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2008年3月

2008年3月31日 (月)

伊丹市民オペラ 喜歌劇こうもり

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日曜日に行ってきたオペラ。伊丹市が市民参加で開催しているこのオペラ、既に20回以上の伝統があるそうだ。友人が合唱に出るということで、今回が初鑑賞。

演じるのは『こうもり』。おとしめられてこうもり博士の異名を付けられた男の、張本人である友人に対する復讐劇だが、暗い話じゃなく、全編に笑いが込められたコメディー的オペレッタ。ワルツの響きが華やかな舞台をさらに彩る。見ていても楽しいオペラで、自分としては今回3回目。CDはカルロス・クライバーの盤が最も著名だ。

このこうもりの序曲はいつ聴いても素晴らしい。「チャッチャッチャッ♪」の弦楽器の疾走感が見る前の期待を高ぶらせる。

そして華やかに繰り広げのられる舞台。第ニ幕オルロフスキー公爵の夜会では歌やワルツとともにちびっ子ダンス、長刀演舞も飛び出した!

三幕刑務所では関西弁丸出し看守の話芸が会場の笑いを誘う。そして大団円では美しくも楽しげな合唱とともに『乾杯』の歌が鳴り響いた。酒を交わす、気のあう仲間との宴の素晴らしさへの賛歌。

3時間の長丁場だったがあっという間に時は過ぎた。終幕の後、一緒に来た友人と共に楽屋裏を尋ね出演者に花束贈呈。苦労話はまた別の機会に。勿論酒は欠かせないね。やっぱりシャンパーニュ?

2008年3月30日 (日)

アーセナル10人でも勝った!ボルトン戦土壇場での勝利

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ついに3位後退、プレミア制覇の夢がかなりつらくなったアーセナル、2月11日以来勝ちがなく、悪い連鎖を断ち切ることが出来ない。今日はアウェイ戦ながら降格圏内で苦しむボルトン戦。チャンピオンズ・リーグを控え、リバプール3連戦、そしてマンチェスター・ユナイテッド戦が待っているアーセナル、ここで勝たねばもはや終戦だろう。

この試合、アーセナルは珍しいサードのユニフォーム。最近の不調のゲン直しだろうか?そしてやはり最近調子を落としているアデバヨールをベンチに置いて休ませて、ファン・ペルシー、ベントナーの2トップ。正直これが機能するのか、この局面でこれしか選択肢がないとはあまりにも苦しい布陣shock。そして強い雨rainがアーセナルに立ちはだかる。

前半の出だしはアーセナルが圧倒。しかしこのところの傾向を再現するかのように、最後の最後でパスが通らない。そんな中で前半13分、チャンスを活かして攻めあがったボルトンは右サイドからのセンタリングをテイラーがドンピシャで決めて先制。またしても追う展開に。

そんなアーセナルの窮状に追い討ちをかけたのは前半30分、ディアビーが危険なタックルでレッド一発退場annoy軽率で危険なプレイは誰が見てもレッドとしか判定しようがなかった。このプレイは一挙にチームを奈落の底に突き落とす。1点を追いかけてしかも10人、そしてこの雨...

そして前半42分、アーセナルが自陣深いスローインから、アーセナルのパスをボルトンが再びカットし、テイラーのシュートはギャラスの足に当たってしまい、アルムニアをかわしてゴール、これで絶望的な2点目が入るcoldsweats02

その後交錯プレイでセスクにもイエロー。悪い流れがどんどんアーセナルに圧し掛かっていく。

後半は一人多いボルトンが2点差を背負って積極的な攻撃を仕掛けていく。一人多いだけじゃない。ベントナー、ファン・ペルシーの動きが悪く、ディフェンス陣の人数的負担は倍化する。

そして後半51分、ようやく攻めあがったアーセナル、セスクはトップ2人に預けず自らシュートを撃つも枠外。後半時間を経るごとにボルトンの選手の動きに切れが目立つ。アーセナルのパスをカットし、翻弄してゴールに攻めかかる。最早アーセナル崩壊の一歩手前。後半60分、追い詰められたヴェンゲル監督はセンデロス、ベントナーを下ろし、ギャラスを上げてディフェンスを薄く、ウォルコット、アデバヨールも投入しての最後の賭けに

しかしこの背水の陣が当たった後半62分、バックスから中盤に上がっていた隊長ギャラスがゴール右でセスクのコーナーキックに合わせて1点を返す。そして後半67分、ペナルティエリア内でフレブが倒されPK。これをファン・ペルシーが落ち着いて決めて同点の2点目、ファン・ペルシーは復帰初得点で息を吹き返した!

これ以降もアーセナルが必死に攻めあがる。後半79分、ウォルコットがゴール前に切り込んでファン・ペルシーにパスを出すが、これは枠外高く外して得点ならず。これは決めて欲しかった...彼は大事な場面でこういう浮かす場面があまりにも多いような気がする。最後のゴール感覚を疑問視してしまうのはこうした点だが。後半87分、フラミニが左から持ち込んだボールも同じように外してしまった!

しかしついに後半89分、混戦の中でセスクの蹴ったボールは相手に当たってゴール右隅に入って逆転の3点目!記録は相手オウンゴールだが土壇場でひっくり返し、そして久々の勝利がやってきた!!lovely後半3点、奇跡的な勝利をものにしたアーセナル。

勝つには勝ったが、消耗戦を強いられたアーセナル。底力は素晴らしかったが、これからのリヴァプール、MU4連戦を思うとこの疲れは大きな不安要因だ。

しかし逆境に強いヤング・ガナーズの真骨頂を示した試合だっただけに、この苦しい4連戦も結果を出してくれることをあきらめずに信じたい

2008年3月29日 (土)

蓮生(福島)

Fnf2qlrr 福島天満宮の裏、古い住宅街の一角にある蕎麦屋。入り口は雑居ビルのそれで、一見蕎麦屋があるとは思えない場所。店内はカウンター4席、テーブル4席、合わせて8席の小さな店舗で、暗い雰囲気の怪しげな雰囲気をかもし出している。店主は女性で、ジャージを着ている不思議さ。そんな中でも恒例の如く辛味大根のおろしを注文。そこで供される蕎麦は十割そばで、透明感のある磨かれたそば。皮も丸ごとすりつぶしたようで、細いが中には粗引きの粒が練りこまれている。しっかりした味わいのある蕎麦だ。辛味もきいている。


Bcrz_xbe 店の中には鳥獣戯画、いや鳥獣戯蕎画が。いつもいく蕎麦屋とは全く雰囲気が違うが、蕎麦はまっとう、というか普通以上にストレート。店主の理想、こだわりが伝わってくる蕎麦だと思った。蕎麦湯も薫り高く濃い。だしと合わせながらじっくりと飲みきった。昼の一時、蕎麦の昼餉もまた一興。


蓮生
大阪市福島区福島2丁目9−22
06−6346−0089
昼 11:30〜15:00
夜 18:00〜21:00
日曜休

本日の靭公園

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4分咲きってとこですかね?

寒いのであまり花見も多くない。
来週は大変でしょー

夥汲(くわぐみ)で酒に浸る

Gvmjyg1a ワインネタばかりやってますが、その次に好きなのは日本酒です。でも最近焼酎を置く店が多くなり、個人的には不満。そんな中、かねてから薦められていた福島のこのお店に職場の友人と突入。レアな日本酒もある、との垂涎物のオススメ言葉につられて仕事場からタクシーで直行。期待通りの品揃え。料理はおまかせコースで3千円をオーダー。日本酒と共に舌鼓。


途中隣に座っていた女性のお客さんが「焼酎はないんですか?」との問い。最近の傾向を考えれば当然だよね。でも店の大将応じて「置いてません。ウチの料理に合わないんです。」(中略、覚えてない?)「日本酒は国酒ですから。」なるほど、こだわってるね、カッコイーね!

おまかせの料理は刺身、はまぐりの吸い物、穴子の煮物、ワカサギなどの天ぷら。貝ってどうしてこんなに日本酒に合うんだろうね。あと公魚(ワカサギ)、10センチクラスで大きかったけど、ほのかなワタの苦味がなんともいえない。日本人でよかったと思う瞬間。

Hs2lyhbu 奥能登の白菊、広島の白鴻で米や年度の違いを飲み比べ、そして東北(浦霞だったかな?)の山廃。この山廃がいつも飲んでいたものと違って酸もおだやかで驚き。すると大将「北陸の山廃とは違いますよね」と言って出してきてくれたのはこの福井、大野の銘酒花垣。そう、この一本通った伸びのある硬質の酸が自分の思っている山廃のイメージ。


約2時間、陶酔の夜はまたたくまに過ぎていった。仕事場からも家からも近いとは言えない(なんとか歩いては行けるけど...)が、だからこそ隠れ家的存在にもなる。あんまり近くだとありがたみはないからね。堪能しました、やっぱ日本酒、いいっすね。

夥汲(くわぐみ)
大阪市福島区福島7丁目18−17
06−6453−2576

2008年3月27日 (木)

イヴ・キュイエロン シラー2006 ヴァン・ド・ペイ・デ・ロダニエンヌ

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ご多分にもれず、ローヌワインもまた高騰傾向。昔は2千円代で手に入ったアラン・グライヨのクローズ・エルミタージュ、今や4千円手前、キュベ物6千円です。セラーに入れていても飲みづらくなってしまった。

でもそんな有名どころも決して高いワインばかり出しているわけではないようだ。最近大阪、土佐堀のタカムラでは廉価版のローヌワインを売り出していた。しかも造り手はピエール・ガイヤール、イヴ・キュイエロンといったピカ一。

このワインはイヴ・キュイエロンがヴァン・ド・ペイのカテゴリーで出したシラー。シラーの本領はやはりローヌだな、と思うのは薬草的な味わい、スパイシーかつ獣的な香りのコンビネーションが感じられたとき。ニューワールドもいいが、果実味重視だからこうしたヒネた感覚は味わえない。いかに優れた造り手でもこの価格帯でそんな表現は果たして可能か?

色合いは黒味の強いルビー色。エッジまで密に色素が入っている。濃縮した果汁といった印象。香りはまず荒びきの胡椒、木材、ロースト香、スモークサーモンの香り。

アタックはまろやかな酸、しかし直後にスパイシーな味わい、そして凝縮した果実の味わいといった異なる感覚の味わいが重層的にやってくる。そしてそのベースには軽やかかつ伸びやかな酸がある。少し堅さ、えぐさも残ることは残るが、パワフルな味わいの中ではそうした欠点もまた好ましく思えるから不思議。

スパイシーかつスモーキーな香りが終始口の中に広がり、鼻腔をくすぐる。この感覚はなかなか消えない。ブドウの力強さを実感させられる。

余韻は収斂感のある程よい渋みと、アニス、薬草系の味わいを感じさせる。その味わいもなかなかに粘り強く、去るを惜しむが如くゆっくりゆっくり引いていく。

このカテゴリーでこれだけ期待するシラーの特質を十二分に味合わせてくれるとは、さすが名手イヴ・キュイエロン!もう完全に脱帽です。この価格でこの品質、ケース買いしても損はしないな、Great JOB!

【創酒タカムラ 2,150円】

2008年3月25日 (火)

カプサネス マスドニス2005 DOモンサン

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一つの国、一つの言語。日本にいると当たり前の事が、世界では殆どの場合当てはまらないことを知る時がある。歴史があり諸民族が交錯した国ならなおの事。アメリカだって歴史は浅いが、今やヒスパニックの台頭と共にスペイン語しかしらない住民が住む地域が存在する。

フランスも南部にはオック語と呼ばれる言語が存在するし、スペインもまたフランコ時代に抑圧されたが、カタルーニャ語やバスク語といった言葉が民族のアイデンティティーと共に再び力を増しつつある。

そんな背景をワインに感じる場合だってある。このワインの裏ラベルにはスペイン語と共にカタルーニャ語が併記されている。そんな地中海、カタルーニャ地方で生まれたガルナッチャ80%、シラー20%のワイン。

かのパーカー氏が高評価をつけたワインといういわくもあったそうだが、カプサネスはモンサンという地区の協同組合。バルセロナの南西130キロにあり、そこでは人口400人の村で80人が働いているのだそうだ。まさに村をあげてのワイン作り、そうした努力が実ってこの村独自のDCを手中にした。そんな背景を思えば確かに旨いワインを作っているに違いないが、さて期待どおりか?

色は落ち着いてどっしりした重量感のある黒紫。グラスの側壁に垂れる足も太く、アルコールの豊かさを感じさせる。香りは干しプラム、黒糖、ユーカリの香り。

アタックはほろ苦さと熟したベリーの甘さ、そしてアルコールのボリューム。少し際どさも感じるが、口の中に納まる範囲で味わいが展開する。酸も感じられ、豊かな果実の甘さを引き締める役割を果たす。

タンニンも細かくこなれている。ただ最初に感じられる甘さ、アルコールのボリュームが中盤に大きく膨らんではこない。初動形のワイン、中盤は思いのほか繊細でもう少し複雑さ、変化の予兆を感じさせてくれる要素があってもいいかと思った。

余韻も最初の味わいが素直に消えていく、そんな感じ。背の高い二等辺三角形を横に倒した、そんな味わいの骨格。あまり凹凸が感じられないのは自分だけだろうか。

評価が高いワインだし、確かにパワフルかつ上品なんだけど、後に残るものはあまり感じられなかった。決して悪いワインじゃないけど、記憶に残るワインではないかな?価格を考えればあまり贅沢言えないんだけど...

【Cave de Terre 淡路町店 2,100円】

韓国料理 すんどーふのまん馬

Rl13mzgc フィットネスで汗を流したらお腹がすいてきたので、まん前にあるこの店に。純豆腐(すんどうふ)専門店で、辛いもの好きには魅力的。北新地入り口の真向かい、「らーめん山頭火」がある通りを歩いてすぐ。

まだ早い時間だから結構すいていたが、いつもは並んでいることが多い。頼んだのはチョリム定食。すんどーふと煮魚、ナムル、キムチ、卵、のりと石釜ご飯がついて1,200円。辛さは調節でき、ここは少し価格アップ(20円)だがピリ辛を選択。

出てきたすんどーふは煮立って吹き上がるほど。ピリ辛だけど魚介類も入っているのでまろやかな辛さだ。そんなに舌を突くような刺激はない。これならもう1段階上の激辛でもいいか?

石釜のご飯をお椀によそって、そのあとにお湯を入れてもらう。蓋をしておくと、おこげがちょうどいいくらいにふやけてお茶漬けのような感覚で楽しめる。ひつまぶしみたいでなんだか楽しい。

すんどーふを食べながらご飯をいただく。だんだん熱くなってきて汗やら鼻やら出てくるけど、これが辛いもの喰いの醍醐味なんだな。煮魚もあくまで韓国風、鯖が甘辛く煮付けてあっておいしい。

結構ボリューム合って十分腹いっぱいになる。女性には量が多いかも?十分堪能できました。

まん馬
大阪市北区曽根崎新地2−4−19
06−6344−4448
月〜土 11時半〜翌5時
日・祝 11時半〜22時


ワインラベルにもアートを ムートン・ロスシルド ワインラベル原画展

0jj6fsvh 六本木ヒルズ、森アーツセンターギャラリー(森タワー52階)で開催されている、シャトー・ムートン・ロートシルトのラベル展。

5大シャトーの1つとして、名声限りないボルドーの銘酒、シャトー・ムートン・ロートシルト(ロスシルド)。そのラベルは1945年以来、いくつかの例外はあれども芸術家達によって描かれ続けている。そんな歴史を振り返る展覧会。

ピカソ、シャガール、バルテュスといった巨匠の他にも、ジャン・コクトのような詩人、彫刻家ヘンリー・ムーア、そしてキース・ヘリング、チャールズ皇太子といった人々がそのラベルを飾っている

テーマ的には羊(ムートン)、ブドウと主題に描くことになっているようだが、芸術家によってはそれに束縛されない作品を描いた。それらのラベルと、それにまつわるデッサン、手紙などの品々、そうした物を通じて画家の人となりにも迫ることが出来る。

作品の合間にムートンのボトルがピラミッドのように積まれたコーナーがあった。下衆だけどどれだけの価値があるのだろうかと考えてしまった。ワインを飲みながらラベルの世界に身を任せる、確かに贅沢の極みだと思う。

ラベルには日本人も2人、堂本尚郎や節子バルテュスもその作品を描いている。美しいものを取り入れることを躊躇しない、伝統を守ることは伝統に固執しないこと、そんな歴史をたどってきたムートンの世界を堪能できる展覧会だった。しかしやはり観客は女性、ゴージャス系の人が多かったな。

ムートン・ロスシルド ワインラベル原画展
森アートセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
〜3月30日(日)

2008年3月24日 (月)

アーセナル屈辱の3位後退、チェルシー戦

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プレミアのタイトル争いもいよいよ佳境に入り、ビッグ4直接対決に。ここまで4戦連続引き分けで首位を明け渡したアーセナルはアウェイでのチェルシー戦。この試合前にリヴァプールを3−0で圧倒したマンチェスター・ユナイテッドはしっかり勝ち点3を積み上げた。後半に来てさすが悪魔は強い...

アーセナルもこのチェルシー戦の後はボルトン戦、そしてチャンピオンズリーグ戦を含めてのリヴァプール3連戦、その後いよいよMUとの激突と厳しい戦いが続く。まずはアウェイ戦ながらチェルシーを破って勢いをつけたいが、チェルシーはホームでこのところ負けがない。

この試合、ケガから癒えたファン・ペルシーとアデバヨールが先発。このコンビで今後も戦えるのは何よりだが、ロシツキーがいないのが残念。果たしていつ帰ってきてくれるのか...

前半はアーセナルがボールを支配し、うまくパスをつなぎつつチェルシーのパスもインタセプトする局面が多かったが、得点にまでは持っていけない。

逆にチェルシーもカウンターになったときの攻めは厳しく、好調ジョー・コールが右サイドから攻めあがってドログバに繋いでいくが、去年ほど精彩のないドログバが決めきれずにお互い決定的なチャンスをものに出来ずに前半終了。

後半も緊迫した展開に。後半9分、ドログバとキーパー、アルムニアが1対1の大ピンチ。ギャラスが戻ってきてプレッシャーがかかったか、ドログバのシュートは大きくゴールの上へ。いい時のドログバなら決めていたかも。

直後11分にはセスクからゴール前フリーのアデバヨールに通るが、キーパー真正面でセーブ。しかし試合展開も早くなってきてゴールの予感も強くなってきた。

そして後半13分、左コーナからのセスクのボールをゴール左に詰めていたサニャがヘッドで突き刺してアーセナルが先制を決めた!アウェイでの値千金の先制ゴールだった。

その後もゲーム展開は速く息詰まる攻防。得点を挙げたサニャが負傷退場、後半23分にはこの試合何度もシュートを狙ったバラックのボレーをアルムニアがファインセーブ!アルムニアはこの試合見事な反応で数々のピンチを防いでくれた。ナイスキーパー!!

しかしやはりチェルシーも底力。後半28分、ドログバがゴール前でトラップして落としたボールをランパードが再びドログバに預け、ドログバがきっちり決めてついに同点...嬉しさのあまりユニフォームを脱いだドログバにはイエローカードのオマケつき。

これでムードはチェルシーに傾いてチェルシーの攻勢が続く。後半30分、アーセナルは流れを変えるべくファン・ペルシーに変えてウォルコット投入。

しかし流れは変わらず後半になってドログバがフリーになる局面が目立ってきた。そして後半35分、替わったアネルカが起点となったボールをドログバが決めて逆転の痛すぎる2点目

後半37分にもジョー・コールからのボールにドログバが合わせるも、これはアルムニアが必死のパンチングで弾く。アーセナルは残り時間も少なく必死の攻撃。後半39分にセスクからのセンタリングもフラミニ、アデバヨール合わせられず。

後半42分でフラミニに替えてベントナーを入れて最後のチャンスに賭ける。ロスタイムも5分あったがついに決まらずアーセナル敗退。ついにアーセナルは3位後退、チェルシーが勝ち点差1で2位に入れ替わった

ゲーム自体は締まったいい試合だったが、サニャの負傷退場以降どうも流れが変わったような気がする。前半は守りきったドログバを後半易々フリーにしてしまったDFの甘さが敗因か。

これで首位とは勝ち点5差でついに3位後退。タイトル争いはかなり厳しくなりMU絶対有利状態。次のボルトン戦で立て直せるか?光明は見えてこない中でヤング・ガナーズの再起に期待したい。

2008年3月23日 (日)

メオ・カミュゼ マルサネ2004

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北浜を自転車で走っていたときにふと目にしたワインショップ。へぇ、こんな所にもと思って入ってみたら、これが凄い。普通の市価よりかなり安い。決して万遍ない品揃えじゃないけど、置いている品は魅力的だし、これはやっぱ「目利き」がいるからこそだろう。思ったとおり「メガネ」の店員さん(?)の知識は生半可ではなかった...

そんな堺筋本町の「ワインハウス グレコ」で購入したのはブルゴーニュ・ファン垂涎の的、メオ・カミュゼのワイン。

メオ・カミュゼ、その名声はブルゴーニュの伝説、アンリ・ジャイエに拠るところが大きい。この稀代の醸造家によって有機栽培、そして効率的な生産手法がドメーヌに取り入れられた。そして最も特徴的な低温浸せき、マセラシオン・ア・フロワ。15度でゆっくりと醸すことで果実味を引き出す。

そんなメオ・カミュゼのマルサネ。ブルゴーニュ最北の地から生み出されるこのワインだが、どんなものか?

色は穏やかで落ち着きのあるルビー色。香りは樽香、杉、スモーク、バゲット、焼き芋の皮の香り。

アタックはまろやかな甘み、そして穏やかだがしっかりと主張のある柔らかい酸。その酸の中には静かでこまやかなタンニンがある。複雑ではない、ピュアでシンプルな果実味。マルサネはそんなワインでいいと思うし、期待している味わいになっている。刺激的な味もなく、とてもまろやか。

ボディも旨みの膨らみがしっかりある。穏やかな酸、細かなタンニン、涼やかな果実味のバランスがきれいだ。

余韻は括弧としたタンニンとベリーの旨みが穏やかに香り、そしてゆっくりと引いていく。

ブルゴーニュも価格が高騰する中、このワインなら高値で出しても売れるはずだがあえてこの価格で出すとは。ワインの味もさることながら、この店の心意気に感服。

【ワインハウス グレコ 3,980円】

ドメーヌ・ド・ランセストラ マコン・ヴィラージュ1998

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面白いワインがあるとの事で、これを薦められた。マコンはブルゴーニュの南、手ごろなシャルドネの生産地として近年消費者からも生産者からも注目を集めている。特にやる気のある生産者は、ブルゴーニュでありながら比較的安い土地を求めて集まっているということだ。

そんなマコン、一般的には早飲みということだけどこのワインは10年近い。そしてこの生産者もなかなかにクセ者だとか。

もともとはサヴォワ地区の生産者だったシリル・アロンゾが生産を止め、ワイン商に転進。そしてマコンでネゴシアンとして売り出したのがこのワイン。サヴォワのワインはヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)のように酸化のニュアンスを帯びたワインが特徴だが、彼もまたそうした熟成ワインを思考しているとの事だ。

色合いは強い黄色。細かな澱も混じっているようだ。香りはニッキ水、シナモン、杏、時間をおいたリンゴのような香り。

味わいはやはり酸化したボリューム感が強い。最初はおだやかだけど、後からすぐに苦味、金属的な味わいがやってくる。ほとんどない残糖感、口に残る収斂感、あまりにも特徴的な味わい、一般向けはしないかもしれない。でもシェリーやマルサラ好きな人には共通するものがあるし、いろいろな味わいの要素を捉えることが出来る。

余韻は思いのほか穏やか。しかし長い時間、シェリーのような香りと共にほんのりとした果実味が漂い、そしてゆっくりと消えていく。

確かに癖の強い味わいで、一般向けはしないかもしれない。でも特徴の無いワインよりも、こうした確実に記憶に引っかかるワインの方が面白い。でもやっぱあまり慣れてない人には薦められそうにはないけど...

【Cave de Terre 淡路町店 3,500円?】

アトリウム メルロー2005 ミゲル・トーレス

Djpokgdj とかく強烈、パワフルな印象のスペインワイン。最近は濃厚、強いワインがもてはやされる傾向もあり、その流れに乗っているという見方も出来るが、「一杯目はいいけど、次は」って感じは否めない。そのスペインワイン最大手、ミゲル・トーレスのリーズナブルワインとあれば...

ただこのワイン、少し見た目が違った。品種は100%メルロー、これってスペインワインには珍しい。メルローはカベルネ・ソーヴィニヨンに比べて渋みも控えめで、タンニンもなめらか。

スペインという土地はブドウと相性がいいのか、どんな品種を作っても「スペインらしさ」、重厚さ、悪く言い換えると厚ぼったさが出てしまう。それを考えるとメルローはスペインとの相性もよさそうだが、あまり多くは作られていない。

今日はCasa Milaに持ち込んでの試飲。香りは控えめながらプラムのような熟れたベリー系の香り強い。色は濃い紫。やはり力強さを思わせる。

アタックは柔らかな酸があり、そこに細かでまろやかなタンニンがうまく溶け込んでいる。口の中に納まる品のよさ、スペインらしからぬ控えめな味わいは好感。余韻は繊細で後口を邪魔しない。

料理を楽しむにはこれ位がちょうどいいと思う。やはりメルローはスペインに合うんだと実感。これからはもっと増えてくればいいんだけど、今後に期待。

【創酒タカムラ 1,980円】

フットサル教室終了

Cdvdd2tp 月イチのフットサル教室も今年度は金曜日で終了。最終回は原点に戻ってのパス練習中心。そしてパスの始めはコミュニケーションから、ということでボールを使わない練習も。相手に捕まらないようにアイコンタクトでパスを廻して走り回る。これが案外難しい。

後半はミニゲーム。いつもながらゲームでは練習の効果がなかなか出ない。最初は気にかけるんだけど、いつのまにかボールだけに目が行っちゃって、いっぱいいっぱいになる...

4月はお休み、5月から再開予定ということで、それまでは基礎体力の維持に努めよう。というか、冬に太った分の解消というだけなんだけど...

2008年3月22日 (土)

エミリー・ウングワレー展

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中之島、国立国際美術館で開催中のオーストラリア、アボリジニのアーティストの展覧会。
http://www.nmao.go.jp/

油絵を描き始めたのは老年期に至ってからで、死の数日前まで創作を続けたそうだ。彼女の場合、考えが先に来ない、大地から感じた物を彼女という稀有なフィルターによって純化し、そして職人のような腕がそれを寸分違わず再現していったのではないか。

驚くのは彼女の作品には土臭さがない、デザイン性に溢れている点。線描の作品、点描の作品があり、後者のほうがとっつきやすいのは確かだ。しかし彼女の点描はスーラの還元的なものではない。モネが眼で見た色彩の粒をキャンバスに固定していった過程とよく似ている。違いは形態の認識、モネは形態の表現手段として様々な光点の合成を行ったが、ウングワレーのそれは形を表さない。ただ粒が在るのみだ。

だから表現が拙いということではない。野原に広がる花畑を見た時、自分もウングワレーのように色彩の粒の集まりとして捉え、そしてその事に美しいと感じる。そんな感情の再現こそが彼女の作品の芸術性であり、洗練 さえ感じる不思議さの源泉になっていると思う。あまりにも素晴らしい眼、そして手、それは大地と直結したものだ。天才という軽い言葉で覆ってしまうべきものではないのだろう。

エミリー・ウングワレー展
国立国際美術館
〜4月13日(日)

2008年3月20日 (木)

チェルシー4点でも引き分け スパーズ戦

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やっぱ点を取るサッカーは面白いlovely。今節で勝てばアーセナルと勝ち点で並ぶチェルシー、相手はカーリングカップ決勝で苦杯を喫しタイトルを奪われたトッテナム。アウェイ戦とはいえ当然勝ちに行く。

そして開始早々前半3分、ジョン・テリーのクロスをドログバがヘッドで決めて先制するも、12分にはセットプレーからウッドゲートが同点弾を決める。

しかしチェルシーは攻めの手を緩めない。前半20分、ジョン・コールがドリブルで切り込んで最後はエッシェンが決めて2−1後半に入ると7分、前半でアシストを決めているジョン・コールが自ら決めて3−1と突き放しにかかる。

しかしスパーズも負けなかった。流れの中で決められなくてもセットプレーを確実にものにしていく後半16分はベルバトフが今季13得点目をヘッドで、後半30分にハドルストーンがいずれもコーナーキックを合わせて得点し、3−3の同点に持ち込んだ。

しかし後半35分、今日は抜群の動きを見せていたジョン・コールが再び自ら決めて残り時間わずかなところでチェルシーが勝ち越し。これで勝負あったかに思われた。

しかし今日のスパーズは違った。ファン・デ・ラモス監督の下食事制限で体も軽くなったか(?)動きのいいスパーズの勢いは衰えない。そしてその時は後半43分、長いパスがチェルシーのカルバーリョの背中に当たりそれがロビー・キーンの足元にポトリ。これを捕らえたキーンがペナルティ・エリア外から強烈なミドルをゴール右上隅に決めて同点。キーンはこれが今季14得点目。

ロスタイム、ベルバトフがGKクディチーニと1対1になる決定的なチャンスがあったが、サッカーの女神はそこまでスパーズに味方しなかった。これはクディチーニのスーパーセーブで防がれて、大逆転はならず結局4−4の引き分けに終った

チェルシーは勝てた試合を落として勝ち点1。アーセナルに並ぶことはできずに日曜日の直接対決に。

スパーズはセットプレーから3点とはいえチェルシー相手に引き分け、得点も挙げていいパフォーマンスだった。

両軍合わせて8点、スピードもあり、緊迫した展開の速い試合だった。やっぱサッカーは点が入らないとね

しかしこの試合唯一いただけなかったのはもう一方のコール、アシュリー・コールangry。スパーズのDFハットンめがけて危険なタックル、ハットンの脚めがけてスパイクの裏を向けていったプレイ。一発退場でもおかしくない、限りなく赤に近いイエローだった。annoyそして当然の如くこの試合中アシュリー・コールがボールを持つたびに大ブーイングの嵐。エドゥアルドの例もあるだけに、危険なプレイが選手生命を失いかねないことを自覚してもらいたいものだ。

北浜に鯨の化石?

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北浜高麗橋のたもと、砂地に出現した背骨。大魚の化石か?と思わせるその迫力はやはり大阪時間の展示。
國府理さんのROBO Whale。國府理さんはこうしたメカニカルな乗り物の作品を発表している。

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ふと見ていたら、誰かが作品上で作業を始めた。たぶん作者自身だと思うんだけど給油してバッテリーをつないでいる。予想はつくが、剥き出しの大型の羽はちょっと怖い。退避命令も出て、観客一同フェンスの外へ。

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やがて火花と共に羽根が廻り始めた。まるで鯨がどこかに飛び立とうとしているかのような雰囲気。宮崎アニメ「天空のラピュタ」なんかに出てきそうな世界だ。

Jgvsbmy1_s子供の頃だれもが憧れた世界。乗ってみたいかって?いや、これはやっぱ怖いかな。見てるだけにしておこう。何とも楽しい作品だった。これも今日を最後に海へと帰っていき、明日からはまた平穏な公園に戻っているはずだ。

大阪証券取引所 占拠さる!

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大阪北浜の大阪証券取引所。休日の今日は周りのオフィス街も静か。立っているのは薩摩藩士から実業界に進んだ五代友厚像。しかしこの建物の中は..

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異様な黄色の物体に占拠されている。まるで千成瓢箪のような物体が空間を制圧してしまおうとしているかのような迫力。そしてその物体は壁のところで繋がっている。本日まで開かれていた「大阪時間」の展示で、作品名は「The Inside's Outside」、松井紫朗氏の作品。普段は堅牢な壁に囲まれた空間が、直接外と繋がった物体によって占拠されることで、常識となっている境界線への堅固な意識が壊され、中に入るものを不安に誘う

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外から見るとこんな感じ。外気を取り込んでいるわけだが、この外観じゃ中で一体何が起こってるのかわからないだろうな。この展示は本日まで。

シャトー・フルカ・オステン2000 AOCリストラック・メドック

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こうして書き溜めてみるとボルドーが少ないなぁ、と思う。上品さよりもパワフルさを求めちゃうんで、勢いイタリアやローヌに目が向きがちだけど、ボルドーも嫌いなわけじゃない。ただやっぱ高くなった...

メドックは大西洋に注ぐジロンド河下流の左岸地区。そこにポイヤックやマルゴーといった最高級地区があるが、それはほんの一部。そこを取り巻くような地区からも最近は質の高いワインが産まれている。

リストラック・メドックはポイヤックやサンジュリアン、マルゴーの中間地帯にある。川沿いでなく若干内陸部に入ったところではカベルネ・ソーヴィニヨンを主体とした比較的早く飲めるタイプのワインが生産されている。このシャトーでも44haの畑はカベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー40%、カベルネ・フラン10%の栽培となっている。

色合いは深く黒味の強い落ち着いたルビー色。エッジまで緊密に色素が入る。熟成を示す褐色味はまだ帯びてはいない。

香りは枯葉、マロングラッセ、カレー、ミント、バニラの香り。

アタックは柔らかな酸と緻密なタンニンが形作る渋み。穏やかな旨みがそれに続く。突出したものはないが、味わいの要素がうまくバランスしている。安定した落ち着いた味となっている。

余韻はやさしく程よい旨みが微妙な酸の収斂感と共にきれいに流れていく。

ボルドーらしい繊細さ、上品さを兼ね備えていて、充実した果実の旨みも感じられる。飛び抜けたものはないにしろ、全体の調和、やさしい安心感が得られるのはさすがボルドーワイン、ワインの究極の形がここにあるのかも。

【橘田酒店 3,000円】

2008年3月19日 (水)

ゲーテも憧れた南国を追体験  「イタリア紀行」を旅する

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ドイツに生まれたゲーテは、それ故に南国に憧れざるを得なかった。そしてついにイタリア旅行の機会を手にする。ワイマール公国の政治顧問としての地位、主君たる公爵の鷹揚な性格を利用したイタリア旅行を通して、自分の行き詰まりを打開、不朽の名を文学界に残す契機となったその旅の過程を追体験する新書がこの本だ。

ゲーテ自身のイタリア旅行記は岩波文庫版で三巻に亘る。しかしその文章は平易で、今でもガイドブックを併用しながら読めば楽しめる内容だが、そんな手間を惜しみつつ簡単にゲーテの旅を再現している。

最近は新書も種類が多くなり、そうした背景もあってこのようなヴィジュアルに注力した新書も出版されるようになった。やはり文章だけでは物足りない、想像力に欠ける自分のようなものにとってはありがたいというものだ。

ゲーテの旅は1年10ヶ月に及ぶ。その間費用は主君持ち。彼は主君の公爵の恩寵を利用しつつ、ヴェネツィア、ローマ、そして南国ナポリ、シチリアを経て再びローマに戻り、そして主君の帰国命令を受けて断腸の思いでローマを後にする。

カラー写真も多く掲載されているが、いずれも陽光の中で光り輝く遺跡の数々は美しい。青空の中で輝くその姿、ゲーテは本国で見ることがなかった美しさを見て自分の感性を活性化していったのだろう。

確かにイタリアの風土には人を活性化させるものがある、それは一度でもイタリアを旅した者に共通する感慨のはずだと思う。しかしそれはやはり遠くにあるからこそ価値が見えてくるものなのかもしれない。そしてゲーテもまたイタリアにとって異国人であったが故に、イタリアに刺激されその才能を開花させ得たのだと思った。

ゲーテ 『イタリア紀行』を旅する
牧野 宣彦著
集英社刊(集英社新書ヴィジュアル版)
262p
1,200円(税別)

レガード カルムネール レゼルヴァ2006 デ・マルティノ

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本日は珍しくチリワイン。一時価格を超えた品質とかいううたい文句が踊ってかなり幅を利かせたチリワイン。ただカベルネにしろ、シャルドネにしろ厚化粧的なワインが多くて、正直な所敬遠していた。

それに比べるとメルローは元がタンニンもなめらかな品種なので少々気候の暖かい地域でもそれなりに上品に仕上がるので、チリワインの中ではまだ好きだった。

そんなチリのメルローだが、その殆どはかつてボルドーで栽培されていた別の品種カルムネールだと言われるようになった。偽のメルロー、ついにチリワインもピンチ!?と思いきや、それを逆手にとって最近ではこのカルムネールこそチリの特有品種として積極的にその名前を前面に出すようになってきた。

このワインもそんなカルムネールのレゼルヴァ。アルコール度も14.5度と強力。さてどうか?

色合いは黒味の強い深みのあるルビー色。底が見えないくらい凝縮した感じだ。香りはブルーベリー、イチゴドロップ、ユーカリのど飴、ペパーミントのスーットする香り。

最初は穏やかだが、やがて伸びやかに酸が広がる。タンニンも強くはないが緻密で丸みがある。熟した果実の甘みとほろ苦さが相まって、旨みを形作る。ただ少し砂糖っぽさが抜けないのが気になるところだが。

中盤は口の中に納まるくらいで展開。酸、タンニン、果実味がまとまって調和している。ふくらみは中程度。余韻は果実の甘さが引いた後のメントールのような清涼感が特徴的。

チリワインにありがちな爆発的なボリューム感はないが、それだけに繊細さ、旨さを実感できる造りになっていると思う。チリの風土に合いつつ、ワインの「酒」としての構造を失わないカルムネールという品種、確かに適材適所のブドウじゃないかな、と思った。

【成城石井三番街店 2,500円?】

2008年3月18日 (火)

蛍池十割そば 轟庵

Dakc69nr 伊丹空港からの帰り道、阪急蛍池で気になっていた蕎麦屋さん。駅から直結で立ち寄りやすいが、いつでも行けると思ってなかなか行かなかった。ようやく立ち寄り達成。

店の中はテーブル、掘り炬燵、カウンターとあって、一人でも入れる雰囲気。ここでは十割そばが押しらしいけど、「ぶっかけ越前おろし蕎麦」ってのがあるならこれにしないとね、福井人としては。

出てきたのは蕎麦にダシとおろしの汁を合わせた、芦原風のおろしそば。福井でも三国にある「新保屋」という店くらいで、普通は大根をすりおろした身も入っている。でもここはなし。

味は辛味大根をきかせた、越前風の飲み応えある味わい。
面は少し異なってていて、白い信州風のそば。自分は違和感あったけど、これはあくまで好みの問題。

蕎麦湯が珍しくも褐色味を帯びていた。香りも香ばしく、だしとの相性も良い。

キチンと故郷の味を再現してくれていた。でもなんで豊中なんだろうか、今度聞いてみるかな?

轟庵
豊中市蛍池中町2−3−1 ルシオーレB棟304
06−6840−0426
11時〜21時
無休

2008年3月16日 (日)

アーセナル ミドルスブラ戦でまたも引き分け

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リーグ戦で引き分けが続くアーセナル。チャンピオンズリーグ準々決勝では同じくミラン勢を破ったリヴァプールとのイングランド勢対決が決まった。いよいよビッグ4との戦いが来週以降始まるだけに、ここ最近ののイヤな流れをなんとか断ち切りたい。

しかし相手は今季唯一の負けを喫しているミドルスブラ。この試合負傷で苦しんだファン・ペルシーがようやく先発、攻撃力のアップが期待できる。

そして試合開始後前半5分、相手チームに当たって抜けたボールをアデバヨールが決めて先制、と思いきや何故かオフサイドの判定。またしても幻の先制に終わってしまった。いやな雰囲気が漂いだす。

ゲーム支配は圧倒的にアーセナル。しかしやはり魔物が潜むサッカー。前半25分、ワンチャンス攻撃をアリアディエールが決めて先制はミドルスブラ

アーセナルは攻めるがミドルスブラの堅い守りにあって、チャンスをことごとくつぶされていく。この試合もフレブがどうもいただけない。ボールが渡っても切り込めないし、かと言って自ら打たないではかすかなチャンスも広がらない。

セスクはこの試合も要所要所でチャンスに絡んでいた。しかし決定的なチャンスはモノにできない。1対1の局面も打ち切れずキーパー真正面。相手キーパーを褒めるべきももしあそこで決まっていれば...今のアーセナルの決定力不足を象徴するかのようだった。昨年後半のような状態になってしまっている気がしてならない。別に下位チームに燃えないというようなものではないと思うが...

ヴェンゲル監督も局面打開でサニャ、ファン・ペルシーに代えてベントナー、ウォルコットを投入。これ以降攻撃に流れが出てきた。そしてついに後半84分、セスクの右サイドからのクロスをコロ・トゥレがヘッドで合わせてようやく同点

その後途中交代で入ったミドが空中戦の競り合いの中でクリッシーの額に向かってかかとを蹴りおろし一発退場。そこからアーセナルが怒涛の攻撃を見せるも、守りきったミドルスブラ。ついに4試合連続のドローとなった

すでに勝っていたマンチェスター・ユナイテッドがアーセナルに代わって首位に立ち、同じく勝った3位チェルシーも勝ち点差3に迫った。両チームともアーセナルとは消化試合が1試合少ない。ここに来て選手層が厚いMUが頭一つ抜けた感は否めない。

下位チームに勝ちきれず4試合ドローで貯金を使い果たしたアーセナル。次節はチェルシー戦。そしてその後はリヴァプールとの3試合も控えている。今までのような守備的相手と違って攻めのガチンコ勝負になるだろう。だからこそ厳しい状況を切り抜けてきた今年のヤング・ガナーズの底力を信じたいが、状況は正直かなりツライなぁ...shock

Kyoyaさんのレセプションに行ってきました

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このブログにも度々きてもらっているDOLCEさんからイタリアレストラン開店のレセプション招待をいただいたので行ってきた。
http://blogs.yahoo.co.jp/dolce13vino14

場所は東京、赤坂。最寄は山王溜池。このあたりは比較的静かな落ち着いた土地柄で、青山にも近い。自分が東京に行くときはたいていこのあたりに宿をとっているのでなじみのある場所。

でも行ったら表の花輪がすごすぎ。有名人の花輪の数々..へ?軽い感じで来たのでこれはまずいか、でもここまで来て気後れしても仕方ないので入った。

ちょっと場違いな客だったかもしれないけど、後はせっかくなので料理を堪能。アンティパストからパスタ、チーズ、ワイン、ドルチェまでしっかりいただきました。ドルチェもやさしい味わいで旨かった〜

ワインは修道女ワインコエノビウム、ダリオ・プリンチッチのロッソ、プロセッコとビオ満開。

ワインも料理もたっぷりいただいた後、自分の予定の時間になったので初顔合わせでご挨拶。あまりしょっちゅう行けないけど、ぜひとも成功をお祈りしておりますです。

17日から開店。京都や産地直送の旬の素材を活かした料理を展開していくそうだ。ワインはもちろんビオのイタリアワイン全開。カウンターも4席ほど確保されているようなので、一人使いもできそうだ。夜にふらっと行っても嫌がられないかな?しかし今月3度目の東京だけどさすがに日帰りはしんどいわ。やっぱ泊りにしないと楽しめないな。少し悪知恵も働かさないと。。。

Casa Milaの看板娘 ミラちゃん

Gnnn4mxu 夜遅く小腹がすいたので、恒例のCasa Milaへ。この日は看板娘のミラさんご出勤。最近土曜日の出勤だそうで、正統フレンチ・ブルドッグ。おとなしくてめったに吼えないが、たまにクゥンクゥンと鳴く。散歩に行きたい合図だとか。そうなれば無料特典で散歩に連れ出せる。散歩仲間と認められれば次回以降の反応も全然違うとか...今度連れて行ってやるか?


Mtyu9plw 今日いただいたワインの出色はこの1999年のテンプラニーリョ。ヴァルデペーニャスのワインで大航海時代の征服者、チリの発見者からついた名前。その昔格付けチェックでシャト・ペトリュスより高級なワインと思われたとか。でも確かにきれいな酸と押し付けがましくない果実味とコク、タンニンのバランスが素晴らしい。ワインて価格じゃないし、旨けりゃいいんだよね。


しかし彼女(ミラちゃんの事、女の子です。)の耳を見るとムール貝を思い出して仕方がない。聞くと店のメニューにしっかりワイン蒸しがあった。なんだ早く言ってよ、聞かなかったけど。次のオーダー決まりました。

CASA MILA
大阪市北区中津1−5−27
06−6359−8815 
日曜休 
LUNCH  11:30〜14:00(平日)
DINNER 18:00〜23:00 

ブルゴーニュ2004 イヴ・シュヴァリエ

Phn5xxiu ブルゴーニュの価格高騰が止まらないなぁ。ピノ・ノワールを飲みたいと思っても、ホント手ごろな価格帯で探すのが困難になってきた。AOCブルゴーニュでも3千円中盤。こりゃ勢いフランスワインを飲む機会も少なくなるわ。

でも何とかと思ってこちらのブルゴーニュを試してみることに。イヴ・シュヴァリエというドメーヌで詳細なデータはないが本拠はヴォーヌ・ロマネ、ブルゴーニュの王道だ。少なからず期待も。

香りはフルーツドロップ、グミ、ストロベリージャム、甘さを感じさせる香りが強い。色合いは濃い目のルビー色。

アタックはやさしい酸と香りとは違う残糖を感じさせないドライで渋みの詰った味わい。どっしりした重みのあるタンニンが印象的。それに比べると果実のジューシーさ、深みには欠ける。味のコク、旨みが少し足りないのでタンニンが浮いてしまう感じだ。余韻も渋さは残るんだけど、後味のしなやかさ、滑らかさを感じさせてくれる果実味が足りない。

最初のインパクトはあるんだけど、中盤が弱い感じは否めない。果汁の底力、ボリューム、凝縮味がなにか物足り感じが残る。A0Cブルゴーニュだからあまり難癖つけるのもどうかと思うんだけど、やっぱ3千円出したんだから楽しませてもらわないとね。

【グラシアス大阪空港店 3,150円】

ジョセ・ド・ニース ロゼ2006 レ・ヴァン・コンテ

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暖かくなってきたので、徐々に赤から白にシフトしていく過程。そんな中、普段は虐げられた存在(?)として主流からは外れた感じのあるロゼも飲んでみよう。

春は一番ロゼが似合う季節だと思う。桜や野の花が色づく雰囲気とこのワインはとてもシンクロする。これからのお花見には本当はいい御供になるはずだが、甘いだけのロゼが多いのがツライ。

そこで少し違う雰囲気のロゼを試すことに。ロワールのネゴシアン、レ・ヴァン・コンテが作るピノ・ドニス100%のロゼ。このワイナリーを主宰するのは元パリのソムリエ、オリヴィエ・ルマッソン氏。ピノ・ドニスはピノとあるけど、ピノ・ノワール・ファミリに非ず、シュナン・ブランに連なる系統でロワールの土着品種で中世の頃は赤ワインの高貴品種と認められていた。そんなある意味衰退した品種を掘り起こす作り手の意欲が感じられるが、され味わいは?

色は少しにごりを感じる、薄めのブラッドオレンジのような色合い。ロゼにしては濃いが、オレンジの色調はあまり感じない。

香りは淡いが紫蘇、リンゴ、グレープフルーツの香り。

アタックは穏やかで酸もまろやか。思いのほか甘さも感じられる。白ワインに比べると刺激が少なくあくまで優しい味わいだが、そこに加わるほどよい苦さ。全てが平穏に展開するので物足りない面はあるが、体に自然と染みとおってくる感じは心地よい。

余韻は柑橘系の果物の食後感のような渋さと酸のすがすがしさ。あくまで穏やかになめらかにゆっくりと消えていく。

重くはないが、しっかり感じられる渋みの要素がこのワインをいわゆる「甘いだけのロゼ」から一線を画す存在にしているようだ。決してインパクトはないけど、十分な味わいが感じられる。これからの季節、キュッと冷やしめで外で楽しみたい、そんなワインだ。

【グラシアス大阪空港店 2,415円】

2008年3月15日 (土)

アートは心のためにある 森美術館

T1wuamfl 東京六本木ヒルズの森美術館で開催されている現代美術の展覧会に。このコレクションを所有するUSBは1950年代以降の現代美術を中心に保有、仕事やオフィスにアートを取り入れたスタイルも話題になった。そんな雰囲気は展示室にも取り入れられている。

60人のアーティストによる140作品は、3つのテーマ、「1.ポートレイトから身体へ」、「2.造られた世界」、「3.ランドスケープから宇宙へ」に分類され、それぞれの作家の独自の世界と思われていたものが共通点をもちつつ、有機的に繋がっていることを明らかにしていく。今回音声ガイドが無料で貸し出され、難解と言われる(僕もわかりません...)現代美術理解への美術館側の働きかけが感じられた。遠慮なく貸してもらうことに。

現代美術が難しいのは約束事がなく、その理解が鑑賞者に任されてしまうから。いきなり経験のない仕事を任され途方にくれる社員のようなものだ。しかし経験を積めば一定の解法というよりも、掴みどころ、他との共通点がわかってくる。そうすれば案外楽しめるものなのかもしれない。

写真の作品が多いが、いずれも見ていて不安に感じさせるのは何故だろうか。自分達が見ている世界とは違う世界に直面させられる不安感、個人の生活でありながらそれがステレオタイプであると思い知らされる焦燥感、そしてそれを切り取って的確に表現する作家の視点の素晴らしさ、それらがない交ぜになって自分の中に理解不理解の渦をまきおこすのではないだろうか。

また抽象画の中には色彩を一定規則に置いたもの、偶然で描いたかのようなものがあり、それらの試みの主旨もまた一見での理解は困難だ。しかしあまり深く考えずに単純に色彩のリズム、そこから感じられるものを受け止めてもいいのではないだろうかと思う。自分達が見ている世界もまた色彩の集合体であれば、日々そこに深い意味を考えることはなく受け止めているのだから。

最後に展示される作品、その題は「アートは心のためにある」。心のためにあるのであれば、あまり難しく考えるのはよそう。その作品に出会ったとき、感情が必ず何らかの刺激を受けて反応しているはずだ。そして違う現代アート作品を見たとき、今までとは違った受け止め方が出来ているかもしれない。そんな違いを感じることが現代美術鑑賞の面白みなのかも、と最近思っている。そんな刺激のきっかけを予感させてくれる展覧会だった。

アートは心のためにある〜USBコレクションより〜
〜4月6日(日)
森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)


2008年3月14日 (金)

熱海です足湯です

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お目当ての公衆浴場が工事中で入れなかった。残念。。。

駅前の足湯で我慢。

家康の湯とか?由来不明。
結構に温くて気持ちいい。歩き疲れの身にはなによりでした。

2008年3月13日 (木)

ランパード、4発で鬱憤晴らし

R0z4ijon リヴァプールが最近まさにアゲアゲでリーグ戦連勝、チャンピオンズリーグでもインテルを破って向かう所敵なし状態。ジェラードとトーレスの息もあって、なんか似てない兄弟みたいな雰囲気を出している。こうなるとレッズは手に負えないな〜

そしてもう1チーム、徐々に底力を出してきたチームが青のチェルシー。リーグ戦でも最下位のダービー相手に6−1、完膚なきまでに叩きのめした。

この試合の主役はフランク・ランパード1試合4得点で、彼にとっては4度目、チェルシーでは初となるハットトリック達成

前節でもつれて倒れた相手を蹴ったと見られて一発レッドで退場となったが、その後判定が覆され出場停止が取り消された。そしてFAカップでは2部のバースレー相手によもやの敗戦でタイトルの機会を失った。

そんな鬱憤を晴らすかのような4得点、これで一気に得点を2ケタに乗せた。さすが得点力を誇るセントラルMFの第一人者。まだまだジェラード、セスクには負けないぜ、という気迫を感じさせてくれた。

29歳になるランパード、チェルシーとの契約も2009年で切れる。まだ契約更新のニュースは入ってきてないし、ブレーメンのジエゴとの交渉も噂される中で、微妙なランパードの位置。この日の活躍で状況に進展はあるのか?

それにしてもチャンピオンズリーグではベスト8にプレミアから4チームが進出した。イギリスサッカー凄いな。。。

勢いの出てきたチェルシー、アーセナルは来週アウェイで戦うことになる。かなりつらい戦いになりそうだ。

帽子とワインの関係は? 帽子屋BAR COPPOLETTA

Odvnhpxt 今月号のミーツを読んでたら、中津にイタリアワイン専門のバーが出来たとあったので行ってみた。しかしそこは帽子屋でもあった。一見するとバーとはわからない。かろうじて外の看板を見ると料理の数々、でもイタリアワインとは書いてないし、なんか不思議な雰囲気...

思い切って入ると細いお店の両側にはベレー帽の数々。でもこれはコッポラと言うのだそうだ。シチリアの羊飼いたちが愛用したひさし付きベレー帽のことだそうで、色鮮やかなコッポラの数々が壁の両側に飾られている。

店の奥に小さなカウンター。10人入ると一杯なくらいか。ワインはグラスでも何種類か飲ませてくれる。ディリーで気軽に飲める価格帯のワインだ。この日飲んだのはシチリアのマンドラロッサのシラーと、どこのかはわからなかったがプリミティヴォ。プリミティヴォはパワフルでカカオの風味のあるボリュームタップリワインという印象だったが、ここで飲んだプリミティヴォは酸がしっかりあって、それでカカオティックな香りもあり、予想外の味わいだった。

飲みながら気に入った帽子を試すのもありだとか。このコッポラという帽子は完成品じゃなくて、徐々にかぶる人の頭になじんでいくものだとか。帽子が似合わないと思っている自分は殆ど帽子というものをかぶったことがない。帽子が似合うような格好もしないし。でもここにあるいろんなコッポラを見ていると不思議と試したくなるから、やはりワインの魔力もあるのだろうか?

不思議なコラボレーション、こんなお店もあり、中津ワールドにまた一つ魅力の店ができたかな。

帽子屋Bar Coppoletta
http://www.coppoletta.jp/

大阪市北区豊崎3−6−4 アクティ北梅田1F
06−6375−5286
バータイム 〜24:00
日曜休

2008年3月12日 (水)

南イタリアワインとチョコの会

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日曜日は某所にて「南イタリアワインとチョコの会」を開催。イタリア友の会・大阪と裏リラ合同企画。なんの事かわからない方、すいません。時折こういう会があるんです。

今回は南イタリアを飲みつくせ!ということで6州+サルディ−ニャ島のワインを揃えた。ワインの選定を任されたので責任重大、結構真剣に考えた。

【スプマンテ】
�ドゥーカ・ディ・サルパルータ ブリュット リゼルヴァNV[シチリア](品種 グレカニコ&シャルドネ)
【白】
�ワルタリア ダナエ ファランギーナ べネヴェターノ2006[カンパーニャ](品種 ファランギーナ)
�イ・パスティニ ファラオーネ ヴェルデカ 2006[プーリア](品種 ヴェルデカ)
【赤】
�ディ・マーヨ・ノランテ アリアニコ・コンタド2004[モリーゼ](品種 アリアニコ)
�テッレ・デッリ・ズヴェーヴィ セルパーラ2001[バジリカータ](品種 アリアニコ)
�リブランディ チロ・ロッソ・クラッシコ2005[カラブリア](品種 ガリオッポ)
�カラブレッタ エトナ・ロッソ1997[シチリア](品種 ネレッロ・マスカレーゼ)
�セッラ・エ・モスカ カンノナウ・ディ・サルディーニャリゼルヴァ2004[サルディーニャ](品種 カンノナウ 仏:グルナッシュ)

�以外はイタリア土着品種100%。南イタリアワインの魅力はやはりヴァラエティに富んだ地のブドウを味わうところにあると思う。

そんな中で南イタリアでも主要品種であるアリアニコから作られるパワー溢れる�が大人気だった。
http://blog.kansai.com/cesc22/756

逆に繊細で酸が比較的強い�はあまり受けがよろしくなかった。ま、ある程度予想はしてたんだけど。�はアリアニコらしいチョコレートのような香り、味わいがボリューム豊か。飲み応えが一番合ったのは確かだ。

かくして4時間、26人が集まった宴は無事終了。会費3千円で南イタリアだからこそできるイベントになったと思う。しかしよく飲んだな〜、次の日二日酔いでした。。。

2008年3月11日 (火)

イタリア・ヌードの精華 ウルビーノのヴィーナス展

Gucr2umh 国立西洋美術館で開催されているウルビーノのヴィーナス展。
ルネサンスでも女性のヌードを描くには古代の神話という仮面を借りて描くしかなかった。しかし一旦仮面をかぶれば、あとは芸術家達の力量でその世界の中で自分達の美意識を思いのままに表現していく。その精華がウフィツィの名作、「ウルビーノのヴィーナス」。

ティツィアーノの代表的名画であるこの作品、ジョルジョーネから始まる眠るヴィーナスの構図を借りつつ、ヴィーナスは観客に真正面に向かい、その視線を投げつける。なんて挑発的、しかしなんて自然。

そこにはエロティックな雰囲気はない。秘部にそっと手を添えてこちらを見つめる表情は自らの美に自信を持ち、それをあからさまにすることにいささかの躊躇もない。パリスの審判に勝ち残ってリンゴを手にした瞬間、彼女の美は最高の物となった。その美を誇るのになんの躊躇が必要か、といようのな表情の自然さに圧倒されてしまう。

後世この構図を借りてエドゥアール・マネが「オランピア」を描いたのは有名。しかしマネのヴィーナスはパリスの祝福を得ていない。彼女は自らの自信でその美を誇らざるを得なかった。その表情に挑発と不安の色が帯びたのは当然かもしれない。

本展覧会では彫刻、工芸、陶器、絵画など異なる媒体を通じて、人類が美の崇拝を捧げたヴィーナスの世界を辿る。しかしそんな作品を見ても、やはりこの中でパリスが再びリンゴを与えるのは「ウルビーノのヴィーナス」以外にはありえない、そんな確信を持たされた展覧会だった。

ウルビーノのヴィーナス展〜古代からルネサンス、美の女神の系譜〜
〜5月18日(日)
国立西洋美術館

都心のオアシス ブリヂストン美術館

Efksfuvh 東京駅八重洲中央口から歩いて5分、駅から最も近い美術館がこのブリヂストン美術館。まさに都心のオアシスともいうべき場所だ。夜遅く8時まで開館していることから仕事が終った息抜きにも便利な場所。お気に入りスポットだ。
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/

今日も昼の1時間を利用して美術鑑賞。観客もそれほど多くないので自分のペースで鑑賞出来る。

今開催しているのは「コレクションの新地平 20世紀美術の息吹」。石橋財団の理事長だった石橋幹一郎の現代美術コレクションを軸にした展覧会だ。

フェルナン・レジェやワシリー・カンディンスキーなど代表的作家の作品に加えて、石橋幹一郎が心酔した中国の作家、宋王朝の流れを汲むというザオ・ウォーキーのまとまった展示。特に後者は水墨画のような作品や、エメラルド・グリーンやコバルト・ブルーによる透明感あふれる心象風景のような作品が印象深い。

常設展も相変わらず充実。ここのクールベの「罠にかかった狐」、セザンヌの「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」、珍しいピカソによる風景画「生木と枯木のある風景」もどことなくシュールレアリスティックでピカソとは違う不思議な雰囲気をかもし出している。

訪れるたびに発見があるブリヂストン美術館。これからも自分のオアシス的存在であってほしい。

コレクションの新地平 20世紀美術の息吹
〜4月13日(日)
ブリヂストン美術館

大阪駅弁の定番八角弁当

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朝から食べてしまった。久々に水了軒の定番弁当。

新幹線のホームにはもうないから、買っておいた。

食い過ぎかな?昼は控えます。。。

2008年3月10日 (月)

アーセナル、痛すぎる3連続ドロー...

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チャンピオンズリーグでの好ゲーム、リーグ戦の痛い引き分け、そんな連鎖を今回も断ち切れなかったcoldsweats02あまりにも痛すぎるウィガン相手のドローこれで3試合連続引き分けで下位との戦いで勝ち点3しか取れなかった。

これで1試合少ないマンチェスター・ユナイテッドと勝ち点2差3位チェルシーもヒタヒタとやって来て何時の間にやら2試合少ない段階で勝ち点差8。かなり厳しい状況になってしまったsweat01

アウェイ戦だが、ウィガンのグラウンドコンディションは最悪であちこちグリーンが剥がれている。こんなグラウンドは今まで見たとこがない。ラグビーと共用というが本当か?

この試合ではファン・ペルシーがベンチ入り。後半途中交代で出場し、フリーキックを蹴る機会もあったが大きく外してしまい、やはり勘はまだまだ戻っていないようだ。

チャンピオンズリーグでの激闘後で疲れも見えて、試合はいたって単調。ピッチ状態が悪い中でまだましなサイドからの攻撃に期待するも、そのサイドから突破をかけられるフレブが不調。エブエ出場停止、ディアビー、ロシツキーも怪我で不在の状況でやむなくセスクを右サイドに配置したがうまく機能せず、後半途中で怪我から復帰のコロ・トゥレを投入してセスクをセンターに戻した。

そして終了間際、セスクがGKと1対1になる決定的チャンスがあった。ミラン戦の再現か、と期待したもののGK真正面で止められ、結局得点ならず。スコアレスドローとなってしまった。

しかしこの3戦での引き分けはあまりにも痛すぎるshock。終盤に来て疲れが出るのは止むを得ないが、欠場者の多さ、特に中盤の戦力不足で特定の選手に負担がかかりすぎ。そんな中でギャラスとフラミニの気迫溢れるプレーだけが痛々しくみえた。

言いたくはないが、優勝赤信号という現実を見せつけられる試合となった。なんとか立て直してくれ、ヤングガナーズsign01

2008年3月 8日 (土)

ポッジョ・レ・ヴォルピ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア2005

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プリミティヴ、その言葉の響き自体になにか神秘的なものを感じる。美術の世界でもその言葉は美の根源、人々が美しいと感じ始めたものが発するものを率直に形容する時に使われるようだ。

ワインの世界でこの言葉を冠せられるブドウは南イタリアに存在する。今ではアメリカのジンファンデルと同じ品種と判明しているが、そのときもある学者がカリフォルニア産のジンファンデルを飲んで同じ味だと直感し、科学的に調べて同じDNAを持っていると判明したのだそうだ。すごい科学者がいたものだ!

プーリア州はイタリアでは2位のワイン生産量を誇るが、以前は北のワインの強化用に使われているなど、単体で評価されることが少なかった。しかしこのワインを作るポッジョ・レ・ヴォルピのような意欲的生産者が数多く現れ、今では質の向上も目覚しい。

色は濃厚で底が見えないほどの凝縮した黒紫。煮詰めたジャムのようだ。香りはチョコレート、バニラ、黒糖、甘草、アーモンド、干しイチジク。

アタックはなめらかな酸と爆発するかのような濃い果実味。甘さのボリュームも大きく、ポートワインのような強力さ。少しむせ返るような感じだ。しかしタンニンは案外細かく、緻密。粗さを感じさせない。

最初のボリュームが大きい割りには中盤は細い。収束は早いが、このボリューム感が続いたらきっと辟易としてしまうだろう。中盤から余韻に向かうほど良い甘さ、甘いお菓子を食べた後の雰囲気に似ていて心地よい。

甘いお菓子をつまんだときの味わいの展開に良く似ている。ただ甘さの後にやってくる余韻は案外繊細できれい。後味もさわやかなので、何杯か飲み続けることが可能になる。この構成は見事。

この価格帯でこれだけの味わいを作ってくるのだから、プーリアの大地の力と生産者の力量、お見事。Good JOB!

【LIQUAR WORLD 1,340円】

2008年3月 7日 (金)

沈むマドリー、哀しきカシージャス

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この選手がこんなに淋しそうな表情を浮かべたのを初めて見た8歳からレアル一筋、常にレアルのゴールを守りチームを鼓舞し続けてきたイケル・カシージャス、その瞬間彼はどこを見るのでもなく、ただ目の前の現実を呆然と見つめていた。レアル・マドリー、ベスト16での敗退という現実を。

2月に入ってレアルはリーグ戦も絶不調1勝4敗でバルセロナとの差も縮まったものの、当のバルセロナも本調子とは言えず、肝心の試合で勝ちきれないことから首位は守っている現状。

そしてチャンピオンズ・リーグの1stレグではアウェイ戦ながらローマ相手に攻め続けたものの、結果は決定的なチャンスをものにしたローマに2−1で敗れた。ホーム・ベルナベウに帰ったレアルは1−0勝ちでOK、引き分けアウトの試合だったから十分突破も可能だった。しかしファン・ニステルローイ、ロッベン、セルヒオ・ラモスを欠いての布陣は不安を残す。

試合は両チームとも速い展開で息詰まる展開。よく守り、縦パスを出してカウンターを仕掛けるも、両GK、ドニとカシージャスの好守で危機を逃れる。

しかし点が入らない状態が続けばローマが勝ちぬけてしまう。徐々に襲い掛かるレアルへのプレッシャー。そして後半26分、ペペが2枚目のイエローを食らって退場、数的不利に立ってしまったレアル。その流れは止まらずその2分後にタッデイがヘッドを決めてマドリードファンを絶望に追いやるアウェイゴール...

その後明らかにオフサイドのボールをラウールがゴールして1−1に持ち込むも、崩れた流れを押し戻すことはできなかった。守りの意識を切らさないローマは自陣の守りを堅くして相手を引き込み、機を見て豊富な運動量でカウンターを仕掛け相手ゴールを脅かす。そして後半ロスタイムで引導を渡されて再び2−1で敗れてチャンピオンズ・リーグの敗退が決まった

またしてもタイトルの機会を一つ失ったレアル。リーグ戦での最近の不振もあって、シュスター監督更迭、モウリーニョ招聘の可能性を報道するニュースが入ってきた。チームの混迷、自信喪失、レアルを守り続けるカシージャスの哀しい表情が目に焼きついて離れない。果たしてレアルは復活できるだろうか?カシージャスにとって苦しい戦いが続くのかもしれない。

2008年3月 6日 (木)

ディ・マーヨ・ノランテ アリアニコ・コンタド2004

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週末の南イタリアワイン会、そのワインを選んでいる中で自分も飲んでみたかったワインを多めに買って一足先に賞味。今日は前から一番興味があったモリーゼ州のアリアニコ。

モリーゼ州で最も有名な生産者、ディ・マーヨ・ノランテ。イタリアでフランスの品種がもてはやされるようになった頃、1960年代後半になってもモリーゼ由来の土着品種にこだわり続けた。そして化学肥料を使わず、収穫量を減らし果実を厳しく選別し、最新技術を用いたワインを作っている。

このワインは南イタリアの高貴品種と称えられるアリアニーコ100%から作られるリーズナブルな価格のワイン。さてどうか?

色は深みのある凝縮したルビー色。香りは干しプラム、クレヨン、スミレ、カカオの香り。甘く華やかな香りだ。

アタックは濃密な果実の甘みと、まろやかだが重みのある酸、しかし中に溶け込んだタンニンは緻密だ。十分な旨みがあり、中盤に向けてのボリュームも豊か。甘さはしっかりしているが、苦味はあまりなく穏やか。

ボリューム感が収まった後にはほどよい甘さの余韻がゆっくりと引いていく。全体では肉付きの良い素直な果実の甘さが豊かに感じられる。

単に甘いだけではない、酸もきっちり入っていて熟した大粒のブドウをかじりつくような感覚のワイン。それでいて品のよさも感じられる。スケールの大きさを感じるワインで、確かに評判に偽りなしでした。

【LIQUOR WORLD 2,180円】

トーレス、ハットトリックでリヴァプールが来た!

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消化試合数が少ないリヴァプールは今週大忙し。2日、5日、8日がリーグ戦、11日がチャンピオンズ・リーグと3日おきの戦いが続いていく。

しかしこのところ勢いの出てきたリヴァプール、ついにこの男も爆発した。フェルナンド”機関車”トーレスがハットトリックを決めて4−0でウェストハムを叩きのめした

1点目は前半8分に右からのデュルク・カイトのクロスを、2点目も後半60分、カイトがドリブルで持ち込んでゴール前に上げたボールをヘッドで決める。そして後半81分に3点目も決めてハットトリック。トーレスにとっては今季2度目のハットトリック、これで18得点となり、C・ロナウド、の21点、アデバヨールの19点に次いで得点ランキング3位となった。

このあと後半83分にジェラードがダメ押しとなるミドルをざっくりと決めて完全勝利、これでリヴァプールは定位置(?)の4位に浮上。

勢いの出てきたリヴァプール。チャンピオンズリーグでは既にMU、アーセナル、チェルシーがベスト8進出を決めた。既に1stレグでインテルを2−0で破っているリヴァプール、このまま行けばイングランド勢どうしの戦いもありそうだ。

2008年3月 5日 (水)

アルザス エデルツヴィッカー ベルクハイム2004 ドメーヌ・シルヴィー・シュピールマン

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今朝は見事にアーセナルがミランを撃破してくれた。お見事の一言です。今日一日とてもいい気分。まだベスト8なので祝杯は早すぎる。こんな夜はじわじわとした喜びを共に出来るしたワインを。で、アルザスという選択に。

アルザスワインは本来品種単独名を名乗るが、このエデルツヴィッカーは複数の品種をアッサンブラージュしたもの。構成はわからないが、アルザスなんでシルヴァネール、ピノ ブラン、リースリング、ミュスカ、ゲヴュルツトラミネールによるものだろう。

シルヴィー・シュピールマンは女性生産者で、ビオディナミによる栽培を始めたのは「恋人がそうだったから。」ドメーヌのあるベルクハイム地区はカルシウム、ミネラル分が豊富な土壌で、骨太のしっかりしたワインが出来るという評価が高い。アルザスの雄、マルセル・ダイスもこの地に畑を所有しているほどだ。

色は思いのほか濃く、梨の皮のような枯れた感じのある黄色。香りはトロピカルでマンゴー、チューインガム、マスカット、ライチなど甘い果実の香りがふんだんにある。

アタックはなめらか、そして穏やかな甘さ、そしてほろ苦さ。ゲヴュルツのニュアンスに似ているが、それよりも穏やか。中盤のほろ苦さのインパクトが強い。この苦さがトロピカルな味わいをうまく引き締めている。後味に残るほっこりとした旨み、エキス。十分なほど良い余韻を感じさせてくれる。

こうした価格帯にもかかわらず予想以上に甘みが強いのは、貴腐の影響を受けているからだろう。収穫をギリギリまで見極めて完熟したブドウを作ろうとしている、そんな作り手のひたむきさが感じられるワインになっている。この価格でお得な1リットル、これは買いでしょ〜

【Wineshop FUJIMARU 2,280円】

Fab gunners MAKE THE HISTORY!

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見事に敵地でディフェンディング・チャンピオン、ミランを破ったアーセナル。まさにFabulous(素晴らしい)!このFabはもちろんファブレガス(Fabregas)に引っ掛けているわけで、今季は何度も目にしているこの見出しではあるが今回のはまさに格別だ。

ヴェンゲル監督も結果を出したチームに賞賛を惜しまない。
「我々はゲームを支配したし、少しのミスも犯さなかった。頭脳的な試合運びで前に向かっての攻撃を恐れなかったね。」

「自分達がやりたいと思っていた試合ができた。本当に誇りに思うよ。若い彼らがミランのようなチームを破ったことは素晴らしいの一言だ。未来に向けて申し分のない結果だよ。」

残り時間も少ない中でアウェイゴールを挙げて勝負を決定づけたセスク・ファブレガスも喜びを隠さない。

夢がかなったんだ。このサン・シーロでミラン相手に2−0で勝つなんてね、凄すぎるよ。試合前はただピッチに出て自分達のサッカーを楽しみたい、と思っていただけだったのに。」

でもこれは始まりにすぎないさ。トーナメントに向かって一歩前に進んだという事なんだよ。」

ミランは破ったがまだベスト8。バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドと難敵が待ち構える。しかし今の勢いならばきっともう一歩も二歩も進んでくれるはずだ。期待したい。と、いうか今日一日自分かなり興奮してます...

セスク、やったぜ!ミランを撃破

5du1ltu0 爆発sign01やってくれました!セスク・ファブレガスが敵地サン・シーロでチャンピオンズ・リーグの昨年王者、ミランを破るミドルシュートを放った!!

このところプレミア2試合は不満足なドローで見る方も欲求不満だったが、やはり追い詰められてこそ彼らは真価を発揮するのか?

エミレーツではスコアレスドローの結果を受けてのこの試合、アデバヨール1トップでトップ下にフレブを置いた布陣。ファン・ペルシーがサブに入ったものの、復帰戦のたびにケガで長期離脱を繰り返しているだけに、当分はリーグ戦もこの体制になっていきそうだ。

ミランはセードルフがケガで欠場。1stレグでも守備の要となりアーセナルの攻撃を寸断していた彼の欠場はアーセナルにとっては有利な点。カカも負傷ぎみとあって守備のミランにも不安材料は多い。

しかし前半戦は1stに続く攻防の展開が速い試合展開。セスクも前半36分ミドルを放つが、惜しくもクロスバー。

後半も息詰まる展開で0−0の均衡が続く。最も怖いカカの突破を押さえ込んでいるものの、アーセナルも攻め手を欠く。ヴェンゲル監督は後半71分、イエローをもらったエブエに変えてウォルコットを投入。

そしてついにその時が(NHKか!)84分、走りこんだセスクがミドルを放つとミランのGKカラチを抜いてゴールに突き刺さる。残り6分で2点分では、ミランにとっても絶望的なゴールとなった。

そしてロスタイム、代わったウォルコットからのクロスをアデバヨールがダメ押しのゴールで2−0。見事に敵地サン・シーロでミランを破った初のイングランドチームとなった。

これでベスト8進出。ヤング・ガナーズ、タイトルに向けて難敵を撃破、大きな1勝となった。

マンチェスター・ユナイテッドもリヨンを破りベスト8へ。残り2チームはセルティックを破ったバルセロナ、PK戦の末セビージャを振り切ったトルコのフェネルバフチェ。

特にフェネルバフチェの進出にはびっくり。1stレグはホームで3−2、そしてアウェイでも3−2と点の取り合いを続け、延長戦も戦い抜いてのPK戦。セビージャのPKをフェネルバフチェのGKボルカン・デミレルがセーブしてジーコのチームが見事にベスト8へと勝ち抜いた

いやなムードを吹き飛ばしてリーグ戦でも熱い戦いを期待したい。

2008年3月 3日 (月)

リヴァプール、ボルトン破って4位へ

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現在6位と低迷中のリヴァプール。しかし2月に入って調子を上げてきて無敗、そしてチャンピオンズリーグでは下馬評を覆してインテルを破ってまさにアゲアゲ。このチームは調子に乗ると始末におえない勢いを出すし、ここぞで勝ってみせる、本当に不思議なチーム。

今節は下位の降格圏に苦しむボルトン・ワンダラーズ戦。相手も手負いの獅子の如く向かってくるかと思ったが、試合は思いの他一本調子となった。

試合はリヴァプール主導。前半12分、左サイドのペナルティエリア近くからミドルを放ったジェラードのボールはボルトンのGK、ヤースケライネンにはじかれたものの、後ろに飛んだボールはバックスピンがかかって無常にもゴールに吸い込まれた。結果はGKのオウンゴールとなり、リヴァプールが早い段階で先制。

中盤は大味な攻防で、お互いにロングパスを多用し攻めも守備も雑な感じ。お互いの不振はこの辺りに原因があるように思うが、それでもチーム力の違いか勢いの違いか、後半15分、ゴールポストに弾かれたボールが右に詰めていたライアン・バベルの足元に転がる。安心してしまったボルトンのDF陣のスキを突いてバベルの強烈シュートで2点目。ライアン・バベルはご機嫌のバク転パフォーマンス!

その後後半30分後にアウレリオが左足できれいなゴールを決めてダメ押しの3点目。もはや勝負はあったが、ボルトンも後半34分、クロスからのゴール前混戦を抜け出たタミル・コーヘンがヘッドで軽く合わせて一矢を報いる。

しかし結果は3−1でリヴァプールが勝利。これでリーグ戦は2月に入って3勝1分。遅まきながら勢いが出てきたと言うべきか、尻に火がついたと言うべきか...

これでリヴァプールは最低ノルマの4位に暫定ながら到達。ただしこの後エヴァートンも勝ったので勝ち点3差で5位となった。今日の試合はジェラードも活き活きとしていて、チームの手ごたえを感じていたことだろう。さぁ、一発勝負に強いいや〜なチームも勢いが出てきた。ますます混戦のプレミアシップ、どうなることか、正直不安は増すばかり...

2008年3月 2日 (日)

クローズ・エルミタージュ2005 ダール・エ・リボ

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最近イタリアが続いたが、本筋はフランス、ローヌが好みです。だから原点に戻って今日はローヌを。

ローヌの赤といえばシラー。スパイシーさ、獣っぽさ、それでいて果実味の充実とボルドーにもブルゴーニュにもない見魅力に溢れている。シラーの本領はこの土地でこそ発揮されるといっても過言ではないはず。

そして最近この地で注目度が最も高いといってもいいつくり手はダール・エ・リボ。ルネ・ジャン・ダールとフランソワ・リボの2人によるワインだが、あえてガスを残して発泡性ワインにした「プランタン」をはじめ、挑戦的な生産者だ。自然に任せた栽培を心がけ、ブドウも完熟したものを使い、発酵も野生酵母、清澄濾過といった人為的にきれいなワインを作るための工程は行わない。ブドウが持つポテンシャルを信じていればこそだろう。

色合いは黒味の強い、深みと落ち着きを持ったルビー色。香りは華やかでかつ攻撃的。スモーク香、黒胡椒の粗引き、湿った皮、黒すぐり。

最初は伸びやかで緻密な酸。そしてそこに細かだがボリューム感のあるタンニンが満遍なくとけこんでいる。そして何より自然と染み渡ってくる味わい。このやさしい感覚に驚かされる。

雑味がなくピュアな味わい。抜栓した直後は酸が勝っていたが、時間がたつと共にこなれて優しさを増してきた。余韻もほのかな甘さ、複雑でスモーキーな香りが口の中に広がって心地よい。

スパイシーだが優しさが前面に出た味わい、矛盾するようだがそれを表現している本当に素敵なクローズ・エルミタージュ。シラーの魅力がここに満載されている。Good JOB!

【Wineshop FUJIMARU 3,500円】

イベント準備 イタリア友の会・大阪

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何のことかわからないだろうとは思うんだけど、裏リラ会企画の一環として、イタリア友の会のイベントを企画中。裏リラ会は2年前から参加させてもらっているアート愛好家の会の、アートとは直接関係のない(いや、間接的にはあるかsweat01)会員相互のお楽しみイベント。

今回は誰が言い出したか、チョコレートと南イタリアワインの会。南イタリアワインに関しては恥ずかしながらセレクトを担当させてもらった。会員さん総勢30人近くになるということで、かなり責任重大。それでもシチリア、カンパーニア、カラブリア、プーリア、バジシカータ、モリーゼ各州からイタリア土着品種でお手軽価格の面白いラインナップになったと思う。

今日は打ち合わせ兼買出しで、例のFUJIMARUさんに。ここではシチリアのエトナ・ロッソ1997と聞いた事のない品種、ヴェルデカを購入。イタリア友の会幹部方もワインに囲まれてご満足いただけたかな?

当日のブドウ品種はアリアニコ、ファランギーナ、カタラット、ヴェルデカ、ネレッロ・マスカレーゼ、ガリオッポとイタリア土着品種で見事に揃った。さて、実際の反応はどうだろう?イタリアチョコレートも勿論楽しみで、面白いイベントになりそうだ。

アーセナル、ギリギリ引き分けてサン・シロへ

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前節でエドゥアルド・ダ・シウバを失い、勝ちも最後の最後で失ったアーセナルドゥドゥは開放骨折で9ヶ月の長期離脱となってしまった。ファン・ペルシーもいないだけに、今後のFWの層の薄さが最大の懸念になってきた。

ホームに好調アストン・ヴィラを迎えての試合となったが、FWは不動のアデバヨールと、相性が悪いベントナーを避けて前節2得点のウォルコット。

この試合もアーセナルらしさは見られないcoldsweats02。パスが繋がってもシュートまでは持っていけない展開。それに比べるとアストン・ヴィラのDF陣の堅守、そこからカウンター気味で攻め上がってアーセナルゴールを脅かす場面が目立つ。

そんな展開が続いた前半27分、アグボンラホーの左からのシュートがゴール前のセンデロスに当たって、そのままアルムニアの横をすり抜けるオウンゴール。いやな予感が的中でアストン・ヴィラ先制shock...

その後もアーセナルのパスサッカーは沈黙。ゴール前までも攻めきれない。中間でカットされて、アストン・ヴィラにゴール前まで持っていかれる始末。アルムニアがしのいだものの、1対1で危ない場面が何回かあった。DF陣崩壊で簡単に抜かれてしまう、今までにない展開はどうしたアーセナル?後半も時を重ねるごとに焦りの色も濃くなり、益々アーセナルのリズムは影を潜める。

そして敗色濃くなった後半ロスタイム、最後の最後に手負いの獅子が目を覚ました!クリッシーの左からのクロスをアデバヨールがヘッドで落として、それをゴール前に詰めていた途中交代のベントナーが落ち着いて左隅にゴール!最後の最後で虎の子の1点を挙げて、どうにか引き分けに持ち込んだ!smile。これを書いている段階で2点差を付けてフラムに勝っているマンチェスター・ユナイテッドだが、どうにか勝ち点1差で首位をキープすることになりそうだ

最高の試合を見せたミラン戦から一転、リーグ戦の2試合で精彩のないアーセナル。次の試合は水曜日、サン・シロでのミラン戦だがかなり厳しい展開になりそうだ。再三DFの最終ラインを破られて追加点の場面があったが、あれがカカ、パトならば決まっていたかも...

攻撃も昨年の悪いパターン、相手任せでパスを出すような場面が多かった。こうなると早くロシツキーに帰ってきてもらいたい。献身的でしかも天才肌、困難な中からゴールシーンをこじ開けるポテンシャルを持っているのは彼しかいない。

ドゥドゥ不在がジワジワと響いてきているアーセナル、なんとか最低限の結果を残したものの、リーグ戦、チャンピオンズ・リーグ共に不安を感じさせる展開となってしまった。

”セルパーラ アリアニコ・デル・ヴルトゥレ2001 ズヴェーヴィ

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南イタリア最高の品種といっても過言ではないアリアニコ。濃密なタンニンを有し、長期熟成も可能だがその代表格はタウラージ。カンパーニャ州の濃厚なワインだ。

しかしこのブドウから作られるワインはかなり糖度もあってかなり強力。アルコールも強いから無骨なワインにもなりやすい。そういうワインも多いから敬遠していた面もあるのだが、このワインは由来から少し違っている。

あまりメジャーではないバジリカータ州はイタリアの土踏まずの場所にある。海に面しているこの州だが、このワインの産地は内陸部、ヴルトゥレという場所で、ワイナリーのテッレ・デッリ・ズヴェーヴィは1995年に創立されたまだ若い生産者だ。

香りはヨード、バラ、カカオ、ドライフラワーの香り。アリアニコと聞くと思い出す濃密なジャムのような香りは少ない。色は黒味が強く、落ち着きのあるルビー色。

アタックは穏やかな酸と、やわらかい果実の甘み。そして細かだがしっかり主張のあるタンニンがすぐ後にやってくる。品のある酸が外郭をまとめているので、凝縮した果実味が野放図に展開することはない。終始落ち着いた味わいを保つ。

余韻は甘いブドウジュースの味わいと、口の奥に残るカカオのような苦味のハーモニー。

一言で言うなら落ち着いたアリアニコ。甘さ、凝縮感は品種の特質を十分感じさせるが、それが奔放にいかない、抑制の効いた味わいになっているのは産地の影響によるものなのだろう。産地、テロワール、確かにワインへの影響を感じさせてくれるものだった。

【LIRUOR WORLD(枚方) 3,120円】

2008年3月 1日 (土)

船場で空中散歩 大阪時間

Gjpe9h4h_s足元に青空、落ちないようそうっと踏みしめて歩く。昔子供の頃、校庭に積まれた土管の上に寝転がって空を眺めていた、そんな世界を思い出させてくれる。


これは今日から20日まで大阪府立現代美術センターおよび各地で開催されている「大阪・アートカレイドスコープ2008 大阪時間」の船場地区の会場、船場ビルディングの展示。作家は行武治美さん。鏡を使って空間の構成を見る者によって変化させる、そんな作品を展開している。

7tbrtn5p_s船場ビルディング5階テラスに敷かれた丸い鏡。何かアメーバのような生命体のように空間をうごめいているようだ。見る角度で映る光景は変化し、その姿を変えていく。


船場エリア、谷町エリア10箇所で開催されているこの催し、どこからでもいいがやはりまずは谷町4丁目の府立現代美術センターを起点にしたい。ここの1階の展示、三島喜美代さんの「work 08−k」にまず圧倒されてしまおう。部屋中うずたかく積まれた新聞紙のオブジェ。時と共に詰め込まれていく情報に圧倒され、それに身動きが取れなくなっている現代人の苦痛を表現している。

入場は無料だが、ここで売られている500円のガイドブックは買いだ。アーティストのインタビューを含めて、作品の解説もあり、理解を深めてくれる。

Qyl7ifeq_sそれにしても船場ビルディングってなんてしゃれた建物なんだろう。吹き抜けの開放感、それを覆うような質感のある建物、視点が上に向いてもどこかそれを遮ろうとする力が働いているかのような気にさせられる。緊張感のある空間。大正14年建築にこういうものを建ててしまう大阪の当時の活力には脱帽。


Ecftqcob_s1階の中庭、パティオ。まるでどこかヨーロッパの古いホテルのような感じだ。暗いのは今日が休日でテナントの電気が消えているから。こんなところで仕事が出来るって贅沢かもしれない。こんなところがあるとは知らなかった。大阪をまた見直しました。


大阪・アートカレイドスコープ2008 大阪時間
3月1日(土)〜20日(木・祝)
10:00〜18:00
大阪府立現代美術センター他

さらば雅俗山荘 蕪村・呉春展

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小林一三の旧山荘で開かれる最後の展覧会は、一三が最も愛した文人画の世界。

洒脱で力の抜けた作品、南宋の流れをくむ細部まで描ききった作品まで、その世界は自由だ。

そしてその作品を集めた一三の審美眼も素敵。俗から離れた世界で美を極める、そんな姿を画家と共有できたからだろう。

逸翁美術館は移転し、ここは記念館になるという。少し残念な気もするが。