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2007年4月

2007年4月30日 (月)

ブルゴーニュ2004 オリヴィエ・ジュアン

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集英社から発刊された「リアルワインガイド」に掲載されている作り手のワインが最近よく店頭に並んでいる。特にユドロ・バイエの評判がいい。非常に濃厚、凝縮した果実味は確かに印象深いものがある。

このオリヴィエ・ジュアンもその一人。モレ・サン・ドニを本拠とする彼のワイン、ジュブレイ・シャンベルタンの重厚さとシャンボール・ミュジニィの繊細さにはさまれたこの村は確かに知名度では一歩譲るかもしれないが、これらの銘醸地にはさまれた村が良くないはずはない。

オリヴィエ・ジュアンの身上は「ワインに無理をさせない」「できるだけナチュラルに」だ。二酸化硫黄の添加も低く抑え、不自然な温度管理もしない。自然派ながら決して無理をしない彼の考え方には共感するところが多い。

ワインの香りもピュアで若い果実の香りが顕著だ。カシス、コーヒー、腐葉土の香りがある。最初の酸の感覚は穏やかだが、重厚であるもののまだまだ若干荒いタンニンが襲ってくる。果実味とカカオの甘さがあいまってボリュームが豊かだ。骨格がしっかりしているのでA0Cブルゴーニュにありがちの薄っぺらさをいささかも感じさせない。このクラスにしてこの凝縮感は驚きだ。ブドウ自体の力強さ由来のものだろうか。

余韻もチョコレートのような甘くやさしい感覚が長く続く。価格帯としては若干高いが、このポテンシャルは素晴らしい。ビオワインにありがちの還元香もない。

確かに評価もうなずける旨み満載のワインだ。AOCブルゴーニュでこれだけ演出するのだから、本来のモレ・サンドニはどんなんだろう?セラーに保管しているワインをあける日が楽しみだ。だけどもう少しガマンしよう!

【創酒タカムラ 3,100円】

セルジュ・マチュー キュヴェ・トラディシオン ブラン・ド・ノワール ブリュット

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最近シャンパーニュでもブラン・ド・ノワールに魅力を感じる。もともとシャンパーニュは北の冷涼な気候でキツくなった酸を緩和するために発酵過程で生じる二酸化炭素をワインに溶け込ませたことがはじまり。

通常はシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエを混醸するが、中には単一品種で造るものもあり、中でもシャルドネで造ったものは「ブラン・ド・ブラン」、ピノ・ノワールで造ったものは「ブラン・ド・ノワール」と呼ばれる。酸が強いブラン・ド・ブランよりも、よりコクが楽しめるブラン・ド・ノワールの方がどちらかというと好みだが、なかなか多くはお目にかかれない。

このセルジュ・マチューはシャンパーニュ地方でも実はあまり評価が高くないオーブ県に本拠を置く生産者。オーブ県はブルゴーニュに近い土壌を持ちながら、なぜかシャンパーニュでは低い評価の下に置かれ、ブドウの買い取り価格も低く抑えられてきた。しかしその事は消費者にとってみれば、うまくて安いワインが飲めるということ。このシャンパーニュはピノ・ノワールで造られ、4年間瓶熟されたものだそうだ。

このシャンパーニュ、薄いピンクを帯びて比較的濃い色合いだ。香りも華やかでストロベリー、リンゴのフルーティな香りが豊かだ。ちょっと果実香が強すぎて複雑さに欠ける感もあることはあるが。

アタックはあわ立ちも細やか。酸が控えめでするっと飲めるがボディは豊かだ。ただシャンパーニュの繊細さを想像すると、若干重たさを感じる。どちらかというと新世界のスパークリングに近い味わいだ。

余韻はボディのふくらみに比べると若干短めだ。シャンパーニュらしさには欠けるかもしれないが、全体ではコク、旨み豊かでエネルギッシュな作り方になっていると思う。

【Wineshop FUJIMARU 4,800円】

パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー2004

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近くのビールバーBlissで休日ながらベルギービール飲み比べをさせてくれるという事で、万博でのフットサル帰りに直行。10種のビールを飲み比べたが、途中でわかんなくなってきてしまった。

一通り飲み比べた後でワイン好き、このブログにもコメントをくれたヒロさんのワインをいただく。ピノ好きという彼がセレクトしたのは意外にもボルドーのシャトー・マルゴーのセカンドワイン。

パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーはカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー40%のセパージュ。一口にセカンドワインといってもシャトーによってコンセプトが違う。品質向上のためにファーストワインの基準に満たない樹齢の低い果樹、立地条件の悪い畑、樽の状態などで振り分けていく場合であればいいのだが、販売目的で品質の低いワインをセカンドワインとして大量に売る場合もあり注意が必要だ。パヴィヨン・ルージュはシャトー・マルゴーのセカンドワインとして、著名な評論家ジャンシス・ロビンソンはボルドーメドック格付け4級相当に評価している。

色合いは紫の色調が強いルビー色。濃厚で凝縮した感じが強い。しかし香りは若々しく、ベリー、アメリカンチェリー、カカオ、スモーク香があった。

アタックはしなやかで、酸もやわらかく穏やか。フルーティな飲み口で複雑さは感じないが、凝縮した果実の旨みがつまっている。雑味も殆ど感じさせない。

タンニンも酸にうまく溶け込んでおり、細やか。余韻は重厚ではないが、果実の旨みが細く長く続いていく感覚だ。

2004年はまだまだ若いが、今飲んでもその若さゆえの味わいが十分楽しめた。熟成も楽しめるかもしれないが、早めに飲んだほうがこのワインの魅力を味わうことが出来そうだ。そしてセカンドワインの魅力は実はそういうところにあるのかもしれないと思った。

まずはごちそうさまでした!やっぱボルドーいいっすね。

ベルギービールてんこ盛り

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日曜日はBlissの常連さんが集まってベルギービール三昧の飲み会を。したたかに酔っぱらってしまいました。

【ビール】
1.カルメリート・トリペル(3リットルマグナム瓶)
2.カンティヨン・グーゼ・ランビック
3.?
4.ボーン・フランボワーズ
5.モアネット・ブラウン
6.リーフマンス・グーデンバンド
7.サン・フーヤン・ブロンド(?)
8.ドリーフォンテイネン・オード・グーズ
9.カンティオン・キュヴェ・ルペペ・グーズ
10.?
【ワイン】
11.シャンパーニュ セルジュ・マチュー ブラン・ド・ノワール
http://blog.kansai.com/cesc22/264
12.パヴィヨン・ルージュ・ドゥ・シャトー・マルゴー2004
http://blog.kansai.com/cesc22/263
【日本酒】
13.花垣 大吟醸 槽搾り斗瓶取り 秘
14.花垣 大吟醸十年古酒 年譜

これだけいっぺんに飲んだら、そりゃ酔いますよね。アテも持ち寄りで、自分はフットサル帰りに阪急山田駅のショッピングモールに入っている「北新地 鳥屋」でかわチップとなんこつ揚げ、手羽先を持って行きました。幸い好評であっというまになくなった。特にかわチップはカリカリで香ばしく望外の人気。たしかにスナックの感覚でビールにはちょうどいいつまみでした。50g200円。

本日のメインはカルメリート・トリペルのマグナム。瓶の大きさで全然味が変わるということで、以前小瓶で試していた味とどう違うかを試した。

開けてグラスに注ぐとすごい量の澱というか酵母、香りはオレンジピール、リンゴのフルーティさ。ほのかな甘みが心地よかった。期待した味と違っていた、というような意見もあったが、僕はあんましわかんないのでこれで十分楽しめた。

ビールの中ではリーフマンス・グーデンバントがよかった。フルーティだがしっかりした酸と甘みのバランスがよく、余韻もしつこさがない。食事用にはいいビールだと感じた。

清酒花垣は故郷福井県は大野の銘酒。水のきれいな大野ではぐくまれるこの酒はスッキリした辛口だが、ふくよかな丸みが後味に感じられる。この大吟醸もそれをさらに磨いたうまい酒だった。古酒も10年熟成で複雑味を増して、うまみの余韻が長く続いた。

この後近くの立ち飲み屋に移動し11時まで飲みっぱなし。今日はいささか二日酔い状態で目覚めた。あ〜、至福の時間だった。

2007年4月29日 (日)

ヒュンメルのフットサル大会

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今日は9時からいつもの万博でヒュンメル主催の大会へ。

スーパービギナー16その後チームが4つに別れてリーグ戦。

その後順位ごとにトーナメント戦になる。

チームは1勝2敗で3位でした。しかし暑い。12分1本もキツイ!この後各リーグでの3位チーム同士でトーナメント戦。残念ながら1回戦で敗退して都合4試合で終了しました。暑さにあてられたのと、最近運動不足で動けなかったなぁ、反省反省。

2007年4月28日 (土)

淀川河畔の夕暮れ

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外出しようと思ってふと淀川のほうを見たらきれいだったので、ついデジカメでとってしまいました。

なんか落ち着くなぁ。この風景に魅かれてしまったんだよね、今ここに住んでいる理由もここにあるんだ。ホント、それを実感。

NPU(ノン・プリュ・ウルトラ) アモンティリャード

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品質の割に人気のないワイン、その代表格がシェリー。酸化熟成の味わいが日本人向きでないのかもしれないが、一度はまると抜け出せない滋味がある。

そのシェリー、独特のソレラ・システムで新しいシェリーと古いシェリーをブレンドしており、だからヴィンテージ表示はなく、いつも均一かつ良質な品質を保っている。そしてその作りから由来する若さと古さが調和する二層の味わいがこのワインの魅力だと思う。

シェリーにもいろんなタイプがある。オーソドックスなのはティオ・ペペに代表されるフィノだが、海岸沿いで作られ潮、いや塩のニュアンスがあるマンサニーリャ、フィノよりも熟成感のあるアモンティリャード、カラメルの深さを伴うオロロソがある。

どれも魅力があるが今日はアモンティリャード。シェリーは発酵の過程でフロールと呼ばれる酵母がワインの表面に上がってきて膜を作り、この産膜酵母がシェリーに独特のナッツの香りや味わいを与える。

フィノはこの産膜酵母に守られるため、熟成を経ても酸化の影響を受けず非常にフレッシュな風味を保つが、アモンティリャードは途中で自然または人為的にフロールを消してしまうので、酸化熟成の影響を受けてイーストやナッツの落ち着いた香りを帯びてくる。

このNPU、「この世の果て」という意味だが、これ以上何もないという意味から転じて「最高」という意味で使われるようになった。

香りは非常に強力。ナッツ、干しブドウ、紹興酒、カラメル、甘い香りが鼻腔を突き上げてくる。色はアンバー、琥珀色でねっとりとした質感で熟成を感じさせる。

アタックは塩っぽさ、その後アルコールのボリュームとしっかりした酸が口の中に爆発するかのように広がる。塩っぽさが非常に顕著だ。旨みも強力、複雑な味の要素が絡み合っている。

余韻もふくよかなイースト香、ナッツ香が口の中に広がり、容易に消えていかない。後味は紹興酒と共通するが、甘ったるさがない分、コチラの方が心地よい。

シェリー、この愛すべき酒はこれほどの安価で複雑な感慨を与えてくれる。この芳醇という言葉がふさわしいワインの世界に触れてしまうと、他のワインが物足りなくなってしまう危険性も帯びてしまいそうで、なかなか正直コワイ存在だ。

【創酒タカムラ 1,960円】

シャトー・ド・ショレイ2001 

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特級畑、一級畑がキラ星の如くあつまるブルゴーニュ。ジュブレ・シャンベルタン、モレ・サンドニ、シャンボール・ミュジニーのようなネームヴァリューがある村々の中で、知る人ぞ知るいぶし銀のような村もある。ショレィ・レ・ボーヌはそんな村だ。

一級畑はない。良い畑は丘の斜面などに広がる。水はけがよくなり、ブドウの根が地中深いミネラル分の多い地中に伸びていくからだ。表層土に水分が多いと根が伸びないので味が平坦になる。また丘の斜面は日当たりも良くなり果実も熟すという利点もある。

ショレィ村は平坦な土地に広がるので、このような条件にあてはまらない。また、粘土質土壌のこの村では砂質土壌の他のボーヌ地区よりも若干軽快さに欠けるワインになりがちだという。しかし、だからこそこの不利な条件を克服しようと努力する生産者のワインは特別なものになる。

シャトー・ド・ショレィはこの村でも傑出した生産者。畑には除草剤を使わず、2000年以降はビオロジック農法を取り入れ、そして徐々にビオディナミ的手法も取り入れつつあるという。収穫量も低く抑えている。

色は明るいルビー色で、少しオレンジ的なニュアンスもある。香りは甘くストロベリー、カシス、バラの香りがある。

アタックは細やかで控えめな酸がスーッと入ってくる。タンニンは強くはないが酸とのバランスがいい。だんだんと旨みが広がっていくが、その旨みも繊細だ。舌の表面をやさしくくるんでいくような感覚だ。

余韻も非常に繊細でやさしい。細長い余韻が長く続いていく。全体には力強さ、深さには物足りないところは否めないが、ピノ・ノワールの繊細さを十分感じることが出来る。たまにはこういうジワーっとした旨さのワインもいいものだ。

【創酒タカムラ 3,800円】

カラー版 ブッダの旅

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手にとって単純に美しい写真に魅かれた。だから別にブッダ、お釈迦様の生涯に興味があったわけではない。しかしそれらの写真に連れられて、自然にブッダのあくなき探求の生涯を読み進めることが出来た。

いろいろな言葉が出てくる。たとえば「スジャータ」、これはブッダが出家し苦しい修行の後に、苦行は人間の正常な精神をそぎ落とすだけと気がつき、苦行を放棄した際にブッダに粥を施した村娘の名前だそうだ。

また、ブッダが悟りを開き始めて説法を行ったところは「鹿野苑(サールナート)」、これはおそらく鹿苑寺(ろくおんじ)金閣の由来なのだろう。そのほかにも竹林精舎、祇園精舎、ニルヴァーナ(涅槃)など馴染みのある言葉がブッダに由来がある事を知ることが出来た。

そのブッダの教えには、今の仏教にある諸仏の崇拝と言うよりも、いかに自分の境遇に合わせて真実の自分を実現していくか、という事にあったようだ。その中でも次の言葉は今の世界を思うと深く胸に突き刺さる。

「この世において怨みに報いるに怨みを持ってしたならば、ついに怨みのやむことがない。恨みを捨ててこそ止む。これは永遠の真理である。」

イラク戦争で止むことなきテロを思うと、これを実践することは甚だ困難だが、確かにどこかで終止符を打たねば暴力の連鎖は止むことはない。この真理がいつの日か実現されることはあるのだろうか。現実はあまりに過酷だ。

2007年4月27日 (金)

ヤレ2005 クスマノ

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シチリアの市場にあふれる色濃い農産物、こんな農産物を産む肥沃な大地であれば、当然ブドウも力強いものになるはず。地場の品種ならいざしらず、それがシャルドネであればどうなるのか?

色は少し焼けた印象のある麦わら色。照りがあり健康的だ。アルコールのボリュームは14%と普通のワインより若干高め。しかし思っていたほどワイン自体の粘着性はない。グラスを傾けたときに下がってくる液の落ち方は早く、サラットしている感じだ。

香りはママレード、マロングラッセ、酸化熟成のひねた香りもある。非常にトロピカルな感覚が強い。

アタックはボリューム、酸もしっかりしている。そのあと無骨というか、しっかりした苦味がやってくる。シチリアながらブルゴーニュタイプを志向しているようだ、ムルソー的な感覚に近い。ブラインドで飲めば、ブルゴーニュの白といってしまうだろう。

ただ全体的に硬い。まろやかさに欠ける。苦味も少しえぐいところがあるので、まだまだこなれていない印象だ。でも余韻は悪くない。そんなにしつこくはないし、口の中に広がるフレーバーは香りも甘く心地よい。

シチリアのシャルドネなので、最悪ベターッとした感じなのかと思っていたが、なかなかどうして、品のよさも帯びつつある発展途上のワインだと思う。こなれてない感じはぬぐえないが、この価格帯のワインであれば、少々上品になりきれないガサツさがあったほうが印象深いし、シチリアらしい味があっていいんじゃない?

【阪神百貨店 3,800円?】


姫路駅のえきそば

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今日はは出張で姫路に。で、ひさびさに駅構内の「えきそば」へ。
ここの特徴は黄色い麺!なんでも戦後、小麦粉が入りにくく、そば粉とこんにゃく粉を混ぜて、うどんのようなものを作ったがうまくいかず、時間がたってものびないラーメンになったとか。

味は、まぁやっぱフツーのそばのほうがいいかな?だしはあっさり。ここでしか味わえないので、昼はすぐ満員に。330円の名物なら許せるでしょ?

2007年4月26日 (木)

東京でのアート展

Ixbuywjw 今年は東京の六本木に国立新美術館やサントリー美術館が完成して、アートシーンが騒がしい。そしてこの5月から7月までに非常に特色のある美術展が目白押しだ。その中から自分が見たい美術展をピックアップしてご紹介。

1.レオナルド・ダ・ヴィンチ −天才の実像−(〜6/17)
 上野の東京国立博物館で開かれているダヴィンチの生涯を紹介する展覧会。目玉はウフィツィ美術館の「受胎告知」。フィレンツェに行ったことのない自分にはこれだけでも見る価値はある。
http://www.leonardo2007.jp/

2.ペルジーノ展(〜7/1)
 15世紀、ダヴィンチと比肩されうる名声を博していたペルジーノの展覧会が損保ジャパン東郷青児美術館で開かれている。あまりにも甘美で静謐な画風に酔うことができるか?いずれにしてもまとまって見る事の少ない画家の展覧会はうれしいもの。
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index2.html

3.生誕100年 靉光(あいみつ)展(〜5/27)
 実は最も注目。戦前戦中を生き、徴兵され戦争の中に命を燃やし尽くした夭折の画家の生誕100年回顧展。作品の少ない中で、代表作「眼のある風景」をはじめとした130点の幻想的絵画の中には、絶望、苦悩とともにはっきりとした意思、生への執着が感じられる。その粘着質の画風は一度見たら決して忘れることはできない。東京近代美術館にて。
http://www.momat.go.jp/Honkan/AI-MITSU/index.html

4.モディリアーニと妻ジャンヌの物語展(〜6/3)
 モディリアーニが生涯最後に愛したジャンヌ・エヴィテルヌ。ジャンヌもまたモディリアーニの影響を受けつつ作品を残した。今回彼女の作品が公開され、モディリアーニ、そして彼の死後、子を宿したまま投身自殺したジャンヌとの関わりを二人の作品を通して概観する。現在「芸術新潮」5月号で特集中。渋谷のBunkamuraで開催のこの展覧会は秋に梅田大丸に巡回予定。
http://www.bunkamura.co.jp/shokai/museum/lineup/shosai_07_modigliani.html

5.蒼海 副島種臣 全心の書(〜6/17)
 日本の書道史最高の書家とも称される明治維新の功臣副島種臣の書道展。佐賀藩士から明治維新で参議、その後征韓論の争いに敗れ下野した後は、政治の世界から遠ざかり自由闊達な書の世界に身を任せた。その作風はまさしく奔放、前衛芸術のような現代書道の先取り。5月12日から五島美術館にて。
http://www.gotoh-museum.or.jp/top.html

さて、これらをうまく廻るためには5月末しかなさそう。特にレオナルドは混雑必至、なんとか平日朝イチをねらって行きたい。うまく休暇計画立てねば?

セスクはヴェンゲルと共に

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一時は4位も危ういかと思われていたアーセナルだが、この3試合でセスクとロシツキーが2得点、しばらく得点もなかったアデバヨールもようやくゴールを決めて2勝1分。どうやら来期チャンピオンズ・リーグ進出の最低ノルマ達成にめどがついてきた。

ここのところのアーセナルの復調のきっかけは、なんといってもセスク・ファブレガスだ。自身あれほど決まらなかった初得点を決めて以来、自らの2点を含めてアーセナルの全ての得点は彼を起点にしているといっても過言ではない。ゲームの組み立て、コーナーキックの精度、やはりアーセナルが今やセスクのチームということを実感したこの3試合だった。

そのセスク、自分がアーセナルにいる理由はやはり「恩師」ヴェンゲル監督だと語っている。

「僕がアーセナルにいる理由の一つはヴェンゲル監督だね。監督は契約を果たすといっていたし、僕もその言葉を信じているよ。」

「スペインのサッカー界に戻りたいとは思うけれど、その前にイングランドでの仕事をやり遂げないとね。今、僕の念頭にあるのはロンドンに残る事なんだ。」

「このチームにいることができて幸せさ。サッカーをするのが楽しいよ。良い結果は残してこれなかったけれども、良いプレイは出来ている思う。」

「何が起こるかはわからない。アーセナルが僕を放出するつもりなのかどうかはわからないけど、でも僕はここにいることが幸せなんだよ。僕と監督は強い絆で結ばれているし、僕は彼がこのままチームの監督であり続けてくれると思っているよ。」

ここまで厚い信頼で結ばれた関係はなかなかない。ヴェンゲル監督が残る限り、セスク・ファブレガスはアーセナルでプレイし続けてくれるだろう。

2007年4月25日 (水)

ルーツ フットボーラーたちの原点

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一流のサッカー選手によるピッチ上での華々しい活躍を見るたびに、彼らの私生活、バックグラウンドはどうなんだろうと考えてしまうのは正直下種なのかもしれない。でもインタビューでは殊勝な発言をしている選手達の言葉に対して、正直裏を考えてしまうのだ。

一流の選手全てが聖人君主のはずがない。競争を勝ち抜き、栄光をつかむのはほんの一部の選手であり、それは単に実力だけでなく運、たとえばケガに見舞われることがなかったり、理解者に恵まれたり恵まれなかったり、生活環境など多くの要素が複雑に絡み合って、そしてその結果幸いにも一部の選手が栄光を手にする。

この本では今をときめく選手、C・ロナウド、フィーゴ、ニステルローイ、アンリ、ブッフォン等の幼少時代から今までの境遇について、身近に見てきた周囲の人物のインタビューを通して赤裸々に語っている。

なかには一切地元を省みない選手に対する地元、出身チームの不満が語られて、この選手がこんなに悪い感情をもたれていることに驚かされることもあった。しかし、だからといって選手を一方的に攻めることは出来ない。

悪しき思い出には蓋をする、多かれ少なかれ人間はそういうものだと思う。それが一流選手の場合にあしざまに非難されるのは、その選手の栄光にすがりたい人たちが裏切られたときに現れる憎さ百倍の感情から来るものかもしれない。取り巻きを非難する者が、実は取り巻きになれなかった者であることもあるのだ。

だからこのインタビューを聞いて、すぐに選手への好悪を判断することは一方的であると思う。しかしここに出てくる16人のサッカー選手達が持つ多様なバックグラウンドに触れるにつけ、一流選手を生む条件は与えられた境遇をいかに自らの手で生かすかといことに尽きるのかもしれないと思った。

ルーツ 〜フットボーラーたちの原点〜
小宮良之、木崎伸也、出村謙知、慎武宏共著
角川SSコミュニケーションズ刊
1,300円+税

2007年4月23日 (月)

お帰り、オーウェン

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ワールドカップでのケガから10ヶ月あまりの戦線離脱、苦難の日々を送っていたニューカッスルのマイケル・オーウェンがついに来週月曜日のレディング戦で復帰の見込みとなった。2位チェルシーとの戦いをスコアレスドローで切り抜けた後でローダー監督がその事を明かした。

「私の考えでは、オーウェンは親善試合の場で敵に対する必要はない。次の回、オーウェンに会うのは競争のまっ只中にあるプレミアでの試合の場だ。」

「彼は長い間ピッチから離れていたから、戻ってくるときには100%回復していることが重要だ。彼が完全に回復するまで、我々は長い間待たされた。全ての選手に対して私がどんなに寛容かは君たちもわかってくれるだろう。私はいつだってその事を示してきたし、その事を変えるつもりはない。なぜならば寛容であるということが長い目で見れば成果を生むからだ。」

「レディング戦までは8日ある。週の半ばか週末までには彼が出場するかどうか確実にわかっているだろう。」

ケガからついに復帰するオーウェン、あの憎いほどさわやかな笑顔がプレミアの場に戻ってくるのもそう遠くはなさそうだ。12位に甘んじるニューカッスルにとっても終盤の戦いにとっての好材料と言えそうだ。

年間最優秀はC・ロナウド

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スコットランドは中村俊輔の大活躍でセルティック連覇、俊輔も日本人初のリーグ最優秀選手に選ばれた。本当にめでたい!あの決勝フリーキックは本当に鳥肌が立った。キックの瞬間のあの顔は普段のやさしい表情とは違って本当にカッコいい。

さて、イングランドのプレミアシップでは選手投票によるプロ選手協会年間最優秀選手にマンチェスター・ユナイテッドのC・ロナウドが選出された。今季の活躍から見れば予想通り、納得の受賞だ。ロナウドは若手の最優秀選手にもノミネートされていたが、こちらも受賞で2冠となった。同一選手の両賞受賞は30年ぶり(アンディ・グレイという選手だそうだが、知ってる人います?)

セスク・ファブレガスも両賞にノミネートされていたが、選に漏れた。さすがに相手が悪かったとしか言いようがない。

「これからも懸命にプレイし続けて、もっとうまくなりたいと思っている。だってこのトロフィーをもらった事で僕のモチベーションはさらに上がったからね。」

「今の僕には矛盾がないんだ。前よりも成熟し、そして、よりうまくプレイできるようになっている。そして偉大なチームも僕を支えてきた。チームが勝っていれば、信頼を得ることは簡単なことだからね。今シーズンは全てがうまくいっているよ。僕もそれを楽しんでいるのさ。」

「僕は若いし、毎日より多くを学んでいるよ。もっと学び、自分を上達させるための時間はたっぷりある。僕はサッカーに関するあらゆる事で上達したい。練習だけでなく、もちろん試合でもね。」

なお最優秀選手の投票結果は2位がディディエ・ドログバ、3位はポール・スコールズ、若手の最優秀選手では2位がセスク・ファブレガス、3位がアーロン・レノンだった。

最近調子が落ちているユナイテッド。チェルシーがニューカッスルと引き分けたため勝ち点3差を維持しているが、ケガ人も多くタイトル争いは予断を許さない。この賞がきっかけで再び上昇気流に乗るか?いずれにしてもMUはこの若きC・ロナウドの肩にかかっているのはまちがいない。

【受賞者】
 最優秀選手   クリスティアーノ・ロナウド(MU)
 若手最優秀選手 クリスティアーノ・ロナウド(MU)
 ベストイレブン
  GK エドウィン・ファン・デル・サール(MU)
  DF ガリー・ネヴィル(MU)
     ネマニャ・ヴィディッチ(MU)
     リオ・ファーディナンド(MU)
     パトリス・エブラ(MU)
  MF ライアン・ギグス(MU)
     ポール・スコールズ(MU)
     クリスティアーノ・ロナウド(MU)
     スティーヴン・ジェラード(リヴァプール)
  FW ディディエ・ドログバ(チェルシー)
     ディミタール・ベルバトフ(トッテナム) 
          

煮干らーめん 玉五郎

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自分はラーメン好きではありません。でもなぜか今日はラーメンが食べたくなった。合唱練習の合宿、奈良県の公共施設で2日間、あまりウマいものも食べてなかったのでその反動がきた。で、思い出したのがここ。ワインも飲みたくなったので、近くにあるFUJIMARUさんを覗きたくなったのも原因。

黒門市場の中にあるこの店、黒門らしい煮干のダシを取ったスープが売りだ。ただ普通の中華ソバよりもスープが繊細なので、全体のバランスを考えて普通より太い麺だ。そしてその麺が適度に縮れているので、スープとのからみがいい。全体をよく考えていると思う。

特製煮干らーめんには煮卵、メンマ、チャーシューがトッピングされている。特にチャーシューがうまい。さっぱりしていて、スープとの調和が取れている。

普通はつけ麺にいれるのかもしれないが、三つ葉とゆずのトッピングもプラス20円で注文。ラーメンに入れると三つ葉のさわやかな青さ、涼しさ、ゆずの鮮烈な香りがさっぱりしたスープのアクセントになってさらにうまくなる。まずは普通に食べてみて、それからこの三つ葉、ゆずを入れると2回楽しめる。

このスープ、本当にさっぱり感と煮干の旨みが詰まっていてクセになる。インパクトには欠けるのかもしれないが、バランスが良いので何度か食べるとジワジワと癖になってくる。スープも珍しく完食、ご馳走様でした!

エルドロー 2005

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ヴァン・ド・ターブルです。でもロワールの革命児、ビオを体現するティエリ・ピュズラがらみとあれば、普通なわけがない。

まずこのワイン。2004年ベースではピノ・ノワール40%、ガメイ60%というセパージュ。AOC(原産地呼称統制)申請が間に合わずフランスワインにおける最下位のカテゴリー、テーブル・ワインになっている。

このワインの原料、ブドウがミシェル・オジェによるものであるそうだ。ロワールでビオワインの代名詞、ニコラ・ジョリィに並ぶミシェル・オジェ。そのオジェが若き改革者ピュズラと組んだワインであれば、尋常なものではないはず。そして今やロワールワインで知らぬものないピュズラもまた、彼の特別なワイン「テスニエール」にはこのオジェのブドウを使っているのだそうだ。

このワインはそのオジェが醸造家の立場から個人消費用に作り始めたのをきっかけに、ついに自らが本格的にワイン作りを始めた成果だ。

色は非常に濃い。濃厚で深みのあるルビー色だ。香りは若くイチゴ、カシス、スミレ、バナナ、セルロイド、金属的な香りもある。

アタックは舌先をチリチリと刺すような感覚がある。発泡しているわけではないが、少しガス分が含まれているのかも。
タンニンは強くはないが酸とのバランスが良い。果実味豊かで甘みもある。甘いジューシーな味のふくらみが感じられる。でもやはりチクチクした刺激が少し強い。飲み干した後もこのチクチク感が結構舌に残る。まだまだ荒いということか?

ガメイの成分が多いので、ニュアンスはクリュ・ボージョレと共通項が多いが、ロワールらしい性格、強く引き締まった酸が顕著だ。旨みも濃いが、味的にはまだこなれていない印象で荒削りだ。この荒さこそがこのワインの持ち味なのかもしれない。

【2,730円 Wineshop FUJIMARU】

シャトー・ド・フェスレ ヴィエイユ・ヴィーニュ2004

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ワインバーでもあまり人気がないのでは、と思えるカベルネ・フラン。独特の青さを感じさせる香りが結構抵抗あるのではと思う。その特徴が特に強く出るロワールなんかだと、特にそうではないだろうか?シノンやブルグイユなんかがデパートの店頭に出ているの殆ど見たことないし。

でもこの青みも結構クセになる要素はある。ロワールの冷涼な気候ではぐくまれると、酸も帯びてフランスワインにない特色を帯びてくる。

このワインは甘口ワイン、ボンヌゾーに本拠を置くシャトーが造るカベルネ・フランの古木から作られる。

色は紫の色調が強いルビー色。青み、インク的な色味も帯びている。特に周縁部にその傾向が強い。香りはおがくず、鉛筆、スパイス、ブルーベリーの香りがある。

アタックはやはり酸が結構鮮烈。そしてロワールらしからぬ収斂性のある強いタンニンがやってきて、口の中がすぼまる感覚だ。しかしボディのふくらみはそれほどでもなく、やはり酸が強い。余韻は酸の強さを特に感じるが後になって古木らしい旨みも感じられるようになってくる。

ワインだけで飲み続けるのはツライかな。バランスは決してよいとは思わないが、ロワールのフランということを考えると、これだけ酸とタンニンの力を併せ持つ、パワーのあるワインを造るとは並ではない作り手のようだ。

ピエモンテのバルベーラと共通項もあるので、トマト料理なんかと合わすと面白いかもしれない。少し残しておいてトマトソースのパスタでも作ってみるか?

【1,800円 橘田酒店】

2007年4月21日 (土)

葛城山の新緑

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今日は合唱の練習のため、奈良県の社会教育センターで合宿。二日間音楽につかる。

宿泊棟の前には池もあり、新緑が目にまぶしい。今日はいい天気たが、明日は崩れるようだ。それはそれでまた違った景色を見せてくれるのかもしれない。

フットサル教室再開

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タイトルと写真は関係ありません。昔の旅行スナップをなんとなく使ってみたが、本人初登場で実はこんな38歳です。ごひいきにしていただいている方々、本当にアクセスお礼申し上げます。

今日から吹田のフットサル教室が再開。JRがなんか高槻駅の線路構内に人が入ったとかでダイヤが乱れたのでキリキリに到着。18:30からになんとか間に合った。

今日は一番最初の回でやったボールタッチの復習から始まった。あのころはフットサルを始めたばかりでなんかわからなかったが、今は少し余裕が出てきたのか格段によくわかる。昔習って忘れていたことを思い出すことが出来る。これで自分でも練習できそうだ。

その後はパス練習、そして10分間、休憩を挟みながら2−2でのミニゲームをして、最後に7分ハーフのゲームをした。練習の効果が試合に出ないのは歯がゆいし、情けないのだが、それでも1点取れたのは正直うれしい。うまく狙い通り右隅いけたし。やっぱ思い切って打ってみるもんだ。

こうした定期的に練習する機会があるってのはいい。吉田コーチ、藤川コーチの指導よろしく、下手にもよくわかる教室だが、今は去年8月からの1期生対象。この機会を優先的に利用できるのは本当にありがたい。去年思い切って参加した役得と言うものだ。でも変な体制でシュート打ったせいで、若干腰が痛いんだけど...

2007年4月20日 (金)

ロッソ・コーネロ サン・ロレンツォ2003

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イタリア・マルケ州はイタリア中部でアドリア海に面している。ローマよりも北東で、あまり有名ではないが最近注目の産地。このワインのDOC(原産地呼称統制)であるロッソ・コーネロに優良な作り手が集まっている。

この州でも「イタリアワインの優」サンジョヴェーゼが人気だが、ロッソ・コーネロに関してはモンテプルチアーノが優勢。モンテプルチアーノはサンジョヴェーゼに比べると若干酸はおとなしいが、若干タンニン、収斂性のある渋みが強いのが特徴。

そしてマルケ州でもこのウマニ・ロンキは有数の作り手だ。モンテプルチアーノ種に対して並々ならぬ思い入れ、いや執念といったほうがいいかもしれないほどの情熱を持っているようだ。

このサン・ロレンツォ、本来ならばモンテプルチアーノに15%のサンジョヴェーゼを混ぜてもいいのだが、彼はそうしていない。真っ向モンテプルチアーノで勝負している。

香りはおとなしめで、イチゴ、干しブドウ、カシスの香りで、甘いジャムの香りが支配的だ。スーッとしたミント的香りも持っていて、非常に若くてすがすがしい気分にさせてくれる。

アタックは柔らかいが、あまり強くはないがほどほどの酸と、細かくやさしめのタンニンがなかなかうまく調和している。未だ熟してないなそれぞれをお互いがうまく支えている印象だ。

南イタリアにあるようなべったりした感覚はないので、何杯もするっといけるワインだ。余韻は長くはなく、飲み干した直後はゴツっとしたタンニンが口の中に残るが、それも去れば最後には優しい果実味が口の中に軽やかに広がってくる。

ミディアムと紹介されたが、なかなか骨のあるワインだ。それでいてしつこさは全くないので、使い勝手のいいワインだと思う。

【阪神百貨店 2,000円?】

2007年4月19日 (木)

源氏物語の時代

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時は平安時代、藤原氏全盛の時代、天皇はその権力の影に忍ばざるを得ない時代...

教科書の歴史観ではそのように思えても実際はそうじゃない、時の天皇は藤原氏との関係に苦慮しながらも愛のある生活を送ったのだ。当時の天皇の人間性に焦点をあてながら、紫式部や清少納言との関係、そして時の権力者藤原道長との相克の仲で、優しい文章で当時の関係を解きほぐしながら語ってくれているのが本書。

主人公は一条天皇で母は勿論藤原氏。愛したのも藤原氏の血を引く定子(ていし)。しかし定子の一族は権勢を失い、やがて弟筋の藤原道長の世に。そして道長の娘、彰子(しょうし)が入内し、天皇はこの二人の后との関係に思い悩む。

当時の天皇の力量は、複数の后に対して実家のことも思いながらその関係を維持しつつ政治力を保つことだった。そして一条天皇は心では身の置き所なき没落寸前の一族を持つ定子に愛情を抱きながら、「望月」の一族を背景に抱く彰子とも関係を保ちつつ、定子が世を去るとその身も30代半ばで世を去る。

彰子は長寿を享受し、藤原氏権力の終焉まで見届けることになるが、彼女も一条天皇の愛情を受けていたという誇りと共に天皇の母として世を生き抜いた。

二人の女性がそれぞれ一条天皇を支えとして生き抜くその姿は、単に権力闘争という言葉ですます事は出来ない、人としてのあり様が潜んでいるように思える。

メッシ、神業!!

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またしてもメッシがやってくれた!なんて凄い奴だ!!
おそらくはこのゴールシーンは今週のサッカー番組で何度もオンエアされるはず。
自陣で受けたボールを一人で切り込んで、何人もの敵を抜いて最後はゴール!!

1m69とフィジカル的には恵まれていないリオネル・メッシ、細かなタッチでボールを運んでいくそのシーンには本当にしびれた。
このYou Tubeで見てもらえるかなぁ?
http://www.youtube.com/watch?v=cuazOPnp_64

今日発売のワールド・サッカー・ダイジェストにも特集が組まれているが、いやぁ〜、メッシ、凄すぎるわ。彼の前じゃ、セスクも正直かすむなぁ...

2007年4月17日 (火)

ファブレガス、初ゴールを語る

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値千金の今季初ゴールを決めたセスク・ファブレガス。あれだけシュートを撃ってきて今になって初とは、という感がなくもないが、それでも残り試合が少なくなって4位以内の確保も危うくなっていたアーセナルにはまたとない好材料となった。

そのセスク・ファブレガスがアーセナル公式HPでその初ゴールについて語っている。

「本当にびっくりしているよ。最高だね。チャンスは今までにもたくさんあったけど、それをうまく決められなかったからね。」

「自分に対しては気にすることないって言い聞かせていたんだ。だって、これだけチャンスがあっても得点できないなんて普通じゃないからね。11月には10点くらい得点できたはずなんだよ。」

「サッカーでは時々こんな事があるんだよ。1点とって、その後5点、そしたら5試合得点なしって事がね。幸運にもあの日がその1点目だったんだよ。これからもっと得点できるかどうかだよね。僕にとっては自信という上でも大切だったんだよ。」

「なんであんなにチャンスを逃し続けたのか、本当にわからないんだ。全ての状況はアーセナルというチームが素晴らしく機能して、そしてそこに僕がいたからやってきたというのにね。」

「レディング戦のように僕のせい、という時もあった。その時はボールに触れることすらできなかったからね。でもCSKAモスクワ戦でも似たようなミスを犯してしまったんだ。」

「人生最高のシュートを撃ってもポストに嫌われることもあれば、キーパーのファインセーブに阻まれることだってあるんだ。本当に難しいよ。だってロシツキーやフレブ、そして守備的MFのジウベルトだって僕よりも得点を多く挙げていたんだからね。」

「でも多くの人が僕に言ってくれていたんだ。この試合でゴールできるってね。ファン・ペルシーもなんだよ。彼はオランダから帰ってきていてね、その日僕に向かって『ファブレガス、今日君はゴールを決めるよ』って言っていたんだよ。」

とにかくこれでセスクの『ゴール渇望症』も癒えて、量産とはいかないまでも冷静に決めていってもらいたいものだ。とにかく4位以内を確保するのが何よりのノルマなんだから。頼むよ、ファブレガス!

セスク、最優秀選手賞ノミネート

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プロサッカー選手協会が選ぶ今年のプレミアシップ最優秀選手賞にセスク・ファブレガスがノミネートされた。10代の選手はただ一人、アーセナルからも勿論唯一の選出だ。ノミネートは以下の通りで、結果は4月22日に発表される。

 クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)
 ライアン・ギグス(同)
 ポール・スコールズ(同)
 ディディエ・ドログバ(チェルシー)
 スティーヴン・ジェラード(リヴァプール)
 セスク・ファブレガス(アーセナル)

さすがにMUからは3人のノミネート。特にギグスの選出はベテランのいぶし銀の活躍を評価したもので正当な評価だと思うし、スコールズも同様。この6人は文句のつけようがないし、この中にセスクが入ったことは、フル出場でチームを牽引したことが高く評価されたものだろう。

ただし、このノミネートであればやはりロナウドとドログバの争いのような気がする。特にロナウドの今季の活躍を考えれば本命というところか?

また、最優秀若手選手には
 クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユニアテッド)
 ウェイン・ルーニー(同)
 セスク・ファブレガス(アーセナル)
 アーロン・レノン(トッテナム)
 ケヴィン・ドイル(レディング)
 ミカ・リチャーズ(マンチェスター・シティ)
がノミネートされた。

ルーニーは2005、2006年の選出に続いて3年連続の選出を狙っているが、ロナウドが選出されている以上、今年は難しいか?ロナウドの2冠はあるのか?

両賞のノミネートを見る限り、セスク自体の受賞は難しいかもしれないが、それでも彼の今季の活躍が誰の目から見ても素晴らしかったことは明らかだ。名実共にアーセナルは彼のチームとなった証拠でもあるだろう。

ボルトン戦での初ゴールでチームの窮状を救ったプレイ、彼自身も珍しく興奮して幾度もファンに向かって吼えていた。残り試合得点を重ねて、彼自身の言う「チャンピオンズ・リーグ出場権の確保」に全力をあげてもらいたい。

2007年4月16日 (月)

ソーニョ・ディ・バッコ2004 トリンケーロ

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イタリアワインの白ってなかなか選択が難しい。比較的低価格帯のワインで面白いのにあまりめぐり合わないのだ。

イタリアワインの特徴は土着品種が多いので、種類的にはヴァラエティに富んでいるが、味のほうはというとそれほど如実に違いはない場合がある。だいたい低価格帯のワインは軽くてフルーティ、ドライという表現がいいのかもしれないが、あまり旨み、コクを感じさせないグビグビいけるものが多い気がする。

その中でも当然やる気のある作り手は、かなり特色のあるワインを造っていてこれもその一つ。ピエモンテでマルヴァシア100%のワインを作っているのは、バルベーラで最高の作り手、トリンケーロ。

(バルベーラのコメント)
http://blog.kansai.com/cesc22/207

色は焼けた麦わら色、リンゴジュースのような色だ。白ワインというよりも「茶色」ワインだ。香りはシロップ、かりん、ハーブの香りが強い。甘いが、バックに酸化熟成香がある、複雑な香りだ。

アタックは柔らかく、酸はあまり強く感じない。しかしその後で果実味と旨みがフワッと口の中に広がってくる。味はやはり花梨ジャムのような感覚に近い。果実味は十分だが、舌の横を絞られるかのような収斂性、ニッキ水のような後味がある。最初の静けさに比べると、後味の複雑さに驚かされるワインだ。

余韻も強いものではないが、程よい甘さとスーットしたハッカのような感覚が長く続く。普通の白ワインにはない感覚を備えている、面白い特色を持ったワインだと思った。

マルヴァシアは歴史の古い品種だが、近年は退潮気味でイタリアでもトレッビアーノなど収穫量の高い品種に取って代わられているという。しかし品質は高く、こうした熱心な作り手によってすばらしいワインを産み出している品種でもある。頭の隅に置いて、もし店頭に出ていたら試してみる価値は十分にあると思う。きっと何か違った印象を持てるはずだから。

2007年4月15日 (日)

銭湯もいいもんだ

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昨日はフットサル、今日は淀川河川敷を10キロほどジョギングしたので、疲労回復のため近くの銭湯に。

ここは新大淀温泉。御堂筋線中津駅から歩いて10分、カンテグランデの前の通りを歩いて小学校の前にある銭湯。中には中央の浴槽が小さく仕切られて浅い風呂、深い風呂、超音波風呂、そしで電気風呂がある。もう一つ仕切られているところはぬるめのお湯に何かが仕掛けられている。今日はヒマラヤ岩塩風呂だった。

やっぱ銭湯は足を広げて入れるので気持ちいい。でも若干湯が熱いので、10分とはもたないなぁ。特に熱いのが大の苦手な自分には結構キツイ。

しかし梅田から歩いて20分ほどのところで銭湯に入れるんだから、東京に比べるとやっぱり大阪って?そこが何ともイイんだけどね。

バルバレスコ テッレ・デル・バローロ2003

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セスク初得点記念、ではないが、ようやくイタリアワインの横綱、東サンジョベーゼに対する西の横綱ネッビオーロの登場。

ネッビオーロのワインは難しい。酸の強いワインで、かつタンニンもしっかりしている。両方が調和すれば重厚で品のあるワインが生まれるはずだが、そうでなければチグハグな酸っぱいだけか、重たいだけかのワインになる。

だからこそバローロでいいもの、となれば価格も相応にならざるを得ないし、バルバレスコも同様だ。じゃ、安くてうまいのはないのか、と言えばここ、テッラ・デル・バローロの出番になる。

ここはこのバローロ地域の生産者が集まった組合組織だが、組合にありがちの「安かろう、悪かろう」ではない、ちょうどシャブリのラ・シャブリジエンヌのように上質のワインを安価に提供してくれるうれしい存在なのだ。

色は褐色味を帯びたルビー色で、紅茶のニュアンスが強い。周縁まで一様に色を帯びているので、凝縮感を十分期待させる。

香りはおがくず、キャラメル、干しイチジク、土っぽさもある、いずれにしても落ちついた香りだ。

アタックは最初まろやかだが、すぐに酸がやって来て、その後果実味のまろやかさと少々荒い収斂性のあるタンニンが立て続けにやってくる。酸は鮮烈だが、それに伴うピュアな果実味にはふくらみ、甘みも十分あるので全体としてはボリューム感のあるワインになっている。

余韻はそれほど長くなく、収斂性のあるタンニンで口の中を引き締める感覚がある。

ネッビオーロのタンニンは渋いことは渋いのだが、ボルドーの物と違い、酸との親和力は弱いかな、と思う。ボルドーワインが酸とタンニンの調和で飲ませるのに対すると、ネッビオーロはそれぞれの個性が妥協せずぶつかり合うような感覚がある。安いワインはどちらかが勝ってしまうのだが、このワインは両方がまだまだ荒々しいものの、それぞれが互角に渡り合っている感だ。

上品さを備えているとはいえない。でもネッビオーロの性格を良くも悪くも体現し、それでいて安価に体験させてくれる稀有な存在のワインだと思う。

いや〜ネッビオーロ、この渋さもクセになるなぁ。

【阪神百貨店 3,200円】

祝!!セスク初得点

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やっぱり頼りになるわ、ファブレガスsign01 ここで決めるか、初得点!!lovely

ここのところ得点力の不足、というより欠如、特にFWのと決定力不足にヤキモキさせられてきた中で、今日の4位VS5位の戦い、アーセナル対ボルトンは久々にうれしい結末を迎えた。

残念ながらFWの得点力不足は解消しなかったが、やはり得点力のないMFがこの試合では気を吐いたようだ。ボルトンに先制され、おそらくはいや〜な雰囲気を醸し出していたであろう中で、体調不良から復帰してきたロシツキーが同点ゴール、そして後半いきなり、ついにセスク・ファブレガスが勝ち越しゴールを決めて、このまま逃げ切り2−1勝利。5位との差を5点と広げた。この日リヴァプールは0−0のスコアレスドロー、3位との差も2点に縮めた。

セスクにとってプレミア今季初得点がこの大事な試合で出るとは!!smile トンネルを抜けて今後に明るい材料だ。この状況だから、中盤が積極的に点を取りに行ってくれるような試合で負けるのなら文句は言わない。詳細は月曜日のアーセナルTVまでわからないが、まずはいい週末を迎えて酒もすすむなあ〜

それと月曜日、TV放映は11時からの2戦目だから夜更かし必至。明日のうちに寝だめしとこうか?

巨人もガンバも負けたが、最後にいいニュースでした。

グーズ3種盛り!

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で、フットサルが終った後何軒か飲みに行った後、最後は定番ビールでしめるためにいつものBLISSに。

そこで常連さんとシェアしたものを含めてグーズというベルギービールを飲んだ。写真のビールは全てそのグーズという種類のビール。

グーズとは若いランビックと古いランビックをブレンドしたビールで、そのランビックとは野生酵母を利用して発酵させたビールのことだ。この野生酵母の生息地域も限られていて、ブリュッセル周辺のみらしい。

野生酵母だからというわけではないのかもしれないが、味はかなり刺激的。この鮮烈で刺激的な酸味は万人向けではないだろうが、シェリーのフィノの感覚、酸化熟成したニュアンスを秘めながら活き活きした酸を特徴とするあの感覚が好きな人なら入りやすいと思う。従ってシェリー好きの僕はこの味に結構ハマッてしまうわけだ。

写真はそのグーズの造り手、カンティヨンの3種。左からサン・ランヴィナンス、グーズ、クリーク。中央がオーソドックスなグーズで、左はブドウ、右はチェリーとラズベリーを漬け込んだものだそうだ。僕は右のクリークは飲んでいないが、かなり酸が強かったそうだ。そりゃ、ただでさえ酸が強いグーズにサクランボだもんな。

左のサン・ランヴィナンスはブドウのタンニンがうまく作用し、酸をなめらかにしていた。ここまで来るとビールというよりカクテルの世界だな。

ま、スポーツの後は酸っぱいものが食べたくなるということではある意味正しい選択なのかも?

マグ住之江 初体験

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今日は同僚の行きつけバー主催のフットサルに行ってきた。マグ住之江に行くのは初めてだ。屋内かと思ってたら、屋上2コートということ。シューズも屋内用と屋外用と二つ持っていった。荷物になるのわかっていながら聞かないこのズボラさ。

行ってみたら5人トタキャンで人数が集まっていないらしい。おいおい、カンベンしてくれよ〜。

で、しばらく勝手にパスやらシュート練習していたが、やはりゲームをしようとなってキーパーなし、ペナルティエリア外のシュートなしでゲームを始めた。でも最初6人しかいないので、3人で走り回るのはおっさんにはこたえる...

途中人数も増えたがそれでも4−4。前半の疲労が効いてきて、後半はタラタラになってしまった。やっぱ人数集まらないと厳しいなぁ。

それでも結構気楽に出来たんで、楽しかった。やらないよりはやった方がましだし、後のビールはやっぱりうまかった。これがあるから楽しい。

でも、今月はあと2回、よく考えたら今月は毎週なんだよね。下手の横好きもここに極まれり。このブログを見ていただいてる皆さん、僕みたいな下手でも楽しめるんだから、ぜひその世界に踏み込んでください。はまるよ〜。

2007年4月14日 (土)

ラ・レプレ ドルチェット・ディアノ・ダルバ2005

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フォンタナフレッダはピエモンテのネゴシアン(酒商)的存在で、圧倒的なビジネスを展開している。

思えば自分がイタリアワインに触れたのは、このフォンタナフレッダのワインが最初だったのかもしれない。当時バローロしか知らなかった自分、その中でも安いのを探した末にたどり着いたのが、ここのバローロで、3千円に満たなかった。そのときはなんて酸っぱいワインなんだ、という印象を持ったと思う。ある意味ネッビオーロというブドウの特徴ではあるのだが、あまりにも一方的な側面を捉えた印象だった。

あれから他のバローロを飲み重ね、ネッビオーロの実力を少なからず体験できた今では、あの時のバローロがバローロの真の実力を反映していなかったことは理解している。当時のフォンタナフレッダはバローロをリーズナブルな価格で提供し、それはそれでよかった。しかし品質重視の流れの中でフォォンタナフレッダの志向も変わってきたようだ。品質重視に代わってきたのか、価格も上がってきている。

そのフォンタナフレッダのドルチェット。ドルチェットは「甘〜い」という意味で、タンニンは中庸で甘みさえ感じる風味、やさしさにあふれたワインだ。ただインパクトを求める場合は、若干物足りない面は否めない。

このドルチェット、茎の香りがかなりある。ハーブ、カモミーユ、ミントの香り、いずれにしても若く青い香りが顕著だ。色は黒味の強いルビー色で、周縁までびっしりと色が入っている。非常に濃い色合いだ。

アタックはおとなしいが、その後甘さを伴った果実味、そしてそれをすぐ追っかけてやってくる重厚なタンニン。え、ドルチェットってこんなにタンニンが強かったっけ?と思わずにはいられない収斂性のあるタンニンだ。しかし若干タンニンが勝ち気味で、それもかなり荒く、少々えぐさを感じるタンニンだ。上品って感じではない。

マロラクティック発酵でかなり減酸してまろやかさを出そうとしているようだが、それでもまだ荒さは否めない。でもドルチェットの中庸さを予期していた自分にはこの裏切りは結構面白い。

余韻は強くなく、若干キレが悪い。すこしべた付きもあるので杯を重ねるには抵抗があるかもしれない。でもドルチェットに対する一面的な思い込みに一石を投じてくれたこのワインには結構感謝しているんだけどね。

【阪急百貨店 2,500円?】

2007年4月13日 (金)

ローラン・ペリエ ブリュット・ヴィンテージ1996

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金曜日、解放された気分に最も合うのはやはりシャンパーニュでしょう!あの泡の細かな感覚はまさに官能的、ちょっとヤバイ欲望も燃え立ってしまうのは、まさにシャンパーニュの持つ魔力か?

ブドウの出来が素晴らしい年しか造られないヴィンテージ・シャンパーニュ、それだけで興奮ものだ。ローラン・ペリエはシャンパーニュではモエ・エ・シャンドンの2,500万本には及ばないものの、700万本を生産する超大手。品質には定評があり、どちらかというとシャルドネ種に力を置いていると言うから、すっきり系のシャンパーニュを志向しているようだ。

しかしこのヴィンテージものはシャルドネ45%、ピノ・ノワール55%と、どちらかというとしっかりした骨格のシャンパーニュを目指したつくりのようだ。

色は比較的濃く、ピンク味を帯びた黄色で麦わら色に近い。香りも華やかで、桃、洋ナシ、焼きたてバゲット、バターの香りもある。

そして口に含むとアタックの酸は比較的おとなしいのだが、驚くのは口の中で弾ける泡のきめ細かさ。まさに舌をくすぐるとはこのことで、甘いキスを思わせる。瓶内熟成7年を経る中で、行き場を失った炭酸がワインに溶け込み、そして優しく結びついた結果なのだろう。

余韻は強くはないが、深いうまみを伴った旨みが舌を薄く包み込む感覚だ。上品でとげとげしさはいささかも感じさせなく、シャンパーニュに求めるもの、そして楽しむ理由は全て備わっている。やはりシャンパーニュは休日の解放感にはピッタリのセレクションだった。

【成城石井三番街店 グラス1,300円】

シャトー・ブラネール・デュクリュ2004

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たまには王道のボルドー、シャトーものも飲みます。

このワインはメドックの格付け4級。ラベルがあまりに愛想ないのでメジャーな人気には全く欠けるが品質への評価は高く、現在では3級並の評価を得ているようだ。

メドックの中でもサン・ジュリアンは酸とタンニンのバランスがよく、余韻もきれいだ。五大シャトー、ムートン、ラトゥール、ラフィットを擁するポイヤックはシャトーによる実力がかなり違うし、熟成を経ないとその実力が発揮されない、いわば「人見知り」するワインだが、サン・ジュリアンは若くから楽しめるやさしさにあふれたワインだ。品質も比較的そろっているので、安心して楽しめるところもいい。

香りはチョコレート、ゴム、タバコ、黒胡椒と、甘いながらも「ひねた」香りだ。アタックは優しく甘さも感じたが、その後すぐにやってくるタンニンがかなり強い。もっとバランスしているかと思っていたが、思いの外収斂性のあるタンニンが強い。すこしよごさもある。まだまだ若さゆえの荒々しさだろうか。カベルネの比率が大きい印象だ。(2003年データでカベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー22%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルドー3%)

余韻も渋さが勝って、舌の側面を絞られるかのような感覚だ。でもカカオ89%くらいのブラックチョコを食べたときのようなフレーヴァー、口の中に残る香りは心地よい。この余韻を含めた多面性がボルドーワインの持ち味だ。

バランスが持ち味のサン・ジュリアンだが、このワインに限ってはそうともいえなかった。タンニンが勝ちすぎの印象はぬぐえない。2004年のヴィンテージがそうさせるのか?

なかなか定評どおりにいかないのがワインの難しいところであり、面白いところでもある。若干負け惜しみも入ってるかもね。

【阪神百貨店 4,400円?】

PS 一日置いたらエグみもとれてまろやかになりました。
   ボルドーワインと付き合うには気長な時間も必要ということで。

C・ロナウド MUと5年契約!

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チャンピオンズ・リーグ準々決勝で7−1の一方的な試合でベスト4進出を決めたマンチェスター・ユナイテッド。その勢いではないだろうが、クリスティアーノ・ロナウドとの5年契約にこぎつけた。レアル・マドリッドやバルセロナへの移籍の話があった中で、ついにその騒動に決着がついた。smile

「うれしいね。ファーガソン監督と僕の将来について話し合ったんだ。みんな僕がこのチームに残りたいってことをわかっていてくれたんだ。」

「MUにいることがとても幸せなんだ。トロフィーも手にしたいし、今シーズンは絶対にそうするつもりだよ。」

ファーガソン監督も喜びを隠さない。

「素晴らしい知らせだよ。このチームでロナウドが幸せであること、そして彼が今まさにふさわしいクラブにいることを特に強調しておこう。彼はチーム、スタッフ、そしてファン達と素晴らしい関係にあるし、MUの偉大な選手としてこれからも活躍し続けてくれるはずだ。」

準決勝でミランとの戦いに望むMUに大きな弾みがついたことは間違いない。そしてこれからもプレミアの場でロナウドのキレキレの活躍が見れることは、ファンにとっても幸せなことだ。まずは素直に喜ぼう。smile

アーセナルには厳しい敵だけどね〜shock

セスク・ファブレガス、終盤への決意

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しかし点が取れない。これでは勝てないのも当たり前なのだが、今度の土曜日はそんなこと絶対に許されない。5位のボルトンと勝ち点2点差での直接対決、この試合に負ければ最後のノルマ、チャンピオンズ・リーグ出場権さえ危なくなってしまう。

中盤の得点力のなさ、この時期に来てこれほど思い知らされるとは思わなかった。そしてセスク・ファブレガスにもその責任はある。シュートの数は打っているが、決まらない。今まではそこまで求めていなかったが、そんな事は言っていられない事態だ。セスクもおそらくは自覚しているはず。

「次の土曜日はボルトンを倒さないといけない。4位を死守して来年もチャンピオンズ・リーグに出場するためにもね。そうすれば、今シーズンのことは忘れられるよ。」

「大事な試合だよ。だってボルトンは僕達と勝ち点は2点差で、今の順位をより確実にしておくためには勝ち点が是が非でも必要だ。」

「今はどの得点も僕達にとっては本当に大切なんだ。あと6試合が残っていて、来年もヨーロッパで今のポジションを確実にするためには全試合勝たないといけないね。今季の終幕まで、今からの目標はまさにそれなんだ。それ以外の事で戦うことはできない。4位以内を確実にするのが僕達の役目なんだよ。」

「残り6試合、力を尽くしてやりぬかないとね。大丈夫、僕達はやり遂げるよ。いつだって勝つために全力を尽くしているんだ。勝つために全力を挙げる、という気持ちを持たずに試合に望んだことは今までもなかったんだよ。」

「先週の土曜はウェストハムと死力を尽くして戦ったし、ニューカッスルともそうだった。48時間に満たない時間の内でつらい180分間だったよ。僕達にとっては貴重な挑戦だった。それは単に得点が得られなかった、ということだったんだよ。」

次の試合はそんな言い訳はいらない。点を取らないと勝てないんだから、死ぬ気で点を取りにいってくれ。それで負けたら仕方ない。今は積極的に攻めてもらいたい、そういう試合を土曜日は期待している。

2007年4月12日 (木)

英国3強激突!ミランが迎え撃つ

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チャンピオンズ・リーグ準々決勝は前日までにマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーが決勝進出を決めていたが、リヴァプールとミランが仲間入り、ベスト4が出揃った。

これで準決勝はミランVSリヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドVSミランの顔合わせが決まり、いずれにしてもイングランド勢の決勝進出は確定したので、決勝戦はイングランド対決か、イングランド対イタリアという形になる。

前の試合3−0でアウェイ勝ちして圧倒的有利だったリヴァプールはさておき、ミランがバイエルンに2−0で勝ったのはさすがだった。前半でセイドルフとインザーギが2得点を挙げ、そしてバイエルンの攻撃もミランのGKジダが守りきった。超満員、バイエルンファン取り巻くスタジアムで最高の結果を残した。MU戦1−7の屈辱的大敗を喫したイタリアは、1日経ってのこの結果にさぞ沸いたことだろう。反面ドイツは...

さぁ、誰が決勝に生き残るか?ここまで来るとかなり際どく残ってきたチェルシーも不気味だが、2年ぶりに王座奪回に燃えるリヴァプールはクラウチが好調だ。

MUは7点で爆発的な攻撃力を示し、ミランもセリエAではインテルに大きく水をあけられてしまった現状ではタイトルへの執念は並々ならぬものがあるだろう。

ここまで来ると勢いもあるので、リヴァプールVSミランの決勝を予想するが、果たして?

2007年4月10日 (火)

もうカンベン!アーセナル凋落か?

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いつまでこういう試合を見なければならないのか?angry ゲームを支配しながら決定的なチャンスを作れない。だれかこの状況を変えようという思いがあるのか、本当に疑問に思ってしまう。

ニューカッスルとの戦いは0−0のスコアレスドロー、見ていても殆ど見せ場のない試合になってしまった。coldsweats02 全体的には試合を支配していたのはアーセナルだと思うが、前線に出したパスはことごとくブロックされてつながりが生まれなかった。

結果的には5位のボルトンが引き分けたため、勝ち点差2位でかろうじて4位をキープしたまま土曜日の直接対決を戦うことになった。

FWの決定力不足もさることながら、ここまで中盤に得点力がないことを思い知らされるとは...

今期MVP的な活躍を示してきたセスク・ファブレガス、彼に対してはランパードのようなミドルレンジからのシュート、得点力を求めるつもりはないが、それにしても今季決めてもいい場面で絶対といってもいいくらい決められない決定力のなさはどうしたことなんだ?あのゴール前での混戦、あれしか得点のチャンスはなかったかもしれないのに、やはり決められず...shock

アデバヨールも今試合は全くいいところなし。昨年末のアンリ不在時の活躍が嘘のようだ。バティスタに至っては緩慢なプレイでチャンスを切り開こうという気迫が感じられない。彼が出てきた時点で「もうあかん...」と思ってしまう自分もイヤだが。

アーセナルも最近はどうも中央でボールをパスするだけの淡白な試合運びに終始しているような感じだ。サイドへの展開に全く乏しい。フレブは前半こそまずまずの動きだったが、後半は存在感が全くなかった。こういうときにウォルコットがいてくれたら、ゴール前に切り込んでくれて何かを演出してくれるような気がするが、彼はいないのだ。

もう何も言いたくない。せめて4位は確保してくれ。sign01 それさえも失うのならチーム、加えてヴェンゲル監督の存在意義さえも問い直さざるを得なくなるだろう。

連敗が止まったことだけが唯一の材料。それにしても、あの試合はニューカッスルのソラーノ、うまいこと止めてくれたなぁ、クヤシー!!

串かつ だるま

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天王寺の大阪市立美術館で開催されているギメ展終了後立ち寄る。中之島から天王寺と自転車で走り回ったので少し小腹がすいた。せっかく新世界まで来ているので、やはり串カツが食べたくなる。

名前もよくきく「だるま」に入る。平日3時過ぎなのになぜか8割がた席が埋まっていた。まずはどて焼きを頼んで、今日は自転車だからビールが飲みたい欲求を抑えてウーロン茶で我慢。

1本100円から200円なので安心して頼める。やはり常道串カツは2本、あとはタマネギ、しし唐、レンコン、しいたけなど野菜モノを中心に頼んでいく。

ここの串カツは油がさっぱりしている。ソースも甘めだが不思議としつこくない。だから確かに何本もいける。今日は10本で切り上げたが、その気になれば2,30本は軽くいけそう。

衣もしっかりついてるが、からっとしているので全然もたれない。うまかったけど、やっぱりビール飲みたかったなぁ。あと店員さん全員(5人)にそれぞれコカコーラを振舞っていたおばちゃんがなんともいい味だしていた。さすが新世界の串カツ、堪能させていただきました。

串かつだるま ジャンジャン店
大阪市浪速区恵美須東3-4-4
06-6636-7729
http://www.kushikatu-daruma.com/index.html

旬味まゆとろ

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今日の昼食はなぜか中央市場の近くにある「旬味まゆとろ」という所に飛び込んだ。

中央卸売市場のまぐろ専門卸のお店が直営でやっている、といううたい文句に魅かれて入ってみるとさすがは12時廻った時間帯、ほぼ満席状態。とりあえずカウンターがあいていたので座ってメニューを見るとすでに大トロ丼1,000円は売り切れ。限定10食じゃしかたないか。次善のまぐろ三種丼をオーダー。これも1,000円也。

写真がピンボケしているが、ちゃんと中トロ、中落ち、トロがしっかり一面に乗っていて、そこにやまかけと固め半熟の鶉(?)がかかっている。一品と香の物、味噌汁がついていて上品。

わさびをまぶして少量のしょうゆをたらす。山かけのとろみが加わり、まったりとした味になる。

中落ちもうまいが、やっぱりトロ。この甘みがたまりませんでした。いやはや満足。でもメニューには脳天丼1,500円というのもあった。たぶんホホ肉だと思うんだけど、あんまり取れないから若干高めなのかな?

他にも普通に食べることの出来ないまぐろの部分が食べられるのかもね。夜は夜で楽しめそうなお店でした。

旬味まゆとろ
大阪市福島区野田4丁目1番39号
電話06-6469-1000

http://mayutoro.net/

ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展

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4月10日から大阪市立美術館で始まったギメ美術館展。19世紀のパリを席巻したジャポニズム。印象派の画家にも影響を与え、特に浮世絵の平面的構成、大胆な構図、明確な輪郭線の描写は大きなインパクトを彼らに与えたようだ。

この展覧会ではそうした中で実業家ギメが収集した多数の浮世絵を展示しているが、どれも質が高く発色も美しい。

特に出色は写楽の大首絵の数々。また、歌麿の一連の作品も、年をおうごとに微妙に描き方が変わっていくのを感じることができ興味深い。

初日だが思った以上に盛況だった。やはり浮世絵は人気がある。お年寄りと音声ガイドの利用率が高いので、列の動きが遅いのはご愛嬌?まずはかなり見応えのある展覧会だった。

ベルギー王立美術館展

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中之島の国立国際美術館で開催されているベルギー王立美術館展へ。

目玉はピーテル・ブリューゲルの「イカロスの墜落」。ただし、以前はブリューゲルの代表作とされていた本作だが、現在では真筆ではないという意見がある。状況的にはその方向に傾いているようで、今回の展示でも画家の名前の後ろには「?」がついている。こんな経緯も今回貸し出された理由なのかもしれない。

しかし作者の真偽はともかく、画面構成はすばらしい。牧歌的光景の中で、まさに海に墜落したイカロスの下半身が小さく手前に描かれている。そんな事は気にも留めず、農作業や船の上で日々の仕事に生きる人達。生と死が隣り合わせにあるという、一種の無情感を感じずにはいられない。この構図だけでも卓越したもので、ブリューゲルの素晴らしさをいささかも損ねるものではない。

ルーベンス、ヨルダーンスなど16世紀絵画から近世まで87点で繰り広げられるこの展覧会の最後を締めくくるのは、やはりルネ・マグリットの「光の帝国」だ。昼と夜が同時に存在する不条理、それがいささかも不自然でないマグリットの世界。まさにこの画家の傑作が最後に待っていてくれる。

今日はそれほど混んでいなかったので、ゆったりと鑑賞できた。まずは上々の内容ということで。

レーマンの去就、いよいよ大詰め

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ティエリ・アンリの移籍も話題に上っている。こちらはまだ信用できないが、もう一人、守護神イェンス・レーマンの方はその年齢ゆえに去就を注目せざるを得ない。37歳の彼には通常なら1年契約以上の条件は与えられない。しかしレーマンは2年契約を望んでいる。

「来週か再来週には話し合いの場を持つつもりだ。不満は持っていないけど、これはビジネスの話だからね。」

「僕はアーセナルでプレイしたいとずっと言い続けてきた。だって僕はアーセナルには潜在的な力があることを確信しているからね。」

「来シーズンもその一翼を担うつもりはある。それも自分の選択肢だし、自分が決断する事だ。今は1年契約だけど、どうして僕はあと1年の契約条件で失望しなければならないんだろう。単に1年、という事じゃない。もし万一よそに行かなきゃならないのなら、僕は2年契約してくれる方を選ぶよ。でもアーセナルでは1年契約しかないんだ。」

「いつだって自分の決断によるんだよ。僕は残ってもいいんだ。そう、もちろんだよ。でもその前にまず話し合わなければならない。自分自身で難しい決断をしなくちゃなんないんだよ。」

ポリシーを譲るのはアーセナルか、レーマンか?状況を考えれば、レーマンが悲しい決断をする確率のほうが高い。そのときアーセナルは決定力不足の上に、最後の砦さえ失うことになりかねない。ヴェンゲルがそこまで思い切れるのか、少なくとも決断はこの2、3週のうちに決まるだろう。

2007年4月 8日 (日)

サン・ジャックへの道

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旅に出るときは、何か現状の自分に不満を感じたときが多い。旅は自発的、かつ解放的なもののはずだが、それが人から強制されたとき、そして好まない相手と共に強いられたとき人はどう向き合うのか。

現在シネ・リーブルで公開中のフランス映画「サン・ジャックへの道」は、遺産相続の条件としてサン・ティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼を母から強いられた三兄弟を軸に展開する。

社長業と飲酒癖のある妻との問題でストレスを感じる兄ピエール、夫が失業し家族を支える頑固な女教師クララ、仕事にも就かず社会福祉の厄介になり続ける離婚歴のあるクロードの三人が、巡礼の目的としてあるべくもない遺産相続のために旅をしていく。そして彼らを取り巻く同行者もそれぞれ問題を抱えながらこの巡礼行を続けていく。

兄ピエールの変化はある程度予想できる。日常とは隔絶した状況の中で自分を見つめなおし、他者と会話し、苦しんでいるのは自分だけじゃない、と発見していく姿はこうした映画では主軸になる展開だ。

最もほほえましいのは最初は頑迷だと思っていたクララが、失語症の貧しいラムジィに道中言葉を教えていく姿だ。彼女も失業する夫に代わって家族の生計を支える中で何かを忘れていたのだろうか。そして結末に最も観客を安堵する行動を取ることに繋がっていく。

そしてこの映画で最も共感を呼ぶのは失語症のラムジィだろう。イスラムの彼は、巡礼の目的地をメッカと思い込み、ただ一筋に聖地を目指す。失語症を抱えた彼はなんとか旅の間に言葉を理解し、旅行費を工面してくれた母親に喜んでもらいたいと願うがうまくいかない。そしていてもたってもいられなくなったクララの助力のおかげで、旅の終盤にはそれを克服していく。しかし聖地についた彼を襲うのは悲劇だった。その映像が悲しいまでに美しかった。

この映画が単にお涙頂戴に終らないのは、おそらくクロードの存在だろう。巡礼を終えたクロードは遺産を手にした。兄ピエールとクララが巡礼で何かが変わった中で、果たして彼は変わったのか。遺産を得てそれを得意げに娘に見せる彼の姿は多くのハッピーエンドの中で一抹の不安を感じさせる。巡礼の旅でも浄化されない何か、それを暗示させることで人間社会の現実味をあぶりだしたのではないかと思う。

時折挿入される空想表現には若干違和感を覚えたが、2時間弱の映画、退屈するところはなかった。人間って理屈じゃないな、と思える優しさにあふれた映画だと思う。

シャトー・ラ・セール1994

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たまにはボルドーものが飲みたくなる。特に休日の夜、ゆったりしたいときにはやはり余韻の長いボルドータイプがピッタリだ。でも高いので、そうそうグランシャトーは手が出ない。

比較的安くておいしいボルドーを探すとなると、サンテミリオンはまず一番の選択肢だ。まず第一に5大シャトーを擁するメドック地区よりも全体的に価格が安い。第二にメドックに比べると知名度は譲るところがあり、そのため生産者は品質に力を注いでいる場合が多い。そして第三にメルロー主体の産地だから比較的早飲みできるタイプのものが多く出回る。

しかし当然そこはボルドーだから、長期熟成にも耐えられるものが多い。このワインも知名度こそないが1994年で価格もそこそこ。これならハズレてもショックは少ないというものだ。

シャトー・ラ・セールは家族経営、16世紀末の修道院跡に立てられたシャトーで伝統的なスタイルのワインを造ると定評があり、作付面積はメルロー80%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%となっている。

10年を経ており全体に褐色味を帯びてはいるが、それほど熟成が進んでいるとは思えない。深みはあるが明るさのあるルビー色だ。

香りはまずは甘いベリーの香りがする。そのバックには若干血や金属を思わせる香り、樽香も感じられる。メンソール的な香りもするのは、思ったよりカベルネの影響が強い現われか?

飲んでみるとアタックは柔らかいが、酸もタンニンも実はしっかりしている。特にタンニンの収斂性が思いのほか強い。カベルネの影響がやはり強いかと思う。タンニンがしっかりしているので、酸が控えめに感じられるが、バランス的には整っている。ボディの膨らみ、凝縮感には欠けるが、しなやかなメルローをうまくカベルネが補って、全体に骨格のしっかりしたワインを形作っていると思う。

余韻は若干細い印象はあるが、心地よいうまみが口の中に細く長く続く。きれいなフィニッシュ感があるので、飲み飽きない。

サンテミリオンらしい優しさに熟成感もプラスして、好感の持てるワインだった。メドックの重厚さもいいが、サンテミリオンのしなやかなボルドーを飲むと、やはりボルドーワインの懐の深さを感じずにはいられない。

【成城石井梅田三番街店 2,500円?(ハーフボトル)】

梅田スカイビルの夜桜

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スカイビル地下に広がる人工林の中の夜桜です。

といっても、これは勿論イルミネーション。風情はないけど、これはこれでいいかも。

首位マンU敗れる!そしてアーセナルも...

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7日のプレミアは勝つべきチームが敗れ、順位争いが大きく動く結果となった。チャンピオンズ・リーグや国際試合などの影響でプレミアの試合日程も非常に緊密になっており、この日もかなり過密日程の中での戦いだった。

まず最も早い試合で2位のチェルシーが最近調子を上げてきたトッテナムを1−0で破った。チェルシーはこれでプレミア8連勝、首位MUにピッタリと喰らいついていく。そしてこのときのカルバーリョの30ヤードを越すシュートがまさに値千金のゴールとなる。

そして首位のマンチェスター・ユナイテッドがアウェイで9位のポーツマスに敗れる番狂わせが起きた。前半でポーツマス・マシュー・テイラーが得点した後、どうしても得点出来ない中で、致命傷というしかない試合終了間際でのオウン・ゴール。ジョン・オシーが1点を取り返すのが精一杯で、マンチェスターのプレミアでの連勝は7でストップ。1月21日にアーセナルに敗れて以来の敗戦となった。

この時点で6点差あった首位MUと2位チェルシーの差は3点に縮まった。タイトル争いが非常にタイトになってきた。

MUのサー・ファーガソン監督のコメントから。

「ヨーロッパ戦の後でのアウェイ戦はいつだって難しいものだ。しかしローマで10人の戦いを長時間強いられた影響がこの試合に現れた。我々にはいくつかチャンスもあったが、相手のゴールキーパーに素晴らしいセーブで阻まれた。こういうことはよくある。悪いときはこんなものだが、シーズンを通して我々は気骨を示してきた。そしてまた続けていかなければならない。」

そして4位のアーセナルは19位、降格圏内のウェストハムにまさかの0−1で敗れた。しかもホームでの敗戦、エミレーツ・スタジアムでの無敗ジンクスもついに崩壊した。試合を支配したのはアーセナルだったが、懸念された得点力不足を露呈し、これで5位のボルトンに勝ち点2点差に迫られた。そして3位どころか最低ノルマの次期チャンピオンズ・リーグ出場権である4位さえ危なくなってきた。

ヴェンゲル監督のコメントから。

「口に出すのもつらい事だが、悪い試合をしてしまった。10点は取らないといけない内容だったが、試合には敗れた。得点しない限り、チャンスをつかんだ選手に次々とプレッシャーがのしかかっていく。そういったことが起こってしまったんだ。」

「ホームのエミレーツで負ける日がいつか来ることはわかっていた。でも今日みたいな試合でこんな事になるなんて、思ってもみなかったよ。」

最後のよりどころとなったホームでも黒星が付いたアーセナル。これで3連敗となり、さらに大きなプレッシャーが選手達にのしかかっていく。過密日程の中で9日月曜日にはニューカッスル戦、チーム状況に好転への展望が見えない中でまさに正念場を迎えることになった。

2007年4月 7日 (土)

下手でもフットサル!

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今日は同じチームの方の職場チームに誘ってもらったので、朝からフットサルに行ってきた。高槻ペラディッソは屋内のフットサル場で、屋内のゲームは実は初体験だった。

実は前日7時からアート談義で飲み、9時半から4時まで同期とミナミで立ち飲み→キャバ→立ち飲み→焼肉→ショットバーとハシゴしてしまった。coldsweats02 せっかく誘ってもらってたのにこの不摂生、スイマセン。shock

で、この職場チームさん、以前から何度かフットサルで試合していて当然実力はよくわかっていたので、自分のようなのが参加するのは「荷が重い」事は十分わかってた。でも正直やりたかったので、「お土産」に他の有望な若い衆にも声をかけてまわったのだが、残念ながら急な話で都合がつかず、
恥を省みず一人のこのこと出かけていった。

で、結果はやはり散々足を引っ張る結果になりました...やっぱり日ごろ体を動かしておかないとだめだなぁ。ジムも今週は行けてないし、反省材料がかなり多かった。

でもこうして声をかけてもらうのはありがたいね。ぜんぜん違う環境の人とも知り合いになれるのがうれしい。昨日の飲みでもやはりフットサルの話になって、同期と一緒に行ったバーのチームと週末やろうか、というような話に発展した。こちらはミックスで、ミックスはまた別の楽しさがある(不謹慎?)。

こうして下手の横好きは続くわけです。チームメイトの方々、ご迷惑さまでまことにスイマセン。こらえてください。反省はしてますんで...sweat01

アンリの行方は誰が知る?

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アーセナルファンが最も恐れる情報、ティエリ・アンリの移籍への報道がスポーツナビから発信された。

不調とはいえ、アンリ抜きのアーセナルは考えられなかったのは今シーズンも同じ。ワールドカップからの疲労も抜けきらないまま、数々の故障にも悩まされ、出場機会も以前よりも少ない中で、脱アンリに向けた試行錯誤もされたが、結局はアンリの存在感を再確認する結果となった。

アンリに代わる得点力のあるFWの不在は、シーズン終盤に向けて最低ノルマの4位確保を求められるアーセナルにそれさえも疑問符をつけざるを得ない状況に陥らせた。

そのアンリが移籍市場に入ったという報道ではあるが、そこまで事態が進展しているとは、正直疑問だ。当然ヴェンゲル監督は否定している。

「そんなことはない。私は今朝彼と話をした。彼が残留を希望していることは明らかだ。彼が移籍を希望しているなんてのは作り話だ。」

「私は心配していない。もしアンリがチームを去りたいと思えば、私のところに来て『聞いてください。私はチームを移りたい』と言うはずだ。しかし彼はそうしていない。」

「アンリは我々と同じ熱意を共有している。ロッカールームで彼は試合へ闘志を奮い立たせて、他の選手に対しても勇気付けるんだ。確かにアンリは良くないシーズンを送った。彼もその事を認めるだろう。でも彼が出場した試合と得点を考えれば、皆が思うほど悪くはない。つまり、彼は17試合で10得点を挙げているということなんだ。」

「でもアンリは活躍し続けたこの8年間、毎年50試合をこなしていたことは事実だ。でも公平に見れば、それは特別なことなんだよ。1年で50試合も出場するなんて、尋常じゃないと思わないかい?」

「確かに彼は現状に不満を抱いていることだろう。でもアンリは来シーズンは立ち直って、また素晴らしいシーズンを送りたいと思っているはずだよ。」

「今シーズン、彼には休息が必要だったんだ。たぶん我々はそのことをよく理解していなかったんだろう。今シーズンはいつも以上に彼の事を大切に扱ってきたけどもね。」

「アンリは常に試合に出たいと思っている。だから彼は少々問題があったとしても、口には出さないんだ。アンリはそういった問題は自分でなんとかできると思っているからね。でも今シーズンに関して、我々は彼がその能力を最高に発揮できなかったことを見ている。」

「アンリは知的で、しかも一流の選手だ。彼は出場試合の全てから何かを学んでいる。でも時々は一定の距離を置いて自分のパフォーマンスを見つめなおすことは良いことだと思う。」

今年30歳を迎えるアンリの処遇、つまり「30歳以上には1年契約以上の条件を与えない」というヴェンゲル監督の方針に対するアンリの考え方がどうなのか、その事を思うとアンリ移籍は決して噂だけ、とは思えないのも事実だ。

最近の試合を見れば、即「脱アンリ」なんてできないことは明らかだし、来季はファン・ペルシーの復帰とともに、アンリとの2トップを維持しながら、もう1枚FWの補強とアデバヨールの奮起を促していくのが現実的だと思うのだが、さてアーセナルの今後の行方は?

とりあえず5位のエヴァートンが勝ったので、まずは次の試合に勝たないと4位も明け渡すことになるから当面目先の試合に集中してもらわないとね。