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2007年3月

2007年3月31日 (土)

アーロン・レノンはC・ロナウドを目指す

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19歳、155cmの小柄ながらイングランドの代表に定着し、刃のようなドリブルで素早く敵陣を切り込んでいくアーロン・レノン。

トッテナムと長期契約を締結したが、序盤のつまづきが尾を引いてチームは期待を裏切る結果を招いた。しかし彼自身は進歩し続けているが、それでも彼の前には彼以上に進歩をしているC・ロナウドがいる。

レノンもそのことを自覚している。


「まだまだ改善の余地はあるよ。子供の頃は全てのことに対してうまくなろうとしていたんだ。動きや左足の技術、クロス、そしてフィニッシュに対してね。」


「僕にはゲームの展開を変えて、ゴールへのチャンスを作り、そして得点を挙げるという期待があるんだよね。それは僕にとって試合での役割だから、期待に応えるようにしないといけないと思っているんだ。」

「今僕達にとって何かを勝ち取るチャンスはUEFAカップしかないから、今のメンバーで少なくとも決勝には進出したいと思っているんだ。」

「クラブはタイトルが欲しいし、選手もタイトルが欲しいんだよ。だからUEFAカップが当面の目標なんだ。」

力量はトップ4に匹敵すると言われながら、今期序盤のつまづきで不振を続けているトッテナム。若きドリブラーが来期の起爆剤になることをを期待せずにいられない。

イタリア、ようやく軌道に乗るか?

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EURO2008予選で苦戦が続くイタリア。しかし最近のイタリアの序盤戦の苦戦は一種の恒例行事のような気がする。しかしスコットランドを破ってグループBでは4位だが、首位のウクライナ、スコットランド、フランスには2点差だ。次回6月では格下リトアニアとフェロー諸島との対戦なので、よもやここで星を落とすことはないだろう。

トーニの2発でスコットランドに勝利した試合をMFガットゥーゾが振り返る。

「大切なのは勝つことだったんだ。結果はうまくいったよ。僕達はいい試合ができたし、批判には今考えうる最高の方法で応えることができたね。」

「リトアニア戦で引き分けて勝ち点2を棒にふったことが返す返すも残念だ。あそこで勝っていれば、僕達も首位に並んでいて、誰も批判めいたことは言っていなかっただろう。」

「問題なのは、イタリア人はゲームの前に多くの事を心配してしまうってことなんだよ。正直、今週監督がマスコミの批判の矢面に立たされていたとき、僕達は彼を助けたかったよ。」

「僕達イタリアは勝ち点10で、フランス、スコットランド、ウクライナとは2点差だ。チャンスは十分あるよ。」

「この中でフランスは勝ち抜くチームだ。ウクライナはスコットランドよりも、我々を倒すために何とかしようとしてくるんじゃないかな。みんなウクライナを過小評価しているような気がするけど、ウクライナがワールドカップのベスト8に残ったチームだという事を忘れちゃいけないよ。彼らを打ち負かすのは大変なんだ。」

2点を挙げてチームの勝利に貢献したトーニも試合についてコメントしている。

「最高の夜だったよ。素晴らしい試合ができて、結果にも満足している。」

「グループBでの状況を考えれば、スコットランド戦で良い結果を求められていることはわかっていたんだ。難しい試合だったけど、相手は僕達の最高の長所を引き出してくれたし、その事は彼らについても言えるね。」

「僕達は最初スロースタートだったけど、だんだん調子が戻ってきているよ。僕達はドナドーニ監督を支持しているし、スコットランド戦はその証明にもなったんじゃないかな。次の2試合は、この調子を持続させるためにも絶対に勝つつもりだよ。」

イタリアに予選で早々に消えてもらっては困る。まずは次の2試合は絶対勝利で勝ち点6を獲ってもらわねばならない。ここで落としたら...最悪の結果が口を開けて待っているだろう。

ウィマーラ シラーズ・ヴィオニエ2005

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オーストリアのシラーズでも、最近はヴィオニエを混醸したタイプのものが増えてきたようだ。ヴィオニエを混ぜると、しなやかさと香味が加わり複雑味も増す。しかしそうしたワインは普通のシラーズよりも高価だ。

このワインはそうしたロティ・タイプだが価格が安い。どんなワインなのか興味津々だ。

香りは荒削りのブラックペッパー、スモークサーモン、燻した香りが強い。アタックは滑らかで、その後にバランスの良い酸とタンニンがやってくる。そして口の中に初めは強く感じなかった花の香りが湧き上がってくる。

廉価版のシラーズはパワーが強すぎて呑み飽きるきらいがあるが、このワインはヴィオニエを混ぜてそうしたパワーをうまく包み込んでいる。そして上品さも加えて、価格以上の力を発揮している。

余韻は短めだが、全体では複雑感もありよくできたワインだ。このワイン、というかこのローガンワインズという作り手のワイン、最近よく見かける。インポーターの評価も高いようだ。なるほど、と思わせるコストパフォーマンスの高いオーストラリアワインだと思う。こりゃデイリーワインに新たな仲間入りか。実は別の酒屋でピノ・ノワールも買っていた。コチラのほうも後日。

2007年3月30日 (金)

京都 山の手倶楽部

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以前、京都四条、富小路に「カッシーヌ」を開いていたソムリエ�忠志さんが新たな挑戦をしている。店とはいえない。会員制の、1日1組をおもてなしするための空間としか表現できない。今までにこういう形態の企画は聞いた事がないので、こうして書いていてもどのような紹介がふさわしいのか困ってしまうのだ。

一般の取材はお断りになっているそうだ。会員の方も以前から知己ある方少数限定で、これはサービス究極の形なのかもしれない。�さんは自分がワインに触れるキッカケを作ってくださった方で、毎日新聞社のワインセミナー以来10年以上のお付き合いをしてくださっている。当然会員ではない自分だが、今回会員外でのご案内をくださり、せっかくの機会だったので伺うことにした。

京都の浄土寺、吉田神社の近く、吉田神楽岡町の高台、まさに閑静な住宅街にそれはある。たぶん近くの誰かに「山の手倶楽部ってどこですか?」って聞いてもわからないだろう。近くから電話して迎えに来てもらってようやくわかるくらいだ。

入ると地下が教室を行う部屋だそうだが、そこはバーというかカーブというか、まさに隠れ家的空間だ。そして2階が宿泊施設にもなる部屋。伺ったときになんと風呂まで沸かして下さっていたという、なんとも細かなお心配りだ。

部屋からは大文字焼の大の文字がくっきり見える。今日は曇りの天気だったが、雲が多いからこそ時折指す日光の具合で東山連峰の表情が刻々と代わる。その光景が部屋から一望に眺められるこの空間が何よりの贅沢なのかもしれない。

この日は白ワインのガスコーニュ・ブランと、自分が最近イタリアワインにはまっているという話をしたからか、ヴィノ・ノービレ・デ・モンテプルチアーノをセレクトしていただいた。料理はパルマの生ハムからチーズ盛り合わせ、そして鴨鍋へと続いて、瞬く間に5時間が過ぎた。

普段の生活とは切り離された時間の流れを十分に堪能できた。この空間とこの眺望、時間に対するサービスにどのように応えるかはお客の心に任される。最上のサービスを受けるにはお客にも相応の心構えが必要なのかもしれない。

東山にも春来たる

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京都の地下鉄東山駅から京都市美術館への途中、白川沿いから平安神宮を望む。
川沿いの桜も徐々に開きつつあった。これからエルミタージュ展へ。

NHK日曜美術館 1976−2006 美を語る30篇

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以前各地で開催されたNHK日曜美術館展、その中で芸術家が芸術家を語るコーナーがあったが、それを集めた本が出版された。展覧会のときも画集を買おうか迷ったが、他の説明が多かったので躊躇した。今回この語るコーナーだけを選んで掲載した本が出たので、迷わず購入した。

特に印象深いのは作家で僧侶の今東光が、友人であった夭折の画家関根正二を語る場面だ。
「関根は残るけど、おれは残らねぇってことははっきりしてるよ」
一定の評価を得た人物が、なかなか言える言葉ではないと思う。たしかに今東光という直木賞作家がいた事を知る人は少なくなっている。しかし関根のあの突き刺さるような朱に染まった作品は、彼の短く貧しい生涯ともあいまって今でも鮮やかに脳裏によみがえってくるし、忘れられることはない。その事を本人が真正面から自覚し、認めざるを得ないほどの友情を注いでいる、そんな思いがこの一言に凝縮されていたのだと思う。

その他、一人の作家に対して複数の芸術家による文章を掲載する章もあり、鑑賞の手がかりとしても有用な本だ。図版は少ないが、有名な作品を扱っているので、さほど読むのに苦労はないし、代表作は口絵としてまとめて掲載されている。展覧会に行った人は、その記憶を辿りながら読むとまた楽しい。30篇、頭から順に読むよりも気になる作家、または画家のところからつまみ読みするのがいいし、この本には合っているかも。

NHK日曜美術館1976−2006 美を語る30篇
NHKエデュケーショナル編
NHK出版刊 1,900円

スエミツ・アンド・ザ・スエミス 「PIANO It’s Me」

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以前から気になっているアーティスト、というかピアノマン、スエミツ・アンド・ザ・スエミスのメジャーデビュー作「ピアノ イッツ・ミー」が出た。

ピアノを取り入れるアーティストは多いが、彼ほど前面に出して来るのは少ない。そしてバラードが売りじゃなく、曲はかなりインテンポな曲が中心なのが特徴。彼の強みは単にピアノが弾けるだけでなく、クラシック的な編曲もできるのでポップだけどヴァイオリンなんかも効果的に入れて重厚な聞かせる音楽を作れる点で、2枚組の内1枚はオーケストラ編曲のものを集める凝りようだ。

今回のアルバムは構成も考えられている。シングル曲はアルバムの後半にまとめて配置。アルバム全体の構成に重きを置いて、シングル曲はアンコール的な位置づけか。そう、このアルバムはクラシックのコンサートを意識した作りのようだ。アーティストのこだわりがよくわかる。

アルバム全体で好曲が多い。聞いていて気持ちが高ぶってくる。これから春に向かって散歩のオトモにはちょうどいい。でもやっぱりお気に入り曲は最後の「アレグロ・カンタービレ」だ。僕の携帯の着信音は現在コレです。

2007年3月29日 (木)

ジェラード爆発、イングランドを救う

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EURO2008予選、不振にあえぐビッグ3、イングランド、スペイン、イタリアがそれぞれ勝利した。

スペインは下位のアイスランドにまずは手堅く1−0で勝利。F組の首位スウェーデンが2位の北アイルランドに敗れたので、試合数は多いが北アイルランドが勝ち点1差で首位となった。スペインは3位で首位との差は4点。

イタリアはA組首位スコットランドに2−0で勝って、4位ながら首位とは勝ち点差2の混戦状態に。

そしてイングランドは前回0−0でイスラエルと引き分けた鬱憤を晴らすかのように、3−0でアンドラに快勝。E組4位ながら勝ち点差2の中で、首位クロアチア、2位イスラエル、3位ロシアとの熾烈な争いを続ける。ただ、現時点でイングランドはイスラエルと共に1試合多く消化しており、苦しい状況に変わりはない。

アンドラ公国って人口7万くらいのカタルーニャ地方の小国だから、勝ってあたり前という気がするが、アウェーでそれでもスティーヴン・ジェラードの2発で勝利したのはまずまずか。イングランドの国内ファンの気持ちを推し量ってか、ジェラードのコメントも控えめだ。

「ファンは4−0から6−0ぐらいの勝利を期待してたのかもしれないが、そいつは難しいよ。ボールの周りは相手チームの多くの選手がいるんだから。」

「前半を0−0で終わった時、もっと自分達の特徴を表に出さなければならなかったんだ。でも後半は持ち味が出せて、ボールに対する反応も早かったね。」

先日のヘラルド誌でも3国の監督の解任騒ぎに関する記事があり、特にイタリアのドナドーニ監督はかなりのプレッシャーを感じていたようだ。まずは勝利を挙げたことで、そうした騒ぎも当面は静まるのかもしれない。

さて、気を良くしたジェラード率いるリヴァプールは、プレミアシップの「3位4位決定戦」で31日にアーセナルをホームスタジアムに迎える。アーセナルにとっても負けられない1戦のはずだが、雰囲気的には...不安をひきずる週末になりそうだ。

パッソ・デッレ・ムーレ2004

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またしてもシチリアのネロ・ダヴォラです。イタリアも王道トスカーナが少なくて、シチリアばかり紹介するのが多くなるのもどうかと思ってしまう自己嫌悪。

今日のシチリアは「サラパルータ公爵」の定番品、「ラバの通り道」。シチリアワインの定番、CORVOシリーズもここから出ている。CORVOも価格を低く抑えた品質の高いワインとしては定評があるので、このワインも安いが若干期待。

香りは非常に甘い。プラム、きいちごジャム、葉巻の香りだ。色はねっとりした色調のあるルビー色。黒味が強い。

アタックは一瞬甘さを感じるが、その後かなり強く収斂性のあるタンニンがやって来て、そして鋭い酸がタンニンを押し流すかのように怒涛の如くやってくる。この鮮烈な酸がタンニンの後に遅れてやってくる感覚が珍しかった。

酸がこの荒っぽいタンニンを包もうとするのだが、このタンニン自身は若い木の茎をかじったとき(実際昔自分、よくかじってた)のような渋さもあり、包みきれない。やはり土地のパワーなのか、おさまりがつかないのだ。キライじゃないけど、バランスしているかと問われれば、少し偏りがあるのは否めない。余韻は果実味の甘さが口の中に残り、長く残るけど重めかな、と思う。

公爵家の誇りを胸に、上質かつ重厚なワインを嗜好しているのかな。かなり濃密なネロ・ダヴォッラながら価格は低めというところは好感が持てる。飲む人によっては重たい、と感じる人もあるだろうが、シチリアなんだから少々重たいくらいが愛嬌があっていいのではないかと思う。

【阪急百貨店 2,500円】

2007年3月28日 (水)

セスク、夏休みが待ちきれない

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EURO2008予選で予想外の不振にあえぐ「無敵艦隊」スペイン。2位のデンマークに初黒星をつけて、なんとか望みをつないだが、この試合セスク・ファブレガスは出場できなかった。

そのファブレガスがスペイン代表戦を前に語っている。

「ルイス・アラゴネス監督にスペイン代表に招集されてから15試合を戦ってきたんだ。初めて呼んでもらってから、全ての試合に出場してきたよ。たとえ1分でも、10分でも、最初からでもね。」

「その事が僕にとってはとても大切なんだよ。だって監督が僕のことを信頼してくれているってことの表れだからね。いつだって彼が僕にしてくれる事には感謝しているんだ。だって代表に招集されるってことは、僕にとっては前進だし、彼は19歳でワールドカップに出場できる機会を僕に与えてくれたんだよ。そしてワールドカップですごく多くの事を経験できたんだよ。わかってくれるかな?」

セスクは自らの成長と引き換えに、アーセナルでの休むことない戦いをこれまで強いられてきた。彼自身がヴェンゲル監督にとってかけがえのない存在であるがために、殆どの試合への出場を余儀なくされてきた。そしてこの夏、ようやく長い休息をとれるようだ。

「うん、この夏を楽しみにしてるんだ。待ちきれないよ。6月にはプレミアシップのシーズンは終るけど国際試合があるので、ちょっと休暇のプランは崩れそうなんだ。」

「時々休むにはひと夏まるごと必要だ、ってホントに思うんだよ。思いだすんだけど、僕がもうまもなく17歳になろうとしてた時に7週間の休暇をもらえたんだ。そしてリフレッシュして準備万端でシーズン前に戻ってきたんだ。今と違うのはあの頃の僕はリザーブの選手だったこと、そして今期僕がトップチームにいるのは、あのころたっぷり休んで多くのエネルギーとパワーを得ることができたからなんだよ。」

「たとえ若くたって多くのプレッシャーの下で戦い続けるには絶対に休息が必要だよ。特にMF、縦横無尽に走り回って、多くのタックルを仕掛けるポジションではね。」

「もちろん僕はサッカーが大好きだし、試合に出てくれと頼まれれば断ることはこれからも絶対ないよ。だって僕は本当にサッカーを愛しているからね。そんな事はないけど、もし僕がいやだ、と言えば自分自身を後悔するだろうね。でも6、7年後にはケガをすることがあるかもしれない。だからプロフェッショナルに徹して、自分を大切にしないといけないんだよ。」

確かにずっと動き続けてきたセスクには、なによりも休養が必要だと思う。しかしEURO予選も長丁場だし、まだまだプレミアシップは終っていない。セスクの完全な休暇はもう少し先のようだ。まだまだ頑張ってくれよ、ファブレガス!

2007年3月27日 (火)

処女懐胎

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ヤラしい事を想像した方、ゴメンナサイ。これはキリストとマリア様、その家族達のれっきとした「聖なる」お話です。

イエスは神の子、マリアは神の母であると言われてきた。イエスは罪なくしてこの世に人間として生を得て、そして人類の罪を一身に引き受けて十字架上で贖罪の死を遂げながら、やがて復活をした。ではイエスを産んだマリアは、人類がアダムとイブが犯した原罪を受け継いでいたのか、それとも免れていたのかが、まずは神学上の論点だった。そして生まれたのがスペインで一斉風靡した「無原罪のお宿り」。

仮にマリアが原罪を免れていたとすれば、それでは彼女の母、アンナはどうだったとか。マリアが処女のまま身ごもったのであれば、その夫ヨセフはどう対応したのか。ヨセフはいかなる役割を演じたのか。

イエスが神の子として唯一の存在である以上、家族というものは本来存在しないはずである。しかしマリア、その夫ヨセフ、マリアの母アンナ、そしてアンナの3人の夫とその子供達の存在が伝えられ、それぞれが美術の題材として扱われてきた。それらは時代、家族に対する考え方の変遷と共に代わってきた。そうしたイエスにまつわる人々の浮き沈みをこの本は語ってくれる。

マリアについても十分詳しい解説だが、この本の真骨頂は、マリアの夫、ヨセフに関する説明だ。マリアの夫でありながら、イエスの父ではありえない、説明しがたい存在であった彼に焦点をあてながら、時代と共に復活を果たしてきた彼の姿を明らかにしたことが、この本の特色だと思う。

処女懐胎 岡田温司著
中公新書1879 中央公論社刊
274p 880円+税

シャビ・アロンソはリヴァプールを決勝に連れて行く

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リヴァプールの司令塔シャビ・アロンソ。スティーヴン・ジェラードとのMF2枚看板でリヴァプールを再びチャンピオンズ・リーグの高みに連れて行こうとしている。

シャビ・アロンソの状況判断力は群を抜いている。常に試合状況を見定め、息つく暇を与えないダイレクトパスで攻撃への展開を形作っていく。本当に彼ほどプレミアのサッカーに順応したスペイン人はいないのではないか、と思える。

その彼の目標はやはりチャンピオンズ・リーグ制覇だ。そして彼はそこへの手ごたえを十分感じているようだ。

「チャンピオンズ・リーグで僕らはいいポジションにいると思うよ。そして僕らは自信を持っているんだ。PSVには十分注意をはらっているさ。彼らは本当に手ごわい敵になるはずだよ。あのアーセナルとの闘いで示したようにね。」

「もちろんまだまだ長い道のりがある。でも決勝に進む自信はあるんだ。今は一つ一つ進んでいかなきゃいけないし、まずはPSVとの準々決勝の事を考えなくちゃだめだ。」

「予選で彼らとは戦ったんだけど、敵地では引き分けて我らがホームスタジアム、アンフィールドでは勝ったんだよ。PSVに対しては大きな敬意を持っているし、彼らのことも良く知っているんだ。」

2年前にチャンピオンズリーグを見事制したリヴァプール。現状ではマンチェスター、チェルシー有利の感はあるが、やはり不気味な存在だ。シャビ・アロンソの中盤での動き、攻撃への起点となりうるか、まずはベスト8での戦いに注目したい。

セスクの2年目は挫折と共に

Lr93843t 今期無冠が確実となったアーセナル。モチベーションをどう維持するのか、チャンピオンズ・リーグ出場権の4位までに入ることは最低限のノルマだ。

そしてセスク・ファブレガスにとって2年目のアーセナルでのシーズンはまもなく失意と共に終ろうとしている。

「今シーズンはもう何も残ってないよ。耐え難いことだけどね。マンチェスター・ユナイテッドとの間にこんなに得点差がある現状は良いとはいえないね。」

「PSVのためにチャンピオンズ・リーグ決勝から敗退する結果になってしまって本当に残念だ。彼らを倒すチャンスはあったんだよ、去年決勝進出が決まった後、僕達はきっと戦い抜いて勝利をものにできると思っていたんだ。」

「今じゃ2、3週前に僕達がすべてのカップ戦、チャンピオンズ・リーグ、FAカップ、そしてカーリング・カップ戦を戦っていたこと自体が信じられないくらいだ。そして今やすべてカヤの外なんだよ。」

確かにタイトルを得ることなく終えるシーズンは耐え難いものだろう。しかし不振の中でもいくつかの希望が見えた試合はあった。年末のアンリ不在の中で、ヤングガナーズが見せた不屈の闘志はチームの未来、いつかは来るであろうアンリのいないアーセナルへの展望が必ずしも悲観的なものではないことを思わせた。

アンリが今期絶望の今、残りの試合、まだまだ気を緩めるのは早い。若きチームリーダーとして、セスクがアーセナルを引っ張って行く、来期に繋がる試合をしてくれることを願わずにはいられない。まだまだだよ、ファブレガス!!

2007年3月25日 (日)

ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ2004 ポデリ・サングイネート

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モンタルチーノ、モンテプルチアーノ、紛らわしい地名だ。たまに間違えてしまう。これも買ったとき「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」と勘違いしてました。

それぞれの土地に「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」と「ヴィノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」の超メジャー銘酒があるように、それぞれにセカンド的な「ロッソ・ディ・○○○」がある。これは後者のほう。

裏面のラベルによると、品種はプルニョロ・ジェンティーレ、カナイオロ・ネッロとマッモーロ種だそうで、どれも殆ど聞かない。プルニョロはブルネッロの品種であるサンジョヴェーゼ・グロッソ種らしい。そういえば「プルニョロ」と「ブルネッロ」、PとBの違いだけで語源は同じのようだ。ブルネッロはこの品種100%だが、モンテプルチアーノの銘酒にはカナイオロ・ネッロ種他のブレンドが認められているのが違い。

キャンティもサンジョベーゼのワインということになっているが、実はこのカナイオーロ・ネッロや白ワイン品種を少量混醸してもいいことになっている。だからイタリアワインに造詣の深い方には常識の品種だそうだ。おお勉強不足、すいませんでした。ただし地元品種のマッモーロより特徴に乏しく、かつサンジョベーゼよりもタンニンと酸に乏しいこのカナイオーロはトスカーナでは退潮気味だそうだ。

色は明るいルビー色。深みはあまり感じないが、健康的でつややかだ。香りはベリージャムの甘い香り、スミレの花の香りがする。

アタックは予想外のタニックさに少し驚く。その後でやわらかな酸も感じるが、やはり荒々しい収縮感を伴うタンニンが強い。口の中がすぼまる感覚だ。この少々荒っぽいタンニンをうまく酸が持ち上げてくる。ボディの広がりはそれほど大きくないが、骨格はしっかりしているし、ジューシーな凝縮感がある。

余韻は口の中の収斂感が結構長く続く。荒っぽいところはあるが、それでも面白い特徴を備えたワインで好感が持てる。飲んだ後にスーッとしたミントのような感覚も残るので、気持ちがいい。こういう作り手の上級版ってどんな感じだろうか。ヴィノ・ノーヴィレ版も飲んでみたいと思えるワインだった。

【Wineshop FUJIMARU 2,620円】


EURO2008 牙なき獅子に指揮官の怒り

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EURO2008の予選が行われたが、注目はもっか予想に反して低迷のイングランドとスペイン。特にスペインはグループEで既に2敗して、首位のスウェーデンに大きく引き離されてしまった。幸いにも2位デンマークにホームで2−1の辛勝、どうにか勝負をつないだ。

かたやイングランドはともに3位のイスラエルとスコアレスドロー。ランパードの惜しいシュートはあったものの、成果は殆どなくアゥエーで結果を残せなかった。そしてグループEの首位を走るクロアチアと2位のロシアは共に勝ち、上位との勝ち点差が拡大してしまった。

この結果では以前からくすぶっている代表監督マクラーレンへの不信、更迭論が一層高まってきそうだ。そのマクラーレン監督が代表選手に対する怒りを爆発させたと、主将テリーが語っている。

「試合後のロッカールームではみんな押し黙ったままだった。でも監督は僕達にどなりちらし始めたんだよ。たしかに彼の言うとおりだった。だってあまりにも情けない結果だったし、そういう試合だったんだからね。」

「勝つつもりで乗り込んできたけど、失敗してしまった。結果は引き分けだけど、実質負けだね。」

テリーも主将として自分の気持ちをメンバーに伝え、そして次のアンゴラ戦に照準を合わせることを誓った。

「監督が言ったことはロッカールームではっきりと噛み締めないといけない。でも僕にはキャプテンとして言いたいことがあった。」

「僕達はいつも前を向いて戦い続けてきたし、まだまだやれるはずだと信じている。この現状を必ずいい方向に持っていけると思っているよ。」

「常に前を向いて」、足のケガと首へのキックという事故から短期間で復帰してきた不屈の鉄人テリーが語るからこそ、この言葉が真実味を帯びて選手達に届くはず。まだまだ長丁場の予選、イングランドの巻き返しに期待したい。

バルベーラ・ダスティ2004カッシーナカスレ

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バルベーラ連発だが値頃感があるし、いいバローロやバルバレスコはやっぱり高いんで、しみったれとしてはこういう選択になります。ご容赦。

このバルベーラは前回グラシアスで購入したパッスムと同じ造り手のスタンダード版。
http://blog.kansai.com/cesc22/172

陰干ししたブドウを使ったパッスムよりやはり明るめのルビー色だ。周縁部まできっちりと色が入っているので、なかなか凝縮度がありそうな雰囲気。香りはブルーベリー、カカオ、ミント、セルロイドのような香りも感じる。

アタックの入り口はやさしめだが、その後キッチリした酸が口の中を突き進んでくる。そして酸に包まれていたやわらかめのタンニンが舌の表面に広がる。

ボディは中庸か。それほど広がりはなく、舌の表面ですべてが展開するような感じだ。それでも酸が生き生きしているので飲み飽きることはない。飲むほどに口の中をリフレッシュしてくれる。料理と合わせるのには好ましい特質だ。

余韻も強くはないが、薄い心地よいコクが比較的長く続く。バルベーラに求める特徴は満たしていると思うので、飲んでいても不満はなかった。子供がべスパに乗っているラベルもモダンで見た目も楽しめる。

酸もあるんで凝縮した造りをすれば長熟のポテンシャルがあるはずのバルベーラ。最近入ってきているバルベーラはそんな感じのものが多いので、非常に楽しめるカテゴリーになってきていると思う。

【阪神百貨店 2,800円】

大阪モーターサイクルフェア

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本日はインテックス大阪で開催されている大阪モーターサイクルフェアへ。

しかしびっくりするのは同時開催のコミックシティの大行列。コスプレの集団が地下鉄中央線に乗り込んで来たので、何があるのかと思っていたがナットク。

昔に比べるとマシンの展示は少なくなった様な気がする。でも一時より復活してきたのは景気回復のせいかな?

写真はBMWブースのK1200R、2006鈴鹿8耐優勝仕様です。

2007年3月24日 (土)

只今日本代表戦。

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ペルー戦真っ最中。

2−0で勝っている。中村俊輔のアシストがきれきれ、巻のヘディングで先制。巻もさぞかしホッとしているだろう。

高原も技ありのゴールで2点目。やっぱドイツでの自信が効いている。あと15分。このままいってくれ!
ただいま中津のビールバー、ブリスで放映中。このあとバルサのメッシ3点も見せてくれる。楽しみ!

優勝だ!吹田フットサル大会

今日は18年度最後の吹田フットサル教室。吹田総合運動場で9時から行われた。以前からお世話になってるフットサル教室のチームで参加。当日都合が悪かったりして総勢7人、12分1本の試合を4試合するという。正直「おいおい、カンベンしてくれ〜」状態だった。

前回は1分3敗で、今回はまず1勝ということで頑張った。今回もキーパーは監督の吉田さんが率いるフィオーレ大阪吹田FCから出てもらった。そして前回の如くキーパーの好セーブ連発だった。

Ael0zaus_s結果はあれよあれよの3勝1分、得失点差で優勝した。スゲーッ!!ただ監督、そして一緒に参加した岡田さん(50歳!!)と福富さん(40代!!)の見事な技術の賜物でもあった。


それでもモチベーションを持って守りきった成果だと思う。
ごっつあんだけど、自分も1点取れて気分は最高だった。

Zztdqj3j_sで、こちらは毎回参加されている家族チームさん。いつ見てもいいね。一家でフットサルに参加するなんて本当にうらやましい。この若きゴールキーパーも頑張ってました。前回は負けたんだけど、今回は勝利し宿命の闘いは1勝1敗。さて次回8月、真夏のダービーはいかに?

ギュスターヴ・モロー 自ら語る

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パリのギュスターヴ・モロー美術館を訪れた人はわかってもらえるだろう。ただひたすら美に徹した人は、日常の生活さえも美に徹した、そんな生活を全うしたということを。

ギュスターヴ・モローは19世紀を全うした美術家。その細密で美しい装飾的な作品は、細部まで考え抜かれたであろう構成で一寸の揺るぎもない。それ故に画家がキャンバスにどのような事を語りつくそうとしたのか、なかなかすべてを理解するのは困難だ。まして日本人なら。

しかし幸いなことに画家自身が自らの作品にこめた思いを文章として残してくれた。まことに稀有な事だと思う。

モローはやはりサロメの画家と言う印象が強い。その細密なまでの描写から同性愛の画家ということが現在でも語られているが、実は結婚こそしなかったものの、長年の恋人がいた。だからこそ女性の美しさを描ききれたのだろう。

この書籍ではモローの代表作が網羅されているのに加えて、画家自身の解説、そして作品と直接リンクしないが、著作の中で絵画の解釈に有益な断片が作品と共に収められていることも、作品への深い理解の一助となる。これだけの内容でハードカバーにも関わらず価格がリーズナブルなことがうれしい。

文章の量が少ない、と感じる向きもあるかもしれないが、画家の作品と言葉以外に何が必要だろうか。モロー好きもそうでない人も、画家がどういう思いを作品に込めたのか、その過程を追体験できる、非常に特色ある美術書だと思う。

ギュスターヴ・モロー 自作を語る画文集 夢を集める人
[画と文]ギュスターヴ・モロー
[訳編]藤田 尊湖
八坂書房刊 142p 2,200円

オーウェン復活に向けて

Vtziseyx プレミアシップも終盤戦に突入した中で、黙々と復活に向けて闘志を燃やす選手もいる。ニューカッスルのマイケル・オーウェンだ。

昨年6月のワールドカップで靭帯断裂の大ケガで長期戦線離脱を余儀なくされたオーウェン。イングランドもその後の5試合で2得点、代表でさえも欠く事はできなかった戦力であったなら、ましてやニューカッスルにとってはなおさらだったろう。事実ニューカッスルは今期も期待された成績をあげることなく低迷している。

そしてようやくオーウェン自身も復活に向けた手ごたえを感じ始めているようだ。まだいつから練習に復帰できるかは明らかにしていないが、トレーニング再開に向けての期待を語っている。

「練習に復帰できるまでにはあと2、3週かかるだろうと思っているよ。」

「直線距離を全力疾走したり、自分のやりたいように激しくキックの練習をしたりしているよ。そして今はカーブをきかせたキックや体の向きを変えるような動きも練習しているんだ。」

「ニューカッスルのみんなに、始めのうちはあまり強いキックを僕に向けないようたのまなきゃね。」

あのスポーツマンらしい憎らしいほどさわやかな表情(節制ないギャンブルで問題にはなったが)がピッチで見られるのもそう遠いことではなさそうだ。

ニューカッスル浮上のきっかけとなるか?オーウェンの復帰戦はプレミア終盤戦の期待の一つになるだろう。

ケーニッヒシャフハウゼン シュペートブルグンダー2004

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3月24日はドイツワインのインポーター、ヘレンベルガー・ホーフさんの年2回の試飲会だ。千円で40種以上のドイツワインが試飲できるということで、前回行ったときは4時間くらい粘ってへべれけになった。

最近はドイツワインも選択の幅が広がったと思う。赤ワインはシュペートブルグンダー、つまりピノ・ノワールで価格帯も5千円くらいするがとてもベリーのウマミ豊かなワインが多く入ってきている。

そして白ワイン、リースリングやミュラー・トゥルガウだけじゃない。シャルドネやソーヴィニヨン・ブランもみかけるようになった。でも白ワインはやっぱりシャルドネもドイツで作ると土っぽい塩気のあるフランケンのシルヴァネールに似てくるから不思議だ。

で、今回はバーデン産のシュペートブルグンダーを。

ケーニッヒシャフハウゼンは協同組合だがバーデンでも有数の作り手との評価を得ている。そして360haとバーデンでも大きな作付面積を誇っている。

さてワインだが、色はなかなか黒みがかかたった渋めのルビー色だ。落ち着いた色調で、一瞬濁ってるのか?と見間違えるほどしっとりとした質感を備えている。

香りは甘いストロベリージャム、ラベンダー、ハッカ、ぺっパーの香りがする。甘いやさしい香りがぽわっとグラス一面に広がってくる。

アタックはやさしい。ジュースを飲んでいるような感覚で酸も少なめだ。しかしただ甘いだけではない。繊細なタンニンとじわっとしたウマミが口の中を広がる。

タンニンが少ない分、ボディは弱く感じる。余韻も頼りないと感じるかもしれない。でもコクのあるうまみが口の中に薄皮を張るがごとく広がる。飲んでいても心地よい。このじわっと広がるうまみがシュペートブルグンダーの特質じゃないだろうか。

全体には繊細なワインで、インパクトに欠けるかも知れない。でもこのじんわりとしたウマミのあるワインって貴重だと思う。ただ難点なのはこういうワインに合う繊細なドイツ料理ってなんだろう?と思う点。鶏肉を煮込んだ料理なんかに合わせてみたいなぁと思った。力強い料理にはやっぱビールかなぁ?

2007年3月23日 (金)

コペルティーノ・ロッソ2003 レオーネ・デ・カストリス

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南イタリアのワインというと思い出すのはタウラージかな。暑い気候で糖度も高く、アルコール度も上がるのか、パワフルでこれでもかっていうワインが多かったので、「飲まず嫌い」していたが、最近はそうでもないらしいんで見かけたら飲んでみる。

このワインはそんなに重くないんで、というオススメの言葉もあって購入。プーリア州でネグロアマーロ、マルヴァジア・ネーラという品種から作ったワインだそうだ。どっちもぜんぜんなじみのない品種。イタリアってどのくらい土着品種があるんだろうか。こんなの覚えているワイン屋さんも、ソムリエさんも凄い。

ネグロアマーロはプーリアのワインの8割を占める品種らしい。タンニンが強く色も黒いらしいがさてどうか?

確かに色は濃い。周縁まできっちり色が入っている。黒味の強いルビー色だ。香りはブラックベリー、ダークチョコの甘い香りの中に、ミント的なハーブ香もする。

酸はやはり穏やかで、アルコールからくる甘さのほうが目立つ。タンニンはあるが、思ったほど強くなく繊細。甘苦いという表現が適当だろうか。そして茎をかじったような苦さがある。

口に含んだときは果実味を感じるが、そこからの広がりはあまり大きくない。舌から喉へ縦に上がっていくような間隔で横への広がりには欠ける。余韻もさほど残らない。南イタリアと聞かなければたぶんわかんないだろう。

南イタリアの果実味どっしりのジャム的なワインとは一線を画したい、すっきりした造りを志向しているんだと思う。これはこれでいいけど、やはり土地の気候を反映したパワフルさ、奔放さを感じさせてくれた方がうれしかったかも?地域を考えないなら、ディリーワインとしてはよくできていると思います。

【橘田酒店 1,800円】

ファブレガス、MUの優勝を予想する

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エバートンとの試合の敗戦で2位との差も拡大、あとはリヴァプールとの3位争いというかなりモチベーションが低い戦いを余儀なくされたアーセナル。3月31日はいよいよ直接対決だ。

セスク・ファブレガスもプレミアの現況を冷静に分析し、優勝はマンチェスター・ユナイテッドと予想する。

「今、この状況においてはマンチェスター・ユナイテッドが優勢だね。本当に見事な試合をしているし、素晴らしいサッカーだと思うよ。」

「チェルシーは勝ち点差6で追撃しているわけだけど、サッカーなんだから何が起こるかわからないね。まだ9試合も残っているんだから。」

「どのチームが勝ち抜くか予想するのが難しいよ。でも現時点ではMUが優勝に値するチームだと思うな。」

冷静に語りつつも、たぶん彼は優勝争いに関われない悔しさを感じているはずだ。これからの残り試合はアンリ不在の中でヤングガナーズの来期の挑戦のための準備期間と位置づけて戦い抜いてもらいたい。そしてその中心はもちろんセスク・ファブレガス以外に考えられない。だから残り試合でぜひとも今期まだ挙げていないゴールを決めて欲しい。おそらくアーセナルファンの誰もがセスクのゴールを見たいはずだから。

2007年3月22日 (木)

ロッソイブレオ2005 グルフィ

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自分のワイン嗜好ってあまり偏りがないと思ってるんだが、こうして記録してきてみるとやはり偏ってるなぁと思う。ピエモンテはバルベーラばっかだし、イタリアワインでもやっぱりシチリアが増えてる。貧乏性なので価格的に高いワインを飲まないんで仕方ないのもあるが。

南のワインが多くなっているのは最近非常に面白いワインが増えてきて、興味をそそる事が多いからでもある。シチリアワインもやはり店頭に出てくる頻度が多くなってきた。乾燥地帯で、火山の影響を受けた土壌でもあるから、もともといいワインを産むベースにあると思う。

このワインはシチリアの地場品種で最も著名なネロ・ダーヴォラ。色は深い黒味のあるルビー色。香りは鉄、カシス、チョコレートと甘めの香りがする。

アタックはやわらかいポッテリとした酸で、そしてそこにくるまれたタンニンがパッと口に広がっていく。タンニンは少々荒い。果実的な甘さが心地よいが、余韻は短め。最後に口の中をゴツゴツとした渋さが残る。ミディアムなボディの割に若干最後の力不足な点は否めない。全体的には味の深み、コクというものはないかな、という感じだ。

ネロ・ダヴォーラにあるベタベタっとしたところはないので、飲んでいて軽快なワインだ。物足りない面もあるが、価格対品質の点で不満と言うわけではない。ゴツゴツも自分は結構好きなタイプだ。サラッとしたワインよりはそういう荒々しいタイプのほうが印象に引っかかるから。

【橘田酒店 2,000円】

待賢門院璋子の生涯

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もし「昼メロ時代劇」というカテゴリーがあるなら、扱ってもらいたい題材が2つある。

まずは古典「とはずがたり」。鎌倉時代中期、政治から遠ざけられた宮廷を舞台に、著者後深草院二条が思い人に思いを寄せながら、時の治天(天皇家の家督者)後深草上皇の寵愛を受け、同時に弟亀山天皇との愛も交わす、かなりきわどい内容。主役はやっぱり米倉涼子か?

もう一つは物語はないが、この本の主役待賢門院璋子(たいけんもんいんしょうし、たまこ)の生涯だ。彼女は二条のように積極的に愛に生きたとは言いがたい。時の権力者白河上皇の幼女として愛されながら、やがてそれが寵愛へと進み、そして上皇の孫、鳥羽天皇に嫁ぐと皇子を産んだ。それが崇徳天皇。

かねてからこの崇徳天皇はいったい誰の子か?という疑問があった。鳥羽天皇自身が彼を「叔父子」、つまり父堀河天皇の異母弟であり、同時に自分の子と呼んだように、今では白河天皇の胤ということが定説になっている。

この本の特色はその事実を璋子の行動と月事を照合しそれを証明するといった、一人の人物の生涯を言葉は悪いが執念深く、丹念にあぶりだしたその筆致にある。

待賢門院璋子の存在は実は歴史に大きな影響を及ぼしている。崇徳天皇は自身の出生の秘密によって鳥羽天皇に疎まれ、長男でありながら息子を皇太子にできず、ついに保元の乱を引き起こし配流された後、死して日本歴史上最強の怨霊となって後世に影響を及ぼすこととなった。

そして璋子の子はもう一人天皇となっている。こちらは日本歴史上最強の大天狗、平清盛や源頼朝さえも手玉に取った後白河天皇だ。

彼女自身が歴史を築いたということではなかったから、その人となりも普通ならうかがい知ることはなかっただろう。しかし、その人生に興味を持った歴史家の執念によって、その生涯を克明に知ることができるのは一つの偶然と言えるだろう。

朝日選書281 待賢門院璋子の生涯 椒庭秘抄
角田文衛著 朝日出版社刊
349p 1,400円

2007年3月21日 (水)

鍋島将軍家への献上

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大阪市立東洋陶磁美術館で25日まで開かれている鍋島展へ。この美術館は家から自転車で十分、あまり混むこともないんで、ゆっくりしたいときにはお気に入りの場所だ。常設のコレクションも充実している。国宝も二点。

でも今日は違った。完全になめていたが、会期終了間際の祝日で予想外の混雑。
展示は多く、美しい意匠を凝らしたものばかりだ。さすがは佐賀藩の威信がかかっているので手抜きがない。描線も細かく明瞭だ。
特に初期の三代将軍家光の頃のものがいい。形も凝っているし、デザインが大胆だ。草創期の試行錯誤で新鮮なものが多かった。

後半は倹約の気風やら、型が決まった故の洗練性のため、面白みに欠けるのはどんなものでも仕方ないか。
そんなこんなで、なかなか見応えある展覧会でした。こんなことなら、平日に行っとくんだった!

襲われたランパード またもファンの暴走

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以前シチリアダービーでファンが激高、警察官の命が失われてスタジアムの警備が問題になったが、イギリスでもファンの暴走による事件が発生した。

事は19日、FAカップでのチェルシー対トッテナム戦。試合は2−1でチェルシーが勝利したが、その際にファンがピッチに降りてチェルシーのMFフランク・ランパードに殴りかかった。幸いランパードにケガはなかったようだが、サッカー協会は事態究明と対策に乗り出している。

ランパード自身も試合後のインタビューで事態について語っている。

「本当に驚いたよ。幸い彼がこっちに向かってくるのがわかってたので、防御の体勢をとって彼の攻撃を避けることができたんだ。殴りかかってくる仕草から、彼は何杯か飲んでいたんじゃないかと思うね。暴動、って言うほどのものじゃないけど、それでも、こんなことは僕にも、誰の身にも起きて欲しくない。」

「思ってもみなかったよ。困ったことだ。誰かがあんな風に君たちに向かってくるのを想像してみてくれ。今までだってファンがピッチに降りてくることはあった。でもあんな攻撃的な態度で向かってくることはなかったよ。」

「感情は高まるものだから、今ここでその事を批判するつもりはないけど、再びこんな事が絶対に起こらないような対策を取る必要があるね。」

「ファンの前で勝利を祝えないなんて、面白くないよ。」

警察はピッチに乱入したトッテナムのファンと、もう一人、チェルシーのファンの2人を逮捕し、そしてイギリスサッカー協会(FA)も事態を「全く受け入れ難い」として、トッテナムに対する調査を開始した。

トッテナムもその事を認めている。
「トッテナム、チェルシーのファンそれぞれ1名がピッチに侵入したことを確認している。そのトッテナムファンは永久にホワイト・ハートレーン(トッテナムのホームグラウンド)への入場を禁止し、そして近い内に出廷することになるだろう。もう一人のファンに関する詳細もチェルシー側に送られたので、チェルシ−側でも我々と同じ措置が取られるものと思っている。」

FA側のスポークスマンも究明に向けて取り組むことを語った。
「あの試合にどんな安全対策とセキュリティ対策が取られていたかを検証し、ピッチに侵入したファンに対してどんな措置が取られたかについても確認したいと思っている。」

一部のファンの非常識な行動が、多くの楽しみであるサッカーに触れる機会、そして選手との間隔を遠くしてしまうことは全く不幸なことだ。今回はシチリアのような流血の惨事には至っていないが警備の対策をきっちり行い、再びこういうことがないようにしてもらいたいものだ。

しかし最近イギリスのフーリガンの話をあまり聞かなくなっていたが、やはり今でもいるんだなぁ。

2007年3月20日 (火)

3位は守るも...

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昨日のアーセナルTV、アストン・ヴィラ戦とエヴァートン戦両方見た。正直疲れたというか、すっきりしなかった。sadフラストレーションがたまる一方だった。

ここまで決定力不足だと見ていてもつらくなる。3月31日までは国際試合のためのプレミアは休戦状態に入るが、殆どが代表選手でもあるため休みにならない。特にセスクのスペインはEURO2008のグループFでは既に2敗して5位。24日のデンマーク戦に勝たないとあとがない。しかしデンマークは無敗無失点の2位。対するスペインは5失点、かなり見通しが暗い。shock

エバートン戦なんか、後半雹も降ってくる悪天候はあったものの、それはお互い様。明らかにアーセナルの運動量が急速に落ちた反面、エヴァートンは落ちなかった。エヴァートンは今月2試合目という面はあるが、それにしても...

まずは2トップ、アリアディエールとバティスタが機能しない。アンリがいない間「切れていた」アデバヨールの1トップの方がまだ期待がもてそうだ。チャンスに決められないなら、前に2人も要りません。angry 1人置いて中盤を厚くしてもらい、決定的なチャンスを作って欲しい。

ロシツキーはケガから復帰して運動量は戻っているけど、シュートが雑。こういう情勢だから撃つならもっと精度のあるシュートを、と思うが。セスクも細かなパスは出すけどそれがつながらない。自分のところに来たボールも決められないし、得点の仕方を忘れてしまったようだ。

こうなってくるとアーセナルの中盤の得点力不足も恨めしい...coldsweats02 ランパードのようにミドルの威力を持っているタイプじゃないからそう多くは期待してないけど、チームがこういう状況だからロシツキーとセスクには前に上がって点を決めるくらいのつもりで攻めていってほしいなぁ。攻めが単調で見ている方も間延びしてしまった。何回もコーヒー入れに中座したし。

それでも失点が最小限に収まっているのは37歳のGKレーマンの力が大きい。アストン・ヴィラ戦でコロ・トゥーレを欠いてボロボロだった守備の尻拭いをして3位をものにしたのはレーマンだが、30歳以上に1年契約以上の条件を与えないヴェンゲル監督の方針がある以上、今期もそれ以上の条件でオファーがくることはなさそうだ。果たしてそれにレーマンが首を縦に振ってくれるか?アルムニアでは不安が残るし、大型補強もできないならレーマンに残ってもらうしか方策はないのでは。

さて中断の後はリヴァプールとの「3位決定戦」。今の戦力ではかなり厳しい闘いになりそうだ。相手はCLにも残ってモチベーションあるし。

この情勢では思わず叫ばずにはいられない。

「ファン・ペルシー、帰ってきてくれ〜!!」

2007年3月19日 (月)

読書の腕前

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昔ほど本を読まなくなったかもしれない。平日は忙しいから時間がない、寝る前にと思って枕元の本を2,3ページめくっても眠くなってしまってそのままライトを消すことになる。休日は休日でソファーに座って読み始めると、いろいろ気が散ってしまって思うに進まない...買ったときには勢い込んで読もうと思った本はうずたかく詰まれたままで、なんか罪悪感を感じてしまう。そんな気持ちになったことないだろうか?

でもこの本を読むと「ツン読」もそう悪いことじゃないと思えるようになる。「ツン読」にはちゃんと読むという文字が入っているんだから。ツン読を避けるようじゃ読書の腕前は上がらない、書評を中心に活動を続け、年間3千冊の本を新たに購入し続ける著者が語るのだから、間違いはなさそうだ。

この本は「読書とはかくあるべし」のようなことは書かれていない。でも読んでいくと肩の荷が下りるような気持ちにさせられる。たとえば寺山修二がこう書いている。

「目と書物とは20センチくらいの距離を保っているとコミュニケーションが成り立つが、それ以上近づくとぼやけてしまうし、それ以上遠ざかると読めなくなってしまう。(中略)魔の20センチが知性というものに『つかず、はなれず』の客観化を吹き込んだのかもしれないのである。」

20センチが近いか遠いかはさておき、本との間隔は絶対あるんだから、自分がその本に一体感を覚えられずにその間隔を埋められなくても仕方のないことなのだ。そう割り切れば肩の力が抜ける。

本を読むと言うことは、時間もかかるし効率的には悪いものかもしれない。一人でするものだし、孤独な時間かもしれない。でもその時間の中に無限の楽しみがあるからこそ、読書をやめることはできないんだ。読書の楽しみはまさにここにあるのだろう。

読書の腕前 岡崎武志 著
光文社新書 光文社 刊
294p 780円

2007年3月18日 (日)

バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ パッスム2003

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年末とある餅つき大会で熟成したバルベーラをいただいて、この品種の魅力に改めて気づかされた。で、最近は選択に困るとバルベーラはないか、と探してしまう。

今回も伊丹空港のグラシアスさんで、何か果実実のパワーにあふれたようなものはないか聞いたところ薦めてくださったのがこれ。普通のバルベーラと違って、名前のパッスムからわかるとおり、摘んだブドウを陰干しして糖度を上げて造っているとのことだ。

結構重厚で甘ったるいんじゃないか、という不安もあった。そういうのは結構苦手。で、開けたときの香りはその不安を打ち消すかのように重い感じではない。プラム、スミレ、ラベンダー的なさわやかな香りが支配的だ。バニラの香りもある。

飲むとやはりバルベーラの特徴である酸は活きている。タンニンは中庸だが、しかしうまく酸の中に溶け込んでいてきめが細かい。ボディのふくらみは大きくはないが、若いいきいきとした果実実があふれていて、甘さも感じるがきわめて上品だ。ぜんぜんしつこさはない。酸がしっかりしているので、口の中をきれいにリフレッシュしてくれる。

ウマミの余韻が飲み干した後も結構長く残る。パッシートしたワインって、アマローネとかどうもしつこさが残るんで敬遠していたんだが、そうじゃないんだ、と認識を改めさせられた。

価格もバルベーラにしては結構するが、パワーと上品さを両立させた価格だけのことはあるワインだと思う。バルベーラって本当に奥が深い。中には酸っぱいだけのもあるけど、そんな表情をいろいろ見せてくれるところがこの品種の愛すべき特徴だと思う。

【グラシアス 4,725円】

ファブレガスは立ち直る

Swtmseaj カーリングカップ決勝での敗北、FAカップ敗退、そしてチャンピオンズ・リーグでもベスト16に終わり、今期無冠がほぼ確実になったアーセナル。

アストン・ヴィラ戦ではかろうじて1−0で勝利し、リヴァプールを抜いて3位になった。そして今日は8位のエヴァートン戦。勝ち点差2のリヴァプールはアストン・ヴィラ戦だ。まずは勝ってもらわなくてはならない。

アンリ不在で得点力を欠くアーセナル。セスクも得点を期待されるポジションではないが、何度かゴールにからむ場面があっても決められない。アンリのいない今だからこそ、今期初得点を決めてもらいたいという期待は大きいはず。

そのファブレガスが残りの試合のモチベーションについて語っている。

「チームは成長し続けているし、次のシーズンは素晴らしいものになると思うよ。」

「ファンのみんなは僕達がトロフィーを獲得することを願っているよね。プレミアではよほどのことが起こらない限り今期の優勝は難しいだろう。でも僕達はまだ諦めていないよ。」

「この落胆から立ち直んなきゃいけないね。ガールフレンドや誰かと別れるときと同じようなものさ。人生だったら立ち直って、そして前よりも強くならなきゃいけないんだ。サッカーだって似たような事が起こるものなんだよ。」

「ヴェンゲル監督はいつも僕達に前を向くよう諭してくれる。誰だって先週のPSV戦にみんなが失望している事は知ってるよ。監督だって僕達のところにやってきて何もなかったんだ、とは言っていない。残念なことが起こってしまったけど、そこから学んで皆にこれ以上落ちていくことはない、アーセナルは強いってことを見せなくちゃならないんだ。」

「プレミアでのリヴァプール戦、エヴァートン戦は大事だね。特にリヴァプール戦、3位の座を確実なものとするためにもね。」

「モチベーションを上げていくことは、今のこの状況ではそう難しいことじゃない。サッカー選手にとってサッカーは人生だし、最も楽しめることなんだよ。だからサッカーが出来るときはいつだって僕はやる気をだせるんだよ。」

「そりゃ普通の試合よりもビッグな試合のほうがモチベーションも上がるのは確かだね。だから2位が視野に入ってきた僕達アーセナルはまだまだがんばらなきゃいけないし、やり遂げたいと思っているんだよ。」

今日の試合がまずはそのワンステップになるように期待したい。

進化しすぎた脳

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人間の複雑な機能、行動を制御する脳。特に筋肉や内臓などの器官を司っている以上さぞかし正確無比なつくりなんだろうと思っていたが...この本はそんな脳への思いを根底から覆してくれる。「脳はなんてあいまいなんだ!!」と思い知らされ、そしてそう考えてみれば人間の理解できない行動、感情の起伏なんかも素直に受け止められるようになる。

素直に考えれば、もし脳が正確無比なら人間の行動って画一的になってしまう。もしすべてを正確に記憶してしまえば、一度会った人が少しでも容姿を変えてきたら、その人とは判断しない。たとえ年月を隔てても、「あ、あの人だ」とわかるのは、すべて脳の記憶のあいまいさのなせる業なんだ。

先進の脳科学者で、以前脳の記憶に大きな役割を演じる「海馬」という本を糸井重里氏と著した池谷裕二氏。この著書では高校生に対する4回の講義形式で脳にまつわるすばらしいメカニズムの数々を解き明かしていく。本の帯にも書かれているが、確かにこれほど深い内容を平易に書かれた本はそうない。

380ページで中身も非常に濃い。錯覚が起こる理由や、記憶のメカニズム、アルツハイマー病の話など、興味深いテーマも多く盛り込まれてしかもやさしく解きほぐすように書かれている。まさに知的好奇心を充足させてくれる一冊だった。

進化しすぎた脳 池谷裕二著
講談社ブルーバックス 講談社刊
397p 1,000円

2007年3月17日 (土)

聖地巡礼自分探しの旅へ

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万博公園でフットサルした後、国立民族学博物館での特別展へ。

しかしここは広い。併せて常設展も、と思っていたら甘かった。で、断念して特別展だけに。

スペインでの巡礼といえばサン・ティアーゴ・デ・コンポステーラへの旅だ。かつて聖ヤコブの遺体が流れ着いた場所に建てられた大聖堂への長い旅路になぜこれほど多くの人がひきつけられるのか?

道程の殆どは平坦な道だという。脚には楽なこの道が実はつらいんだと巡礼は言う。何もない時が一番つらい、人生を振り返るとそういうものだ、だから巡礼者達はこの道を人生になぞらえて進んで行くのだそうだ。

この展覧会では一人の退役軍人の巡礼の旅を、途中の遺跡や村々の風景を交えて映像中心に展示している。
この日は音声ガイドを無料貸出していたし、そのポイントでは巡礼者の様にスタンプを押していく演出もある。普段目にする機会が少ない場所、特にコンクのサント・フォア教会の映像は貴重だ。

一時間しかなかったのでかなりはしょったが、もう少し見ていたかった。でも420円だしまた来るか。常設も見てないし。

2月のプレミア再優秀はギグス&ファギー

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プレミアシップ2月の最優秀選手と再優秀監督が発表され、最優秀選手にはライアン・ギグス、最優秀監督にはサー・アレックス・ファーガソン監督が選ばれた。ともにマンチェスター・ユナイテッドからの選出、このコンビでの選出は昨年8月以来2度目となる。

選出した委員の評。
「一貫性が今期のMUが成功している鍵だ。そしてギグスの貢献以上の具体例は他にない。ギグスとファーガソン監督のリーダーシップがフラム戦でのゲームの流れを覆し、そしてプレミアのタイトル奪取に向けたMUのポジションを維持している。」

33歳になるライアン・ギグスはこれが8月に続いて2回目の受賞。長い選手経歴を持つ彼だが、8月の初受賞までこの賞にはずっと縁がなかった。それだけ今年の彼の活躍、ひいてはMUの快進撃が顕著だと言うことだ。

2月はトッテナム戦とフラム戦でのゴールを決め、今期4得点のうちの2得点、チームの首位固めに大きく貢献してきた。彼の功績にはチームのC・ロナウドも賛辞を惜しまない。そのギグスもこの緊張感の中で少ない休息で多くの試合に出場する困難さについて語っている。

「僕にとって大変なのは、いま現在まさに置かれている状況なんだけど、わずかな間隔で多くの試合をこなさなければならない時の回復、リカバリ−なんだ。でも体の状態に関して、試合中は今までにないくらい良い状態だよ。」

33歳という年齢、今後いつまでプレイできるかについて彼自身は自然体のようだ。

「今までも自分の体を大切にケアするよう努力してきたからね。あとは僕のこの体が僕自身をどんな所へ連れて行ってくれるのか見守るしかないんじゃないかな。」

長持ちギグスは今選手生活最高の高みに立とうとしているのかもしれない。しかし彼自身はあくまで自然体で、自分の体と対話しながらこれからも攻守にわたって献身的な闘いを続けていく覚悟のようだ。

ソミュール・シャンピニー2000 クロ・ルジャール

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ロワールというと涼しい気候ということで、比較的酸の特徴が顕著なワインが多い。その鋭い酸を和らげるためにシャンパーニュという「技術」が生まれたのだが、最近では地球温暖化の現象かロワールでもその特徴が薄らいできているという。ちょっと心配。

ロワールの赤というと、サンセールのピノ・ノワールやアンジューのガメイもあるが、やはりカベルネ・フランが本命だ。ボルドーでのブレンド品種でもあるカベルネ・フランだが、ロワールでは単一品種で作られる。で、この品種の特徴が知りたければ、ロワールのフランを飲むにしくはない。

クロ・ルジャールはソミュール・シャンピニーでも最良の作り手だ。収穫量を低く抑え、オーガニック農法を採用し、一部はビオディナミを採用している。

開けてすぐフランの特徴といわれる鉛筆削りの香り、青いピーマンの香りがプワーッと広がる。色は明るめの赤紫だが、全体に熟成を感じる褐色味も帯びてきているようだ。

しばらくおいておくと、最初の削りかす的な香りが収束し、バニラ、ミンティーな香りが出てくる。

アタックはおとなしいが、やはり酸が顕著だ。フランスの赤ワインでこういう酸が際立つワインも珍しい。ようやくイタリアのバルベーラが思いつく程度だ。最初の酸から繊細なタンニンに繋がっていく。タンニンは少し荒くボリューム感もそこそこだ。しかし余韻はかなり長い。酸の中に溶け込んだ果実実が口の中をかなり長くくすぐる。

土地と気候を反映した繊細な作りながら、複雑な香り、味を作り上げたのは、やはり作り手のこだわりなのだろう。こういう土地とブドウの特徴を色濃く反映したワインは、味に特徴があってもすごく好感が持てる。けっこうこういうワインに癒される自分は、他からみるとかなり変わってるかな?まわりにカベルネ・フランが好きな人皆無だし...

【通信販売だったので忘れました...価格は4千円くらい?】

戻ってきたぜ ロシツキー

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チャンピオンズ・リーグの敗退ショックから明けて14日水曜日のプレミアシップ、13位のアストンヴィラ戦は1−0で勝利した。試合はまだ見ていないのだが勝ったは勝ったものの内容はあまりよくない試合だったようだ。セスクは精彩を欠き、ディアビーのラッキーゴールで勝ちを拾ったらしいが、それでも勝ちは勝ち、待望の3位に浮上した。

そんな状況でもロシツキーが帰ってきたことは朗報だ。再度ラインからの攻撃に勢いが戻ってきそうだ。これでシュートにいまひとつ精度があれば、得点も期待できるんだが。

残り10ゲーム、大事な試合が続くが、ロシツキーもフル出場する気迫で語っている。

「負傷欠場は全くつらかったよ。ケガから回復して月曜日から練習に復帰し、火曜日には監督からアストンヴィラ戦に呼ばれたんだ。」

「後半の最後の時間だったけどピッチに立ててうれしかったよ。だって100%回復したってことが自分でも証明できたからね。何の問題も感じなかったよ。痛みはもうないし、完全にサッカーに集中することができるさ。」

ロシツキーは現実主義なのか、アーセナルが3位に終ることを予期しているようだ。しかしその3位が今後の浮上のきっかけになると言う。

「あの勝利は重要だったよ。だってリバプールを追い越したんだからね。プレミアシップ終盤戦の大きな目標だよ。」

どうやら今期は無冠に終りそうだが、次につなげるための戦いを続けて欲しい。そのためにはロシツキー、そして4月末には戻ってくるファン・ペルシーに大きな期待を託したい。

2007年3月14日 (水)

リオネル・メッシはバルサを救う

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メッシのためのクラシコだった。ファン・ニステルローイの2点を含めて3−2で敗戦目前だったバルサを救ったのは、ケガで苦しんできたメッシの3点目だった。

そのメッシは試合を振り返って、彼にとっても特別な試合だったと語っている。

「特別な試合だった。(レアルのホームである)ベルナベウ・スタジアムでは、過去レアルと2回戦っていたんだけど僕は得点できなかった。今回の試合こそ僕がやらなきゃならなかった事だったんだけど、幸運にもそういう試合ができて、しかも3ゴール、ハットトリックだ。やりたい事ができた、って感じだね。」

「僕達はああいう展開を望んではいなかった。でもあんな状況では僕達に選択の余地はなかったんだ。自分達の誇りと仲間のために負けたくなかった。そして最後は負けなかった。」

メッシの活躍には、両チームの監督にも賛辞を惜しまなかった。まずはバルサ・ライカールト監督。
「一人ですべての得点を挙げて、しかも決定的な1点をあげたとなれば、その試合は選手にとって本当に特別なものになるよ。メッシはまさに恐るべき才能の持ち主だ。」

敵将カペッロも今回のメッシの活躍には脱帽だ。
「ロナウジーニョのようにメッシも有り余る才能があるから、いつだって相手を圧倒することができるんだよ。」

そして、メッシの影で一人のプレイヤーがバルサを去ることになりそうだ。メッシ不在の時には存在感を示したサビオラには未だにバルサからの新たな契約に関するオファーはない。
「バルサでプレイし続けることは難しいだろうと思っている。まずは僕としては残留を考えているけど、クラブ側は未だに僕に何のオファーも申し出ていない。」

「もし状況が変わらなければ、クラブを去ることが自然な運びだろう。」

メッシとサビオラ、まさに明暗が分かれた。プロとは厳しいものだとつくづく思い知らされる。

ガストハウス44

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1時を回って、そろそろ落ち着いただろうと、ランチタイムヘ。家の近くで、のつもりだったが、ふと思いついて本町へ。

四ツ橋線のほうから出て、中央通りを南に一本入った通りにあるガストハウス44へ。ここはドイツ料理を出すということで、以前から気にはなっていた。

ランチは四種類から選ぶことができる。今日は骨付き鶏の猟師風をチョイス。

皿一杯で思いの外ボリュームがある。味もしっかりついている。ドイツ料理といえばジャガイモ、ということでジャガイモもしっかり添えられていた。

840円で満腹になった。結構満足です。ワインの空き瓶を見ていたら、いいものを置いていたので、夜は夜で楽しめるようだ。勿論ビールも各種置いてある。カウンターもあるので、一人使いも出来そうだ。今度晩飯に行ってみるか?17:00から19:00の時間帯は、1,500円でビール1杯とディナー1皿がつくいわゆる「ほろ酔い」セットもあるようだ。

ガストハウス44
大阪市西区阿波座1−12−8
06−6533−3443

月〜土 11:30〜23:30(L.O.22:30)
日   17:00〜22:30(L.O.21:30)
祝日 定休日

ダリ展

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大阪天保山、サントリーミュージアムで開かれているダリ展に。

平日とあってすいている。こういう催しはやはり平日がいい。

若い頃から晩年に至るまで万遍なく展示されている。油絵からデッサン、オブジェ、文学作品まで、この作家の多岐にわたる表現を感じとることができる。

というか、この画家は生きている事自体が芸術表現だったのかもしれない。あの奇行にしろ、ヒゲにしろ。
あまり驚かされるような大作はない。正直どこかで見たイメージがついてまわってしまう。むしろ、若い頃、何かをやってやろうと印象派やキュビズムの手法を用いて試行錯誤していた頃の作品の方が興味深かった。

画集はコンパクトで説明も多く楽しめそうだった。もっとも、僕は今月使いすぎのため、ケチリました。普通なら買ってたかも?

2007年3月13日 (火)

セスク、チェルシー打倒に賭ける

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ただ今アーセナルTVでPSVとの第2レグを放映中。セスクもよく動いているが、シュートが決まらない。どうも浮いてしまう。アレックスのオウンゴールの後、アデバヨールのシュートの後、セスクのシュートはやはりきめてもらわなければならなかった。しかしこんなに悔しそうな彼も初めてだった。

今、チームの得点力がないだけに、セスクにもついつい得点を期待をしてしまう。今期プレミアでも無得点。ラストパスに重きを置いているんだろうけど、ランパードのようなミドルは期待していないが、せめて決められるところはふかさずに決めて欲しいものだ。

水曜日は13位のアストン・ヴィラ戦。ここで勝つか引き分けでリヴァプールを抜いて3位に浮上するが、まずはきっちり勝ってイヤなムードも断ち切り、チェルシーに喰らいついていってもらいたい。

セスクも2位の座を諦めてはいないようだ。チェルシーとの差は11点。しかしアーセナルは現段階でチェルシーと1試合進行が遅く、そして5月5日はホームで直接対決、と6点はひっくり返せる立場にある。

「2週間で3つのカップ戦に敗退したという事態を受け入れることは難しいよ。でも僕らはプロで、僕達はアーセナルなんだ。だから出来うる限りの力強さを取り戻すために全力を尽くさなければならないんだ。」

「2位を掴めるか見ていてほしい。残りの試合すべて勝てば、まだまだチャンスはあるよ。チェルシーはまだマンチェスター・ユナイテッドとの試合を残しているから、僕は可能性はあると思うんだよ。」

セスク・ファブレガスもこの2週間で立て続けに3つのカップ戦、カーリングカップ、FAカップ、そしてチャンピオンズ・リーグに敗退したことはショックだったようだ。しかし彼はそこから立ち直り、モチベーションを高めていかなければならないと思っているようだ。若き司令塔は前を見る。

「カーリングカップは決勝戦だったから他の闘いとは違っていたよね。僕らは試合を通してずっとうまくやっていたんだ。でもブラックバーン戦では一貫性を欠いていた。チャンスはいくつも作ったけど、ゴールネットをもう一度揺らすことはできなかった。その事がいつだって最も決定的な事なんだよ。」

「そしてPSV戦、180分間で4本のシュートだったが彼らは2ゴールを決めた。それがサッカーなんだって僕は思うし、僕達はこの結果から学ばなければならないよ。」

たしかに学ぶべき、反省すべき点が多い2週間だった。アンリはケガで残りの出場は絶望となり、状況は苦しい。しかしこれがある意味「脱アンリ」、アーセナルの次へのステップになるのかもしれない。常にポジティブな姿勢を保って、残りのプレミアを戦い抜いてくれ、ファブレガス!!

2007年3月11日 (日)

キャンティ・クラッシコ レ・トラーメ2002 ポデーレ・レ・ボンチェ

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イタリアワイン定番のキャンティ。偏屈な自分としてはどうしても珍しもの好きのため、あえて自分から手を出さないきらいがある。キャンティ自体は酸と果実味にあふれた素晴らしいワインで自分も好みのタイプなんだが、いかんせんあまりにも鉄板なんで...でも反省してチョイス。

なかなか愛らしいラベルで好感を持った。こういう入り口も結構大事。香りはビオらしい還元香が非常に強い。この香りが嫌いな人はここでダメかも?開けてから時間が経つと変わってくるのかもしれないが、開けた時点ではかなり「うっ」とくる香りがする。そしてやはり時間と共にベリー、ヨード、ミントの香りが取れるようになってきた。色調は若干明るめのルビー色。そんなに古くはないはずなんだが、縁のほうは少し褐色味も帯びている。

アタックの瞬間は丸いが、すぐにシャープな酸が襲ってきた。そしてそれに引き続くかのようにまだ荒いタンニンがやってくる。味わいは果実実にあふれており、噛み締めるワインだ。しかし良くも悪くも非常にストレート、スポーツカーのように通り過ぎていく。もう少し熟成させると、単に走り抜けるだけでなく、熟成の感覚も味わえたのかも知れない。

荒削りな感じをまだまだ残したキャンティ。まだまだ開けるのは早すぎたのか?熟成のためにいま少し残しておきたいようなワインだった。

【WINESHOP FUJIMARU 3,670円】 

バルベーラ・ダルバ2004 ジョヴァンニ・カノーニカ

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ピエモンテと言えばやはりバローロ、バルバレスコがまず頭に浮かんでくる。ネッビオーロ種から作られるこの銘酒は、若い頃からレンガ色の色調を持って熟成感を漂わし、酸とボディの豊かさを併せ持つ、類例を見ない特色あるワインだ。でも結構ヘビーで価格も...ということでそんなにしょっちゅう飲みたくなるものでもない。

で、ヴァリュー・ピエモンテとなるとバルベーラかドルチェットを探すことになる。ドルチェットが「中庸」の魅力ですべてが丸くまとまったのみ心地であるのに対して、バルベーラは「鮮烈」、酸のシャープさに魅力を感じる。以前は薄く酸っぱいだけのバルベーラが蔓延していたが、最近は力強さを秘めたバルベーラが多く出てきたのがうれしい。事実、自分の周りでもバローロなんかよりそうしたバルベーラのほうが人気がある場合が多い。昔は使い勝手が難しかったんだが...

で、このワインもそうしたバルベーラの一つ。色はかなり濃厚で、細かい澱もある。縁まで一様に色が詰まった感じだ。

香りはプラム、湿った土、セルロイドを感じる。どちらかというと重めの落ち着いた香りだ。口に含むと最初はなめらかなのだが、その後で鮮烈な酸が口の中を突き刺してくるような感覚に襲われる。そして少し荒っぽいタンニンが口の中に広がり、そしてそのタンニンを第二陣の酸が持ち上げてくる。最後には舌の横側が絞られるような感覚を残しながらしなやかな余韻が比較的長く続く。

口の中を「暴れん坊将軍」のように勝手に暴れまわった挙句、それでも最後は清涼感を残しつつ引いていく。バルベーラに求める資質を十分に備えた「楽しめる」ワインだ。こういうハツラツとしたワインを飲むと気分も良くなる。いいっすね〜、バルベーラ。

【WINESHOP FUJIMARU 3,000円】

リオネル・メッシ レアル戦を前に

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もう結果は出ている。3−3でドロー、そしてメッシがバルセロナの敗戦を救った。メッシはロスタイムでの起死回生の1点を含めて、前得点をたたき出すハットトリックの活躍、なんとか勝ち点1を獲得して暫定首位となった。

前日ロベルト・カルロスの退団報道があった中、戦力的にはバルセロナ優勢と思っていたが、バルセロナは前半で退場者を出し10人の戦いを強いられた。レアルはニステルローイが2点を挙げているが、ホントにニステルローイがいなかったらレアルはどうなっていただろう?という感じだ。

そのメッシが試合を前にクラシコ戦への思いを語っている。

「僕は負けることを恐れるよりも勝ちに行くことが重要だと常に思っている。クラシコを前にした週は、みんな誰が先発するか知りたくてたまらないんだね。」

「バルセロナの街を歩いていると、僕に街のみんなが「勝ってくれよ!」って声をかけてくるんだ。僕の一挙一動にみんなが注意を払っている、信じられないかもしれないけど、本当にそんな感じなんだよ。とてもいい感じさ。だって皆が僕を勇気づけてくれている、僕を愛してくれているってことだからね。」

そのメッシはプレミアシップへの興味についても語った。

「プレミアシップは好きだよ。あのリズム感が好きなんだ。アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リヴァプールの試合は見るのが楽しいよ。どのチームの選手もスペインリーグでプレイできるだろうと思う。特にネヴィル、ウォルコット、ランパード、ルーニーかな。特にジョー・コールのプレイスタイルが好きなんだ。」

メッシがプレミアで戦う日もあるんだろうか?でも当面はバルセロナが手放さないだろうなぁ。

2007年3月10日 (土)

中津ミストラル

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今日のランチは、御堂筋線中津駅から歩いて5分ほどのミストラルへ。

ここは知っている限りでも十年以上の老舗。最近中津近辺はフレンチやら、カフェがどんどん増えている。なかなか大変な環境になってきた。

今日は子羊のカツレツをいただいた。衣は薄いが、さくさくしている。味つけもあっさり。でも、以前はもう少し力強かったような?
これだけだったら840円。温かいバケットは皮はバリッとし、中はもっちりしている。食事のお供には申し分ない。

ロベカル 銀河を去る...

M60q5dww レアル・マドリッドのDFロベルト・カルロスが11年間在籍したチームを今シーズン限りで去ると発表した。6月30日で切れる原契約をもってレアルに別れを告げる。

「契約を更新しないことにした。クラブでの生活に別れを告げる時が来たんだ。チームを去り、新しい挑戦を始める。何も勝ち取れなかった3年間を経て、僕はこの決意を迫られたんだ。」

「ヨーロッパでプレイし続けるかどうかはわからない。あるいはもしかしたら家族に近いブラジルに戻る必要があるかもしれない。」

ロベルト・カルロスは1996年、インテルからレアル・マドリッドに移籍した。それはカペッロがクラブの監督に就任した最初の年でもあった。今期監督に復帰したカペッロは、土曜日に宿敵バルセロナとの戦いを控えたこの時点での盟友の退団発言に当惑を隠せない。

「初耳というわけではなかった。でも明らかにこれを言うべき時ではなかったと思う。でも誰にだって言いたい事を言う権利はある。」

ロベルト・カルロスはレアルでの外国人選手の誰よりも数多くの試合に出場し、3つのリーグ制覇を始め、数多くのタイトルも手にしてきた。ここ3シーズンは優勝から遠ざかり、監督の交代も相次いだ。CLでも01−02シーズンの優勝から徐々に順位が下降、今年も昨年に続いてベスト16で敗退した。かつての「銀河系軍団」も残すは13年目のラウールくらいになってしまった。

「僕はもう33歳だ。これ以上の苦痛にさらされるいわれはないと思う。レアルには11年間在籍し、その7年半で数多くの栄誉を勝ち取った。でもたった1試合に敗れて、すべての責任が僕一身に降りかかっている。これを受け入れることはできない。」

「水曜日の試合に関しては気まずく感じた。その事については多くを語ってきたが、今この瞬間、僕のレアルにおける経歴は終わりを告げる。」

「僕の退団はマルセロやミゲル・トーレスにとっては良い方向に働くだろう。彼らはチームの将来だし、伸びてもらうための機会が与えられなければならない。僕は違うチーム、違う国、違う場所で自分のモチベーションを捜し求めなければならないと思っている。」

「この決意は僕自身が下したものだ。僕はレアルのファンをだましたくはない。今レアルを去り、自分の人生についてもっと考えてみるほうが良いと思った。今が自分の人生できわどい瞬間だ。そしてとても悲しいよ。」

またしてもレアルから名選手が去っていくことになった。果たして彼はどこでプレイすることになるのか?

C・ロナウド 契約交渉開始!

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写真はチャンピオンズリーグでイエローカードももらう際に「カンベンしてくださいよ〜」と審判に泣きつく(?)クリスティアーノ・ロナウド。こういうのは万国共通、男前もなぜか情けなく見えてしまう。ちょっと安心!?

そのC・ロナウド、バルセロナやレアル・マドリッドからの誘いや、本人もMUから移籍を願っているなどの報道もあり、その動向が注目されている。

C・ロナウドとMUの契約は2010年までだが、今回MU間での契約延長に関する交渉が開始された。

「僕達は話し合いを持ったが、出来る限り早く合意に達したいと思っている。まだ何も決めていないけど、チームにとどまりたい。いつの日にかスペインでプレイしたいんだけど、今はここマンチェスター・ユナイテッドにいるのが幸せなんだ。」

「人生ではどんなことでも確実、と言えることはないよ。でもこのチームにいることは幸せだし、チームに残りたい。でもサッカーでは何も保証はない。」

ファーがソン監督は今期のMU快進撃の立役者を去らせるつもりは全くないようだ。

「クリスティアーノは彼にふさわしいクラブにいる。彼が留まりたいといっている以上、彼を去らせる理由がどこにあるというのか。ここ2、3週彼と交渉を続けてきたが、我々は彼があと2、3年はMUでプレイするという結論に達することができると思っている。」

プレミアシップ制覇の現実が近づく中で、CLでもその安定した力を発揮してベスト8進出を決めた。今月号のイギリスサッカー雑誌「Four Four Two」はC・ロナウドとドログバの特集を組んでいる。紀伊国屋の洋書雑誌コーナーでは必ず何誌か余りはあるが、今月はすでに売り切れていた。日本でもC・ロナウドの力ってすごいと感じた。このドル箱スターを今のMUに手放すことはまずできないだろう。あとはどれだけの条件が出されるかの問題か?

2007年3月 8日 (木)

アーセナル CL敗退

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試合の詳報は不明だが、アーセナルVSPSVのホーム・エミレーツでの第二レグ、結果は1−1の引き分け。これでアーセナルの敗退が決定した。

アーセナルの得点は後半、相手チームのDFアレックスのオウンゴールによるもの。その後アレックスがそれを帳消しにするゴールを決めて、結局1−1。アウェイゴールは2倍となり、第1レグが0−1、第2レグが1−1となり、合計1−2、アーセナルのベスト16での敗退が決まった。

その他ではマンチェスター・ユナイテッドがリールを、バイエルン・ミュンヘンがレアル・マドリッドを退けてベスト8に進出を決めた。

セルティックとミランは前後半を終えてスコアレスドロー。ついに延長に突入したが、その前半カカがゴールを決めた。
結局これが決勝点。セルティックのベスト8進出はならなかった。

アーセナルの敗退により、プレミア4強そろってのベスト8進出はならなかった。結局1点も取れなかったことは残念。アンリの出場も実らなかった。

これでベスト8はMU、チェルシー、リヴァプール、ミラン、ローマ、バイエルン、バレンシア、PSVとなった。

2007年3月 7日 (水)

テッレラーレ・リゼルヴァ2000 DOCカリニャーノ・デル・スルチス

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シチリアに比べて影が薄いサルディーニャ島。地中海ではシチリア島に次いで大きさ2位である。

どちらも王国ながらシチリア王国の成立は12世紀、シチリア王であり神聖ローマ皇帝であるフェデリーコ(フリードリッピ)2世によってノルマン、アラブ、ビザンツ文化が融合した独自の宮廷文化を花咲かせたシチリア島に比べると、サルディーニャ王国の成立は18世紀。しかも当時のサヴォア公、ヴィットーリオ・アメーデオ2世はスペイン継承戦争の「論功」で核の高いシチリア島を断念する代わりにこの島を与えられた。その代わり王号を名乗ることは許され、これが後のイタリア王国の元となる。

そんなサルディーニャ島も開発が遅れ、やはり現代でも取り残された存在となっているようだ。しかしワインでは最近注目も集まりつつある地域の一つだ。

このワインはカリニャーノ種主体。フランス語では「愛好家の嫌われ者」カリニャンだ。サルディーニャではスペイン側の西部で栽培されている。もともとカリニャン自体はスペインが起源ということだ。

2000年と言うことで、ヨーロッパ全体がいい年だったビンテージ。でもカリニャンが7年の熟成に耐えうるのか?心もとなかったが、開けてみると思いのほか香りが開いている。甘いポートワインの香り、カカオ、シナモン等香辛料的な香りが顕著だ。色はまだ熟成感はない。オレンジをわずかに帯びつつあるかと言う程度の赤紫色だ。

アタックは滑らか。最初はマルサラのような甘みを感じたがその後酸がスーッとやって来て、酸に包まれていた少し荒めのタンニンが口の中に広がる。余韻は短めだが、口の中に含んだ後にカカオの香りが鼻腔をフワッと上がってくる感覚が心地いい。

フランスのカリニャンとはぜんぜん違う。これほどまろやかなワインに仕上がるとは少し驚きだ。酸とタンニンがうまくバランスしている。上品と言う感じではないが、「ウマミ」にあふれたワインで7年の熟成がこのこなれた感じを生み出したのだろうか。

何度かカリニャーノ・デル・スルチスは飲んだが、ここまで評価できるのは初めてだ。阪神で試飲販売していたが、結構売れていた。一杯飲んでもっと飲みたくなる、そんなワインだと思うし、実際売り場でもそうだった。旨いワインはやはり正直に売れるものです。しかも2千円以下だし。今年最高の「GOOD JOB」!

【阪神百貨店 1,800円?】

興奮さめやらぬリヴァプール

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昨年のチャンピオン、バルサをリヴァプールが撃退したということで、UKのスポーツサイトもその関連ニュースが多い。選手達も昨日の夜を興奮気味に語っている。

その中のインタビューから拾ってみた。まずはジェラード。この大事な一戦を勝ち抜いた自信と、チームを率いてきたベニーテス監督への敬意と信頼を表している。

「チャンピオンを撃退するのに驚異的な力を発揮した。この2試合に関しては僕達はそう言われるに値するものだったと思うよ。今や僕達には誰の挑戦でも受ける準備がある。」

「ゴールを許した後も、精神力、根性、決断力を相手チームよりも示したと思う。相手の攻撃を体を張って止め、攻撃のラインに割って入り、マークにピッタリと付き続けた。」

「ベニーテス監督を尊敬してるし、全幅の信頼を置いているんだ。彼は自分が世界最高の監督の一人だということ、そしてそのことをヨーロッパで用いた戦術によって証明したんだ。」

続いて献身的なパフォーマンスで貢献したベラミー。彼のキャリアを通しても最高の試合だったと振り返る。

「第1レグ、第2レグの2試合は、最高のチームが通過していくものなんだ。そして僕達は最高のチームだったということだ。」

「僕の人生で驚くべき出来事だし、最高の夜だった。試合のテンポやいろいろなことを考えても、今でも信じられないよ。こんなレベルの試合はいままで経験したことがなかった。」

ジェラードと共に中盤の要を担ったシャビ・アロンソはスタジアムに詰め掛けたファンたちを称えた。

「すごい雰囲気に包まれるだろうってことはわかっていた。ファンたちのサポートが強力だったし、僕にとってはその事がリヴァプールファンは世界最高だ、って言える理由なんだよ。」

リヴァプールは2005年に栄冠を手にしたが、その再現を狙うための次の関門、ベスト8での対戦相手を決める抽選を前に、シャビ・アロンソはどんなチームが来ても恐れはしないと自信を語る。

「一つずつ着実に勝たないといけないし、現実を見据えていくようにしなきゃね。ベスト8でもタフでたくましいチームとぶつかるだろう。すべてのチームに敬意は持っているけど、恐れてはいないよ。」

後に続け、アーセナル!!