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2007年5月

2007年5月31日 (木)

鶴のす(北新地)

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アバンザのジュンク堂は本も多くて、面積も広いのでゆったりと本を探せる。特に美術書、洋書は関西一だろう。紀伊国屋は便利だけど、あの混み具合はやはりアカン...

今日は早く帰れたので、ジュンク堂によってから地下の「鶴のす」へ。ロシア料理とあるが、いわゆる洋食屋さん。ロシアらしきものはボルシチ、ピロシキくらいか。

ここの魅力はボリュームある定食。いつも頼むのはトンカツ定食で、いつも「ロースしかないけどいい?」と聞かれる。別にロースでいいんだけど、あとの一方はなんなんだろう?

トンカツは結構肉厚でカラッと揚がっていてしつこくないのでジューシー。キャベツもタップリついている。勿論おかわりはできません。あたりまえだけど。

ご飯もド〜ンと盛ってあるし、付いているロシアンスープ「ボルシチ」は野菜がしっかり煮込んであってトロトロ、甘さと素朴な味が癖になる。

これで890円だから文句はない。おばちゃんの愛想ないというか、少しコワモテの接客もいいかくし味になっている。8時前には閉まってしまうというのもなんか思い切りええなぁ。いつか突然閉まってしまうような予感もするんで、なるべく足を運んでおきたい、そんな店だ。ごちそうさんでした。

鶴のす
大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザB1
06-6344-4485
月〜金 11:15〜14:15 17:30〜20:00
土曜  11:15〜14:15
日祝日休

イタリアワインガイドの決定版!!

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イタリアワインの難しさは品種の多さ。土着品種が多いゆえにラベルを見ただけでは味の予想がつかない。そこが多様な面白さでもあるのだが。

店の人に聞いても満足な説明を受けられずに不満を覚えることもよくある。しかしそんな中、決定的な本が出た。「土着品種で知るイタリアワイン」がそれ。

オールカラーで厚さもちょうど良く、携帯にも便利。それぞれのブドウの説明には、ブドウ自体の写真もついている。ブドウって品種でこれほど違うのか、と改めて思い知らされ、これだけ違うのだから味も違うのは当たり前だと思ってしまう。

ブドウの説明はその特徴から、あまりにも詳しすぎる歴史、語源にも及ぶ。これほどの知識を著者はどうやって身につけたんだろう?イタリアに渡りソムリエを務めた著者のプロフェッショナルな探究心が産んだ賜物だろう。

それぞれの品種説明の後はそれぞれの代表的な銘酒が香り、味、生産地、生産方法、醸造方法の説明とともに掲載されている。もうこれ以上何を説明することがあろうか、というほどの内容の濃さだ。

これからイタリアワインの探求にはこの本が手放せない。まさに決定版というしかないような本の登場だ。このような本を世に出した奇跡的なプロの技に完敗、いや乾杯!

土着品種で知るイタリアワイン〜主要100品種ガイド〜
中川原まゆみ 著
産調出版 刊
2,600円+税

感動サーブ!!再びカサ・ミラ

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先週木曜日に続いて再びカサ・ミラへ。去年の10月に開店以来、家の近くにありながら今回で3度目。

今日はカウンター席に陣取る。まずはやはりシェリー。ウィリアムズ&ハンバート社のフィノ。フィノのスタンダード、ティオ・ペペに比べると酸が穏やかで、まろやかかつ塩味が強い。アテにはトマト、イワシのオイル漬けをチョイスした。シェリーを飲みながらイワシを食べると、海の香りが強まって迫力のある味わいが楽しめる。

ふとカウンターの前を見ると赤ワインの数も多い。飲んでみたのは写真の2種。DOテッラ・アルタで同一生産者によるワインだが、左のイラスト入りはシラー、ガルナッチャ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、そしてテンプラニーリョの5種をブレンドしたもので、右はテンプラニーリョ以外の4種をブレンドしたものだ。DOテッラ・アルタはカタルーニャ地方でもバルセロナから南西、内陸部に入った地域であまり有名な産地ではない。初めて目にする産地だ。

スペインの代表品種であるテンプラニーリョはタバコの香りとなめらかなタンニン、やわらかでジューシーな味わいが特徴だが、その特徴は単一よりむしろブレンドすることで活かされることが多いという。この2種を飲み比べてそのことを確かめることが出来るので楽しみ。

5種ブレンドのまろやかさに比べると、確かにテンプラニーリョなしの4種ブレンドのほうが攻撃的な味わいだ。ワイン全体ではシラーのスパイシーさ、グルナッシュのボリューム感、カベルネのタンニン、メルローは?だが、テンプラニーリョ入りのほうがそれぞれの個性をうまくつなげていると思う。ただし好み的にはそれぞれがぶつかり合う4種ブレンドのワインのほうが面白かったが。

ワインも質の高さにビックリしたが、何より感動なのはマスターさんのサーブ飲む時にいきなり出すのでなく、少しの間氷水につけて冷やしてから出してくれる。安いグラスワインといえども室温で温もった状態でなく、適温で一番味わえる温度で出そうとしてくれるその心遣いに感動した。本当にワイン好きだからこその心配りだ。こんなことしてくれるところはワインバーでもなかなかない。

このあともう1種赤ワイン、トロのテンプラニーリョも滑らかでおいしかった。シェリー+赤ワイン3種、小皿3種頼んで3千円弱だった。安いなぁ。ワインの味といい、細やかな気配りとサーブといい、なんでもっと早く来なかったんだろう?当面は自分のイチオシになりそうだ。いやはや、またまた堪能させてもらいました。そういえば、カサ・ミラってガウディの建築なんだっけ?

2007年5月28日 (月)

フィンランディア

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クラシックで最も好きな曲。やっぱダイ・ハード2のクライマックス、テロ集団によって全停させられた空港、墜落間近の航空機群が、マクラーレンの活躍によって爆破された飛行機の炎を頼りに着陸していくシーンで使われていたのが印象的だった。あれほど音楽が効果的に使われたシーンを僕は知らない。

やっぱこの音楽を聴くと単純に勇気付けられる。これほどソウルフルなクラシックってあんまりない。冒頭の荘厳ながらもだえ苦しむような金管楽器の響きが、後半突如立ち上がるかのように奮い立つように鳴り響く。ベートーベンの第九に共通するかのような勝利への雄たけびと言える盛り上がりは痛快だ。

この曲はフィンランドの歴史を抜きにしては語れない。隣国ロシアのくびきに苦しめられていたフィンランド民族。その思いを音楽に込めたシベリウスだが、その意を察したロシアはこの曲の演奏を禁止した。しかしフィンランド人はこの曲と共に独立への思いを秘めつつ、ついにロシア革命での混乱期に独立を勝ち取る。

この曲はカラヤン版の評価が高い。確かに静寂から高揚へと突き進むドラマティックな展開はカラヤンの得意とするところだろう。でもこの曲は表面的な流麗さよりも、フィンランドの朴訥な自然から湧き上がるエネルギーが欲しい。そしてこのバルビローリ指揮のハレ交響楽団版は荒削りで洗練しているとは言いがたいが、前半の不協和音的な不安感から金管器の怒涛の響きへとつながる迫力は圧倒的。落ち込んだときに気分を奮い立たせるには格好の、クラシック版ソウルミュージックだ。

でも寝室でのナイトBGMには使えないな。興奮して眠れなくなりそうだからshock

2007年5月27日 (日)

ガニュ・パン(中津)

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最近中津は出店ラッシュ。いろんなカフェやレストランが開店しているが、その反面消えていくのも早い。ロケーション的にも梅田には近いが、多種多様な店が集まる梅田からあえて一駅遠出してまでくる客はそうそういないはず。その一駅の面倒さを超えて客を惹きつけるのは並大抵のことではない。

このレストランも開店してからしばらく経つ。僕自身ランチでは度々利用しているが、ランチは結構繁盛しているようだ。今日も1000円のランチを頼んだが、いきなりボリュームある鶏肉がカレーソースと共にドカン、とやってきた。下には野菜がこれもたっぷりと敷かれていて、あまり小細工のないストレートな仕立てになっている。

味付けは若干濃い目だと思う。下町のビストロ風の雰囲気からすればこれでいいと思うが、女性の中には結構面食らう人もいるかもしれない。1000円コースはスープとメインディッシュ、パン、コーヒーが付き、500円プラスで前菜(だいたい海鮮物のサラダ)と300円プラスでデザートが付けられる。

あとグラスワインが結構楽しめる。アルザス・リースリングやブルゴーニュ・シャルドネ、赤ではウルフ・ブラスのシラーズなどなど。

腹減ったときにフレンチ、は少々キザっつぽく映るかもしれないが、この店に関してはそうしたことは気にせず、食堂的な使い勝手ができるところがいい。このまま頑張ってほしい店だ。夜は行かなくてスイマセンが...

GAGNE PAIN(ガニュ・パン)
大阪市北区中津1−9−3ヨークビル1F
ランチ  11:30〜14:00
ディナー 18:00〜21:30
水曜休

アルザス ピノ・ノワール2004 ゲシックト

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アルザスワインは品種を前面に出しているので、わかりやすい。僕がワインの楽しさを知ったのも、実はアルザスがきっかけだった。

ゲヴュルツ・トラミネールという白ワインに出会い、ワインなんだけどライチの香りと何ともいえない苦味を併せ持った、特徴あるワインに魅かれたのが始まりだったと思う。そしてそこからまず品種にこだわって、そこからブルゴーニュでピノ・ノワールにこだわって、そこからボルドー、そしてシラー、今は節操無しの何でもこいへと進化(?)したように思う。

だからアルザスワインには思い入れが強い。特に淡い色とか弱ささえも感じさせるピノ・ノワールには官能的な魅力も感じてしまう。

最近アルザスが再び注目を集めるのは、この地の意欲的な生産者がビオディナミとオーガニック農法に取り組んでいるからだ。占星術的な思想を含むビオディナミについては懐疑的な所もあるが、自然の力を最大限引き出そうとする方向性は納得できる。

このフレデリック・ゲシックトはそうしたビオの実践者ではあるが、名はまだまだ通っていない。しかしそうした生産者もがビオに取り組むほど、今のアルザスの生産者達が自分達のブドウの質の向上に取り組んでいるという表れなのだろう。

このピノ・ノワール、香りはシソ、樟脳、イチゴの香りがあるが、それほど強くはない。アタックは酸が活き活きとしており、強力ではないが渋さと酸のバランスが良く、心地よいのみ口だ。酸のほうが若干勝ち気味で、タンニンを持ち上げるような膨らみはないが、果実の旨み、穏やかな甘さが口の中を薄い膜のように包み込んでいく。余韻は渋さと果実由来の甘さとのバランスを欠いた感はあるが、イチゴのさわやかな甘さがふんわりと続く感覚は悪くはない。

複雑さには欠けるが、ピノ・ノワールの持つ酸のさわやかさ、繊細なタンニン、果実実といった特徴は十分備えているし、価格以上のボリューム感がある。まだまだ著名とはいえないが、もう少し年限を経れば、おそらくはアルザスの銘酒としての評価を得る、そんな予感がするワインだと思った。

【大丸梅田店 2,730円】

レッドウッド・クリーク ピノ・ノワール2005

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阪神百貨店でのカリフォルニア試飲100種イベントで買ってきたワイン第2弾。激安ピノノワールで900円以下だ。いったい原価はいくらなんだろう?まぁ200円程度ってとこなんだろうか。

ニューワールドの安いピノ・ノワールは正直敬遠してきた。酸もボケてて、ピノらしさが感じられないからだ。でもここまで安いとそんなトラウマを通り越して、怖いもんみたさで買ってみたくなった。

試飲でもあんましピノらしい果実味と酸は感じられなかった。改めてボトルで買ってきて家で試したときも、印象はそれほど変わらなかった。やはり水っぽさが先に立つ感じは拭えず、そのままバキュバンで冷蔵庫にも入れず残りはほうっておいたままだった。

さすがに4、5日経ったのでこれはもうあかんやろ、と上の方を若干捨てて、ダメモトで残りを飲んでみたら、これが予想外。香りはプラムや鉄、カラメルの甘い香りが強くなっている。口に含むと最初感じなかった酸もそこそこ出てるし、果実の甘みもしっかりとある。最初にあけたときよりも断然うまくなっている。こんなことあるのか、と正直ビックリした。

普通安ワインって2、3日置いたら酸っぱくなってダメってケースのほうが多いんだけど、何故かこのワインはその逆だった。余韻は短く、べた付く感じはあるが、価格を思えばこの味わいであれば十分納得できる。なんかようわからんが、今回は激安ワインを見直すいいきっかけになった。いやいや、あなどれんなぁ。でもそのためにわざわざ4、5日置くような実験はもうしないだろうけど..

【阪神百貨店 850円?】

2007年5月26日 (土)

Casa Mila

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家の近くに最近開いたスペイン料理店。シェリー好きにとって気になる店だったが、正直「シェリーなんかあんまり置いてないだろうな、ティオペペくらいだろうな」と思い込んでいた。でも前の店でいい気分に酔っ払っていたので、意を決してGO!

店のメニューを見ると、シェリーの項目にフィノ、アモンティリャード、オロロソ、クリームとある。おお、こんなに種類置いてるんだ、正直意外!!これを見ただけでテンション上がりまくり。

小皿料理を3枚頼んで、まずはアモンティリャードから。ティオペペに代表されるフィノは、シェリー特有のフロールと呼ばれる産膜酵母がワインの表面に張る影響で、ワイン表面と空気との接触がふさがれて若々しい味わいを保ちながら、酵母由来のパンのような香りも与えられて複雑味を得る。しかしアモンティリャードは途中で自然もしくは人工的にフロールが消えるので、酸化熟成の落ち着いた香りを得ることになる。

若々しい味わいとヒネた香りのバランスが絶妙。こんなうまいワインが600円程度で飲めるんだから、シェリーは最高にコストパフォーマンスのあるワインと思うんだが、なかなか賛同者がいない。これはちょっとさびしいんだけど...

イカ墨のペーストとシェリーを一緒に飲むと、海の香りが強烈に口の中に広がる。正直最初はウッ、となったが、だんだん癖になってくる。この豪快さがスペイン料理の醍醐味なのかも?

このあとオロロソ、フィノいただいて、3千円いかなかった。初めて行った店だけど、シェリー好きのお客さんに1杯ご馳走になって、他にもシェリーを置いているバーを紹介してもらった。どうもありがとうございました!

店の雰囲気もいい。広くはないが。カウンター席とテーブル席に分かれて、カウンターは6席ほどだけどこじんまりとしていい感じだ。マスターはバルサファンで、丁寧な接客は好感度大。スタッフもいい人だから、気持ちよく飲ませていただいた。酔った帰りのシェリー、という贅沢な使い勝手が一つ増えました。シェリーの品揃えといい、やっぱ行ってみないとわかんないし、何にも始まんないねぇ。

CASA MILA
大阪市北区中津1−5−27
06−6359−8815 
日曜休 
LUNCH  11:30〜14:00
DINNER 18:00〜23:00 

2007年5月25日 (金)

ワインバー・アンフォラ

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早めに仕事を終え直帰するはずが、なぜか方向違いの地下鉄に乗って心斎橋へ。なんで乗ったのか、それは勢いとしか言いようがない。

お目当ては最近マイミクになってもらったマスターのいるワインバー。ワインバーに行くのってひょっとして半年振りかもしれない。東心斎橋の「アンフォラ」へ。

ビルの5階にある店はゆったりとした雰囲気。まずは白ワインと思って「何があります?」とたずねると、ミシェル・グロのシャルドネとアルザスのピノ・ブランが開いているとのことなので普段飲まないピノ・ブランを選択。

ビオ・ディナミの作り手らしいが、それ抜きにしても凝縮どのあるワインピノ・ブランはさっぱりして癖のない印象だけど、このワインは甘みのボリュームがしっかりしていて飲み応えがある。

その後地鶏のソテーをいただきながら、ボルドー・コート・ド・カスティヨンを飲んで、最後はシャンパーニュで終了!最近はわざわざミナミに来ることないんだけど。このお店はアテが安い!地鶏のソテーも分量があって700円と良心的だ。

初めて行かせてもらった。いきなりマイミクになってもらいありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。あぁー、また行きつけにしたい候補店が増えたかも?

ワインバー アンフォラ
大阪市中央区東心斎橋1丁目18−1 ベストプラザビル5F
06−6243−1123
PM6:00〜AM2:00
不定休

2007年5月24日 (木)

ジェラード、雪辱を誓う

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チャンピオンズ・リーグの決勝戦ミラン対リヴァプールは2−1でミランが7度目の優勝を果たし、2年前の雪辱を果たしたsoccer

ミラン有利の声が高かったが、リヴァプールがそれを跳ねのけてやってくれることを期待していたが残念。インザーギが2点を挙げ、カカは得点こそしなかったものの2点目を演出し、リヴァプールは終了間際に1点を返すのがやっとだった。sad

そのリヴァプールの主将スティーヴン・ジェラードは試合を振り返る。

「自分達を誇りに思うよ。この決勝に進出するまで僕達はうまくやってきた。いつかまたこの決勝でプレイできるはずだ。また自分自身を奮い立たせて、夏はたっぷりと休んで、そして次のシーズンでは再び前に進まなければならないんだ。」

「前半戦は試合をコントロールできていたと思う。でも後半は自分達が思っていたようにはいかなかった。でも仕方ないさ、僕達は一流の選手達と第一線で戦っていたんだからね。」

「ミランは勝ったし、彼らは勝利に値すると思う。試合前に僕達はほんの小さな結果とわずかな運によって試合が決まるだろうと言ってたんだけど、ミランがそれを得たということだよ。」

「僕達はもっと強くなる必要があるし、このクラブに新しい力を引き込むことも必要だ。監督も、クラブのスタッフ達もそのことはよく承知しているはずだから、この夏はおもしろくなるだろうね。」

「このチームを信じて欲しい。僕達は全てを出し尽くしたんだ。ただ、その結果を出せなかったというだけなんだよ。」

ベスト4にプレミアの3強が残りながらも、結果はイタリアにカップを奪われた。ジェラードも試合前にはカップへの並々ならぬ意欲を語っていただけに、残念な結果になったが、リヴァプールでカップを狙えることが明らかになった以上、この生え抜きの主将は来季も、そして今後も赤のユニフォームを着て熱狂的なファンに支えられながらイングランドの地で戦い続けることになるんだろう。来季も闘志あふれる戦いが楽しみだ。smile

2007年5月23日 (水)

ナカイヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン 2005 ラシアン・リバー・ヴァレー

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阪神百貨店でカリフォルニアワインの試飲会をやっていた。100種試飲できるということで、僕なんかは非常に魅力的な催しなんだが、思ったほど人は集まっていないようだった。やっぱカリフォルニアワインって売るには難しいんだなって改めて思った。

ニューワールドのワインに期待するのは「安くてうまい」。でもカリフォルニアワインってそれほど安くはない。うまいワインは多いが、価格はそれなり。では安いワインはどうか、というとなんか水っぽくて、同じ買うならチリやアルゼンチンの同価格帯のワインのほうが味的には上だと思う。

だから僕はカリフォルニアワインには正直あまり安さを期待していない。絶対うまそうなワインか、興味をそそるワインの時にしか手を出さない。このワインも実は名前で選んだ。

「ナカイ」というラベルが示すように、このワインは日本人が手がけたワインだ。1980年にカリフォルニアのラシアン・リバー・ヴァレーにソーヴィニヨン・ブランを植えた日本人、中井章恵さんによるワインなのだ。

試飲したときにその繊細な味わいに感銘を受けた。カリフォルニアのソーヴィニヨン・ブランは甘ったるさが勝っているワインが多いのだが、このワインはすっきりした味わいだった。

香りはしかしミルキー。ヨーグルト、乳酸の香りが強いのはやはりマロラクテッィ発酵しているからだろうか。ということは冷涼な気候でかなり酸のある果汁が収穫されるのだろう。しかし減酸しても活き活きとした酸は残っており、すっきりしたアタックが心地よい。青い芝の香りもバックに感じてすがすがしい。

残糖もしっかりしているが決してしつこくない。そしてアルコールのボリューム感と、苦味を感じる。この苦味がワインの味わいの骨格をしっかりと形作って纏め上げている。普通の安価なソーヴィニヨンはねっとりした甘さがべた付いて、後味を悪くしてしまうのだが、この苦味がしっかりと口の中を引き締めてくれるので飲みあきしない。

余韻はあまり広がらず、短めではある。しかしかすかなハーブの香りが口の中を心地よく包んでくれる。この後味の軽快さはカリフォルニアワインとしては出色だ。

カリフォルニアワインでありながら、繊細な特質を引き出した魅力あるワインだと思う。この魅力を引き出したのが日本人ということが何よりうれしいし、本当に誇りに思えることだと思う。こういうワインを飲ませていただいて本当にありがとうございました。その努力に乾杯!

【阪神百貨店 2,500円?】

2007年5月20日 (日)

逸翁美術館2007春季展 「茶碗〜逸翁が愛した名碗たち」

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今日は朝はゆっくり起きて、昨日のBBQのアルコールを抜くために中津の十三大橋から守口の太子橋まで往復ジョギング。1時間半くらいかけてゆっくりと走った。風が強く肌寒かったが、暑いよりはましで音楽を聴きながら快調に走破。

その後3時頃から池田にある逸翁美術館で開かれている「茶碗」展へ。この美術館は阪急東宝グループを起こし、戦前は商工大臣、戦後は国務大臣復興院総裁となって経済界、政界で重きを成した小林一三(号 逸翁)の旧邸に彼が集めた美術品を展示している。今回は茶人としても有名な彼の愛した茶碗を集めた展覧会。

まず迎えるのは足利義政の和歌短冊。政治家としては応仁の乱を招いた最低の将軍だったが、東山文化のパトロン、プロデューサーとして茶の湯、書院造、庭など日本文化の源流を築いた。実は彼ほど現代日本人の生活に影響を与えている歴史上の人物はいない、と日本人以上に日本文化に通暁しているドナルド・キーン氏が著書「足利義政」で指摘しており、全くその通りだと思う。その彼の直筆を目にするのは初めてだが、流麗だが迫力に欠けるその筆致からは、政治から目を背けて自らの世界に閉じこもる彼の性格が見えてくるようだ。

展示されている茶碗の中には、本来茶碗として製作されなかったものを「見立てて」茶碗として用いていたものも多い。極端なものは、逸翁が外遊した際に購入してきたセーブルやデルフト窯の器などがそうだ。これも自分の感性に自信がなければできることではない。形式にこだわらない彼のおおらかな精神を垣間見る。

こうした展覧会では、茶碗に付けられた銘がどうしてそのように付けられたのかを探るのが楽しい。例えば「中宮寺」と呼ばれる白地に黒釉の文様が入った茶碗。その清楚さと釉薬の渋い色合いが、中宮寺の国宝、「東洋の考える人」と呼ばれる菩薩半跏像の雰囲気を想像させたのだろうか。

ありがたくない銘を付けられた茶碗もある。当時「両国」と呼ばれる高麗茶碗を見る機会のあった逸翁は、その素晴らしさに歌を詠んだ。

「両国の 空の花火を 遠くから あこがれてみる 永代の橋」

永代橋から眺める両国花火の美しさは、歌川広重も「名所江戸百景」で描いているが、自らが持つ高麗茶碗はこの両国に遠く及ばない、という意味を込めて、その茶碗には「永代」という銘を付けたという。これも逸翁の独特のユーモアだろう。それとこういう故事を即座に思い出し歌を詠んで銘に用いるという博識ぶりには本当に恐れ入る。

その他にも江戸後期の茶人で大名、松江城主の松平治郷(号 不昧)や昭和の大茶人で「電力の鬼」と称された松永安左エ門(号 耳庵)の銘もあり、それぞれが茶碗にどのような景色を見出したのかを探るのも面白い。逸翁とはまた違った感覚があるからだ。

決して茶碗の歴史を通観する展示ではない一人の茶人が審美眼に基づいて選んだ茶碗であり、ある共通項のようなものが感じられてくる。小振りで釉薬は厚くない、渋めの色合いの茶碗で、形的には完成されたものよりもどこかに歪み、変化が感じられるものが多いと思った。

小振りな茶碗が多く、決して派手なものはないが、いずれも落ち着きのある手にとって見たいと思わせるものばかりだ。静かな落ち着いた雰囲気のある建物の中でゆったりした時間を過ごせるいい展覧会だと思う。6月10日まで。

逸翁美術館HP
http://www.itsuo-museum.com/

Bliss BBQ!

18日の局地的豪雨から一夜明けて、まずは上々のさわやかな天気だ。19日、中津のビールバーBlissのBBQにおじゃました。総勢40人くらいの参加者。オージービーフとビール飲み放題で、期待感タップリ。11時半からの開始予定だったが、そのときの天候は何ともはっきりしない。昨日の豪雨の不安が若干頭をかすめるが、楽観的観測でなんとかなるだろうと思って現地に。

到着後totoBIG並みにまずはビールのサーバーに行列し、全員にビールがいきわたったところで開始。肉を焼き始めてほうばりはじめると、にわかに雨粒が落ちてきた。結構大粒、やばいか、と思ってたら本降りになり急いで橋の下に避難。さすが絶妙の段取り!!
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しばらくは雨風とも結構強かったが、しばらくすると雨も止んできた。ただやはり寒い。風もあるので、ビールを飲むには若干不利な環境。飲むペースも落ちてきた。そうなれば強制的に発散するしかない。で、ビールグラス片手にサッカー、パスの開始。いつもは温和な表情のマネジャーも次第に真剣モード。おいおい、店でもそんな顔は見たことないぞ。なんでサッカー経験者ってすぐこういうシーンでも真剣になるんだろう?そういうサガなのか?
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で、いろいろやっているうちに公園の閉園時間5時になった。
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このあとたぶん常連組は店に移動して飲むはずだろうと思いながら、友人を送って自分もちょっと休憩してから合流しようと思っていたにもかかわらず、不覚にもベッドで横になってしまいいつの間にか思いっきり爆睡、起きたら10時半でした。飲みすぎたなぁ。でも起きたら飲むものがないんで、また飲んじゃってるわけだけど...

本当に今日は皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました!!

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今フランスではロワールがヤバイ。地球温暖化の影響も少なからずあるかもしれないが、本当に予想外のワインを次々と送り出している。やる気のある醸造家も集中しているようだ。

ブルゴーニュの畑は高すぎて買えない、でもロワールならば、とこの土地にやってきた有能な醸造家が今までの常識を覆すようなワインを発信している。だからこの地域では今までのAOC、原産地呼称統制法の枠なんか気にしてちゃいけない。そんな旧来の縛りになんか彼らはとらわれていないんだから。

このワインもカテゴリーはヴァン・ド・ペイだ。しかし作り手はあの新井順子さんの ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ の醸造長を務めるパスカル・ポテールなのだ。

新井順子さんは自著「ブドウ畑で長靴をはいて」で自らも語るとおり、単身ロワールに乗り込んでブドウ畑と格闘し、ついに自らのキュベを世に送り出したことで、今や日本人醸造家の代表格で、現地でも評価の高い生産者となった。その彼女のドメーヌで醸造長を務めていたのがポテール氏。彼がビオ・ディナミの先駆者ミッシェル・オジェの畑を借りてワインを作り出したのはつい最近。

ついで見ると、まずその色調に驚いた。緑のニュアンスが強いワインにガスが含まれていて、細かな泡が沸き立つ。色は濁っているといったほうが適切で、何もかも予想外。

実はこれはシャルドネで作ったワインのはずなのだが、そんな特徴は殆ど感じられない。ニュートラルなシャルドネではあるが、ここまで変われるものなのか!香りはナッツ、白コショウ、バジルの香りがある。

口に含むとまずはシュワッとしたガスが舌先をくすぐる。そして舌先から舌の根元へと鮮烈な酸と苦味が突きあがってくる感覚だ。口の中にはナッツを食べたときの香ばしい香りが広がるが、舌の表面では旨みと微妙な苦味が広がるという、複雑な展開に少々戸惑う。

甘みは少ないが、決して不足しているわけではない。最初の鮮烈な酸とガスのアタックから、旨みとまろやかな香り、そして後半の苦味とコクがある余韻のつながりは、それぞれのパーツは個性的だがそれらをうまくまとめあげて一つの作品に仕上げている。

これだけ個性的な作り方をしていながら、全体のバランスは本当に素晴らしい。どれかが突出していたら、たぶんキワモノワインとしてしか思わなかったが、これだけの作品に仕上げるとは、さすが醸造家の力量だ。こういう人材が新参の日本人に雇われてしまうところが、まさにフランスワインの奥深さなのだろう。まぁ、これは久々にインパクト特大ワインでありました。

【グラシアス大阪空港店 2,500円?】

トラウトヴァイン カイザーシュトゥール シュペートブルグンダー トロッケン2004

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落ち着いてゆったりと時間を過ごしたい時は、あんまりでしゃばらない、全てを受け止めてくれる人と一緒に過ごしたい。ありゃ?えらい感傷的な出だしになったぞ!?

そんなええもんじゃなく、飲みすぎた後の迎え酒も落ち着いた優しい味わいのものがいい。今日は昼間から飲みすぎて、すっかり爆睡をかまして起きた11時頃、冷蔵庫にジュース類も一切なく、じゃぁ飲むしかないやん、と思って飲みだしたのがこのドイツのピノ・ノワール。

最近ドイツのピノ・ノワール、いやシュペートブルグンダーの進歩はホントめざましい。ブルゴーニュのようなおおらかな膨らみと余韻の複雑さにはかなわないが、ピュアな果実味と繊細としか言いようのない滑らかさは独特の世界を持っている。難点は価格。若干高めの価格にならざるを得ないのは、その冷涼な気候と起伏の多い地形で苦労しながら作っていることを考えればやむを得ないのだが...

このワインも香りが華やか。シソ、カシス、ミントのようなすがすがしい香りが広がる。色は決して薄くはない、明るめのルビー色。

口に含むと、すがすがしい酸とミンティーな香りが広がる。タンニンはやはり強くはないが、酸と調和したほどよい渋みを感じさせてくれる。ボリュームは小さいので、最初のミンティーさがすぐに余韻へと直結していくような感覚だ。

複雑さはなく、最初のすがすがしさがそのまま余韻へと繋がっていく、悪く言うと一本調子の感がなくはない。でもその後に続く余韻のはかなさ、か細さには何故か惹かれるものがある。時にはこうしたワインに触れたくなることがあるのは、やっぱ年取った証拠かな?

【阪急百貨店 3,500円?】

2007年5月19日 (土)

ラダーは癖になるかも?

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今日は月イチのフットサル教室。早めに帰ろうとしてたら、そういう時にかえって電話がかかって来る。おいおい、カンベンと思いながら隙を縫って吹田に向かう。

ウォーミングアップでのストレッチの後、今日はまずラダーを使ってステップ、というか足まわりの練習。これ結構足にくるなぁ。頭で理解してもなかなかうまくステップが運べない。でもおもしろい練習だ。小回りを利かせる足運びの練習にはいい。脳の活性化にもなりそうだし?

その後パス練習、インフロントとアウトサイドで回転を効かせるキックと高く浮かせてパスするキックの練習をした。高く浮かせるのが案外難しい。最後まで足を残して、という指導もうまくいかず、半分はミスキック。これが上達すると、カウンターも効かせられて効果的な技だ。今後意識的に使ってみよう。

その後は3対3でのミニゲームから前後半6分の試合。途中力入って接触プレイになって左足を捻ったが、体自体はよく動いていたと思う。我ながら結構しつこくマークできたし、相手と距離も保ちながらカットも出来た。

やっぱ積極的に意識をもっていくのが大切だと改めて思った練習でした。いつもながら吉田コーチ、藤川コーチありがとうございました。

しかしこの教室、去年の1回目から全く雨にあたらんなぁ?誰が晴れ男or女なのか?この後豪雨に見舞われるわけだけど、次回は梅雨真っ只中だ。この調子で次回も無事開催されますように。

クー・ド・ヴァン

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天満でカルボナーラ食って腹膨れたんで、お向かいのワインバーへ。10時半まわってたが、実はラストオーダーが10時半、閉店11時なんだけど嫌な顔せず迎えてくれた。どうもスイマセンでした。

このお店、以前チーズの講習でしばらく通っていた。今月の「料理通信」で”グラスワインの達人”として紹介されていたソムリエの浦上さんと”チーズの達人”樋園さんが絶妙のマリアージュを薦めてくれる。

本日はまずシャトー・オー・セジュールのマグナム2003年を薦めてくれたのでそれをいただき。サン・テステフのクリュ・ブルジョワだが、92年以降シャンパーニュのルイ・ロデレールが所有するシャトーなので悪くはないだろうと思った。でももっと硬いだろうという思い込みは裏切られ、凄くシルキー。開けて2日目ということだが、かえってそれが良かったのかも。タンニンと酸のバランスが心地よい。

あとはスペインのミュスカ&マカベオをいただいた。ミュスカの悪く言えば甘ったるさがマカベオのドライな味わいによってうまく緩和されている。でも香りはミュスカらしい香りがある。

そしてなぜかシャンパーニュをご馳走していただいた。泡が飛んでいたシャンパーニュをあえて出していただいたそのココロいわく...

「本当にうまいシャンパーニュはガスが飛んでもうまいんですよ。実際試すときにはかき混ぜてわざとガスを飛ばしてみるんです。ダメなのは酸っぱくなるだけですから。」

なるほど!おっしゃるとおりだ。ブドウのポテンシャルがあれば、泡がなくなってもうまいのは理屈だよな。さすが、プロの技、と最近にない「眼からウロコ」状態だった。

そうこうするうちに11時、雨もぼちぼち止んだので撤収。いや〜、来てよかった。チーズ食べられなかったけど、十分ワインを堪能しました。ご馳走様でした。

COEUR de VIN
大阪市北区天満1-5-2 トリシマオフィスワンビル1F
06-6351-4088
〜23:00(ラストオーダー 22:30)

洋菜の店RICK

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今日は月イチフットサル教室。大阪駅に着いて、阪急梅田駅下の成城石井でシャンパーニュとトスカーナのカベルネを飲んで、ちょっと勢いがついたんでなぜか地下鉄で逆戻り、天満橋駅に。

最近知ったこの店に行ってみたかったが、やはり逆戻りってなかなか勢いがつかないとしないものだ。近いんだけど、近いだけにいつでも行けるという思いがかえって邪魔をする。でも今日は金曜日なんで、そういう壁も無しってことで行ってみた。

さすが花金、テーブル席は10時だけど8割埋まっている。カウンターは開いてたのでそちらに。でもしばらくすると先客のお連れなのか5人ほど着たので席をつめるほど。

料理はイタリア系が強いのかな?とりあえずガッツリ腹が減っていたので、カルボナーラとライスコロッケ、それにカリフォルニア・ジンファンデルをオーダー。

パスタは固ゆでかな?カルボナーラだけどさっぱりした味付けだ。でもスパイスは結構効いてる。厚切りのベーコンは塩分控えめでジューシーな味わいだ。

ライスコロッケ、デミグラかかって上品仕上げだが中は素朴な味わい。パレルモの駅でほおばってた冷え気味のアランチーナを思い出した。なつかしいなぁ。

食べてたら凄い音がしてきたので、何かと思ったらにわかの豪雨。ありゃりゃ、あしたのバーベキュー大丈夫かなと思ったが、今の内に降っとけ。明日は明日の風が吹くだろうけど腹も膨れたので退散。アボカドとか、コチのカルパッチョとか食べてみたかったけど、明日BBQということと時間も遅くなるので自主規制。ご馳走様でした。

洋菜の店 RICK
大阪府大阪市北区天満2-1-27 桃井第2ビル2F
06-6242-3000
ランチ  11:30〜14:00
ディナー 17:00〜23:00

2007年5月18日 (金)

テヌータ・デッレ・テッレ・ネ−レ エトナ・ロッソ2004

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またシチリアワインです。シチリアのブドウといえば、ネロ・ダヴォラだが、もう一つ、最近流行のブドウはネレッロ・マスカレーゼ。

ネレッロ・マスカレーゼは肉付きの良いネロ・ダヴォーラに比べると酸が強い。だから肥沃な土地で安易に作ると酸の強い薄っぺらなワインになってしまうという。

しかし最近は優秀な作り手がこのブドウですばらしいワインを産み出している。代表的なものはアンドリア・フランケッティの「パッソ・ピッシャーロ」。そしてこのマルク・デ・グラツィアのワインもまたその一つだ。

火山で有名なエトナ地区はギリシア時代にさかのぼるワイン産地だ。もともとシチリアはギリシア人の植民地として歴史に登場してきた。このあたりにワインを植えつけたギリシア人だが、その眼鏡にかなったこの地域の溶岩土壌は土に気泡を多く含み、地下深くの根まで酸素が供給されることがワインの深い豊穣な味わいをもたらすのだそうだ。

色は深みのある濃いルビー色。黒味が強い。香りはプラム、チョコレート、カラメル、焦げた香り、紹興酒の香りがする。甘いニュアンスの香りが中心にある。

アタックの酸は結構強い。酸のあとにやってくるタンニンはまだこなれていない。とげとげしさがあり、調和しているとはいいがたい。口の中にほろ苦さが大きく広がっていく。上品さには欠けるが、旨みのポテンシャルは豊かだ。ボリューム感も豊富で、力強さにみなぎっている。

余韻も旨みが長く続く。しなやかな余韻ではなく、キレは悪いかもしれないが、この甘めのコクは決してキライではない。

確かにポテンシャルのあるワインだと思う。シチリアのような肥沃な土地であれば、酸のあるブドウのほうがより上品なワインになりうる可能性はあるのかもしれない。しかし悪く言えばアンバランスなこのワインを飲むと、それを成し遂げるにはよほどの努力と才能を必要とするように思えた。

【グラシアス大阪空港店 3,990円】

2007年5月17日 (木)

情熱うどん讃州

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最近雑誌をにぎわす中津のうどんといえば「竹内うどん」とここ。

竹内うどんは9時までで、うどんがきれれば閉店。こちらは結構遅くまであいているのが助かる。

オススメはちく玉天ぶっかけ。ちくわと半熟玉子の天ぷらが豪快にのったぶっかけうどんだ。うどんの量は1玉、1.5玉、2玉から選べて値段が変わらないのがうれしい。ガッツリ食べたい時には心強い店だ。

うどんは太めで、コシが強い。だしはもう少し醤油をきかせたほうがと思わないではないが、うどんの旨味を味わうにはこれくらいがいいのかも?

今日はダブルでガッツリいただきました。750円、ごちそうさまでした!

2007年5月15日 (火)

4位アーセナル 来季に向けて

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ポーツマスとの最終戦を0−0で終えて、結局4位に終ったアーセナル。前節で勝ち点差なし、得失点差でリヴァプールとの3位争いとなったが、リヴァプールも引き分けたため、アーセナルの4位どまりが決まった。

スコアレスドローだったが、勝つチャンスは十分あった。結局今季言われ続けた得点力、決定力不足を象徴する試合で終えたのはある意味納得せざるを得ない結果だろう。

アンリ、ファン・ペルシーという稼ぎ頭をケガで途中から欠いたことを考えれば、この結果は止むを得ない、というかよく4位以内を確保したといえるのかもしれない。

この試合でもバティスタは決めるべきところを決めることが出来なかった。おそらくレンタル期間終了で来季の残留はないだろう。来季はアンリ、ファン・ペルシー、アデバヨールの3人で回すのかもしれないが、ファン・ペルシーは「ごっちゃん」タイプのゴールが多かったし、アデバヨールも決めたゴールはいいが、やはり精度が悪いし、自分からの切り込みには欠ける。アンリが来季ももし早々にコケるようなことになれば、また苦しい戦いになるのは必定。

DF陣は特に大きな変動はないので、来季も戦力的には遜色ない戦いができるだろう。やはり来季躍進の鍵はMFにある。

MF陣、やはりセスク・ファブレガスだろう。今季を通しての活躍は、おそらくアーセナルでの最優秀選手に異論はないだろう。しかし、今季の得点の少なさ、というよりも得点チャンスで自ら撃たずにパスを回そうとした「消極性」は残念だ。まだ20歳になったばかりなのだから、黒子に徹するだけでなく自らゴールを決めるくらいの気迫で戦ってもらいたい。唯一MFではジルベルト・シルバが10点を挙げたが、これはPKの得点。ロシツキーもゴール枠外のシュートが多かった。MFの得点力が結局この順位差になったような気がしてならない。

さぁ、もはやタイトルの一切から切り離されたアーセナルはオフに入る。この期間はいかなる戦力の入れ替えがあるのか。今のところ移籍確実はフラミニだけだが、FWの大型補強は、噂されるアンリの移籍(ないと思うんだけど...)はあるのか、少々落ち着けないオフになりそうだ。

コート・ド・プロヴァンス ドメーヌ・ソラン キュヴェ・トラディシオン2001

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プロヴァンスのワイン、何年ぶりだろう!!甘ったるくて奥深さにかけるワイン、と自分の中では位置づけてきた。でもやっぱりそういう思い込みは禁物だと思い知らされた。

札幌から大阪に帰ってきて、まず寄るのはやはり伊丹空港のグラシアス。残念ながらバーは閉まっていたので、仕方なくワインを物色。ここのソムリエ、有山氏にいろいろ聞いている流れでオススメしてもらったのがこのプロヴァンス。

フツーならあまり興味がわかないプロヴァンスだが、このワインには魅かれた理由がある。まずいわゆる有機栽培。そして生産者の本拠が肉付きの厚いワインを造るバンドール。そして比較的シラーの割合も多いこと。

ドメーヌ・ソランは1992年からというからそれほど古い作り手ではない。コート・ド・プロヴァンスとバンドールというAOCの境界で12haを所有する。セパージュはグルナッシュ45%、シラー35%、カリニャン15%、ムルヴェードル5%。このデータからはぽってりしたアルコール分の強いワインを想像していた。

色は黒味の強いルビー色。すごい凝縮感で縁までぎっしりと色が詰まっている。しかし香りはそれほど重くなく、ミントの香り、ユーカリ、カシス、干しブドウ、コショウの香りがある。

アタックは滑らかで、驚いたのはこのワイン、カベルネじゃないの?と思ったくらいボルドータイプの上品な飲み口だった。酸もあり、その中にやさしいタンニンがくるまれている。ボルドーと違うといえば、甘苦い味覚と、タンニンを酸が持ち上げるようなふくらみの感覚に若干乏しいところだろうか。でも知ってるからいえることなので、たぶんブラインドではわかんないだろう。

タンニンはまだゴツゴツ感がある。しかしこの味のバランスは何なんだろうか。4種類のブドウがバランスよくそれぞれの長所、グルナッシュのボリューム感、シラーのスパイシーさと酸、カリニャンの軽快感、ムルヴェードルの重厚さがバランスして、それぞれを補ってこのワインの上品さを形成している。

余韻もボリューム感があり、若干は苦さも残るが之くらいの荒さは産地のことを考えればかえって好ましくも思える。口の中に残る収斂感もご愛嬌に思えてしまう。

まさにブレンドの力、ワイン界のゴレンジャーならぬヨンレンジャー!?やっぱ飲まずキライはいけないなぁ。このワインは素直にオススメに従って大正解でした。

【グラシアス大阪空港店 2,415円】

10,000アクセス御礼!!

5月15日朝、訪問者数が10,000人を超えました!
 ふらっと立ち寄っていただいた方、時々来てもらっている方、常連の方(いるのかな?)、どうもありがとうございます。1日平均で70人ほど来ていただいているペースです。最近はだいたい100人超です。ホント、ありがとうございます。すごいモチベーションになります。
 これからもこんなペースで続けていきたいと思ってますので、よろしくお付き合いください。

2007年5月13日 (日)

アルザス ピノ・ノワール2005 オードリー・エ・クリスチャン・ビネール

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週末の北海道旅行からようやく帰ってまいりました。周りの勢いもあってビールばかり飲んでいたんで多少疲れ気味。久々のゆったりした時間のお供には、やさしいワインがいい。ということで思いついたのはアルザスのピノ・ノワール。

フランスで最も北のピノ・ノワール産地ということで、冷涼な気候から予想されるのは、淡い色調と繊細な飲み口だが、最近は全てがそうとはいえない。

この生産者は家族経営の小さなワイナリーながら、1770年とフランス革命以前の古い歴史を誇る。しかしながら生産には非常に手間ひまをかけており、ビオ・ロジック手法での栽培、マセラシオンに時間をかけて果皮の旨みを抽出し、もちろん果実の力に自信を持っているから補糖は一切なしである。

しかし色はやはり薄さは否めない。非常に明るいルビー色でロゼと赤ワインの中間的な感覚だ。香りはピュアでイチゴ、フランボワーズ、赤シソといった酸を感じさせる若い香りで、複雑さはあまり感じない。果実を絞ったそのままの若々しい香りだ。

口に含むと、若干舌先をチリチリとくすぐる感じがある。之は還元の兆候だろうか。タンニンは強くはないが、それでも収斂性を主張するだけのボリュームはある。やはり予想通りの繊細さだ。弱いワインではないが、その旨みを感じ取るには問いかけが必要だ。つまり何かを感じ取ろうとする飲み手の努力が必要だ。劇的なボリュームはないが、心地よい滋味とよぶべきやさしい味わいがふんわりと、ふっくらと口の中に漂ってくる。

余韻はふくらみにこそ欠けるものの、滑らかで淡い果実のさわやかさ、清涼さが長く続く。気候を反映したこの北のピノ・ノワールを飲む意味は繊細さの中にうまさを見出す楽しさであり、それはある意味日本美術の侘びさび的な芸術観に通じるところがあるのではないかと思う。癒しのワインとはあまりにも浅薄な表現かもしれないが、たしかにそのフレーズがピッタリくるワインではないだろうか。ただ、やっぱりか弱い印象はぬぐえないかな?

【グラシアス大阪空港店 3,600円】

柿崎商店海鮮工房

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北海道二日目は余市に足をのばした。朝飯と昼飯兼用で海の幸を堪能することに。

頼んだのはウニ丼のイクラのせ、ツブ貝刺身、ホッキ貝の塩ふり。

ウニは色がきれいなオレンジ色で、ウニ特有と思っていた臭みは全くない。ウニの甘さってしつこさがあるというのも誤解だった。ホント、スッキリした甘さにビックリ!!

ホッキ貝もほんのりした甘さと歯ごたえがたまらなかった。

でもこの後、他のお客さんのところに運ばれてきた甘エビ丼にビックリ!鉢にエビが溢れて800円とは?こんなんあったのか〜最初メニューに出てなかったぞ!僅かの後悔を残しつつ、ニッカの蒸留所へ・・・

2007年5月12日 (土)

キリンビアレストランハウベ

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新千歳空港に着いたのでまずは腹ごしらえ。

最初はジンギスカン。ラムのロース、ヒレ、スライスが食べ放題。臭みもう少しなく、やわらかい。脂身が少ないんで結構食える。

でも最初から食べ過ぎた!苦しい〜

札幌です

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今千歳。今日から二日食いまくります。

2007年5月10日 (木)

カンティヨンヴィニェロン

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最近Blissに来るとカンティヨンやドリーフォンテイネンなど酸っぱい系のビールを空けることが多い。

昨日もそうなった。これはマスカットを漬けこんだものだそうだが、刺すような酸はなくまろやか。コクもありうまかった。

隣に座ったマネージャーさんも恐れるビール通の方におごっていただく形になってしまった。どうもありがとうございました!

でもそんな方には何をお返ししたらいいんだろう?

えらい借りができちゃったなぁ〜

2007年5月 9日 (水)

セスクの限界?

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チェルシー戦は1−1で引き分け、トップチームとも互角に渡り合う戦力があることを証明したアーセナル。来季に向けた収穫もあった。結果としてチェルシーとの直接対決を待たずにマンチェスター・ユナイテッドの優勝を決めさせることにはなったが。

しかし前半で退場を出し10人対11人になった試合、勝てた試合を引き分けに終えたアーセナルの課題は大きい。得点はジウベルトのPKで、相変わらずFWの得点力不足は致命的だ。これでドログバがいたらどうなっていたかどうか。

しかし今回顕在化したのは実はセスク・ファブレガスの問題かもしれない なぜ彼はゴールを撃たないのか? 彼が決めるべきシーンが少なくとも2回はあった。既に4位以内が確定し、消極的になる理由は何もないはず。決定力不足のFWにパスを出す必要がどこにあるのだろう?

カカと決定的に違うのはここだ。味方がいても自分で決めようとするカカに比べ、セスクは味方を使おうとする。しかしそれも度が過ぎるとゴールを決めるべきときに決めることが出来ない、嗅覚のなさに映る。

セスクにはゴールを切り裂くドリブルも、相手を抜きさるフェイントもない。相手の動きを読んで、ボールキープの巧みさで駆け上がっていくタイプだ。だから安定感はあるが、意外性は少なく、相手を怖がらせることもない。今後オールラウンダーから飛躍していくためには、少々カカの強引さも見習ってもらいたいと思う。決めるべきときには、多少無理をしても自ら持っていくくらいの気力があっても19歳の選手を誰が責めるだろうか?

そのファブレガス自信も今季のアーセナルの不振がMFの得点力不足に一因がある事を認めている

「今までも素晴らしいサッカーをしてきたけど、一番大事なことはゴールを決めることだよ。」

「アンリやファン・ペルシーといった良いコンディションの選手を欠いた事を言い訳にするつもりはない。それがサッカーなんだ。それならば別の解決策を見つけなければならない。そして僕達には解決策はあったんだよ。でもそれはストライカーに関することじゃない。」

「挙げなければならない得点を挙げたMFはただ一人、ジウベルトだ。ジウベルトに関しては良いけど、でも僕達MFは同じようにもっとゴールを決めなきゃならなかったんだ。この事は改善できると、来季は希望を持っているよ。」

3位リヴァプールと勝ち点で並び、得失点差で4位につけているアーセナル。残り2試合だが、来季に希望のある戦いを見せてもらいたい。セスクがゴールを上積みできるかが一つのポイントになるだろう。

2007年5月 8日 (火)

コート・ロティ2001 ドメーヌ・ジャン・ミシェル・ステファン

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久々に上等のローヌを飲みたくなった。で、選択はエルミタージュかコート・ロティで、好みでいけばコート・ロティ。そこでこのお手ごろ価格のロティを選択してみた。

コート・ロティは「焼けた丘」の意味。その名の如く、あまりにも暑い畑から生まれるシラーはそのままでは勢いが強すぎる。ということでここは伝統的に白ワインのヴィオニエを10〜15%混醸することが許されている。だから普通のシラー100%にはない複雑さが生まれることがある。

ワインの作りも伝統的な作りを守っていて、果皮との接触により味を抽出する醸し(マセラシオン)も長め、そして瓶詰めまでの樽熟成も長めに取っている。

さて、このワインはいかがか。色は黒味の強い、深みのある透明感は少ないルビー色。香りはスパイシー、スモーク香が顕著。バックには果実、カシス、ミント的な香りがある。

アタックは思いの外酸が強い。その後で収斂感の強いタンニンがやってくるが、広がりは小さい。舌の中央で展開する感じだ。

ローヌのわりにはボリューム感が乏しい。あまりにもまとまりすぎだ。これであれば力むき出しのヴァン・ド・ペイの方が好ましい。クリーンでスッキリした作り方だが、ロティが飲みたいときに期待する特性、ヤキイモの皮を焦がしたような甘さと焦げのボリューム感は殆ど感じられない。

上品なのかもしれないが、これでロティというのなら少々残念。シンプル過ぎて期待を裏切られてしまった以上、次は定番、信頼感のあるロティを飲まないと埋め合わせはできないなぁ?

【追記】
一日置いて飲んでみたら若干落ち着いて、気になっていた酸が穏やかになってきた。旨みも出てきたが、やはり軽めの感は否めない。もう少しボリュームが欲しいと思うのは変わらず。

【グラシアス(大阪空港店) 5,800円】

シュベルニー2005 ドメーヌ・フィリップ・テシエ

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帰省していて、近くの酒屋に言ったときもなんか掘り出しものがないか見てしまう。これもサガかなぁ...

実家の近くの量販店だが、なんか面白そうなものはないかと思って目に付いたのがこれ。なんとなく聞いたことのある名前、でついつい買ってしまった。

シュベルニーはフランス北部ロワール地方の比較的新しいAOC。その中でフィリップ・テシエは3代続くこの地の名門。このワインもソーヴィニヨン・ブラン85%、シャルドネ15%のセパージュ。

香りはソーヴィニヨン・ブランの特徴である青いハーブの香り、青草、枝を折ったときの香りがするが、単に青さを感じる香りだけでなくカスタード、バニラの甘さを思わせる香りもある。それが単独で感じられるので、二層的な香りの構造を持っている。

アタックは思いの外柔らかで、そのあと苦味を伴ってアルコールのボリュームが感じられ、口の中を若いハーブの香りが広がっていく。

やはりソーヴィニヨン・ブランの特徴は強く出ているが、単にさわやかさだけでなく、ボリューム感もある。余韻は若干キレが悪い、少ししつこさも感じさせるが、ロワールという地勢を考えると予想を超えた力強さだ。

ちょっと冷やしがたらない中で飲んだが、もう少し冷やしめで飲んだほうが酸も活かしながらボリュームも楽しめてよかったかもしれない。若干酸がボケたかな?

それにしても最近のロワールはボリューム感があるなぁ。やはり地球温暖化の影響もあるんだろうか?

【リカーワールド華(武生) 1,800円】

2007年5月 7日 (月)

最後は武生の立ち食いそば

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やっぱり大阪に帰る際の締めはこれしかない!武生駅の改札近くにある立ち食い「今庄そば」。

ひいき目抜きで、日本一の立ち食いそばだと思う。だしも絶妙、蕎麦の舌触りは柔らかく、喉越しもなめらか。

250円で大満足。これを食べるとまた大阪に帰るという実感がわいてくる。さあ、一日遅れで連休終了。明日からは平常通りでがんばるぞ〜

今庄そばふる里

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五軒目になります。ここは今庄そばとあるように、今までと若干ちがう。

まずだしはかなり薄口で、おろしも辛くない。そばは稲庭くらいの太さ、厚さだが、最も黒みが強い。

だしが強くないので、そばの香りが邪魔されずに口の中に広がってくる。個人的にはもう少し辛みが欲しいとは思うが、これはそれぞれの店の考え方次第なので一概には言えないと思っている。

しかし一番そばらしいそばかもしれない。これで蕎麦屋巡りは終了。しかし実は最後にもう一軒、外せないところ、締め括りの大トリが残っていま〜す

2007年5月 6日 (日)

そば蔵谷川

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これが4軒目です。最近一番の評判を得ているかもしれない「谷川」。雑誌に取り上げられる頻度も多く、ミーツでも掲載された。

特色はそば100%でいわゆる十割そばの石臼びき自家製紛。粗いめのひきなのでそばの粒が見える。そばは透明感があり、極太くで長さもばらばら。切れ端のようなところも入っていて豪快素朴な趣だ。

だしはかなり控え目で、おろしも青首のところだが辛みは穏やか。

昔からの武生のおろしそばに比べると、異色かもしれない。そばの素材の持ち味を引き出そうとするこだわり、確かにここのそばが一番強い。他では味わえないそばだ。

ちなみに僕は二枚食ったが、向かいのおじさんはいきなり5枚頼んでた。おいおい、出石じゃないから手形はもらえんぞ〜

遊亀庵かめや

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武生での蕎麦屋巡り三軒め。ここは実家から一番近くて、おそらく一番有名。かれこれ20年以上通っている。

そばは平たくなく、断面が正方形で形のそろったそばだ。だしは力強く、辛みも強い。

これに添えるは美浜の小さな蔵が醸す男酒、早瀬浦の純米吟醸。苦味のふくよかさが広がり、抜群なんだな〜

2007年5月 5日 (土)

越前おろしそば御清水庵

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ハシゴしました。

先のたかせやから歩いて2分のところ。

こちらは年配の方が作るので、そばも太く色も濃い。だしも若干甘めだが、味がしっかりしている。

しかしおろしが辛いなぁ。知らない人が知らずに食べると文句を言うんじゃないかと思う。でもコレコレ、これなんですよ、僕が欲しかったのは。この刺激がないと帰ってきた気がしない訳です。

ここは後口にきなこまぶしのそば団子を出してくれるおまけつき。これもあんまり他にはありません。

越前おろしそばたかせや

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連休後半帰省しました。

今は越前市、昔は武生「たけふ」。武生のほうが響きも良くて好きだったのだが、例の合併で変わってしまい残念。

武生の名物はなんといってもおろしそばだ。これだけは大阪にもない。別に大阪のそばが旨くないというわけでもない。別物だから単純に比較するのは適切ではないと思うのだ。

でまず1軒めは武生駅近くの「たかせや」。

ここの特色はだしに山芋をすって入れている点。これは福井でも珍しい。オリジナルかも?

そばの色は薄めで透明感がある。太いが薄いので喉越しはいい。

だしは薄めで辛みも穏やかだ。

初めて行ったがなかなかおいしい。もう少し辛みが欲しいかなぁとも思うが、女性がなさっているので、自然と優しい味になるのかも?

ブルゴーニュ・シャルドネ2004 マトロ・ウィッターシェイム 

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実はブルゴーニュ・ブラン、シャルドネは結構苦手です。酸がキツクて、味わいの物足りないワインが多い。安い価格帯のワインだから、ある程度仕方ないんだけど...

最近はポテンシャルの高い、優秀なドメーヌのAOCブルゴーニュが多く出ている。そういった場合はメイン・ブランドのワインの品質には足りない若い樹齢のワインなんかがこのカテゴリーに廻るだけで、もともとのブドウのポテンシャルは高いのだから、非常に味わい深い場合が多い。

このウィッターシェイムもメルローでは最近メキメキ頭角を現してきた造り手だ。女性の醸造家クロディーヌ・ルッセルに率いられて、ピュアなやさしいムルソーを産み出している。顔写真を見ても女性ながら凄く顔つきがいい。不適な表現かもしれないが頑固、大阪のオバチャン的な風貌は自信にあふれている。

その事を裏書するかのようにこのAOCブルゴーニュも香りから素晴らしい。色はレモネードのよう、若干黄緑的要素を帯びた若々しい黄色だ。香りは樽香、バニラがきれいについている。パイナップルのような甘い香りも持っているが、しつこくはなく非常にやさしい香りだ。

アタックはとてもまろやか。酸はあるが丸くまろやか。攻撃的なところは全くない。まろやかで口の中をやさしく洗浄してくれるような感じだ。

ボディも豊かでマロングラッセを食べたときのような甘さと木の実のふくらみと似た感覚がある。口の中を樽の香りがふんわりと広がり、しつこさが全くない旨みが口の内部をオブラートのように包み込むような感じだ。

余韻は強くはないが、心地よい優しげなうまさが上品に続く。本当に鋭さ、しつこさという感覚を全く感じさせないのは驚きだ。

AOCブルゴーニュでこの品格、これには脱帽だ。単に雑誌で出ているだけではない、本当の実力を備えたワインだと思う。AOCブルゴーニュとしては若干高めではあるが、その価値以上のものがある。ルッセルおばさんの造るムルソー、どんなんだろう?これは飲まなきゃあかんでしょ?

【創酒タカムラ 3,100円】

2007年5月 4日 (金)

中国家庭料理月居

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お茶会が12時半に終わり、お腹がすいたので祇園に移動してコチラのお店にお連れいただいた。

正確な名前は忘れたが、豆皿膳の二の膳というのをたのむ。16種類の小皿料理ということでなめていたが、出てきてビックリ。結構ボリュームあるで〜

点心やトマトの白酒漬け、白魚の山椒揚げ、大根もちなどなど。これだけあるとたのしい。キモノの御婦人がた大丈夫?と思ったが、ちゃんと裁いておられました。

これにスープ、鳥麺、杏仁豆腐がついて2500円なので量、質共に満足できると思う。鳥麺もあっさりスープにタマゴが入ってなかなかウマイ。来る前にビール2杯のんで、腹膨れて苦しかったー!

中国家庭料理 月居
京都市東山区新橋通り大和大路東入ル元吉町49
075−533−6265

藤原道長展

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東山七条の京都国立博物館で開催されている藤原道長展、副題は『極めた栄華・願った浄土』。時の権力者が自らの極楽往生を願って奉納品や仏像、経典などを作らせた。

そこには万民を救うという思想は介在しない。現世のおのが栄華を来世でも、という個人的欲望の延長である。

それだけに工芸品は細部まで意匠を凝らした美しさがある。それはまさに罪つくりなまでに。

展示は経典も多く、量の割には類似の感があり、正直後半は飽きがでた。それでも道長自筆の「御堂関白記」は意外に大胆な筆致で注目に値すると思う。

しかし実は今回注目すべきは常設展。特に屏風は狩野山楽の代表作「龍虎図」、山雪作で屏風絵中の最高傑作「雪汀水禽図」が凄い迫力だ。他にも南宋画の白眉、李唐の「山水図」、伝牧谿の「遠浦帰帆図」は墨の濃淡で遠近を表現しきる技量に驚かされる。

書でも国宝、三大手鑑の一、「藻塩草」や各種断簡が展示されている。手鑑は極め札が付いているものもあるが、文字だけでどうやって作者を判断するのか不思議なところだ。

コチラの常設展示は連休六日まで。混んでませんのでこういうのが好きな方、ゆっくり見れますので行ってあげてください。

煎茶玉川遠州流

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こちらのお煎茶は量が多い。というか、小川流が他に比べて少ないのだという。
だから、こちらの流派は実生活で楽しむものを、より洗練させたという感じだ。
やはり二煎いただくが、お菓子は一煎目の後で食べていいし、二煎目は席まで急須を持ってきて注いでくれる。そして終われば茶器を逆さにしておく。

やはり流派によってだいぶ作法が違う。流派の数も多いそうだ。

床の間の飾りは二つ穴の竹の花生にそれぞれ花を生ける。軸はたぶん伊勢物語の在原業平東下りを題材にして、新古今和歌集の藤原俊成の歌を添えている。

まぁ上品な一日でした。たまにはこういうのもいいでしょう?

【訂正】
軸の題材につきまして調べた結果、どうも京都の南にある山吹の名所井出玉川を詠んだ藤原俊成(定家の父)の和歌
「駒とめて なほ水かはん 山吹の 花の露そふ 井出の玉川(馬を止めてもっと水を飲ませよう、山吹の花に付いた露も落ちて流れ行く井出の玉川で)」
にちなむもののようです。伊勢物語はまったく関係ありません。流派の名前の玉川にちなむ趣だったようで、いやぁ、知ったかぶりは恥の元...

小川流のお煎茶

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小川流のお煎茶では二煎いただく。先にお菓子が出てくるがお茶の後。先に食べるとお茶の繊細で微妙な味わいが判らなくなるからだ。

一煎目が出てくる。量にして十滴ほどだが、口に含むと旨味がプワーッと広がる。まさに甘露という表現がピッタリだ。

二煎目は、お茶が既に湯を含んでいるので、葉のより深いところから味が染み出すので、また違うあじわいがあるという。確かに甘味もあるが、渋さも若干感じられ、より清涼感がある。好みでいえば二煎目の方がいいかなぁ?

その後お菓子をいただき、口直しのお湯をいただいて、小川流のお点前は終了。床の飾りと道具を拝見して退出した。軸は清朝の時代の山水画でかなり渋いが、その前に置かれた花が見事だった。退出して玉川遠州流のお席に移動。

で次のお茶席まで待ち時間が一時間もあるんで、このブログも書けるわけです。

市民煎茶の会二条城

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今日は朝から京都の二条城で市民煎茶の会に参加。小川流を習われている方にお誘いいただき、今回が二回目だ。

普段は入れない茶室で、二つの流派の違ったお茶をいただく。

ゲオルグ・ブロイヤー シュペートブルグンダー ルージュ2004

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赤ワインの品種で一番好きなのは?僕はシラーなんだけど、やっぱ多くの人はピノ・ノワールって答えるんだろうなぁ。果実味があるし、きれいな酸とタンニンのバランスはわかり易いし。

ピノ・ノワールといえばブルゴーニュ、究極はロマネ・コンティ。そのブルゴーニュも今ではやる気のある作り手が一杯いて大変なことになっているし、正直ついていけない。職業じゃないんで、そんなに覚えられません。

でもブルゴーニュ以上に大変になっているところがある。それはドイツ。そこではシュペートブルグンダー、遅摘みのブルゴーニュ品種と呼ばれている。

以前ドイツのピノ、いやシュペートブルグンダーは淡い色調のか細いワインと思われていた。しかし最近は違う。ニューワールドのピノとは全く違う、繊細さを保ってかつドイツらしい特徴を備えたワインが目白押しだ。そしてその代表格がこのゲオルグ・ブロイヤー。

彼らが所有する畑はフランスのブルゴーニュと同じ石灰質土壌。これはドイツでも少ない。土壌のポテンシャルがある以上、ここで造り方を極めれば、いいワインが出来ないはずはない。

このピノ・ノワールはブロイヤーの最もスタンダードなワイン。香りは正直青い。細く若い枝を折ったときの鮮烈で青い香りが強い。あとはプラム、セメダイン、ミントの香りがする。まだまだ若々しい、こなれていない香りという実感だ。しかし色は結構濃く、黒味を帯びたつややかなルビー色だ。

アタックは甘みも感じるほど柔らかだが、その後ゴツッとしたタンニンが鮮烈な酸に包まれて襲ってきて、口の中で破裂し広がる。ボリュームが豊かで、少々荒っぽいくらいだ。

余韻は比較的短め。収斂性のある舌を横から引き締めるようなタンニンは長く感じられるが、コク旨みの余韻はそれほど長く続かない。

全体でいえば、ドイツワインの赤として考えるとボリューム、ふくらみが豊かだが、まだピノワインとしてはこなれていない感じは否めない。果実味とタンニンのバランスがどうもしっくりこないのだ。果汁の潜在力は十分感じるので、あとはこれに官能的なバランス、シルキーさを足しこんでいけるかどうかだと思う。

でもドイツワインのピノは最近すごいなぁ。温暖化も影響しているのかもしれないが、ボリュームにはホント、驚かされます。

【阪急百貨店 3,800円?】

アクシデント!

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12時からフットサルに万博へ呼んでもらっていたので、いつもの如くだいたい30分前に最寄の山田駅に着くように出発。

ところが万博に着いてみるといつもと様子が違う...万博フットサル場の前の駐車場がほぼ満杯。ありゃ、そういえば今日はゴールデンウィークの後半初日か。いかに普段はスカスカのエキスポランドといえ、遠出を嫌う家族連れにとっては格好の?

案の定10分前についても、関係者の顔が見えない。あら、こりゃやっちゃったかなぁ、と思ってたら今日は敵さんチームのメンバーが一人到着。そして約束の12時が来て2人だけ。コートはとってるし、連絡ないし、どないせーっちゅうねん、という感じだった。

しばらくはもったいないんで勝手にシュート練習でもしていると、30分後に今日は敵さんチームのオーナーが本日お披露目のユニフォームを持って登場。やっと3人。で、そちらさんのメンバーさんから連絡が入って状況判明。道路ダダ混み、駐車場ダダ混みで絶望とのこと。こりゃあかん。もう今日はこのままかなぁと思っていた。

僕は知らなかったが、今日は3チームで回す予定だったようで、自分が呼ばれていたチームのメンバーは全く音沙汰なしだったが、もう一方のチームは次第にそろってきたので、なんとか2チーム混合で試合ができる体裁は整った。

幸い相手さんは家族ぐるみの付き合いがあるチームなのか、非常に雰囲気よく、ミックスで10分4試合を回せた。相手さん、というかピンクさんチームは年長者もおられたが本当に雰囲気が良かった。実にうらやましい。ああいう関係を保てるって、本当にその人の人格なんだろう。

で、暑い中無事かどうにか2時間終了。結局当初の3人以外は追加メンバーは来なかった。ちょっと残念。まぁ皆さん、GWを甘く見たということで反省してもらいましょう!!

で、当人は疲れたんで、このあと空港のワインバーに行った後、チャンピオンズリーグのミラン対MUセカンドレグ戦を見るためにスポーツバーに行くという、渋滞なぞ関せずのわが道を行きました...車の方、お疲れさんでした。たまには電車も楽なもんでっせ。

2007年5月 3日 (木)

ピエール・ジモネ ブリュット ブラン・ド・ブラン プルミエクリュ

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ブラン・ド・ブランはシャルドネで造ったシャンパーニュ。どちらかというとコクのあるブラン・ド・ノワールの方が好みだが、たま〜には酸の鮮烈なシャルドネ100%のブラン・ド・ブランも飲みたくなる。でも1本はキツイのでグラスにて。

万博のフットサルが終った後、たまに気が向くと大阪空港のグラシアスに足を向ける。ここにはカウンターのテイスティング・バーがあって、安くうまいワインが結構多くグラスで楽しめるからうれしい。今日のシャンパーニュはピエール・ジモネという作り手のブラン・ド・ブラン。

ピエール・ジモネは非常に古くからある作り手。非常にいい畑を持っている中で、このプルミエ・クリュから造るブラン・ド・ブランも安く飲めるのはうれしい。

香りは乳製品、ゴーダチーズの落ち着いた香りがする。あわ立ちも細やか。飲んでみると細かな泡が舌先をくすぐるが、酸は決して強くはない。むしろ穏やか。

ボディはふくよかで心地よい苦味も持っている。たぶん果汁の凝縮度が高いので、味の複雑味があるのだろう。味のコクがあるので驚いた。普通はスルッと飲んでしまうシャンパーニュだが、一時口の中にとどめざるを得ない感覚に迫られる。

余韻は若干キレの悪さを感じないわけではない。しかしこの価格帯で、しかもブラン・ド・ブランでこれだけの力を見せてくれるのは、タダモノではない。

いやぁ、シャンパーニュは奥深い。こんなん追ってたら身の破滅、というか破産するだけだろうな。遠慮しときますわ。くわばらくわばら。

ついでにこれ飲んでるときにチュートリアルの福田君がなにげ〜に入ってきた。テレビで見るより男前で、テカってなかった。やっぱ相方との比較であない見えちゃうんだろうね。たまに来るそうなんで、ここで会えるかもよ?

【ワインショップ グラシアス(大阪空港) 1,300円(130ml)】

躑躅満開

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阪急山田駅は万博フットサル場への最寄駅。高架の駅を降りた歩道脇には、よく整えられた紫色の躑躅がいままさに満開。

名所でなくてもきれいなもんだ。この紫は明る過ぎてワインの色の例えにはちょっとつかえないなぁ〜

暑くなりそうだが、今から2時間足猿です。

ミラン、イタリアの灯を守る!

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期待通り、やはりこの男だった。カカ、まさに今最高のファンタジスタ!soccer

チャンピオンズリーグ決勝、リヴァプールの相手はミランとなり、英国勢同士の決勝とはならなかった。

準決勝ミラン対マンチェスター・ユナイテッドのセカンドレグは、ミランの本拠サンシロ・スタジアムで行われ、ホームのミランが悪天候をものともせず3−0の完封勝ち。アウェイでは敗れたものの2−3、2試合で5−3となりミランの決勝進出が決まった。

試合は前半からミランペース。そして前半11分、ファーストレグでもアウェイゴール2点をたたき出したカカが左足からゴール右隅に先制。

その後30分セードルフが右足からのシュート、後半33分にも途中インザーギから交代したジラルディーノがダメ押しの3点目を決めて勝負あり。このまま3−0でミランが決勝に駒を進めた。

これでチャンピオンズリーグ決勝はリヴァプール対ミラン、くしくも2005年決勝と同じ顔合わせとなった。このときはリヴァプールに凱歌があがったが、英伊2年ぶりの再戦は果たして?

2007年5月 2日 (水)

CL リバプールが決勝に

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やっぱり来たよ、リヴァプール!決勝進出だ!!soccer

チャンピオンズ・リーグ、チェルシー対リヴァプールのセカンド・レグはリヴァプールの本拠アンフィールドで戦われ、リヴァプールが1−0で勝利。ファースト・レグはチェルシーが1−0のためイーブンとなり延長戦に。

延長戦は前後半15分ずつを戦ってもお互いに無得点で決着つかず。PK戦にもつれ込んだ。

その結果はリヴァプールがゼンデン、シャビ・アロンソ、ジェラード、カイトと全員が決めたのに比べ、チェルシーはロッベンがまず外し、ランパードは決めるも、その後ジェレミも外したため、カイトが4本目を決めた時点でジ・エンド。リヴァプールが2大会ぶりに決勝進出を決めた。

やっぱこれに絞ってきたチームだけあるわ〜、まずはめでたい。さて相手はマンチェスターか、ミランか?

う〜ん、今日の夜は興奮するなぁ。応援はミラン、カカの出来にかかってるかな?

2007年5月 1日 (火)

こんな本読んでます

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一冊を集中して読み込むタイプじゃないので、いつも何冊か並行読みしている。その中で脱落していく本もある。そうした本は読まないまま本棚に戻るものもあり、また時がたちイチから戻って読む場合もあり。基本的に本は借りて読むより買って読むタイプだ。

今読んでいるのは次の本。ここからどれが真っ先に読了するのか、それは全く本人の気分。

○実力派ボーカリスト要請術 ロジャー・ラブ著
 久しぶりに合唱を再開して発声法を勉強したいと思って手に取った本。アメリカのキラ星スターの逸話も多いんでフツーに読み物として楽しい。必要に駆られているので、たぶん一番早く読了するはず?

○後鳥羽院 丸谷才一著
 これ、一番時間かかってます。興味本位で買ったけど和歌は解釈がむつかしいわ...

○不況のメカニズム 小野善康著
 ケインズ経済学を基礎にすえて、現代不況の構造を分析する。結構難しいので、読了できるか自信ナシ。

○核爆発災害 高田純著
 核の危機、実は身近な問題なのにあまりにも無防備。広島の事例を紐解きながら、そのときいったい何が起こるのかを冷静に解き明かす。これは結構読むスピード早い。

○王朝貴族の悪だくみ 繁田信一著
 平安貴族は高貴ですました人たちの世界にあらず。前著「殴り合う貴族たち」の続編。これも半分まで到達。

○第四の十字軍 ジョナサン・フィリップス著
 なぜ十字軍はエルサレムでなく、コンスタンティノープルを略奪しなければならなかったのか?歴史ノンフィクションで中世は好きな時代なのだが、人物の背景が複雑で読む軌道に乗るまで時間がかかる...

○ロング・グッドバイ レイモンド・チャンドラー著
 村上春樹訳。外国サスペンスも入り込むまでは時間がかかるが読み始めるとページを繰る速度も速くなる。1/5まで読了。

○サンティアゴ巡礼へ行こう! 中谷光月子著
 昔買っておいたまま読んでなかったが、最近の民博での展覧会に影響されて読み始める。旅行記は絵や写真が少ないと読み続けるのがツライ...だからちょびちょび読んでます。

読もうとすると心理的にツライので、気楽に気が向いたら読んでいる。読了次第また感想をアップしたい。他の人はやっぱ1冊ずつ集中的に読んでるのかなぁ?