき、パステルで描いたドガの踊り子の絵でさえも過酷な現実が浮き彫りになり、寒々としたものを感じずに入られなくなる。そして全ての絵に対して何かそうした影を思わずにはいられなくなってしまう。

絵画の暗い側面をあぶりだしつつ、知的好奇心もあわせて満足させてくれる、また違った絵画鑑賞のアプローチを知ることができた。早くも第2弾が出版されており、不合理な恐怖というものを忌避しつつも、一方で本質的には惹かれてしまう、そしてそれを解明したいと願う人間心理の複雑さをうまく突いた一冊。

怖い絵
中野 京子著
朝日出版社刊
246p
1,800円(税別)

2008年4月12日 (土)

2年ぶりのフルコートサッカー

Kzeeernp 夕刻は久々にフルコートでのサッカー。このところフットサルしかやってなかったので、ボールの大きさ、止め方もいつもより違和感はあったけど、何とか終った。

前半60分で練習、後半60分でゲーム。でも7分必死に走り回るフットサルに比べると、休む時間もある(不謹慎?)のでそれほど疲労感はなかった。でもやっぱ足はだんだん重くなってくる。

最後はなぜか腹痛にも悩まされた。急に運動すると腹痛をよく引き起こすんだけど、なんか因果関係あるのだろうか?
あと、なぜか土踏まずが異様に痛い...ソール入れたほうがいいかな?

広いサッカー場で久々に走れて、気分は爽快でした。明日の筋肉痛が心配だけどsweat01

2008年4月11日 (金)

ニコラ・ジョリィ クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セラン2005 

Zl4znlkp 阪急梅田駅の真下の地下2階、成城石井三番街店にはワインのテイスティングカウンターがあって、金曜日はシャンパンナイトで7名限定のシャンパーニュが楽しめる。19:00開栓と聞いていたので、間に合いそうだったので向かうと本日はテタンジェノノクターンが1,700円で供されていた。ま、シャンパーニュが目的だったのでそれを頼もうとしたんだけど、ふと眼に入っものが尋常じゃなかった。

あらら、これニコラ・ジョリィ、しかもクーレ・ド・セランじゃないかいな、なんでここにあんの!かなり興奮モード。

ビオの伝道師といえば、パカレかニコラ・ジョリィかという存在。ロワールの地でシュナン・ブランから複雑味この上ないワインを生み出している、ともはや神格化された感のある存在。

サヴニエールを本拠とする彼だが、クーレ・ド・セランは格別の存在、いやフランスにとってそうなのだ。このワイン自体がAOCに認定されている。これはフランスにあって他にはシャトー・グリエしか知らない。

香りはピュアなリンゴの香りで飲んだときもアルコール15%のボリュームを全く感じず、するっと飲めてしまうジューシーさしか感じなかった。正直な所拍子抜けの感もあった。

しかし時を経るごとに香りも、味わいも変化していく。香りはリンゴからアプリコット、パイナップル、セメダインのような香りが広がっていく。そして最初は感じなかったボリューム感、程よい繊細な甘さ、バックに控えるほどよいほろ苦さ、コクの深い旨み、複雑で凝縮していながら、果実の旨さを失わないストラクチャーが感じられるようになってくる。

そして特筆すべきは余韻の深みと長さ。口の中に残る薄皮のように微妙な旨みがなかなか去っていかない。力強さと柔らかさ、矛盾する味わいを実現しているこの不思議さはなんなのだろう?

時間と共に変わりつつ、深みを帯びる味わいは高級ワインに望むべき特質であり、この白ワインもそうしたキャラクターを備えている。看板に偽りなし。飲みたかったがボトルでは1万超で躊躇したワインがグラスで味わえるとは。。。S口君感謝です。

【成城石井三番街店 1,800円(グラス)】

道頓堀 手打ちそば 星(あかり)

Rkyluf_z 一蘭で替え玉まで食って腹いっぱい、もう帰ろうかと思ってブラブラしてたときにふと眼に留まってしまった「手打ちそば」の看板。道頓堀の真っ只中にこんな店があるとは驚き。
ついつい入ってしまった。

メニューを見ると、蕎麦オンリーであとはいわゆる「蕎麦屋酒」のアテ、一品がならぶ。蕎麦にこだわる店主の意気込みがヒシヒシと感じられる。

ざるそばを頼むと、信楽焼の味のある器に盛られた、大阪にしては比較的太目のかっちりした蕎麦。粗挽きのそばの粒が入ってしかも透明感のあるそばだけに十割かと思ったが、実は二八だった。蕎麦はこだわりの福井産、水は島本のものを使ったものだそうだ。おお、故郷のそば、嬉しいじゃないの。

福井産の蕎麦だったら、おろし蕎麦を頼むんだったなと思って、「おろし、ないんですか?」と聞いたら、しっかりありました。あら、メニューにも書いてあるわ。見えなかっただけ。しかも辛味大根でやってくれるとある。おおー、不覚。

蕎麦はかちっとしているが、のどごしなめらか。蕎麦の香りもふんだん。だしも力強く、蕎麦湯を注して飲んだときの深い味わいがなんともいえない。

蕎麦湯も真っ白で濃くって、単独で飲んだときも微妙な甘さが感じられる。濃〜い蕎麦湯が出てきたときの楽しさって、蕎麦好きの醍醐味じゃないだろうか。十分満喫。食べ過ぎました。次回は間違いなく辛味大根のおろし蕎麦です。

大阪道頓堀 手打ちそば 星(あかり)
大阪市中央区道頓堀1−1−9 豊栄ビル1F
06−6212−5450
お店HP   http://doutonbori-akari.com/default.aspx
店主ブログ http://blog.soba-akari.com/ 

博多ラーメン一蘭 道頓堀店

Ouvd4nbu 博多ラーメンの雄が道頓堀に店を出したとは知っていたが、たぶん行列だろうと思って行く事はなかった。まず自分から行列してまで食べるということができないほどいらちなので、休日のたびに川沿いに並ぶ三重の行列を見れば殆ど行く気が薄れていく。でも今日はたまたま早く仕事があがったので、この時間なら大丈夫だろうと思い切って寄り道。そして思ったとおり余裕。

博多でもおなじみ、両側に壁がある図書館状態のカウンター。従業員の顔も見えず、無機質なスタイルがまかりとおるこの不思議さ。違和感は拭えないし、「落ち着いて食べてもらうため」といいながら、あんまり落ち着かない。相手にとっては機能的なんだろうけど。

でも味はやっぱりいいんだよね。スープもすっきりして雑味がなくて、細麺にうまくからんでくる。粉っぽさを残した独特の麺も噛むと旨みがでて、歯ごたえも悪くない。少しかかってる唐辛子ベースのタレ(?)の辛さがシャープで、これもアクセントになって、不思議と後引く。

その道の人、博多の「通」のような人に評判がいいとはいえないようだけど、でもやっぱうまいと思います。素直にまた来たいと思うから。

博多ラーメン一蘭 道頓堀店
大阪府大阪市中央区宗右衛門町7−18
06−6212−1805
11:00〜翌6:00
無休

2008年4月 9日 (水)

アーセナル散る、残酷な現実

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リヴァプールとの3番勝負の最後は敵地アンフィールドでのチャンピオンズ・リーグ2ndレグ。今までの2戦を引き分けで終えてきたアーセナルにとっては絶対に負けられない一戦だ。

リヴァプールはこの試合、トーレスとクラウチの2トップ、4−2−3−1を崩して、あえて4−4−2の布陣。対するアーセナルは順当というか、もはやこれしか手がないアデバヨール1トップで、トップ下フレブのフォーメーション。

前半の立ち上がりはアーセナルペース。リヴァプールもいつもとちがう布陣で戸惑いがあるのか、動きが悪い。そんななかで前半11分、ゴール前の混戦の中でセスクとフレブのパス交換の中から、フレブのボールをゴール右で受けたディアビがシュートを放って貴重なアウェイゴールで先制!

その後もアーセナルがボールを持つ場面は多いが、選手の動きが鈍い。パスを単調に廻すのみで緊張感に欠ける展開が続く。こんな局面を打開してくれそうなのは、今のアーセナルには若きテオ・ウォルコットくらいしか見当たらないが、今日は未だ控え。

そんな中で30分、やはりこの男が状況を変えたリヴァプールを率いる主将、スティーヴン・ジェラードのコーナーキックが厳しい精度でゴール前に入ってくると、ヒューピアがセンデロスの甘いマークを軽く外してヘッドで押し込んで同点。試合は振り出しに戻った。

これでリヴァプールは勢いが戻ってきた。前試合で存在感を見せつけた長身クラウチも、ゴール前で脅威となりアーセナルに不気味なプレッシャーをかけ続ける。ジェラードも今まで何度もリヴァプールを救ってきた強烈なミドルを放つ。デュルク・カイトは攻守で走り続け献身的なプレイを続ける。

そんな中で38分、フラミニが左足首で捻って退場。今まで抜群の運動量でセスクとともに中盤を支えてきたフラミニのアウトがアーセナルの行く手に暗い影を投げかける。

そして結局フラミニはアウトで、ジウベルト・シウバを投入。ここで今シーズンは活躍のないジウベルトしか出せないところが後半のアーセナルの選手層の薄さ。フラミニ、担架で運ばれているときは表情にそれほど苦痛の色はなかったが、今まで中盤を支えてくれた功労者だけに、ケガの程度が心配。。。前半はなんとか1−1で終了。

後半もリヴァプールペース。立ち上がりからクラウチのシュートがアルムニアに襲い掛かるがこれはセーブ。52分、トーレスが右からドリブルで持ち込んでのチャンスメイクは最後クラウチのシュートに繋がるも決まらず。ゲームの流れはリヴァプールに傾いた中で、周りのファンも勢いづいてリヴァプールに力を与え続ける。この試合セスクもかなり疲れているのか、ボールに絡む機会が少ない気がする

60分を越えた時点でウォルコットもウォーミングアップ開始。両チームとも仕掛けをうかがうような展開が続いていく。61分右から持ち込んだボールをエブエがシュートを狙うが、前の試合でも最後に滑ってチャンスを自らつぶし続けたエブエ、お約束のように最後の詰めを誤ってまたしても滑りがちにゴール外へ...何度同じ事をしたら気が済むのか!

そして68分、小康状態にあったゲームを打ち破ったのはリヴァプールだった。ロングからのボールがクラウチに当たって、落ちたボールを決めたのはフェルナンド・トーレス!ついにリヴァプールが勝ち越しの2点目shockこのところの負けパターン、ロングパスからの一発がまたしてもこの大事な場面で出てしまった...

ヴェンゲル監督、たまらずついにディアビ、エブエに替えてウォルコットとファン・ペルシーを投入。72分、1対1になったアデバヨールだったが、枠外に外した。リーグ前半はこういうのをきっちり決めていたアデバヨール、神通力も失せたのか?

77分、ここまでプレッシャーを与え続けたクラウチに替えてライアン・バベル。これでリヴァプールはトーレス1トップのいつもの形に。そしてそのバベル、78分に強烈なシュートを放ってチームに勢いを与える。79分アルムニアのそれほど強くないゴールキックをフレブが反応して拾えない!?やはりアーセナル選手の疲労は極限に達しているのだろうか?

しかし82分、局面を打開したのはウォルコットだった!リヴァプールゴール前からドリブルで持ち上がって、マッシェラーノも置き去って独走、そのままアデバヨールにパスを預けて、アデバヨールがゴール!アウェイゴールを決めて引き分けに!
しかしその直後、わずか1分後にバベルのドリブルをコロ・トゥレがファウルでペナルティキックに。そしてジェラードがきっちりとゴール右上隅に決めてあっさりと3−2。アーセナル、ツキなし...リヴァプールはトーレスも下げて守りに、そりゃそうだ。

そしてダメ押しは92分、ライアン・バベル。もはや攻撃しか道がないアーセナルのスキを突いてカウンターを決め、セスクも必死で帰ってきたがこれを振り切って1−1、アルムニアも止められずゴールを決めて4−2、これでアーセナルはジ・エンド。アーセナルの現実的なタイトル挑戦の戦いは終った。さすがチャンピオンズ・リーグでのリヴァプールの強さは伊達ではなかった。

フラミニをケガで失ったアーセナル、またしてもタイトルの可能性を失い、残るは首の皮一枚のリーグ戦。前半の快進撃を考えればあまりにも過酷な現実がヤング・ガナーズに迫りつつある。たとえ若い彼等にしても、この状況はあまりにもつらいものではないだろうか。アンフィールドには魔物が潜むとはいっても、辛すぎる現実...

セスク・ファブレガスの悲しい表情がこの試合の全てを物語っていた。残すは週末のマンチェスター・ユナイテッド戦だ。このまま終るにはあまりにも悲しすぎるのだが...

2008年4月 7日 (月)

雪のマンU VSミドルスブラ戦

Wkkrb15z リヴァプール戦に引き分けて、またしても勝ち点を積み上げられなかったアーセナル、首位のマンチェスター・ユナイテッドの背中は遠くなるばかり。

そのMU、終盤に来て抜群の選手層、クリスティアーノ・ロナウド、ウェイン・ルーニー、カルロス・テベスの決定力、攻撃力が物を言っている。アーセナルに決定的に欠けているもの、それは彼らのように自らゴールへのわずかな隙間をこじ開けていく執念なのかもしれない。特にルーニー、彼のがむしゃらさ、それでいて時として自らのゴールにこだわることなくロナウドに預けて得点を演出する柔軟さロナウドの派手な得点よりも今季はルーニーの硬軟自在の攻撃に魅せられた

そのマンチェスター、4月だというのに雪が舞う天候の中でミドルスブラ戦。降格圏内ではないものの、低空飛行が続く相手からすれば圧勝しても当然だったが、いやはや予想を大きく覆す凄い試合となった

前半10分、ゴール左からキャリックが水平に蹴り込んだボールを右に居たダントツ得点王、ロナウドが決めたときにはやはり一方的なゲームかと思った。

しかしミドルスブラはすばらしいスピリッツを見せ、再三マンチェスターゴールを脅かし続ける。両者息詰まる攻防は展開が速く、イングランドサッカーの真髄!そしてついにはミドルスブラがチャンスを活かして逆転に成功。1−2と大金星に大きく迫った。霙状態から、大きな雪も舞い散るピッチには悲壮感も漂った。

しかしそれを覆したのは、やはりこの男、ウェイン・ルーニーそしてお膳立てをしたのは韓国人選手、途中交代で入ったパク・チソンだった。

パク・チソンがゴール右で得たボール、フェイントでDFをかわし、ゴール前に走りこんできたルーニーに落ち着いてパスを出して、ルーニーが同点弾を叩き込んだ。まさに技あり、冷静な彼ゆえに演出できた同点ゴールだった。

その後も両チームの激しい攻防は止むことはない。いつ、どちらが得点してもおかしくない場面を、それぞれ必死のディフェンスで守り抜く。

2−2、残り時間が少なくなってもミドルスブラの攻撃の手は緩むことがなかった。最後の最後までマンチェゴールに襲いかかり、ラストプレイでもあわや得点か、という所まで追い詰めたが紙一重、最後のネットを揺らすことはできなかった。

結果は2−2の引き分け、これで1位MUと2位チェルシーは勝ち点差3、3位アーセナルとは6点差となった。アーセナルにとっては厳しい状況に変わりはないが、それでも得点差は拡大せず首の皮1枚繋がって直接対決となった。チェルシーは直接対戦を残し、逆転優勝も十分狙える状況だ。3強の戦いが少し緊迫感を帯びてきたか?

それにしてもこの試合は攻防の激しさ、両チームの気迫あふれる試合展開、息つく暇のない緊迫感にビリビリさせられた。実力差があっても何かやってくれるんじゃないか、と期待させて実際にやってしまうのがこのスポーツの醍醐味、ラグビーじゃこうはいかない。サッカーの魅力はここにある、ってことを感じさせてくれる素晴らしいゲームだった

帽子屋BARは日曜もオープン

Qnoydk81 最近出没頻度の高い帽子屋兼ワインバー。ワインはイタリアワイン専門で、グラスはカジュアル。オーナー、ソムリエールの趣味だろうか、濃い強いワインよりも、酸がきれいで穏やかなワインが多い。

今日いただいたのはトスカーナ、サンジョゼーゼ100%のIGT。ワイナリーは19世紀に遡る歴史を持ったモンテローリという生産者。ローザ・ディ・ヴェンティ、「風のバラ」かな?そういえばラベルもバラなのか?

強い主張はなくて、中庸な感じだけどまろやかで軽快な味わいになっている。可愛いワイン。でももう少しキビキビした酸があったほうがサンジョゼーゼらしくてチャーミングかな?

さてこの帽子屋さん、ミーツに紹介されたときには「日曜日休」と紹介されていたが、実は日曜日も当面空けているんだとか。関西どっとコムのグルメでも紹介されている。動画付きでオーナーさんも出演。
http://www.kansai.com/gourmet/G0002022

店頭にスクーターか黄色のチェアが出ていれば開いている証拠。昼間から帽子を選びつつ昼酒もありです。気が向けば、前の公園で一杯もありかも。

ということで、落ち着いて過ごすには案外日曜日がオススメなのかもしれない。このワインをいただいたときも日曜日、開店は確認済み。

自分は飲み専門なので頼んだことないんだけど、実はアテもうまいらしい。次回は何か頼んでみるか。まずはパニーノかな?

帽子屋BAR COPPOLETTA
http://www.coppoletta.jp/
大阪市北区豊崎3−6−4 アクティ北梅田1F
06−6375−5286
12:00〜24:00
不定休

2008年4月 5日 (土)

アーセナル・リバプール3番勝負、第2戦

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アーセナルとリヴァプールの3番勝負の第2戦はリーグ戦。前節5位のエヴァートンに勝って最低ノルマの4位確保、来年のCL出場権が見えてきたリヴァプールがジェラードとトーレスをサブに置いて、クラウチの1トップ完全にCLシフト。マッシェラーノもリーグ戦3試合出場停止でこれもCLには有利?

かたやアーセナルも軽いケガのアデバヨールを控えに残して、ベントナー1トップ、左サイドにウォルコット、右にはエブエを配置

前半2分、久々のクラウチが強烈なミドルを放つも、アルムニアがパンチングで逃れる。8分、アーセナルが攻めあがって右サイドのホイトに託すも、滑ってゴール前にいい球が送れずレイナがキャッチ。

11分、ウォルコットが左からドリブルで持ち込むが倒されコーナーキック。これは直接レイナが弾いてセーブ。

16分クラウチからのパスをゴール前に詰めてきたリーセがシュートを放つがゴールの上へ。クラウチ、久々の試合出場で前半はよく動き、球も集まる。高さがあるだけに、怖い存在。前半の中盤はリヴァプールの動きが勝り、アーセナルはなかなか攻めあがることができない。今日はパスをしても、インターセプトされる場面が多く、やはり連戦の疲れなのか?

しかし徐々に両チームにチャンスが生まれ始めた。33分、セスクのこの試合初シュートはゴール左の枠外。34分、ベントナーのシュートはキーパー真正面。すぐ後にもゴール右に居たベントナーにボールが通るが、持ちすぎて相手DFに囲まれた挙句、シュートでもパスでもない苦し紛れの浮き球を蹴って自らチャンス放棄。またしてもイライラがつのる展開...

そしてついに41分、レイナの長いゴールキックから、ゴール前のクラウチに通り、アーセナル包囲網をかいくぐってゴール、先制はリヴァプール。そして前半は0−1でリヴァプールのリードで終了。

アーセナル、前半はチャンスを雑なプレイで自らつぶし続ける。そしてサイドを全く生かす事ができていない。サイドをドリブルで切り込んでいける選手はかろうじてウォルコット一人。フラミニもそういうタイプじゃない。ベントナーはボールを持っても持っていないときもプレイが消極的かつ無責任。終盤での選手層の薄さがモロに出ている試合...

後半が始まるも選手交替はなし。引き分けでもいいリヴァプールはスペースを詰めてよく守り、アーセナルのパスをことごとく切っていく。51分、ウォルコットがドリブルで攻めあがって作ったコーナーキックのチャンスも生かせない。
そして53分、トラオレが倒されて得たフリーキック、セスクの蹴ったキックはきれいにゴール前フリーのベントナーにドンピシャで、ベントナー、ここはヘッドで押し込んで同点ゴールを決める

57分、ホイトに代えて控えのアデバヨールを投入。まだまだリーグ戦を捨てるわけにはいかないヴェンゲル監督。後半はアーセナルのリズムが出てきた。ゲームの展開も速くなる。そして65分、今度はリヴァプールがペナントに替えて主将ジェラードを投入

アデバヨールが入ってゴール前のチャンスも多くなってきた。アデバはボールポゼッションも細かでしかも献身的、出そうなボールも追いかけて拾っていくのはさすがだ。

71分、トラオレに変わり、左サイドにクリッシー74分にはベナユンに替えてボローニン。主力の投入で後半の中盤は一進一退。77分、左からのベントナーのクロスにギャラスとフラミニが交錯。ここでギャラスはコンタクトレンズが外れて一旦ピッチを出て、その間に80分、ここまで好調のクラウチを替えてついにフェルナンド・トーレスを投入。そして同時にアーセナル、フラミニを下げてフレブ投入残り10分で一転、両チーム総力戦に突入

息詰まる緊迫した攻防。どちらにも小さなきっかけで点が入りそうな展開でお互いにチャンスもあったが、双方とも均衡をこじあけることは出来ずについにホイッスルアーセナルにとってはまたしても痛すぎる引き分け

これでMUが勝てば勝ち点差は7に拡大。残り5試合で次節直接対決を残すも、それに勝ったとして4点差をひっくり返すにはMUの負け2試合が必要、と全くの他力本願。この引き分けでアーセナル、現実的にはリーグ戦での優勝争いに終止符が打たれる結果となったと考えなくてはならない(泣)。

勝ちにいって勝てずに、タイトルの可能性がCLに限られたと言っていい状況のアーセナル。消耗した上に敵陣で再びリヴァプールと戦う不利、これを跳ね返す力が残っているのだろうか。残っていると信じつつも来週水曜日に全ての決着がつくようだ。

渋滞にも負けずフットサル

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最近は月2ペースで定着しているフットサル。暖かくなってきてようやく気持ちよく動けるようになってきた。(技術はついていきませんが...)

今日は万博で13:00から。しかし昼ごろ代表から「渋滞あり、注意」のメールが。そういえば今日は花見の真っ盛りで、しかも4時からはガンバ戦。これはやばいぞ、遅刻者続出では、と思いつつ阪急電車で現地に向かう。

15分前に万博フットサル場に着くが、駐車場は満杯。そして案の定誰もいない...定刻の13時になっても2人。1時間8千円で2時間とすればcoldsweats02

しかしそのうちぼちぼちと人も集まり始め、なんとか4VS4ができる状態に。こんな状態だから他のチームも同じらしく、グランド側も30分後ろ倒ししてくれた。13:30から開始。

でも人数キチキチで休めない。7分やって5分休んで、また7分のペース。これはかなりキツイsweat01

やがて10人揃い、休憩枠もできた。暖かくなってきたので体も比較的動く。最近復活させた早朝ランニングも効果あるのかも。でも相変わらず廻りを見てないね。すぐあせってとんでもないところにパスを出しちゃうのは、もう自己嫌悪。

ただ守りは少なからず意識的にできたかな?今日はなるべく簡単に中央に入れさせない、あまり相手に詰めずに外へ追いやる、できる限り味方とかぶらずに相手をマークするということを意識してみた。できなくても意識することは悪いことじゃないよね?

ということで2時間やってかなり疲労しました。帰りの阪急山田駅までの足取りの重いこと。この後も予定キャンセルしてそそくさと帰宅、休養。夜のアーセナルVSリヴァプール戦に備えることに。さてリヴァプール3番勝負の第二戦はいかに?

2008年4月 4日 (金)

第1戦は引き分け、CLリヴァプール戦

Zevgwwrt いよいよ始まったアーセナルVSリヴァプールの3連戦。まずはチャンピオンズリーグの1stレグ。リーグ戦のタイトルがただでさえ遠のきつつあるアーセナル、前節リーグ戦で消耗戦を強いられて疲労もあるだろうが、絶対に負けることがでできない戦いだ。

場所はホーム、エミレーツ。芝もきれいに整備されていて眼にも鮮やかgolfアーセナルは4−4−2でアデバヨール、ファン・ペルシーの2トップ。対するリヴァプールは4−2−3−1でフェルナンド・トーレスが1トップで、ジェラードがトップ下に控える。

立ち上がり、雨も降ってきて前の試合を髣髴とさせる。いや〜な予感も浮かんでくる。しかし実力伯仲の相手だけに、試合も締まってなかなか決定的なチャンスは生まれない。アーセナルはじっくり相手の出方を窺うようにパスを廻していく。前半7分アデバヨールが右サイドから攻めあがり、GKレイナが飛び出しすぎてゴールを見失ったかのようだったが、ここは決められず。

前半14分はリヴァプールのチャンス。右からジェラードのミドルはカーブがかかって面白いコースを描く。アルムニアが弾いてコーナーキック。再びジェラードが左からコーナーキック、これがゴール前に落ちて混戦状態になるも、セスクが体を入れて防いで逃れてピンチ脱出。さすがスティーヴン・ジェラード、危険極まりない...

前半19分、今度は右からのセスクのコーナーキック、これをトゥレがヘッドで合わせるも枠外。直後20分にはフラミニからの縦のロングパスをファン・ペルシーが走りこんでシュートを撃つが決まらず。21分にもゴール正面、ペナルティエリア外からのファン・ペルシーのシュートは決まらず。

しかしついに23分、右コーナからのファン・ペルシーのキックを髪を切って不調になった(?)アデバヨールが久々、ヘッドで決めてアーセナル先制!lovely

しかし直後の26分、ジェラードが左から自ら持ち込んだボールを右に水平パス、そしてそこへ入ってきたデュルク・カイトが押し込んで同点shock。痛いアウェイゴールを与えてしまった。リヴァプールはこの試合初シュートで初得点。さすがジェラード、間髪入れずにチームを立て直してくる力、特に個人技には脱帽。

32分、リヴァプールはライアン・バベルがシュートを撃つもこれはアルムニアの真正面。34分にはジェラードがゴール左からフリーキック、これを右に位置するトーレスに届くがゴールは打てず。36分、バベルが左サイドから攻め込むもトゥレがうまくカット。リヴァプールが攻めのペースを掴みそうだが、アーセナルのディフェンス陣が的確に相手の攻めを断ち切って決定的チャンスを与えないそしてお互いに攻め手を欠いたまま前半終了。リヴァプールはアウェイゴールを得て、比較的抑え目の守備的試合運びだ。

後半は最初からファン・ペルシーを下げてウォルコット投入。ファン・ペルシー、またしても怪我らしいが大丈夫なんだろうか...ウォルコットは左サイドに張って、アデバヨール1トップ、トップ下フレブの形に。

後半47分、セットプレーからカイトにつながり、カイトがらペナリティエリア内左からシュートを放つも、これはアルムニアがファインセーブ。54分、快足ドリブルで左から運んだウォルコットが放ったミドルは決まらず。

後半63分、トーレスが仕掛けて敵陣深くに持ち込みクリッシーがディフェンスに付く。ボールをキープしようとする中で滑ったトーレスが運よくファウルを貰う。ジェラードがFKを蹴るもこれは決められず。

その後フレブがドリブルでゴール前に切り込んでカイトが倒したように見えたがノーファール。

後半66分、エブエを代えてベントナー投入、アウェイゴールを与えたアーセナルは得点を取りにいく。そのベントナーは左に入って、ウォルコットは右へ。ウォルコット、何処でもできる器用な選手だ。ヴェンゲル監督も使い勝手がいいんだろう。

前半は目立たなかったセスクもミドルを放ったり、起点になったりで期待に応え始めた。そして69分、セスクのシュートはゴールラインにいた見方ベントナーの足元に当たって弾かれる。当たらなかったら入っていたんじゃないかと思うんだが...こぼれ玉で仕方ない面はあるけど、ベントナー合ってないな。

後半はアーセナルが圧倒的に攻めるが、リヴァプールが気持ちを切らせずに守りきっていく。これまで好守で運動量豊富だったシャビ・アロンソも下げてレイヴァを入れて守備固め。

こうなるとアーセナルといえども最終ラインを突破して決めるのは至難の業。リヴァプールは更にギャラスに封じられていたトーレスを下げて「松浪」ヴォローニンを入れる。そして結局攻めきることができないまま試合終了1stレグは1−1の引き分けという不本意な結果となった

ホームで勝ちきれず、相手にアウェイゴールを与えて、次節2ndレグは勝つしかなくなった。敵地アンフィールドで背水の陣で戦うこととなったアーセナルだが、今までは追い詰められて真価を発揮してきたヤング・ガナーズ、それほど悲観はしていないし、かならず決めてくれるだろう。次はもう1戦、エミレーツで再戦になるが、集中して勝ち点3でタイトル争いを続けて欲しい。

でも本音はもう少し楽に見させて欲しいなぁsweat01

2008年4月 3日 (木)

スラ・ヴィンヤーズ シラーズ2007

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2、3年前だったら期待もしていなかった場所のワインが評判になっている。日本のワインも甲州やメルローは一定の評価を受けているし、最近は中国、ウイグルなどで大規模なブドウ栽培、ワイン作りが始まっているらしい。

しかし、今最も注目を浴びてしかも凄いポテンシャルを秘めているとすれば、それはインドじゃないだろうか。その代表格がこのスラ・ヴィンヤーズ。

シリコン・バレーのファイナンシャル・マネージャー、ラジーブ・サマント氏が故国インドのデカン高原地帯で始めたワイナリー。一般に暑い地域と思われるインドだがこの地帯は標高600メートルを超え、昼は暑く乾燥するが夜は涼しい気候がブドウ栽培に適している。

そしてこの地域で有機栽培を実践、環境に優しい農法を大々的に展開して今やインドワインのパイオニア的存在となった。

さて、色はそこが全く見えないほどの黒々としたルビー色。エッジまで緊密に色素が入っており、煮詰めたジャムのような色だ。香りは湿った犬の毛、粒胡椒、しば漬け、山椒の香り。

アタックはスパイシーさと程よいブドウの甘さ。しかしすぐ活き活きとした伸びやかな酸がやってくる。それも刺激的ではなく、丸さを帯びたやさしい酸。それが収まると巨峰ブドウを食べた時のような甘酸っぱさが感じられる。そのベースに感じられる粒胡椒を噛み砕いたときのようなスパイス感がしっかりある。

この酸とスパイスの確固たる味わいがこの価格で、このバランスで出るとは一体どういうことなんだろう?正直信じられない。特にこのキビキビとした酸、チリでもカリフォルニアでもめったにお目にかかれない。

余韻は上品なやさしい果実味がじんわりと引いていく。そんな中で口の中に漂うスモーキーな香りが心地よさをかもし出す。

この価格でこの複雑多様な味わい、それが見事に調和している。それでいてボリューム感もすばらしい。最近では出色の出来だ。安心して薦められるワイン、今のところはこれ以外にはないかな?

【創酒タカムラ 1,200円】

阪急中津駅前の桜

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7分位までは来てるかな?

何処でもそうだけど、土曜日が見ごろでしょう。

手近なとこで十分かな?

2008年4月 2日 (水)

アクセス6万超御礼

ブログ開設から15ヶ月経過で、現在ユニークアクセスが6万を超えました。ビューアクセスは16万超です。

最近は日平均200人越してます。どうもありがとうございます。このまま狭〜い範囲でやっていきます(というか、こうでないと続かない...)ので、今後ともよろしくお付き合いください。

セスク、決勝への決意

H4wvq2fl 今日から始まるリヴァプール3連戦。試合開始は3時からで、テレビも見れないので勝利を信じて明日の結果を待ちます。さすがに週の中日で徹夜はキツイ...

このところ勝利から遠ざかっていたアーセナルも、ようやくセスク・ファブレガスの決勝点で勝ちを掴んだ。たとえ相手に当たったとはいえ、決めて欲しいときに決める、さすがセスク!大黒柱!!

そのセスクもこのところの不調振りには少しヤケも入っていたようだ。珍しくぼやきが聞こえてきた。

自分達が負けたり、いいプレイができない時は、いつだってみんなが楽しそうに思えるんだ。いい試合をしようとしている選手に向かってどうして反感を持つのか、未だに理解できないよ。」

「今までずっといいサッカーをしてきたんだ。でもみんな僕達が負けるのが見たいんだ、そうとしか思えないんだよ。」

でももしリーグで優勝したいのなら、もう負けるわけにはいかない。前向きに考えなくちゃ。絶対にできると信じないとね。何があろうと最後まで戦い抜くさ。僕達は改めてそう決意したんだ。状況を変えることはできるはずさ」

「マンチェスター・ユナイテッドはチェルシー戦を残しているし、僕達だってオールド・トラフォードで必ず勝つよ。昨シーズンでは勝利をもぎ取ったし、ここしばらくだって何度かあった事じゃないか。今回できないわけがないよ。」

「一試合ずつ進まないとね。シーズンの終わりまでどの試合だって決勝戦のようなものなんだよ。」

プレミアも正念場だが、チャンピオンズ・リーグもまたプレミア勢の戦い、リヴァプール戦が控える。トーナメント戦にめっぽう強い相手を蹴散らさないことには、リーグ戦とともにタイトルは見えてこない。

「前回以来のチャンピオンズ・リーグ決勝で戦うことを夢見ているんだ。バルセロナ相手だったら難敵だね、彼らはすごいチームだから。全ての願いは決勝で戦うことさ。たとえ相手がどのチームであってもね。」

できればリヴァプールよりはヨーロッパ本土のチームと戦いたかったと思うよ。リーグ戦の舞台で毎週プレイしてテレビでも見るような選手とやるよりは、バルセロナやレアル、イタリアのチームとやる方がよかっただろうね。」

でもそれが今の僕達に与えられた境遇なんだから、それを乗り越えるしかないんだよ。」

正直リーグ戦の状況が厳しくなっている中で、タイトルの可能性があるチャンピオンズ・リーグの方が重要性を増していることは否めない。タイトルを渇望するセスク、ミラン戦でも見せてくれた気迫のプレイをリヴァプール戦で期待するしかない。その決戦、ファーストレグはいよいよ今夜

ルネサンスとは何であったのか

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イタリアの魅力を母国人以上に我々に伝えてくれるのは作家、塩野七生。見も心もイタリアに捧げつくしたかのような彼女は年老いても超然としたかっこよさがある。だからこそその文章と共に生き方も相まって魅力があるのだろう。

そんな彼女のルネサンスに関する著作の文庫版第1弾がまさに本質に迫る「ルネサンスとは何であったのか」。

日本人にとって異質のキリスト教芸術にあって、なぜルネサンスだけに惹き付けられるのか。この本ではルネサンスの本質に迫る試みを、二人の会話体によって著述していく。一人の質問に一方が答える、質問形式で綴られていくその世界で、自分もまたいつの間にか学校の生徒の如くルネサンスの世界に迫っていることを感じる。

まずはフィレンツェで宗教的束縛から解き放たれた人間的な考え方が花開き、絵画、彫刻といった芸術が自由を得た鳥の如く大きく世界に羽ばたいた。そして異教の文化として打ち捨てられたギリシャ、ローマの世界が再評価され、それらの遺跡が多く放置されたローまに文化の中心が移る。しかし政治都市でもあったローマは法王権力と世俗の覇者、皇帝権との争いの中で疲弊する。

その後継としてルネサンスの最後の光を放ったのは、経済にこそ自国の生きる道と思い定めたヴェネツィア。権力が一身に集まることを極度に恐れたこの国は集団指導体制を敷き、それを国是としてイタリア国家のどこよりも長く存在した。

ルネサンス、その言葉の響きもまた魅力に溢れているが、日本人でさえもその世界に憧れるのは人間というものの善悪ない交ぜの存在を許容しながら美術への探求、そしてあくなき欲求を抑える自制心が現代と共通するからかもしれない。

現代人からも共有できる精神、それが500年以上も前に発生したことに対する驚嘆、そしてそれを体現する美術的作品の数々、それがルネサンスの魅力に直結している。そんな世界を堪能できる文庫だった。

ルネサンスとは何であったのか
塩野七生著
338p
552円(税別)

2008年4月 1日 (火)

ラ・スピネッタ イル・ネッロ・ディ・カサノヴァ2006 IGTトスカーナ

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ある土地で名声を得た生産者が違う土地で挑戦する、それがトスカーナでは?

ピエモンテで「サイのマーク」で有名なラ・スピネッタ。バルバレスコで有名な生産者で120haの畑から生み出す数々のワインは、いずれも異なる土地の性格をくっきりと表現しているとの定評がある。

そんなピエモンテの雄が、もう一方の横綱的生産地、トスカーナでサンジョヴェーゼのワインを産み出し始めた。2005年が初ヴィンテージで、このワインは2006年。

色は濃く凝縮感のあるルビー色。エッジまで深く色素が詰った稠密な色あいだ。香りも甘く、濃さを感じさせてくれる。カシスリキュール、チョコレート、ゴム、干しプラムの香り。

アタックはまだ堅さの感じられるタンニンと鮮烈な酸。飲み下すのに少し一苦労する粗さ。しかしタンニンは細かで、緻密。時と共に練れた味わいになってくるポテンシャルを感じさせる。

ミッドは粗い味わいが治まったときに広がる繊細かつ穏やかな旨み。嵐を切り抜けた船の航海のように、そこにはやさしい落ち着いた世界が展開する。この上品さはこの価格帯のトスカーナにはあまり感じられない。さすが名手は場所を選ばずといったところか。

余韻はほのかな甘さが広がり、心地よい旨みがきれいな後味を形作る。その後味も長く続く。

まだまだ堅さ、粗さは感じられるが、それとタメを張る品格への期待感。若いだけに将来を期待させてくれる味わい、さすがスピネッタ。サイのマークは信頼感の現れ?

【阪神百貨店梅田店 3,200円】

ルーシリエールM.M.V NV イヴ・キュイエロン

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甘口のワイン、最近はあまり人気がないのかもしれないが、デザート的に飲めばやはり魅力がある。甘口と言えばソーテルヌがまず頭に浮かんでくるんだろうけど、探せばいろいろあるんだが、手間隙かかる分やっぱ値段は比較的高価。

そんな中で、たまたまローヌの甘口ワインが目に入った。造り手はローヌの名手、イヴ・キュイエロン。ローヌの白ワインの白眉、ヴィオニエから作られるコンドリューにかけては右に出るものはないと評価も高い。そんな名手の作るリーズナブルな貴腐ワインとなれば試さずにいられる?

この甘口ワインはヴィンテージの記載がない。ローヌの白ワイン品種、ヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌの貴腐で作られるワインだ。

香りは杏、白桃、缶詰シロップの香り。色合いは薄めのアンバー色。

最初は穏やかな甘さで、驚くほどの凝縮さ、濃さはなく案外さらりとした甘さ。だからこそしつこさがないので、するっと飲むことができる。バックにあるかすかなほろ苦さがアクセントとなっている。繊細な感じで、品を失わない甘口といったところだろうか。

甘さのボリューム感よりも、熟したパッションフルーツのジュースを飲んでいる感覚で、案外するするっといけてしまう。余韻も爽やかで、砂糖っぽさはない。

甘口には違いないが、砂糖漬けのようなくどさとは違う、ほのかな酸味とかすかな苦味も残した味わいだ。あまりコテコテの甘さは疲れるので、これくらいがちょうどいいかも?嫌味のない味でさすが名手、リーズナブルに良い仕事しはります。

【創酒タカムラ 3,480円】

フランス・ロマネスクへの旅

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教会と聞いて思い出すのは刺々しい天を突くかのようないかめしさだろうか。ゴシック建築の教会も天国への憧れの精華、極限まで突き詰めた芸術なのかもしれないが、やはり痛々しさは否めない。それはその過程で仮借なく葬ってきた異教、異端の影をそこに見るのかもしれない。あるいは、日本人にとっては天上のみに向かう一方的な方向性が相容れないのかもしれない。

そんなゴシック芸術に先立つロマネスクの魅力は何なのだろうか。外見はゴシックほど鋭角的ではないが、それでも既に天へと伸びる方向性は見て取れる。堂内には異形の怪物、文様、細かに刻まれた旧約、新約聖書の世界が広がっている。しかしそこには一定の自制、沈黙が働いている。そうした犯しがたい抑制の力が神秘性を生み出しているのではないだろうか。

11世紀から12世紀にかけて、まだキリスト教の信仰が十字軍という狂信的運動を生み出すことのない時代に花開いた芸術の世界。この本ではフランスの各地に残されるロマネスク芸術をオールカラーで紹介してくれる。専門書が多いこの世界において、この内容でこの価格は新書ならでは。

8地方、24の教会は派手さはないがそれぞれに魅力的で、所々に異教的な装飾のユニークさが感じられ、当時の職人の遊び心、ユーモアにいつの時代でも変わらない豊かな人間性を思わせてくれる。

今では過疎の村になり果てた地にも驚くべき精緻な建築を残したかの時代の人たち。純粋で無垢な信仰が結晶した祈りの世界。そうした世界に触れて思いを巡らすとき、宗教が原因となった数々の紛争が未だ止むことのない現代がつらく思えてくる。

フランス・ロマネスクへの旅
池田 健二著
中央公論社刊(中公新書1938)
221p
1,000円(税別)